JP2002275805A - 合成枕木の接続構造 - Google Patents

合成枕木の接続構造

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JP2002275805A
JP2002275805A JP2001080759A JP2001080759A JP2002275805A JP 2002275805 A JP2002275805 A JP 2002275805A JP 2001080759 A JP2001080759 A JP 2001080759A JP 2001080759 A JP2001080759 A JP 2001080759A JP 2002275805 A JP2002275805 A JP 2002275805A
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Kuniaki Onishi
国昭 大西
Rokuji Tsujihata
六治 辻畑
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長尺分岐枕木を構成するための合成枕木の接
続構造を提供する。 【解決手段】 2本以上の合成枕木1a,1bの長手方
向端部を突き合わせて接着することにより接続される合
成枕木の接続構造において、枕木の接続される端部同士
を互いに相補形状の接続部2a,2bとし、該接続部
を、枕木長手方向に所定長さを有するとともに枕木の幅
方向に延びる複数の山歯状凸部6を有するフィンガー加
工部からなるものとする。さらに、合成枕木の接続部2
a,2bを覆うように接続部よりも長い補強部材3aを
上記合成枕木の上面、下面若しくは前後側面の少なくと
も一面に設け、該補強部材を双方の合成枕木の表面に接
着接合するとともに、補強ピン4,5を打ち込むことに
よって、接着初期の段階からある程度の曲げ強度が得ら
れるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道軌道等の分岐
部などに用いられる長尺枕木を得るための合成枕木の接
続構造並びに接続方法であって、特に、長繊維で補強し
た樹脂からなるいわゆる合成木材からなる合成枕木の接
続構造及び接続方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、鉄道軌道の分岐部においては、
分岐部の種類(片開き分岐、両開き分岐、振り分け分
岐、乗り越し分岐、複分岐、3分岐、3線式分岐、ダイ
ヤモンドクロッシング、シーサースクロッシングなど)
に応じ、6〜9mもの長さの長尺枕木が必要とされる。
【0003】しかし、過密市街地、高架線部、あるいは
防音壁などで囲まれた場所においては、上記6〜9mも
の長尺の枕木を一体物で取り扱うと作業性の低下が余儀
なくされ、特に、枕木の交換作業が極めて困難となる。
【0004】そこで、旧来より、枕木の端部を突き合わ
せ、この部分をボルト挿通孔の開いた鉄板で上下から挟
み、この鉄板と枕木を挿通してボルトナットで締結する
枕木の接続構造が使用されている。
【0005】ところで、本願出願人は、枕木として、汎
用のブナ材などに代え、長繊維で補強した熱硬化性樹脂
発泡体からなる合成木材を用いたものを製造販売してお
り、かかる合成木材を用いた場合においても優れた曲げ
強度が得られるように、現在までに種々の改良を行って
いる(例えば、特開平6−248604号公報、特開平
6−240601号公報、特開平5−98601号公
報、特開平5−51901号公報、特開平4−1493
02号公報参照)。
【0006】しかし、これら合成枕木の従来の接続構造
の場合、合成枕木の長手方向の位置によって曲げ強度に
大きな差が生じているが、シーサースクロッシング等で
は、枕木毎に軌道の位置が長手方向にずれるため、合成
枕木同士の接続部を個々の枕木毎に現場において位置決
めしなければならないという不便があり、このようにし
て位置決めしなければ強度不足が懸念されることにな
る。
【0007】かかる問題を改善するため、本願出願人
は、既に特許第2809997号公報に開示された技術
を提案している。この合成枕木の接続構造によれば、合
成枕木同士を、無垢の合成枕木本来の曲げ強度に匹敵す
る十分な曲げ強度で接続できるとともに、最も強度不足
が懸念される継ぎ目部分に曲げ応力が加わるような場合
であっても十分な曲げ強度を発揮することができ、上下
