JP2004129374A - 減速機付きモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】モータの外周側への張り出しを小さくし、且つ回転軸の軸線方向の厚さも薄型化できる減速機付きモータを提供する。
【解決手段】アウターロータ型のモータ32から入力された回転力を、減速機34を介して出力軸38から出力するように設けられた減速機付きモータ30において、減速機34は、出力軸38に連結された太陽歯車54と、太陽歯車54に噛合して太陽歯車54の外周または内周を公転しつつ自転する1または複数の遊星歯車40と、各遊星歯車40に噛合して遊星歯車40の公転周囲を囲む内歯歯車であって各遊星歯車に対して相対的に停止しているリング状の固定歯車56と、遊星歯車40が装着されたキャリア42とを備えた遊星歯車装置30であり、キャリア42がモータ32のロータヨーク42であり、遊星歯車40は、ロータヨーク42を挟んでモータ32内の固定子46と対向する位置に配置されている。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モータに減速機を一体に設けた減速機付きモータに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の窓ガラスを開閉するための駆動機構として、モータの回転軸にウォームギアを取り付けて減速機とし、モータからの入力軸と窓ガラスへの出力軸とが直交する方向に配置されているものが、従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このような駆動機構は、ウォームギアによって窓ガラス側から入力された力がモータ側へ回転力として伝達されないような構造になっている点については、優れているといえる。
しかし、ウォームギアを用いると、モータの回転軸と窓ガラス側への出力軸とが直交する構造にならざるえないため、窓ガラス側への出力軸に対して直交する方向へモータの回転軸の軸線方向への寸法が張り出してしまい、窓ガラス側への出力軸に対して直交する方向への省スペース化が図れなかった。
したがって、モータの回転軸と窓ガラス側への出力軸が同一方向に配置されているような構造の駆動機構が望まれていた。
【0004】
なお、減速機としてウォームギアを用いずに、遊星歯車を減速機としてモータに取り付けた駆動機構が従来より考えられている(例えば、特許文献2参照)。このような構造とすることで、モータの回転軸と窓ガラス側への出力軸が同一方向に配置され、しかもモータの回転軸方向の長さを極めて短くすることができる。
【0005】
【特許文献1】
特開平5−211744号公報(第1図、第2図等)
【特許文献2】
特開平7−336943号公報(第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、特許文献1に示されたようなウォームギアを用いた構造では、作動対象物(窓ガラス等)への出力軸に直交する方向であるモータの回転軸の軸線方向への寸法の張り出しを小さくしたいという課題があった。
また、特許文献2に示されたように遊星歯車を用いた場合では、遊星歯車がモータの外周に配置されていたので、モータの回転軸の軸線方向への長さを短くすることはできるが、モータの外周側(回転軸の径方向)への寸法が張り出してしまうという課題があった。
【0007】
そこで、本発明は上記課題を解決すべくなされ、その目的とするところは、モータの外周側への張り出しを小さくし、且つ回転軸の軸線方向の厚さも薄型化できる減速機付きモータを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明にかかる減速機付きモータによれば、ロータヨークを有するアウターロータ型のモータから入力された回転力を、減速機を介して出力するように設けられた減速機付きモータにおいて、前記減速機は、出力軸に連結された太陽歯車と、該太陽歯車に噛合して太陽歯車の外周または内周を公転しつつ自転する1または複数の遊星歯車と、遊星歯車に噛合して遊星歯車の公転周囲を囲む内歯歯車であって遊星歯車に対して相対的に停止しているリング状の固定歯車と、遊星歯車が装着されたキャリアとを備えた遊星歯車装置であり、前記キャリアが前記モータのロータヨークであり、前記遊星歯車は、前記ロータヨークを挟んでモータ内の固定子と対向する位置に配置されていることを特徴としている。
この構成を採用することによって、モータのロータヨークと減速機のキャリアとを別個に設ける場合よりも減速機付きモータ全体のモータの回転軸の軸線方向の薄型化を図ることができ、また部品点数の削減によるコストダウンも図れる。さらに、遊星歯車が、ロータヨークを挟んでモータ内の固定子と対向する位置に配置されることで、モータの外周側には何らの構成部品を設けなくともよく、モータの外周側への張り出しを無くし、減速機付きモータ全体を小径とすることができる。
