JP2002276966A - 湯張り暖房連動システム - Google Patents

湯張り暖房連動システム

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JP2002276966A
JP2002276966A JP2001078607A JP2001078607A JP2002276966A JP 2002276966 A JP2002276966 A JP 2002276966A JP 2001078607 A JP2001078607 A JP 2001078607A JP 2001078607 A JP2001078607 A JP 2001078607A JP 2002276966 A JP2002276966 A JP 2002276966A
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hot water
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heating
water filling
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Kinji Mori
錦司 森
Shigenori Akaishi
成徳 赤石
Yoshiyuki Shibayama
佳之 柴山
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Rinnai Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 湯張りと暖房の連動スイッチを予め操作しな
くても、適切に湯張りと暖房を連動できるシステムを実
現する。 【解決手段】 温度センサ20で検知される浴室温度が
所定温度以下の場合には湯張りスイッチ22が操作され
て湯張り手段が運転を開始するのに連動して浴室暖房機
10が運転を開始する。温度センサ20で検知される温
度が所定温度以上の場合には湯張り手段が運転を開始し
ても浴室暖房機10は運転を開始しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、風呂の湯張り運
転と連動して浴室の暖房運転を行なう湯張り暖房連動シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】 近年、浴室の暖房を行なう浴室暖房機
が提供されている。この浴室暖房機を含むシステムの1
つとして、風呂の湯張り運転に連動して暖房運転を行な
う湯張り暖房連動システムがある。湯張り暖房連動シス
テムの一例を、図1を参照して説明する。図1に示す湯
張り暖房連動システムは、湯張り手段(浴室リモコン1
6、給湯手段29、熱源機34)と、浴室暖房機10を
備えている。浴室リモコン16には、自動湯張りスイッ
チ22と連動暖房スイッチ18が設けられており、湯張
り運転や暖房運転の開始と停止を指令する。
【0003】このシステムで湯張り暖房連動運転を行な
うには、使用者は、浴室リモコン16の連動暖房スイッ
チ18を予めオンしておく必要がある。連動暖房スイッ
チ18がオンの状態で、浴室リモコン16の自動湯張り
スイッチ22をオンすると、浴槽28への湯張り運転が
開始され、浴槽の内側に設けられた給湯手段29から熱
源機34で加熱された温水が浴槽28に送られて溜めら
れる。これとともに、湯張り運転に連動して浴室暖房機
10により暖房運転が開始される。自動湯張りスイッチ
22と浴室暖房機10が常に連動する構成にすると、浴
室6内が暖かくて暖房する必要がない場合にまで暖房さ
れることになり適切でない。このため、従来のシステム
では、連動暖房スイッチ18をオンするか否かによって
使用者が湯張りと暖房を連動させる否かを選択できるよ
うにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 従来の湯張り暖房連
動システムで湯張り暖房連動運転を行なうには、上述し
たように、浴室リモコン16の連動暖房スイッチ18を
予め手動でオンしておく必要があった。しかしながら、
浴室6の温度が低い場合に、連動暖房スイッチ18を予
めオンするのを忘れて自動湯張りスイッチ22をオンし
てしまう場合もある。また、連動暖房スイッチ18をオ
ンすべきか否か適切な判断ができず、浴室6の温度が低
いときでも、結果として連動暖房スイッチ18をオンし
ないで自動湯張りスイッチ22をオンしてしまう場合も
ある。特に、台所に設置されているリモコンで自動湯張
り運転を始動させる場合には、浴室6の温度が低いのに
気付かないことが多い。これらの場合、浴室6の温度が
低いにもかかわらず、自動湯張りスイッチ22と暖房運