いずれの方向からも曲げ応力が作用する場合であって
も、全体的に十分かつ比較的均等な曲げ強度を得ること
ができ、そのため、かかる構造の長尺枕木を敷設する際
に、軌道が継ぎ目部分に重ならないように枕木毎に現場
で位置決めするといった煩わしさもなく施工できるとい
う利点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した特許
第2809997号公報に開示された接続構造では、金
属製のボルト及び座金が接続部上面に露呈しており、枕
木にタイプレート等を固定するためのねじ釘や犬釘の打
ち込みに支障をきたす。特に、シーサークロッシング等
においては、枕木毎のタイプレートの取付位置が一定で
なく、現場において任意の位置にねじ釘等を打ち込むこ
とができることが望ましい。
【0009】そこで、本発明は、曲げ強度の最も弱い位
置でも十分な曲げ強度を確保することができ、現場にお
いて接続位置を位置決めするという煩雑さを解消し得る
ものでありながら、接続強度を確保するための部材に金
属を用いることなく、例えば合成木材製の部材の接着や
合成木材製ピンの打ち込みのみで十分な曲げ強度を得る
ことのできる合成木材製枕木の接続構造を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発明
は、2本以上の合成枕木の長手方向端部を突き合わせて
接着することにより接続される合成枕木の接続構造であ
って、上記枕木の接続される端部同士が互いに相補形状
の接続部であり、該接続部は、前記端部から長手方向に
所定の長さを有するとともに枕木の幅方向に延びる複数
の山歯状凸部を有するフィンガー加工部からなり、該複
数の凸部が枕木の厚さ方向に並設されており、上記合成
枕木の接続部を覆うように接続部よりも長い補強部材が
上記合成枕木の上面、下面若しくは前後側面の少なくと
も一面に設けられ、該補強部材は双方の合成枕木の表面
に接着されていることを特徴とするものである。なお、
補強部材は、長方形状の底板若しくは側板からなるもの
としてもよく、また、底板部と側板部とを一体成形して
なるアングル状の部材により構成してもよい。また、補
強部材の繊維方向は枕木長手方向に沿ったものとするの
が好ましい。また、本発明の接続構造では、各部材の接
合に接着剤を用いるが、施工後、接着剤が硬化して所期
の接着強度を発揮するまでの間(例えば一昼夜)、シャ
コ万などの締結工具を用いて補強部材を合成枕木に締結
しておき、所期の接着強度が得られた後に上記締結工具
を取り外すことができる。なお、本明細書において、
「枕木の長手方向」は鉄道軌道と直交する方向であり、
「枕木の幅方向」は鉄道軌道に平行な方向であり、「枕
木の厚さ方向」は上下方向をいうものとする。
【0011】上記本発明の接続構造によれば、次の作用
を奏することができる。即ち、補強部材の材質を合成枕
木と同種の合成木材とすることにより、ボルト等の金属
製の固定治具を用いなくとも、プラスチック用接着剤に
よって大きな接着強度が得られ、接続部の全範囲にわた
って実用的に十分な曲げ剛性(EI)を得ることが可能
となる。したがって、シーサースクロッシングなどに用
いられた場合でも、構造部材に金属を使用していないの
で任意の位置にねじ釘や犬釘を打ち込むことができ、レ
ール支持用のタイプレートの取付け作業に支障をきたす
こともない。
【0012】また、合成枕木の接続部は、枕木の厚さ方
向に並設された複数の山歯状凸部からなり、該接続部同
士の接着テーパー面が長手方向に所定の幅を有している
ので、合成枕木に埋設された長繊維の切断位置が長手方
向に分散することになり、長手方向任意位置での縦断面
における大部分の長繊維に引っ張り応力支承作用を得る
ことができ、大きな曲げ強度を得ることが可能となる。
さらに、上記接着テーパー面を有する山歯状凸部が複数
設けられているため、接続部の長手方向幅が比較的小さ
くとも、接続部同士の大きな接着面積を確保でき、接着
強度の向上、ひいては大きな曲げ強度が得られる。さら
に、接続部の上面側、下面側若しくは両側面側に補強板
を配設することにより、該補強板の長繊維によっても引
っ張り応力を支承させることが可能となり、この引張力
を枕木に伝達する作用を奏する補強板と合成木材との接
着面の接着強さを十分大きくすることにより、簡単な構
造で施工容易なものでありながら実用強度を得ることが
可能である。なお、合成枕木としては、長繊維で補強し
た樹脂柱状体からなるものを使用できる。
