JPH04140538A - 減速機付油圧駆動装置 - Google Patents

減速機付油圧駆動装置

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JPH04140538A
JPH04140538A JP26472490A JP26472490A JPH04140538A JP H04140538 A JPH04140538 A JP H04140538A JP 26472490 A JP26472490 A JP 26472490A JP 26472490 A JP26472490 A JP 26472490A JP H04140538 A JPH04140538 A JP H04140538A
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JP
Japan
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housing
gear
planetary gear
hydraulic motor
reduction ratio
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Application number
JP26472490A
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English (en)
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JPH0585786B2 (ja
Inventor
Shigetaka Konishi
小西 繁孝
Hiroshi Ariji
博 有路
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KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は油圧モータの回転を遊星歯車機構を介して減速
して伝達する減速機付油圧駆動装置の改良に関する。
(従来の技術) 従来、例えば特開昭51−106919号公報や特開昭
54−50758号公報にあるように、油圧モータの回
転を減速して出力する油圧駆動装置が知られている。
これはキャタピラ−式車両のキャタピラ−駆動装置等と
して利用されるもので、車両本体側に固定されるハウジ
ングの内部に油圧モータを配置し、この出力回転をハウ
ジングに同心的に回転自由に嵌めた円筒ケースに遊星歯
車機構を介して伝達し、円筒ケースの外周に設けたスプ
ロケットによりキャタピラ−を駆動するようになってい
る。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、このような駆動装置として利用する場合、ス
ペース的な問題からハウジング等の直径を自由に設定す
ることが難しいため、内部に配置される遊星歯車機構の
各構成ギヤも、自ずとギヤ比等に制約を受け、十分に大
きな減速比に設定することが困難なことがある。
また、複数のギヤを配置するため、ギヤの取付位置によ
っては噛み合い等にも影響を与え、円滑な回転を確保す
るのが困難になることもある。
本発明はこのような問題を解決することを目的とするも
のである。
(問題点を解決するための手段) そのために本発明は、円筒状ハウジングの内部に油圧モ
ータを配設し、この出力軸にサンギヤを取付け、前記ハ
ウジングの外周に回転自由に円筒ケースを支持し、この
円筒ケースの内周にリングギヤを形成し、前記サンギヤ
の回転をプラネットギヤを介して前記リングギヤに伝達
して、円筒ゲースを減速回転させるようにした減速機付
油圧駆動装置において、前記ハウジングの端面に一体的
にボス部を突設し、このボス部に軸心と平行に微小変位
しうる浮動輪を介して前記プラネットギヤを回転自由に
支持するようにした。
(作用) このようにしてプラネットギヤを支持するボス部をハウ
ジングに一体的に突設したので、ハウジングに対するボ
ス部の支持強度が高まり、別部材の支持軸をハウジング
に取付けるに比較してボス部の位置をハウジングの外周
側に近付けることができ、このために遊星歯車機構の減
速比の設定の自由度が大きくなる。減速比を大きくとる
ことにより、同一の出力トルクを発揮するのに油圧モー
タを小形なものにすることできる。
また、各プラネットギヤ間にか軸心と平行に微小なずれ
があっても、浮動輪により相互のずれを吸収できるので
、常に円滑な噛み合いが保証される。
(実施例) 以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
円筒状のハウジング1には内部の構造を省略するが公知
の油圧モータ2が配置される。
円筒状ハウジング1の外周には軸受4を介して同心的に
円筒ケース3が回転自由に支持される。
前記油圧モータ2の出力軸5はハウジング1の端面壁6
を貫通して円筒ケース3の内部へと延設され、その延長
端に第1のサンギヤ7が一体的に形成される。このサン
ギヤ7には複数の第1のプラネットギヤ8が噛合し、こ
れらプラネットギヤ8は互いにキャリヤ20でその軸部
を連結すると共に、その外周にはさらにリングギヤ9が
噛合している。このリングギヤ9は前記円筒ケース3の
内周に一体的に形成されたもので、後述する第2のプラ
ネットギヤ13とも噛合している。
前記出力軸5には筒状の第2のサンギヤ10が遊嵌して
おり、この第2のサンギヤ10は前記キャリヤ20と係
合していて、キャリヤ20と一体的に出力軸5を中心と
して回転する。
この第2のサンギヤ10の外周には複数の第2のプラネ
ットギヤ13が噛合する。この第2のプラネットギヤ1
3は前記ハウジング1の端面壁6から突設して一体的に
形成した複数のボス部12に対して浮動輪11、軸受(
ニードル軸受)14を介して回転自由に支持される。
第2のプラネットギヤ13がボス部12の軸方向に離脱
