JP2976438B2 - 遊星歯車装置 - Google Patents
遊星歯車装置Info
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- F16H1/00—Toothed gearings for conveying rotary motion
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- F16H1/2809—Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion with means for equalising the distribution of load on the planet-wheels
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は遊星歯車装置や差動歯車装置などの減速又
は増速歯車装置に関するものである。
は増速歯車装置に関するものである。
(従来の技術) 第9図は例えば機械工学便閲(社団法人日本機械学会
発行)第7編に示されたもので遊星歯車を1個だけ用い
た場合の遊星歯車装置の動作原理を示す概略図であり、
第10図は例えば一般的に市販されているもので遊星歯車
を4個用いた場合の従来の遊星歯車装置の構成を示す要
素別外観図であり、第11図はその組立正面図、第12図は
第11図のA−A断面側面図である。各図において、(3
1)は内歯車、(32)は内歯車(31)の中央に位置する
太陽歯車、(33)は内歯車(31)と太陽歯車(32)に同
時に噛み合つたまま自転しながら太陽歯車の回りを公転
する遊星歯車、(34)は遊星歯車(33)を支持すると共
に遊星歯車の公転回転力を外部へ伝達するキヤリアA、
(35)は遊星歯車を支持するもうひとつのキヤリアB、
(36)は遊星歯車(33)を案内する遊星ローラ、(37)
は遊星ローラ(36)をころがり案内するインターナルリ
ング、(38)は遊星ローラ(36)を回転支持し、キヤリ
アA(34)とキヤリアB(35)とを接続する遊星軸、
(39)は遊星軸(8)をキヤリアA,Bに締結するナツ
ト、(40)は太陽歯車(32)とスプラインで噛み合つて
いる駆動軸、(41)はキヤリアA(34)とスプラインで
噛み合つている被駆動軸、(42)は内歯車(1)とイン
ターナルリング(37)とを固定ボルト(43)によつて固
定支持する被駆動側ハウジングであり、(n2)は太陽歯
車の回転数、(n4)はキヤリアA(34)の回転数、
(F)は各歯車の噛合反力、(d2)は太陽歯車(32)の
噛合ピツチ円径をそれぞれ示す。
発行)第7編に示されたもので遊星歯車を1個だけ用い
た場合の遊星歯車装置の動作原理を示す概略図であり、
第10図は例えば一般的に市販されているもので遊星歯車
を4個用いた場合の従来の遊星歯車装置の構成を示す要
素別外観図であり、第11図はその組立正面図、第12図は
第11図のA−A断面側面図である。各図において、(3
1)は内歯車、(32)は内歯車(31)の中央に位置する
太陽歯車、(33)は内歯車(31)と太陽歯車(32)に同
時に噛み合つたまま自転しながら太陽歯車の回りを公転
する遊星歯車、(34)は遊星歯車(33)を支持すると共
に遊星歯車の公転回転力を外部へ伝達するキヤリアA、
(35)は遊星歯車を支持するもうひとつのキヤリアB、
(36)は遊星歯車(33)を案内する遊星ローラ、(37)
は遊星ローラ(36)をころがり案内するインターナルリ
ング、(38)は遊星ローラ(36)を回転支持し、キヤリ
アA(34)とキヤリアB(35)とを接続する遊星軸、
(39)は遊星軸(8)をキヤリアA,Bに締結するナツ
ト、(40)は太陽歯車(32)とスプラインで噛み合つて
いる駆動軸、(41)はキヤリアA(34)とスプラインで
噛み合つている被駆動軸、(42)は内歯車(1)とイン
ターナルリング(37)とを固定ボルト(43)によつて固
定支持する被駆動側ハウジングであり、(n2)は太陽歯
車の回転数、(n4)はキヤリアA(34)の回転数、
(F)は各歯車の噛合反力、(d2)は太陽歯車(32)の
噛合ピツチ円径をそれぞれ示す。
次に動作について説明する。内歯車(31)の歯車の歯
数をZ1太陽歯車(32)の歯数をZ2、遊星歯車(33)の歯
数をZ3とすると、キヤリアA(34)の回転数(n4)と太
陽歯車(32)の回転数(n2)とは次の関係式で示され
る。
数をZ1太陽歯車(32)の歯数をZ2、遊星歯車(33)の歯
