JPH09163518A - キュービクル式受電設備 - Google Patents
キュービクル式受電設備Info
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- JPH09163518A JPH09163518A JP7315484A JP31548495A JPH09163518A JP H09163518 A JPH09163518 A JP H09163518A JP 7315484 A JP7315484 A JP 7315484A JP 31548495 A JP31548495 A JP 31548495A JP H09163518 A JPH09163518 A JP H09163518A
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- cubicle
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Abstract
させたキュービクル式受電設備に関する。 【解決手段】 キュービクル筐体20の側面壁に小扉9
を設置する。電圧計、切換器、接地電流の被測定部は、
この小扉9を開いて行うことのできるような位置に設置
する。また、小扉9の開閉に応じて点灯/消灯する照明
を設ける。
Description
電設備に関し、特に、検針作業および点検作業が安全に
実施できる構造のキュービクル式受電設備に関する。
用いて説明する。
収容するためのものであり、その全体形状は縦長の箱状
である。キュービクル筺体20の前面壁(前扉1)は開
閉可能になっており、内部に収容された配電機器への各
種作業はこの前扉1を開いて行うようになっている。前
扉1の上部領域には、内部機器の検針を行うための窓3
が設けられている。虫などの侵入を防ぐために、当然な
がら、この窓3にはガラス等の透明な部材(例えば、ガ
ラス)がはめ込まれている。
ように、前扉1には錠2が設けられている。
変圧器4および接地端子5が設置されている。第2種設
置電流測定箇所6は、両者を繋ぐ配線の途中に設定され
ている。
電流計8、電力量計19が設置されている。これらは、
窓3に対応した位置に配置されており、前扉1を開かな
くても窓3からその計器を読みとることができるように
されている。
受電設備では、電圧計7等の読み取りは窓3を通じて行
うことができる。しかし、一般に、キュービクル式高圧
受電設備では、電圧計、電流計等の指示計器や電圧およ
び電流の各相計測のための相切換スイッチは、キュービ
クル内部に配置されていた。そのため検針や点検の際に
各相の電圧、電流を計測するには、結局、前扉1を開い
て切換スイッチを操作せざるを得なかった。また、変圧
器の第2種接地電流を測定する場合も扉を開けて測定し
なければならなかった。さらに、キュービクル筺体20
の内部照明のスイッチも該筺体内に設置されていた。夜
間や暗い場所に設置されたキュービクルについて検針お
よび点検を行う場合には、前扉1を開いて手探りで内部
照明をスイッチを操作しなければならなかった。
受電設備では、検針および点検作業において前扉1を開
く必要があった。そのため、内部の高圧の充電部に触れ
る危険性が高かった。また、作業時、キュービクル筺体
7内に雨や雪等が侵入し短絡、地絡等の事故が発生する
危険性が高かった。ネコ、ネズミ等の小動物や昆虫等が
入り込んだりする危険性が高かった。
したキュービクル式受電設備を提供することを目的とす
る。
実施することにより解決される。
れに対応した位置に検針作業に必要な操作器具と測定箇
所を集約して配置する。主扉を開かなくても、副扉を開
けるだけで作業が行えるようにする。
によってこれを報知する(例えば、警報ブザを鳴動させ
る)。この場合、報知手段への電力供給を、主遮断装置
等の2次側からから行えば、通電状態にある場合のみ報
知がなされる。従って、作業者により効果的に注意を促
す。
を検知して、電圧計、電流計等の測定器、副扉内の操作
部を照光する照明灯を点灯させる。これにより、夜間等
においても検針・点検作業が行うことができる。
ることにより、誤って扉を開けることを防止できる。
の通りである。
たもので、第1の態様としては、変圧器と、上記変圧器
のアース線と、第1の開口部を備えた開閉可能な主扉お
よび該第1の開口部に設置された開閉可能な副扉を備え
上記変圧器を格納された筺体と、を有し、上記アース線
は、上記筺体内において上記副扉に対応した位置に敷設
されていること、を特徴とするキュービクル式受電設備
が提供される。このようにすれば、副扉を開いて接地電
流を測定できる。主扉を開く必要がないため、測定の際
の安全性等が高い。
の一部が透明に構成されており、上記変圧器の通電状態
を測定するための上記筺体内において上記副扉に対応し
た位置に設置された測定器と、上記測定器の設定を変更
するための上記筺体内において上記透明に構成された部
分に対応した位置に設置された操作器と、をさらに備え
てもよい。このようにすれば、扉を開けなくても、透明
に構成された部分を通じて測定器を読みとることができ
る。また、副扉を開くだけで測定器の設定を変えること
ができる。
手段と、上記第1の検知手段が上記副扉が開かれたこと
を検知した場合には点灯し、上記副扉が閉じられたこと
を検知した場合には消灯する照明器と、を有する事が好
ましい。このようにすれば副扉を開けただけで、照明器
が点灯するため便利である。
る第2の検知手段と、上記第2の検知手段が人の存在を
検知した場合には点灯し、上記人の存在を検知できなく
なった場合には消灯する照明器と、を有することが好ま
しい。このようにすれば、照明器を操作する必要がなく
なり便利である。
の異なる錠を有することが好ましい。このようにすれ
ば、誤って主扉を開いてしまうことはない。
開閉可能な扉を備え上記変圧器の格納された筺体と、上
記扉の開閉状態を検知する第3の検知手段と、上記検知
手段が上記扉が開いていることを検知した場合にはその
旨を報知する報知手段とを備えることを特徴とするキュ
ービクル式受電設備が提供される。このようにすれば、
作業者に注意を喚起できる。
断する主遮断装置の二次側、または、主遮断装置の一次
側に配置された断路器の二次側、から供給される電力に
よって作動していることが好ましい。このようにすれ
ば、単に扉を開いているか否かだけではなく、その時の
通電の有無をも報知手段による報知の有無によって知ら
せることができる。従って、作業者に注意を喚起して作
業時の安全性を高めることができる。
用いて説明する。
いて説明する。
こに窓3を設置している。
収容するためのものであり、その全体形状は縦長の箱状
である。キュービクル筺体20の前面壁(前扉1)は開
閉可能になっており、内部に収容された配電機器への各
種作業はこの前扉1を開いて行うようになっている。前
扉1の上部領域には、窓3を備えた小扉9が設けられて
いる。虫などの侵入を防ぐために、当然ながら、この窓
3にはガラス等の透明な部材が取り付けられている。
である。そのため、不用意に前扉1が開かれてしまうこ
とのないように、前扉1には前扉用錠2が設けられてい
る。同様に、小扉9にも小扉用錠10が設けられてい
る。これらの鍵を異なったものとしておくことで、検針
作業者が誤って前扉1を開けてしまうのを防ぐことがで
きる。
器4および接地端子5が設置されている。第2種設置電
流測定箇所6は、両者を繋ぐ配線の途中に設定されてい
る。
電力量計19、内部機器の測定相の切換スイッチ14が
設置されている。これらは、小扉9および窓3に対応し
た位置に配置されている。従って、前扉1、小扉9を開
かなくても窓3からその計器を読みとることができるよ
うにされている(図2参照)。また、小扉9を開けるこ
とで内部の電圧計7、電流計8の測定相の切換が可能で
ある。前扉1を開ける必要がないため、キュービクル内
の充電部に触れる危険性がない。従って、検針作業時の
安全性がより高い。
は、本実施形態における電圧計7等に相当する。“操作
器”とは、測定相を変更するための切換スイッチ14に
相当する。“筺体”とは、キュービクル筺体20に相当
する。“主扉”とは、前扉1に相当する。“副扉”と
は、小扉9に相当する。“第1の開口部”とは、小扉9
によって開閉される開口部を指す。”透明に構成された
部分“とは、窓3に相当する。
いて説明する。
を設置していた。これに対し該第2の実施形態は、小扉
9と、窓3とを別個に設置している。また、小扉9にド
アスイッチを設けることで、小扉9の開閉に応じて照明
灯16´が点灯/消灯されるようになっている。
内部のこの小扉9に対応した位置には、電圧測定相切換
スイッチ12、電流測定相切換スイッチ13,第2種接
地電流測定箇所6を配置している。
測定相の切換が可能である。また、図4に示すとおりク
ランプメータCをこの小扉9から差し入れることで第2
種接地電流の測定が可能である。前扉1を開ける必要は
ない。従って、キュービクル内の充電部、変圧器に触れ
る危険性がなく、安全に検針作業を行うことができる。
換スイッチ12等の操作を助けるために設けられたもの
である。照明灯16´は、小扉9が開かれたことをドア
スイッチ11が検知した場合に点灯されるようになって
いる。また、逆に、小扉9が閉じられたことを検知した
場合には、消灯されるようになっている。
配置するのは他の実施形態と同様である。
3、小扉9を前扉1に配置していた。しかし、これらの
設置場所は前扉1には限定されない。これらはキュービ
ル筐体20のどの場所に設置しても構わない。但し、検
針等の作業性の観点からは、窓3は、前扉1あるいは小
扉9に設置することがより好ましい。他の壁面に電圧計
等を設けていると、前扉1、小扉9をあけて作業をする
際には、これらの測定器を読みとり難くなる可能性があ
るからである。同様に、小扉9は、前扉1に設置するこ
とがより好ましい。小扉9を他の壁面に設けていたので
は、前扉1をあけて作業をする際に測定相の切換スイッ
チを操作し難くなることが考えられるからである。
変圧器からある程度離れた位置に設けることが好まし
い。また、小扉9は、開き戸である必要はなく、引き
戸、シャッター等でも良い。
ても構わない。この場合には、扉全体を窓にしたことに
相当する。
成された部分”には、窓3が相当する。“操作器”と
は、電圧測定相切換スイッチ12等に相当する。“第1
の検知手段”とは、ドアスイッチ11に相当する。
明する。
るブザ18を設けたことを特徴とする。また、前扉1を
開くことなく点灯/消灯の可能な内部照明16を設けた
ことを特徴とする。
に設けたドアスイッチ15によって検知するようになっ
ている。そして、該ドアスイッチ15の検出結果に応じ
てブザ18への電力供給がON/OFFされるように構
