JP2009036365A - 遊星歯車減速機構および電動アクチュエータ - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易でかつ小型化が容易な構成で所望の減速比を得ることができる遊星歯車減速機構及びこれを用いた電動アクチュエータを提供する。
【解決手段】太陽歯車2と、太陽歯車2の外周に固定して配置され、内歯車5が内周に形成されたケーシング6と、太陽歯車2と内歯車5とに噛み合い太陽歯車2の回転に伴って回転しながらケーシング6内で太陽歯車2の周りを公転する遊星歯車3と、太陽歯車2及び遊星歯車3を回転可能に支持するとともに回転可能にケーシングに軸支されたキャリア4とを備え、遊星歯車3が、太陽歯車2と噛み合う上段歯車部3aと、上段歯車部3aと同軸に一体に回転し、内歯車5と噛み合う下段歯車部3bとを有する二段歯車で構成する。
【選択図】図2
【解決手段】太陽歯車2と、太陽歯車2の外周に固定して配置され、内歯車5が内周に形成されたケーシング6と、太陽歯車2と内歯車5とに噛み合い太陽歯車2の回転に伴って回転しながらケーシング6内で太陽歯車2の周りを公転する遊星歯車3と、太陽歯車2及び遊星歯車3を回転可能に支持するとともに回転可能にケーシングに軸支されたキャリア4とを備え、遊星歯車3が、太陽歯車2と噛み合う上段歯車部3aと、上段歯車部3aと同軸に一体に回転し、内歯車5と噛み合う下段歯車部3bとを有する二段歯車で構成する。
【選択図】図2
Description
この発明は、電動モータからの回転力を減速させて伝達する遊星歯車減速機構及びこれを用いた電動アクチュエータに関するものである。
バルブやダンパの開度調整に使用される電動アクチュエータでは、モータの回転軸から実際にバルブやダンパを動作させる出力軸までの間に歯車減速機構を設けて、モータの駆動力を減速させながら出力軸に伝達させている。このような歯車減速機構としては、例えば多数の平歯車を多段に組み合わせてモータの回転を減速させるものがある。しかしながら、この構成では、電動アクチュエータのケース内における歯車減速機構が占める空間が大きくなり、電動アクチュエータの小型化が制限される。
電動アクチュエータの小型化を目的とする従来の歯車減速機構としては、例えば特許文献1に開示されるものが提案されている。この特許文献1の歯車減速機構は、太陽歯車、遊星歯車及びギアベースを有する遊星歯車ユニットを、内周部に内歯を形成したケーシング内に多段に積層して収納して構成される。
図5は、従来の歯車減速機構の遊星歯車ユニットを示す図であり、図5(a)は遊星歯車ユニットの上面図、図5(b)は図5(a)中のA−A線での断面図を示している。図示の例では、1つの太陽歯車に対し4つの遊星歯車を配置しており、太陽歯車の歯数が15、遊星歯車の歯数が25、内歯車の歯数が65で、全ての歯車のピッチは同一である。
内歯車105を設けたケーシング106が固定され、電動モータからの駆動力が太陽歯車101を介して入力され、遊星歯車103が太陽歯車101の周りを公転するのに伴ってギアベース104が回転する。この場合、減速比は、(太陽歯車101及び内歯車105の歯数の和)/太陽歯車101の歯数で求められ、図5に示す遊星歯車ユニットの減速比はおよそ5となる。
特許文献1による歯車減速機構では、その公開特許公報の図2に示されているように、遊星歯車と噛み合う内歯車を内周部に設けたケーシング内において、最上段の太陽歯車、遊星歯車及びギアベースを有する最上段の遊星歯車ユニットが最上段に配置され、上段の遊星歯車ユニットの最上段のギアベースと連結して一体に回転する次段の太陽歯車、遊星歯車及びギアベースを有する次段の遊星歯車ユニットが連結され、以下同様に数段の遊星歯車ユニットが順次その下段に積層している。