転が連動しないことから、湯張り終了後に浴室6に入っ
た者は寒さを感じながら入浴しなければならないという
問題があった。
【0005】本発明は、湯張りと暖房の連動スイッチを
予め操作しなくても、湯張りと暖房を適切に連動させる
ことができるシステムを実現することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段と作用と効果】 本発明の
湯張り暖房連動システムは、風呂に湯張りする湯張り手
段と、浴室暖房機と、浴室内の温度と相関する温度を検
知する温度センサを備え、温度センサで検知された温度
が所定温度以下の場合に湯張り手段の運転開始と連動し
て浴室暖房機の運転を開始させることを特徴とする。
【0007】ここで、浴室内の温度と相関する温度と
は、浴室内温度自体や外気温等をいい、その温度センサ
は、例えば浴室内リモコンや浴室暖房機や熱源機に設け
ることができる。また連動して運転を開始するとは、湯
張り手段と浴室暖房機が同時に運転を開始するか、ある
いは、所定時間経過したときに浴室暖房機が運転を開始
することを含む。
【0008】本発明のシステムによると、浴室内温度が
低くて暖房が必要なときには、湯張り手段の運転に連動
して浴室内が暖房され、浴室内温度が高くて暖房が不必
要なときには、湯張り手段が運転されても浴室内は暖房
されない。湯張りと暖房の連動スイッチを予め操作しな
くても、湯張りと暖房を適切に連動させることができ
る。
【0009】この湯張り暖房連動システムでは、湯張り
手段と浴室暖房機の遅い方の運転完了時、即ち、湯張り
手段が浴槽内の所定水位まで温水を供給した時と浴室暖
房機が浴室内温度を設定温度にまで暖房した時の遅いほ
うの時に、入浴可能な状態であることを報知する報知手
段を備えていることが好ましい。
【0010】従来の湯張り暖房連動システムでは、湯張
り手段の運転開始に連動して浴室暖房機の運転が行なわ
れた場合、湯張り運転が終了した時に入浴可能な状態で
あることが報知されていた。このために、湯張り運転開
始時の浴室内の温度が極低温であり、暖房運転により浴
室内の温度が設定温度まで上昇する前に湯張り運転が終
了した場合には、暖房完了以前に入浴可能な状態である
ことが報知されていた。本システムによると、湯張りが
完了したうえに暖房も完了した時に、入浴可能な状態で
あることが報知される。このために報知を受けたときに
は浴室内は暖められており、入浴者が寒さを感じること
なく入浴できる。
【0011】この湯張り暖房連動システムでは、浴室暖
房機が送風ファンを有しており、湯張り手段の運転完了
時またはその直前に送風ファンによって浴室内の空気を
攪拌することが好ましい。
【0012】従来の浴室暖房運転では、暖房によって暖
められた空気が浴室内の上部に溜まりやすく、浴室の下
部まで暖まりにくかった。このため、入浴者の位置する
浴室内下部は暖められないという問題があった。本発明
のシステムによると、浴槽内の所定水位まで温水が供給
された時またはその直前に送風ファンによって浴室の空
気が攪拌されるために、浴室上部の暖かい空気が浴室下
部に流入した状態で入浴者を迎え入れることができる。
【0013】この湯張り暖房連動システムでは、浴室暖
房機が送風ファンを有しており、湯張り手段の運転開始
から所定時間経過するまで、あるいは、温度センサで検
知される温度が設定温度に達するまでの間は大風量で運
転し、その後に送風量を減らすことが好ましい。
【0014】本システムによると、暖房開始から所定時
間が経過するまでは大風量で運転されるために、浴室内
が短時間で暖房される。あるいは、浴室内温度が設定温
度に暖房されるまでは急速に暖房される。このために、
浴室内が急速に暖房された状態で湯張り動作が継続さ
れ、その間に暖房された浴室内空気が浴室の壁や床を暖
める。浴室内が急速に暖房された後には緩やかな暖房に
切り替えられ、浴室内は保温される。浴室内は過度に暖
房されず、また、過度に暖房するために暖房用温水が無
駄に消費されることもない。
【0015】この湯張り暖房連動システムでは、湯張り
手段の運転開始から所定時間が経過する前後に温度セン
サで検知される上昇温度が所定上昇温度以下のときに報
知する手段を備えていることが好ましい。
【0016】湯張り暖房連動システムで湯張り暖房連動
運転を行う場合、使用者は浴室以外の場所(例えば台
所)に設置されたリモコンのスイッチをオンする場合も
ある。この場合、浴室に行かずに操作するために浴室の
窓が開いていたとしても気付かない。浴室の窓が開放状
態で暖房しても、浴室内温度を設定温度まで上昇させる
ことは困難である。本システムによると、暖房開始時か
ら所定時間が経過したときに浴室内温度の上昇幅を求