数をZ3とすると、キヤリアA(34)の回転数(n4)と太
陽歯車(32)の回転数(n2)とは次の関係式で示され
る。
また太陽歯車(32)の回転トルクをTとすると噛合反
力(F)は次の式で示される。
力(F)は次の式で示される。
今、駆動源から駆動軸(40)に伝達された動力はスプ
ラインを介して太陽歯車(32)に伝達され、さらに遊星
歯車(33)を介してキヤリアA(34)へ伝達されスプラ
インを介して最終的に被駆動軸(41)へ減速されて伝達
される。このように駆動軸(40)から被駆動軸へ動力を
伝達させるために内歯車は上記の噛合反力(F)に耐え
るようにハウジング(42)に固定ボルト(43)で完全に
固定されている。
ラインを介して太陽歯車(32)に伝達され、さらに遊星
歯車(33)を介してキヤリアA(34)へ伝達されスプラ
インを介して最終的に被駆動軸(41)へ減速されて伝達
される。このように駆動軸(40)から被駆動軸へ動力を
伝達させるために内歯車は上記の噛合反力(F)に耐え
るようにハウジング(42)に固定ボルト(43)で完全に
固定されている。
(発明が解決しようとする課題) 従来の遊星歯車装置は以上のように構成されているの
で、駆動軸、被駆動軸の取付誤差、両スプラインの加工
誤差、遊星歯車のキヤリアへの取付誤差、また内歯車の
ハウジングへの取付誤差など総ての誤差が初期組立時の
状態で決定されてしまうので運転時には誤差の分だけ静
粛な回転運動がなされず、スプラインや各歯面に偏荷重
が加わるなどして歯車のピツチングや騒音・振動の発生
原因となつていた。さらに内歯車は直接歯車に固定ボル
トで取り付けられているので歯車の噛合い騒音や振動が
外部へ直接伝達されるなどの問題点があつた。
で、駆動軸、被駆動軸の取付誤差、両スプラインの加工
誤差、遊星歯車のキヤリアへの取付誤差、また内歯車の
ハウジングへの取付誤差など総ての誤差が初期組立時の
状態で決定されてしまうので運転時には誤差の分だけ静
粛な回転運動がなされず、スプラインや各歯面に偏荷重
が加わるなどして歯車のピツチングや騒音・振動の発生
原因となつていた。さらに内歯車は直接歯車に固定ボル
トで取り付けられているので歯車の噛合い騒音や振動が
外部へ直接伝達されるなどの問題点があつた。
本発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、歯車の噛合いを安定させ歯面応力を各遊星
歯車に均等に加わるようにできるとともに騒音・振動を
著しく減少させ得る遊星歯車装置を得ることをその技術
的課題とする。
れたもので、歯車の噛合いを安定させ歯面応力を各遊星
歯車に均等に加わるようにできるとともに騒音・振動を
著しく減少させ得る遊星歯車装置を得ることをその技術
的課題とする。
(課題を解決するための手段) 請求項1の発明は、ハウジングの内側に内歯車を有す
るとともに該内歯車の内側に太陽歯車と該太陽歯車及び
前記内歯車に夫々噛合する遊星歯車を有し、該遊星歯車
がキャリアに設けられた軸上を自転しながら太陽歯車の
回りを公転する遊星歯車装置において、 前記内歯車と前記ハウジングを支持するための支持ピ
ンに配設された制振弾性体により、前記内歯車に加わる
噛合反力を前記制振弾性体を介して前記ハウジングに伝
達するようにしたことを特徴とする。
るとともに該内歯車の内側に太陽歯車と該太陽歯車及び
前記内歯車に夫々噛合する遊星歯車を有し、該遊星歯車
がキャリアに設けられた軸上を自転しながら太陽歯車の
回りを公転する遊星歯車装置において、 前記内歯車と前記ハウジングを支持するための支持ピ
ンに配設された制振弾性体により、前記内歯車に加わる
噛合反力を前記制振弾性体を介して前記ハウジングに伝
達するようにしたことを特徴とする。
請求項1に記載された発明によると、支持ピンにより
内歯車とハウジングの取付位置が決められ、また内歯車
とハウジングとの間で発生する回転方法へのせん断力を
受ける働きがある。支持ピンに配設された制振弾性体は
遊星歯車装置の各々の部品の誤差や振れを吸収し、歯車
の噛合を安定させ歯面応力を各遊星歯車に均等に加わる
ようにできる。
内歯車とハウジングの取付位置が決められ、また内歯車
とハウジングとの間で発生する回転方法へのせん断力を
受ける働きがある。支持ピンに配設された制振弾性体は
遊星歯車装置の各々の部品の誤差や振れを吸収し、歯車
の噛合を安定させ歯面応力を各遊星歯車に均等に加わる
ようにできる。
請求項2の発明は、ハウジングの内側の内歯車を有す
るとともに該内歯車の内側に太陽歯車と該太陽歯車及び
前記内歯車に夫々噛合する遊星歯車を有し、該遊星歯車