【0013】上記本発明の接続構造において、補強部材
と各合成枕木とにわたって樹脂成形品からなる補強ピン
を打ち込むことができる。これによれば、補強部材を合
成枕木に接着する接着剤が硬化して十分な接着強度を発
揮する前においても、上記補強ピンによって補強部材と
合成枕木との接着面の剪断強度を持たせることができ、
また、補強ピンも樹脂成形品、好ましくは合成木材から
なるものとしているので、この補強ピンを打ち込んだ部
位にねじ釘等を打ち込むことも可能となる。なお、上記
樹脂成形品としては、合成枕木や補強部材と同種の合成
木材(長繊維強化樹脂発泡体)からなるものが好ましい
が、熱硬化性樹脂のみにより成形されたものなど適宜の
ものを用いることができる。より一層の強度向上を図る
ためには、補強部材を両側面及び上下側面の2以上の面
に接着し、各面に接着した補強部材といずれか一方又は
双方の枕木とにわたって上記補強ピンを打ち込むことが
好ましい。
【0014】また、補強部材及び対の枕木の双方にわた
って樹脂成形品からなる補強ピンを打ち込むことも可能
である。これによれば、補強部材と合成枕木との接着面
のみならず、対の合成枕木同士の接着面の剪断強度をも
補強ピンによって向上することができ、より一層の曲げ
強度の向上を図ることが可能となる。
【0015】より好ましくは、互いに接続された対の合
成枕木の接続部同士の接合範囲内では、これら両接続部
と補強部材とに亘って樹脂成型品からなる補強ピンを打
ち込むことができ、一方、上記接合範囲外では、少なく
とも一の合成枕木と補強部材とに亘って樹脂成形品から
なる補強ピンを打ち込むことができる。
【0016】上記した接続構造は、種々の方法によって
施工することができ、例えば補強部材は、施工現場にお
いて合成枕木に接着することもでき、予めいずれか一方
の合成枕木に工場等において接着固定しておくこともで
きる。好ましい合成枕木の接合方法は、接続される2本
の合成枕木の長手方向端部に、フィンガー加工機によっ
てそれぞれ互いに相補形状の複数の山歯状凸部を形成
し、いずれか一方の合成枕木の上面、下面若しくは両側
面の少なくとも一面に、合成木材からなる補強部材を予
め接着しておき、他方の合成枕木の上面、下面若しくは
両側面の少なくとも一面に面接し得るように一方の合成
枕木の端部から突出させておき、現場施工時に2本の合
成枕木の端部接合面同士を接着すると共に、他方の合成
枕木と上記補強部材とが面接する面を接着し、更に補強
部材と合成枕木とに亘って樹脂成形品からなる補強ピン
を打ち込むことを特徴とするものである。これによれ
ば、補強部材と一方の合成枕木とは、工場等において予
め接着しているので、現場施工時には既に十分な接着強
度が得られており、他方の合成枕木との接合強度は、補
強ピンによって補強し得るから接着剤が硬化する前にお
いても実用的な曲げ強度が得られる。
【0017】上記接合方法において、好ましくは、一方
の合成枕木に一の補強部材を予め接着しておくととも
に、他方の合成枕木にも、一の補強部材とは配設位置の
異なる他の補強部材を予め接着しておく。これによれ
ば、施工直後でも、いずれかの補強部材が合成枕木に強
固に接着されているため、十分大きな曲げ強度を得るこ
とが可能となる。
【0018】また、本発明は、2本以上の合成枕木の長
手方向端部を突き合わせて接着することにより接続され
る合成枕木の接続構造であって、上記枕木の接続される
端部同士が互いに相補形状の接続部であり、該接続部
は、前記端部から長手方向に所定の長さを有するととも
に枕木の幅方向に延びる複数の山歯状凸部を有するフィ
ンガー加工部からなり、該複数の凸部が枕木の厚さ方向
に並設されており、互いに接続された対の合成枕木の接
続部に亘って樹脂成形品からなる補強ピンが打ち込まれ
ていることを特徴とするものである。これによれば、対
の合成枕木の接続部同士を接着する接着剤が硬化して十
分な接着強度を発揮する前においても、上記補強ピンに
よって接続部同士の接着面の剪断強度を持たせることが
でき、また、補強ピンも樹脂成形品、好ましくは合成木
材からなるものとしているので、この補強ピンを打ち込
んだ部位にねじ釘等を打ち込むことも可能となる。な
お、補強ピンは接着剤を表面に塗布した後に打ち込むこ
とが好ましく、これによれば補強ピンの軸方向の引っ張
り強度を最大限に発揮させることが可能となり、より一
層の合成木材同士の接続部の曲げ強度の向上を図ること
ができる。
【0019】さらに、合成枕木の接続部同士の接着面が
