JP2014229245A - 往診状況確認支援装置及び往診状況確認支援方法 - Google Patents

往診状況確認支援装置及び往診状況確認支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 往診利用者等が、医師の往診状況を知ることにより、医師の訪問時間に合わせて在宅時間、送迎車の手配時間や、その他のスケジュールを決めることを可能とすることで、在宅医療支援システムにおいて、往診利用者やその他の医療関係者の利便性を高めること。【解決手段】 本発明の往診状況確認支援装置は、利用者端末30及び医師端末40と接続可能である。該支援装置は登録部15、提示部14及びデータベース16を備える。データベース16は、医師端末40を携行する医師が往診する往診訪問先の順番81、往診訪問先の位置82、順番が隣り合う各往診訪問先の間の距離83、及び各往診訪問先の診療完了状態84を記憶する。【選択図】図1

Description

本発明は訪問医療分野に関し、特に往診状況確認支援に関する。
高齢化社会の進展により、自力移動困難な患者が増加している。このため、医師が患者宅を訪問、診察、治療を行う往診(訪問医療、在宅医療)の需要が増大している。これに伴い医師は、複数の往診先の訪問順番、訪問時刻などを決定してから往診業務にあたるようになってきている。
かかる往診業務の時間管理のため、医師又は医療機関に負担が生じる。この負担を軽減するための在宅医療支援システムの一例が、特許文献1に記載されている。この公報に記載された在宅医療支援システムは、予め準備された訪問スケジュール情報を利用し、地図上に往診利用者の位置を表示することで病院側の往診の支援を行う。図10に示すように、在宅医療支援システム89はサーバ88、並びにサーバ88とネットワーク90を介して接続する医師端末40及び病院端末50を有する。
特開2010−176371号公報
特許文献1に記載の在宅医療支援システムは、実際に訪問診療する医療関係者の情報管理を支援し、在宅医療患者に対して最適な対応を迅速に行えるなど有益な種々の効果を奏するものである。しかしながら、かかる在宅医療支援システムは、往診利用者やその他の医療関係者の利便性について、十分に考慮されたものとは言えない。
かかる在宅医療支援システムは、往診利用者等にとっての利便性の問題を抱えている。
(1)往診の開始時刻は、他の往診先で診療時間により、前後することが多い。このため、往診利用者は、予約時間よりも早い時刻から在宅し、診療を受ける準備をしておく必要がある。
(2)さらに、リハビリテーションなどの治療が必要な場合、往診結果をもとに治療方針を決めて、治療施設に移動する。移動の際に送迎車を予約している場合、往診開始時刻が遅れると、送迎車を待たせる可能性がある。
本発明は在宅医療支援システムにおいて、往診利用者やその他の医療関係者の利便性を高めることを目的とする。
本発明の一態様である往診状況確認支援装置は、利用者端末及び医師端末と接続可能である。該支援装置は登録部、提示部及びデータベースを備える。前記データベースは、前記医師端末を携行する医師が往診する往診訪問先の順番、往診訪問先の位置、前記順番が隣り合う各往診訪問先の間の距離、及び各往診訪問先の診療完了状態を記憶する。前記登録部は、前記医師が前記各往診訪問先を前記順番に従い、巡回する間に、少なくとも、前記医師端末及び現時点の往診訪問先の間の距離が、所定値以下になった最新の時点以降の任意の時点から所定閾値以上になる時点まで、前記医師端末から、前記医師端末の位置情報を定期的に受信する受信部と、前記順番及び前記往診訪問先の位置並びに前記位置情報を参照し、前記医師端末及び前記医師が訪問中の往診訪問先の間の距離が前記所定閾値より大きくなった場合に、前記医師が訪問中であった往診訪問先において診療完了と判定する判定部と、前記診療完了した往診訪問先と関連付けて、前記データベースに診療完了状態を前記データベースに記録する記録部と、記順番及び前記診療完了状態を参照して、前記医師の次の往診訪問先を判断する判断部と、現在時刻、前記医師端末又は直前に診療完了した往診訪問先から前記次の往診訪問先までの距離、及び予め設定された医師の移動速度を基に前記次の往診訪問先の往診予定時刻を算出する算出部と、を有する。前記提示部は、前記往診予定時刻を前記次の往診訪問先の利用者端末に通知する。
本発明の一態様である往診状況確認支援方法は、利用者端末及び医師端末と接続可能な、往診状況確認のための支援装置を通じて行う。前記支援装置は、登録部、提示部及びデータベースを備える。前記データベースは、前記医師端末を携行する医師が往診する往診利用者の順番、前記順番が隣り合う各往診利用者間の訪問先間距離、及び各往診利用者の診療完了状態を記憶する。前記登録部は、前記医師が前記各往診利用者を、往診訪問先として前記順番に従い、巡回する間に、少なくとも、前記医師端末及び現時点の往診訪問先の間の距離が、所定値以下になった最新の時点以降の任意の時点から所定閾値以上になるまで、前記医師端末から、前記医師端末の位置情報を定期的に受信する受信ステップと、受信ステップ中に、前記順番及び前記訪問先間距離を参照し、前記位置情報を基に、前記医師端末及び前記医師が訪問中の往診訪問先の間の距離が前記所定閾値より大きくなった場合に、診療完了と判定する判定ステップと、前記診療完了した往診訪問先と関連付けて、前記データベースに診療完了状態を前記データベースに記録する記録ステップと、前記順番及び前記診療完了状態を参照して、前記医師の次の往診訪問先を判断する判断ステップと、前記医師端末又は直前に診療完了した往診訪問先から前記次の往診訪問先までの距離、及び予め設定された医師の移動速度を基に前記次の往診訪問先の往診予定時刻を算出する算出ステップと、を実行する。前記提示部は、前記往診予定時刻を前記次の往診訪問先の利用者端末に通知する。
往診利用者等が、医師の往診状況を知ることにより、医師の訪問時間に合わせて在宅時間、送迎車の手配時間や、その他のスケジュールを決めることができる。このため、在宅医療支援システムにおいて、往診利用者やその他の医療関係者の利便性を高めることができる。
実施形態にかかる往診状況確認支援装置の図である。 実施例1にかかる往診状況確認支援装置の図である。 実施例1にかかる受付部の動作を示すフローチャートである。 実施例1にかかる病院と往診先の位置関係の例を示す図である。 実施例1にかかる訪問順番決定部の動作を示すフローチャートである。 実施例1にかかる訪問状況表示部の動作を示すフローチャートである。 実施例1にかかる登録部の動作を示すフローチャート1である。 実施例1にかかる登録部の動作を示すフローチャート2である。 実施例2にかかる登録部の動作を示すフローチャートである。 従来技術にかかる登録部の動作を示すフローチャートである。
本実施形態の往診状況確認支援装置は医師の往診時に往診利用者が在宅できるように往診利用者が病院側の往診状況を知る手段である。ここで往診利用者とは、一般的な意味で往診による医師の診察等を受けるものを含む。また、医師は通常の医師、歯科医師、及びその他の医療的な診断及び施術を行う者を含む。