【0009】
また、前記モータと前記遊星歯車装置とを覆うケースが設けられ、前記固定歯車は、ケースに固定されて設けられ、前記太陽歯車は、前記遊星歯車に噛合して遊星歯車の公転周囲を囲む内歯歯車であって、前記ケースに対して回転自在となるように設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、モータの回転によって回転するキャリアに配置された遊星歯車は、固定歯車と太陽歯車の両歯車に噛合して公転および自転する。減速機としての出力は太陽歯車である回転歯車から取り出されるので、回転歯車と固定歯車の歯数の比によって減速比を調整することができる。
【0010】
さらに、モータの回転軸と減速機の出力軸が同一軸線上に配置されていてもよい。
【0011】
また、前記固定歯車の周方向に対しての衝撃を緩衝する緩衝用ダンパを具備することを特徴とする。
これによると、減速機の出力軸からモータ側へ衝撃が入ってきた場合であっても、遊星歯車からの衝撃を受けた固定歯車が緩衝用ダンパでその衝撃を受けるので、固定歯車からケースに衝撃を伝達されず、遊星歯車装置の破損を防止できる。
【0012】
なお、前記固定歯車には外方に突出する突出部が設けられ、前記緩衝用ダンパには前記固定歯車の突出部の周方向の両端部を挟んで保持する保持部が設けられていることによれば、固定歯車の衝撃(回転方向への衝撃)を確実に吸収できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は減速機付きモータの側面からの断面図を示し、図2は図1におけるA−A断面図を示す。
なお、本実施形態で説明するモータとしては、アウターロータ型のDCブラシレスモータであるとする。
【0014】
まず、減速機付きモータ30の全体構造について説明する。
減速機付きモータ30は、モータの外周側に回転子ヨーク(本明細書中ではロータヨークと称している)が配置されたアウターロータ型のDCブラシレスモータ32(以下、単にモータという)に、遊星歯車装置からなる減速機34が一体に取り付けられて構成されている。
【0015】
本実施形態における減速機付きモータ30においては、減速機34がモータ32の回転軸36の軸線の延出方向に配置され、且つモータ32の外径と減速機34の外形とがほぼ同一の径aとなっている。
このため、モータ32の外周側には減速機34の出力軸等が配置されず、減速機付きモータ30の径はモータ32の径とほぼ同一の径となり、回転軸36に直交する方向への省スペース化を図れる。
また、本実施形態では、モータ32の回転軸36と、減速機34の回転軸38(特許請求の範囲の出力軸)とは同一軸線b上に位置するように設けられている。
【0016】
また、本実施形態では、減速機34の遊星歯車40が取り付けられているキャリア42がモータ32のロータヨーク42である。つまり、減速機34のキャリア42とロータヨーク42とは兼用されているのである。
遊星歯車40の自転軸52はカシメ等によりキャリア42に取り付けられる。遊星歯車40は、キャリア42を挟んで固定子46(後述する)と対向する位置であって、回転軸36の軸線方向に向かった位置に設けられる。
このような構成であるので、モータ32のロータヨークと減速機34のキャリアとを別個に設ける場合よりも減速機付きモータ30全体の薄型化を図ることができ、また部品点数の削減によるコストダウンも図れる。また、モータ32の外周側には減速機関係の何らの構成部材も設けなくともよい。
【0017】
減速機付きモータ30を構成するモータ32と減速機34とは、ケース60内に収納されている。ケース60は、減速機34側を覆う上ケース61とモータ32側を覆う下ケース62とから構成されている。
上ケース61には、減速機34の回転軸38(出力軸)を回転自在に支持する支持部64が形成されている。上ケース61は単なる筒状の支持部64により、上ケース61の弾性力で回転軸38を支持しているが、回転軸38は軸受(図示せず)によって回転可能となるよう、上ケース61に支持されていてもよい。
【0018】
次に、モータ32について説明する。
モータ32は、下ケース62内に、平面視円形の回路(配線)基板44と、固定子46と、固定子46に対して回転する回転子であるロータヨーク42とが収納されるようにして設けられている。
固定子46は、鉄心51とコイル55とから構成されている。また、ロータヨーク42の内壁にはマグネット50が取り付けられている。
固定子46の中心には、軸受48を介して回転軸36が回転自在に装着されている。回転軸36の先端は、ロータヨーク42に固定されている。
【0019】
次に、減速機34について説明する。
減速機34は、遊星歯車装置を採用している。
減速機34は、複数個の遊星歯車40、40・・と、各遊星歯車40の自転軸52を取り付けているキャリア42と、各遊星歯車40に噛み合う(噛合する)ように配置されており回転軸38に接続された太陽歯車54と、遊星歯車40および太陽歯車54に対して相対的に停止している固定歯車56とを具備している。
