JP2004234220A - 受発注管理装置、受発注管理装置に用いるプログラム、商品の受発注方法 - Google Patents

受発注管理装置、受発注管理装置に用いるプログラム、商品の受発注方法 Download PDF

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Abstract

【課題】商品を発注する発注企業と商品を受注する受注企業とで行われる商品の受発注を取りまとめる仲介サービスをネットワーク上のサーバコンピュータ4で行うことで発注企業と受注企業との多対多の商品取引を実現する。
【解決手段】このWeb−EDIシステムは、商品の受発注を取りまとめる企業Tの基幹(バックエンド)システム47に組み込まれるフロントエンドサーバ43,44を有している。フロントエンドサーバ43,44は、発注された商品の発注情報が登録される発注テーブル51と、予め設定されたタイムスケジュールに基づいて発注テーブル51の発注情報を受発注管理テーブル47aを介して受注先の受注企業毎に振り分けて受注テーブル61に登録するEDIデータ連携部45,46を有している。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば商品を発注する企業と商品を受注する企業との商品の受発注を仲介する受発注管理装置、受発注管理装置に用いるプログラム、商品の受発注方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子データ変換(Electronic Data Interchange:以下EDIと称す)を利用した従来の受注システムとしては、ユーザ端末とこのユーザ端末に第1ネットワーク(インターネット等)を介して接続した発注データ変換システムと基幹業務システムとを備える受注処理システムが提案されている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載されている受注処理システムの場合、発注データ変換システム内に、Webサイトにアクセスした注文者から発注された製品の受注データを受信するウェブサーバと、このウェブサーバに第2ネットワーク(WAN等)を介して接続した受注用サーバと、ウェブサーバが受信した受注データを基幹業務システムで取り扱う形式のデータに変換するEDIサーバとが備えられている。特許文献1のシステムの場合、ウェブサーバはインターネットを通じてウェブサイトにアクセスしてきた注文者の端末に発注入力画面を送信して端末に表示させ、注文者は端末に表示された発注入力画面に従って操作して製品の発注内容を示す発注データを作成してインターネットを通じてウェブサーバに送信することで発注を行う。
また、インターネットとEDIを利用した通信技術としては、受注のみならず発注も行うようにしたものもある(例えば特許文献2参照)。
特許文献2には、WebEDIサーバとEDIサーバとをファイヤウオールを介して接続したEDI受発注システムと、このEDI受発注システムにインターネットを介して接続されたWebクライアントとから構成されたシステムが示されている。EDI受発注システムは発注者の管理下におかれるシステムであり、Webクライアントは受注者の管理下におかれる。
このシステムは、受注者のWebクライアントとEDI受発注システムとの間でEDIに関するデータのアップロードおよびダウンロードを行うことで受注者と発注者間の商取引(受発注)を実現するものである。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−304556号公報(図8)
【特許文献2】
特開2002−312646号公報(図1)
【0004】
ところで、企業間取引においては、発注企業が購入を希望するすべての商品を、ある一つの受注企業で用意(納入)できるとは限らず、複数の受注企業にまたがって発注をかけることが多い。特に複数の部品を組み立てて製品化するような場合は、一つの部品でも調達時期が遅れると製品完成がずれ込み、膨大な損失が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した先行技術は、いずれも受注企業と発注企業がインターネットを介して一対一でやり取りする形態の技術であり、いずれかの企業が受注データや発注データを相互にやり取りするためのシステムを持つことになり、いずれか一方でのみシステムを維持あるいは管理する負担がかかることになる。
また、上記EDIサーバ、Webサーバなどからなる受注システムを、例えば受注企業が導入したとしても、発注企業は、受注企業が扱う商品の中からでしか商品を選ぶしことができず、せっかく受注システムを導入した受注企業が取り扱っていない商品については別の受注企業に発注するしかなく、受注企業もシステム導入に見合うだけの受注が見込めず、このような場合、受注企業と発注企業の双方にとってメリットがないという問題がある。
【0006】
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、商品を発注する企業と商品を受注する企業間の商品の受発注を取りまとめる仲介サービスを実現することで発注企業と受注企業の多対多の商品取引を効率よく行うことのできる受発注管理装置、受発注管理装置に用いるプログラム、商品の受発注方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために、本発明の受発注管理装置は、販売対象の商品を受注する受注者毎に前記商品の情報が蓄積された受注者商品情報蓄積手段と、発注者が発注可能な商品の情報が登録される発注者商品情報蓄積手段と、前記受注商品情報蓄積手段に蓄積された商品の情報を取り纏め発注者毎に振り分けて前記発注者商品情報蓄積手段に登録する手段と、前記発注者商品情報蓄積手段に登録された商品の情報を該当発注者毎にネットワーク上に公開する情報公開手段と、前記情報公開手段により公開された商品の情報の中から発注者により発注された商品の発注情報が登録される発注情報蓄積手段と、受注した商品の受注情報が受注者毎に登録される受注情報蓄積手段と、前記発注情報蓄積手段に登録された商品の発注情報を取り纏め受注者毎に振り分けて各受注者の受注情報として前記受注情報蓄積手段に登録する手段と、前記受注情報蓄積手段に登録された受注者毎の受注情報を該当受注者にネットワーク上に公開する手段とを具備したことを特徴としている。
なお、上記受発注管理装置は、発注手段により発注された商品に対する受注者からの受注確認の応答情報および/または納期の応答情報を発注者毎に取り纏めて通知する手段をさらに具備している。また上記受発注管理装置の情報公開手段は、受注者あるいは発注者が受発注サイトにアクセスするためのユーザ認証を行うことで受注者毎あいは発注者毎の商品の情報を公開する手段を具備している。さらに、上記受発注管理装置は、予め設定されたタイムスケジュールに従って、前記情報公開手段で公開あるいは受発注された商品の情報と、基幹システムで取り扱う受発注管理用の商品の情報とのデータマッピングを行うデータ連携手段を備えている。
本発明の受発注管理装置に用いるプログラムは、受発注管理装置に用いられるプログラムにおいて、前記受発注管理装置を、販売対象の商品を受注する受注者毎に前記商品の情報が蓄積された受注者商品情報蓄積手段と、発注者が発注可能な商品の情報が登録される発注者商品情報蓄積手段と、前記受注商品情報蓄積手段に蓄積された商品の情報を取り纏め発注者毎に振り分けて前記発注者商品情報蓄積手段に登録する手段と、前記発注者商品情報蓄積手段に登録された商品の情報を該当発注者毎にネットワーク上に公開する情報公開手段と、前記情報公開手段により公開された商品の情報の中から発注者により発注された商品の発注情報が登録される発注情報蓄積手段と、受注した商品の受注情報が受注者毎に登録される受注情報蓄積手段と、前記発注情報蓄積手段に登録された商品の発注情報を取り纏め受注者毎に振り分けて各受注者の受注情報として前記受注情報蓄積手段に登録する手段と、前記受注情報蓄積手段に登録された受注者毎の受注情報を該当受注者にネットワーク上に公開する手段として機能させる。