図1に示すように、支援装置10は利用者端末30及び医師端末40と接続可能な往診状況確認支援装置である。支援装置10は、提示部14、登録部15、データベース16を備える。データベース16は、順番情報81、訪問先位置82、訪問先間距離83、及び診療完了状態84を記憶する。
順番情報81は医師端末を携行する医師が往診する往診利用者の順番である。訪問先位置82は往診訪問先の位置である。具体的には、往診利用者の住所、又は往診利用者を受けるため待機している場所の位置である。
訪問先間距離83は順番情報81の順番が隣り合う各往診訪問先の間の距離である。診療完了状態84は各往診訪問先の診療完了状態である。診療完了状態とは往診訪問先において、診察、診断、施術等の医師の所定の医療業務が終わったことを往診訪問先と関連付けて示す情報である。
登録部15は受信部51、判定部52、記録部53、判断部54、算出部55を備える。登録部15の各構成要素は、医師が各往診利用者を、往診訪問先として順番情報81に従い、巡回する間に、次の通り動作する。
受信部51は、少なくとも、医師端末40及び現時点の往診訪問先の間の距離が、所定値以下になった最新の時点以降の任意の時点から、所定閾値以上になるまで、医師端末40から、医師端末40の位置情報を定期的に受信する。受信部51は医師端末40の位置情報を判定部52に送る。
判定部52は医師端末40の位置情報を受信部51から受ける。判定部52は、順番情報81及び訪問先間距離83を参照し、医師端末40の位置情報を基に、医師端末40及び医師が訪問中の往診訪問先の間の距離が所定閾値より大きくなった場合に、診療完了と判定する。判定部52は診療完了の判定結果を記録部53に送る。
記録部53は診療完了の判定結果を判定部52から受ける。記録部53は、先の通り、診療完了した往診訪問先と関連付けて、診療完了状態84をデータベース16に記録する。判断部54は、順番情報81及び診療完了状態84を参照して、医師の次の往診訪問先を判断する。判断部54は次の往診訪問先を算出部55に送る。
算出部55は次の往診訪問先を判断部54から受ける。算出部55は、現在時刻、直前に診療完了した往診訪問先から次の往診訪問先までの距離を及び予め設定された医師の移動速度を基に次の往診訪問先の往診予定時刻を算出する。
算出部55は、次の往診訪問先までの距離は訪問先間距離83を参照して得てもよい。また、算出部55は、医師端末40から次の往診訪問先までの距離及び予め設定された医師の移動速度を基に往診予定時刻を算出してもよい。この場合、受信部51が医師端末40の位置を送り、算出部55がこれを受けてもよい。
算出部55は、医師が巡回を開始する地点から順番情報81の初回の往診訪問先まで距離、及び医師の移動速度を基に初回の往診訪問先の初回往診予定時刻を算出してもよい。この場合、データベース16は、医師が巡回を開始する地点から順番情報81の初回の往診訪問先までの距離を、初回距離として記憶してもよい。
登録部15は算出部55より往診予定時刻を提示部14に送る。提示部14は、登録部15から受けた往診予定時刻を次の往診訪問先の利用者端末30に通知する。利用者端末30は音声、画像、文字情報、その他の手段にて、往診を待っている利用者に往診予定時刻を提示する。上記往診予定時刻は上記初回往診予定時刻であってもよい。
算出部55は、往診利用者が、前の往診先の診療が完了した時点で最新の往診開始予定時刻の連絡を受けることを可能にするため、在宅時間の計画を立てやすくする。なお提示部14は、次の往診訪問先の往診利用者が利用者端末30を有しない場合は、通知しなくてもよい。かかる場合であっても、登録部15は上記に従い、その次の往診利用者の往診予定時刻を算出する。
登録部15はさらに、往診予定時刻及び診療時間の統計情報を基に、次の往診訪問先の診療完了予定時刻を算出する、不図示の補助算出部を有してもよい。登録部15は補助算出部より診療完了予定時刻を提示部14に送る。提示部14は、登録部15から受けた診療完了予定時刻を次の往診訪問先の利用者端末30に通知する。
補助算出部は、往診利用者が、前の往診先の診療が完了した時点で最新の診療完了予定時刻の連絡を受けることを可能にするため、在宅時間の計画をさらに立てやすくする。
[1]支援装置の全体構成
以下、実施形態と同等の要素については、同一の符号を付し、重複する説明を省略する。図2に示すように、支援装置10は、サーバ11及びデータベース16を備える。サーバ11は受付部12、決定部13、提示部14、登録部15、判別部21、発注部22を備える。データベース16は利用者情報17、訪問情報18、及び医師が巡回を開始する地点を記憶する。
支援装置10はネットワーク90を介して、薬局端末20、利用者端末30、医師端末40、病院端末50、施設端末60と接続可能である。図2において支援装置はこれらの端末と接続している。ネットワーク90はインターネットを含んでいてもよい。各端末とネットワーク90との接続は無線又は有線であってもよい。医師端末40持ち運びの利便性から無線でネットワーク90と接続可能であることが好ましい。
利用者端末30は、往診利用希望者は利用者端末30に往診の予約を入力できる。予約の入力があると、利用者端末30は予約希望を受付部12に送る。利用者端末30から予約の入力があると、受付部12は予約希望を利用者端末30から受ける。
受付部12は利用者端末30に往診受付の仮完了を通知する。受付部12は、往診利用者が、ネットワーク経由で任意の時間に往診予約を行うことを可能にする。したがって、例えば病院の営業時間外にも往診予約ができる。このため、往診利用者の利便性は向上する。
予約締め切り後、決定部13は、病院と往診利用者間、往診利用者同士間の距離をもとに訪問順番を決定する。決定部13はさらに利用者端末30に往診受付完了を通知する。予約締め切りの時刻は、医師が巡回可能な訪問先数の統計情報、訪問順番の決定に必要な時間によって支援装置10の管理者が任意に設定できる。データベース16は予約締め切りの時刻の設定情報を記憶できる。決定部13は、設定情報を参照できる。
利用者端末30、医師端末40、及び病院端末50は医師の訪問予定、又は医師の訪問状況の提示要求を、提示部14に送る。要求元の端末である、提示部14は、利用者端末30、医師端末40、又は病院端末50から提示要求を受ける。
[2]提示部
提示部14は、要求元の端末に医師の訪問予定、又は医師の訪問状況の提示内容を送る。かかる提示内容が個人情報又は営業秘密を含む場合、提示部14は、例えば利用者端末30に送る内容を制限することが出来る。
要求元の端末は、提示部14から、提示内容を受ける。要求元の端末は、提示内容を音声、画像、文字情報、その他の手段にて、要求元の端末の使用者に提示する。医師は、訪問予定に従い、往診を行う。
[3]医師端末
医師端末40は、医師端末40自体の位置情報を取得する機能を搭載している。例えばGPS(Global Positioning System)機能を搭載してもよい。医師端末40は往診する医師にとって持ち運び可能な端末である。
かかる端末は、例えば、ラップトップ型コンピュータ、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistant)、スマートフォン、携帯電話、若しくはPHS(Personal Handy−phone System)電話、又はカーナビゲーションシステム等の車載システムであってもよい。