め、これが所定上昇温度以下のとき、即ち、暖房しても
暖房されにくいときに報知するために、浴室の窓を開け
たまま湯張りと暖房の連動運転を続けることに対して警
告することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】 本発明を具現化した好適な実施
形態について、図2〜図4を用いて説明する。図2は本
実施の形態に係る湯張り暖房連動システムのブロック図
であり、図3は同システムの設置状態を示す図であり、
図4は同システムの動作のフローチャートである。図2
に示すように、本実施の形態の湯張り暖房連動システム
は、浴室リモコン16と、台所リモコン39と、浴室暖
房機10と、熱源機34と、浴槽水位センサ40と、循
環湯温センサ42とを備えている。浴室リモコン16
と、台所リモコン39と、熱源機34と、図3に示す給
湯手段29によって湯張り手段が構成されている。
【0018】浴室リモコン16は、内部に制御部44を
備えている。また、自動湯張り運転の開始時に操作する
自動湯張りスイッチ22と、温度センサ20と、浴室内
報知ブザー46を備えている。自動湯張りスイッチ22
は、湯張り運転や暖房連動システムの開始・停止信号を
制御部44に送信する。温度センサ20は、浴室内温度
を制御部44に送信する。浴室内報知ブザー46は制御
部44からの信号を受信するとブザーを鳴らす。台所8
に設置される台所リモコン39には浴室リモコン16と
同様に自動湯張りスイッチ22が設けられ、湯張り暖房
連動システムの開始・停止信号を制御部44に送信す
る。台所リモコン39には台所報知ブザー48が設けら
れており、制御部44からの信号を受信するとブザーが
鳴る。台所リモコン39、浴室暖房機10、熱源機3
4、各センサ(温度センサ20、浴槽水位センサ40、
循環湯温センサ42)は、制御部44と接続され、各セ
ンサからの信号が制御部44に送られる。制御部44に
送信された信号は所定の信号処理が行われた後に浴室暖
房機10や熱源機34に送信される。
【0019】図3に示すように、熱源機34と浴槽28
は風呂用温水配管30で接続されている。浴槽28内に
は湯張り手段の一部を構成する給湯手段29が設けられ
ている。熱源機34と浴室暖房機10は暖房用温水配管
36で接続されている。浴槽水位センサ40は浴槽の水
位を検知し、循環湯温センサ42は循環する湯の温度を
検知する。
【0020】湯張りスイッチ22が操作されると、熱源
機34で一定温度に加熱された温水が風呂用温水配管3
0を介して給湯手段29から浴槽28に供給される。浴
槽水位センサ40によって、浴槽28の内の一定の水位
(後で説明する第2水位)にまで温水が貯められたこと
が検出されたときに、温水の供給が停止される。浴槽2
8に溜められた湯が冷えると風呂用温水配管30を介し
て熱源機34に戻り、設定温度まで再加熱される。この
再加熱された湯は風呂用温水配管30を介して浴槽に戻
される。
【0021】暖房運転時には、熱源機34で加熱された
温水が暖房用温水配管36を介して浴室暖房機10に送
られ、浴室暖房機10内の熱交換器(図示省略)により
空気を加熱する。加熱された温風は浴室に向けて吹き出
される。熱交換器で冷却された湯は暖房用温水配管36
を介して熱源機34に戻る。この湯は熱源機34で再加
熱され、浴室暖房機10に再度送られる。浴室暖房機1
0は浴室内の天井近くの側壁に取り付けられている。温
風の吹き出し口にはルーバー12が設けられ、吹き出さ
れる温風の風向きを調節できるようになっている。ま
た、送風ファンを内蔵しており、その送風ファンの運転
速度は強弱切り替え可能となっている。強で運転される
と、暖房能力が高くなり、弱で運転されると、暖房能力
が低くなる。弱の運転時の暖房能力は、設定温度にまで
上昇した浴室内温度を設定温度に維持する能力に調整さ
れている。
【0022】浴室リモコン16に設けられた温度センサ
20は浴室内の温度を検知し、信号を制御部44に送信
する。なお、この温度センサ20に代えて浴室内の温度
と相関する温度が検知できるセンサであれば何を用いて
もよい。例えば、浴室暖房機10に設けられた暖房機温
度センサ14、あるいは熱源機34に設けられた外気温
度センサ32は従来から備えられていたものであり、こ
れらを用いることもできる。
【0023】次に上述した湯張り暖房連動システムの動
作を、図4のフローチャートを主に参照して説明する。
自動湯張りスイッチ22がオンされると(ステップS1
0でYESの場合)、ステップS20に進み、熱源機3
4が作動して給湯手段29から浴槽28に温水を供給す
る。
【0024】ステップS30では温度センサ20により
浴室6内の温度を検知する。15度より高い温度を検出