本発明の商品の受発注方法は、販売対象の商品を受注する受注者毎に前記商品の情報を受発注管理装置に蓄積するステップと、前記受発注管理装置に蓄積された商品の情報を取り纏め発注者毎に振り分けて、発注者が発注可能な商品の情報として前記受発注管理装置に登録するステップと、前記受発注管理装置に登録された発注者が発注可能な商品の情報を該当発注者毎にネットワーク上に公開するステップと、前記ネットワーク上に公開された商品の情報の中から発注者により発注された商品の発注情報を前記受発注管理装置に登録するステップと、前記受発注管理装置に登録された商品の発注情報を取り纏め受注者毎に振り分けて各受注者の受注情報として前記前記受発注管理装置に登録するステップと、前記受発注管理装置に登録された受注者毎の受注情報を該当受注者にネットワーク上に公開するステップとを有することを特徴としている。
【0008】
本発明では、商品を受注する受注者は、販売対象の商品の情報を受発注管理装置に登録および蓄積する。受発注管理装置では、蓄積された各受注者毎の商品の情報を取り纏めて発注者毎に振り分けられて、発注者が発注可能な商品の情報として受発注管理装置に登録され、この商品の情報が該当発注者にネットワーク上に公開される。
そして、発注者が商品を購入するために、ネットワーク上に公開された商品の情報の中から所望の商品を選定して発注すると、発注者により発注された商品の発注情報が受発注管理装置に登録される。登録された発注者からの商品の発注情報は、受発注管理装置によって取り纏められた上で受注者毎に振り分けられて各受注者の受注情報として受発注管理装置に登録され、その上で該当受注者に向けてネットワーク上に公開される。受発注管理装置は各発注者からの発注された商品を取り纏め受注者毎に振り分けて発注するので、発注者は、個々の受注者を考慮することなく、所望の商品を発注することができる。
このように商品を発注する企業と商品を受注する企業間の商品の受発注を取りまとめる仲介サービスを実現することで発注企業と受注企業の多対多の商品取引を効率よく行うことができるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一つの実施の形態のWeb−EDIシステムの構成を示す図である。
【0010】
このWeb−EDIシステムは、図1に示すように、発注企業Aのコンピュータ1aと、発注企業Bのコンピュータ1bと、受注企業Cのコンピュータ2aと、受注企業Dのコンピュータ2bと、受発注取りまとめ企業Tのサーバコンピュータ4と、これらコンピュータ1a,1b,2a,2bおよびサーバコンピュータ4を接続するネットワークとしてのインターネット3と、サーバコンピュータ4にLANなどの内部ネットワーク5を介して接続された管理用のコンピュータ6(以下管理端末6と称す)とから構成されている。コンピュータ1a,1b,2a,2b、サーバコンピュータ4、管理端末6は、CPU、メモリ、ハードディスク装置、表示装置、通信インターフェース等を備え、ハードディスク装置には、オペレーティングシステム(以下OSと称す)の他、各種アプリケーションソフトウェアがインストールされている。サーバコンピュータ4は商品の受発注を管理する受発注管理装置として機能するものである。
発注企業Aは、例えば規模の比較的大きな企業であり、コンピュータ1aのハードディスク装置には、アプリケーションソフトウェアとして、例えば基幹システム11、Webブラウザ13等のソフトウェアと、受発注サイトにおいて多数の商品を一括して発注するための発注ファイル12、商品マスタファイル14が蓄積されている。商品マスタファイル14は、基幹システム11により編集および操作されるファイルであり、発注企業Aの商品に関する各種情報が蓄積された原本ファイルである。発注ファイル12は、基幹システム11によって商品マスタファイル14からフロントエンドサーバ43で利用可能な形式に変換されて得られる商品発注用のファイルである。
発注企業Bは、例えば規模の比較的小さな企業であり、コンピュータ1bのハードディスク装置には、アプリケーションソフトウェアとして、例えばWebブラウザ13がインストールされている。Webブラウザ13にて、受発注サイトにアクセスすると、発注画面が表示されるので、その発注画面の各入力欄に必要事項を入力することで所望商品の発注を行うことができる。
受注企業Cは、例えば規模の比較的大きな企業であり、コンピュータ2aのハードディスク装置には、アプリケーションソフトウェアとして、例えば基幹システム21、Webブラウザ13等のソフトウェアがインストールされている。またこのハードディスク装置には、受発注サイトからWebブラウザ13でダウンロードされた受注ファイル22が蓄積される。受注ファイル22は、基幹システム21に読み取られて基幹システム21で取り扱い可能な形式の商品マスタファイル22にフォーマット変換される。商品マスタファイル22は、基幹システム21により編集および加工されるファイルである。
発注企業Dは、例えば規模の比較的小さな企業であり、コンピュータ2bのハードディスク装置には、アプリケーションソフトウェアとして、例えばWebブラウザ13等がインストールされている。Webブラウザ13にて受発注サイトにアクセスすると、受注画面が表示される。その受注画面には、発注企業から受注した商品一覧が表示されるので、それぞれの商品の入力欄に必要事項(納入予定日など)を入力することで受注することができる。
【0011】
受発注取りまとめ企業Tのサーバコンピュータ4のハードディスク装置には、アプリケーションソフトウェアとして、例えばWebアプリケーションサーバ41、フロントエンドサーバ43,44、基幹(バックエンド)システム47、メールサーバ48等のソフトウェアがインストールされている。
次に、受発注取りまとめ企業Tのサーバコンピュータ4の構成について説明する。Webアプリケーションサーバ41は、インターネット3上に受発注サイトを公開し受注企業と発注企業に受発注サイトを介して受発注を行わせる情報公開手段であり、受発注サイトにログインした各受発注企業毎の受発注インターフェース(メインメニュー画面、商品情報入力画面(図3参照)、商品情報表示画面(図7参照)、受注画面、商品登録画面、発注データ入力画面(図9参照)、発注データ一括受信画面(図13参照)等)を提供する。
受発注サイトでは、例えば発注データ入力画面にて発注企業の担当者が販売対象の商品の中の希望商品を購入、発注状況の確認、商品の入荷予定の確認、商品の在庫状況の確認、納入済み商品の検品結果の入力、請求額の確認、支払額の入力とその確認等を行える。また、商品情報入力画面では、受注企業の担当者が新規の商品情報の登録、既存商品の登録抹消等を行える。
基幹(バックエンド)システム47には、取引が行われるすべての企業の情報と各企業の商品に関するデータがマスタデータとして所定の取り扱い形式で蓄積されている。
メールサーバ48は、フロントエンドサーバ43,44と各受発注企業との間でやり取りされる電子メールを管理する。
例えばメールサーバ48は、フロントエンドサーバ43,44から発信された電子メールを受信および蓄積し、インターネット3あるいは内部ネットワーク5を介したメール受信要求を受けて該当者へ送信する。
フロントエンドサーバ43は、フロントエンドデータベース50(以下フロントエンドDB50と称す)とEDIデータ連携部45とを有している。
フロントエンドDB50には、発注企業側の取引内容を管理するための各種テーブル(発注テーブル51、入荷予定テーブル52、納品テーブル53、検品受領テーブル54、請求テーブル55、支払テーブル56、在庫テーブル57、商品マスタ58等)が設けられている。