最上段に配置した太陽歯車を駆動源であるモータで回転させると、ケーシング内の内歯車に噛み合う4つの遊星歯車が回転する。この遊星歯車の回転に伴ってギアベースが回転する。このとき、ギアベースの下側に一体に設けた次段の太陽歯車は、遊星歯車ユニットにより更に太陽歯車の回転を減速させられる。
さらに、太陽歯車が回転すると、これと噛み合う4つの遊星歯車が回転してギアベースがその下側に一体に設けた次段の太陽歯車を回転させる。この動作を遊星歯車ユニットの段数分だけ繰り返すことにより、最終段のギアベースに接続するシャフト(出力軸)に対してモータの回転力が多段に減速されて伝達される。
特許文献1に代表されるような従来の歯車減速機構では、遊星歯車ユニットを出力軸に沿って多段に積層するので、電動アクチュエータ内で遊星歯車ユニットの積層方向に大きく空間を占有する。このため、電動アクチュエータの小型化の障害になるという課題がある。
また、単一の遊星歯車ユニットを複数段に組み合わせて歯車減速機構を構成する場合、各段の遊星歯車にかかる負荷は一様でなく、モータの駆動軸から操作端の出力軸へ向かうにつれて大きくなる。
従って、当該歯車減速機構を作成する場合、遊星歯車ユニットに用いる歯車の厚み、歯車の個数などは、最も負荷が大きくなる最終段(最も操作端の出力軸に近い遊星歯車ユニット)が設計基準とされる。このため、モータ側に近い各段の遊星歯車ユニットでは、負荷が小さいにもかかわらず、過剰な歯車の厚み、及び歯車の数を有することになる。
このような設計上の理由によっても、モータの駆動軸から操作端の出力軸に至る方向の寸法が大きくなり、電動アクチュエータの小型化が制限される。なお、モータ側に近い遊星歯車の数を少なくできるにもかかわらず、最終段の歯車数に合わせるために歯車減速機構全体で歯車数が多くなり、電動アクチュエータ全体の重量増加の要因にもなる。
さらに、特許文献1の構成では、ケーシングにフランジ部を設けておき、電動アクチュエータ内でフランジ部を介してボルトによりケーシングを保持板に固定するので、歯車減速機構のアクチュエータカバー内への組み付けや取り外しが煩わしい。
なお、遊星歯車減速機構の減速比は、基本的に太陽歯車と内歯車との歯数比で決まるため、減速比を大きくする場合、内歯車の径が大きくなってしまう。このため、減速比を大きくするには、特許文献1のように歯車ユニットを多段に重ねることが一般的である。
また、遊星歯車の個数で各歯車への負荷を軽減できるが、減速比を大きくするにつれて遊星歯車数は少なくなる。このため、太陽歯車を中心とする機構の特性上、各歯車間で負荷をバランスできず、太陽歯車への負荷が大きくなってしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、簡易でかつ小型化が容易な構成で所望の減速比を得ることができる遊星歯車減速機構及びこれを用いた電動アクチュエータを得ることを目的とする。
この発明に係る遊星歯車減速機構は、太陽歯車と、太陽歯車の外周に固定して配置され、内歯車が内周に形成されたケーシングと、太陽歯車と内歯車とに噛み合い太陽歯車の回転に伴って回転しながらケーシング内で太陽歯車の周りを公転する遊星歯車と、太陽歯車及び遊星歯車を回転可能に軸支するとともに回転可能にケーシングに軸支されたキャリアとを備えた遊星歯車減速機構において、遊星歯車が、太陽歯車と噛み合う第1歯車部と、第1歯車部と同軸に一体に回転し、内歯車と噛み合う第2歯車部とを有する二段歯車からなるものである。
この発明に係る遊星歯車減速機構は、太陽歯車と、太陽歯車の外周に回転可能に配置され、内歯車が内周に形成されたケーシングと、太陽歯車と内歯車とに噛み合い太陽歯車の回転に伴って回転しながら太陽歯車を中心にケーシングを回転させる遊星歯車と、太陽歯車及び遊星歯車を回転可能に軸支するキャリアとを備えた遊星歯車減速機構において、遊星歯車が、太陽歯車と噛み合う第1歯車部と、第1歯車部と同軸に一体に回転し、内歯車と噛み合う第2歯車部とを有する二段歯車からなるものである。
