JP2809997B2 - 合成枕木の接続構造 - Google Patents

合成枕木の接続構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄道軌道の分岐部など
長尺の枕木部分に用いられる合成枕木の接続構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、鉄道軌道の分岐部においては、
分岐部の種類(片開き分岐、両開き分岐、振り分け分
岐、乗り越し分岐、複分岐、3分岐、3線式分岐、ダイ
ヤモンドクロッシング、シーサースクロッシングなど)
に応じ、6〜9mもの長さの枕木が必要とされる。
【0003】しかし、過密市街地、高架線部、あるいは
防音壁などで囲まれた場所においては、上記6〜9mも
の長尺の枕木を一体物で取り扱うと作業性の低下が余儀
なくされ、特に、枕木の更新作業が至難となる。
【0004】そこで、従来より、端部にテーパ面を形成
した合成枕木同士を接着接合し、曲げ強度を損なうこと
なく長尺の枕木を構成する接続構造が提案されている
(例えば、特開平5− 号公報参照)。
【0005】また、この接続状態でテーパ面を貫通する
貫通孔にボルトナットを挿通して座金とプレートとで締
結固定することも提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の接
続構造の場合、合成枕木同士の上面側の継ぎ目の位置で
は、上方向からの応力に対して合成枕木の単体に近い曲
げ強度が得られるが、合成枕木同士の下面側の継ぎ目の
位置では、上方向からの応力に対して合成枕木の単体の
約半分の曲げ強度となってしまい、位置によって曲げ強
度に大きな差を生じる。
【0007】そのため、シーサースクロッシング等で
は、枕木毎に軌道の位置がずれるため、上記テーパ接合
部を現物に合わせて位置決めしなければならない不便が
あり、かつ、このようにして位置決めしなければ強度不
足が懸念されることとなる。
【0008】また、鉄道軌道同士の中間位置では、上向
きの曲げ応力が鉄道軌道部の約70%位発生することと
なるため、上面側の継ぎ目の位置でも、同様の強度不足
が懸念されることとなる。
【0009】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
で、上下いずれの方向からの曲げ応力にも耐えられる合
成枕木の接続構造を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の合成枕木の接続構造は、長繊維で補強した樹
脂柱状体からなる合成枕木の端部にテーパー面が形成さ
れ、該テーパー面に、接着剤を介して他の合成枕木のテ
ーパー面が突き合わされ、この突き合わせ状態で、合成
枕木の上面には、合成枕木同士の繋ぎ目を跨いで上面と
面一となるように、上補強板が埋設されるとともに、こ
の繋ぎ目を跨いだ両側の上補強板および合成枕木にボル
ト孔が貫通される一方、合成枕木の下面には、合成枕木
同士の繋ぎ目を跨いで下補強板が当接されるとともに、
この繋ぎ目を跨いだ両側の下補強板および合成枕木にボ
ルト孔が貫通され、各ボルト孔の上面には、ボルトの頭
を収納する凹部と、この凹部の周縁に突設された鍔部と
を有する断面逆ハット状に形成された座金が、この上面
と面一となるように埋設される一方、各ボルト孔の下面
には、合成枕木の幅方向に横たわるプレートが当接さ
れ、前記座金とプレートとが、ボルト孔に挿通されたボ
ルトによって固定されてなるものである。
【0011】
【作用】本発明によると、合成枕木同士をテーパー面で
接合することにより、合成枕木本来の曲げ強度に匹敵す
る充分な曲げ強度を発揮することができる。
【0012】また、これら合成枕木同士をテーパー面で
接合した際に上面および下面にできる継ぎ目を跨ぐよう
にしてそれぞれ上補強板および下補強板を設けているの
で、この継ぎ目部分に曲げ応力が加わるような場合であ
っても充分な曲げ強度を発揮することができる。
【0013】さらに、これらの曲げ強度は、接着剤によ
る接着力と、ボルト孔に挿通されるボルトの固定力とに
よって維持されることとなる。
【0014】さらに、この上補強板および下補強板を設
けた継ぎ目部分は、断面逆ハット状に形成し、合成枕木
の上面と面一となるように埋設した座金と、突き合わせ
部分の下面に当接したプレートとによって挟持するの
