JP2002269625A - 自動貨幣取扱機 - Google Patents

自動貨幣取扱機

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JP2002269625A
JP2002269625A JP2001062607A JP2001062607A JP2002269625A JP 2002269625 A JP2002269625 A JP 2002269625A JP 2001062607 A JP2001062607 A JP 2001062607A JP 2001062607 A JP2001062607 A JP 2001062607A JP 2002269625 A JP2002269625 A JP 2002269625A
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door body
input
card
auxiliary door
maintenance
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JP2001062607A
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English (en)
Inventor
Shuichi Enomoto
秀一 榎本
Hideki Takada
英記 高田
Toshiyuki Matsui
利之 松井
Takeshi Matsumoto
岳 松本
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Glory Ltd
Original Assignee
Glory Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防犯上の問題や操作の煩雑化を招来すること
なくメンテナンス処理を容易に行うことを課題とする。 【解決手段】 前面が開放し、かつ内部に紙幣処理部5
0を収容した本体筐体21と、前面を開閉する態様で本
体筐体21に設けた扉体22と、扉体22の外表面一部
に開閉可能に配設し、かつ開成した場合にハンディ端末
入力機130へのメンテナンス情報の入力を可能とする
補助扉体23と、補助扉体23を閉成した状態で施錠可
能な補助扉体用錠手段24とを備えてカード発行機20
を構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機や自動
精算機等のように直接現金を取り扱う自動貨幣取扱機に
関するもので、より詳細には、入力手段を通じてメンテ
ナンス情報が入力された場合にこの入力情報に基づいて
所望のメンテナンス処理を実施可能な制御手段を備えた
自動貨幣取扱機に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、パチンコ機やパチスロ機等の遊技
機を設置した遊技店で遊技を行う場合には、現金で一旦
プリペイドカードを購入し、このプリペイドカードを通
じてパチンコ玉やメダル等の遊技媒体を借り受ける方法
が主流となっている。図12は、この種のプリペイドカ
ードを発行する自動販売機(以下、カード発行機とい
う)を概略的に示したものである。
【0003】このカード発行機1は、前面が開放した本
体筐体2と、該本体筐体2の前面に開閉可能に取り付け
た扉体3とを備えたものである。本体筐体2の内部に
は、制御部4、カード処理部5、紙幣処理部6等、カー
ド発行に必要な各種構成要素が収容してある。一方、扉
体3の前面には、表示部7、複数の選択ボタンスイッチ
8、紙幣挿入/返却口9、カード発行口10等、利用者
に対する各種インターフェースが設けてある。本体筐体
2と扉体3との間には錠手段11が設けてあり、両者を
施錠することが可能である。
【0004】このカード発行機1では、紙幣挿入/返却
口9から紙幣を挿入すると、紙幣処理部6において識別
した金額が表示部7を通じて表示されると共に、受け入
れ金額以下の選択ボタンスイッチ8が有効化して待機状
態となる。この状態から利用者が所望の選択ボタンスイ
ッチ8をONすると、ONした選択ボタンスイッチ8に
対応する価値情報、並びに固有の識別符号が付与された
プリペイドカードCが発行口10から発行される。この
とき、発行したプリペイドカードCの価値情報および識
別符号は、カード発行機1の制御部4から遊技店の管理
コンピュータに送信され、両者を対応付けた状態でその
記憶部に格納されることになる。なお、紙幣処理部6に
おいて識別不能であった紙幣、あるいは釣り銭となる紙
幣は、紙幣挿入/返却口9から利用者に対して返却され
る。
【0005】このようにして発行されるプリペイドカー
ドCには、上述した識別符号および価値情報の双方を磁
気記録するタイプと、識別符号のみを磁気記録するタイ
プとがあるが、いずれにおいてもこれをサンドと称され
るカード処理ユニットに挿入すれば、その価値情報を上
限とした遊技媒体の貸し出しが可能になる。すなわち、
識別符号および価値情報の双方が記録されたプリペイド
カードの場合にはカード処理ユニットがこれらを読み取
ることで価値情報を取得することができるため、一方、