医師端末40は、位置情報を定期的に、不定期に、又は連続的に取得する。医師端末40は、所定時間ごとに位置情報を支援装置10の登録部15に通知する。所定時間は例えば1〜10秒であってもよく、10〜60秒であってもよく、1〜10分であってもよく、それ以上の長さの時間であってもよい。
所定時間は医師端末40及び支援装置10の間の通信状況、医師端末40のバッテリー残量等に応じて、医師端末40の動作中に変動してもよい。登録部15は、医師端末40から通知される位置情報を受ける。登録部15は、位置情報の内容を定期的に判定する。
[4]登録部
登録部15は、医師端末40が、往診訪問先の位置を離れた場合、診療完了と判定する。医師端末40が、往診訪問先の位置を離れたことは、例えば医師端末40の位置と医師が訪問中の往診訪問先の位置との間の距離が所定閾値より大きくなったことをもって判定できる。
ここで位置は地表面上の平面座標であってもよく、鉛直方向の座標を加味してもよい。例えば、2以上の往診利用者の位置が、マンション等の中にあり、部屋は異なっていても地表面に平行な座標面に対する位置が同じ場合を想定できる。
また、往診予約を受け付けた往診訪問先の位置は利用者端末30から送られた利用者端末の位置としてもよい。往診訪問先の位置は登録された住所でもよい。往診利用者が利用者端末30を有しない場合は登録された住所が好ましい。
診療完了と判定した場合、登録部15は利用者情報17の訪問状況74に該当する往診訪問先と関連付けて診療完了の登録をする。登録部15は、次の訪問先の利用者端末30に最新の往診予定時刻を通知する。また、最終の訪問が完了した場合、病院端末50に全往診完了の通知、すなわち往診完了通知を送る。往診完了通知は医師の帰院予定時刻を含んでいてもよい。
なお、支援装置10は、診療完了の情報を、利用者端末30、医師端末40、病院端末50、又はその他の端末からの入力に従い、登録してもよい。すなわち支援装置10は診療完了状態の手動登録を可能とする。
登録部15は、次の訪問先の利用者端末30に最新の往診予定時刻を通知する。利用者端末30は往診利用者にとって使いやすい端末であればその形式を問わない。医師端末40のように持ち運びを必ずしも考慮しなくてもよい。
[5]利用者端末
利用者端末30はパソコン、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、又はホームセキュリティシステムであってもよい。利用者端末30は音声、振動、触感、画像、文字情報、その他の手段にて、往診を待っている利用者に必要な情報を通知する。利用者端末は固定電話であってもよい。固定電話の場合は、登録部15は自動オペレーション通話により利用者に必要な情報を通知することもできる。
利用者端末30は往診利用者の保有する端末に限られない。例えば、その家族や介護者が使用可能な端末であってもよい。登録部15は、利用者端末30へのあらゆる通知又は送信を、往診利用者とその家族又は介護者との双方の有する利用者端末30に対しそれぞれ行ってもよく、受信状況等に応じて選択的に行ってもよい。例えば、往診利用者が睡眠中の場合は、その家族又は介護者に対してのみ行ってもよい。
往診利用者が、診療完了後、リハビリテーション施設などへの移動を必要としている場合がある。この場合において、さらに送迎が必要な場合、施設端末60に送迎手配依頼(配車予定時刻)を通知する。施設端末60はリハビリテーション施設などが有する端末である。
また、医師の巡回において、最終の訪問が完了した場合、病院端末50に全往診完了(医師の帰院予定時刻)を通知する。病院端末50は医師の業務を管理又はサポートする施設、例えば病院、医院、又はその他の医療機関に設けられた端末である。
[6]支援装置の扱うデータ
図2を参照し、本実施例の支援装置10の扱うデータを説明する。本実施例の支援装置10は、プログラム制御により動作するサーバ11とデータを記憶しているデータベース16とから構成される。データは、利用者情報17及び訪問情報18を備えている。
利用者情報17は、往診を予約する予定の利用者のID、氏名、住所、電話番号、電子メールアドレス等の通信アドレス、リハビリテーション有無を含んでいる。支援装置10はこれらの情報を、往診の予約の受付、又は往診状況確認支援を開始する前から保持していてもよい。支援装置10は利用者の住所(利用者住所72)を、往診状況確認支援を開始した後、上述の訪問先位置82として利用してもよい。
支援装置10は利用者情報17として、さらに訪問日時、訪問予定日時、往診予定時刻、診療完了状況等の情報を保持することができる。支援装置10は、利用者からの往診予約を受けることで、利用者を往診利用者として、往診状況確認支援を提供する。
訪問情報18は、医師が往診訪問先を訪問する順番、医師の訪問先のID、訪問日、医師の1つ前の訪問先のID、医師の次の訪問先のID、次の訪問先までの距離を記憶している。医師が往診訪問先を訪問する順番は、上述の順番情報81である。次の訪問先までの距離は、上述の訪問先間距離83である。
訪問情報18は、さらに医師が巡回を開始する地点及び初回距離を記憶している。諸下記距離はかかる地点から順番の初回の往診訪問先までの距離である。
[7]支援装置の初期動作
次に、支援装置を通じて行う往診状況確認支援方法を、支援装置及び各構成部の動作を踏まえつつ説明する。
図2を参照して、支援装置10の初期動作を説明する。往診希望者の入力に基づき、利用者端末30はネットワーク90を介して、支援装置10にアクセスする。支援装置10は、予め発行済みの往診利用者用のアカウント番号およびパスワードの入力の求めを、利用者端末30に送る。アカウント番号は診察券番号であってもよい。
利用者端末30は支援装置10から送られた入力の求めを受けて、これを往診希望者に提示する。往診希望者が上記の情報を入力すると利用者端末30はこれを支援装置10に送る。支援装置10は入力された情報を照合し、ログインを許可し、往診予約メニューの情報を利用者端末30に送る。
利用者端末30は支援装置10から送られた情報に従い往診予約メニューを提示する。往診希望者がメニューから選択すると、利用者端末30は予約受付画面を表示する。予約受付画面は往診希望者が氏名、住所、電話番号、電子メールアドレス、リハビリテーション有無、往診希望日などの予約情報を入力するフィールドを有している。
上記往診状況確認支援方法は、往診利用者が、ネットワーク経由で任意の時間に往診予約を行うことを可能にする。したがって、例えば病院の営業時間外にも往診予約ができる。このため、往診利用者の利便性は向上する。
[8]受付部の動作
入力された予約情報は、利用者端末30が受付部12に送る。受付部12は図3に示すように受付処理31を行う。受付部12は、予約情報に入力誤りがないかの照合を実施する(ステップA1)。照合は例えば、入力されてないフィールドが無いかを確認するものでも良い。また照合は、予め利用者情報17に登録されていた内容と合致するかを確認するものでよい。
