JP2002278749A - 乱数発生装置 - Google Patents

乱数発生装置

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JP2002278749A
JP2002278749A JP2001074693A JP2001074693A JP2002278749A JP 2002278749 A JP2002278749 A JP 2002278749A JP 2001074693 A JP2001074693 A JP 2001074693A JP 2001074693 A JP2001074693 A JP 2001074693A JP 2002278749 A JP2002278749 A JP 2002278749A
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Japan
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JP2001074693A
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Eiichi Yoshida
栄一 吉田
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LE TEC KK
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LE TEC KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 M系列乱数を用いて任意の範囲の乱数列を生
成する。 【解決手段】 M系列乱数を生成する乱数生成回路
(1)と、乱数生成回路(1)の生成した乱数を、所定
値と比較する比較器(3)とを具備し、乱数生成回路
(1)の生成した乱数と所定値との比較結果に応じて、
乱数生成回路(1)が生成する乱数を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機に最適な乱
数発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】n次(nは整数)のM系列(M-sequenc
e)乱数列は、1〜2n−1の範囲の値となる。次数と生
成値範囲の対応関係は、図3に示すようになる。
【0003】一方、乱数を利用する場合、例えば抽選を
行う場合は、任意の範囲の値を利用できることが望まし
い。例えば、当選確率10%の抽選をしたい場合には、
10個の乱数から1個の値を当たりとすることで抽選を
行うことが望ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、M系列
乱数を用いた場合は、任意の当選確率を得ることは困難
である。例えば、当選確率10%の抽選をしたい場合に
5次のM系列乱数を使用するものとする。5次のM系列
乱数は、1〜31の範囲の値となる。当選番号を10、
20、30に設定すると、当選確率は10.333・・
・%となり、目的の10%に近い確率にすることは可能
であるが、丁度10%の当選確率を得ることは出来な
い。次数を上げて、当選番号を増やせば目的の10%に
更に近い確率にすることは可能であるが、それでも丁度
10%の当選確率を得ることは困難である。
【0005】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
もので、M系列乱数を用いて任意の範囲の乱数列を生成
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1の発明は、M系列乱数を生成する乱数生成
回路(1)と、乱数生成回路(1)の生成した乱数を、
所定値と比較する比較器(3)とを具備し、乱数生成回
路(1)の生成した乱数と所定値との比較結果に応じ
て、乱数生成回路(1)が生成する乱数を更新すること
を特徴とする。
【0007】請求項2の発明は、請求項1において、乱
数生成回路(1)の生成した乱数を保持する乱数値レジ
スタ(2)を更に具備し、比較器(3)は、乱数値レジ
スタ(2)の保持値と所定値とを比較することを特徴と
する。
【0008】請求項3の発明は、請求項2において、比
較器(3)が乱数値レジスタ(2)に乱数の更新を指令
し、乱数値レジスタ(2)が乱数生成回路(1)に乱数
の生成を指令することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0010】図1は、本発明による乱数発生装置の一実
施形態を示すブロック結線図である。
【0011】図1において、次値乱数生成回路1は、n
次(nは整数)のM系列乱数列を生成して乱数値レジス
タ2に供給する。乱数値レジスタ2は供給された乱数値
を保持し、比較器3および乱数出力レジスタ4に出力す
る。また、後述する読み飛ばし動作のために、乱数値レ
ジスタ2は次値乱数生成回路1にも保持値を出力する。
乱数出力レジスタ4は、乱数値レジスタ2から供給され
る乱数値の保持と出力を担当する。
【0012】比較器3は、最大値レジスタ5から供給さ
れる最大値と、乱数値レジスタ2から供給される乱数値
との比較を行う。比較の結果、最大値レジスタ5から供
給される最大値よりも乱数値レジスタ2から供給される
乱数値が大きい場合には、乱数値レジスタ2に読み飛ば