この発明に係る遊星歯車減速機構は、第2歯車部が、第1歯車部より小径であることを特徴とするものである。
この発明に係る遊星歯車減速機構は、1つの遊星歯車に対して1又は複数設けられ、遊星歯車の第2歯車部と噛み合うと共に、内歯車と噛み合う伝達歯車を備え、太陽歯車と遊星歯車の第1歯車部との噛み合い及び遊星歯車の第2歯車部と伝達歯車との噛み合いを介して、太陽歯車に加わった回転力が内歯車に伝達されるものである。
この発明に係る電動アクチュエータは、電動モータと、電動モータの回転力を減速する上記遊星歯車減速機構と、遊星歯車減速機構により減速された電動モータの回転力を操作対象物に伝達する出力軸とを備えるものである。
この発明の遊星歯車減速機構によれば、遊星歯車が、太陽歯車と噛み合う第1歯車部と、第1歯車部と同軸に一体に回転し、内歯車と噛み合う第2歯車部とを有する二段歯車からなるので、遊星歯車減速機構を多段に積層することなく、遊星歯車に平歯車を用いた従来の遊星歯車減速機構一段分と同等の部品点数でより大きな減速比を得ることができるという効果がある。
この発明の遊星歯車減速機構によれば、第2歯車部が第1歯車部より小径であるので、平歯車からなる遊星歯車と比較して同等の大きさで大きな減速比を得ることができるという効果がある。
この発明の遊星歯車減速機構によれば、1つの遊星歯車に対して1又は複数設けられ、前記遊星歯車の第2歯車部と噛み合うと共に、内歯車と噛み合う伝達歯車を備え、太陽歯車と遊星歯車の第1歯車部との噛み合い及び遊星歯車の第2歯車部と伝達歯車との噛み合いを介して、太陽歯車に加わった回転力が内歯車に伝達されるので、遊星歯車が内歯車と直接噛み合う構成と比較して歯車にかかる負荷を効率的に分散することができるという効果がある。
この発明の電動アクチュエータによれば、電動モータと、電動モータの回転力を減速する上記遊星歯車減速機構と、遊星歯車減速機構により減速された電動モータの回転力を操作対象物に伝達する出力軸とを備えるので、コンパクトで減速比の大きな電動アクチュエータを実現することができるという効果がある。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による電動アクチュエータを示す図であり、実施の形態1による電動アクチュエータをボールバルブに取り付けた場合における出力軸方向に沿った部分断面図である。また、図2は、図1中の遊星歯車減速機構を示す図であり、図2(a)は上面図を示し、図2(b)は図2(a)中のB−B線での断面図を示している。なお、上面図では、下段の構成を破線で表して視認できるようにしている。
図1は、この発明の実施の形態1による電動アクチュエータを示す図であり、実施の形態1による電動アクチュエータをボールバルブに取り付けた場合における出力軸方向に沿った部分断面図である。また、図2は、図1中の遊星歯車減速機構を示す図であり、図2(a)は上面図を示し、図2(b)は図2(a)中のB−B線での断面図を示している。なお、上面図では、下段の構成を破線で表して視認できるようにしている。
図1に示すように、実施の形態1による電動アクチュエータは、筐体内に設けた支持板8上に取り付けた電動モータ7と、電動モータ7の回転を減速してボールバルブ(操作対象物)10の駆動軸13に伝達する遊星歯車減速機構1とを備える。
遊星歯車減速機構1は、電動モータ7の回転軸9の回転力により回転する太陽歯車2、上下で歯数が異なる二段歯車からなる4つの遊星歯車3、太陽歯車2及び遊星歯車3を回転可能に軸支するキャリア4、遊星歯車3の下段の歯車部と噛み合う内歯車5、及び内歯車5が内周部に形成されたケーシング6を備える。太陽歯車2は、キャリア4の中央に設けた固定軸2aに回転可能に取り付けられるとともに、かつ電動モータ7の回転軸9と同軸に連結されているので、電動モータ7の回転力により固定軸2aを中心に回転する。
