JPH07324537A - 自動販売機の扉ロック装置 - Google Patents
自動販売機の扉ロック装置Info
- Publication number
- JPH07324537A JPH07324537A JP11729294A JP11729294A JPH07324537A JP H07324537 A JPH07324537 A JP H07324537A JP 11729294 A JP11729294 A JP 11729294A JP 11729294 A JP11729294 A JP 11729294A JP H07324537 A JPH07324537 A JP H07324537A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- door lock
- slide plate
- stopper piece
- stopper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Abstract
ング用のスイングハッチ式上部扉を対象に、その扉開放
動作に伴う危険性を排除して安全に扉を開放できるよう
にした保安性の高い扉ロック装置を提供する。 【構成】シリンダの付勢で開放するスイングハッチ式上
部扉7を閉位置に鎖錠する扉ロック機構, およびロック
解除用の扉錠を下部扉2に組み込んだ扉ロック装置にお
いて、扉ロック機構と併設して、上部扉側にロック解除
の際に上部扉を半ドアロック状態に係止保持するストッ
パ,および該ストッパの手動釈放手段を組合わせた半ド
アロック機構12を設け、かつ該半ドアロック機構を、
ベース13と、該ベースに軸支して下部扉の受け金2a
に対向させたストッパ片15と、ストッパ片の付勢ばね
16と、ストッパ片とリンク結合したスライド板18
と、スライド板の先端部に設けたストッパ釈放用の把手
部18aから構成する。
Description
扉を上下二分割し、その上部扉を商品補充の際に開放す
るスイングハッチ式の商品ローディング扉として構成し
た自動販売機の扉ロック装置に関する。
動販売機を構成を示す。図において、1はその内部にサ
ーペンタイン式商品ラック(図示せず)を収設した自動
販売機のキャビネット、2は見本商品の展示室3,商品
選択釦4,商品取出口5,点検用小扉6などを装備した
下部扉、7は下部扉2の上部に並べて装備したスイング
ハッチ式の商品ローディング扉としてなる上部扉、8は
上部扉7の開放用シリンダ(例えばシリンダ内に圧縮ガ
スを封入し、そのガス圧でピストンロッドを駆動するガ
スシリンダ)、9は下部扉2の上端面に装着した上部扉
7に対する扉ロック機構、9aは上部扉7の下端面に取
付けた扉ロック機構9のラッチ(掛け金)、10は下部
扉2の正面に組み込んで前記の扉ロック機構9とリンク
機構などを介して連結したロック解除用の操作ハンドル
付き扉錠、11は上部扉7の背後に開口したサーペンタ
イン式商品ラックの商品投入口である。なお、下部扉2
の開閉用操作ハンドルは点検用小扉6の内側に組み込ま
れている。
る場合には、まず前記の扉錠10をキーにより開錠して
前方に引出した操作ハンドルを回して扉ロック機構9を
解除してラッチ9aの係止を釈放する。これにより、シ
リンダ8の駆動力で上部扉7が上方に跳ね上がって開放
位置に保持される。ここで商品を商品投入口11へ投入
して商品ラックに補充した後、上部扉7を手動操作によ
り押し下げて閉じるとラッチ9aが扉ロック機構9に噛
み合い、上部扉2は閉位置にロックされる。
ネット1の前面上部に配した商品ローディング用のスイ
ングハッチ式上部扉7に対する扉錠10を下部扉2に組
み込んだ構成では、扉錠10の取付け高さが低くなるの
で上部扉7に対する開錠,およびロック解除のハンドル
操作が楽に行える利点のある反面、取扱い上の安全性で
次記のような問題点が残る。
し、操作ハンドルを回して上部扉7の扉ロック機構9を
解除すると、扉に手を掛けることなしに上部扉7はシリ
ンダ8の駆動力で閉位置から一気に全開位置に向けてス
イング式に開放する。このために、自動販売機の前に接
近して立って人がうっかりして注意を怠ると、前方に突
き出すようにスイングして開く扉板が不意に顔面などに
ぶつかって怪我をする危険性がある。
であり、先記した商品ローディング用のスイングハッチ
式上部扉を対象に、その扉開放動作に伴う危険性を排除
して安全に扉を開放できるようにした保安性の高い扉ロ
ック装置を提供することにある。
に、本発明の構成によれば、扉ロック機構と併設して、
上部扉の下面側に、ロック解除の際に上部扉を半ドアロ
ック状態に係止保持するストッパ,および該ストッパの
手動釈放手段を組合わせた半ドアロック機構を設けるも
のとする。
に、上部扉の下面に固定するベースと、該ベースに一端
を軸支して先端を下部扉側の上面受け金部に対向させた
揺動式ストッパ片と、該ストッパ片の付勢ばねと、前記
ベースに搭載して前記ストッパ片とリンク結合したスラ
イド板と、該スライド板を前方に延長して形成したスト
ッパ釈放用の把手部とから構成することができる。
覆い隠すように上部扉の下面前縁部にスカート状の前面
カバーを設けるのがよい。
機構を解除すると、扉はシリンダの付勢で全開位置に向
けて一気に開放しようとするが、一方では扉のロック解
除と同時に半ドアロック機構のストッパ片が下部扉の上
面をスライドしながらその前縁部に設けた受け金に突き
当たって上部扉を半開位置に停止させ、扉を半ドアロッ
クの状態に係止保持する。したがって自動販売機の前に
立っている人の顔面などに開放途中の上部扉が不意にぶ
つかる危険性はない。
み込んだストッパ釈放用の把手に手を掛けてスライド板
を手前に引くと、スライド板の動きに従動してストッパ
片と受け金との係合が外れ、これにより上部扉はシリン
ダの付勢で全開位置に向けて開放するようになる。
する。まず、図5で述べた商品ローディング用のスイン
グハッチ式上部扉7に対し、その扉ロック機構9に併設
して上部扉7の下端面側に組み込む半ドアロック機構の
構造を図4に示す。すなわち、半ドアロック機構12
は、固定金である断面コ字形のベース13と、ベース1
3の後端にピン14を介して揺動自在に軸支したストッ
パ片15と、ストッパ片15の先端を下方に突き出し付