発注テーブル51には、発注企業が受発注サイトで発注した商品の中で各受注企業毎に振り分けられた商品の発注データが登録される。入荷予定テーブル52には、受注企業側からの入荷予定のデータが登録される。納品テーブル53には、受注企業側から納品入力された商品の納品データが登録される。検品受領テーブル54には、受注企業から発注企業に納品された商品を発注企業が実際に検品し受領した結果のデータが登録される。請求テーブル55には、受注企業が納品した商品に対する請求データが登録される。支払テーブル56には、請求額に対して発注企業が支払いを行った支払データが登録される。在庫テーブル57には、受注企業が販売対象として設定した商品の在庫状況を示すデータが登録される。商品マスタ58には、受注企業が販売対象として設定した商品の中から選出されて各発注企業毎に振り分けられた公開対象の商品のデータが登録される。商品マスタ68と商品マスタ58との商品の品揃えが同一の場合もある。
【0012】
EDIデータ連携部45は、Webサイトで各発注企業A,Bから発注され発注テーブル51に登録された商品の発注データを読み出して基幹(バックエンド)システム47の受発注管理テーブル47aにマスタデータとして登録するためのデータ変換処理を行う。また、EDIデータ連携部45は、発注企業A,Bの各発注締め切り時刻、フロントエンドDB50内の各テーブルの情報更新時刻などを管理(タイムスケジュール管理)し、各締め切り時刻になった時点で上記データ変換処理を実行する。
EDIデータ連携部45は、発注された商品を受注する受注企業C,Dに対して発注があったことを通知するため、各発注企業A,B宛の電子メールをメールサーバ48に送信する。
【0013】
EDIデータ連携部45は、商品の受発注に関連するデータ連携の際にエラーが発生した場合、エラーの内容を記載した電子メールを管理端末6の管理担当者および該当企業の担当者を通知先としてメールサーバ48に送信する。
メールサーバ48は、電子メールを受信して蓄積し、メール受信要求を待ち、宛先からのメール受信要求があると、その電子メールを配信する。なお、プッシュ型で電子メールを宛先へ積極的に配信しても良い。
【0014】
フロントエンドサーバ44は、フロントエンドデータベース60(以下フロントエンドDB60と称す)と発注手段としてのEDIデータ連携部46とを有している。
フロントエンドDB60には、受注企業の取引内容を管理するための各種テーブル(受注テーブル61、納入予定テーブル62、納品テーブル63、検品受領テーブル64、請求テーブル65、支払テーブル66、在庫テーブル67、商品マスタ68等)が設けられている。
受注テーブル61には、受発注サイトで取得された商品の発注データのうち自社に振り分けられた商品の受注データが登録される。納入予定テーブル62には、受注企業からの納入予定のデータが登録される。納品テーブル63には、受注企業が納品のために品揃えを行い、確定した納品について、納品入力を行った商品の納品データが登録される。検品受領テーブル64には、受注企業から発注企業に納品された商品を発注企業が実際に検品し受領した結果のデータが登録される。請求テーブル65には、受注企業が納品した商品に対する請求データが登録される。支払テーブル66には、請求額に対して発注企業が支払いを行った支払データが登録される。在庫テーブル67には、受注企業が販売対象として設定した商品の在庫状況を示すデータが登録される。商品マスタ68には、販売対象として各受注企業が設定した商品のデータが各受注企業毎に登録される。
【0015】
EDIデータ連携部46は、基幹(バックエンド)システム47の受発注管理テーブル47aに登録および管理されている発注データから発注商品に該当する受注企業の受注テーブル61に登録する受注データを生成するためのデータ変換処理を行う。また、EDIデータ連携部46は、受注企業C,Dの各受注締め切り時刻、フロントエンドDB60内の各テーブルの各受注企業毎の情報更新時刻等を管理(タイムスケジュール管理)、各締め切り時刻になった時点で上記データ変換処理を実行する。
EDIデータ連携部46は、発注された商品に対する受注企業C,Dからの受注確認の応答情報および/または納期の応答情報を発注企業A,B毎に取り纏めてメールサーバ48に電子メールを送信する。
【0016】
EDIデータ連携部46は、商品の受発注に関連するデータ連携の際にエラーが発生した場合、エラーの内容を記載した電子メールを管理端末6の管理担当者および該当企業の担当者を通知先としてメールサーバ48に送信する。
メールサーバ48は、電子メールを受信して蓄積し、メール受信要求を待ち、宛先からのメール受信要求があると、その電子メールを配信する。
【0017】
すなわち、このサーバコンピュータ4は、販売対象の商品を受注する受注者毎に商品の情報が蓄積された受注者商品情報蓄積手段としての商品マスタ68と、発注者が発注可能な商品の情報が登録される発注者商品情報蓄積手段としての商品マスタ58と、商品マスタ68に蓄積された各受注者からの商品の情報を取り纏め発注者毎に振り分けて商品マスタ58に登録するEDIデータ連携部45と、商品マスタ58に登録された商品の情報を該当発注者に向けてインターネット3上に公開し、また、受注テーブル61に登録された受注者毎の受注情報を該当受注者に向けてインターネット3上で公開する情報公開手段としてのWebアプリケーションサーバ41と、このWebアプリケーションサーバ41により公開された商品の情報の中から発注者により発注された商品の発注情報が登録される発注情報蓄積手段としての発注テーブル51と、受注した商品の受注情報が受注者毎に登録される受注情報蓄積手段としての受注テーブル61と、発注テーブル51に登録された各発注者からの商品の発注情報を取り纏め受注者毎に振り分けて各受注者の受注情報として受注テーブル61に登録するEDIデータ連携部46とを備えたものである。
【0018】
以下、図面を参照してこのWeb−EDIシステムの動作について説明する。まず、図2〜図7を参照してこのWeb−EDIシステムの商品情報登録動作について説明する。
このWeb−EDIシステムにおいて、受注企業、例えば受注企業Dが自社の販売対象商品の情報を受発注サイトに登録する場合、コンピュータ2bにおいてWebブラウザ13を起動し、起動したWebブラウザ13の画面(ブラウザ画面)から利用者が受発注サイトのURL(ユニフォーム・リソース・ロケータ)を入力することで、Webブラウザ13は、対応する受発注サイトにインターネット3を通じてアクセス要求を送信する(図2のステップ101、なお以降ステップをSと称す)。
このアクセス要求を受信した受発注取りまとめ企業Tのサーバコンピュータ4のWebアプリケーションサーバ41は、ユーザログイン画面を転送し、コンピュータ2bのブラウザ画面にユーザログイン画面が表示される。
このユーザログイン画面に、予め登録されているユーザID、パスワードなどのログイン情報を入力することで、ログイン情報がWebアプリケーションサーバ41に送信される(S102)。
【0019】
Webアプリケーションサーバ41によりログイン情報が受信されると、そのログイン情報は、フロントエンドサーバ44のEDIデータ連携部46に渡され、EDIデータ連携部46によって、利用者がこの受発注サイトへ入ることを許可するか否かのユーザ確認(認証処理)が実行される(S103)。
ユーザ確認(認証処理)が正しく済むと、その旨がEDIデータ連携部46からWebアプリケーションサーバ41に通知されるので、Webアプリケーションサーバ41は、メインメニュー画面をコンピュータ2bへ転送し、コンピュータ2bのWebブラウザ13のブラウザ画面にその企業専用のメインメニュー画面が表示される(S104)。