遊星歯車3は、キャリア4の周縁部に設けた固定軸3cに取り付けられ、太陽歯車2を介して伝達された回転力により固定軸3cを中心に回転しつつ、固定されたケーシング6の内歯車5と噛み合って太陽歯車2の周りを公転する。また、遊星歯車3は、歯数が多く大径の上段歯車部(第1歯車部)3aとこの上段歯車部3aより歯数が少なく小径の下段歯車部(第2歯車部)3bとからなる二段歯車であり、上段歯車部3aと下段歯車部3bが同軸に一体に回転する。
図2の例では、上段歯車部3aの歯数が25であり、上段歯車部3aより小径の下段歯車部3bの歯数は12である。なお、各歯車を他の歯数の組み合わせで構成しても構わない。
キャリア4は、太陽歯車2周りの遊星歯車3の公転に伴って回転するようにケーシング6内に設けられる。また、キャリア4には、ケーシング6から軸方向に突出するように出力軸4aが形成されてケーシング6によって回転可能に軸支されており、キャリア4と一体に出力軸4aが回転する。ケーシング6は、実施の形態1による電動アクチュエータの筐体内に固定して設けられ、その内周部に遊星歯車3の下段歯車部3bと噛み合う内歯車5が形成されている。
ボールバルブ10は、ハウジング11と、ハウジング11内に収容され、流路の開閉を行うボール弁体12と、ボール弁体12と一体に取り付けられ、回転動作を制御することによりボール弁体12を開閉する駆動軸13とを備える。また、駆動軸13には、実施の形態1による電動アクチュエータの出力軸4aに連結されており、出力軸4aの回転によりボール弁体12が開閉制御される。
次に動作について説明する。
電動モータ7からの回転力は、回転軸9と一体に回転する太陽歯車2を介して遊星歯車3の上段歯車部3aに伝達される。遊星歯車3では、上段歯車部3aが固定軸3cを中心に回転し、上段歯車部3aと一体に下段歯車部3bが回転する。下段歯車部3bは、内歯車5に噛み合っていることから、ケーシング6内において、遊星歯車3が、太陽歯車2の周りを公転する。つまり、太陽歯車2を中心としてキャリア4が回転する。これにより、キャリア4に形成された出力軸4aと出力軸4aに連結されたボールバルブ10の駆動軸13とが回転し、ボール弁体12が回動される。
電動モータ7からの回転力は、回転軸9と一体に回転する太陽歯車2を介して遊星歯車3の上段歯車部3aに伝達される。遊星歯車3では、上段歯車部3aが固定軸3cを中心に回転し、上段歯車部3aと一体に下段歯車部3bが回転する。下段歯車部3bは、内歯車5に噛み合っていることから、ケーシング6内において、遊星歯車3が、太陽歯車2の周りを公転する。つまり、太陽歯車2を中心としてキャリア4が回転する。これにより、キャリア4に形成された出力軸4aと出力軸4aに連結されたボールバルブ10の駆動軸13とが回転し、ボール弁体12が回動される。
ここで、遊星歯車3は、大径の上段歯車部3aと小径の下段歯車部3bとからなる二段歯車であるので、遊星歯車3において電動モータ7の回転速度が更に減速されると共に、電動モータ7の回転トルクが出力軸4aを介してボールバルブ10の駆動軸13に伝達される。図2の例では、太陽歯車2の歯数が15、遊星歯車3の上段歯車部3aの歯数が25、下段歯車部3bの歯数が12、内歯車5の歯数が52であることから、減速比がおよそ9となる。