で、この継ぎ目部分に曲げ応力が加わってたわみを生じ
た場合であっても、座金およびプレートが合成枕木に食
い込んで強度の低下を招くといったことが防止される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0016】図1は合成枕木1の接続構造の全体構成の
概略を示し、図2は同要部断面を示している。
【0017】すなわち、この合成枕木1の接続構造は、
合成枕木1に形成されたテーパー面11に接着剤2を介
して他の合成枕木1のテーパー面が突き合わされ、この
突き合わせ状態で、合成枕木1同士の継ぎ目13を跨い
で上補強板3および下補強板4が設けられ、これらが座
金5とプレート6とを介して六角ボルト7によって固定
されてなるものである。
【0018】合成枕木1は、長手方向に向けて埋設した
長繊維で補強した熱硬化性樹脂発泡体によって成形され
ている。この合成枕木1の密度は通常0.6〜1.0g
/cm 3 であり、補強長繊維の含有量は通常40〜60重
量%である。長繊維としては、無機質、有機質の何れを
も使用できるが、ガラス繊維を使用することが好まし
い。熱硬化性樹脂発泡体については、熱硬化性で樹脂発
泡体を成形し得るものであれば、特に制限されることは
ないが、特に、発泡性が付与された硬質ポリウレタン樹
脂や硬質ポリエステル樹脂が好ましい。
【0019】図3に示すように、テーパー面11を境に
して切断端が対向する長繊維F1 、F2 間の張力伝達
は、一方の繊維F1 の張力が、上記切断端E1 、E2
間に位相的にブリッジする他の繊維F3 に樹脂をマトリ
ックスとして伝達され、この他の繊維F3 から他方の繊
維F2 に伝達される経路が主体となり、この張力伝達の
効率は繊維端E1 、E2 間に他の繊維が深くラップする
ほど大となる。従って、張力伝達の効率上は、テーパー
角θを小にすることが有利であるが、余り小さくする
と、突き合わせ部分10の上部にレールが位置して突き
合わせ部分10にレール直下の最大曲げモーメントが作
用し、不利となるので、テーパー角θはこれらの比較考
量から設定する。テーパー角θは通常20°〜5°(ta
n θ=2/5〜1/10)とすることが好ましい。
【0020】接着剤2としては、この合成枕木1のテー
パー面11同士を接着することができるものであれば、
特に限定されるものではなく、合成枕木1を構成する長
繊維および熱硬化性樹脂発泡体などの材質に応じて適宜
決定される。例えば、合成枕木1がガラス繊維と発泡硬
化ウレタン樹脂とによって構成されている場合、接着剤
としてはエポキシ樹脂接着剤を好適に用いることができ
る。
【0021】上補強板3は、合成枕木1に相当する幅で
所望の長さおよび厚みとなされた板状に形成されてい
る。この長さおよび厚みは、合成枕木1の長さやテーパ
ー面11の角度などによって左右されるが、長さとして
は300〜500mm、厚みとしては5〜15mmの範
囲内で、特に長さ400mm厚み10mmのものが好ま
しい。この上補強板3は、合成枕木1のテーパー面11
を突き合わせた状態で、突き合わせ部分10の上面に形
成される合成枕木1同士の継ぎ目13を跨ぐように埋設
される。また、この埋設状態で、上補強板3の表面が合
成枕木1の上面と面一となるようになされている。さら
に、この埋設状態で、上補強板3および合成枕木1に
は、上記継ぎ目13を跨ぐように、上補強板3の上面か
ら合成枕木1の下面に貫通するボルト孔12が穿孔され
る。本実施例では、幅方向に2個並列で長手方向に2ヶ
所の計4ヶ所に穿孔されている。
【0022】なお、この上補強板3としては、図4に示
すように、厚み方向に突起部31が突設され、この突起
部31が合成枕木1に食い込んだ状態となるようになさ
れたものであってもよい。
【0023】下補強板4は、合成枕木1に相当する幅で
所望の長さおよび厚みとなされた板状に形成されてい
る。この長さおよび厚みは、合成枕木1の長さやテーパ
ー面の角度などによって左右されるが、長さとしては3
00〜600mm、厚みとしては10〜40mmの範囲
内で、特に長さ500mm厚み20mmのものが好まし
い。この下補強板4は、合成枕木1のテーパー面11を
突き合わせた状態で、突き合わせ部分10の下面に形成
される合成枕木1同士の継ぎ目13を跨ぐように、この
下面に当接される。また、この当接状態で、下補強板4
