JP2002277430A - ガスセンサ及びガス濃度測定方法並びに炭化水素ガスセンサ及び炭化水素ガス濃度測定方法 - Google Patents
ガスセンサ及びガス濃度測定方法並びに炭化水素ガスセンサ及び炭化水素ガス濃度測定方法Info
- Publication number
- JP2002277430A JP2002277430A JP2001081449A JP2001081449A JP2002277430A JP 2002277430 A JP2002277430 A JP 2002277430A JP 2001081449 A JP2001081449 A JP 2001081449A JP 2001081449 A JP2001081449 A JP 2001081449A JP 2002277430 A JP2002277430 A JP 2002277430A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- solid electrolyte
- gas sensor
- electrolyte body
- concentration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Measuring Oxygen Concentration In Cells (AREA)
Abstract
素及び一酸化窒素等の可燃性ガスを検知せず、更には、
電位差が大きい電位差測定式のガスセンサ及びガス濃度
測定方法並びに炭化水素ガスセンサ及び炭化水素ガス濃
度測定方法を提供する。 【解決手段】 SrCeO3系プロトン導電性酸化物及
びSrZrO3系プロトン導電性酸化物のうちの少なく
とも一方からなる固体電解質体の表裏面にPtを主成分
とする電極を焼き付けて形成し、固体電解質体を600
℃以下に保った状態で、一方を被測定雰囲気に接触さ
せ、他方を大気雰囲気又は水素ガスに接触させて両電極
間に生じる電位差を測定する。
Description
濃度測定方法並びに炭化水素ガスセンサ及び炭化水素ガ
ス濃度測定方法に関する。更に詳しくは、プロトン導電
性を示す固体電解質体上に形成された電極間の電位差を
測定することで対象ガスの濃度を測定するガスセンサ及
び炭化水素ガスセンサ及びこのようなガス濃度の測定方
法及び炭化水素ガス濃度の測定方法に関する。本発明の
ガスセンサ及び炭化水素ガスセンサは、各種ガスの濃度
測定に用いることができるが、なかでも内燃機関の排気
ガス中に含まれるガス及び炭化水素ガスの濃度測定に好
適である。
解質体を利用したガスセンサが多く開発され、特表平8
−51084号公報及び特開2000−146902号
公報等に開示された技術が知られている。しかし、これ
らは何れも酸素イオンの導電を利用するため元来酸素濃
度の影響を受け易く、更に、水素や一酸化炭素等と炭化
水素ガスとを区別して濃度測定することは難しい。この
ため、酸素濃度の影響を小さくする特殊な技術及び水素
や一酸化炭素等と炭化水素ガスとを区別するための特殊
な技術等を必要とする。一方、プロトン導電性を有する
固体電解質体を利用したガスセンサとして、特開平6−
242060号公報及び特開平9−127055号公報
等が開示されている。
42060号公報に開示される炭化水素センサは、2つ
の電極の両方を被測定雰囲気に曝す必要がある。これは
一方の電極の表面で炭化水素を燃焼させて水蒸気を発生
させ、炭化水素を燃焼させない他方の電極との水蒸気分
圧の差を測定することで炭化水素の濃度を測定しようと
するものだからである。しかし、大量の水蒸気を含有す
る内燃機関の排気ガス中などでは使用することが困難で
ある。一方、特開平9−127055号公報には、Ba
CeO3系酸化物をプロトン導電性酸化物として用いた
(1)特開平6−242060号公報と同様な両電極の
水蒸気分圧差を測定する炭化水素センサ、(2)電流検
知式の炭化水素センサ及び(3)水素ポンプ素子を備え
る起電力式の炭化水素センサが各々開示されている。更
に、(4)SrCeO3系酸化物を用いた電流検知式の
炭化水素ガスセンサも上記公報には開示されている。し
かし、実使用を鑑みると被測定ガスの有無による起電力
差がより大きなガスセンサが望まれる。更に、制御性に
優れる起電力式のガスセンサであることが望ましい。
り、内燃機関等のように水蒸気が多い場所であっても使
用することができ、更には水素、一酸化炭素及び一酸化
窒素等を検知しないガスセンサ及びガス濃度測定方法並
びに炭化水素ガスセンサ及び炭化水素ガス濃度測定方法
を提供することを目的とする。更に、BaCeO3系酸
化物と比較して測定時の電位差が大きい電位差測定式の
ガスセンサ及びガス濃度測定装置並びに炭化水素ガスセ
ンサ及び炭化水素ガス濃度測定方法を提供することを目
的とする。
プロトン導電性を示す固体電解質体と、該固体電解質体
の表面に形成された一対の電極とを備え、該電極のうち
の一方は被測定雰囲気と接触し、他方は大気雰囲気と接
触することを特徴とする。また、本発明のガス濃度測定
方法は、プロトン導電性を示す固体電解質体の表面に形