がキャリアに設けられた軸上を自転しながら太陽歯車の
回りを公転する遊星歯車装置において、 前記キャリアと前記軸との間に軸の周方向及び軸方向
を覆う制振弾性体を配設し、前記遊星歯車の公転を前記
軸から制振弾性体を介して前記キャリアに伝達するよう
にしたことを特徴とする。
るとともに該内歯車の内側に太陽歯車と該太陽歯車及び
前記内歯車に夫々噛合する遊星歯車を有し、該遊星歯車
がキャリアに設けられた軸上を自転しながら太陽歯車の
回りを公転する遊星歯車装置において、 前記キャリアと前記軸との間に軸の周方向及び軸方向
を覆う制振弾性体を配設し、前記遊星歯車の公転を前記
軸から制振弾性体を介して前記キャリアに伝達するよう
にしたことを特徴とする。
請求項2に記載された発明によると、キャリアと軸の
間に配設されたせ制振弾性体により、遊星歯車装置の各
々の部品の誤差や振れを吸収できる。軸はキャリアと遊
星歯車の位置決めと、キャリアと遊星歯車の可動時に働
くせん断力を受け、制振弾性体には圧縮方向の力が働
く。
間に配設されたせ制振弾性体により、遊星歯車装置の各
々の部品の誤差や振れを吸収できる。軸はキャリアと遊
星歯車の位置決めと、キャリアと遊星歯車の可動時に働
くせん断力を受け、制振弾性体には圧縮方向の力が働
く。
請求項3の発明は、前記制振弾性体として、ゴム及び
樹脂などの非金属材料を用いたことを特徴とする。
樹脂などの非金属材料を用いたことを特徴とする。
請求項3に記載された発明によると、制振弾性体に弾
性力のある非金属材料を用いるため、遊星歯車装置の各
々の部品の誤差や振れを吸収できる。
性力のある非金属材料を用いるため、遊星歯車装置の各
々の部品の誤差や振れを吸収できる。
(実施例) 以下この発明の一実施例を示す図に基づいて説明す
る。
る。
第1図はその一実施例を示す組立正面図、第2図は第
1図のB−B断面側面図であり、第9図から第12図に示
したものと同一又は相当部分は同一符号を付して示し、
その説明を省略する。第2図において(4a)はキヤリア
C、(14)は遊星軸(8)が抜けないように固定する遊
星板、(15)は遊星板(14)とキヤリアB(5)とキヤ
リアC(4a)とをキヤリアA(4)に取り付ける固定ボ
ルト、(16)は遊星歯車(3)を回転支持するニードル
軸受、(17)は駆動側ハウジング、(18)は被駆動側ハ
ウジング(12)と駆動側ハウジング(17)に各々はめ合
圧入された制振弾性体、(19)は片端が内歯車(1)に
他の片端は制振弾性体にそれぞれはめ合圧入された支持
ピン、(20)は駆動軸(10)をハウジング(17)で回転
支持する玉軸受、(21)は被駆動軸(11)をハウジング
(12)で回転支持するコロ軸受である。
1図のB−B断面側面図であり、第9図から第12図に示
したものと同一又は相当部分は同一符号を付して示し、
その説明を省略する。第2図において(4a)はキヤリア
C、(14)は遊星軸(8)が抜けないように固定する遊
星板、(15)は遊星板(14)とキヤリアB(5)とキヤ
リアC(4a)とをキヤリアA(4)に取り付ける固定ボ
ルト、(16)は遊星歯車(3)を回転支持するニードル
軸受、(17)は駆動側ハウジング、(18)は被駆動側ハ
ウジング(12)と駆動側ハウジング(17)に各々はめ合
圧入された制振弾性体、(19)は片端が内歯車(1)に
他の片端は制振弾性体にそれぞれはめ合圧入された支持
ピン、(20)は駆動軸(10)をハウジング(17)で回転
支持する玉軸受、(21)は被駆動軸(11)をハウジング
(12)で回転支持するコロ軸受である。
このように構成した遊星歯車装置においては、駆動軸
(10)からの動力は太陽歯車(2)、遊星歯車(3)お
よびキヤリアA(4)を介して被駆動軸(11)へ伝達さ
れるのは従来の装置と同様であるが、内歯車(1)は支
持ピン(19)および制振弾性体(18)を介して各ハウジ
ング(12)(17)に支持されており、完全に固定されて
いないので運転時内歯車に加わる噛合反力(F)はこの
支持ピンおよび制振弾性体を介して各ハウジングに伝達
される。従つて駆動軸、被駆動軸の取付誤差や軸受のラ
ジアル隙間による各軸の微少な振れ、また遊星歯車のキ
ヤリアへの取付誤差など総ての振れや誤差は上記制振弾
性体で吸収され内歯車は制振弾性体の弾性限界内におい
て最も安定した位置で支持されるようになる。
(10)からの動力は太陽歯車(2)、遊星歯車(3)お
よびキヤリアA(4)を介して被駆動軸(11)へ伝達さ
れるのは従来の装置と同様であるが、内歯車(1)は支