ここで、利用者が、メインメニュー画面にある「商品情報登録」ボタンを選択操作することで(S105)、コンピュータ2bのWebブラウザ13により商品情報入力画面の転送要求が行われる。この転送要求をWebアプリケーションサーバ41が受信すると、Webアプリケーションサーバ41は、転送要求に従ってこの受注企業の商品情報入力画面を転送し、コンピュータ2bのWebブラウザ13のブラウザ画面に、図3に示すような商品情報入力画面71が表示される(S106)。この商品情報入力画面71には、商品情報の各入力欄72、「一括登録」ボタン73などが設けられている。
商品情報入力画面71の商品情報の入力欄に、登録者が登録対象商品の情報を入力することで、コンピュータ2bのWebブラウザ13によって商品の情報がインターネット3を通じてサーバコンピュータ4へ送信される(S107)。
商品の情報がサーバコンピュータ4に受信されると(S108)、EDIデータ連携部46は、フロントエンドDB60への情報登録処理を行い、これにより、商品情報が受注企業Dの商品マスタ68に蓄積(登録)される(S109)。
なお、比較的規模が大きな受注企業、例えば受注企業Cなどは、基幹システム21を保有している。基幹システム21は、自身が持っている商品マスタの形式の情報を、商品マスタ68の形式に合致する形式に変換し商品マスタファイル23を作成する。
このような場合、上記商品情報入力画面71に設けられている「一括登録」ボタン73を選択操作することで、Webブラウザ13により受注ファイル22がサーバコンピュータ4へ送信されるので、多数の商品情報を自社の商品マスタ68に一括して蓄積(登録)することができる。
商品マスタ68には、図4に示すように、項目名称、KEY、属性等の登録欄があり、商品一つごとに各情報が登録される。項目名称は、[ヘッダ]の項目と[明細]の項目に区分されている。
この例では、受注企業C社の入力内容としては、例えば登録番号A0000001で、登録者PPPP、JAN111111111,222222222が登録され、登録番号A0000002で、登録者PPPP、JAN333333333,が登録されている。また、受注企業D社の入力内容としては、例えば登録番号B0000001で、登録者QQQQ、JAN333333333,444444444,555555555が登録されている。
【0020】
また、EDIデータ連携部46は、各受注企業C,Dのタイムスケジュールを常に確認し(S110)、商品登録時刻になると、各商品マスタ68に登録されている商品の情報を基幹(バックエンド)システム47の受発注管理テーブル47aに登録するためのデータ変換、つまりデータマッピング処理を行う(S111)。
このデータマッピング処理では、図5に示すように、商品マスタ68に登録されていた各受注企業C,Dの商品のデータが、基幹(バックエンド)システム47で取り扱う商品受発注管理用のデータに変換される。
商品マスタ68の例えば登録者コードとJANコードなどは、足し合わされて一つのユニークな商品コードとして基幹(バックエンド)システム47に番号登録される。商品マスタ68の登録日は、取り扱い開始日として変換されて基幹(バックエンド)システム47に登録される。商品マスタ68のメーカーコードは、帳合先コードという異なる項目名称でマッピングされ基幹(バックエンド)システム47に登録される。商品マスタ68の単価は、単価に計数が掛けられた標準売価として基幹(バックエンド)システム47に登録される。
データマッピング処理が終了すると、EDIデータ連携部46は、基幹(バックエンド)システム47に対して変換済みのデータ(商品情報)と共に登録要求を行う(S112)。
基幹(バックエンド)システム47は、EDIデータ連携部46から送られてきた登録要求と変換済みのデータ(商品情報)を受信すると(S113)、他の複数の受注者の情報と共に蓄積しておき(S114)、商品マスタ付加情報を追加した上で(S115)、受発注管理テーブル47aに蓄積する(S116)。
商品マスタ付加情報とは、同一JANコードの商品について、発注企業と受注企業とを結び付かせるための情報である。
つまり、基幹(バックエンド)システム47では、登録対象の商品が複数の受注企業にまたがって発注されるものの場合、図5のマッピング後の基幹(バックエンド)システム47のデータに、受注企業の情報(発注者コード)が対応付けられる。
また、基幹(バックエンド)システム47では、受発注管理テーブル47aに登録する商品データに対して、各発注企業A,Bに対する売価等の編集が行われる。
【0021】
一方、発注側のEDIデータ連携部45は、常に、個々の発注企業A,Bのタイムスケジュールを確認し(S117)、いずれかの企業の商品情報の更新時刻になると、該当発注企業用の商品マスタ58を更新すべく、基幹(バックエンド)システム47に対して受発注管理テーブル47aのデータを読み出すための要求を行い、この要求に対して受発注管理テーブル47aから読み出されたデータが基幹(バックエンド)システム47から受信されると、データ変換、つまりデータマッピング処理を行う(S118)。
データマッピング処理が終了すると、EDIデータ連携部45は、フロントエンドDB50への登録処理を行い、変換済みの更新用データ(商品情報)を商品マスタ58、在庫テーブル57等に登録(蓄積)する(S119)。
具体的には、図6に示すように、基幹(バックエンド)システム47から送られてきた受発注管理テーブル47aのデータのうち、例えば発注者コードが商品マスタ58の店舗コードへ変換され、基幹(バックエンド)システム47の受発注管理テーブル47aの受注者コードが商品マスタ58の仕入先コードに変換される。
【0022】
基幹(バックエンド)システム47の蓄積内容として、例えば発注企業Aが受注企業Cの2つのJANコード111111111,333333333に結び付けられ、受注企業DのJANコード555555555に結び付けられており、発注企業Bが受注企業Cの2つのJANコード111111111,222222222に結び付けられ、受注企業Dの2つのJANコード333333333,444444444に結び付けられている場合、発注店舗名A(XXXX)に対して仕入先コードがAAAAとされ、発注店舗名B(YYYY)に対して仕入先コードがBBBBとされる。この場合、商品マスタ58のデータのうち発注店舗B(YYYY)に対応するデータは、受発注サイトにおいて、発注企業Bの店舗YYYYでのみ参照可能なデータとされる。
以降、発注企業Aあるいは発注企業Bの利用者は、各コンピュータ1a,1bより受発注サイトへアクセスすることで、更新された商品の内容(商品マスタ51の商品情報、在庫テーブル57の在庫情報等)を閲覧できるようになる。
また、EDIデータ連携部45は、データマッピングの際に、各発注企業A,Bの商品マスタ58の商品情報をチェックし、商品マスタ58に、新規商品のデータが新たに追加された場合、予め定型化して登録されている文章の一部を編集して電子メールを自動的に発行し、メールサーバ48に送信する。電子メールを受信したメールサーバ48は、インターネット3を経由して電子メールを該当発注企業A,Bへ送信する。これにより、発注企業A,Bは、受注企業C,Dからの新規商品の登録があり、自身の発注サイトに新商品が追加されたことをWebアクセスすることなく知ることができる。また、受注企業C,Dも新商品の情報をできるだけ早く発注企業A,Bに見てもらうことができる。
【0023】
上記電子メールの通知を受けた発注企業、例えば発注企業Aなどの担当者が新規商品の情報を見る場合、コンピュータ1aにおいてWebブラウザ13を起動し、起動したWebブラウザ13の画面(ブラウザ画面)から利用者が受発注サイトのURLを入力することで、Webブラウザ13は、対応する受発注サイトにインターネット3を通じてアクセス要求を送信する(S201)。