成された一対の電極の一方は被測定雰囲気と接触させ、
他方は大気雰囲気と接触させ、該一対の電極間に生じる
電位差を測定することを特徴とする。
体」(以下、単に「固体電解質体」という)は、特に限
定されないが、例えば、SrCeO3系プロトン導電性
酸化物、SrZrO3系プロトン導電性酸化物、BaC
eO3系プロトン導電性酸化物、CaZrO3系プロトン
導電性酸化物等(以下、これら「プロトン導電性酸化
物」を単に「酸化物」ともいう)から構成することがで
きる。これらの酸化物には、各々のBサイト(ABO3
系酸化物として表した場合のBの位置)にSc、Y、I
n、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Dy、Ho、E
r、Tm、Yb及びLuのうちの少なくとも1種が固溶
された酸化物も含まれる。例えば、SrCeO3系酸化
物としてはSr(Ce,Yb)O3系酸化物、SrZr
O3系酸化物としてはSr(Zr,Y)O3系酸化物及び
Sr(Zr,Yb)O3系酸化物、BaCeO3系酸化物
としてはBa(Ce,Y)O3系酸化物及びBa(C
e,Nd)O3系酸化物、CaZrO3系酸化物としては
Ca(Zr,In)O3系酸化物等を挙げることができ
る。
3系酸化物(AB1O3系酸化物のBサイトにB2が固溶
していることを表す)として表した場合に、B1元素及
びB2元素の合計と、Oとの組成比は、B1元素、B2
元素、O元素の組成比B1:B2:Oをy1:y2:3
−δとすると、0.8≦y1≦0.95、0.05≦y
2≦0.2、0.025≦δ≦0.1であることが好ま
しい。
は0.9≦y1≦0.98、0.02≦y2≦0.1で
あることが好ましく、Sr(Zr,Y)O3系酸化物で
は0.9≦y1≦0.98、0.02≦y2≦0.1で
あることが好ましく、Ba(Ce,Y)O3系酸化物で
は0.7≦y1≦0.9、0.1≦y2≦0.3である
ことが好ましく、Ca(Zr,In)O3系酸化物では
0.85≦y1≦0.95、0.05≦y2≦0.15
であることが好ましい。これらのプロトン導電性酸化物
の中でも、上記のSrCeO3系酸化物及びSrZrO3
系酸化物のうちの少なくとも一方を用いることが特に好
ましい。これらの酸化物によると、被検知ガスとの接触
により特に大きな電位差を生じさせることができる。
は特に限定されない。固体電解質体の形状は、例えば、
有底円筒型、板型(長方形型、円盤型等、厚さ10μm
以上)、薄膜型(厚さ10μm未満)などを適宜選択し
て用いることができる。
接触する一方の電極(以下、単に「検知電極」という)
は、固体電解質体の表面に形成され、被測定雰囲気に直
接的又は間接的(被毒物質等から検知電極を保護する多
孔性保護層等を介して)に接触する電極である。また、
他方の電極(以下、単に「基準電極」という)は、固体
電解質体の表面に形成されて基準ガスである大気雰囲気
と接触する電極である。
率が10−2Ω・cm以下(通常Ω・cm以上、Ω・c
mとは試料の大きさにおいて1×1×1cm3当たりの
抵抗値を示す)であることが好ましい。更に、耐熱性及
び耐食性に優れ、また、固体電解質体上に被膜を形成し
た場合に密着性に優れることが好ましい。このため、貴
金属及び貴金属を含有する導電材を検知電極及び基準電
極として用いることが好ましい。更に、これらの導電材
の種類によりガスセンサから取り出せる起電力にも差が
できるため、より大きな起電力を取り出すことができる
ものを用いることが好ましい。
金属の少なくとも1種を主成分(導電材全体の70質量
%以上、好ましくは80質量%以上、更に好ましくは9
0質量%以上含有する)とすることが好ましく、なかで
も、Pt及びPdの少なくとも一方を主成分とすること
が好ましい。尚、検知電極及び基準電極において導電材
を同一にする必要はない。
さ及び厚さなどは特に限定されないが、その厚さは2μ
m以上(更には2〜15μm、特に5〜12μm)とす
ることが好ましい。2μm未満であると十分な導通を図
ることが困難となる場合がある。また、検知電極におい
ては、その厚さは50μm以下とすることが好ましい。
50μmを超えて厚い場合は被測定ガス(被測定雰囲気
中に含まれる測定対象ガス)が、検知電極と固体電解質
体とが接する三相界面(被測定ガスと検知電極と固体電
解質体の3相)に達することが困難となり、感度の低下
を招くことがある。
系プロトン導電性酸化物及びSrZrO3系プロトン導
電性酸化物のうちの少なくとも一方からなる固体電解質
体と、該固体電解質体の表面に形成された一対の電極と
を備え、該電極のうちの一方は被測定雰囲気と接触し、
他方は水素ガスと接触することを特徴とする。また、本
発明の他のガス濃度測定方法は、SrCeO3系プロト
ン導電性酸化物及びSrZrO3系プロトン導電性酸化
物のうちの少なくとも一方からなる固体電解質体の表面
に形成された一対の電極の一方は被測定雰囲気と接触さ
せ、他方は水素ガスと接触させ、該一対の電極間に生じ
る電位差を測定することを特徴とする。
物」及び上記「SrZrO3系プロトン導電性酸化物」
は前述におけると同様である。上記「一対の電極」のう