識別符号のみが記録されたプリペイドカードの場合には
カード処理ユニットが読み取った識別符号を基に管理コ
ンピュータから価値情報を取得することができるため、
それぞれ価値情報を上限として遊技媒体の貸し出しを行
うことが可能になる。
【0006】遊技媒体の貸し出し代金に関しては、これ
を価値情報から差し引き更新することによって精算す
る。価値情報の更新結果は、カード処理ユニットから管
理コンピュータに送信され、この新たな価値情報が識別
符号と共に記憶部に格納されることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したカ
ード発行機1には、メンテナンス用入力手段12を備え
たものがある。このメンテナンス用入力手段12は、カ
ード発行機1の制御部4にメンテナンス処理を実施させ
るメンテナンス情報を入力するためのもので、例えば各
種操作入力キースイッチ12aを備えたハンディ端末入
力機等がある。メンテナンス用入力手段12によるメン
テナンス処理には、例えば選択ボタンスイッチ8の設定
変更やカード発行機1の売り上げ情報確認、あるいはプ
リペイドカードCの再発行処理等がある。プリペイドカ
ードCの再発行処理とは、プリペイドカードCに記録し
た磁気データが破損するなどして使用不可能となった場
合に、その表面等に印字してある識別符号をメンテナン
ス用入力手段12から入力することによって当該プリペ
イドカードCの価値情報を管理コンピュータに問い合わ
せ、該問い合わせた価値情報を基に新たなプリペイドカ
ードCを発行する処理である。
【0008】上述したように、メンテナンス用入力手段
12によるメンテナンス処理は、遊技店側で実施するも
のである。このため、上記メンテナンス用入力手段12
は、遊技者等、外部のものが不用意に操作することがで
きないように、扉体3を閉塞した場合に外部に露出しな
い位置に設けてあるのが一般的である。例えば図におい
て扉体3の裏面にメンテナンス用入力手段12を設けて
ある。
【0009】しかしながら、上記のように扉体3を閉塞
した場合に外部に露出しない位置にメンテナンス用入力
手段12を設けたカード発行機1にあっては、操作入力
キースイッチ12aによる入力操作を実施するだけにも
関わらず、メンテナンス処理の都度扉体3を開成する操
作が必要となる。この場合、不特定多数の者がいる状況
下において、多数の紙幣を受け入れた紙幣処理部6が頻
繁に外部に曝されることとなり、防犯の観点に立てばき
わめて問題が多い。また、扉体3や錠手段11そのもの
が重厚、かつ堅牢に作られている場合が多く、扉体3の
都度の開閉操作もきわめて煩雑である。なお、こうした
問題は、上述したカード発行機1に限られるものではな
く、広く一般の自動販売機にも共通するものである。ま
た、貨幣の投入によって物品を購入する自動販売機とは
逆に、物品の投入によって貨幣を払い出すようにした自
動精算機、あるいは自動貨幣両替機においても、本体筐
体の内部に貨幣処理手段を備えている以上、同様の問題
を招来する虞れがある。
【0010】この発明は、上記従来技術による課題を解
決するためになされたものであり、防犯上の問題や操作
の煩雑化を招来することなくメンテナンス処理を容易に
行うことのできる自動貨幣取扱機を提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたものであり、請求項1に係る自動
貨幣取扱機は、入力手段を通じてメンテナンス情報が入
力された場合にこの入力情報に基づいて所望のメンテナ
ンス処理を実施可能な制御手段を備えた自動貨幣取扱機
であって、開放面を有し、かつ内部に貨幣処理手段を収
容した本体筐体と、前記開放面を開閉する態様で前記本
体筐体に設けた扉体と、前記本体筐体の外表面一部もし
くは前記扉体の外表面一部に開閉可能に配設し、かつ開
成した場合に前記入力手段へのメンテナンス情報の入力
を可能とする補助扉体と、前記補助扉体を閉成した状態
で施錠可能な補助扉体用錠手段とを備えたことを特徴と
する。
【0012】また、請求項2に係る自動貨幣取扱機は、
前記入力手段が、操作入力部を具備し、かつ前記補助扉
体を開成させた場合に取り外し可能に設けたことを特徴
とする。
【0013】また、請求項3に係る自動貨幣取扱機は、
前記補助扉体の開閉状態を検出する検出手段をさらに備
え、前記検出手段によって前記補助扉体の開状態を検出
した場合に前記制御手段が前記入力手段を通じたメンテ
ナンス情報の入力待機状態となることを特徴とする。
【0014】また、請求項4に係る自動貨幣取扱機は、
貨幣の取り扱いに関わる表示と、メンテナンス処理に関
わる表示とを切り替え表示可能な表示手段をさらに備え
たことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係る自動貨幣取扱機の好適な実施の形態を詳細に
説明する。
【0016】図1は、本発明に係る自動貨幣取扱機の実
施の形態1を示した図、図2は、この自動貨幣取扱機の
内部構成を示すブロック図、図3は、入力手段の一例を
示す図である。ここで例示する自動貨幣取扱機は、パチ
ンコ機やパチスロ機等の遊技機を設置した遊技店におい