したときは(ステップS30でNOの場合)、浴室6の
暖房運転は行なわずステップS170に進み、浴槽水位
センサ40により浴槽28内の温水が一定の水位(第2
水位)に達しているか検知する。この第2水位は使用者
が予め設定した水位であり、この水位に達していれば
(ステップS170でYESの場合)湯張りは完了であ
り、浴槽28への温水の供給を停止し(ステップS18
0)、入浴可能であることを報知する(ステップS16
0)。
【0025】また、ステップS30で15度以下の温度
を検出したときは(ステップS30でYESの場合)、
浴室6の暖房運転を行なう(ステップS40)。この暖
房は“強”運転で急速に行ない、所定時間が経過した後
(ステップS50でYESの場合)、温度センサ20で
浴室6内の上昇温度を検出する。この上昇温度が所定上
昇温度以上の場合(ステップS60でYESの場合)、
ステップS80に進む。また、この上昇温度が所定上昇
温度に満たない場合(ステップS60でNOの場合)に
は浴室6の窓が開いているとみなし、ステップS70に
進んで窓の開放の可能性を報知した後、ステップS80
に進む。湯張り手段の運転開始から所定時間が経過する
前後に温度センサ20で検知される上昇温度が所定上昇
温度以下のときに報知する手段を備えているために、浴
室の窓を開けたまま暖房運転を続けることに対して警告
することができる。
【0026】ステップS80では、温度センサ20によ
り浴室6内の温度を検知する。浴室6内の温度が設定温
度に満たない場合(ステップ80でNOの場合)はステ
ップS100に進む。浴室6内の温度が設定温度以上の
場合(ステップ80でYESの場合)は浴室6を過度に
暖房するのを防ぐため、浴室暖房を浴室内の温度を設定
温度に維持する“弱”運転に切り替え(ステップS9
0)、ステップS100に進む。浴室暖房機10は、湯
張り手段の運転開始から温度センサ20で検知される温
度が設定温度に達するまでの間は大風量で運転し、その
後に送風量を減らす。之に代えて、所定時間経過時に
“弱”運転に切替えてもよい。いずれの場合でも、浴室
内が短時間で暖房され、浴室の壁や床が暖められる一
方、浴室内は過度に暖房されず、温水が無駄に消費され
ることもない。
【0027】ステップS100では浴槽水位センサ40
により浴槽28内の温水の水位が一定の水位(第1水
位)に達しているかどうかを検知する。この第1水位
は、使用者の設定した水位(第2水位)に満たない一定
の水位、つまり、湯張り運転が完了する直前の水位であ
る。浴槽28の温水の水位がこの第1水位に達するまで
(ステップS100でYESとなるまで)ステップS8
0からS100が繰り返された後、ステップS110に
進む。
【0028】ステップS110で、浴室暖房を“強”運
転とする。つまり、浴室内が設定温度に達しておらず、
“強”で暖房運転している場合はそのまま継続し、ま
た、既に設定温度となり“弱”で暖房運転している場合
は、再び“強”での暖房運転に切り替えることとなる。
これにより浴室6内の空気が攪拌され、浴室上部に溜ま
っていた暖められた空気が入浴者の位置する浴室下部に
流入する。
【0029】ステップS100で第1水位に達したこと
が判明した後は、ステップS120に進み、浴槽28内
の温水の水位が第2水位に達するまで(ステップS12
0でYESとなるまで)ステップS110からS120
を繰り返す。浴槽28内の温水の水位が第2水位に達し
たら、つまり、湯張りが完了したら浴槽28への温水の
供給を停止する(ステップS130)。
【0030】ステップS140に進み、温度センサ20
により浴室6内の温度を検知する。浴室6内が設定温度
に達していたら(ステップS140でYESの場合)、
浴室暖房運転を“弱”に切替えて設定温度に維持する
(ステップS150)。これにより、湯張りと浴室暖房
が完了し、入浴可能であることを浴室内報知ブザー46
と台所報知ブザー48により報知し(ステップS16
0)、本システムは終了する。
【0031】ステップS120で湯張りの終了が検知さ
れてもまだ浴室内温度が設定値に満たない場合には(ス
テップS140でNOとなる場合)には、ステップS1
40を繰り返す。この場合にはステップS90が実行さ
れておらず、湯張りの開始時から浴室暖房機は“強”運
転を続け、浴室内温度が設定値に達したときに、入浴可
能となったことを報知する。通常は、満水となるまでに
浴室暖房が完了し、完了したときに“弱”に切替えられ
(ステップS90)、湯張り完了の直前に“強”に切替
えられ、湯張りの完了時に入浴可能となったことを報知
し、その後は“弱”運転を続けて入浴を待つ。
【0032】以上によって、湯張り手段と浴室暖房機の
遅い方の運転完了時に、入浴可能な状態であることを報