ステップA1の照合結果が、予約情報誤りありのときには、ステップA5に進む(ステップA2;YES)。ステップA5では、受付部12は予約情報誤りを示す警告メッセージを利用者端末30に表示するよう求める(ステップA5)。利用者が警告メッセージに従い入力を修正した場合には、利用者端末30から送られる修正済みの予約情報に従い、受付部12は受付処理31を再び実行する。
ステップA1の照合結果が、予約情報誤りなしのときには、予約情報を利用者情報17に格納する(ステップA3)。次に受付部12は利用者端末30に往診受付仮完了を通知する(ステップA4)。
[9]決定部の動作
決定部13は、往診受付仮完了を通知した往診希望者の病院からの距離をもとに医師の往診訪問順番を決める。図4は、受付部12が往診先:A、往診先:B、往診先:Cの3箇所(ノード)の往診予約の受付処理をした場合を示している。
図5に示すように、決定部13は、決定処理32を実行する。決定部13は、利用者情報17の住所をもとに、病院−往診先:A、病院−往診先:B、病院−往診先:C、往診先:A−往診先:B、往診先:B−往診先:C、往診先:A−往診先:Cの各ノード間の距離をそれぞれ算出する(ステップB1)。各ノード間の距離は、例えば自動車で走行した場合の最短時間で行ける距離である。
次に病院から1番近い往診先を最初の訪問先(初回の訪問先)とする。本例では、図4に示すように、往診先:Aが病院まで最も近い(3,000m)ので最初の訪問先となる(ステップB2)。次に往診先:Aから最も近い往診先であるため(3,000m)、往診先:Bが2番目の訪問先となる。
決定部13は、その後、選ばれたノードから最も近いノードであって、まだ訪問先として選ばれていないノードを順次選択する(ステップB3)。決定部13は、最後に残った往診先:Cを3番目の訪問先とする。
決定部13は、巡回する経路を、その他の方法によっても決定してもよい。例えば、支援装置10が往診希望時間をさらに受け付け、データベース16に登録していた場合には、決定部13は、これを考慮してもよい。また、決定部13は、最初の訪問先を一番遠い往診先としてもよい。また、決定部13は、ダイクストラ法を利用してもよい。
図2に示すように決定部13は、訪問情報18に順番情報81及び訪問先間距離83を格納する(ステップB4)。本実施例では表1に示すように、訪問情報18は訪問先名、1つ前の訪問先名、次の訪問先名、及び次の訪問先までの距離を有している。
Figure 2014229245
本実施例では、順番情報81は表1の訪問先名、1つ前の訪問先名、及び次の訪問先名である。訪問先名は往診を利用する利用者のIDでもよく、また氏名でもよい。訪問先間距離83は表1の次の訪問先までの距離である。
決定部13は、診療時間の統計情報、移動速度の統計情報、訪問先間距離83をもとに初期往診予定時刻を算出する。データベース16は予め診療時間の統計情報及び移動速度の統計情報を記憶していてもよい。決定部13はデータベース16から、診療時間の統計情報及び移動速度の統計情報を受けてもよい。
上記により決定部13は初期往診予定時刻を決定する。決定部13は、往診業務の時間管理のため、医師又は医療機関にかかる負担を軽減する。次に支援装置10は往診受付を完了する。決定部13は、利用者端末30に往診受付完了及び往診予定時刻を通知する(ステップB5)。決定部13は、訪問情報18に初期往診予定時刻を記録してもよい。
決定部13は、巡回する経路を、その他の方法によっても決定してもよい。例えば、往診希望時間がさらに入力及び登録されていた場合には、決定部13は、これを考慮してもよい。また、決定部13は、最初の訪問先を一番遠い往診先としてもよい。また、決定部13は、ダイクストラ法を利用してもよい。
[10]支援装置の中間動作
医師端末40はネットワークに通じて支援装置10にアクセスする。医師端末40は予め発行済みの医師用アカウント番号およびパスワードを入力可能な画面を表示する。かかる情報の入力があったとき、医師端末40は情報を支援装置10に送る。かかる情報を受けた支援装置10は医師端末40のログインを許可する。
支援装置10は医師端末40に訪問状況表示メニューを含む医師用メニューを送る。医師端末40は医師用メニューを表示する。医師による訪問状況表示メニューの選択の入力があると、医師端末40は訪問状況表示メニューが選択された旨の情報を提示部14に送る。
[11]提示部の動作
図6に示すように、提示部14は、医師端末40と協働して提示処理42を実行する。上記情報を受けると、提示部14は、訪問情報18、及び医師用アカウント番号又はこれに関連付けられた医師IDを参照し訪問予定を含む訪問状況を生成する(ステップC1)。データベース16は医師IDを記憶でき、提示部14は医師IDを参照できる。提示部14は、医師端末40に訪問状況を送る。医師端末40は訪問状況を提示部14から受けて、表示する(ステップC2)。医師は、往診順番を知ることができるため、往診計画を立てやすくなる。
[12]登録部の訪問状況処理
医師は各往診利用者を、往診訪問先として順番に従い、巡回する。この間、図7の訪問状況処理41に示すように、登録部15は、登録部15は、医師端末40の位置(座標)が、往診訪問先の位置(座標)から離れた場合、訪問状況を診療完了で登録し、往診予定時刻を算出し、次の訪問先の利用者端末30に最新の往診予定時刻を通知する。登録部15の機能は上述の通りである。医師端末40の機能は上述の通りである。
登録部15は、判断ステップにおいて、順番及び診療完了状態を参照して、医師の次の往診訪問先を判断する(ステップD1)。次の往診訪問先があれば(ステップD2;YES)、登録部は次のステップを実行する。
登録部15は、算出ステップにおいて次の往診訪問先の往診予定時刻、すなわち最新の往診開始予定時刻を算出する(ステップD3)。算出ステップは医師端末40、巡回を開始する病院、又は直前に診療完了した往診訪問先から次の往診訪問先までの距離、及び予め設定された医師の移動速度を基に次の往診訪問先の往診予定時刻を算出するステップである。
登録部15は、さらに往診予定時刻を提示部14に送る。提示部14は、登録部15から往診予定時刻を受け、次の往診訪問先の利用者端末30に送る(ステップD4)。上記処理により往診利用者が、医師の往診状況を知ることができる。往診利用者は、前の往診先の診療が完了した時点で最新の往診開始の往診予定時刻の連絡があるため、在宅時間の計画が立てやすくなる。
登録部15はさらに利用者情報17の訪問状況の初期往診予定時刻に、算出した往診予定時刻を上書きしてもよい。登録部15はさらに、かかる上書きされた往診予定時刻に、最新の往診予定時刻を再度上書きしてもよい。
登録部15は、受信ステップとして所定期間、医師端末40から、医師端末40の位置情報を定期的に受信する。所定期間は少なくとも、登録部15が訪問済と判断する以前の時点から所定閾値以上になるまでの期間を含む。登録部15は、動作中常時、受信し続けてもよく、医師の移動中の所定時間、受信を休止してもよい。
[13]登録部の監視処理