長手方向に所定の幅を有しているので、合成枕木に埋設
された長繊維の切断位置が長手方向に分散することにな
り、長手方向任意位置での縦断面における大部分の長繊
維に引っ張り応力支承作用を得ることができ、大きな曲
げ強度を得ることが可能となる。なお、接続部の先端近
傍において引っ張り応力を支承し得る長繊維が最も少な
くなるため、該部分の曲げ強度が比較的小さくなるが、
該部分の下面側若しくは両側面側に、両枕木にわたって
合成木材からなる補強板を接着することにより、該補強
板の長繊維により引っ張り応力を支承させることが可能
となり、この引張力を枕木に伝達する作用を奏する補強
板と合成木材との接着面の接着強さは同種の材料である
から大きくなり、簡単な構造で施工容易なものでありな
がら実用強度を得ることが可能である。
【0020】上記した本発明の接続構造において、各合
成枕木は、複数の板材を上下に積層してなるものを用い
ることができる。これら複数の板材同士は、接着剤によ
り接着しておくことが望ましい。そして、各板材の接続
側端部の枕木長手方向の位置を異ならせ、各板材の接続
側端部にそれぞれフィンガー加工部を設け、これらすべ
ての板材のフィンガー加工部により、接続部を構成する
ことができる。このように、複数のフィンガー加工部を
長手方向にずらしておくことにより、長繊維が分断され
る箇所を長手方向に分散できる。
【0021】また、枕木の下面側及び/又は両側面側に
合成木材からなる補強部材が設けられ、該補強部材は、
対の枕木の双方の表面に接着され、補強部材の長手方向
幅は、枕木の前記接続部の長手方向幅よりも大きくなさ
れ、平面視において補強部材の長手方向両端部の内側に
前記接続部が位置されているものとすることもできる。
ここで、補強部材と各枕木とにわたって樹脂成形品から
なる補強ピンが打ち込まれているものとしたり、また、
補強部材及び対の枕木の双方にわたって樹脂成形品から
なる補強ピンが打ち込まれているものとすることもでき
る。
【0022】なお、上記した本発明において、補強部材
の原材料としては、合成枕木と同じものを用いることが
できる。また、合成枕木や補強部材の原材料となる合成
木材は、長手方向に向けて埋設した長繊維で補強した樹
脂(これを「合成木材」という)により形成することが
でき、より好ましくはガラス長繊維を長手方向に引き揃
えて埋設した熱硬化性樹脂発泡体により形成することが
できる。また、上記合成木材単体から合成枕木を形成し
てもよいが、合成木材や樹脂発泡体などからなる板材を
上下に積層してなる複合材により合成枕木を形成するこ
ともできる。なお、合成枕木の密度は、一般的には0.
6〜1.0g/cm3であり、補強材である長繊維の含有
量は40〜60重量%程度のものとすることができる。
長繊維としては、無機質、有機質のいずれを使用しても
よいが、ガラス繊維を使用することが好ましい。熱硬化
性樹脂発泡体としては、硬質ポリウレタン樹脂や硬質ポ
リエステル樹脂を好適に使用できる。また、補強部材と
しては、板厚10〜30mmの板状部材を用いるのが好
ましい。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0024】図1及び図2は本発明の一実施形態に係る
合成枕木の接続構造を示している。図において、1a,
1bは一対の合成枕木を示しており、これら2つの合成
枕木1a,1bを接続することにより、長尺分岐枕木が
構成される。このれ合成枕木1a,1bとしては、ガラ
ス長繊維補強樹脂複合材からなる柱状体を好適に用いる
ことができる。なお、合成枕木1a,1bの補強長繊維
方向は長手方向(枕木長手方向)に揃えられている。
【0025】これら合成枕木1a,1bの互いに接合さ
れる長手方向端部は、フィンガー加工機によりフィンガ
ー加工が施され、それぞれ互いに相補形状の接続部2
a,2bとなされている。この両合成枕木1a,1bの
接続部2a,2bは、枕木長手方向に所定の長さを有す
るとともに枕木の幅方向に延びる複数の山歯状凸部6を
有するフィンガー加工部からなり、該複数の凸部6が枕
木の厚さ方向に並設されているものである。本実施形態
では、一方の合成枕木1aの接続部2aは4つの凸部6
を有し、他方の合成枕木1bの接続部2bは3つの凸部
6を有し、これら接続部2a,2b同士を互いにフィン
ガー接合することにより、断面方形状の柱状体が形成さ
れるようになっている。各凸部6の上下面は接着接合面