ち、被測定雰囲気と接触する電極は前記検知電極におけ
ると同様である。また、他方の電極は水素ガスと接触す
ること以外は前記基準電極と同様である。上記「水素ガ
ス」は、基準電極が接触する雰囲気全体に対して90体
積%(尚、以下において割合を表す単位には単に「%」
又は「ppm」と記す)以上含有されることが好まし
い。また、水素ガスの濃度の変化は10%以下であるこ
とが好ましい。
に限定されないが、例えば、密閉された空間内に保持さ
れた水素中に基準電極を曝すことで接触させることがで
きる。また、別途用意された貯蔵器から流出させた水素
が流通する空間内に基準電極をおくことによって接触さ
せることができる。更に、本発明のガスセンサを構成す
る固体電解質体とは別体のプロトン導電性固体電解質体
の表裏に一対の電極を設けた水素ポンプ素子を用い、こ
の水素ポンプ素子により供給される水素に曝すことによ
って接触させることができる。また、本発明の固体電解
質体の表面に形成された基準電極の固体電解質体に対向
しない面を密封し、測定前に検知電極と基準電極との間
に電圧を印加することにより固体電解質体と基準電極と
の間に水素を一定圧力まで充填することができる。この
ように固体電解質体と基準電極との間に貯めることで基
準電極と水素を接触させることができる。
特に限定されないが、特に高い精度を必要とする場合
は、固体電解質体(ガスセンサとして用いる固体電解
質)の温度は600℃以下(より好ましくは550〜6
00℃、更に好ましくは565〜585℃)に保持され
ることが好ましく、更に、狭い温度範囲(例えば温度差
10℃以内)に保たれることが好ましい。この固体電解
質体が600℃を超える高い温度ではその温度の上昇に
伴い次第に起電力が小さくなる傾向にあるためである。
化物及びSrZrO3系プロトン導電性酸化物のうちの
少なくとも一方からなる固体電解質体を用いた場合、こ
の固体電解質体を600℃以下(通常500℃以上)に
保持することにより、プロペンが含有されない時と、プ
ロペンが1000ppm含有される時との電位差を30
mV以上(好ましくは40mV以上、好ましくは100
mV以下、通常200mV以下)とすることができる。
更に、この固体電解質体の温度を550〜600℃に保
持することで上記と同様な電位差の温度変化に伴う変動
を小さく(絶対値で20mV以下、更には15mV以
下)することができる。
より適切な温度に固体電解質体を保つためにヒータ素子
を別体又は一体に設けることが好ましい。更に、固体電
解質体自体の抵抗は固体電解質体の温度に依存するた
め、その抵抗を測定し、これをフィードバックしてヒー
タの可動・停止を制御するヒータ制御手段を設けること
もできる。これらにより更に精度のよいガス濃度測定を
行うことができる。
ス濃度測定方法を用いると、水素、一酸化炭素及び一酸
化窒素等に対する感度は非常に小さく(各成分ガスが含
有されない時の起電力と、1000ppm含有される時
の起電力との電位差が5mV未満)、ほとんど検知しな
い。これに対して、炭素数が3以上(更には炭素数4以
上、通常炭素数15以下、特に炭素数3〜10、とりわ
け炭素数4〜10)の炭化水素{脂肪族炭化水素、環状
炭化水素及び芳香族炭化水素(これらの炭化水素が飽
和、不飽和、直鎖、分枝を有するものはこれらも含む)
など}、CH2=CHX、CH2=CHCH2X、C3H7
X及びCH3−CHX−CH3等のハロゲン化炭化水素
(但し、Xはハロゲン原子)、C2H5OH等のアルコー
ル類、CH3NO2等のニトロ化合物類、CH3NH2等の
アミン化合物類、CH3COOH等のカルボン酸化合物
類、CH3CHO等のアルデヒド化合物類、アセトン等
のケトン化合物類、CH3OCH3等のエーテル化合物類
及びNH3等に対する起電力は十分に有するため各種可
燃性ガスの検知及び濃度測定に好適である。本発明のガ
スセンサ及びガス濃度測定方法は、これらの中でも特に
炭素数3以上のアルケン(更には炭素数4以上、通常炭
素数15以下、特に炭素数3〜10、とりわけ炭素数4
〜10)に対する検知に優れている。
以上(より好ましくは炭素数4以上、通常15以下、更
に好ましくは炭素数3〜10、特に好ましくは炭素数4
〜10)の炭化水素ガスの濃度を測定する炭化水素ガス
センサであって、プロトン導電性を示す固体電解質体
と、該固体電解質体の表面に形成されsた一対の電極と
を備え、該電極のうちの一方は被測定雰囲気と接触し、
他方は大気雰囲気と接触することを特徴とする。また、
本発明の炭化水素ガス濃度測定方法は、炭素数3以上の
炭化水素ガスの濃度を測定する炭化水素ガス濃度測定方
法であって、プロトン導電性を示す固体電解質体の表面
に形成された一対の電極の一方は被測定雰囲気と接触さ
せ、他方は大気雰囲気と接触させ、該一対の電極間に生
じる電位差を測定することを特徴とする。
は、炭素数3以上(より好ましくは炭素数4以上、通常
15以下、更に好ましくは3〜10、特に好ましくは炭
素数4〜10)の炭化水素ガスの濃度を測定する炭化水
素ガスセンサであって、SrCeO3系プロトン導電性
酸化物及びSrZrO3系プロトン導電性酸化物のうち