以上のように、この実施の形態1によれば、太陽歯車2から内歯車5までの電動モータ7の回転トルクを伝達するにあたり、歯数の異なる上段歯車部3a及び下段歯車部3bからなる二段歯車を遊星歯車3として使用し、太陽歯車2と上段歯車部3a、及び内歯車5と下段歯車部3bとをそれぞれ噛み合うように構成したので、遊星歯車減速機構1を多段に積層することなく、遊星歯車に平歯車を用いた従来の遊星歯車減速機構一段分と同等の部品点数で、より大きな減速比を得ることができる。これにより、電動アクチュエータ内で遊星歯車減速機構1が占める空間を小さく抑えることができ、電動アクチュエータの小型化を図ることができる。
例えば、図5に示した従来の遊星歯車ユニットでは、太陽歯車の歯数が15、遊星歯車の歯数が25、内歯車の歯数が65の場合、一段で減速比がおよそ5であったが、図2に示す実施の形態1による遊星歯車減速機構1では、上述したように減速比がおよそ9であり、倍近い減速比が得られる。
なお、従来の遊星歯車減速機構は、通常、全ての歯車の噛み合いが同じであるため、全て同じ歯の大きさのものが使用される。これに対し、本発明による遊星歯車減速機構では、遊星歯車3の上段歯車部3a及び下段歯車部3bを互いに異なる歯の大きさにすることができるため、太陽歯車2と上段歯車部3a、下段歯車部3bと内歯車5とにおいて、歯の大きさが同じ組み合わせに限定されない。このように、本発明では、従来と比較して設計の自由度を向上させることができる。
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2による遊星歯車減速機構を示す図であり、図3(a)は上面図を示し、図3(b)は図3(a)中のC−C線での断面図を示している。なお、上面図では、下段の構成を破線で表して視認できるようにしている。図3に示すように、実施の形態2による遊星歯車減速機構1Aは、実施の形態1による遊星歯車減速機構1に比べて、1つの遊星歯車3の下段歯車部3bと内歯車5とが2つの伝達歯車14を介して連結される点が異なる。
図3は、この発明の実施の形態2による遊星歯車減速機構を示す図であり、図3(a)は上面図を示し、図3(b)は図3(a)中のC−C線での断面図を示している。なお、上面図では、下段の構成を破線で表して視認できるようにしている。図3に示すように、実施の形態2による遊星歯車減速機構1Aは、実施の形態1による遊星歯車減速機構1に比べて、1つの遊星歯車3の下段歯車部3bと内歯車5とが2つの伝達歯車14を介して連結される点が異なる。
遊星歯車減速機構1Aでは、太陽歯車2は、キャリア4の中央に設けた固定軸2aに回転可能に取り付けられるとともに、電動モータ7の回転軸9と同軸に連結されており、電動モータ7の回転軸9の回転力により固定軸2aを中心に回転する。一方、遊星歯車3は、キャリア4の周縁部に設けた固定軸3cに取り付けられ、太陽歯車2を介して伝達された回転力により固定軸3cを中心に回転しつつ、伝達歯車14とケーシング6の内歯車5との噛み合いにより太陽歯車2の周りを公転する。また、遊星歯車3は、上記実施の形態1と同様に、歯数が多く大径の上段歯車部(第1歯車部)3aとこの上段歯車部3aより歯数が少なく小径の下段歯車部(第2歯車部)3bとからなる二段歯車を使用する。
伝達歯車14は、キャリア4において固定軸3cよりさらに径方向外側に設けた固定軸14aに取り付けられ、遊星歯車3の下段歯車部3bを介して伝達された回転力により固定軸14aを中心に回転する。遊星歯車減速機構1Aでは、1つの遊星歯車3に対して2つの伝達歯車14が設けられている。このように、複数の伝達歯車14で遊星歯車3と内歯車5とを間接的に連結することで、下段になるにつれ大きくなる歯車にかかる負荷を効率的に分散させることができる。これにより、高トルクの伝達も可能である。
キャリア4は、太陽歯車2周りの遊星歯車3の公転に伴って回転するようにケーシング6内に設けられる。また、キャリア4には、ケーシング6から軸方向に突出するように出力軸4aが形成されてケーシング6によって回転可能に軸支されており、キャリア4と一体に出力軸4aが回転する。ケーシング6は、電動アクチュエータの筐体内に固定して設けられ、その内周部に伝達歯車14と噛み合う内歯車5が形成されている。