として用いられ、これら接合面はテーパー面に加工され
ている。また、凸部6の先端面並びに基端部には、垂直
面を設けても設けなくともよい。なお、該接合面のテー
パー角度は、5°〜15°の範囲内とすることが好まし
いが、その他の所望の角度とすることができ、テーパー
を全く設けなくともよい。なお、テーパー面を境にして
切断端が対向する長繊維間の張力伝達は、一方の繊維の
張力が、上記切断端の間に位相的にブリッジする他の繊
維に樹脂をマトリックスとして伝達され、この他の繊維
から他方の繊維に伝達される経路が主体となり、この張
力伝達の効率は繊維端の間に他の繊維が深くラップする
ほど大となる。従って、張力伝達の効率上は、テーパー
角が小さいほど有利である。
【0026】そして、対の合成枕木1a,1bの両接続
部2a,2bの接合面(即ち、上記テーパー面並びに略
垂直面)に接着剤を塗布し、これら接合面同士を突き合
わせて接着している。なお、接着剤としては、合成枕木
1a,1b同士の接合面を接着することができるもので
あれば特に限定されるものではなく、合成枕木を構成す
る長繊維や熱硬化性樹脂発泡体などの材質に応じて適宜
選定することができる。例えば、合成枕木がガラス長繊
維と硬質ウレタン樹脂発泡体とによって構成されている
場合、接着剤としてはエポキシ樹脂を好適に用いること
ができる。
【0027】対の合成枕木1a,1bの下面側には、合
成木材からなる補強板3a(補強部材)が、上記接続部
2a,2bを覆うように設けられている。この補強板3
aは平面視長方形状の板材であって、その補強材である
長繊維方向が長手方向に揃えられているものを用いてい
る。この補強板3aは、対の合成枕木1a,1bの双方
の下面に接着剤により接着されている。補強板3aの長
手方向幅は、上記接続部2a,2bの長手方向幅(図示
例ではテーパー面の長手方向寸法)よりも大きくなされ
ている。さらに、平面視において上記接続部2a,2b
は補強板3aの長手方向両端部の内側中央に位置されて
いる。したがって、補強板3aは、下面側に露呈する対
の合成枕木1a,1b同士の継ぎ目を跨いで両枕木1
a,1bに接着されているとともに、該補強板3aは、
上面側に露呈する対の合成枕木1a,1b同士の継ぎ目
をも平面視において跨いだ状態で接着されている。
【0028】また、本実施形態では、図2に示すよう
に、接続部2a,2bよりも長手方向外側の部位、即
ち、互いに接続された対の合成枕木1a,1bの接続部
2a,2b同士の接合範囲外で、かつ、補強板3aの長
手方向両端部よりも内側で、補強板3aと各枕木1a,
1bとにわたって補強ピン4が厚さ方向に打ち込まれて
いる。さらに、互いに接続された対の合成枕木1a,1
bの接続部2a,2b同士の接合範囲内においては、補
強板3a及び対の枕木1a,1bの両接続部2a,2b
(凸部)の双方にわたってガラス繊維強化樹脂からなる
補強ピン5が厚さ方向に打ち込まれている。なお、補強
ピン4,5を打ち込む際に、補強ピン4,5に接着剤を
塗布しておくことで、該ピン4,5の軸方向強度を有効
利用して合成枕木同士の接続部の曲げ強度の一層の向上
を図ることができる。上記補強ピン5は、フィンガー加
工部の長手方向ほぼ中央で幅方向2カ所に打ち込まれて
いる。また、上記補強ピン4は、接続部2a,2bの長
手方向両側で、幅方向2カ所に打ち込まれている。補強
ピン4,5は、枕木と同材質とするのが好ましいが、そ
の他、ナイロンやFRPなどから形成することができ
る。
【0029】上記接続構造は、適宜の施工手順によって
施工することができるが、好ましくは、次の接合方法を
用いることができる。即ち、図3に示すように、補強板
3aを一方の合成枕木1aの下面に工場等において予め
接着しておき、該補強板3aが、現場施工時に他方の合
成枕木1bの下面に面接し得るように一方の合成枕木1
aの端部から突出させておく。そして、現場施工時に、
合成枕木1a,1bの接合すべき端部の接合面に接着剤
を塗布してこれら接合面同士を突き合わせることにより
接着する。この際、一方の合成枕木1aに対し、他方の
合成枕木1bを水平方向にスライドさせつつ近接させる
ことで上記突き合わせを行うことができ、他方の合成枕
木1bの接続部2bの先端を適宜切断して該先端部が一
方の枕木1aの接続部2aの基端部に突き当たらないよ
うにしておくことによって、テーパー面同士を確実に面
接することができるとともに、テーパー面の楔効果によ
って強固な接続を行うことが可能になる。さらに、上記