【0020】
固定歯車56は、各遊星歯車40の公転する軌道の周囲に設けられ、遊星歯車40と噛み合う内歯歯車である。固定歯車56は、上ケース61に固定して取り付けられている。
また、固定歯車56の上方には、回転する内歯歯車であって各遊星歯車40と噛み合う太陽歯車54が配置されている。太陽歯車54も固定歯車56と同様に、各遊星歯車40の公転する軌道の周囲に設けられている。太陽歯車54は、回転自在となるように上ケース61には接触しないように設けられている。
図1では、固定歯車56と太陽歯車54は接触して摺動するように図示されているが、固定歯車56と太陽歯車54は接触していなくともよい。
【0021】
固定歯車56と太陽歯車54は、共に遊星歯車40と噛み合っているが、歯数は固定歯車56と太陽歯車54とでは異なっている。通常は太陽歯車54の方が歯数が少なく、歯数および歯数差により減速比が設定できる。
太陽歯車54は、回転軸38から外周方向へ延びるフランジ65に固定されており、遊星歯車40の回転力を受けて回転軸38を回転させる。
【0022】
また、上述してきた実施形態の遊星歯車40は、固定歯車56に噛み合う部分と太陽歯車54に噛み合う部分とが同一の歯数で形成されているものであった。しかし、遊星歯車40の構造としてはこのようなものに限定されることはなく、固定歯車56と噛み合う部分と、太陽歯車54と噛み合う部分とで異なる歯数となるように一体の構造で2種類の歯が形成されるような構造であってもよい。例えば、遊星歯車40の側面下部は、固定歯車56に噛み合う部分であるので固定歯車56の歯数に合わせた歯数が形成され、側面上部が太陽歯車54に噛み合う部分であるので太陽歯車56の歯数に合わせた歯数が形成され、異なる歯を有して一体の歯車として回転する遊星歯車40であってもよい。
このような構成とすることで、太陽歯車54と固定歯車56のそれぞれに噛み合うよう遊星歯車40の歯数の設定をしなくともよいので、減速比の設定の自由度が広がり、好適である。
【0023】
図2に示すように、固定歯車56は、平面視すると基本的には中心部分が開口して遊星歯車40が配置されたリング状であり、リングの一部が外方に向けて突出した突出部67が複数箇所にわたって形成されている。
上ケース61には、固定歯車56の回転方向への衝撃を緩衝するため、ゴムやゲル等の弾力を有する弾性材からなる緩衝用ダンパ66が設けられている。緩衝用ダンパ66は、リング状の本体71と、固定歯車56の突出部67の周方向の端部67a,67aを挟んで保持する保持部70とから形成されている。
保持部70は、固定歯車56の突出部67を周方向の両側から挟み込むように、突出部67の両側に配置されている。
【0024】
保持部70は、本体71から内方へ突出した後、本体71の内周に沿って延出されて形成されている。このように、保持部70は先端がフリー端部となった舌片状に形成されている。したがって、保持部70の先端側と本体71との間には隙間72が形成され、保持部70は基端側の連結部74のみで本体71と連結される。
【0025】
緩衝用ダンパ66の作用について説明する。
回転軸38から出力された回転力で動作している作動対象物(例えば自動車の窓ガラス等)が停止箇所で急激に停止すると、回転力の反作用が大きな衝撃となって回転軸38からモータ32側へ入力されてしまう。
かかる場合、この衝撃は回転歯車54を介して遊星歯車40に伝達される。
すると、衝撃は遊星歯車40から固定歯車56にも周方向(矢印Bで示す)への回転力として伝達される。
ここで、固定歯車56が衝撃によって回転しようとする力は、突出部67が保持部70に当接しているので、突出部67に押圧された保持部70が連結部74を支点として変形して吸収される。
このように、回転軸38からモータ32側へ衝撃が入ってしまっても固定歯車56においてその回転力を緩衝することができ、減速機34の破損を防止できる。
【0026】
また、キャリア(ロータヨーク)42に、リブ43を設けるとキャリア42の強度を維持できるので好適である。
ここで示すリブ43は、複数本同心円状に形成され、モータ32内部方向に突出するように設けられている。
なお、リブ43は、同心円状に形成しなくとも、放射状の直線として複数本形成してもよい。
【0027】
以下、本実施形態の減速機付きモータの動作を説明する。
モータ32はアウターロータ型であるのでコイル55に励磁電流を流すことにより、マグネット50を備えたロータヨーク42が回転する。なお、ここでモータ32自体の詳細な動作原理については省略する。
ロータヨーク(キャリア)42の回転によって、各遊星歯車40は、固定歯車56と噛み合いつつ自転軸52を中心に自転し、且つ回転軸38の周囲を公転する。
太陽歯車54は、遊星歯車40の自転および公転によって回転する。このときの減速比は、上記のように固定歯車56と太陽歯車54との歯数差およびそれぞれの歯数により設定される。太陽歯車54は、減速された回転力により回転軸38を回転させる。回転軸38が出力軸となって回転力が出力される。