次に動作について説明する。
以降でも、上記実施の形態1と同様に、本実施の形態2による遊星歯車減速機構1Aを用いた電動アクチュエータをボールバルブに取り付けた場合を例に説明する。
電動モータ7の回転軸9の回転力は、回転軸9と一体に回転する太陽歯車2を介して遊星歯車3の上段歯車部3aに伝達される。
以降でも、上記実施の形態1と同様に、本実施の形態2による遊星歯車減速機構1Aを用いた電動アクチュエータをボールバルブに取り付けた場合を例に説明する。
電動モータ7の回転軸9の回転力は、回転軸9と一体に回転する太陽歯車2を介して遊星歯車3の上段歯車部3aに伝達される。
遊星歯車3では、上段歯車部3aが固定軸3cを中心に回転し、上段歯車部3aと一体に下段歯車部3bが回転する。これにより、下段歯車部3bと噛み合う伝達歯車14が、固定軸14aを中心に回転し、伝達歯車14を介して内歯車5に電動モータ7からの回転力が伝達される。
上述のようにして、ケーシング6内で遊星歯車3及び伝達歯車14が回転しつつ、太陽歯車2の周りを公転する。つまり、上記実施の形態1と同様に、キャリア4が、太陽歯車2を中心に回転する。このキャリア4の回転に伴い、キャリア4に形成された出力軸4aと、出力軸4aに連結されたボールバルブの駆動軸13とが回転し、ボール弁体12が回動される。
ここで、遊星歯車3は、大径の上段歯車部3aと小径の下段歯車部3bとからなる二段歯車であるので、遊星歯車3において電動モータの回転速度が更に減速され、電動モータの回転トルクが出力軸4aを介してボールバルブの駆動軸13に伝達される。図3の例では、太陽歯車2の歯数が15、遊星歯車3の上段歯車部3aの歯数が25、下段歯車部3bの歯数が12、伝達歯車14の歯数が14、内歯車5の歯数が72であり、減速比はおよそ10となる。
図4は、実施の形態2による遊星歯車減速機構の他の構成を示す上面図であり、伝達歯車15の下段の構成を破線で表して視認できるようにしている。図3に示した遊星歯車減速機構1Aは、1つの遊星歯車3に対して、他の遊星歯車3と噛み合いを持たない伝達歯車14を2つ設ける構成を示したが、図4に示す遊星歯車減速機構1Bでは、太陽歯車2周りに隣り合う双方の遊星歯車3の各下段歯車部3bに噛み合う伝達歯車15を介して回転力が内歯車5に伝達される。
伝達歯車15は、キャリア4に設けた固定軸15aに取り付けられ、隣り合う双方の遊星歯車3の各下段歯車部3bを介して伝達された回転力により固定軸15aを中心に回転する。このように構成することでも、遊星歯車3に対して伝達歯車15を設けて複数箇所で内歯車5と噛み合うため、回転トルクの伝達による負荷を分散させることができる。
なお、図4の例での各歯車の歯数は、太陽歯車が35、上段歯車部3aが35、下段歯車部3bが14、伝達歯車15が32であり、減速比は図3に示した構成よりも大きく、およそ12である。
以上のように、この実施の形態2によれば、上下で歯数が異なる二段歯車からなる遊星歯車3と、遊星歯車3の下段歯車部3bに伝わった回転力を内歯車5に伝える伝達歯車14,15とを備えたので、上記実施の形態1と同様に、サイズの大型化を招くことなく、大きな減速比を得ることができる。また、伝達歯車14,15により遊星歯車3に対する負荷が効率的に分散されることから、より高い回転トルクの伝達も可能である。
また、上記実施の形態2において、伝達歯車14,15の位置に二段歯車を組み合わせ、遊星歯車減速機構を多段に重ねた構成にしてもよい。この場合、1つのキャリア4上に遊星歯車3及び伝達歯車14,15を軸支させることができるので、従来の遊星歯車減速機構のようにギアベース(キャリアに相当)自体を複数段重ねる場合と比較して簡単に製造することができる。