てパチンコ玉やメダル等の遊技媒体を借り受ける場合に
必要となる各種カードを発行するための自動販売機(以
下、カード発行機20という)であり、本体筐体21お
よび扉体22を備えている。
【0017】本体筐体21は、前面が開放した箱状を成
すもので、その内部に会員カード処理部30、プリペイ
ドカード処理部40、紙幣処理部50、ジャーナルプリ
ンタ60、制御部70を収容している。
【0018】会員カード処理部30は、会員カードMC
に記録された磁気データを読み取る部分である。会員カ
ードMCは、遊技店に登録された会員に対して予め発行
したものである。この会員カードMCには、JIS2カ
ードとして規格された合成樹脂製のカードに、会員の氏
名、住所、会員番号等の会員情報を磁気記録および印字
してある。
【0019】プリペイドカード処理部40は、予め装填
されたロール紙(図示せず)を適宜切断・印字・データ
処理し、これをプリペイドカードPCとして発行する部
分である。このプリペイドカードPCには、発行遊技店
の識別コード、発行日時、カード発行機番号、プリペイ
ドカードPC毎の固有の識別符号等の情報が磁気記録お
よび印字してある。
【0020】紙幣処理部50は、紙幣Mを受け入れてこ
れを識別し、識別可能な紙幣Mを金種別に収納する一
方、識別不能な紙幣Mを払い出す部分である。また釣り
銭となる紙幣Mを返却するのもこの紙幣処理部50の機
能である。
【0021】ジャーナルプリンタ60は、売り上げ情報
等の印字情報が与えられた場合に、これをプリントアウ
トする部分である。
【0022】制御部70は、後述する各種スイッチから
の検出信号等に基づき、予め与えられたプログラムやデ
ータに従って上述した各部30,40,50,60、並
びに後述する表示部90の駆動を制御する部分である。
また、この制御部70は、遊技店に設置された図示せぬ
管理コンピュータとの通信機能も備えている。
【0023】扉体22は、本体筐体21の前面開放部を
開閉する態様で該本体筐体21に取り付けたもので、会
員カード処理部30に対応する部位に会員カード挿入/
返却口22aを有し、またプリペイドカード処理部40
に対応する部位にプリペイドカード発行口22bを有
し、さらに紙幣処理部50に対応する部位に紙幣挿入/
返却口22cを有している。この扉体22と本体筐体2
1との間には主錠手段80を設けてあり、前面からの操
作により両者を施錠/解錠することが可能である。な
お、図には明示していないが、扉体22および主錠手段
80に関しては、防犯上の理由から重厚、かつ堅牢に構
成してある。
【0024】また、上記扉体22には、その前面に表示
部90、複数の選択ボタンスイッチ100、取消ボタン
スイッチ110、サービスボタンスイッチ120、収納
部22dを設けてある。
【0025】表示部90は、制御部70から与えられた
各種情報を表示するための部分であり、例えば液晶表示
器によって構成してある。選択ボタンスイッチ100、
取消ボタンスイッチ110およびサービスボタンスイッ
チ120は、それぞれ利用者等によってON操作された
場合に個別の検出信号を制御部70に与える部分であ
る。収納部22dは、扉体22の前面一部に開口するよ
うに設けた凹所であり、その内部に入力手段としてハン
ディ端末入力機130を備えている。ハンディ端末入力
機130は、筐体131の前面に各種機能キースイッチ
やテンキースイッチ等、操作入力部である操作入力キー
スイッチ132を備えたもので、フック133を介して
上記収納部22dに取り外し可能に収納してある。この
ハンディ端末入力機130は、信号ケーブル134を通
じて上記制御部70に接続してあり、各操作入力キース
イッチ132の検出信号を制御部70に出力することが
可能である。
【0026】さらに、上記扉体22には、その前面に補
助扉体23を設けてある。補助扉体23は、上述した収
納部22dの開口を開閉する態様で扉体22に取り付け
たもので、該扉体22との間に補助扉体用錠手段24お
よび開閉検出スイッチ25を備えている。補助扉体用錠
手段24は、前面からの操作により扉体22との間を施
錠/解錠することが可能である。開閉検出スイッチ25
は、補助扉体23の開閉状態に応じた検出信号を制御部
70に出力する部分である。
【0027】なお、図中の符号140は、上述した各部
に駆動電圧を与えるための電源ユニットである。
【0028】図4は、上記制御部70が実施する制御処
理の手順を示すフローチャートである。以下、この図を
参照しながらカード発行機20の動作について説明す
る。
【0029】まず、上記制御部70は、開閉検出スイッ
チ25からの検出信号を通じて補助扉体23が開放状態
にあるか否かを判断する(ステップS1)。
【0030】補助扉体23が閉成され、補助扉体用錠手
段24の施錠により収納部22dに収納したハンディ端
末入力機130を操作することができない場合には、通
常の販売待機モードとなり、会員カード処理およびプリ
ペイドカード処理を順次実行する(ステップS200,
ステップS300)。この販売待機モードでは、例えば
表示部90を通じて図10(a)に示すような表示を行
い、利用者に対して販売待機状態であり、会員カードM