受信ステップ中、登録部15は、下記に述べるように、医師端末と往診訪問先の位置関係を監視する(ステップD5)。図8に示すようにステップD5はサブルーチンとして監視処理42を有する。登録部15は、少なくとも、医師端末40及び現時点の往診訪問先の間の距離が、所定値以下であれば、医師が訪問済と判断する(ステップD11;YES)。
現時点の往診訪問先とは診療を完了した最新の往診訪問先の次の往診訪問先であって、診療完了状態を診療状況に記録してない往診訪問先である。訪問済でなければ、訪問済でなくなるまで定期的に位置情報を受け続け、ステップを繰り返す(ステップD11;NO)。
登録部15が訪問済と判断する時点は適宜設定可能である。例えば、かかる時点は医師端末40及び現時点の往診訪問先の間の距離が、所定値以下になった最新の時点でもよく、それ以降の任意の時点でも良い。
すなわち、登録部15は、医師端末40及び現時点の往診訪問先の間の距離が所定値以下となってから所定時間その状態が継続した経過したあとに、訪問済と判断してもよい。これにより例えば高層住宅で偶然に医師端末及び往診訪問先の座標が地表面と平行な平面上の座標と重なったときであっても、登録部15は医師が訪問済と誤判定することを回避する。
登録部15は、医師端末40の位置(座標)が、往診訪問先の位置(座標)から離れた場合、診療完了と判断する。このため、登録部15は、順番情報81及び訪問先間距離83を参照し、位置情報を基に、医師端末40及び医師が訪問中の往診訪問先の間の距離を監視する。
登録部15は、判定ステップにおいて、かかる距離が所定閾値より大きくなったことを検出すると、診療完了と判定する(ステップD12;YES)。かかる条件が満たされなければ、かかる条件が満たされるまで定期的に位置情報を受け続け、ステップを繰り返す(ステップD12;NO)。
登録部15は、利用者情報17の訪問状況を診療完了で登録する(ステップD13)。このため、登録部15は、記録ステップとして、診療完了した往診訪問先と関連付けて、診療完了状態をデータベース16の訪問状況に記録する。
[13]全往診完了処理
図7に示すように、登録部15は、判断ステップにおいて、医師の次の往診訪問先がないと判断した場合(ステップD2;NO)、病院端末50に全往診完了と、医師の帰院予定時刻を通知する(ステップD6)。登録部15は医師の帰院予定時刻を、往診予定時刻と同様に算出する。病院スタッフは、医師の帰院予定時刻の連絡があるため、病院内業務の計画が立てやすくなる。
[14]効果の説明
従来、往診利用者は、病院側の往診状況(往診開始予定時刻の変更など)を知ることができなかった。このため、往診利用者は、往診の開始時刻が前後することを考慮して予約時間よりも早い時刻から在宅しておく必要があった。本実施例の支援装置及び支援方法は、往診利用者が、前の往診先の診療が完了した時点で往診開始予定時刻の連絡を受けることを可能とする。
[15]変形例
決定部13の動作のうち初期往診予定時刻の算出動作を、登録部15が実行してもよい。例えば実施形態では初回往診予定時刻を登録部15の算出部55が算出した。かかる初回往診予定時刻は決定部13の算出した往診予定時刻と同等である。これにならい、登録部15は他の往診利用者の往診予定時刻を含む初期往診予定時刻を算出してもよい。
また、上述のように登録部15は初期往診予定時刻を上書きしてもよいものとした。さらに登録部15は、上書きされた往診予定時刻以降の他の往診利用者の修正往診予定時刻を決定してもよい。
この場合、登録部15は、診療時間の統計情報、移動速度の統計情報、訪問先間距離83をもとに修正往診予定時刻を算出する。登録部15はデータベース16から、診療時間の統計情報及び移動速度の統計情報を受けてもよい。
登録部15は初期往診予定時刻をさらに修正往診予定時刻で上書きしてもよい。登録部15は修正往診予定時刻をさらに次の修正往診予定時刻で上書きしてもよい。登録部15は修正往診予定時刻に、最新の往診予定時刻をさらに上書きしてもよい。
[1]支援装置の構成
実施例2〜6の往診状況確認支援装置及びこれを用いた往診状況確認支援方法は、図2を用いて説明した実施例1と同一の構成要素を含み、さらに実施例1にはない構成要素間の作用を有する。このため重複する符号を有する構成要素は重複する説明を省略する。
図2に記載の利用者情報17はさらに、各往診訪問先の利用者のリハビリテーションの要否を保持する。本実施例においてリハビリテーションの要否はリハビリテーションの予約の有無である。また、登録部15は判別部21、並びに不図示の算出部55及び補助算出部を有する。算出部55及び補助算出部の機能は実施形態で述べたとおりである。
[2]支援方法の構成
図9に示すステップE1は上記ステップD1〜D4と同様である。サーバ11は次の往診訪問先に往診予定時刻を通知するとともに利用者情報17を参照する。判別部21は、判別ステップとして、リハビリテーションの予約の有無を参照し、次の往診訪問先の利用者がリハビリテーション対象者か否かを判別する判別処理を行う(ステップE2)。
判別部は、次の往診訪問先の利用者がリハビリテーション対象者である場合のみ、診療完了予定時刻を算出させる命令を補助算出部に送る(ステップE2;YES)。ステップE3において補助算出部は、補助算出ステップとして、往診予定時刻及び診療時間の統計情報を基に、次の往診訪問先の診療完了予定時刻を算出する。
ステップE3において算出部55は、診療完了予定時刻及びリハビリテーション施設から次の往診訪問先への移動時間より、リハビリテーション施設からの送迎車の出発時刻を算出する。かかる移動時間はリハビリテーション施設から次の往診訪問先への距離から計算可能である。
算出部55は出発時刻を提示部14へ送る。登録部15はさらに、次の往診訪問先の利用者情報17を参照し、利用者のID、氏名、住所等の必要な情報を提示部14へ送る。提示部14は出発時刻及び必要な情報を施設端末60に通知する(ステップE4)。施設端末60は配車予定時刻を含む送迎手配依頼として出発時刻及び必要な情報を表示する。
ステップE5は上記ステップD5と同様である。判別部21は、次の往診訪問先の利用者がリハビリテーション対象者でない場合、登録部15に訪問状況の監視の処理を実行させる命令を送る。
実施例2の支援装置10は、リハビリテーション施設スタッフに対し、往診利用者宅に移動するための出発時刻及び必要な情報を提供する。このため、往診利用者は、医師の往診後、リハビリテーション施設スタッフと一緒にリハビリテーション施設への移動ができる。
[3]変形例
なおリハビリテーション施設は、訪問医療に不向きな施術を行うための治療施設を含んでいてもよい。補助算出部の処理は算出部55がしてもよく、算出部55の処理は補助算出部がしてもよい。
また、往診利用者が往診と同時にリハビリテーションなどの施設に移動し治療を受ける場合、医師の訪問時刻に合わせて、送迎車の手配を行うこともできる。この場合、ステップE2において支援装置10は、補助算出部による診療時間の統計情報に基づく診療完了予定時刻の算出を省略する。さらに、算出部55は往診予定時刻及びリハビリテーション施設から次の往診訪問先への移動時間より、リハビリテーション施設からの送迎車の出発時刻を算出する。
実施例3は、往診予定時刻を過ぎている場合、又は最新の往診予定時刻の通知の前に、往診利用者が、医師がどの往診先にいるのかを知ることを可能にする往診状況確認支援装置及びこれを用いた往診状況確認支援方法である。