なお、上記実施の形態1及び上記実施の形態2では、キャリア4に出力軸4aを設け、内歯車5を形成したケーシング6を固定してキャリア4を回転させることで、キャリア4に形成された出力軸4aを回転させる構成を示したが、内歯車5を形成したケーシング6に出力軸を設け、内歯車5を介したケーシング6の回転に連動してこの当該出力軸を回転させる構成にしても良い。
また、上記実施の形態1及び上記実施の形態2では、電動アクチュエータをボールバルブの開閉制御に用いた例を示したが、出力軸4aを介して伝達される回転力により動作制御することができる対象物であればよい。
1,1A,1B 遊星歯車減速機構
2 太陽歯車
2a,3c,14a,15a 固定軸
3 遊星歯車
3a 上段歯車部(第1歯車部)
3b 下段歯車部(第2歯車部)
4 キャリア
4a 出力軸
5 内歯車
6 ケーシング
7 電動モータ
8 支持板
9 回転軸
10 ボールバルブ(操作対象物)
11 ハウジング
12 ボール弁体
13 駆動軸
14,15 伝達歯車
2 太陽歯車
2a,3c,14a,15a 固定軸
3 遊星歯車
3a 上段歯車部(第1歯車部)
3b 下段歯車部(第2歯車部)
4 キャリア
4a 出力軸
5 内歯車
6 ケーシング
7 電動モータ
8 支持板
9 回転軸
10 ボールバルブ(操作対象物)
11 ハウジング
12 ボール弁体
13 駆動軸
14,15 伝達歯車
Claims (5)
- 太陽歯車と、前記太陽歯車の外周に固定して配置され、内歯車が内周に形成されたケーシングと、前記太陽歯車と前記内歯車とに噛み合い前記太陽歯車の回転に伴って回転しながら前記ケーシング内で前記太陽歯車の周りを公転する遊星歯車と、前記太陽歯車及び前記遊星歯車を回転可能に軸支するとともに、回転可能に前記ケーシングに軸支されたキャリアとを備えた遊星歯車減速機構において、
前記遊星歯車は、前記太陽歯車と噛み合う第1歯車部と、前記第1歯車部と同軸に一体に回転し、前記内歯車と噛み合う第2歯車部とを有する二段歯車からなることを特徴とする遊星歯車減速機構。 - 太陽歯車と、前記太陽歯車の外周に回転可能に配置され、内歯車が内周に形成されたケーシングと、前記太陽歯車と前記内歯車とに噛み合い前記太陽歯車の回転に伴って回転しながら前記太陽歯車を中心に前記ケーシングを回転させる遊星歯車と、前記太陽歯車及び前記遊星歯車を回転可能に軸支するキャリアとを備えた遊星歯車減速機構において、
前記遊星歯車は、前記太陽歯車と噛み合う第1歯車部と、前記第1歯車部と同軸に一体に回転し、前記内歯車と噛み合う第2歯車部とを有する二段歯車からなることを特徴とする遊星歯車減速機構。 - 第2歯車部は、第1歯車部より小径であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊星歯車減速機構。
- 1つの遊星歯車に対して1又は複数設けられ、前記遊星歯車の第2歯車部と噛み合うと共に、内歯車と噛み合う伝達歯車を備え、
太陽歯車と前記遊星歯車の第1歯車部との噛み合い及び前記遊星歯車の第2歯車部と前記伝達歯車との噛み合いを介して、前記太陽歯車に加わった回転力が内歯車に伝達されることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の遊星歯車減速機構。 - 電動モータと、
前記電動モータの回転力を減速する請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の遊星歯車減速機構と、
前記遊星歯車減速機構により減速された前記電動モータの回転力を操作対象物に伝達する出力軸とを備えた電動アクチュエータ。
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