補強板3aと他方の枕木1bとの当接面にも接着剤を塗
布しておき、これら当接面同士を接着する。その後、補
強ピン4,5を打ち込むべき箇所に適宜の穿孔工具を用
いて打ち込み用孔を穿設し、ここに上記補強ピン4,5
を順次打ち込むことによって施工が完了する。なお、補
強板3aと一方の枕木1aとを貫通する補強ピン4は、
工場等において予め打ち込んでおくことも可能である。
また、施工後の接着強度が確実に発現するように、補強
板3aを枕木1a,1b側にシャコ万などの締結工具に
よって接着剤が硬化するまで押さえ付けておくことが好
ましい。
【0030】かかる接合方法によれば、現場における接
着面積を少なくすることができるので、作業工数の削減
を図り、枕木の敷設や更正を迅速に行うことができると
ともに、一方の枕木1aと補強板3aとは施工時に既に
強固に接着された状態となるとともに、現場にて接着し
た部位は、補強ピン4の剪断強度や引っ張り強度によっ
て強度を持たせることができ、施工後すぐに実用的な強
度が得られるので、夜間作業に好適に実施することが可
能である。
【0031】次に、図4及び図5に示す第2の実施の形
態に係る接続構造について説明するが、上記実施形態と
同様の構成については同符号を付して詳細説明を省略
し、異なる構成、作用効果について説明する。
【0032】本実施形態では、補強板が合成枕木の下面
側には設けられておらず、合成枕木の前後両側面に設け
られている。これら補強板3b,3cは長方形板状であ
って、補強板3b,3cの上下方向幅は合成枕木1a,
1bの上下方向幅と等しくされ、補強板3b,3cの枕
木長手方向長さは、接続部2a,2bの長手方向長さよ
りも大きくされ、この接続部2a,2bを前後側面から
覆うように補強板3b,3cがそれぞれ双方の合成枕木
1a,1bに接着接合されている。また、補強ピン4
は、前後側面側から補強板3b,3cと各合成枕木とに
亘って水平方向に打ち込まれており、補強ピン5は、互
いに接続された対の合成枕木1a,1bの接続部2a,
2b同士の接合範囲内において、双方の枕木1a,1b
の両接続部2a,2b(凸部)にわたって補強ピン5が
厚さ方向に打ち込まれている。なお、側面側から打ち込
まれる補強ピン4の軸方向長さは、枕木1a,1bの幅
方向長さの半分以下となされている。
【0033】本実施形態の接続構造によれば、フィンガ
ー接合部の前後側面に、上下方向に長尺の補強板3b,
3cを接着接合するとともに補強ピン4を打ち込んでい
るため、該フィンガー接合部においても、大きな実効断
面二次モーメントが得られ、より一層の曲げ強度の向上
を図ることが可能となる。また、これら補強板3は、合
成枕木1a,1b同士の継ぎ目を跨いで両枕木1a,1
bの側面に接着されているから、接着面に過大な応力が
作用することが防止され、接着剤の凝集破壊や界面破壊
が生じることが防止される。
【0034】この実施形態の接続構造も種々の接合方法
によって得ることができ、例えば、図5に示すように、
一方の合成枕木1a側に後面側の補強板3cを予め接着
しておくとともに、他方の合成枕木1b側に前面側の補
強板3bを予め接着しておき、施工現場において両合成
枕木1a,1bの接続部2a,2bの接合面、後面側の
補強部材3cと他方の合成枕木1bとの接合面、並び
に、前面側の補強部材3bと一方の合成枕木1aとの接
合面にそれぞれ接着剤を塗布して突き合わせることによ
り接着し、ピン打ち込み用の孔に補強ピン4,5を順次
打ち込むことによって施工することが可能である。な
お、補強板3b,3cを工場等で合成枕木に接着した際
に、補強ピン4をも打ち込んでおくこともできる。ま
た、各補強部材3b,3cを現場施工時に両枕木1a,
1bに対して接着することも可能である。
【0035】図6に示す第3実施形態では、第1実施形
態で説明した下面側の補強部材3aと、第2実施形態で
説明した前後側面側の補強部材3b,3cの双方が接着
接合されている。そして、下面側の補強部材3aの前後
端部は、合成枕木1a,1bの前後側面よりも幅方向に
突出されており、この突出長さは、前後の補強部材3
b,3cの板厚と等しくされている。そして、この突出
部の上面に、前後の補強部材3b,3cの下端面が接着
接合されている。その他の構造は同様であるので同符号
を付して詳細説明を省略する。
【0036】この第3実施形態の接続構造も種々の接合
方法によって得ることができ、例えば、図7に示すよう
に、一方の合成枕木1a側に下面側の補強板3aをあら