および合成枕木1には、上記継ぎ目13を跨ぐように、
合成枕木3の上面から下補強板4の下面に貫通するボル
ト孔12が穿孔される。本実施例では、幅方向に2個並
列で長手方向に2ヶ所の計4ヶ所に穿孔されている。
【0024】座金5は、六角ボルト7の頭71が収納可
能となされた凹部51と、該凹部51の周縁に突設され
た鍔部52とによって断面逆ハット状に形成されてい
る。また、凹部51の底面には、六角ボルト7のネジ部
72を挿通する挿通孔53が設けられている。この座金
5は、各ボルト孔12の上面側に位置するように埋設さ
れ、この埋設状態で、鍔部52の表面が合成枕木1およ
び上補強板3の上面と面一となるようになされている。
【0025】プレート6は、合成枕木1の幅Wに対応し
た長さの溝形鋼によって形成されており、六角ボルト7
のネジ部72を挿通する挿通孔61が、並列に2か所設
けられている。このプレート6は、挿通孔61が各ボル
ト孔12の下面側に連通するように当接される。この
際、プレート6は、あらかじめビス(図示省略)などに
よって固定しておいてもよい。また、プレート6は、特
に溝形鋼によって形成されたものに限定されるものでは
なく、長板状の鋼材や、リップ溝形鋼や、角形鋼などに
よって形成されたものであってもよい。
【0026】六角ボルト7は、前記座金5を介して各ボ
ルト孔12に挿通され、プレート6側からナット70を
螺合することによって固定される。この際、ナット70
は、あらかじめ、プレート6側に溶接しておいてもよ
い。
【0027】なお、突き合わせ部分10のテーパー角θ
が比較的大きい場合、図5に示すように、接着時のホル
ダーの上下方向加圧力による突き合わせ面のずれを防止
するために、テーパー面11の途中に係止用凹凸部14
を設けることが好ましい。
【0028】また、図6に示すように、テーパー面11
を波形にすることもでき、この場合テーパー角θが急峻
でも接着面積を充分に確保できる。
【0029】
【実施例1】発泡硬化ウレタン樹脂60重量%と、ガラ
ス繊維40重量%とによって構成された密度0.74g
/cm3 の合成枕木1を用意し、図7(a),(b) に示すよ
うに、合成枕木1の接続構造を構成した。なお、図中の
各寸法は、表1に示すように設定した。また、上補強板
3および下補強板4には、上記合成枕木1と同材質から
なるものを使用した。接着剤2については、エポキシ樹
脂接着剤を使用した。座金5、プレート6、六角ボルト
7およびナット70については、ステンレス鋼からなる
ものを使用した。
【0030】また、同図に示すように、このようにして
接続された合成枕木1の底部を1120mmの幅で支持
し、支持距離間の中央部分から矢符Pの位置から継ぎ目
13の部分に5mm/minの試験速度で荷重を加えて
行き、合成枕木1が破壊する際の荷重を測定した。この
試験にはアムスラー50トン万能試験機を用いた。試験
温度は23℃であった。結果を図9のグラフに示す。
【0031】
【実施例2】図7(c),(d) に示すように、実施例1の合
成枕木1の接合構造を裏返しにして上記実施例1と同様
の試験を行った。結果を図9のグラフに示す。
【0032】
【実施例3】表1に示すように、図7(a),(b) 中の各寸
法を変更した以外、上記実施例1と同様に試験を行っ
た。結果を図9のグラフに示す。
【0033】
【比較例1】比較例として、図8(a),(b) に示すよう
に、接続部分を有さない以外、上記実施例1と同様の合
成枕木1を用意した。なお、図中の各寸法は、表1に示
すように設定した。
【0034】そして、この合成枕木1についても、上記
実施例1と同様の試験を行った。結果を図9のグラフに
示す。
【0035】
【比較例2】上記実施例1と同様の合成枕木1を用意
し、図8(c),(d) に示すように、2本を突き合わせた
後、上下から鉄板81,82で挟み六角ボルト7で締め
付けて合成枕木1の接続構造を構成した。なお、図中の
各寸法は、表1に示すように設定した。そして、この合
成枕木1の接続構造についても、上記実施例1と同様の
試験を行った。結果を図9のグラフに示す。
【0036】
【比較例3】上記実施例1と同様の合成枕木1を用意
し、図8(e)(f)に示すように、2本をテーパ面で接着接
合した後、この接着接合されたテーパ面の部分を上方か
ら座金5を介して六角ボルト7で締め付けて下面に当接
した平鋼83に螺合し、合成枕木1の接続構造を構成し