Cや紙幣Mの挿入が可能であることを報知するようにし
ている。
【0031】これに対して遊技店の係員が操作すること
により補助扉体用錠手段24が開錠され、ステップS1
において補助扉体23が開放状態にある場合には、メン
テナンスモードとなり、メンテナンス処理を実行する
(ステップS400)。このメンテナンスモードでは、
収納部22dに収納したハンディ端末入力機130を操
作することが可能となるため、例えば表示部90を通じ
て図10(b)に示すような表示を行い、メンテナンス
作業者である係員に対してメンテナンスに必要となる各
種情報を表示するようにしている。
【0032】上述した制御処理は、カード発行機20の
稼働中において所定の周期で繰り返し実行されるもので
ある。つまり、上記カード発行機20においては、補助
扉体23の開閉に応じて販売待機モードとメンテナンス
モードとが切り替わるようになっている。
【0033】図5は、ステップS200で実施する会員
カード処理の手順を示すフローチャート、図6は、会員
カード処理中において実施されるサービスカード処理の
手順を示すフローチャート、図7は、ステップS300
で実施されるプリペイドカード処理の手順を示すフロー
チャート、図8は、ステップS400で実施されるメン
テナンス処理の手順を示すフローチャートである。以
下、これらの図を参照しながら各処理について詳細に説
明する。
【0034】ステップS200で実施する会員カード処
理では、図5に示すように、まず、会員カード処理部3
0からの検出信号を通じて会員カードMCが挿入されて
いるか否かを判断する(ステップS201)。会員カー
ドMCが挿入されていない場合には、以降の処理を経る
ことなく手順をリターンさせる。これに対して会員カー
ドMCが挿入されている場合には、当該会員カードMC
が読み取り可能であるか否かを判断し(ステップS20
2)、読み取り不能であればこれを返却して手順をリタ
ーンさせる(ステップS203)。この場合、表示部9
0を通じて会員カードMCが読み取り不能である旨の表
示を行うことが好ましい。
【0035】会員カードMCが読み取り可能であれば、
これに記録されている会員情報を読み取り、該会員情報
の会員番号に基づいて管理コンピュータに問い合わせを
行う(ステップS204)。管理コンピュータに問い合
わせる内容は、該当する会員の所有価値情報および付与
されたサービスポイント数等である。
【0036】管理コンピュータから会員の所有価値情報
およびサービスポイント数を取得した制御部70は、次
いで、サービスポイント数が予め設定した目標値に達し
ているか否かを判断する(ステップS205)。サービ
スポイント数が目標値に達している場合には、後述する
サービスカード処理を実施する(ステップS500)。
これに対してサービスポイント数が目標値に達していな
い場合には、紙幣処理部50からの検出信号を通じて紙
幣Mの挿入を監視する(ステップS206,ステップS
207)。この間、紙幣Mが挿入されていない状態にお
いて取消ボタンスイッチ110がON操作された場合に
は、利用者からの取消要求であると判断し、会員カード
MCを返却して手順をリターンさせる(ステップS20
8)。
【0037】ステップS206において紙幣Mが挿入さ
れると、これが識別可能であるか否かを判断する(ステ
ップS209)。紙幣Mの識別が不能であればこれを返
却し、手順をステップS206に移行させて再び紙幣M
の挿入を監視する。この場合、表示部90を通じて利用
者に紙幣Mの識別が不能であった旨を表示することが好
ましい。
【0038】これに対して紙幣Mの識別が可能であった
場合には、複数の選択ボタンスイッチ100の中から受
け入れ金額以下のものを有効化し(ステップS21
1)、その後、当該有効化した選択ボタンスイッチ10
0がON操作されたか否かを監視する(ステップS21
2,ステップS213)。なお、選択ボタンスイッチ1
00を有効化した場合には、当該有効化した選択ボタン
スイッチ100を発光させ、さらには表示部90を通じ
て利用者に選択ボタンスイッチ100のON操作を促す
表示を行うことが好ましい。
【0039】選択ボタンスイッチ100がON操作され
ない状態において取消ボタンスイッチ110がON操作
された場合には、利用者からの取消要求であると判断
し、紙幣Mおよび会員カードMCを返却して手順をリタ
ーンさせる(ステップS214,ステップS215)。
【0040】ステップS212において選択ボタンスイ
ッチ100がON操作されると、その選択ボタンスイッ
チ100に対応する価値情報を、先に読み取った会員番
号と共に管理コンピュータに送信し(ステップS21
6)、その後、会員カードMCを利用者に返却して(ス
テップS217)、手順をリターンさせる。この結果、
管理コンピュータに格納された会員の所有価値情報が、
選択ボタンスイッチ100に対応する分だけ加算更新さ
れることになり、この会員カードMCをカード処理ユニ
ットに挿入すれば、更新された価値情報を上限とした遊
技媒体の貸し出しが可能になる。
【0041】なお、上述した処理の間、識別後の紙幣M
は、紙幣処理部50において金種毎に分類・収納される
ことになる。また、挿入した紙幣Mに対してON操作し