かじめ接着接合しておき、他方の合成枕木1b側に前後
側面側の補強板3b,3cを予め接着接合しておき、施
工現場においてこれら合成枕木1a,1bの接続部2
a,2bと各補強板3a,3b,3cとを接着接合する
ことで、長尺分岐枕木を構成できる。また、前後の補強
板3b,3cをそれぞれ別の合成枕木に予め接着接合し
ておくことも可能である。
【0037】図8は本発明の第4実施形態に係る接続構
造を示しており、上記第3実施形態と同様の構造につい
ては同符号を付して詳細説明を省略し、異なる構成、作
用効果について説明する。本実施形態では、各合成枕木
1a,1bが、2枚の板材7,7を上下に積層すること
で所定厚さに形成されている。各板材7は、繊維方向が
長手方向に引き揃えられた長繊維強化発泡樹脂成形品に
より構成でき、上下の板材7,7同士は、接着剤を用い
て接着接合されている。図9にも示すように、各板材
7,7の接続側端部の枕木長手方向の位置がずらされて
いるとともに、各板材7,7の接続側端部に、上記した
フィンガー加工部がそれぞれ設けられている。而して、
これら上下の板材7,7のフィンガー加工部により、上
記接続部2a,2bが構成されている。
【0038】より詳細には、一方の合成枕木1aにあっ
ては、上側の板材7の接続側端部が、下側の板材7の接
続側端部よりも長手方向に大きく張り出している。一
方、他方の合成枕木1bにあっては、下側の板材7の接
続側端部が、上側の板材7の接続側端部よりも長手方向
に大きく張り出している。そして、両枕木1a,1bの
上側の板材7の接続側端部のフィンガー加工部同士と、
下側の板材7の接続側端部のフィンガー加工部同士と
が、それぞれは互いに相補形状とされ、これら両枕木1
a,1bを接続することにより、一つの長尺分岐枕木が
構成されるようになっている。
【0039】なお、上記枕木、補強部材及び補強ピン
は、好ましくは、ガラス繊維強化プラスチック発泡体
(合成木材)からなるものとすることが好ましい。この
発泡体における発泡樹脂の種類としては、例えば、ウレ
タン、エポキシ樹脂、ビニルエステル樹脂、不飽和ポリ
エステル樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂であっ
て硬質のものが好適に使用される。なお、発泡樹脂中
に、圧縮強度の向上や低コスト化を図るために、炭酸カ
ルシウム、石膏、タルク、水酸化アルミニウム、クレー
等の無機充填材や、シラスバルーン、パーライト、ガラ
スバルーン等の軽量骨材が添加されていてもよい。
【0040】また、発泡体を補強する繊維としては、例
えば、ガラス繊維、炭素繊維、金属繊維等の無機質繊
維、天然繊維、合成繊維等の有機質繊維のいずれであっ
てもよいが、強度や経済性の面からガラス繊維が適して
いる。ガラス繊維としては、ガラスロービング、ガラス
ロービングクロス、ガラスマット、コンティニュアスス
トランドマット等の形態のものが挙げられる。この繊維
は単独で使用してもよいし、二層以上積層してもよく、
また、長繊維と短繊維を混ぜて使用してもよい。なお、
ガラス長繊維を長手方向に引き揃えて補強繊維とした、
ガラス長繊維強化硬質ウレタン発泡体(例えば、積水化
学工業株式会社製、商品名「エスロンネオランバーFF
U」など)を採用するのが、軽量化、耐久性および加工
性の確保のために最も好ましい。そして、合成枕木並び
に補強部材における繊維方向は、枕木長手方向に引き揃
えておくことが好ましく、また、補強ピンにおける繊維
方向は、該ピンの軸方向に引き揃えておくことが好まし
い。そして、合成枕木並びに補強部材における繊維方向
と、補強ピンにおける繊維方向とは交差(直交)させて
おくのが好ましい。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、ボルトなどの金属製の
固定部材を用いずとも、合成木材などの切削や穿孔容易
な部材のみで長尺分岐枕木を構成することができ、シー
サースクロッシングなどにおいて枕木の長手方向の任意
の位置にタイプレートを固定するためのねじ釘等を打ち
込むことが可能であり、現場に応じて接続部の位置を調
整するといった煩雑な作業を行う必要がなく、かつ、最
小曲げ強度を少なくとも実用に耐えうる程度にまで向上
することが可能である。特に、補強部材として合成枕木
と同種の材料を用いることにより、これら部材間の優れ
た接着強度を得ることができ、さらに、補強ピンによっ
て接着面の剪断強度を施工直後でも確保することがで