図2に示すように、利用者端末30は往診利用者の入力を受け、ネットワーク90を通じて支援装置10にアクセスする。利用者端末30は、予め発行済みの往診利用者用アカウント番号又は診察券番号、及びパスワードの入力を受け、これらを受付部12へ送る。
受付部12は、往診利用者用アカウント番号等及びパスワードを、利用者端末30から受けて、これらを照合する。受付部12は、照合結果が適正であれば、利用者端末30のログインを許可する情報及び訪問状況表示メニューを含むメニューを利用者端末30に送る。
利用者端末30はかかるメニューを受け、これを表示し、訪問状況表示メニューの選択の入力を受ける。利用者端末30は訪問状況表示メニューの選択の情報を提示部14に送る。提示部14は、利用者端末30からかかる情報の提供を受ける。
図6に示すように提示部14は、訪問情報18をもとに訪問予定を含む訪問状況を生成する(ステップC1)。提示部14は訪問状況を利用者端末30に送る。訪問状況が往診利用者にアクセスが許可されていない情報を含む場合は、提示部14は、訪問状況がこれを含まないように、一部の情報のみ利用者端末30に送ることが出来る。利用者端末30は訪問状況を受け、訪問状況に表示する(ステップC2)。
実施例4は、医師の往診を支援する病院スタッフが、医師の戻り予定時刻を知ることを可能にする往診状況確認支援装置及びこれを用いた往診状況確認支援方法である。例えば、病院スタッフは、医師の病院への戻り時間の問い合わせがある場合に、予定時刻を知ることが可能となる。
上記実施例1の支援装置10は、医師の最終の訪問が完了した場合、病院端末50に全往診完了(医師の帰院予定時刻)を通知する。これに対し、実施例4の支援装置10はさらに次のような構成を有し、かつ次のように動作する。
病院端末50は病院スタッフの入力を受け、ネットワーク90を通じて支援装置10にアクセスする。病院端末50は、予め発行済みの病院スタッフ用アカウント番号およびパスワードの入力を受け、これらを受付部12へ送る。
受付部12は、病院スタッフ用アカウント番号およびパスワードを、病院端末50から受けて、これらを照合する。受付部12は、照合結果が適正であれば、病院端末50のログインを許可する情報及び訪問状況表示メニューを含むメニューを病院端末50に送る。
病院端末50はかかるメニューを受け、これを表示し、訪問状況表示メニューの選択の入力を受ける。病院端末50は訪問状況表示メニューの選択の情報を提示部14に送る提示部14は、病院端末50からかかる情報の提供を受ける。
図6に示すように提示部14は、訪問情報18をもとに訪問予定を含む訪問状況を生成する(ステップC1)。提示部14は訪問状況を病院端末50に送る。訪問状況が、病院スタッフにアクセスが許可されていない情報を含む場合は、提示部14は、訪問状況がこれを含まないように、一部の情報のみ送ることが出来る。病院端末50は訪問状況を受け、訪問状況に表示する(ステップC2)。
実施例4は、医師が、往診の結果、リハビリテーションが必要と判断した場合、往診先からリハビリテーション施設の予約を行うことを可能にする往診状況確認支援装置及びこれを用いた往診状況確認支援方法である。
図2に示すように、医師端末40は医師の入力を受け、ネットワーク90を通じて支援装置10にアクセスする。医師端末40は、予め発行済みの医師用アカウント番号およびパスワードの入力を受け、これらを受付部12へ送る。
受付部12は、予め発行済みの医師用アカウント番号およびパスワードを、医師端末40から受けて、これらを照合する。受付部12は、照合結果が適正であれば、医師端末40のログインを許可する情報並びにリハビリテーション予約メニューを含むメニュー及び予約受付画面を医師端末40に送る。また、医師端末40は常時ログインしていてもよい。
医師端末40はかかるメニューを受け、これを表示し、リハビリテーション予約メニューの選択の入力を受ける。医師端末40は予約受付画面を表示する。医師端末40は予約情報、すなわちリハビリテーション予約情報の入力を受ける。予約情報は利用者の氏名、住所、電話番号、電子メールアドレス、リハビリテーション希望日時のうち必要な情報を含む。
病院端末50は予約情報を受付部12に送る。受付部12は、病院端末50から予約情報を受け、受付部12にて入力誤りがないかの確認を実施する。確認結果が、予約情報誤りありのときには、受付部12は予約情報誤りを示すメッセージを医師端末40に送る。医師端末40は受付部12からメッセージを受け、これを表示する。医師端末40は、再度、予約受付画面を表示する。
確認結果が、予約情報誤りなしのときには、受付部12はデータベース16にアクセスリハビリテーション施設の空き時間を参照する。データベース16はリハビリテーション施設の予約状況を保持している。
予約情報がリハビリテーション施設の空き時間と合致する場合には、受付部12は予約情報を記録する。受付部12は利用者端末30および医師端末40にリハビリテーション予約日時を送る。利用者端末30および医師端末40は予約日時を受け、これを表示する。
実施例6は、医師が、往診の結果、追加の投薬が必要と判断した場合、処方箋を電子的に発行し、薬局に往診利用者宅への薬の配達依頼を行うことを可能にする往診状況確認支援装置及びこれを用いた往診状況確認支援方法である。
受付部12が医師端末40のログインを許可するまでの動作は実施例5と同様である。医師端末40のログインを許可する情報並びに薬処方メニューを含むメニュー及び薬処方画面を医師端末40に送る。
医師端末40はかかるメニューを受け、これを表示し、薬処方メニューの選択の入力を受ける。医師端末40は薬処方画面を表示する。医師端末40は処方箋情報の入力を受ける。予約情報は往診利用者の診察券番号、医薬名、医薬の識別番号、医薬の数量のうち必要な情報を含む。医師端末40は処方箋情報を発注部22に送る。
発注部22は処方箋情報を受け、薬局端末70に処方箋情報を含む薬発注依頼を送る。薬局端末70は、発注部22から薬発注依頼を受け、これを表示する。薬局担当者は、薬発注依頼に従い、処方薬を往診利用者に配達する。
なお、本発明は上記実施の形態及び実施例に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、医師を看護師、作業療法士、精神保健福祉士、理学療法士に置き換えることが出来る。さらに診療を看護その他の医療業務に置き換えることができる。さらに往診利用者を訪問看護利用者に置き換えることが出来る。
上記では、医師及び往診利用者に関する在宅医療支援システムについて説明した。上記支援システムを応用した、在宅サービス支援システムが考えられる。かかる在宅サービス支援システムは在宅利用者を訪問し、施術等を行う他の業務に適する。
例えば医師を、理容師、美容師等に置き換えることができる。診療を施術に置き換えることができる。往診利用者を上記在宅利用者に置き換えることができる。かかる業務は、自力移動困難な者に利用されるという特徴と、訪問先において施術等に要する時間が変化しやすいという特徴が医師の往診と類似する。