た選択ボタンスイッチ100の価値情報が小さい場合に
は、紙幣処理部50から必要枚数の紙幣Mが繰り出さ
れ、会員カードMCを返却する際に釣り銭として利用者
に払い出されることになる。
【0042】上述した会員カード処理中のステップS5
00で実施されるサービスカード処理では、図6に示す
ように、管理コンピュータから問い合わせた会員のサー
ビスポイント数が目標値に達していると、サービスボタ
ンスイッチ120が有効化し(ステップS501)、そ
の後、このサービスボタンスイッチ120がON操作さ
れたか否かを監視する(ステップS502,ステップS
503)。サービスボタンスイッチ120を有効化した
場合には、これを発光させ、さらには表示部90を通じ
て利用者にサービスボタンスイッチ120のON操作を
促す表示を行うことが好ましい。
【0043】サービスボタンスイッチ120がON操作
されない状態において取消ボタンスイッチ110がON
操作された場合には、利用者からの取消要求であると判
断し、以降の処理を経ることなく手順をステップS20
6へリターンさせる。
【0044】ステップS502においてサービスボタン
スイッチ120がON操作された場合には、当該サービ
スボタンスイッチ120がONされた旨の情報を、会員
番号と共に管理コンピュータに送信し(ステップS50
4)、その後、プリペイドカード処理部40から利用者
に対してサービスカードを発行する。このサービスカー
ドは、発行遊技店の識別コード、発行日時、カード発行
機番号、カード毎の固有の識別符号および所定の価値情
報を付与したものである。このうちサービスカードその
ものには、発行遊技店の識別コード、発行日時、カード
発行機番号、カード毎の固有の識別符号のみが磁気記録
および印字してあるが、管理コンピュータにはこれらの
情報が全て格納してある。従って、このサービスカード
をカード処理ユニットに挿入すれば、そこで読み取られ
た識別符号を基に管理コンピュータから対応する価値情
報を取得することができ、この価値情報を上限とした遊
技媒体の貸し出しが可能になる。なお、カード発行機2
0からサービスボタンスイッチ120がONされた旨の
情報を受信した管理コンピュータでは、発行したサービ
スカードの価値情報の分だけサービスポイントを減算更
新する処理が実施されることになる。
【0045】次に、ステップS300で実施されるプリ
ペイドカード処理では、図7に示すように、紙幣処理部
50からの検出信号を通じて紙幣Mが挿入されているか
否かを判断し(ステップS301)、紙幣Mが挿入され
ていなければ、以降の処理を経ることなく手順をリター
ンさせる。
【0046】ステップS301において紙幣Mが挿入さ
れている場合には、これが識別可能であるか否かを判断
し(ステップS302)、紙幣Mの識別が不能であれば
これを返却し(ステップS303)、手順をリターンさ
せる。この場合、表示部90を通じて利用者に紙幣Mの
識別が不能であった旨を表示することが好ましい。
【0047】これに対して紙幣Mの識別が可能であった
場合には、複数の選択ボタンスイッチ100の中から受
け入れ金額以下のものを有効化し(ステップS30
4)、その後、当該有効化した選択ボタンスイッチ10
0がON操作されたか否かを監視する(ステップS30
5,ステップS306)。なお、選択ボタンスイッチ1
00を有効化した場合には、先の会員カード処理と同様
に、当該有効化した選択ボタンスイッチ100を発光さ
せ、さらには表示部90を通じて利用者に選択ボタンス
イッチ100のON操作を促す表示を行うことが好まし
い。
【0048】選択ボタンスイッチ100がON操作され
ない状態において取消ボタンスイッチ110がON操作
された場合には、利用者からの取消要求であると判断
し、紙幣Mを返却して手順をリターンさせる(ステップ
S307)。
【0049】ステップS305において選択ボタンスイ
ッチ100がON操作されると、その選択ボタンスイッ
チ100に対応する価値情報を、固有の識別符号と共に
管理コンピュータに送信し(ステップS308)、その
後、プリペイドカード処理部40から利用者に対してプ
リペイドカードPCを発行する。なお、カード発行機2
0から価値情報および識別符号を受信した管理コンピュ
ータでは、これらの情報をセットにして自己の記憶部に
格納する処理が実施される。
【0050】上述したように、プリペイドカードPCに
は、発行遊技店の識別コード、発行日時、カード発行機
番号、識別符号が磁気記録および印字してある。従っ
て、このプリペイドカードPCをカード処理ユニットに
挿入すれば、そこで読み取られた識別符号を基に管理コ
ンピュータから対応する価値情報を取得することがで
き、この価値情報を上限とした遊技媒体の貸し出しが可
能になる。
【0051】ステップS400で実施されるメンテナン
ス処理では、図8に示すように、ハンディ端末入力機1
30に設けた操作入力キースイッチ132からの入力待
機状態となり(ステップS401)、操作入力キースイ
ッチ132を通じてキー入力があると、このキー入力に
対応したメンテナンス処理を実行し(ステップS40
2)、その後、手順をリターンさせる。なお、入力待機