このアクセス要求を受信した受発注取りまとめ企業Tのサーバコンピュータ4のWebアプリケーションサーバ41は、ユーザログイン画面を転送し、コンピュータ2bのブラウザ画面にユーザログイン画面が表示される。
このユーザログイン画面に、予め登録されているユーザID、パスワードなどのログイン情報を入力することで、ログイン情報がWebアプリケーションサーバ41に送信される(S202)。
【0024】
Webアプリケーションサーバ41によりログイン情報が受信されると、そのログイン情報は、フロントエンドサーバ43のEDIデータ連携部45に渡され、EDIデータ連携部46によって、利用者がこのサイトへ入ることを許可するか否かのユーザ確認(認証処理)が実行される(S203)。
ユーザ確認(認証処理)が正しく済むと、その旨がEDIデータ連携部45からWebアプリケーションサーバ41に通知されるので、Webアプリケーションサーバ41は、発注企業Aのメインメニュー画面をコンピュータ1aへ転送し、コンピュータ1aに発注企業Aのメインメニュー画面が表示される(S204)。
コンピュータ1aに表示された自社のメインメニュー画面には、「商品マスタ一覧表示」ボタンと「一括発注」ボタン等が設けられており、「商品マスタ一覧表示」ボタンを利用者が選び、選択操作することで(S205)、Webブラウザ13により商品マスタ検索要求が送信される(S206)。この検索要求をWebアプリケーションサーバ41が受信すると(S207)、Webアプリケーションサーバ41は、検索要求に従って商品マスタ58を検索して該当データを抽出し(S208)、抽出したデータを含む発注企業A専用の商品情報表示画面をコンピュータ1aへ転送する。
これにより、コンピュータ1aには、図7に示すような商品情報表示画面が表示されるので(S209)、表示された商品情報表示画面から既存商品、新規商品の各情報(商品名、原価、売価、在庫状況等)を閲覧することができる。
【0025】
続いて、図8〜図13を参照して発注企業A,Bから商品を発注するときのシステム動作について説明する。
発注者、例えば発注企業Aなどが保有する基幹システム11では、汎用的なファイル形式、例えばCSV形式等で発注ファイル12が作成される。
発注ファイル12にて商品の一括発注を行う場合、コンピュータ1aにおいてWebブラウザ13を起動し、起動したWebブラウザ13の画面(ブラウザ画面)から利用者が受発注サイトのURLを入力することで、Webブラウザ13は、対応する受発注サイトにインターネット3を通じてアクセス要求を送信する(図8のS301)。
このアクセス要求を受信した受発注取りまとめ企業Tのサーバコンピュータ4のWebアプリケーションサーバ41は、ユーザログイン画面を転送し、コンピュータ2bのブラウザ画面にユーザログイン画面が表示される。
このユーザログイン画面に、予め登録されているユーザID、パスワードなどのログイン情報を入力することで、ログイン情報がWebアプリケーションサーバ41に送信される(S302)。
【0026】
Webアプリケーションサーバ41によりログイン情報が受信されると、そのログイン情報は、フロントエンドサーバ43のEDIデータ連携部45に渡され、EDIデータ連携部46によって、利用者がこのサイトへ入ることを許可するか否かのユーザ確認(認証処理)が実行される(S303)。
ユーザ確認(認証処理)が正しく済むと、その旨がEDIデータ連携部45からWebアプリケーションサーバ41に通知されるので、Webアプリケーションサーバ41は、発注企業Aのメインメニュー画面をコンピュータ1aへ転送し、コンピュータ1aに発注企業Aのメインメニュー画面が表示される(S304)。
【0027】
コンピュータ1aに表示された発注企業Aのメインメニュー画面には、「発注入力」ボタンと「一括発注」ボタン等が設けられており、いずれかのボタンを利用者が選択操作することで、商品の発注を行うことができる。
【0028】
比較的規模の小さな企業(発注企業B等)の場合、自社に基幹システムを持っていないため、「発注入力」ボタンを選択操作することで、Webブラウザ13により発注入力画面の転送要求が送信される(S305)。この転送要求をWebアプリケーションサーバ41が受信すると、Webアプリケーションサーバ41は、転送要求に従って発注入力画面をコンピュータ1bへ転送し、コンピュータ1bに、図9に示すような発注入力画面が表示される(S306)。
予め商品情報表示画面で発注対象の商品についての在庫状況を確認しておき、コンピュータ1bに表示された発注入力画面から商品コード、数量、希望納品年月日等の情報を入力あるいは選択した後、発注入力画面の下部に表示されている発注ボタンを選択操作することで、入力した発注データがインターネット3を通じてサーバコンピュータ4へ送信される(S307)。
【0029】
サーバコンピュータ4では、インターネット3を通じて送信されてきた発注データをWebアプリケーションサーバ41が受信すると(S308)、Webアプリケーションサーバ41は、受信された発注データを発注テーブル51に蓄積(登録)する(S309)。
【0030】
一方、比較的規模の大きな企業、例えば発注企業A等のような場合、自社に基幹システム11を持ってるため、上記発注入力画面に表示されている「一括発注」ボタンを選択操作することで、Webブラウザ13により送信対象の発注ファイル12を指定する画面が表示されるので、コンピュータ1a内の発注ファイル12の保存場所を指定し、OKボタン等を選択操作することで、発注ファイル12を送信可能な状態になり、その画面の発注ボタンを選択操作することで、発注データがインターネット3を通じてサーバコンピュータ4へ送信され、発注テーブル51に登録される。
発注テーブル51には、図10に示すように、項目名称、KEY、属性等の登録欄があり、商品一つごとに各種情報が発注情報として登録される。項目名称は、[ヘッダ]の項目と[明細]の項目に区分されている。
この例では、発注企業A社の入力内容としては、例えば発注番号1でJANコード111111111,発注番号2でJANコード333333333,発注番号3でJANコード555555555が発注テーブル51に登録され、発注企業B社の入力内容として、例えば発注番号1でJANコード111111111,発注番号2でJANコード333333333,発注番号3でJANコード444444444が発注テーブル51に登録されたものとする。
【0031】
また、EDIデータ連携部45は、各発注企業A,Bのタイムスケジュールを常に確認しており、例えば発注企業Aのタイムスケジュールを確認したときに(S310)、商品の発注締め切り時刻になると、発注テーブル51に登録されている発注情報を基幹(バックエンド)システム47の受発注管理テーブル47aに登録するためのデータ変換、つまりデータマッピング処理を行う(S311)。
このデータマッピング処理では、発注された商品が複数の受注企業を対象としたものの場合、変換時に、商品マスタ付加情報に基づいて対象の受注企業と商品の発注情報とがマッチングされる。
一括発注で発注ファイル12から発注テーブル51に登録したデータをデータマッピングする際には、データの不整合などが生じてエラーが発生する可能性がある。
【0032】
このようにエラーが生じた場合、EDIデータ連携部45は、エラーの内容を記載した電子メールを管理端末6の管理担当者および該当企業の担当者を通知先としてメールサーバ48に送信する。
メールサーバ48は、電子メールを受信して蓄積し、メール受信要求を待ち、宛先からのメール受信要求があると、その電子メールを配信する。
【0033】
データマッピング処理が終了すると、EDIデータ連携部45は、基幹(バックエンド)システム47に対して変換済みの発注データと共に登録要求を送信する(S312)。
基幹(バックエンド)システム47は、EDIデータ連携部46から送られてきた登録要求と変換済みの発注データを受信すると(S313)、既に受信されている他の発注企業の発注データと共に受信した発注データを受発注管理テーブル47aに蓄積する(S314)。