勢する捩じりコイルばね16と、ベース13の下面に段
付ねじ17を介して前後方向へスライド移動可能に支持
したスライド板18と、該スライド板18と前記ストッ
パ片15との間にピン19,20を介して架け渡した連
結リンク21からなり、かつスライド板18は前端部を
前方に延長してここにL字形に屈曲垂下したストッパ釈
放用の把手部18aが形成されている。なお、前記した
ピン19,20はそれぞれベース13,ストッパ片15
の側壁に穿孔した長穴13a,15aに嵌まり込んで案
内支持されている。
1で示すように上部扉7に対してストッパ片15の先端
が前方を向くような姿勢でベース13が扉下面の奥まっ
た位置に締結ボルト22で固定されている。また、スラ
イド板18の把手部18aは下部扉2の前方に引出し、
かつこの把手部18aを前方から覆い隠すように上部扉
7の下面前縁部にはスカート状の前面カバー7aが設け
てある。さらに、半ドアロック機構12のストッパ片1
5に対向して下部扉2の上部前縁には上方に起立してス
トッパ片15に突き当てる衝立状の受け金2aを備えて
いる。
作を説明する。まず、上部扉7が閉じている扉ロック状
態では、図1で示すようにばね16の付勢によりストッ
パ片15の先端が下部扉2の上端面の奥まった位置に当
接している。また、スライド板18の把手部18aは前
面カバー7aの背後に隠れて外部から手を触れることが
できない。この扉閉状態から図5に示した扉錠10を開
錠し、ハンドル操作により扉ロック機構9を解除する
と、シリンダ8の駆動力で上部扉2が開放位置に向けて
スイング移動しようとするが、一方では図2で示すよう
に、上部扉2が開放移動し始めた直後に半ドアロック機
構12のストッパ片15の先端が下部扉2の上面を摺動
しながら前進したところで受け金2aの壁に突き当たっ
て上部扉7をその位置に停止させる。つまり、上部扉7
は開放動作の開始直後に半ドアロック状態のまま半開位
置に一旦停止するようになる。
クの状態から、図3で示すように前面カバー7aの裏側
に手を差し入れて把手部18aを手前に引き寄せるとス
ライド板18が前進移動し、このスライド板18の動き
に従動してストッパ片15がピン14を支点に連結リン
ク21を介して上方に引き上げられ、下部扉側の受け金
2aとの係合が外れる。したがって、この状態になると
上部扉7を半ドアロックの状態に係止していたストッパ
片15の拘束が無くなるので、上部扉7はシリンダの駆
動力を受けて全開位置に向けて開放する。
部扉7の開放時に、扉のロック解除と同時に半ドアロッ
ク機構12のストッパ動作で扉を半開位置に一旦停止さ
せ、ここから改めて手動操作により半ドアロック機構1
2をストッパ解除して扉を全開位置に向けて開放させる
ことにより、扉の開放途中で扉板が自動販売機の前に立
っている人の顔面などに不意にぶつかるといった危険を
回避して安全に扉を開放させることができる。
ば、スイングハッチ式の商品ローディング用上部扉にス
トッパ,および手動式のストッパ釈放手段を組合わせた
半ドアロック機構を装備し、上部扉の開放時には扉が閉
位置から一気に全開位置まで開放することなく、その開
放途中で半ドアロック状態の半開位置に一旦停止させ、
ここから手動操作で半ドアロック機構のストッパを釈放
して開放するよう構成したことにより、自動販売機の前
に立っている人の顔面などに開放途中の扉が不意にぶつ
かるような危険を回避してスイングハッチ式の上部扉を
安全に開放させることができる。
グハッチ式上部扉の閉状態を表す図
を表す図
状態を表す図
斜視図
Claims (3)
- 【請求項1】キャビネットの前面外扉を上下二分割し、
その上部扉をシリンダの付勢により上方に跳ね上げて開
放するスイングハッチ式の商品ローディング扉として構
成した自動販売機の扉ロック装置であり、上部扉を閉位
置に鎖錠する扉ロック機構, およびロック解除用の操作
ハンドル付き扉錠を下部扉に組み込んだものにおいて、
扉ロック機構と併設して、上部扉の下面側に、ロック解
除の際に上部扉を半ドアロック状態に係止保持するスト
ッパ,および該ストッパの手動釈放手段を組合わせた半
ドアロック機構を設けたことを特徴とする自動販売機の
扉ロック装置。 - 【請求項2】請求項1記載の扉ロック装置において、半
ドアロック機構が、上部扉の下面に固定するベースと、
該ベースに一端を軸支して先端を下部扉側の上面受け金
部に対向させた揺動式ストッパ片と、該ストッパ片の付
勢ばねと、前記ベースに搭載して前記ストッパ片とリン
ク結合したスライド板と、該スライド板を前方に延長し
て形成したストッパ釈放用の把手部とからなることを特
徴とする自動販売機の扉ロック装置。 - 【請求項3】請求項2記載の扉ロック装置において、ス
ライド板の把手部を前方から覆い隠すように上部扉の下
面前縁部にスカート状の前面カバーを設けたことを特徴
とする自動販売機の扉ロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11729294A JP3196500B2 (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 自動販売機の扉ロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11729294A JP3196500B2 (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 自動販売機の扉ロック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07324537A true JPH07324537A (ja) | 1995-12-12 |
JP3196500B2 JP3196500B2 (ja) | 2001-08-06 |
Family
ID=14708146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11729294A Expired - Fee Related JP3196500B2 (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 自動販売機の扉ロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3196500B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10293881A (ja) * | 1997-02-24 | 1998-11-04 | Yutaka Kawaguchi | 自動販売機 |