状態の場合には、表示部90を通じて遊技店の係員にキ
ー入力を促す表示を行うことが好ましい。
【0052】図9は、こうしたメンテナンス処理の一例
であるプリペイドカードPCの再発行処理手順を示した
ものである。プリペイドカードPCの再発行処理とは、
プリペイドカードPCに記録した磁気データが破損する
などして使用不可能となった場合に、遊技店側の操作に
より、残存する価値情報分のプリペイドカードPCを新
たに発行する処理である。
【0053】この再発行処理では、まず、ハンディ端末
入力機130からのキー入力がプリペイドカードPCの
識別符号であるか否かを判断し(ステップS601)、
キー入力が識別符号であればこれを管理コンピュータに
送信する(ステップS602)。このとき、識別符号を
受信した管理コンピュータでは、これを基に価値情報を
検索し、その検出結果をカード発行機20に転送する処
理を実施する。
【0054】管理コンピュータから識別符号に対応する
価値情報を取得した制御部70では(ステップS60
3)、これが「0」でないか否かを判断し(ステップS
604)、「0」であれば、つまり価値情報が存在しな
ければ、手順をリターンさせる。この場合、表示部90
を通じて遊技店の係員に価値情報がない旨を表示するこ
とが好ましい。
【0055】これに対して価値情報が存在した場合に
は、「利用者の承諾」に対応したキー入力の有無を監視
する(ステップS605,ステップS606)。この
間、ハンディ端末入力機130から「取消」に対応する
キー入力があった場合には、手順をリターンさせる。こ
れに対して「承諾」に対応したキー入力があった場合に
は、管理コンピュータに対して承諾があった旨の情報
を、新たな識別符号、例えば以前の識別符号に枝番を付
与した識別符号、並びに残存した価値情報と共に送信し
(ステップS607)、その後、プリペイドカード処理
部40から利用者に対して新たなプリペイドカードPC
を発行する(ステップS608)。なお、カード発行機
20から新たな識別符号等の情報を受信した管理コンピ
ュータでは、これらの識別符号と価値情報とをセットに
して自己の記憶部に格納する処理が実施される。
【0056】このようにして再発行されたプリペイドカ
ードPCにあっても、発行遊技店の識別コード、発行日
時、カード発行機番号、識別符号が磁気記録および印字
してあるのは、通常のプリペイドカードPCと同様であ
る。従って、このプリペイドカードPCをカード処理ユ
ニットに挿入すれば、そこで読み取られた識別符号を基
に管理コンピュータから対応する価値情報を取得するこ
とができ、この価値情報を上限とした遊技媒体の貸し出
しが可能になる。
【0057】ここで、上記カード発行機20によれば、
上述したプリペイドカードPCの再発行処理を行う場合
に、重厚、かつ堅牢な扉体22を開放する必要がなく、
当該扉体22に設けた補助扉体23を開成してハンディ
端末入力機130を操作すればよいため、その操作をき
わめて容易に行うことが可能である。しかも、プリペイ
ドカードPCの再発行処理を行っている間にあっては、
不特定多数の者がいる状況下において多数の紙幣Mを受
け入れた紙幣処理部50が外部に曝されることもなく、
防犯上においてもきわめて有利となる。また、再発行処
理を行うハンディ端末入力機130が扉体22の収納部
22dに対して取り外し可能であるため、カード発行機
20の設置場所に関わらず、常に最適な姿勢で入力操作
を行うことが可能となり、情報入力が容易、かつ正確と
なる。さらに、補助扉体23の開閉に応じて販売待機モ
ードとメンテナンスモードとが切り替わるため、切り替
えのための操作が不要となり、メンテナンス操作を一層
容易化することができる。またさらに、販売待機モード
とメンテナンスモードとで表示部90を共用しているた
め、製造コストの低減を図ることができると共に、小型
化を図ることが可能になる。
【0058】なお、上記カード発行機20においてハン
ディ端末入力機130からのキー入力によって実施する
メンテナンス処理としては、プリペイドカードPCを再
発行するものばかりでなく、例えば選択ボタンスイッチ
100の設定変更や、カード発行機20の売り上げ情報
を確認するものなどがある。いずれのメンテナンス処理
を実施する場合にも、そのメンテナンス情報の入力がハ
ンディ端末入力機130から行うものであれば、同様の
作用効果を得ることができるのはいうまでもない。
【0059】図11は、本発明に係る自動貨幣取扱機の
実施の形態2を示したもので、実施の形態1と同様に、
パチンコ機やパチスロ機等の遊技機を設置した遊技店に
おいてパチンコ玉やメダル等の遊技媒体を借り受ける場
合に必要となる各種カードを発行するためのカード発行
機20′を例示している。
【0060】上述したように、実施の形態1で示したカ
ード発行機20は、扉体22に設けた収納部22dに、
入力手段であるハンディ端末入力機130を収納すると
共に、この収納部22dの開口を補助扉体23によって
開閉するようにしたものである。これに対して実施の形
態2のカード発行機20′では、ハンディ端末入力機1
30を本体筐体21の内部に取り外し可能に配置すると
共に、扉体22においてこのハンディ端末入力機130