具体的には、図11に示すように、各受注企業A,Bから送られてきて発注テーブル51に蓄積された商品の受注データのうち、例えば[明細]の項目に入っていた発注番号が基幹(バックエンド)システム47の受発注管理テーブル47aでは[ヘッダ]の項目に変換され、発注区分の項目名が受注区分の項目名に変換される。
【0034】
発注企業A社の入力内容として、例えば発注番号1でJANコード111111111,発注番号2でJANコード333333333,発注番号3でJANコード555555555がそれぞれ発注テーブル51に登録され、発注企業B社の入力内容として、例えば発注番号1でJANコード111111111,発注番号2でJANコード333333333,発注番号3でJANコード444444444がそれぞれ登録されていた場合、基幹(バックエンド)システム47の受発注管理テーブル47aには、受注番号と発注企業毎に、JANコード、受注企業の項目で発注データが受注データとして蓄積および管理される。
そして、基幹(バックエンド)システム47は、受発注管理テーブル47aに登録されている商品のデータに対して発注条件のチェック等を行い、データの集計、振り分け等を行う。
【0035】
一方、受注側のEDIデータ連携部46は、常に、個々の受注企業のタイムスケジュールを確認し(S315)、例えば商品の受注時刻になると、該当受注企業用の受注テーブル61を更新すべく、基幹(バックエンド)システム47に対して受発注管理テーブル47aから受注データを読み出すための要求を行い、この要求に対して受発注管理テーブル47aから読み出された受注データを受注企業の受注テーブルに蓄積する受注データへデータ変換、つまりデータマッピング処理を行う(S316)。
ここでのデータマッピング処理は、受発注管理テーブル47aから読み出した発注データ(発注商品のデータ)をそれぞれの受注企業毎にまとめるように並び替える処理である。
データマッピング処理が終了すると、EDIデータ連携部46は、フロントエンドDB60へ変換済みの受注データを送りフロントエンドDB60に受注データが受信されると(S317)、登録処理を行い、各受注企業毎に並び替えられた受注データが受注テーブル61に蓄積される(S318)。
図12に示すように、受注テーブル61には、項目名称、KEY、属性等の登録欄があり、各登録欄に商品一つごとに各種情報が登録される。項目名称は、[ヘッダ]の項目と[明細]の項目に区分されている。
この例では、フロントエンドサーバ44のフロントエンドDB60には、受注番号9001で、受注企業Cに、JANコード111111111、発注企業AとJANコード333333333、発注企業Aの2つの受注データがあり、受注番号9002で、受注企業Cに、JANコード111111111、発注企業Bの受注があり、受注番号9003で、受注企業Dに、JANコード555555555、発注企業Aの受注があり、受注番号9004で、受注企業Dに、JANコード333333333、発注企業BとJANコード444444444、発注企業Bの2つの受注データがあったものとする。
この場合、受注企業C用の受注テーブル61に振り分けられた受注データとしては、受注番号9001のJANコード111111111,333333333、発注企業Aからの受注データと、受注番号9002のJANコード111111111、発注企業Bからの受注データとの2つである。
また、受注企業D用の受注テーブル61に振り分けられた受注データとしては、受注番号9003のJANコード555555555、発注企業Aの受注データと受注番号9004のJANコード333333333,444444444、発注企業Bからの受注データの2つである。
受注テーブル61に受注データを蓄積後、EDIデータ連携部46は、受注テーブル61の受注データから受注者毎の一括送信用の受注ファイルを作成する(S319)。商品が複数の受注企業にまたがって発注されていた場合は受注企業の数だけ受注ファイルが作成される。
以降、受注企業C,Dの各コンピュータ2a,2bより受発注サイトへアクセスすることで、それぞれの受注画面にて受注ファイルの内容(受注した商品)を閲覧できるようになる。この時点で商品が発注されたことになる。
発注企業Aからの発注ファイル12に、例えば受注企業C、Dそれぞれにまたがって発注される商品のデータがあった場合は、受注企業C、Dそれぞれの受注画面に該当商品の発注データが表示されることになる。
【0036】
ここで、上記受注締め切り時刻が過ぎてから、例えば受注企業Cの担当者がコンピュータ2aにてWebブラウザ13を起動し、起動したWebブラウザ13の画面(ブラウザ画面)から利用者が受発注サイトのURLを入力することで、Webブラウザ13は、対応する受発注サイトにインターネット3を通じてアクセス要求を送信する(S401)。
このアクセス要求を受信した受発注取りまとめ企業Tのサーバコンピュータ4のWebアプリケーションサーバ41は、ユーザログイン画面を転送し、コンピュータ2aのブラウザ画面にユーザログイン画面が表示される。
このユーザログイン画面に、予め登録されているユーザID、パスワードなどのログイン情報を入力することで、ログイン情報がWebアプリケーションサーバ41に送信される(S402)。
【0037】
Webアプリケーションサーバ41によりログイン情報が受信されると、そのログイン情報は、フロントエンドサーバ44のEDIデータ連携部46に渡され、EDIデータ連携部46によって、利用者がこの受発注サイトへ入ることを許可するか否かのユーザ確認(認証処理)が実行される(S403)。
ユーザ確認(認証処理)が正しく済むと、その旨がEDIデータ連携部46からWebアプリケーションサーバ41に通知されるので、Webアプリケーションサーバ41は、受注企業Cのメインメニュー画面をコンピュータ2aへ転送し、コンピュータ2aに受注企業Cのメインメニュー画面が表示される(S104)。
コンピュータ2aに表示された受注企業Cのメインメニュー画面には、「商品情報登録」ボタン、「受注データ一括受信」ボタン等があるので、利用者が「受注データ一括受信」ボタンを選択操作することで、Webアプリケーションサーバ41より受注データ一括受信画面が送信される。
これにより、コンピュータ2aには、図13に示すような受注データ一括受信画面が表示される。
この受注データ一括受信画面には、「ダウンロード開始」ボタン、「一括受信の成功を通知する」ボタン、「一括受信の成功を取り消す」ボタンなどが表示されており、利用者がダウンロード開始ボタンを選択操作すると、Webブラウザ13により受注ファイルのダウンロード要求が送信される(S406)。
このダウンロード要求をWebアプリケーションサーバ41が受信すると、Webアプリケーションサーバ41は、ダウンロード要求に従ってこの受注企業C用に作成しておいた受注ファイルを送信し(S407)、コンピュータ2aに、受注ファイルがダウンロードされ、所定のフォルダに保存される(S408)。
ダウンロードされた受注ファイルは、例えばCSV形式等の受注企業Cの基幹システム21で読み取り可能な形式のものなので、基幹システム21から受注ファイルのデータを抽出することで、多数の商品の受注を受け、在庫確認等の受注処理を行うことができる。
【0038】
一方、基幹システムを持たない、例えば受注企業D等の場合は、上記受注締め切り時刻が過ぎてから、担当者がコンピュータ2bにてWebブラウザ13を起動し、起動したWebブラウザ13のブラウザ画面からユーザ認証を行うことで受発注サイトにアクセスして自社のメインメニュー画面を表示させて、メインメニュー画面にリンクされている受注画面を表示させると、その受注画面には、新規の商品発注データがあるが掲示されていることから、担当者は、受注画面の受注商品の在庫を調べ、受注画面に入庫予定日等を入力した後、送信ボタンを選択操作する。