の少なくとも一方からなる固体電解質体と、該固体電解
質体の表面に形成された一対の電極とを備え、該電極の
うちの一方は被測定雰囲気と接触し、他方は水素ガスと
接触することを特徴とする。更に、本発明の他の炭化水
素ガス濃度測定方法は、炭素数3以上の炭化水素ガスの
濃度を測定する炭化水素ガス濃度測定方法であって、S
rCeO3系プロトン導電性酸化物及びSrZrO3系プ
ロトン導電性酸化物のうちの少なくとも一方からなる固
体電解質体の表面に形成された一対の電極の一方は被測
定雰囲気と接触させ、他方は水素ガスと接触させ、該一
対の電極間に生じる電位差を測定することを特徴とする
体」及び上記「一対の電極」は前記ガスセンサ及びガス
濃度測定方法におけると同様である。その他、測定に適
した温度等も同様である。更に、ヒータ素子を設けるこ
とが好ましこと、ヒータ制御手段を設けることができる
ことも同様である。また、測定できるガス及び測定に適
したガスについても同様である。
発明の炭化水素ガス濃度測定方法を用いると、水素、一
酸化炭素及び一酸化窒素等に対する感度は非常に小さく
(各成分ガスが含有されない時の起電力と、1000p
pm含有される時の起電力との電位差が絶対値で5mV
未満)、ほとんど検知しない。これに対して、炭素数が
3以上(更には炭素数4以上、通常15以下、特に炭素
数3〜10、とりわけ炭素数4〜10)の炭化水素、特
に不飽和炭化水素に対する感応性に優れる{各成分ガス
が含有されない時と、1000ppm含有される時との
電位差が絶対値で20mV以上(更には30mV以上、
特に40mV以上、通常200mV以下)}。
発明の炭化水素ガス濃度測定方法において、プロペンを
測定基準として使用した場合に、プロペンが含有されな
い時とプロペンが1000ppm含有される時のとの電
位差を絶対値で20mV以上(更には30mV以上、特
に40mV以上、通常200mV以下)}とすることが
できる。更に、1−ブテン(n−ブテン)を測定基準と
して使用した場合に、1−ブテンが含有されない時と1
−ブテンが1000ppm含有される時のとの電位差を
絶対値で30mV以上(更には35mV以上、特に40
mV以上、通常200mV以下)}とすることができ
る。
的に説明する。 [1]ガスセンサの製造 (1)本発明のガスセンサ及びガス濃度測定装置の製造 組成がSrCe0.95Yb0.05O3- α(以下、単に「SC
Y」と記す)で表され、直径14mm、厚さ0.8mm
の円盤状プロトン導電性固体電解質体1の表裏面の中央
部0.5cm2にPt粉末を71〜76質量%含有する
白金ペーストを塗布した。次いで、900℃に1時間加
熱して、円盤状プロトン導電性固体電解質体の表裏面に
塗布した白金ペーストを焼き付けて厚さ5〜30μmの
電極層21、22を形成した。次いで、この電極層の各
々に金線32が延設された金メッシュ31(全体の71
〜76質量%が金)を接触させてガスセンサを得た。そ
の後、この金メッシュを接触させたプロトン導電性固体
電解質体を、内部に細径の内管41(直径9mm)を有
するアルミナセラミック製の2本の二重管(外管42直
径13mm)の間にガラスシール材5を介して挟み、金
線を管外まで導出してガラスシール材を封着した。次い
で、検知電極に接続された金線をプラスとして、基準電
極及び検知電極に接続された金線にエレクトロメータ
(北斗電工株式会社製、形式「HE−104」)を接続
してガス濃度測定装置を得た。
α(以下、単に「SZY」と記す)、BaCe0.8Y0.2
O3- α(以下、単に「BCY」と記す)で各々表される
円盤状プロトン導電性固体電解質体を用いたガスセンサ
と、ガス濃度測定装置を製造した。
測定装置の各々を加熱炉内に表1に示す温度に保って載
置した。次いで、基準電極側の二重管内に大気を毎分1
00mlの速度で流入させた。更に、検知電極側の二重
管内には酸素を10%含有するアルゴンガスからなる基
ガスと、基ガス内での濃度が1000ppmとなるプロ
ペンとを各々別の貯蔵器から合わせて毎分100mlの
速度で流入させた。このような各装置においてプロペン
を流入させた時と流入させなかった時との電極間の電位
差を測定し、その電位差の差異を算出し、表1に併記し
た。
いずれのガスセンサを用いた場合にも起電力の差が生じ
ており、各々プロペンに対する感応性を有することが分
かる。特に、SCY及びSZYを用いた場合には起電力
の差が35mV以上と大きく、優れた感応性を有するこ
とが分かる。
した。但し、電極となるペーストとして、(1)におけ
ると同様の白金ペースト、Pd粉末を71〜76質量%
%含有するパラジウムペースト、Au粉末を71〜76
質量%%含有する金ペーストの3種を用い、電極材料の
異なる3種類のガスセンサを得た。次いで、(1)と同
様にして、ガス濃度測定装置を得た。その後、得られた
ガス濃度測定装置を用いて(2)と同様にして起電力の
差を測定した。この結果を表2に示す。
電力の差を検知することができるこことが分かるが、特
にPt又はPdを用い場合には30mV以上の大きな起
電力の差を生じていることが分かる。