持ピン(19)および制振弾性体(18)を介して各ハウジ
ング(12)(17)に支持されており、完全に固定されて
いないので運転時内歯車に加わる噛合反力(F)はこの
支持ピンおよび制振弾性体を介して各ハウジングに伝達
される。従つて駆動軸、被駆動軸の取付誤差や軸受のラ
ジアル隙間による各軸の微少な振れ、また遊星歯車のキ
ヤリアへの取付誤差など総ての振れや誤差は上記制振弾
性体で吸収され内歯車は制振弾性体の弾性限界内におい
て最も安定した位置で支持されるようになる。
なお、上記実施例では内歯車を支持するために内歯車
の両側に制振弾性体を用いたが伝達トルクが小さい場合
は第3図に示すように内歯車の片側のみに制振弾性体を
用いてもよい。また第4図に示すように内歯車の両側と
外周面に制振弾性体を用いてもよい。また第5図に示す
ように内歯車の両側に制振弾性体を用いてボルトで取り
付けてもよい。また第6図に示すようにキヤリアの内側
に制振弾性体を用いてもよい。また第7図に示すように
太陽歯車に制振弾性体を用いてもよい。また第8図に示
すように遊星歯車に制振弾性体を用いてもよい。
の両側に制振弾性体を用いたが伝達トルクが小さい場合
は第3図に示すように内歯車の片側のみに制振弾性体を
用いてもよい。また第4図に示すように内歯車の両側と
外周面に制振弾性体を用いてもよい。また第5図に示す
ように内歯車の両側に制振弾性体を用いてボルトで取り
付けてもよい。また第6図に示すようにキヤリアの内側
に制振弾性体を用いてもよい。また第7図に示すように
太陽歯車に制振弾性体を用いてもよい。また第8図に示
すように遊星歯車に制振弾性体を用いてもよい。
また差動歯車装置の歯車やキヤリア等に制振弾性体を
用いてもよい。
用いてもよい。
以上のように、この発明によれば内歯車を制振弾性体
を介してハウジングに支持するように構成したので総て
の誤差を制振弾性体が吸収して歯面応力の異常な増大が
防止でき、さらに騒音・振動の少ない静粛な歯車装置を
得られるなどの効果がある。
を介してハウジングに支持するように構成したので総て
の誤差を制振弾性体が吸収して歯面応力の異常な増大が
防止でき、さらに騒音・振動の少ない静粛な歯車装置を
得られるなどの効果がある。
第1図はこの発明の一実施例による遊星歯車装置を示す
組立正面図、第2図は第1図のB−B断面側面図、第3
図はこの発明の他の実施例を示すもので、制振弾性体を
内歯車の片側のみに用いたことを示す断面図、第4図は
この発明の他の実施例を示すもので、制振弾性体を内歯
車の両側と外周面に用いたことを示す断面図、第5図は
この発明の他の実施例を示すもので、制振弾性体を内歯
車の両側に用いてボルトで取り付けたことを示す断面
図、第6図はこの発明の他の実施例を示すもので制振弾
性体をキヤリアに用いたことを示す断面図、第7図は制
振弾性体を太陽歯車に用いたことを示す断面図、第8図
は制振弾性体を遊星歯車に用いたことを示す断面図、第
9図は遊星歯車装置の原理概略図、第10図は従来の遊星
歯車装置を示す要素別外観図、第11図は従来の遊星歯車
装置を示す組立正面図、第12図は第11図のA−A断面側
面図である。 (1)……内歯車, (2)……太陽歯車, (3)……遊星歯車, (4)……キヤリアA, (4a)……キヤリアC, (5)……キヤリアB, (18)……制振弾性体。
組立正面図、第2図は第1図のB−B断面側面図、第3
図はこの発明の他の実施例を示すもので、制振弾性体を
内歯車の片側のみに用いたことを示す断面図、第4図は
この発明の他の実施例を示すもので、制振弾性体を内歯
車の両側と外周面に用いたことを示す断面図、第5図は
この発明の他の実施例を示すもので、制振弾性体を内歯
車の両側に用いてボルトで取り付けたことを示す断面
図、第6図はこの発明の他の実施例を示すもので制振弾
性体をキヤリアに用いたことを示す断面図、第7図は制
振弾性体を太陽歯車に用いたことを示す断面図、第8図
は制振弾性体を遊星歯車に用いたことを示す断面図、第
9図は遊星歯車装置の原理概略図、第10図は従来の遊星
歯車装置を示す要素別外観図、第11図は従来の遊星歯車
装置を示す組立正面図、第12図は第11図のA−A断面側
面図である。 (1)……内歯車, (2)……太陽歯車, (3)……遊星歯車, (4)……キヤリアA, (4a)……キヤリアC, (5)……キヤリアB, (18)……制振弾性体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16H 1/28 - 1/48
Claims (3)