在宅利用者等が、理容師等の業務状況を知ることにより、理容師等の訪問時間に合わせて在宅時間や、その他のスケジュールを決めることができる。このため、在宅サービス支援システムにおいて、在宅利用者の利便性を高めることができる。
上記の実施形態及び実施例の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
利用者端末及び医師端末と接続可能な、往診状況確認支援装置において、
登録部、提示部及びデータベースを備え、
前記データベースは、前記医師端末を携行する医師が往診する往診訪問先の順番、往診訪問先の位置、前記順番が隣り合う各往診訪問先の間の距離、及び各往診訪問先の診療完了状態を記憶し、
前記登録部は、前記医師が前記各往診訪問先を前記順番に従い、巡回する間に、
少なくとも、前記医師端末及び現時点の往診訪問先の間の距離が、所定値以下になった最新の時点以降の任意の時点から所定閾値以上になる時点まで、前記医師端末から、前記医師端末の位置情報を定期的に受信する受信部と、
前記順番及び前記往診訪問先の位置並びに前記位置情報を参照し、前記医師端末及び前記医師が訪問中の往診訪問先の間の距離が前記所定閾値より大きくなった場合に、前記医師が訪問中であった往診訪問先において診療完了と判定する判定部と、
前記診療完了した往診訪問先と関連付けて、前記データベースに診療完了状態を前記データベースに記録する記録部と、
前記順番及び前記診療完了状態を参照して、前記医師の次の往診訪問先を判断する判断部と、
現在時刻、前記医師端末又は直前に診療完了した往診訪問先から前記次の往診訪問先までの距離、及び予め設定された医師の移動速度を基に前記次の往診訪問先の往診予定時刻を算出する算出部と、を有し、
前記提示部は、前記往診予定時刻を前記次の往診訪問先の利用者端末に通知する、
往診状況確認支援装置。
(付記2)
さらに、リハビリテーション施設の施設端末と接続可能であり、
前記データベースはさらに、前記往診予定時刻、及び各往診訪問先の診療時間の統計情報を記憶し、
前記登録部はさらに、前記往診予定時刻及び診療時間の統計情報を基に、前記次の往診訪問先の診療完了予定時刻を算出する補助算出部を有し、
前記算出部はさらに、前記診療完了予定時刻及びリハビリテーション施設から前記次の往診訪問先への移動時間より、前記リハビリテーション施設からの送迎車の出発時刻を算出し、
前記提示部は前記出発時刻を前記施設端末に通知する、
付記1に記載の往診状況確認支援装置。
(付記3)
前記データベースはさらに、各往診訪問先の利用者のリハビリテーションの要否を記憶し、
前記登録部はさらに、前記次の往診訪問先の利用者がリハビリテーション対象者か否かを判別する判別部を有し、
前記補助算出部は、前記次の往診訪問先の利用者がリハビリテーション対象者である場合のみ、前記診療完了予定時刻を算出する、
付記2に記載の往診状況確認支援装置。
(付記4)
さらに、リハビリテーション施設の施設端末と接続可能であり、
前記医師端末からリハビリテーション予約情報を受け、
前記施設端末に前記リハビリテーション予約情報の表示命令を送信し、
前記施設端末から予約日時を受け、
前記医師端末及び/又は利用者端末に前記予約日時の表示命令を送信する、
付記1に記載の往診状況確認支援装置。
(付記5)
さらに病院端末と接続可能であり、
判断部はさらに、次の往診訪問先が残っていない場合は、前記医師の帰院予定時刻及び往診完了通知を病院端末に送信する、
付記1〜4のいずれかに記載の往診状況確認支援装置。
(付記6)
前記利用者端末から現在の往診状況の開示要求を受け、
前記開示要求に応じて前記診療完了状態を参照し、
往診訪問先毎の診療完了又は未完了状態を含む訪問状況情報を生成し、
前記利用者端末に前記訪問状況情報の表示命令を送信する、
付記1〜5のいずれかに記載の往診状況確認支援装置。
(付記7)
さらに薬局端末と接続可能であり、
前記医師端末から処方箋情報及び前記診療完了と判定された往診訪問先への薬の配達依頼を受け、
前記薬局端末に処方箋情報及び配達依頼の表示命令を送信する、
付記1〜6のいずれかに記載の往診状況確認支援装置。
(付記8)
さらに病院端末と接続可能であり、
前記病院端末から現在の往診状況の開示要求を受け、
前記提供要求に応じて前記診療完了状態を参照し、
往診訪問先毎の診療完了又は未完了状態を含む訪問状況情報を生成し、
前記病院端末に前記訪問状況情報の表示命令を送信する、
付記1〜7のいずれかに記載の往診状況確認支援装置。
(付記9)
受付部及び決定部をさらに備え、
前記データベースは、前記医師が巡回を開始する地点を記憶し、
前記受付部は前記利用者端末と接続可能であり、
前記受付部は前記利用者端末から往診の予約を受け
前記往診の予約を受け付けた利用者の
前記決定部は、前記医師が巡回を開始する地点及び前記往診訪問先の位置を参照し、医師が巡回を開始する地点と往診訪問先との間、及び往診訪問先の間の距離を基に前記往診訪問先の順番を決定し、さらに前記順番が隣り合う各往診訪問先の間の距離とともに前記データベースに登録する、
付記1〜8のいずれかに記載の往診状況確認支援装置。
(付記10)
前記データベースは、さらに前記医師が巡回を開始する地点から前記順番の初回の往診訪問先までの初回距離を記憶し、
前記算出部は、さらに前記初回距離、及び前記移動速度を基に前記初回の往診訪問先の初回往診予定時刻を算出し、
前記提示部は、さらに前記初回往診予定時刻を前記初回の往診訪問先の利用者端末に通知する、
付記1〜8のいずれかに記載の往診状況確認支援装置。
(付記11)
利用者端末及び医師端末と接続可能な、往診状況確認のための支援装置を通じて行う往診状況確認支援方法であって、
前記支援装置は、登録部、提示部及びデータベースを備え、
前記データベースは、前記医師端末を携行する医師が往診する往診利用者の順番、前記順番が隣り合う各往診利用者間の訪問先間距離、及び各往診利用者の診療完了状態を記憶し、
前記登録部は、前記医師が前記各往診利用者を、往診訪問先として前記順番に従い、巡回する間に、
少なくとも、前記医師端末及び現時点の往診訪問先の間の距離が、所定値以下になった最新の時点以降の任意の時点から所定閾値以上になるまで、前記医師端末から、前記医師端末の位置情報を定期的に受信する受信ステップと、
受信ステップ中に、前記順番及び前記訪問先間距離を参照し、前記位置情報を基に、前記医師端末及び前記医師が訪問中の往診訪問先の間の距離が前記所定閾値より大きくなった場合に、診療完了と判定する判定ステップと、
前記診療完了した往診訪問先と関連付けて、前記データベースに診療完了状態を前記データベースに記録する記録ステップと、
前記順番及び前記診療完了状態を参照して、前記医師の次の往診訪問先を判断する判断ステップと、
前記医師端末又は直前に診療完了した往診訪問先から前記次の往診訪問先までの距離、及び予め設定された医師の移動速度を基に前記次の往診訪問先の往診予定時刻を算出する算出ステップと、を実行し、
前記提示部は、前記往診予定時刻を前記次の往診訪問先の利用者端末に通知する、
往診状況確認支援方法。
10 支援装置 12 受付部
13 決定部 14 提示部
15 登録部 16 データベース
20 薬局端末 21 判別部