【0028】
なお、上述してきた遊星歯車装置としては、太陽歯車が遊星歯車の外周に配置された内歯歯車であった。
しかし、太陽歯車としては、各遊星歯車に噛合するように中心に位置して回転軸と連結された外歯歯車であってもよい。太陽歯車として、内歯歯車または外歯歯車のどちらを採用するかを選択することによって、設定し得る減速比の範囲を広げることができる。
【0029】
また、上述してきた実施形態では、モータとしてはDCブラシレスモータについて説明したが、アウターロータ型またはアキシャルギャップ型であればDCブラシレスモータに限定されることはない。
また、遊星歯車の数は3つの場合を図示したが、遊星歯車の数はこれに限定されることはなく、単数でも複数でもよい。
【0030】
以上本発明につき好適な実施例を挙げて種々説明したが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのはもちろんである。
【0031】
【発明の効果】
本発明に係る減速機付きモータによれば、モータの回転軸方向の薄型化を図ることができ、また部品点数の削減によるコストダウンも図れる。さらに、モータの外周側には何らの構成部品を設けなくともよく、モータの外周側への張り出しを無くし、減速機付きモータ全体を小径とすることができる。
【0032】
請求項2記載の減速機付きモータによれば、減速機としての出力は太陽歯車である回転歯車から取り出されるので、太陽歯車と固定歯車の歯数の比によって減速比を調整することができる。
【0033】
請求項3記載の減速機付きモータによれば、モータの回転軸方向への薄型化を図りつつも、モータの回転軸に直交する方向への張り出しも小さくできる。
【0034】
請求項4記載の減速機付きモータによれば、減速機の出力軸からモータ側へ衝撃が入ってきた場合であっても、遊星歯車からの衝撃を受けた固定歯車が緩衝用ダンパでその衝撃を受けるので、固定内歯歯車がケースに衝撃を伝達したりせずに、遊星歯車装置の破損を防止できる。
【0035】
請求項5記載の減速機付きモータによれば、固定歯車に伝達された衝撃を確実に吸収できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる減速機付きモータを側面から見た断面図である。
【図2】図1の減速機付きモータのA−A断面図である。
【符号の説明】
30  減速機付きモータ
32  モータ
34  減速機
36  回転軸
38  回転軸(出力軸)
40  遊星歯車
42  キャリア(ロータヨーク)
43  リブ
44  回路(配線)基板
46  固定子
48  軸受
50  マグネット
51  鉄心
52  自転軸
54  太陽歯車
55  コイル
56  固定歯車
60  ケース
61  上ケース
62  下ケース
64  支持部
65  フランジ
66  緩衝用ダンパ
67  突出部
70  保持部
71  本体
72  隙間
74  連結部
a    径
b    同一軸線

Claims (5)

  1. ロータヨークを有するアウターロータ型のモータの回転軸から入力された回転力を、減速機を介して出力軸から出力するように設けられた減速機付きモータにおいて、
    前記減速機は、出力軸に連結された太陽歯車と、該太陽歯車に噛合して太陽歯車の外周または内周を公転しつつ自転する1または複数の遊星歯車と、遊星歯車に噛合して遊星歯車の公転周囲を囲む内歯歯車であって遊星歯車に対して相対的に停止しているリング状の固定歯車と、遊星歯車が装着されたキャリアとを備えた遊星歯車装置であり、
    前記キャリアが前記モータのロータヨークであり、
    前記遊星歯車は、前記ロータヨークを挟んでモータ内の固定子と対向する位置に配置されていることを特徴とする減速機付きモータ。
  2. 前記モータと前記遊星歯車装置とを覆うケースが設けられ、
    前記固定歯車は、ケースに固定されて設けられ、
    前記太陽歯車は、前記遊星歯車に噛合して遊星歯車の公転周囲を囲む内歯歯車であって、前記ケースに対して回転自在となるように設けられていることを特徴とする請求項1記載の減速機付きモータ。
  3. 前記モータの回転軸と前記減速機の出力軸とは同一軸線上に配置されていることを特徴とする請求項2記載の減速機付きモータ。
  4. 前記固定歯車の周方向に対しての衝撃を緩衝する緩衝用ダンパを具備することを特徴とする請求項3記載の減速機付きモータ。
  5. 前記固定歯車には外方に突出する突出部が設けられ、
    前記緩衝用ダンパには前記固定歯車の突出部の周方向の両端部を挟んで保持する保持部が設けられていることを特徴とする請求項4記載の減速機付きモータ。
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