た。なお、図中の各寸法は、表1に示すように設定し
た。接着剤2については、エポキシ樹脂接着剤を使用し
た。座金5、平鋼83、六角ボルト7およびナット70
については、ステンレス鋼からなるものを使用した。そ
して、この合成枕木1の接続構造についても、上記実施
例1と同様の試験を行った。結果を図9のグラフに示
す。
【0037】
【表1】
【0038】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、合
成木材同士を合成枕木本来の曲げ強度に匹敵する充分な
曲げ強度で接続できるとともに、最も強度不足が懸念さ
れる継ぎ目部分に曲げ応力が加わるような場合であって
も充分な曲げ強度を発揮することができ、上下いずれの
方向からも曲げ応力が加わるような場合であっても、全
体的に充分かつ均等な曲げ強度を得ることができる。そ
のため、このような接続構造の枕木を敷設する際に、軌
道が継ぎ目部分に重ならないように、枕木毎に現物に合
わせて位置決めするといった煩わしさもなく施工するこ
とができる。
【0039】また、この接続状態を、接着剤による接着
力と、ボルト孔に挿通されるボルトの固定力との双方に
よって維持できるとともに、この接続部分に曲げ応力に
よるたわみを生じても、座金およびプレートが合成枕木
に食い込まないように構成しているので、優れた安全性
および耐久性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】合成枕木の接続構造の全体構成の概略を示す平
面図、側面図および底面図である。
【図2】図1のI-I 線およびII-II 線における拡大断面
図である。
【図3】合成枕木の突き合わせ部分での長繊維の張力伝
達機構を示す説明図である。
【図4】上補強板の他の実施例を示す断面図である。
【図5】テーパー面の他の実施例を示す斜視図である。
【図6】テーパー面のさらに他の実施例を示す斜視図で
ある。
【図7】実施例における各試験体およびその試験方法を
説明する概略図である。
【図8】比較例における各試験体およびその試験方法を
説明する概略図である。
【図9】試験結果を示すグラフである。
【符号の説明】
1 合成枕木 10 突き合わせ部分 11 テーパー面 12 ボルト孔 13 継ぎ目 2 接着剤 3 上補強板 4 下補強板 5 座金 51 凹部 52 鍔部 6 プレート 7 六角ボルト 71 ボルト頭
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池松 俊三 滋賀県栗太郡栗東町北中小路398−4 (72)発明者 近藤 孝信 滋賀県甲賀郡甲南町耕心1−790 (56)参考文献 特開 平6−248604(JP,A) 特開 平5−98601(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E01B 3/00 E01B 3/10 E01B 3/18 E01B 3/36 E01B 3/44 E01B 7/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長繊維で補強した樹脂柱状体からなる合
    成枕木の端部にテーパ面が形成され、該テーパ面に、接
    着剤を介して他の合成枕木のテーパ面が突き合わされ、 この突き合わせ状態で、合成枕木の上面には、合成枕木
    同士の繋ぎ目を跨いで上面と面一となるように、上補強
    板が埋設されるとともに、この繋ぎ目を跨いだ両側の上
    補強板および合成枕木にボルト孔が貫通される一方、 合成枕木の下面には、合成枕木同士の繋ぎ目を跨いで下
    補強板が当接されるとともに、この繋ぎ目を跨いだ両側
    の下補強板および合成枕木にボルト孔が貫通され、 各ボルト孔の上面には、ボルトの頭を収納する凹部と、
    この凹部の周縁に突設された鍔部とを有する断面逆ハッ
    ト状に形成された座金が、この上面と面一となるように
    埋設される一方、各ボルト孔の下面には、合成枕木の幅
    方向に横たわるプレートが当接され、 前記座金とプレートとが、ボルト孔に挿通されたボルト
    によって固定されてなることを特徴とする合成枕木の接
    続構造。
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