に対応する部位に開口窓22eを設け、さらにこの開口
窓22eを補助扉体23によって開閉するようにしてい
る。扉体22と補助扉体23との間に、補助扉体用錠手
段24および開閉検出スイッチ25を設けた点を含め、
その他の構成に関しては、実施の形態1と同様であり、
同一の符号を付してそれぞれの詳細説明を省略する。
【0061】この実施の形態2のカード発行機20′に
おいても、プリペイドカードPCの再発行処理等、メン
テナンス処理を実施する場合、重厚、かつ堅牢な扉体2
2を開放する必要がなく、当該扉体22に設けた補助扉
体23を開成してハンディ端末入力機130を操作すれ
ばよいため、その操作をきわめて容易に行うことが可能
である。しかも、プリペイドカードPCの再発行処理を
行っている間には、不特定多数の者がいる状況下におい
て多数の紙幣Mを受け入れた紙幣処理部50が外部に曝
されることもなく、防犯上においてもきわめて有利とな
る。また、再発行処理を行うハンディ端末入力機130
が扉体22の開口窓22eを通じて外部に取り外し可能
であるため、カード発行機20の設置場所に関わらず、
常に最適な姿勢で入力操作を行うことが可能となり、情
報入力が容易、かつ正確となる。さらに、補助扉体23
の開閉に応じて販売待機モードとメンテナンスモードと
が切り替わるため、切り替えのための操作が不要とな
り、メンテナンス操作を一層容易化することができる。
またさらに、扉体22を開成した状態においてもハンデ
ィ端末入力機130の操作が可能であり、扉体22の開
成とハンディ端末入力機130からの入力とが必要なメ
ンテナンス処理、例えばジャーナルプリンタ60から売
り上げ状況の印字結果を得るようなメンテナンス処理を
も容易に行うことが可能になる。
【0062】なお、上述した実施の形態では、自動貨幣
取扱機として遊技店で遊技媒体を借り受ける際に必要と
なるカードを発行するための自動販売機を例示している
が、必ずしもカードを発行するものに限らず、飲料物、
たばこ、入場券等、その他の物品を販売するものにも適
用可能である。この場合、必ずしも紙幣Mのみを取り扱
うものである必要はなく、硬貨のみ、あるいは硬貨およ
び紙幣Mの双方を取り扱うものであっても構わない。さ
らに、貨幣の投入によって物品の販売を行う自動販売機
とは逆に物品の投入によって貨幣を払い出すようにした
自動精算機、あるいは貨幣を異なる金種に交換する自動
貨幣両替機等、本体筐体の内部に貨幣処理手段を備えて
いるものであれば適用可能である。
【0063】また、上述した実施の形態では、入力手段
として、補助扉体を開成させた場合に取り外しが可能な
ハンディ端末入力機を例示しているが、必ずしも取り外
し可能である必要はない。さらに、メンテナンス情報の
入力方法として、直接操作入力キースイッチを操作する
ものを例示しているが、例えば入力手段に無線通信の受
信機能を付与し、別途用意した送信機の操作によって入
力手段にメンテナンス情報を入力するようにしてもよ
い。なお、入力手段と制御手段との間においては、信号
ケーブルを通じて通信を行うようにしているが、特に入
力手段が取り外し可能である場合には無線によって両者
間の通信を行うようにしても構わない。また、扉体に設
けた表示手段に、貨幣の取扱に関わる表示と、入力手段
からのメンテナンス処理に関わる表示とを切り替え表示
するようにしているが、当該入力手段が専用の表示手段
を備えるようにしてもよい。
【0064】さらに、上述した実施の形態では、補助扉
体が開状態となった場合に制御手段が入力手段を通じた
入力待機状態となるように構成しているが、例えば別途
切り替え操作を行った場合に初めて制御手段が入力待機
状態となるように構成してもよい。なお、実施の形態
1,2のように、入力手段を取り外し可能に構成した場
合には、入力手段を取り外した場合に制御手段が入力待
機状態となるように構成することも可能である。
【0065】またさらに、上述した実施の形態では、扉
体の外表面一部に補助扉体を設けるようにしているが、
本体筐体の外表面一部に補助扉体を設けるようにしても
同様の作用効果を期待することが可能である。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、本体筐体の外表面一部もしくは扉体の外表面一
部に補助扉体を開閉可能に配設し、この補助扉体を開成
した場合に入力手段へのメンテナンス情報の入力を可能
とするように構成したため、メンテナンス処理の実施中
において貨幣処理手段が外部に曝される虞れがなく、防
犯上きわめて有利となる。しかも、補助扉体としては入
力手段へのメンテナンス情報を入力できるだけの大きさ
を有していれば十分であるため、当該補助扉体の開閉操
作が煩雑になることもなく、メンテナンス処理を容易に
行うことが可能になる。
【0067】また、請求項2の発明によれば、入力手段
を取り外し可能に設けたため、自動貨幣取扱機の設置場
所に関わらず、入力手段への入力操作を容易に、かつ正
確に行うことができる。
【0068】また、請求項3の発明によれば、検出手段
によって補助扉体の開状態を検出した場合に制御手段が
入力手段を通じたメンテナンス情報の入力待機状態とな
るように構成したため、メンテナンス情報の入力に際し