ともに白金ペーストから形成されたガスセンサを用いた
ガス濃度測定装置を用い、検知電極側の二重管内に酸素
を10%含有するアルゴンガスを基ガスとし、基ガスと
は別にメタン、エタン、エテン、エチン、プロパン、プ
ロペン、ブタン、1−ブテン、2−メチルプロペン、水
素、一酸化炭素、一酸化窒素の各1種づつを次第に流入
させる濃度を濃くしながら(200ppm、400pp
m、600ppm、800ppm、1000ppm)流
入させた。この時の各濃度における起電力を測定して図
2及び図3に示した。
化窒素にはほとんど感応性を有しない一方、炭素数3以
上であるアルケンに対しては被測定ガスの濃度が200
ppmであっても40mV以上の起電力を発生してお
り、アルケンに対する感応性には特に優れていることが
分かる。
い、この装置を保持する温度を500、550、60
0、650及び700℃に変化させたこと以外は(2)
と同様にして起電力の測定を行い、SCYの温度に対す
る依存性を検討した。この結果を図4に示す。その結
果、600℃を超えると急激に起電力が低下し始めてい
ることが分かる。従って、本発明のガスセンサは600
℃以下の温度において使用することが好ましいことが分
かる。
電極を有するSCYを備えるガス濃度測定装置を用い、
検知電極側の二重管内に酸素を10%含有するアルゴン
ガスを基ガスとし、基ガスとは別にプロペンを常時10
00ppm流入させ、更に、水蒸気を流入させる基体全
体に対する割合が0.6%及び2.3%となるように変
化させて流入させ、この時の起電力を測定して図5に示
した。この結果より、水蒸気の含有量に依存することな
くガス濃度の測定が可能であることが分かる。特に、水
蒸気の含有量が0.5%以上においては全く影響を受け
ることがない。
電極を有するSCYを備えるガス濃度測定装置を用い、
検知電極側の二重管内にアルゴンガスを基ガスとし、基
ガスとは別にプロペンを常時1000ppm流入させ、
更に、酸素を流入させる基体全体に対する割合が1%、
5%及び10%となるように変化させて流入させ、この
時の起電力を測定して図6に示した。尚、比較例として
SCYの変わりに酸素イオン導電性のYSZを用いて
{検知電極及び基準電極は(1)と同様の白金ペースト
から形成}形成したガス濃度測定装置を用いて同様な測
定を行った結果を示した。この結果より、酸素イオン導
電性固体電解質体を用いる場合に比べて酸素濃度の影響
を受け難いことが分かる。即ち、酸素濃度が1%以下で
は多少の変化が見られるが、実使用時の酸素濃度域では
ほとんど変化していないことが分かる。
に対する感応性 プロトン導電性固体電解質体を用いた場合と、酸素イオ
ン導電性固体電解質体を用いた場合とで、水素、一酸化
炭素及び一酸化窒素に対する感応性にどのような差がで
るかを検討するために、比較例であるYSZを用いて
(1)と同様なガス濃度測定装置を製造した。このガス
濃度測定装置を用いて、(2)と同様にして測定した水
素、一酸化炭素及び一酸化窒素による電位差を測定し、
図7に示した。この結果より、酸素イオン導電性を有す
る固体電解質体に比べて、プロトン導電性を有する固体
電解質体を用いることで、特に、水素及び一酸化炭素の
影響を受けることなく被測定雰囲気に中に含有される所
定のガス濃度を測定できることが分かる。
ス濃度測定方法 [1]と同様にして得た炭化水素ガスセンサを用いて同
様な実験を行ったところ同様に炭化水素、特にアルケン
に対する高い感応性が認められた。
法並びに炭化水素ガスセンサ及び炭化水素ガス濃度測定
方法によると、内燃機関等のように水蒸気量が多い場所
であっても正確に目的のガスの濃度を測定することがで
き、更には、水素、一酸化炭素及び一酸化窒素を検知し
ない濃度測定を行うことができる。また、電位差測定式
のガスセンサ及び測定方法において、測定時の電位差が
大きいため感度が良好で精度の高い測定を行うことがで
きる。
の一例である。
起電力との相関である。
起電力との相関である。
との相関である。
電力との相関である。
用いたガスセンサにおける酸素の濃度と起電力との相関
である。
る各種ガスの濃度と起電力との相関である。
2;基準電極、31;金メッシュ、32;金線、41;
内管、42;外管、5;ガラスシール。
Claims (16)
- 【請求項1】 プロトン導電性を示す固体電解質体と、
該固体電解質体の表面に形成された一対の電極とを備
え、該電極のうちの一方は被測定雰囲気と接触し、他方
は大気雰囲気と接触することを特徴とするガスセンサ。 - 【請求項2】 上記固体電解質体はSrCeO3系プロ
トン導電性酸化物及びSrZrO3系プロトン導電性酸
化物のうちの少なくとも一方である請求項1記載のガス
センサ。 - 【請求項3】 SrCeO3系プロトン導電性酸化物及
びSrZrO3系プロトン導電性酸化物のうちの少なく
とも一方からなる固体電解質体と、該固体電解質体の表
面に形成された一対の電極とを備え、該電極のうちの一
方は被測定雰囲気と接触し、他方は水素ガスと接触する
ことを特徴とするガスセンサ。 - 【請求項4】 上記電極はPt及びPdのうちの少なく
とも一方を含有する請求項1乃至3のうちのいずれか1