すると、Webブラウザ13によって、受注データの中の該当商品の納入予定日が追加されたデータ(納入予定データ)がインターネット3を通じてWebアプリケーションサーバ41へ送信される。
納入予定データがWebアプリケーションサーバ41に受信されると、Webアプリケーションサーバ41は、EDIデータ連携部46を通じて納入予定テーブル62に登録する。
そして、EDIデータ連携部46が上記同様にタイムスケジュールを確認し、例えばデータ更新時刻になると、基幹(バックエンド)システム47のマスタデータを更新すべく、データマッピング処理を行い、データマッピング処理を終了した後、基幹(バックエンド)システム47の受発注管理テーブル47aのマスタデータを更新する。
【0039】
一方、発注側のEDIデータ連携部45は、個々の発注企業のタイムスケジュールを常に確認している。そして、商品情報の更新時刻になると、EDIデータ連携部45は、該当発注企業Aの入荷予定テーブル52を更新すべく、基幹(バックエンド)システム47に対して受発注管理テーブル47aのデータを読み出すための要求を行い、この要求に対して受発注管理テーブル47aから読み出されたデータをデータ変換、つまりデータマッピング処理を行う。
ここでのデータマッピング処理は、発注企業Aの入荷予定テーブル52を更新すべく受発注管理テーブル47aのデータを該当企業用の入荷予定テーブル52のデータに変換する処理である。
データマッピング処理が終了すると、EDIデータ連携部45は、フロントエンドDB50への登録処理を行い、変換済みのデータ(以降は更新データと称す)を入荷予定テーブル51に登録する。
以降、発注企業Aのコンピュータ1aより受発注サイトへアクセスすることで表示された発注画面に発注した商品の入荷予定を閲覧できるようになる。
また、EDIデータ連携部45は、データマッピングの際に、各発注企業、例えばこの例では発注企業Aが発注した商品の入荷予定テーブル51をチェックし、入荷予定テーブル51のデータの中で、発注したすべての商品の入荷予定のデータが埋まった時点、予め定型化して登録されている文章の一部を編集して電子メールを自動的に発行し、メールサーバ48に送信する。電子メールを受信したメールサーバ48は、インターネット3を経由して電子メールを該当発注企業へ送信する。つまり、EDIデータ連携部45は、各受注企業C,Dからの受注応答を取り纏めて該当発注企業Aあるいは発注企業Bに通知する。
例えば一日に数回程度、商品情報の更新を行うタイムスケジュールとなっていた場合で担当者が受発注サイトを一日一回程度チェックするような場合、サイトチェックの合間に発注単位の商品の入荷予定が決まれば、その旨が電子メールで通知されるので、担当者は、商品の入荷が決まったことをいち早く知ることができ、商品入荷後の予定を立てることができる。
【0040】
上記実施形態では、販売対象の商品の登録から発注、さらに受注までの流れについて説明したが、この他、商品の在庫確認、受注商品の納入予定、商品の納入状況、商品納入後の検品受領確認、納品した商品の請求、請求に対する支払いなども上記フロントエンドDB50,60の各テーブルと受発注管理テーブル47aのデータとを連携させることで上記同様に複数の受注企業のデータと複数の発注企業のデータとの取り纏めおよび振り分けを行った効率的な仲介サービスを実現できる。
【0041】
すなわち、予め受注企業が自社の商品の在庫情報をサーバコンピュータ4の在庫テーブル67に登録しておくと、サーバコンピュータ4においてタイムスケジュールに従って在庫テーブル67のデータがデータ連携されて基幹(バックエンド)システム47の受発注管理テーブル47aを介して各発注企業の在庫テーブル57に登録されるので、発注企業の担当者が、受発注サイトにアクセスして表示された自社用のメインメニュー画面から商品の在庫情報を確認するための操作を行うことで、所望商品の在庫情報を調べることができる。
【0042】
また、発注企業が発注した商品を受注企業が受注すると、受発注サイトにおいて納入予定のデータを入力し、サーバコンピュータ4の納入予定テーブル62に登録するので、サーバコンピュータ4においてタイムスケジュールに従って在庫テーブル62のデータがデータ連携されて基幹(バックエンド)システム47の受発注管理テーブル47aを介して各発注企業の入荷予定テーブル52に登録されるので、発注企業の担当者が、受発注サイトにアクセスして表示された自社用のメインメニュー画面から発注した商品の入荷予定を確認するための操作を行うことで、発注商品の入荷予定を確認することができる。
【0043】
受注企業が受注した商品を発注元の発注企業へ配送後、その情報をサーバコンピュータ4の納品テーブル63に登録すると、サーバコンピュータ4においてタイムスケジュールに従って納品テーブル63のデータがデータ連携されて基幹(バックエンド)システム47の受発注管理テーブル47aを介して各発注企業の納品テーブル53に登録されるので、発注企業の担当者が、受発注サイトにアクセスして表示された自社用のメインメニュー画面から納品された商品の確認操作を行うことで、納品された商品の納入状況を確認することができる。
【0044】
発注企業に納品された商品についての検品受領データをサーバコンピュータ4の検品受領テーブル54に登録すると、サーバコンピュータ4においてタイムスケジュールに従って検品受領テーブル54のデータがデータ連携されて基幹(バックエンド)システム47の受発注管理テーブル47aを介して各受注企業の検品受領テーブル64に登録されるので、受注企業の担当者が、受発注サイトにアクセスして表示された自社用のメインメニュー画面から納品した商品の検品受領確認操作を行うことで、その商品の検品受領状況を確認することができる。
検品受領状況を確認した受注企業の担当者が、納品した商品についての請求データをサーバコンピュータ4の請求テーブル65に登録すると、サーバコンピュータ4においてタイムスケジュールに従って請求テーブル65のデータがデータ連携されて基幹(バックエンド)システム47の受発注管理テーブル47aを介して各発注企業の請求テーブル55に登録されるので、発注企業の担当者が、受発注サイトにアクセスして表示された自社用のメインメニュー画面から納品された商品の請求額の確認操作を行うことで、商品の請求額を確認することができる。
【0045】
発注企業の担当者が、受注企業からの請求額を確認後、支払いデータを入力すると、サーバコンピュータ4の支払テーブル56に登録され、サーバコンピュータ4においてタイムスケジュールに従って支払テーブル56のデータがデータ連携されて基幹(バックエンド)システム47の受発注管理テーブル47aを介して各発注企業の支払テーブル66に登録されるので、受注企業の担当者が、受発注サイトにアクセスして表示された自社用のメインメニュー画面から商品の請求額に対する支払確認操作を行うことで、その商品についての支払い状況を確認することができる。
例えば複数の受注企業から購入した商品の請求に対する発注企業からの支払いなどは、各受注企業に行うことなく、受発注取りまとめ企業Tに一括して行うことで、受発注取りまとめ企業Tが各受注企業に対する支払いを代行するので、発注企業としては、料金の払い込みを容易に完了することができる。
【0046】
このようにこのWeb−EDIシステムによれば、商品を発注する発注企業A,Bのコンピュータ1a,1bと商品を受注する受注企業C,Dの各コンピュータ2a,2bとをインターネット3を介してサーバコンピュータ4に接続し、サーバコンピュータ4を、これら複数のコンピュータ1a,1b,2a,2bなどからアクセスして受発注するポータルサイトとすることで、発注側と受注側で2対2の商品の受発注を取りまとめる仲介サービスを実現することができ、ある一つの発注企業からの複数の受注企業にまたがる商品の発注を、受注側を意識することなく行うことができる。