し動作を指令する。読み飛ばしを指令された乱数値レジ
スタ2は、次値乱数生成回路1に次の乱数値の生成を指
示する。次値乱数生成回路1は、次のM系列乱数列を生
成して乱数値レジスタ2に供給する。
【0013】図2は、図1の回路の動作を説明するタイ
ミングチャートである。図2は、所定間隔の時刻t1、
t2、t3において、乱数値レジスタ2が更新される場
合を例示している。また、最大値レジスタ5に設定され
た値が「100」の場合を例示している。
【0014】時刻t1において乱数値レジスタ2が更新
される時に、次値乱数生成回路1の出力が「82」のと
きは、乱数出力レジスタ4の保持値は「82」に更新さ
れる。時刻t1において、次値乱数生成回路1の出力が
最大値レジスタ5に設定された値が「100」よりも大
きい場合は、次値乱数生成回路1の出力は更新を継続
し、「100」以下の値である「56」を生成したとき
に、乱数値レジスタ2は次値乱数生成回路1の出力値
「56」を保持する。
【0015】同様に、時刻t2において乱数値レジスタ
2が更新される時に、次値乱数生成回路1の出力は「5
6」なので、乱数出力レジスタ4の保持値は「56」に
更新される。時刻t2において、次値乱数生成回路1の
出力が最大値レジスタ5に設定された値が「100」よ
りも大きい場合は、次値乱数生成回路1の出力は更新を
継続し、「100」以下の値である「73」を生成した
ときに、乱数値レジスタ2は次値乱数生成回路1の出力
値「73」を保持する。
【0016】同様に、時刻t3において乱数値レジスタ
2が更新される時に、次値乱数生成回路1の出力は「7
3」なので、乱数出力レジスタ4の保持値は「73」に
更新される。
【0017】ここで動作時間について考察すると、通常
の遊技機の乱数更新時間は2msec程度と比較的低速
である。大当り確率の最大値も500分の1程度である
ことから、次値乱数発生回路1は12次の乱数列(1〜
4095)を生成すれば充分である。このとき、上記の
読み飛ばし回数が最も多くなるのは、最大値レジスタ5
に設定された値が「2048」の場合である(最大値レ
ジスタ5に設定された値が「2047」以下の場合は1
1次以下の乱数列を使用するからである)。この場合に
は、2msecの間に最大で2047回の読み飛ばしを
行うので、遊技機に使用するクロック信号を4MHzと
した場合(遊技機に使用する最も遅いとされる周波
数)、1サイクルが250nsecなので、250ns
ec×2047=0.512msecで次値乱数発生回
路1および乱数値レジスタ2における乱数の更新が必要
となる。2msecごとに更新を行うことを考慮するな
らば時間的に充分に間に合う。
【0018】以上、本発明を実施の形態により説明した
が、本発明の技術的思想によれば、種々の変形が可能で
ある。例えば、上述した実施形態においては、乱数出力
レジスタ4を用いた場合を例示したが、乱数値レジスタ
2の保持値をそのまま出力することで乱数出力レジスタ
4を省略することもできる。
【0019】また、比較器3は、乱数値レジスタ2に読
み飛ばし動作を指令するようにしたが、次値乱数生成回
路1に直接指令するようにしても良い。
【0020】また、乱数値レジスタ2を省略して、比較
器3が次値乱数生成回路1の生成する乱数を直接読み取
るようにしても良い。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明の乱数発生装置に
よれば、M系列乱数を生成する乱数生成回路(1)と、
乱数生成回路(1)の生成した乱数を、所定値と比較す
る比較器(3)とを具備し、乱数生成回路(1)の生成
した乱数と所定値との比較結果に応じて、乱数生成回路
(1)が生成する乱数を更新するようにしたので、M系
列乱数を用いているにも拘らず、任意の範囲の乱数列を
生成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による乱数発生装置の一実施形態を示す
ブロック結線図である。
【図2】本発明による乱数発生装置の一実施形態を示す
タイミングチャートである。
【図3】M系列乱数の次数と生成値範囲の対応関係を示
す対応図である。
【符号の説明】
1 次値乱数生成回路 2 乱数値レジスタ 3 比較器 4 乱数出力レジスタ 5 最大値レジスタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】M系列(M-sequence)乱数を生成する乱数
    生成回路(1)と、 該乱数生成回路(1)の生成した乱数を、所定値と比較
    する比較器(3)とを具備し、 前記乱数生成回路(1)の生成した乱数と所定値との比
    較結果に応じて、前記乱数生成回路(1)が生成する乱
    数を更新することを特徴とする乱数発生装置。
  2. 【請求項2】前記乱数生成回路(1)の生成した乱数を
    保持する乱数値レジスタ(2)を更に具備し、 前記比較器(3)は、前記乱数値レジスタ(2)の保持
    値と所定値とを比較することを特徴とする請求項1に記
    載の乱数発生装置。
  3. 【請求項3】前記比較器(3)が前記乱数値レジスタ
    (2)に乱数の更新を指令し、 該乱数値レジスタ(2)が前記乱数生成回路(1)に乱
    数の生成を指令することを特徴とする請求項2に記載の
    乱数発生装置。
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