JP2002269625A (ja) * | 2001-03-06 | 2002-09-20 | Glory Ltd | 自動貨幣取扱機 |
JP2006341026A (ja) * | 2005-06-10 | 2006-12-21 | Toyo Network Systems Co Ltd | 遊技機用台間機、及び紙幣取扱装置 |
JP2010077676A (ja) * | 2008-09-25 | 2010-04-08 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 扉の開閉機構 |
-
1994
- 1994-05-31 JP JP11729294A patent/JP3196500B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10293881A (ja) * | 1997-02-24 | 1998-11-04 | Yutaka Kawaguchi | 自動販売機 |
JP2002269625A (ja) * | 2001-03-06 | 2002-09-20 | Glory Ltd | 自動貨幣取扱機 |
JP2006341026A (ja) * | 2005-06-10 | 2006-12-21 | Toyo Network Systems Co Ltd | 遊技機用台間機、及び紙幣取扱装置 |
JP2010077676A (ja) * | 2008-09-25 | 2010-04-08 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 扉の開閉機構 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3196500B2 (ja) | 2001-08-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6962375B2 (en) | Rotary latches | |
US6857298B2 (en) | Double action push button locking system | |
WO2008075622A1 (ja) | 車両用収納ボックスのリッドロック構造 | |
US7269984B2 (en) | Ratcheting pawl latch | |
US6637785B2 (en) | Handle device | |
KR20090130571A (ko) | 차량용 도어래치기구 | |
KR100533742B1 (ko) | 사물함의 잠금장치 | |
JPH07324537A (ja) | 自動販売機の扉ロック装置 | |
KR101958223B1 (ko) | 사물함 도어 개폐장치 | |
JP2003310831A (ja) | ゲーム機の施錠装置 | |
JP2003027816A (ja) | 耐震ロック機能を有する抽斗装置とその耐震ロック方法 | |
JP3990096B2 (ja) | 耐火庫等の扉部の破損防止装置 | |
JPH1142346A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP4960924B2 (ja) | 錠付き什器類 | |
JP3190232B2 (ja) | 扉の開放防止金具 | |
KR200182205Y1 (ko) | 문용 로크핸들의 걸음쇠장치 | |
JPH07317399A (ja) | 自動販売機の扉鎖錠装置 | |
JP2973680B2 (ja) | 自動販売機の外扉ロック装置 | |
JP2619672B2 (ja) | 安全装置 | |
JP4514076B2 (ja) | 鎌錠 | |
JP2008023203A (ja) | 遊技機等の施錠装置 | |
JPH08289821A (ja) | キャビネット | |
JP2601356Y2 (ja) | キャビネットにおける施錠機構の係止装置 | |
JP3030296B1 (ja) | 引扉用ラッチ装置 | |
KR200310985Y1 (ko) | 사물함의 잠금장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 7 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080608 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090608 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100608 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100608 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110608 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120608 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120608 Year of fee payment: 11 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130608 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130608 Year of fee payment: 12 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130608 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |