JP2002266954A - モータアクチュエータ - Google Patents

モータアクチュエータ

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JP2002266954A
JP2002266954A JP2001062023A JP2001062023A JP2002266954A JP 2002266954 A JP2002266954 A JP 2002266954A JP 2001062023 A JP2001062023 A JP 2001062023A JP 2001062023 A JP2001062023 A JP 2001062023A JP 2002266954 A JP2002266954 A JP 2002266954A
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motor
wheel
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sun
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Yukinobu Kujira
行伸 鯨
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Asmo Co Ltd
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Asmo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置が小型でしかも高減速比で出力すること
ができるモータアクチュエータを得る。 【解決手段】 モータアクチュエータ10は、ウォーム
18、中間ギヤ56、ウォームホイール22、遊星ギヤ
30、太陽ギヤ32、出力ギヤ40を備えている。太陽
ギヤ32と出力ギヤ40とは互いに歯数が異なってお
り、共に遊星ギヤ30に噛合している。遊星ギヤ30が
太陽ギヤ32及び出力ギヤ40の周囲を1公転すると、
太陽ギヤ32と出力ギヤ40の歯数の差分だけ出力ギヤ
40が周方向に回転される。すなわち、ウォーム18と
中間ギヤ56(大径ギヤ部56A)による1次減速、中
間ギヤ56自体による2次減速、中間ギヤ56(小径ギ
ヤ部56B)とウォームホイール22による3次減速、
及び、遊星ギヤ30と太陽ギヤ32と出力ギヤ40によ
る4次減速によって、高減速比で出力することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータアクチュエ
ータに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、車両用のエアコン(空調)シス
テムにおいては、回転電機(DCモータ)を用いたモー
タアクチュエータによって空調用ダンパ(通風ドア)の
開閉を行なっている。
【0003】この種のモータアクチュエータでは、その
出力特性として低回転(例えば、5rpm)・高トルク
(例えば、20kgf・cm)が要求される場合が多い
が、適用するDCモータ自体はその常用回転数が300
0rpm〜5000rpmと高回転であるため、前述の
如き出力特性を得るためには高い減速比を有したギヤ機
構が不可欠である。
【0004】この場合、従来では、多数枚の平歯車を多
段で組み合わせて構成し、前述の如き低回転・高トルク
特性を満足するように対応することが一般的であった。
【0005】しかしながら、このように多数枚の平歯車
を用いて所定の減速比を得ようとすると、極めてコスト
高であった。
【0006】また一方、使用する平歯車の枚数を少なく
しギヤ段数を少なくして所定の減速比を得ようとする
と、大径の(歯数の多い)平歯車を使用する必要があ
り、結果的にモータアクチュエータの体格が大型になっ
てしまう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、装置が小型でしかも高減速比で出力することがで
きるモータアクチュエータを得ることが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明のモ
ータアクチュエータは、駆動モータと、前記駆動モータ
の回転軸に設けられたモータギヤと、前記モータギヤに
噛合する中間ギヤと、全体として円筒形に形成され、外
周面に歯が刻設されて前記中間ギヤに噛合するホイール
ギヤと、前記ホイールギヤによって回転可能に支持さ
れ、前記ホイールギヤと共に前記ホイールギヤの回転軸
線の周囲を公転する遊星ギヤと、前記ホイールギヤと同
軸的で回転不能に設けられると共に前記遊星ギヤに噛合
する太陽ギヤと、一端に出力軸が形成され、前記太陽ギ
ヤとは異なる数の歯を有し、前記太陽ギヤと同軸的で回
転可能に設けられると共に前記遊星ギヤに噛合する出力
ギヤと、を備えたことを特徴としている。
【0009】請求項1記載のモータアクチュエータで
は、駆動モータによってモータギヤが回転すると、中間
ギヤが減速回転し、さらに、中間ギヤが回転すると、ホ
イールギヤが減速回転する。ホイールギヤが減速回転す
ると、太陽ギヤは回転不能に設けられているため、ホイ
ールギヤの回転に伴って、遊星ギヤが自転しながら太陽
ギヤの周囲を公転する。ここで、この遊星ギヤには出力
ギヤが噛合しており、しかも、出力ギヤは太陽ギヤとは
異なる数の歯を有しているため、遊星ギヤが太陽ギヤの
周囲を1公転する間に、出力ギヤは太陽ギヤとの歯数の
違い分(そのピッチ分)だけ周方向に回転する。すなわ
ち、遊星ギヤが太陽ギヤの周囲を1公転する間に、互い
に同軸的でしかも遊星ギヤに共に噛合する太陽ギヤ(回
転不能)と出力ギヤ(回転可能)との歯数の差分(その
ピッチ分)だけ出力ギヤが回転される。つまり、遊星ギ
ヤの1公転につき、換言すればホイールギヤの1回転に
つき、太陽ギヤと出力ギヤとの歯数の差分(そのピッチ
分)だけ出力ギヤが回転されるため、極めて高い減速比
で出力ギヤを回転させることができる。
【0010】このように、請求項1記載のモータアクチ
ュエータでは、モータギヤと中間ギヤとによる減速回転
(1次減速)、中間ギヤとホイールギヤとによる減速回
転(2次減速)、及び、遊星ギヤと太陽ギヤと出力ギヤ
とによる減速回転(3次減速)によって、高減速比で出
力することができる。
【0011】また、所定の減速比を得るために大径の平
歯車を使用する構成ではないため、装置の体格が大型に
なってしまうことがない。特に、遊星ギヤ、太陽ギヤ、
及び出力ギヤは円筒形に形成されたホイールギヤ内に共
に収容支持されるため、装置を小型化することができ
る。
【0012】さらに、所定の減速比を得るために多数枚
の平歯車を用いた構成ではないため、コスト高になるこ
ともない。
【0013】請求項2に係る発明のモータアクチュエー
タは、ケースと、前記ケース内に収容された駆動モータ
と、前記駆動モータの回転軸に設けられたモータギヤ
と、前記モータギヤに噛合する中間ギヤと、前記ケース
内に収容され、全体として有底円筒形に形成されると共
に前記底壁中央部に透孔が形成され、外周面に歯が刻設
されて前記中間ギヤに噛合するホイールギヤと、前記ホ
イールギヤの底壁に支軸によって回転可能に支持され、
前記ホイールギヤと共に前記ホイールギヤの回転軸線の
周囲を公転する遊星ギヤと、前記ホイールギヤの透孔を
貫通して前記ケースに回転不能に係止されるシャフトを
有し、前記ホイールギヤと同軸的で回転不能に設けられ
ると共に前記遊星ギヤに噛合する太陽ギヤと、一端に出
力軸が形成され、前記太陽ギヤとは異なる数の歯を有
し、前記太陽ギヤと同軸的で回転可能に設けられると共
に前記遊星ギヤに噛合する出力ギヤと、を備えたことを
特徴としている。
【0014】請求項2記載のモータアクチュエータで
は、駆動モータによってモータギヤが回転すると、中間
ギヤが減速回転し、さらに、中間ギヤが回転すると、ホ
イールギヤが減速回転する。ホイールギヤが減速回転す
ると、太陽ギヤは回転不能に設けられているため、ホイ
ールギヤの回転に伴って、遊星ギヤが自転しながら太陽
ギヤの周囲を公転する。ここで、この遊星ギヤには出力
ギヤが噛合しており、しかも、出力ギヤは太陽ギヤとは
異なる数の歯を有しているため、遊星ギヤが太陽ギヤの
周囲を1公転する間に、出力ギヤは太陽ギヤとの歯数の
違い分(そのピッチ分)だけ周方向に回転する。すなわ
ち、遊星ギヤが太陽ギヤの周囲を1公転する間に、互い
に同軸的でしかも遊星ギヤに共に噛合する太陽ギヤ(回
転不能)と出力ギヤ(回転可能)との歯数の差分(その
ピッチ分)だけ出力ギヤが回転される。つまり、遊星ギ
ヤの1公転につき、換言すればホイールギヤの1回転に
つき、太陽ギヤと出力ギヤとの歯数の差分(そのピッチ
分)だけ出力ギヤが回転されるため、極めて高い減速比
で出力ギヤを回転させることができる。
【0015】このように、請求項2記載のモータアクチ
ュエータでは、モータギヤと中間ギヤとによる減速回転
(1次減速)、中間ギヤとホイールギヤとによる減速回
転(2次減速)、及び、遊星ギヤと太陽ギヤと出力ギヤ
とによる減速回転(3次減速)によって、高減速比で出
力することができる。
【0016】また、所定の減速比を得るために大径の平
歯車を使用する構成ではないため、装置の体格が大型に
なってしまうことがない。特に、太陽ギヤはホイールギ
ヤ内に収容支持されそのシャフトはホイールギヤの透孔
を貫通してケースに回転不能に係止され、また、太陽ギ
ヤと同軸的に出力ギヤが配置されており、すなわち、遊
星ギヤ、太陽ギヤ、及び出力ギヤは円筒形に形成された
ホイールギヤ内に共に収容支持されるため、装置を小型
化することができる。
【0017】さらに、所定の減速比を得るために多数枚
の平歯車を用いた構成ではないため、コスト高になるこ
ともない。
【0018】請求項3に係る発明のモータアクチュエー
タは、請求項2記載のモータアクチュエータにおいて、
前記太陽ギヤのシャフトは、前記ケースに設けられた係
止孔に嵌合することで回転不能に係止される、ことを特
徴としている。
【0019】請求項3記載のモータアクチュエータで
は、コンパクトな構造で太陽ギヤを確実に回転不能に設
けることができる。
【0020】請求項4に係る発明のモータアクチュエー
タは、請求項1乃至請求項3の何れかに記載のモータア
クチュエータにおいて、前記中間ギヤは、前記モータギ
ヤに噛合する大径ギヤ部と、前記大径ギヤ部と同軸かつ
一体に形成され前記ホイールギヤに噛合する小径ギヤ部
と、を有する、ことを特徴としている。
【0021】請求項4記載のモータアクチュエータで
は、駆動モータによってモータギヤが回転すると、中間
ギヤの大径ギヤ部が駆動されて中間ギヤが減速回転す
る。これにより、中間ギヤの小径ギヤ部が回転されるこ
とでホイールギヤが減速回転する。ホイールギヤが減速
回転すると、前述と同様に、ホイールギヤの1回転につ
き、太陽ギヤと出力ギヤとの歯数の差分(そのピッチ
分)だけ出力ギヤが回転される。
【0022】このように、請求項4記載のモータアクチ
ュエータでは、モータギヤと中間ギヤの大径ギヤ部とに
よる減速回転(1次減速)、中間ギヤ自体による(中間
ギヤの大径ギヤ部と小径ギヤ部による)減速回転(2次
減速)、中間ギヤの小径ギヤ部とホイールギヤとによる
減速回転(3次減速)、及び、遊星ギヤと太陽ギヤと出
力ギヤとによる減速回転(4次減速)によって、極めて
高い減速比で出力することができる。
【0023】請求項5に係る発明のモータアクチュエー
タは、請求項1乃至請求項4の何れかに記載のモータア
クチュエータにおいて、前記モータギヤはウォームとさ
れ、前記ホイールギヤは前記ウォームと直交する回転軸
を有するウォームホイールとされる、ことを特徴として
いる。
【0024】請求項5記載のモータアクチュエータで
は、装置をコンパクトな構造とすることができる。
【0025】請求項6に係る発明のモータアクチュエー
タは、請求項1乃至請求項5の何れかに記載のモータア
クチュエータにおいて、前記ホイールギヤを、前記駆動
モータと前記モータギヤの全長投影面内に位置するよう
に配置した、ことを特徴としている。
【0026】請求項6記載のモータアクチュエータで
は、ホイールギヤが、駆動モータとモータギヤの全長投
影面内(全長に亘る投影範囲内)に位置するように配置
されているため、ホイールギヤの配置スペースによって
装置の全長(駆動モータの軸方向長さ)が新たに増加す
ることがなく、特に装置の全長(駆動モータの軸方向長
さ)をコンパクトな構成とすることができる。
【0027】請求項7に係る発明のモータアクチュエー
タは、請求項1乃至請求項6の何れかに記載のモータア
クチュエータにおいて、前記出力ギヤの出力軸は車両の
空調用ダンパに接続され、前記駆動モータの正逆回転に
よって前記空調用ダンパを開閉させる、ことを特徴とし
ている。
【0028】請求項7記載のモータアクチュエータで
は、高い減速比で出力することができるため、低回転・
高トルクで車両の空調用ダンパを確実に開閉させること
ができる。
【0029】
【発明の実施の形態】図1には本発明の第1の実施の形
態に係るモータアクチュエータ10の全体構成が分解斜
視図にて示されている。また、図2にはこのモータアク
チュエータ10の構成が一部の部品を取り外した状態で
平面図にて示されており、図3にはこのモータアクチュ
エータ10の構成が図2の3−3線に沿った断面図にて
示されている。
【0030】モータアクチュエータ10は、下ケース1
2を備えている。この下ケース12はモータ収容部12
A及びギヤ収容部12Bから構成されており、モータ収
容部12Aには駆動モータ14が収容されている。駆動
モータ14の回転軸16には、モータギヤとしてのウォ
ーム18が設けられている。なお、本第1の実施の形態
においては、駆動モータ14は4000rpmの回転数
で回転したとする。
【0031】一方、下ケース12のギヤ収容部12Bに
は、中間ギヤ56が収容されている。この中間ギヤ56
は、大径ギヤ部56Aとこの大径ギヤ部56Aと同軸で
かつ一体に形成された小径ギヤ部56Bとによって構成
された所謂「2段ギヤ」とされており、その回転軸線が
駆動モータ14のウォーム18と直交する状態で収容さ
れている。中間ギヤ56の大径ギヤ部56Aは駆動モー
タ14のウォーム18に噛合している。このため、駆動
モータ14が駆動することで、中間ギヤ56(大径ギヤ
部56A及び小径ギヤ部56B)は減速回転される。な
お、本第1の実施の形態においては、駆動モータ14が
4000rpmの回転数で回転すると、中間ギヤ56は
100〜200rpmの回転数で回転するように歯数等
が設定されている。
【0032】また、下ケース12のギヤ収容部12Bの
底壁には、後述する太陽ギヤ32のシャフト34に対応
して係止孔20が形成されている。なお、この係止孔2
0は必ずしもギヤ収容部12Bの底壁を貫通して形成さ
れる必要はない。
【0033】さらに、下ケース12のギヤ収容部12B
には、ホイールギヤとしてのウォームホイール22が収
容されている。ウォームホイール22は、全体として有
底円筒形に形成されており、中間ギヤ56と同様に、そ
の回転軸線が駆動モータ14のウォーム18と直交する
状態で収容されている。しかもこの場合、ウォームホイ
ール22は、駆動モータ14及びウォーム18の全長投
影面内(図2に示す如く、全長に亘る投影範囲A内)に
位置するように配置されている。このウォームホイール
22の底部外周面には歯が刻設されており、中間ギヤ5
6の小径ギヤ部56Bに噛合している。このため、駆動
モータ14の駆動によって中間ギヤ56が回転すること
で、ウォームホイール22は減速回転される。なお、本
第1の実施の形態においては、中間ギヤ56が100〜
200rpmの回転数で回転すると、ウォームホイール
22は25〜100rpmの回転数で回転するように歯
数等が設定されている。
【0034】一方、ウォームホイール22の底壁中央部
には透孔24が形成されており、また、ウォームホイー
ル22の内周壁には突起25が突出形成されている。さ
らに、ウォームホイール22の底壁には、一対の支柱2
6が立設されると共に、支軸28によって遊星ギヤ30
が回転可能に支持されている。このため、遊星ギヤ30
はウォームホイール22と共にこのウォームホイール2
2の回転軸線の周囲を公転することができる。
【0035】さらに、ウォームホイール22の中央部に
は、太陽ギヤ32が収容されている。太陽ギヤ32は、
軸線方向一側にシャフト34を有している。このシャフ
ト34の先端部は角状に形成されて角状部36となって
いる。この太陽ギヤ32は、シャフト34がウォームホ
イール22の透孔24を貫通し角状部36が前述した下
ケース12の係止孔20に嵌合しており、これにより、
太陽ギヤ32はウォームホイール22と同軸的で回転不
能に設けられている。また、太陽ギヤ32の軸線方向他
側(シャフト34と反対側)には、軸芯部分に支持孔3
8が形成されている。
【0036】なお、本第1の実施の形態においては、太
陽ギヤ32は、その歯数が「21」に設定されている。
【0037】また、太陽ギヤ32の直上には出力ギヤ4
0が配置されている。出力ギヤ40は、軸線方向一側
(太陽ギヤ32の側)に支柱42を有している。この支
柱42が太陽ギヤ32の支持孔38に入り込んでおり
(遊合しており)、これにより、出力ギヤ40は太陽ギ
ヤ32と同軸的で回転可能に設けられている。また、出
力ギヤ40の軸線方向他側(支柱42と反対側)には、
出力軸44が形成されている。
【0038】なお、本第1の実施の形態においては、出
力ギヤ40は、その歯数が「22」に設定されている。
【0039】以上の構成の太陽ギヤ32及び出力ギヤ4
0は、共に前述した遊星ギヤ30に噛合している。この
ため、遊星ギヤ30はウォームホイール22が回転する
ことで自転しながら(太陽ギヤ32及び出力ギヤ40と
の噛み合いを維持しながら)太陽ギヤ32及び出力ギヤ
40の周囲を公転する構成である。
【0040】また、以上の構成の太陽ギヤ32及び出力
ギヤ40が収容配置されたウォームホイール22に上開
口部分には、ホイールカバー46が装着されている。ホ
イールカバー46の中央部分には貫通孔48が形成され
ており、さらに、側壁部分にはスリット50が形成され
ている。このホイールカバー46は、貫通孔48を出力
ギヤ40の出力軸44が貫通ししかもスリット50内に
突起25が嵌合する状態でウォームホイール22に一体
的に装着されており、ウォームホイール22の内部を被
覆(遮蔽)している。
【0041】以上の如く駆動モータ14及びウォームホ
イール22等が収容された下ケース12には、上ケース
52が装着されて内部を被覆(遮蔽)している。
【0042】またさらに、前述の如く構成されたモータ
アクチュエータ10は、車両の空調(エアコン)システ
ムに適用され、出力ギヤ40の出力軸44は空調用ダン
パに接続される。
【0043】次に本第1の実施の形態の作用を説明す
る。
【0044】上記構成のモータアクチュエータ10で
は、駆動モータ14によってウォーム18が回転する
と、中間ギヤ56の大径ギヤ部56Aが駆動されて中間
ギヤ56が減速回転する(本第1の実施の形態では、減
速比:1/20〜1/40)。これにより、中間ギヤ5
6の小径ギヤ部56Bが回転されることでウォームホイ
ール22が減速回転する(本第1の実施の形態では、減
速比:1/2〜1/4)。ウォームホイール22減速回
転すると、太陽ギヤ32は回転不能に設けられているた
め、ウォームホイール22の回転に伴って、遊星ギヤ3
0が自転しながら太陽ギヤ32の周囲を公転する。ここ
で、この遊星ギヤ30には出力ギヤ40が噛合してお
り、しかも、出力ギヤ40は太陽ギヤ32とは異なる数
の歯を有しているため、遊星ギヤ30が太陽ギヤ32の
周囲を1公転する間に、出力ギヤ40は太陽ギヤ32と
の歯数の違い分(本第1の実施の形態では、1歯のピッ
チ分)だけ周方向に回転する。すなわち、遊星ギヤ30
が太陽ギヤ32の周囲を1公転する間に、互いに同軸的
でしかも遊星ギヤ30に共に噛合する太陽ギヤ32(回
転不能)と出力ギヤ40(回転可能)との歯数の差分
(そのピッチ分)だけ出力ギヤ40が回転される。つま
り、遊星ギヤ30の1公転につき、換言すればウォーム
ホイール22の1回転につき、太陽ギヤ32と出力ギヤ
40との歯数の差分(そのピッチ分)だけ出力ギヤ40
が回転されるため、極めて高い減速比(本第1の実施の
形態では、減速比:1/22)で出力ギヤ40を回転さ
せることができる。
【0045】このように、本第1の実施の形態に係るモ
ータアクチュエータ10では、ウォーム18と中間ギヤ
56の大径ギヤ部56Aとによる減速回転(1次減
速)、中間ギヤ56自体による(中間ギヤ56の大径ギ
ヤ部56Aと小径ギヤ部56Bによる)減速回転(2次
減速)、中間ギヤ56の小径ギヤ部56Bとウォームホ
イール22とによる減速回転(3次減速)、及び、遊星
ギヤ30と太陽ギヤ32と出力ギヤ40とによる減速回
転(4次減速)によって、極めて高い減速比{(1/2
0〜1/40)×(1/2〜1/4)×1/22}で出
力することができる。
【0046】したがって、低回転・高トルクで車両の空
調用ダンパを確実に開閉させることができる。
【0047】また、従来の如く所定の減速比を得るため
に大径の平歯車を使用する構成ではないため、装置の体
格が大型になってしまうことがない。すなわち、モータ
ギヤとしてウォーム18を適用すると共に、ホイールギ
ヤとしてウォーム18と直交する回転軸を有するウォー
ムホイール22を適用した構成であるため、装置をコン
パクトな構造とすることができる。また、太陽ギヤ32
はウォームホイール22内に収容支持されそのシャフト
34はウォームホイール22の透孔24を貫通して下ケ
ース12に設けられた係止孔20に嵌合することで回転
不能に係止され、また、太陽ギヤ32と同軸的に出力ギ
ヤ40が配置された構成であるため、すなわち、遊星ギ
ヤ30、太陽ギヤ32、及び出力ギヤ40は、円筒形に
形成されたウォームホイール22内に共に収容支持され
た構成であるため、装置をコンパクトで小型化すること
ができる。
【0048】また特に、本第1の実施の形態に係るモー
タアクチュエータ10では、ウォームホイール22が、
駆動モータ14及びウォーム18の全長投影面内(図2
に示す如く、全長に亘る投影範囲A内)に位置するよう
に配置されているため、ウォームホイール22の配置ス
ペースによって装置の全長(駆動モータ14の回転軸1
6方向の長さ)が新たに増加することがなく、特に装置
の全長(駆動モータ14の軸方向長さ)をコンパクトな
構成とすることができる。
【0049】さらに、所定の減速比を得るために多数枚
の平歯車を用いた構成ではないため、コスト高になるこ
ともない。
【0050】なお、前述した第1の実施の形態において
説明した駆動モータ14や中間ギヤ56、あるいはウォ
ームホイール22の回転数(すなわち、1次乃至3次減
速比)や、太陽ギヤ32や出力ギヤ40の歯数(すなわ
ち、4次減速比)等は一例を示したに過ぎず、所望に応
じて適宜設定することができる。
【0051】次に、本発明の他の実施の形態を説明す
る。
【0052】なお、前述した第1の実施の形態と基本的
に同一の部品には前記第1の実施の形態と同一の符号を
付与してその説明を省略する。
【0053】図4には本発明の第2の実施の形態に係る
モータアクチュエータ60の全体構成が一部の部品を取
り外した状態で平面図にて示されており、図5にはこの
モータアクチュエータ60の構成が図4の5−5線に沿
った断面図にて示されている。
【0054】モータアクチュエータ60では、前述した
第1の実施の形態に係るモータアクチュエータ10の中
間ギヤ56に代えて、中間ギヤ62を備えている。中間
ギヤ62は、その回転軸線が駆動モータ14のウォーム
18と直交する状態で収容されている。このの中間ギヤ
62は、駆動モータ14のウォーム18及びウォームホ
イール22に共に噛合している。このため、駆動モータ
14が駆動することで、中間ギヤ62が減速回転され、
さらに、中間ギヤ62が減速回転することで、ウォーム
ホイール22が減速回転される構成である。
【0055】なお、本第2の実施の形態においては、駆
動モータ14が4000rpmの回転数で回転すると、
中間ギヤ62は200〜400rpmの回転数で回転す
るように歯数等が設定されており、さらに、中間ギヤ6
2が200〜400rpmの回転数で回転すると、ウォ
ームホイール22は50〜200rpmの回転数で回転
するように歯数等が設定されている。
【0056】この中間ギヤ62以外の部品については、
前述した第1の実施の形態に係るモータアクチュエータ
10と同様の構成となっている。
【0057】上記構成のモータアクチュエータ60にお
いても、遊星ギヤ30が太陽ギヤ32及び出力ギヤ40
に噛み合いながらウォームホイール22の回転に伴って
公転し、出力ギヤ40を高減速比で回転させることがで
きる。
【0058】また特に、ウォーム18と中間ギヤ62と
による減速回転(1次減速)、中間ギヤ62とウォーム
ホイール22とによる減速回転(2次減速)、及び、遊
星ギヤ30と太陽ギヤ32と出力ギヤ40とによる減速
回転(3次減速)によって、極めて高い減速比{(1/
20〜1/40)×(1/2〜1/4)×1/22}で
出力することができる。
【0059】また、装置をコンパクトで小型化すること
ができ、さらに、コスト高になることもない。
【0060】図6には本発明の第3の実施の形態に係る
モータアクチュエータ70の全体構成が一部の部品を取
り外した状態で平面図にて示されており、図7にはこの
モータアクチュエータ70の構成が図6の7−7線に沿
った断面図にて示されている。
【0061】モータアクチュエータ70では、前述した
第1の実施の形態に係るモータアクチュエータ10の中
間ギヤ56に代えて、中間ギヤ72を備えている。中間
ギヤ72は、一対の傘歯車72A及び傘歯車72Bを軸
74によって連結した構成となっており、一方の傘歯車
72Aが、駆動モータ14の回転軸16に設けられたモ
ータギヤとしての傘歯車76に噛合しており、また、他
方の傘歯車72Bが、ホイールギヤとしてのウォームホ
イール22に設けられた傘歯車78に噛合している。こ
のため、駆動モータ14が駆動することで、中間ギヤ7
2が減速回転され、さらに、中間ギヤ72が減速回転す
ることで、ウォームホイール22が減速回転される構成
である。
【0062】この中間ギヤ72、傘歯車76、及び傘歯
車78以外の部品については、前述した第1の実施の形
態に係るモータアクチュエータ10と同様の構成となっ
ている。
【0063】上記構成のモータアクチュエータ70にお
いても、遊星ギヤ30が太陽ギヤ32及び出力ギヤ40
に噛み合いながらウォームホイール22の回転に伴って
公転し、出力ギヤ40を高減速比で回転させることがで
きる。また、装置をコンパクトで小型化することがで
き、さらに、コスト高になることもない。
【0064】また特に、傘歯車72A及び傘歯車72B
から成る中間ギヤ72を用いた構成であるため、ウォー
ム18を用いた構成に比べて、歯車の伝達効率が向上す
る。
【0065】なお、前述した図6及び図7に示す如く中
間ギヤ72の一方の傘歯車72Aと傘歯車76との噛合
構成や、他方の傘歯車72Bと傘歯車78との噛合構成
等の単純な傘歯車機構に限らず、これらの傘歯車機構に
代えて、ハイポイド歯車(食違い歯車)を適用して構成
してもよい。この場合には、装置をより一層コンパクト
にすることができる。
【0066】次に、前述した各実施の形態に係るモータ
アクチュエータ10等が適用された車両用のエアコンデ
ィショナ装置(空気調整装置)110について、図8に
示される外略図に基づいて説明する。
【0067】エアコンディショナ装置110は、3個の
モータアクチュエータ10(以下、各別にモータアクチ
ュエータ10A、10B、10Cという)を備えてい
る。各モータアクチュエータ10A、10B、10C
は、ぞれぞれ駆動モータ14の端子がコントローラ11
2に電気的に接続されており、コントローラ112の操
作に応じて駆動(正回転または逆回転)されるようにな
っている。
【0068】モータアクチュエータ10Aは、内気導入
用ダクト114Aと外気導入用ダクト114Bとの切り
替え用のダンパ114に接続され、このダンパ114を
駆動するようになっている。
【0069】また、モータアクチュエータ10Bは、吹
き出し口切り替え用のダンパ116、118を駆動する
ようになっている。具体的には、ダンパ116によっ
て、デフロスタに至るダクト116Aと車室内の吹き出
し口に至るダクト116Bとが切り替えられる構成であ
り、さらに、ダクト116Bは、ダンパ118によっ
て、ダッシュボード(インストルメントパネル)付近の
吹き出し口に至るダクト118Aと足元に設けられる吹
き出し口に至るダクト118Bとに切り替えられる構成
である。
【0070】さらに、モータアクチュエータ10Cは、
冷風と温風との混合割合を調整するダンパ120を駆動
してヒータコア122を開閉するようになっている。
【0071】なお、各モータアクチュエータ10A、1
0B、10Cの出力軸44の回転運動を各ダンパ11
4、116、118、120の揺動運動に変換する機構
(例えば、リンク機構)については、公知であり、かつ
本発明とは直接の関係がないため、その説明を省略す
る。
【0072】ここで、モータアクチュエータ10A、1
0B、10Cは、上記の如く歯車機構を採用して小型化
が図られているため、車両内(エアコンディショナ装置
110内)の限られたスペースに好適に配置でき、エア
コンディショナ装置110を小型化できる。また、高減
速比・高トルクでダンパ114等を駆動できるため、エ
アコンディショナ装置110の信頼性も向上する。
【0073】なお、上記の実施の形態では、エアコンデ
ィショナ装置110が3個のモータアクチュエータ10
A、10B、10Cを備えた構成としたが、本発明はこ
れに限定されず、ダンパの数に応じてモータアクチュエ
ータ10の数を増減できることは言うまでもない。ま
た、エアコンディショナ装置110が複数備えるモータ
アクチュエータの一部にのみモータアクチュエータ10
を適用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るモータアクチ
ュエータの構成を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るモータアクチ
ュエータの構成を示し、上ケース及びホイールカバーを
取り外した状態における平面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るモータアクチ
ュエータの構成を示す図2の3−3線に沿った断面図で
ある。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係るモータアクチ
ュエータの構成を示し、上ケース及びホイールカバーを
取り外した状態における平面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るモータアクチ
ュエータの構成を示す図4の5−5線に沿った断面図で