項に記載のガスセンサ。 - 【請求項5】 上記固体電解質体は600℃以下に保持
される請求項1乃至4のうちのいずれか1項に記載のガ
スセンサ。 - 【請求項6】 プロトン導電性を示す固体電解質体の表
面に形成された一対の電極の一方は被測定雰囲気と接触
させ、他方は大気雰囲気と接触させ、該一対の電極間に
生じる電位差を測定することを特徴とするガス濃度測定
方法。 - 【請求項7】 SrCeO3系プロトン導電性酸化物及
びSrZrO3系プロトン導電性酸化物のうちの少なく
とも一方からなる固体電解質体の表面に形成された一対
の電極の一方は被測定雰囲気と接触させ、他方は水素ガ
スと接触させ、該一対の電極間に生じる電位差を測定す
ることを特徴とするガス濃度測定方法。 - 【請求項8】 上記固体電解質体を温度600℃以下に
保持する請求項6又は7に記載のガス濃度測定方法。 - 【請求項9】 炭素数3以上の炭化水素ガスの濃度を測
定する炭化水素ガスセンサであって、プロトン導電性を
示す固体電解質体と、該固体電解質体の表面に形成され
た一対の電極とを備え、該電極のうちの一方は被測定雰
囲気と接触し、他方は大気雰囲気と接触することを特徴
とする炭化水素ガスセンサ。 - 【請求項10】 上記固体電解質体はSrCeO3系プ
ロトン導電性酸化物及びSrZrO3系プロトン導電性
酸化物のうちの少なくとも一方である請求項9記載の炭
化水素ガスセンサ。 - 【請求項11】 炭素数3以上の炭化水素ガスの濃度を
測定する炭化水素ガスセンサであって、SrCeO3系
プロトン導電性酸化物及びSrZrO3系プロトン導電
性酸化物のうちの少なくとも一方からなる固体電解質体
と、該固体電解質体の表面に形成された一対の電極とを
備え、該電極のうちの一方は被測定雰囲気と接触し、他
方は水素ガスと接触することを特徴とする炭化水素ガス
センサ。 - 【請求項12】 上記電極はPt及びPdのうちの少な
くとも一方を含有する請求項9乃至11のうちのいずれ
か1項に記載の炭化水素ガスセンサ。 - 【請求項13】 上記固体電解質体は600℃以下に保
持される請求項9乃至12のうちのいずれか1項に記載
の炭化水素ガスセンサ。 - 【請求項14】 炭素数3以上の炭化水素ガスの濃度を
測定する炭化水素ガス濃度測定方法であって、プロトン
導電性を示す固体電解質体の表面に形成された一対の電
極の一方は被測定雰囲気と接触させ、他方は大気雰囲気
と接触させ、該一対の電極間に生じる電位差を測定する
ことを特徴とする炭化水素ガス濃度測定方法。 - 【請求項15】 炭素数3以上の炭化水素ガスの濃度を
測定する炭化水素ガス濃度測定方法であって、SrCe
O3系プロトン導電性酸化物及びSrZrO3系プロトン
導電性酸化物のうちの少なくとも一方からなる固体電解
質体の表面に形成された一対の電極の一方は被測定雰囲
気と接触させ、他方は水素ガスと接触させ、該一対の電
極間に生じる電位差を測定することを特徴とする炭化水
素ガス濃度測定方法。 - 【請求項16】 上記固体電解質体を温度600℃以下
に保持する請求項14又は15に記載の炭化水素ガス濃
度測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001081449A JP4730635B2 (ja) | 2001-03-21 | 2001-03-21 | 炭化水素ガスセンサ及び炭化水素ガス濃度測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001081449A JP4730635B2 (ja) | 2001-03-21 | 2001-03-21 | 炭化水素ガスセンサ及び炭化水素ガス濃度測定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002277430A true JP2002277430A (ja) | 2002-09-25 |
JP4730635B2 JP4730635B2 (ja) | 2011-07-20 |
Family
ID=18937556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001081449A Expired - Lifetime JP4730635B2 (ja) | 2001-03-21 | 2001-03-21 | 炭化水素ガスセンサ及び炭化水素ガス濃度測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4730635B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004053579A (ja) * | 2002-05-29 | 2004-02-19 | Denso Corp | ガスセンサ素子及び含水素ガスの測定方法 |
JP2009008493A (ja) * | 2007-06-27 | 2009-01-15 | Norio Miura | 非メタン炭化水素ガス検知素子 |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60263853A (ja) * | 1984-06-11 | 1985-12-27 | Tokyo Yogyo Co Ltd | ガス中の水素または水蒸気濃度検出器 |