するのを防ぐために、平板リング状のスラストプレート
15がビス16により各ボス部12の端面に、前記出力
軸5に同心的に取付けられる。
浮動輪11は各ギヤ間の製作誤差による傷当たり等を吸
収して円滑な回転を付与するもので、軸心と平行に微少
量だけ変位可能になっている。
そして第2のプラネットギヤ13の外周には前記リング
ギヤ9が噛合している。
なお、図中17はハウジング1の図示しない本体部に対
する取付部、18は円筒ゲース3に負荷(被駆動部)を
結合するための取付部、19は円筒ケース3の蓋部であ
る。
以上のように構成され、次に作用について説明する。
油圧モータ2の駆動により出力軸5が回転すると、第1
のサンギヤ7を介して第1のプラネットギヤ8が回転す
る。このときリングギヤ9は負荷の大きさにもよるが、
回転せずに静止していようとする。このために第1のプ
ラネットギヤ8がリングギヤ9の内周にそって公転し、
これと一体にキャリヤ20が回転するので第2のサンギ
ヤ10も回転する。第2のサンギヤ10の回転により第
2のプラネットギヤ13が回転するが、第2のプラネッ
トギヤ13はボス部12によりハウジング1の端面壁6
に固定されているので公転することができず、したがっ
て第2のプラネットギヤ13の回転に伴いリングギヤ9
が回転を始める。
このようにして油圧モータ2の回転が遊星歯車機構を介
して減速しつつ外側の円筒ケース3に伝達されるのであ
る。
ところで、第2のプラネットギヤ13を支持するボス部
12はハウジング1の端面壁6に一体に突設されている
ので、別部材の回転支持軸により第2のプラネットギヤ
13をハウジング1に支持するのに比較して、機械的強
度の点からの制約がそれだけ少ないことがら(別部材の
軸により第2のプラネットギヤ13を支持する場合、ハ
ウジング1に対する軸の嵌合位置は、ハウジング1の外
周に近付ける程強度が弱くなる)、第2のプラネットギ
ヤ13を出力軸5を中心としてハウジング1のより外周
側へと位置させることができ、このことは遊星歯車機構
としての減速比を設定するに際し、第2のサンギヤ10
とプラネットギヤ13との歯車比の選択の自由度が高く
なることを意味し、それだけ大きな減速比を採ることが
可能となる。
このようにして大きな減速比が採れれば、仮に最終的な
発生トルクを同一とするとして、その分だけ油圧モータ
2を小形にすることができる。
また、第2のプラネットギヤ13は浮動輪11を介して
ボス部12に支持されているので、各ギヤ間に軸心と平
行に微少なずれがあってもこれを吸収することができ、
常に円滑な噛合せを保つことができる。
複数の第2のプラネットギヤ13は各ボス部12に取付
なスラストプレート15により保持されているので、簡
単な構成により確実に離脱が防止される。
(発明の効果) 以上のように本発明は、ハウジングに固定された油圧モ
ータの回転出力を円筒ケースに伝達する遊星歯車機構の
うち、プラネットギヤをハウジング端面壁に一体的に突
設したボス部に支持するようにしたので、ハウジングに
対するボス部の支持強度が高まり、別部材の支持軸をハ
ウジングに取付けるに比較してボス部の位1をハウジン
グの周側により一層近付けることができ、このなめにサ
ンギヤとリングギヤの噛合せに(とづく減速比の設定の
自由度が大きくなり、換言すると減速比を大きく採れる
ことにより、同一の出力トルクを発揮するのに油圧モー
タが小形なもので済み、コストダウンが図れる。
また、各プラネットギヤ間にか軸心と平行に微小なずれ
があっても、浮動輪により相互のずれを吸収できるので
、常に円滑な噛み合いが保証されるという効果も生じる
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示す断面図である。 1・・・ハウジング、2・・・油圧モータ、3・・円筒
ケース、5・・・出力軸、6両端面壁、7・・・第1の
サンギヤ、8・・・第1のプラネットギヤ、9・・・リ
ングギヤ、10・・・第2のサンギヤ、11・・・浮動
輪、12川ボス部、 13・・・第2のプラネットギヤ、 15・・・スラ ストプレート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、円筒状ハウジングの内部に油圧モータを配設し、こ
    の出力軸にサンギヤを取付け、前記ハウジングの外周に
    回転自由に円筒ケースを支持し、この円筒ケースの内周
    にリングギヤを形成し、前記サンギヤの回転をプラネッ
    トギヤを介して前記リングギヤに伝達して、円筒ケース
    を減速回転させるようにした減速機付油圧駆動装置にお
    いて、前記ハウジングの端面に一体的にボス部を突設し
    、このボス部に軸心と平行に微小変位しうる浮動輪を介
    して前記プラネットギヤを回転自由に支持したことを特
    徴とする減速機付油圧駆動装置。
JP26472490A 1990-10-02 1990-10-02 減速機付油圧駆動装置 Granted JPH04140538A (ja)

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JP26472490A JPH04140538A (ja) 1990-10-02 1990-10-02 減速機付油圧駆動装置

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Publication Number Publication Date
JPH04140538A true JPH04140538A (ja) 1992-05-14
JPH0585786B2 JPH0585786B2 (ja) 1993-12-08

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JPH0585786B2 (ja) 1993-12-08

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