この結果、発注企業A,Bと受注企業C,Dとの2対2での商品取引を効率よく行うことができる。なお、例えば発注企業の形態としては、発注企業Bだけでもよく、また発注企業Aだけでもよく、発注企業Aと発注企業Bが共に存在しなくてもよい。
【0047】
なお、本発明は上記実施形態のみに限定されるものではない。
上記実施形態では、一つのサーバコンピュータ4に、各サーバ機能(Webアプリケーションサーバ41、フロントエンドサーバ43,44、メールサーバ48等)と基幹(バックエンド)システム47とを備えたが、これらを別個のサーバコンピュータに備えるようにしてもよく、いくつかを組み合わせて複数のサーバコンピュータに備えてもよい。
上記実施形態では、CSV形式から基幹(バックエンド)システム47の管理形式と、基幹(バックエンド)システム47の管理形式からCSV形式というデータ変換のみについて説明したが、本発明は、この他、さまざまな形式のデータの相互変換が可能なものであり、例えばXMLファイルからリレーショナルデータベースのファイルへの変換や、圧縮データからの解凍、暗号化したデータからの復号化など、さまざまなデータに対応するものである。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、商品を発注する企業と商品を受注する企業間の商品の受発注を取りまとめる仲介サービスを実現することで、発注側と受注側の多対多での商品取引を効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一つの実施の形態のWeb−EDIシステムの構成を示す図。
【図2】図1のWeb−EDIシステムの商品情報登録動作を示す通信シーケンスチャート。
【図3】受注企業のコンピュータに表示される商品情報入力画面を示す図。
【図4】フロントエンドDB内の商品マスタへの商品情報の登録例を示す図。
【図5】フロントエンドDB内の商品マスタの商品情報を基幹(バックエンド)システムのデータへ変換するデータマッピングの一例を示す図。
【図6】基幹(バックエンド)システムからフロントエンドDBへのデータマッピングを示す図。
【図7】発注企業が発注可能な商品の情報を表示する商品情報表示画面の一例を示す図。
【図8】図1のWeb−EDIシステムにおいて発注企業からの発注動作を示す通信シーケンスチャート。
【図9】発注データ入力画面の一例を示す図。
【図10】発注データが登録された発注テーブルの内容を示す図。
【図11】フロントエンドDBから基幹(バックエンド)システムへのデータマッピングを示す図。
【図12】受注データが登録された受注テーブルを示す図。
【図13】発注データ一括受信画面の一例を示す図。
【符号の説明】
1a,1b,2a,2b…コンピュータ、3…インターネット、4…サーバコンピュータ、5…内部ネットワーク、6…管理端末、11…基幹システム、12…発注ファイル、13…Webブラウザ、14…商品マスタファイル、21…基幹システム、22…受注ファイル、23…商品マスタファイル、41…Webアプリケーションサーバ、43,44…フロントエンドサーバ、47…基幹(バックエンド)システム、47a…受発注管理テーブル、48…メールサーバ、50,60…フロントエンドデータベース(フロントエンドDB)、51…発注テーブル、52…入荷予定テーブル、53…納品テーブル、54…検品受領テーブル、55…請求テーブル、56…支払テーブル、57…在庫テーブル、58…商品マスタ、61…受注テーブル、62…納入予定テーブル、63…納品テーブル、64…検品受領テーブル、65…請求テーブル、66…支払テーブル、67…在庫テーブル、68…商品マスタ。

Claims (6)

  1. 販売対象の商品を受注する受注者毎に前記商品の情報が蓄積された受注者商品情報蓄積手段と、
    発注者が発注可能な商品の情報が登録される発注者商品情報蓄積手段と、
    前記受注商品情報蓄積手段に蓄積された商品の情報を取り纏め発注者毎に振り分けて前記発注者商品情報蓄積手段に登録する手段と、
    前記発注者商品情報蓄積手段に登録された商品の情報を該当発注者に向けてネットワーク上に公開する情報公開手段と、
    前記情報公開手段により公開された商品の情報の中から発注者により発注された商品の発注情報が登録される発注情報蓄積手段と、
    受注した商品の受注情報が受注者毎に登録される受注情報蓄積手段と、
    前記発注情報蓄積手段に登録された商品の発注情報を取り纏め受注者毎に振り分けて各受注者の受注情報として前記受注情報蓄積手段に登録する手段と、
    前記受注情報蓄積手段に登録された受注者毎の受注情報を該当受注者に向けてネットワーク上に公開する手段と
    を具備したことを特徴とする受発注管理装置。
  2. 請求項1記載の受発注管理装置において、
    発注された商品に対する受注者からの受注確認の応答情報および/または納期の応答情報を発注者毎に取り纏めて通知する手段をさらに具備したことを特徴とする受発注管理装置。
  3. 請求項1記載の受発注管理装置において、
    前記情報公開手段は、
    受注者あるいは発注者が受発注サイトにアクセスするためのユーザ認証を行うことで受注者毎あいは発注者毎の商品の情報を公開する手段と
    を具備したことを特徴とする受発注管理装置。
  4. 請求項1記載の受発注管理装置において、
    予め設定されたタイムスケジュールに従って、前記情報公開手段で公開あるいは受発注された商品の情報と、基幹システムで取り扱う受発注管理用の商品の情報とのデータマッピングを行うデータ連携手段を具備したことを特徴とする受発注管理装置。
  5. 受発注管理装置に用いられるプログラムにおいて、
    前記受発注管理装置を、
    販売対象の商品を受注する受注者毎に前記商品の情報が蓄積された受注者商品情報蓄積手段と、
    発注者が発注可能な商品の情報が登録される発注者商品情報蓄積手段と、
    前記受注商品情報蓄積手段に蓄積された商品の情報を取り纏め発注者毎に振り分けて前記発注者商品情報蓄積手段に登録する手段と、
    前記発注者商品情報蓄積手段に登録された商品の情報を該当発注者に向けてネットワーク上に公開する情報公開手段と、
    前記情報公開手段により公開された商品の情報の中から発注者により発注された商品の発注情報が登録される発注情報蓄積手段と、
    受注した商品の受注情報が受注者毎に登録される受注情報蓄積手段と、
    前記発注情報蓄積手段に登録された商品の発注情報を取り纏め受注者毎に振り分けて各受注者の受注情報として前記受注情報蓄積手段に登録する手段と、
    前記受注情報蓄積手段に登録された受注者毎の受注情報を該当受注者に向けてネットワーク上に公開する手段と
    として機能させるプログラム。
  6. 販売対象の商品を受注する受注者毎に前記商品の情報を受発注管理装置に蓄積するステップと、
    前記受発注管理装置に蓄積された商品の情報を取り纏め発注者毎に振り分けて、発注者が発注可能な商品の情報として前記受発注管理装置に登録するステップと、
    前記受発注管理装置に登録された発注者が発注可能な商品の情報を該当発注者毎にネットワーク上に公開するステップと、
    前記ネットワーク上に公開された商品の情報の中から発注者により発注された商品の発注情報を前記受発注管理装置に登録するステップと、
    前記受発注管理装置に登録された商品の発注情報を取り纏め受注者毎に振り分けて各受注者の受注情報として前記前記受発注管理装置に登録するステップと、
    前記受発注管理装置に登録された受注者毎の受注情報を該当受注者にネットワーク上に公開するステップと
    を有することを特徴とする商品の受発注方法。
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