知する手段が備えられていることが確認される。このた
めに、湯張りと暖房の双方が完了した時に、入浴可能な
状態であることが報知される。このために報知を受けた
ときには浴室内は暖められており、入浴者が寒さを感じ
ることなく入浴できる。また、湯張り手段の運転の直前
に送風ファンによって浴室内の空気が攪拌されることが
確認される。この場合、湯張り完了時から所定時間の
間、“強”に切替えて攪拌するようにしてもよい。この
ために、浴室上部の暖かい空気が浴室下部に流入した状
態で入浴者を迎え入れることができる。
【0033】以上、本発明の実施の形態の湯張り暖房連
動システムについて説明したが、本発明の適用範囲は上
記の実施例に何ら限定されるものではない。即ち、本発
明は、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施し
た形態で実施することができる。例えば、本実施の形態
では、浴室以外に設けるリモコンを台所に設置したが、
使用者の操作の便がよく、報知を受けられるところであ
れば居間等のどこでもよい。また、本実施の形態では、
浴槽水位センサにより浴槽内の水位が検出された時に湯
張りが完了されるが、水位センサに替えて水量センサを
用いて予め定められた水量が検出された時に湯張りが完
了されるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の湯張り暖房連動システムの一例を示す図
【図2】本発明の実施の形態の湯張り暖房連動システム
のブロック図
【図3】同システムの設置状態を示す図
【図4】同システムの動作のフローチャート
【符号の説明】
6:浴室 8:台所 10:浴室暖房機 12:ルーバー 14:暖房機温度センサ 16:浴室リモコン 18:連動暖房スイッチ 20:温度センサ 22:自動湯張りスイッチ 24:窓 28:浴槽 29:給湯手段 30:風呂用温水配管 32:外気温度センサ 34:熱源機 36:暖房用温水配管 38:信号線 39:台所リモコン 40:浴槽水位センサ 42:循環湯温センサ 44:制御部 46:浴室内報知ブザー 48:台所報知ブザー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴山 佳之 愛知県名古屋市中川区福住町2番26号 リ ンナイ株式会社内 Fターム(参考) 3L024 CC11 DD37 DD41 EE03 EE12 FF05 FF17 GG02 GG06 GG12 GG45 HH02 3L060 AA05 AA06 CC02 DD01 EE23 EE26 3L072 AA06 AB06 AE05 AF01 AG01 AG07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 風呂に湯張りする湯張り手段と、浴室暖
    房機と、浴室内の温度と相関する温度を検知する温度セ
    ンサを備え、温度センサで検知された温度が所定温度以
    下の場合に湯張り手段の運転開始と連動して浴室暖房機
    の運転を開始させることを特徴とする湯張り暖房連動シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 湯張り手段と浴室暖房機の遅い方の運転
    完了時に、入浴可能な状態であることを報知する報知手
    段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の湯張
    り暖房連動システム。
  3. 【請求項3】 浴室暖房機はさらに送風ファンを有して
    おり、湯張り手段の運転完了時またはその直前に送風フ
    ァンによって浴室内の空気を攪拌することを特徴とする
    請求項1または2に記載の湯張り暖房連動システム。
  4. 【請求項4】 浴室暖房機はさらに送風ファンを有して
    おり、湯張り手段の運転開始から所定時間経過するま
    で、あるいは、温度センサで検知される温度が設定温度
    に達するまでの間は大風量で運転し、その後に送風量を
    減らすことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記
    載の湯張り暖房連動システム。
  5. 【請求項5】 湯張り手段の運転開始から所定時間が経
    過する前後に温度センサで検知される上昇温度が所定上
    昇温度以下のときに報知する手段をさらに備えたことを
    特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の湯張り暖
    房連動システム。
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