て切り替え操作を行う必要がなく、メンテナンス操作を
一層容易化することができる。
【0069】また、請求項4の発明によれば、貨幣の取
り扱いに関わる表示と、メンテナンス処理に関わる表示
とを切り替え表示可能な表示手段を備えるようにしたた
め、個別の表示手段を設ける必要がなく、製造コストの
低減を図ることができると共に、自動貨幣取扱機の小型
化を図ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動貨幣取扱機の実施の形態1を
示すもので、(a)は扉体および補助扉体を閉成した状
態の正面図、(b)は扉体を開成した状態の正面図、
(c)は補助扉体のみを開成した状態の正面図である。
【図2】図1に示した自動貨幣取扱機の内部構成を示す
ブロック図である。
【図3】図1に示した自動貨幣取扱機で適用する入力手
段の正面図である。
【図4】図1に示した自動貨幣取扱機の制御部が実施す
る制御処理の手順を示すフローチャートである。
【図5】会員カード処理の手順を示すフローチャートで
ある。
【図6】サービスカード処理の手順を示すフローチャー
トである。
【図7】プリペイドカード処理の手順を示すフローチャ
ートである。
【図8】メンテナンス処理の手順を示すフローチャート
である。
【図9】再発行コマンド処理の手順を示すフローチャー
トである。
【図10】表示手段の表示例を示したもので、(a)は
貨幣の取り扱いに関わる表示の概念図、(b)はメンテ
ナンス処理に関わる表示の概念図である。
【図11】本発明に係る自動貨幣取扱機の実施の形態2
を示すもので、(a)は補助扉体のみを開成した状態の
正面図、(b)は扉体を開成した状態の正面図である。
【図12】従来の自動貨幣取扱機を示すもので、(a)
は扉体を閉成した状態の正面図、(b)は扉体を開成し
た状態の正面図である。
【符号の説明】
20 カード発行機 21 本体筐体 22 扉体 22a 会員カード挿入/返却口 22b プリペイドカード発行口 22c 紙幣挿入/返却口 22d 収納部 22e 開口窓 23 補助扉体 24 補助扉体用錠手段 25 開閉検出スイッチ 30 会員カード処理部 40 プリペイドカード処理部 50 紙幣処理部 60 ジャーナルプリンタ 70 制御部 80 主錠手段 90 表示部 100 選択ボタンスイッチ 110 取消ボタンスイッチ 120 サービスボタンスイッチ 130 ハンディ端末入力機 134 信号ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07F 7/08 G07G 1/00 301Z G07G 1/00 301 1/01 301E 1/01 301 G07F 7/08 M (72)発明者 松井 利之 兵庫県姫路市下手野一丁目3番1号 グロ ーリー工業株式会社内 (72)発明者 松本 岳 兵庫県姫路市御国野町国分寺67番地 グロ ーリー機器株式会社内 Fターム(参考) 2C088 BB03 CA28 FA05 3E040 AA01 AA08 BA01 BA03 BA06 BA12 BA13 CA20 DA10 FJ02 FJ07 FL03 FL04 3E042 AA01 BA05 BA11 BA15 CB03 CC10 CE06 DA10 3E044 AA01 AA02 AA04 AA06 AA09 AA11 BA01 BA02 BA03 BA08 CB06 CB10 DB20 DE07 DE10 EA02 EA04 EA20 EB02 FB04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力手段を通じてメンテナンス情報が入
    力された場合にこの入力情報に基づいて所望のメンテナ
    ンス処理を実施可能な制御手段を備えた自動貨幣取扱機
    であって、 開放面を有し、かつ内部に貨幣処理手段を収容した本体
    筐体と、 前記開放面を開閉する態様で前記本体筐体に設けた扉体
    と、 前記本体筐体の外表面一部もしくは前記扉体の外表面一
    部に開閉可能に配設し、かつ開成した場合に前記入力手
    段へのメンテナンス情報の入力を可能とする補助扉体
    と、 前記補助扉体を閉成した状態で施錠可能な補助扉体用錠
    手段とを備えたことを特徴とする自動貨幣取扱機。
  2. 【請求項2】 前記入力手段は、操作入力部を具備し、
    かつ前記補助扉体を開成させた場合に取り外し可能に設
    けた請求項1に記載の自動貨幣取扱機。
  3. 【請求項3】 前記補助扉体の開閉状態を検出する検出
    手段をさらに備え、前記検出手段によって前記補助扉体
    の開状態を検出した場合に前記制御手段が前記入力手段
    を通じたメンテナンス情報の入力待機状態となる請求項
    1または2に記載の自動貨幣取扱機。
  4. 【請求項4】 貨幣の取り扱いに関わる表示と、メンテ
    ナンス処理に関わる表示とを切り替え表示可能な表示手
    段をさらに備えた請求項1〜3のいずれか1つに記載の
    自動貨幣取扱機。
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