ある。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係るモータアクチ
ュエータの構成を示し、上ケース及びホイールカバーを
取り外した状態における平面図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係るモータアクチ
ュエータの構成を示す図6の7−7線に沿った断面図で
ある。
【図8】本発明の各実施の形態に係るモータアクチュエ
ータが適用された車両用のエアコンディショナ装置(空
気調整装置)の構成を示す概略図である。
【符号の説明】
10 モータアクチュエータ 12 下ケース 14 駆動モータ 18 ウォーム(モータギヤ) 20 係止孔 22 ウォームホイール(ホイールギヤ) 24 透孔 30 遊星ギヤ 32 太陽ギヤ 34 シャフト 40 出力ギヤ 44 出力軸 52 上ケース 56 中間ギヤ 56A 大径ギヤ部 56B 小径ギヤ部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動モータと、 前記駆動モータの回転軸に設けられたモータギヤと、 前記モータギヤに噛合する中間ギヤと、 全体として円筒形に形成され、外周面に歯が刻設されて
    前記中間ギヤに噛合するホイールギヤと、 前記ホイールギヤによって回転可能に支持され、前記ホ
    イールギヤと共に前記ホイールギヤの回転軸線の周囲を
    公転する遊星ギヤと、 前記ホイールギヤと同軸的で回転不能に設けられると共
    に前記遊星ギヤに噛合する太陽ギヤと、 一端に出力軸が形成され、前記太陽ギヤとは異なる数の
    歯を有し、前記太陽ギヤと同軸的で回転可能に設けられ
    ると共に前記遊星ギヤに噛合する出力ギヤと、 を備えたことを特徴とするモータアクチュエータ。
  2. 【請求項2】 ケースと、前記ケース内に収容された駆
    動モータと、 前記駆動モータの回転軸に設けられたモータギヤと、 前記モータギヤに噛合する中間ギヤと、 前記ケース内に収容され、全体として有底円筒形に形成
    されると共に前記底壁中央部に透孔が形成され、外周面
    に歯が刻設されて前記中間ギヤに噛合するホイールギヤ
    と、 前記ホイールギヤの底壁に支軸によって回転可能に支持
    され、前記ホイールギヤと共に前記ホイールギヤの回転
    軸線の周囲を公転する遊星ギヤと、 前記ホイールギヤの透孔を貫通して前記ケースに回転不
    能に係止されるシャフトを有し、前記ホイールギヤと同
    軸的で回転不能に設けられると共に前記遊星ギヤに噛合
    する太陽ギヤと、 一端に出力軸が形成され、前記太陽ギヤとは異なる数の
    歯を有し、前記太陽ギヤと同軸的で回転可能に設けられ
    ると共に前記遊星ギヤに噛合する出力ギヤと、 を備えたことを特徴とするモータアクチュエータ。
  3. 【請求項3】 前記太陽ギヤのシャフトは、前記ケース
    に設けられた係止孔に嵌合することで回転不能に係止さ
    れる、ことを特徴とする請求項2記載のモータアクチュ
    エータ。
  4. 【請求項4】 前記中間ギヤは、前記モータギヤに噛合
    する大径ギヤ部と、前記大径ギヤ部と同軸かつ一体に形
    成され前記ホイールギヤに噛合する小径ギヤ部と、を有
    する、ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか
    に記載のモータアクチュエータ。
  5. 【請求項5】 前記モータギヤはウォームとされ、前記
    ホイールギヤは前記ウォームと直交する回転軸を有する
    ウォームホイールとされる、ことを特徴とする請求項1
    乃至請求項4の何れかに記載のモータアクチュエータ。
  6. 【請求項6】 前記ホイールギヤを、前記駆動モータと
    前記モータギヤの全長投影面内に位置するように配置し
    た、ことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに
    記載のモータアクチュエータ。
  7. 【請求項7】 前記出力ギヤの出力軸は車両の空調用ダ
    ンパに接続され、前記駆動モータの正逆回転によって前
    記空調用ダンパを開閉させる、ことを特徴とする請求項
    1乃至請求項6の何れかに記載のモータアクチュエー
    タ。
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