- 【請求項1】ハウジングの内側に内歯車を有するととも
に該内歯車の内側に太陽歯車と該太陽歯車及び前記内歯
車に夫々噛合する遊星歯車を有し、該遊星歯車がキャリ
アに設けられた軸上を自転しながら太陽歯車の回りを公
転する遊星歯車装置において、 前記内歯車と前記ハウジングを支持するための支持ピン
に配設された制振弾性体により、前記内歯車に加わる噛
合反力を前記制振弾性体を介して前記ハウジングに伝達
するようにしたことを特徴とする遊星歯車装置。 - 【請求項2】ハウジングの内側に内歯車を有するととも
に該内歯車の内側に太陽歯車と該太陽歯車及び前記内歯
車に夫々噛合する遊星歯車を有し、該遊星歯車がキャリ
アに設けられた軸上を自転しながら太陽歯車の回りを公
転する遊星歯車装置において、 前記キャリアと前記軸との間に軸の周方向及び軸方向を
覆う制振弾性体を配設し、前記遊星歯車の公転を前記軸
から制振弾性体を介して前記キャリアに伝達するように
したことを特徴とする遊星歯車装置。 - 【請求項3】前記制振弾性体として、ゴム及び樹脂など
の非金属材料を用いたことを特徴とする請求項1又は請
求項2の遊星歯車装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1073192A JP2976438B2 (ja) | 1989-03-25 | 1989-03-25 | 遊星歯車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1073192A JP2976438B2 (ja) | 1989-03-25 | 1989-03-25 | 遊星歯車装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02253031A JPH02253031A (ja) | 1990-10-11 |
JP2976438B2 true JP2976438B2 (ja) | 1999-11-10 |
Family
ID=13511029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1073192A Expired - Fee Related JP2976438B2 (ja) | 1989-03-25 | 1989-03-25 | 遊星歯車装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2976438B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1250861B (it) * | 1991-11-12 | 1995-04-21 | Fiat Avio Spa | Riduttore di velocita' epicicloidale atto ad essere inserito nella trasmissione tra una turbina a gas ed il compressore d'aria di un motore aeronautico. |
EP2169264B1 (de) * | 2008-09-29 | 2012-08-29 | Siemens Aktiengesellschaft | Planetengetriebe |
US8287423B2 (en) * | 2011-08-16 | 2012-10-16 | General Electric Company | Planetary gear system |
JP2013071698A (ja) * | 2011-09-29 | 2013-04-22 | Ntn Corp | 電気自動車用駆動装置 |
JP6176266B2 (ja) * | 2015-01-23 | 2017-08-09 | マツダ株式会社 | プラネタリギヤ装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63289356A (ja) * | 1987-05-19 | 1988-11-25 | Kayaba Ind Co Ltd | 減速装置 |
-
1989
- 1989-03-25 JP JP1073192A patent/JP2976438B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH02253031A (ja) | 1990-10-11 |
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