き、夜間における限られた時間内での枕木更正に好適に
実施することが可能である。また、合成枕木同士の接合
方法として、いわゆるフィンガー接合を採用したので、
接続部の枕木長手方向長さを短くしつつも、接合強度を
高くすることができ、フィンガー加工時の材料ロスも少
なく、コスト低減をも図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る合成枕木の接続構
造を示す全体簡略斜視図である。
【図2】同接続構造の要部拡大縦断面図である。
【図3】同接続構造の分解斜視図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る合成枕木の接続構
造を示す全体簡略斜視図である。
【図5】同接続構造の分解斜視図である。
【図6】本発明の第3実施形態に係る合成枕木の接続構
造を示す全体簡略斜視図である。
【図7】同接続構造の分解斜視図である。
【図8】本発明の第4実施形態に係る合成枕木の接続構
造を示す全体簡略斜視図である。
【図9】同接続構造の分解斜視図である。
【符号の説明】
1a,1b 合成枕木 2a,2b 接続部 3a,3b,3c 補強部材 4 接合範囲外の補強ピン 5 接合範囲内の補強ピン 6 凸部 7 板材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2本以上の合成枕木の長手方向端部を突
    き合わせて接着することにより接続される合成枕木の接
    続構造であって、上記枕木の接続される端部同士が互い
    に相補形状の接続部であり、該接続部は、枕木長手方向
    に所定の長さを有するとともに枕木の幅方向に延びる複
    数の山歯状凸部を有するフィンガー加工部からなり、該
    複数の凸部が枕木の厚さ方向に並設されており、上記合
    成枕木の接続部を覆うように接続部よりも長い補強部材
    が上記合成枕木の上面、下面若しくは前後側面の少なく
    とも一面に設けられ、該補強部材は双方の合成枕木の表
    面に接着されていることを特徴とする合成枕木の接続構
    造。
  2. 【請求項2】 互いに接続された対の合成枕木の接続部
    同士の接合範囲内で、これら接続部と補強部材とに亘っ
    て樹脂成形品からなる補強ピンが打ち込まれていること
    を特徴とする請求項1に記載の合成枕木の接続構造。
  3. 【請求項3】 互いに接続された対の合成枕木の接続部
    同士の接合範囲外で、少なくとも一の合成枕木と補強部
    材とに亘って樹脂成形品からなる補強ピンが打ち込まれ
    ていることを特徴とする請求項1又は2に記載の合成枕
    木の接続構造。
  4. 【請求項4】 2本以上の合成枕木の長手方向端部を突
    き合わせて接着することにより接続される合成枕木の接
    続構造であって、上記枕木の接続される端部同士が互い
    に相補形状の接続部であり、該接続部は、枕木長手方向
    に所定の長さを有するとともに枕木の幅方向に延びる複
    数の山歯状凸部を有するフィンガー加工部からなり、該
    複数の凸部が枕木の厚さ方向に並設されており、互いに
    接続された対の合成枕木の接続部に亘って樹脂成形品か
    らなる補強ピンが打ち込まれていることを特徴とする合
    成枕木の接続構造。
  5. 【請求項5】 各合成枕木は、複数の板材を上下に積層
    してなるものであり、各板材の接続側端部の枕木長手方
    向の位置が異なっており、該各板材の接続側端部にそれ
    ぞれフィンガー加工部が設けられ、これらすべての板材
    のフィンガー加工部により、接続部が構成されているこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の合
    成枕木の接続構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102457140B1 (ko) * 2021-06-01 2022-10-21 오병용 철도용 분절형 침목조립체 및 이를 이용한 분기기 시공방법
KR102458085B1 (ko) * 2021-05-28 2022-10-24 오병용 철도용 분절형침목 및 이와 결합되는 언더플레이트

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