JPH0377055A (ja) * | 1989-08-21 | 1991-04-02 | Tokyo Yogyo Co Ltd | 高温排ガス用センサ |
JPH03276056A (ja) * | 1990-03-27 | 1991-12-06 | Tokyo Yogyo Co Ltd | 挿入式センサプローブ |
JPH06242060A (ja) * | 1993-02-23 | 1994-09-02 | Tokyo Yogyo Co Ltd | 炭化水素センサ |
JPH08278278A (ja) * | 1995-04-03 | 1996-10-22 | Tokyo Yogyo Co Ltd | 水素センサプローブ及びその製造方法 |
JPH09127055A (ja) * | 1995-11-02 | 1997-05-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 炭化水素センサ |
JPH10284108A (ja) * | 1997-03-31 | 1998-10-23 | Toyota Motor Corp | 固体電解質と、これを用いた燃料電池、水素ポンプ、酸素濃度センサおよび水蒸気濃度センサ |
JPH11337518A (ja) * | 1998-05-25 | 1999-12-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 炭化水素センサ |
JP2000131273A (ja) * | 1998-10-22 | 2000-05-12 | Tokyo Yogyo Co Ltd | 水素ガスセンサ |
JP2000292409A (ja) * | 1999-04-01 | 2000-10-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 炭化水素センサ |
-
2001
- 2001-03-21 JP JP2001081449A patent/JP4730635B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60263853A (ja) * | 1984-06-11 | 1985-12-27 | Tokyo Yogyo Co Ltd | ガス中の水素または水蒸気濃度検出器 |
JPH0377055A (ja) * | 1989-08-21 | 1991-04-02 | Tokyo Yogyo Co Ltd | 高温排ガス用センサ |
JPH03276056A (ja) * | 1990-03-27 | 1991-12-06 | Tokyo Yogyo Co Ltd | 挿入式センサプローブ |
JPH06242060A (ja) * | 1993-02-23 | 1994-09-02 | Tokyo Yogyo Co Ltd | 炭化水素センサ |
JPH08278278A (ja) * | 1995-04-03 | 1996-10-22 | Tokyo Yogyo Co Ltd | 水素センサプローブ及びその製造方法 |
JPH09127055A (ja) * | 1995-11-02 | 1997-05-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 炭化水素センサ |
JPH10284108A (ja) * | 1997-03-31 | 1998-10-23 | Toyota Motor Corp | 固体電解質と、これを用いた燃料電池、水素ポンプ、酸素濃度センサおよび水蒸気濃度センサ |
JPH11337518A (ja) * | 1998-05-25 | 1999-12-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 炭化水素センサ |
JP2000131273A (ja) * | 1998-10-22 | 2000-05-12 | Tokyo Yogyo Co Ltd | 水素ガスセンサ |
JP2000292409A (ja) * | 1999-04-01 | 2000-10-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 炭化水素センサ |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
JPN6010021152, 橋本衷子、日比野高士、森賢太郎、佐野充, "プロトン導電性で修飾した、混成電位型の高選択性炭化水素センサ", 第26回固体イオニクス討論会講演要旨集, 20001115, 158、159, JP * |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004053579A (ja) * | 2002-05-29 | 2004-02-19 | Denso Corp | ガスセンサ素子及び含水素ガスの測定方法 |