22 発注部 30 利用者端末
40 医師端末 50 病院端末
51 受信部 52 判定部
53 記録部 54 判断部
55 算出部 60 施設端末
70 薬局端末 81 順番情報
82 訪問先位置 83 訪問先間距離
84 診療完了状態

Claims (10)

  1. 利用者端末及び医師端末と接続可能であり、
    登録部、提示部及びデータベースを備え、
    前記データベースは、前記医師端末を携行する医師が往診する往診訪問先の順番、往診訪問先の位置、前記順番が隣り合う各往診訪問先の間の距離、及び各往診訪問先の診療完了状態を記憶し、
    前記登録部は、前記医師が前記各往診訪問先を前記順番に従い、巡回する間に、
    少なくとも、前記医師端末及び現時点の往診訪問先の間の距離が、所定値以下になった最新の時点以降の任意の時点から所定閾値以上になる時点まで、前記医師端末から、前記医師端末の位置情報を定期的に受信する受信部と、
    前記順番及び前記往診訪問先の位置並びに前記位置情報を参照し、前記医師端末及び前記医師が訪問中の往診訪問先の間の距離が前記所定閾値より大きくなった場合に、前記医師が訪問中であった往診訪問先において診療完了と判定する判定部と、
    前記診療完了した往診訪問先と関連付けて、前記データベースに診療完了状態を前記データベースに記録する記録部と、
    前記順番及び前記診療完了状態を参照して、前記医師の次の往診訪問先を判断する判断部と、
    現在時刻、前記医師端末又は直前に診療完了した往診訪問先から前記次の往診訪問先までの距離、及び予め設定された医師の移動速度を基に前記次の往診訪問先の往診予定時刻を算出する算出部と、を有し、
    前記提示部は、前記往診予定時刻を前記次の往診訪問先の利用者端末に通知する、
    往診状況確認支援装置。
  2. さらに、リハビリテーション施設の施設端末と接続可能であり、
    前記データベースはさらに、前記往診予定時刻、及び各往診訪問先の診療時間の統計情報を記憶し、
    前記登録部はさらに、前記往診予定時刻及び診療時間の統計情報を基に、前記次の往診訪問先の診療完了予定時刻を算出する補助算出部を有し、
    前記算出部はさらに、前記診療完了予定時刻及びリハビリテーション施設から前記次の往診訪問先への移動時間より、前記リハビリテーション施設からの送迎車の出発時刻を算出し、
    前記提示部は前記出発時刻を前記施設端末に通知する、
    請求項1に記載の往診状況確認支援装置。
  3. 前記データベースはさらに、各往診訪問先の利用者のリハビリテーションの要否を記憶し、
    前記登録部はさらに、前記次の往診訪問先の利用者がリハビリテーション対象者か否かを判別する判別部を有し、
    前記補助算出部は、前記次の往診訪問先の利用者がリハビリテーション対象者である場合のみ、前記診療完了予定時刻を算出する、
    請求項2に記載の往診状況確認支援装置。
  4. さらに、リハビリテーション施設の施設端末と接続可能であり、
    前記医師端末からリハビリテーション予約情報を受け、
    前記施設端末に前記リハビリテーション予約情報の表示命令を送信し、
    前記施設端末から予約日時を受け、
    前記医師端末及び/又は利用者端末に前記予約日時の表示命令を送信する、
    請求項1に記載の往診状況確認支援装置。
  5. さらに病院端末と接続可能であり、
    判断部はさらに、次の往診訪問先が残っていない場合は、前記医師の帰院予定時刻及び往診完了通知を病院端末に送信する、
    請求項1〜4のいずれかに記載の往診状況確認支援装置。
  6. 前記利用者端末から現在の往診状況の開示要求を受け、
    前記開示要求に応じて前記診療完了状態を参照し、
    往診訪問先毎の診療完了又は未完了状態を含む訪問状況情報を生成し、
    前記利用者端末に前記訪問状況情報の表示命令を送信する、
    請求項1〜5のいずれかに記載の往診状況確認支援装置。
  7. さらに薬局端末と接続可能であり、
    前記医師端末から処方箋情報及び前記診療完了と判定された往診訪問先への薬の配達依頼を受け、
    前記薬局端末に処方箋情報及び配達依頼の表示命令を送信する、
    請求項1〜6のいずれかに記載の往診状況確認支援装置。
  8. 受付部及び決定部をさらに備え、
    前記データベースは、前記医師が巡回を開始する地点を記憶し、
    前記受付部は前記利用者端末と接続可能であり、
    前記受付部は前記利用者端末から往診の予約を受け
    前記往診の予約を受け付けた利用者の
    前記決定部は、前記医師が巡回を開始する地点及び前記往診訪問先の位置を参照し、医師が巡回を開始する地点と往診訪問先との間、及び往診訪問先の間の距離を基に前記往診訪問先の順番を決定し、さらに前記順番が隣り合う各往診訪問先の間の距離とともに前記データベースに登録する、
    請求項1〜7のいずれかに記載の往診状況確認支援装置。
  9. 前記データベースは、さらに前記医師が巡回を開始する地点から前記順番の初回の往診訪問先までの初回距離を記憶し、
    前記算出部は、さらに前記初回距離、及び前記移動速度を基に前記初回の往診訪問先の初回往診予定時刻を算出し、
    前記提示部は、さらに前記初回往診予定時刻を前記初回の往診訪問先の利用者端末に通知する、
    請求項1〜7のいずれかに記載の往診状況確認支援装置。
  10. 利用者端末及び医師端末と接続可能な、往診状況確認のための支援装置を通じて行う往診状況確認支援方法であって、
    前記支援装置は、登録部、提示部及びデータベースを備え、
    前記データベースは、前記医師端末を携行する医師が往診する往診利用者の順番、前記順番が隣り合う各往診利用者間の訪問先間距離、及び各往診利用者の診療完了状態を記憶し、
    前記登録部は、前記医師が前記各往診利用者を、往診訪問先として前記順番に従い、巡回する間に、
    少なくとも、前記医師端末及び現時点の往診訪問先の間の距離が、所定値以下になった最新の時点以降の任意の時点から所定閾値以上になるまで、前記医師端末から、前記医師端末の位置情報を定期的に受信する受信ステップと、
    受信ステップ中に、前記順番及び前記訪問先間距離を参照し、前記位置情報を基に、前記医師端末及び前記医師が訪問中の往診訪問先の間の距離が前記所定閾値より大きくなった場合に、診療完了と判定する判定ステップと、
    前記診療完了した往診訪問先と関連付けて、前記データベースに診療完了状態を前記データベースに記録する記録ステップと、
    前記順番及び前記診療完了状態を参照して、前記医師の次の往診訪問先を判断する判断ステップと、
    前記医師端末又は直前に診療完了した往診訪問先から前記次の往診訪問先までの距離、及び予め設定された医師の移動速度を基に前記次の往診訪問先の往診予定時刻を算出する算出ステップと、を実行し、
    前記提示部は、前記往診予定時刻を前記次の往診訪問先の利用者端末に通知する、
    往診状況確認支援方法。
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