成する。また、このブザ18に必要な電力は、図6に示
すとおり、主電源遮断器の負荷側より供給する構成とし
ている。これにより、キュービクルが通電状態にあると
きに前扉1を開けると、ブザ18が鳴動する。従って、
作業者が誤って前扉1を開けた場合、また、やむを得ず
前扉1を開けて検針作業を行う場合には、ブザ18が鳴
動して作業者に対し注意を促すことができる。また、主
電源遮断器を切断すると、ブザ18は鳴動しなくなる。
従って、キュービクル内部の点検作業を行う場合等に、
ブザ18の音によってキュービクルの通電状態を確認で
きる。
よびブザを設けてもよい。
ル筺体20近傍における人の存在を検知するための接近
センサ17が設けられている。照明灯16の点灯/消灯
は、接近センサ17の検出結果に応じて行う構成として
いる。これにより、作業者がキュービクル筺体20に接
近/離間しただけで、内部の照明灯16が点灯/消灯さ
れる。従って、照明灯16を点灯/消灯するために前扉
1や小扉9を開ける必要はない。なお、図6には、本実
施形態の接近センサ17ではなく、上記第2の実施形態
におけるドアスイッチ11を描いている。
ず、キュービクル筐体面に取付けても良い。接近センサ
17としては例えば、赤外線センサ、超音波センサを用
いてもよい。なお、接近センサに変わって、タッチセン
サ等を用いてもよい。この場合、タッチセンサは、キュ
ービクル筺体外面に取り付ければ、扉を開くことなく照
明灯16の点灯/消灯を行うことができる。
手段”とは、ブザ18に相当する。“第3の検知手段”
とは、本実施形態においては前扉1のドアスイッチ15
に相当する。“第2の検知手段”とは、接近センサ17
に相当する。
検針・点検作業の際に充電部に触れる危険性がなく安全
である。照明、ブザー等によって、作業者に注意を喚起
することができるため、安全性が高い。誤操作を防ぐこ
とができるため、安全性が高い。
受電設備の正面図である。
を示す図である。
受電設備の正面図である。
す図である。
受電設備の正面図である。
路図である。
端子、6…第2種接地電流測定箇所、7…電圧計、8…
電流計、9…小扉、10…小扉錠、11…小扉用ドアス
イッチ、12…電圧測定相切換スイッチ、13…電流測
定相切換スイッチ、14…切換スイッチ、15…前扉用
ドアスイッチ、16…照明灯、17…接近センサ、18
…ブザ、19…電力量計、20…キュービクル筺体、2
1…配線用遮断器、22…電力需給用計器用変成器、2
3…断路器、C…クランプメータ
Claims (7)
- 【請求項1】変圧器と、 上記変圧器のアース線と、 第1の開口部を備えた開閉可能な主扉および該第1の開
口部に設置された開閉可能な副扉を備え上記変圧器を格
納された筺体と、を有し、 上記アース線は、上記筺体内において上記副扉に対応し
た位置に敷設されていること、 を特徴とするキュービクル式受電設備。 - 【請求項2】上記主扉または上記副扉は、少なくともそ
の一部が透明に構成されており、 上記変圧器の通電状態を測定するための上記筺体内にお
いて上記副扉に対応した位置に設置された測定器と、 上記測定器の設定を変更するための上記筺体内において
上記透明に構成された部分に対応した位置に設置された
操作器と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載のキュー
ビクル式受電設備。 - 【請求項3】上記副扉の開閉状態を検知する第1の検知
手段と、 上記第1の検知手段が上記副扉が開かれたことを検知し
た場合には点灯し、上記副扉が閉じられたことを検知し
た場合には消灯する照明器と、 を有すること特徴とする請求項1または2記載のキュー
ビクル式受電設備。 - 【請求項4】上記筺体近傍における人間の存在を検知す
る第2の検知手段と、 上記第2の検知手段が人の存在を検知した場合には点灯
し、上記人の存在を検知できなくなった場合には消灯す
る照明器と、 を有すること特徴とする請求項1または2キュービクル
式受電設備。 - 【請求項5】上記主扉および上記副扉は、それぞれが鍵
の異なる錠を有すること、 を特徴とする請求項1または2記載のキュービクル式受
電設備。 - 【請求項6】変圧器と、 開閉可能な扉を備え上記変圧器の格納された筺体と、 上記扉の開閉状態を検知する第3の検知手段と、 上記検知手段が上記扉が開いていることを検知した場合
にはその旨を報知する報知手段とを備えること、 を特徴とするキュービクル式受電設備。 - 【請求項7】上記報知手段は、上記変圧器への通電を遮
断する主遮断装置の二次側、または、主遮断装置の一次
側に配置された断路器の二次側、から供給される電力に
よって作動していること、 を特徴とする請求項6記載のキュービクル式受電設備。
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---|---|---|---|---|
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-
1995
- 1995-12-04 JP JP31548495A patent/JP3910227B2/ja not_active Expired - Fee Related
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