US7182846B2 (en) | 2002-05-29 | 2007-02-27 | Denso Corporation | Hydrogen-containing gas measurement sensor element and measuring method using same |
JP2009008493A (ja) * | 2007-06-27 | 2009-01-15 | Norio Miura | 非メタン炭化水素ガス検知素子 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4730635B2 (ja) | 2011-07-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3311218B2 (ja) | 炭化水素センサ | |
JPH10239276A (ja) | 一酸化炭素ガスセンサおよび同センサを用いた測定装置 | |
JP3128114B2 (ja) | 窒素酸化物検出装置 | |
CN101297195A (zh) | 氮氧化物气体传感器和方法 | |
JP4743375B2 (ja) | 可燃性ガス濃度測定方法 | |
Leonardi et al. | Development of a hydrogen dual sensor for fuel cell applications | |
JP2002277430A (ja) | ガスセンサ及びガス濃度測定方法並びに炭化水素ガスセンサ及び炭化水素ガス濃度測定方法 | |
JP2006133039A (ja) | 窒素酸化物センサ | |
JPH0829387A (ja) | 電気化学素子及び窒素酸化物濃度測定装置 | |
USRE38344E1 (en) | Hydrogen sensor using a solid hydrogen ion conducting electrolyte | |
JP2002156355A (ja) | ガスセンサ素子及びこれを備えるガス濃度測定装置 | |
JP3463735B2 (ja) | 炭化水素ガス成分の検出方法及び検出センサ | |
JP3546919B2 (ja) | 窒素酸化物及び酸素検出センサ | |
JP2004239688A (ja) | 空燃比検出装置 | |
JP2005221428A (ja) | 還元性ガス検知素子及び還元性ガス検知装置 | |
JP4750574B2 (ja) | ガス検知素子 | |
Sekhar et al. | Application of commercial automotive sensor manufacturing methods for NOx/NH3 mixed potential sensors for vehicle on-board emissions control | |
TW200525146A (en) | Electrochemical sensor | |
JP3774059B2 (ja) | 炭化水素センサ | |
JP2000338081A (ja) | ガスセンサ | |
JP2008083007A (ja) | 窒素酸化物検知素子 | |
JP2018179856A (ja) | ガスセンサ | |
JP4912968B2 (ja) | 非メタン炭化水素ガス検知素子 | |
JP2004226287A (ja) | ガス濃度測定装置 | |
JP2003207482A (ja) | 一酸化炭素ガスセンサ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070518 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091120 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100420 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100617 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110105 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110225 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110315 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110407 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140428 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4730635 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |