JP2002265903A - 疑似接着用紙 - Google Patents

疑似接着用紙

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JP2002265903A JP2001063298A JP2001063298A JP2002265903A JP 2002265903 A JP2002265903 A JP 2002265903A JP 2001063298 A JP2001063298 A JP 2001063298A JP 2001063298 A JP2001063298 A JP 2001063298A JP 2002265903 A JP2002265903 A JP 2002265903A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】紫外線暴露による接着力の低下を防止する。 【解決手段】天然ゴム系接着剤を主体とする非剥離性接
着剤を基剤とし、微粒子充填剤を含有する疑似接着剤の
層が、支持体シートの情報隠蔽面の少なくとも一部に形
成され、前記微粒子充填材が、コールターカウンター法
による平均凝集粒子径が1〜3μm、JIS K 51
01に基づくアマニ油吸油量が200ml/100g以
上のホワイトカーボンであり、かつ、そのホワイトカー
ボンが前記疑似接着剤層中に固形分で20〜50重量%
含有されている疑似接着用紙によって解決される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通常では接着せず
一定条件が付与されたとき接着可能となり、接着後、必
要時に容易に剥離できる疑似接着用紙に関し、特に、紫
外線硬化インクを用いて各種情報および隠蔽情報が設け
られている疑似接着用紙に関する。
【0002】
【従来の技術】近年は、通信、郵送などの連絡手段によ
り情報を伝達する量が多くなる一方で、個人情報など親
展性を必要とする連絡手段が重要視されている。
【0003】また、郵便法の改正に伴い、親展性を有す
る葉書システムが実用化され、普及している。親展性を
有する葉書システムとは、個人情報などの各種情報が折
り畳み内面に記載された往復葉書状の葉書を折り畳み、
重ね合わせた部分を疑似接着して、情報を隠蔽したの
ち、郵送し、受取人が疑似接着部分を剥離して隠蔽情報
を読み取るというものである。これら親展性を必要とす
る連絡手段には、例えば会社が従業員に、銀行やクレジ
ット会社が顧客に親展性を有する情報を連絡するものも
ある。
【0004】かかる親展性を有する連絡手段として、疑
似接着用紙を利用したものが提案され盛んに利用されて
いる。疑似接着用紙は、支持体シートの少なくとも片面
の一部に、天然ゴム系、合成ゴム系などのいわゆる非剥
離性接着剤と、その接着剤の接着力を抑制する微粒子充
填剤とからなる接着剤(以下、疑似接着剤ともいう)の
接着層が設けられており、一時的に接着するが必要時に
容易に剥離できる機能を有するものである。
【0005】他方、疑似接着用紙に印刷を施す場合、紫
外線硬化インクが使用されている。紫外線硬化インクで
印刷する場合には、紫外線照射装置で紫外線を照射しイ
ンクを硬化、乾燥させるため、印刷後の用紙のブロッキ
ング、インクの裏移り、印刷面の汚れが発生する等の弊
害や、疑似接着用紙を所定の圧力で貼り合わせた場合
に、印刷したインクがその対向面に転写するという問題
が発生しずらい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
疑似接着剤の接着層は、紫外線照射によって酸化劣化し
やすく、接着成分が酸化劣化すると、接着成分の粘着性
が乏しくなり、必要とする自着性あるいは粘着性を示さ
なくなる。このため、紫外線照射型印刷によって隠蔽情
報が印刷された親展葉書などが、郵送中に意図せず剥離
する問題が生じていた。
【0007】そこで本発明の主たる課題は、紫外線に暴
露しても接着力の低下が非常に少ない、疑似接着用紙を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した請求
項1記載の発明は、天然ゴム系接着剤を主体とする非剥
離性接着剤を基剤とし、微粒子充填剤を含有する疑似接
着剤の層が、支持体シートの情報隠蔽面の少なくとも一
部に形成され、通常では接着せずに所定の条件が付与さ
れると剥離可能に疑似接着される疑似接着用紙であっ
て、前記微粒子充填材が、コールターカウンター法によ
る平均凝集粒子径が1〜3μm、JIS K 5101
に基づくアマニ油吸油量が200ml/100g以上の
ホワイトカーボンであり、かつ、そのホワイトカーボン
が前記疑似接着剤層中に固形分で20〜50重量%含有
されていることを特徴とする疑似接着用紙である。
【0009】請求項1記載の発明によれば、非剥離性接
着剤の基剤粒子がホワイトカーボンの凝集構造内に入り
込み紫外線による暴露が抑制され、紫外線照射による非
剥離性接着剤の紫外線劣化が防止される。ここで、本発
明における平均凝集粒子径は、コールターカウンター法
(AP50μm)で測定した値である。
【0010】したがって、前記疑似接着用紙は、紫外線
照射によって紫外線硬化インクを定着させる印刷方法に
好適に用いられる。
【0011】紫外線硬化インクを用いて隠蔽情報が印刷
され、その紫外線硬化インクを定着させるために、紫外
線に暴露された請求項1記載の疑似接着用紙は、接着面
同士のブロッキングが生じることがなく、しかも、紫外
線照射に起因する粘着性低下によって起こる意図しない
剥離がなくなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下さらに本発明の実施の形態に
ついて詳説する。本発明は、天然ゴム系接着剤を主体と
する非剥離性接着剤を基剤とし、微粒子充填剤を含有す
る疑似接着剤の層が、支持体シートの情報隠蔽面の少な
くとも一部に形成され、通常では接着せずに所定の条件
が付与されると剥離可能に疑似接着される疑似接着用紙
において、前記微粒子充填剤が、コールターカウンター
法(AP50μm)による平均凝集粒子径が3μm以
下、JIS K 5101におけるアマニ油吸油量が2
00ml/100g以上のホワイトカーボンであり、か
つ、その微粒子充填剤が、前記疑似接着剤層中に固形分
で20〜50重量%含有されていることを特徴とする疑
似接着用紙を提供するものである。
【0013】本発明の天然ゴム系接着剤を主体とする非
剥離性接着剤としては、従来既知の天然ゴム系接着剤を
主体とする非剥離性接着剤を問題なく用いることができ
る。かかる天然ゴム系接着剤としては、例えば、天然ゴ
ム、天然ゴムを無硫黄加硫しメタアクリル酸メチルと混
合した天然ゴムラテックス、あるいは天然ゴムにメタア
クリル酸メチルをグラフト重合させて得られた天然ゴム
ラテックス等が挙げられる。その他、前記非剥離性接着
剤中には、アクリル変性ゴムラテックス、ゴムラテック
スと保護コロイド系アクリル共重合エマルジョンとの混
合物などが含まれていてもよい。
【0014】一方、疑似接着剤層中に含有させる微粒子
充填剤としては、ホワイトカーボンを用いる。ホワイト
カーボンは、ポーラスな凝集構造を形成しているため、
非剥離性接着剤の基剤である天然ゴム系接着剤粒子を内
部に取り込み基剤粒子への紫外線の暴露を防止する。さ
らには、ホワイトカーボンは、その凝集構造から加圧に
対して緩衝効果を有する微粒子充填剤であり、外圧がか
かるとその形状を変化させる。その結果、疑似接着剤層
に外圧がかかったとき、疑似接着剤層表面の凹凸が少な
くなる。このため、疑似接着剤同士の接触面積が大きく
なり、疑似接着剤層の接着力を高める効果を発揮する。
【0015】本発明に用いるホワイトカーボンは、コー
ルターカウンター法(AP50μm)による平均凝集粒
子径が1〜3μm、JIS K 5101に基づくアマ
ニ油吸油量が、200ml/100g以上のものであ
る。前記ホワイトカーボンの平均凝集粒子径が3μm以
上であると、紫外線照射による剥離強度の低下を防止す
ることができず疑似接着性に劣るようになる。これは、
理由は定かではないが、比表面積の低下および粒子間空
間の増大に起因すると推測される、また、1μm以下の
ホワイトカーボンは、製造が困難であり価格も高くコス
トの面で好ましくない。
【0016】上記本発明のホワイトカーボンは、アマニ
油吸油量が200ml/100g以上のものとする。ア
マニ油吸油量が200ml以上であるホワイトカーボン
は、天然ゴム系接着剤との親和性が高く、凝集構造内に
天然ゴム系接着剤粒子を多く取り込む。そのため天然ゴ
ム系接着剤粒子が紫外線に暴露されずらくなり、疑似接
着剤層の紫外線による接着力の低下の割合が非常に小さ
くなる。一方、アマニ油吸油量が200ml以下のホワ
イトカーボンでは天然ゴム系接着剤との親和性が低く、
凝集構造内に取り込まれる天然ゴム系接着剤粒子が少な
い。このため、天然ゴム系接着剤粒子が紫外線に暴露さ
れやすく、疑似接着剤層の紫外線による接着性の低下が
著しい。
【0017】ここで、構造の異なるゲルタイプのシリカ
では、基剤粒子を凝集構造の中に取り込むことができな
いため、粒径や吸油量が本発明と同等であっても、紫外
線照射による接着性の低下を防止できない。また、ゲル
タイプのシリカを微粒子充填剤とした疑似接着剤層は、
紫外線の有無にかかわらず接着力が低く、このため意図
しない剥離が生じやすい。
【0018】また、ホワイトカーボンは、疑似接着剤層
中に固形分で20〜50質量%含有される。ホワイトカ
ーボンが20重量%以下であると、疑似接着面の接着力
が過度に高くなり、接着面同士のブロッキングが発生し
やすくなる。さらにホワイトカーボンの量が過度に多い
と、表面強度が低下し疑似接着性が悪化する。
【0019】本発明においては、前記ホワイトカーボン
を、前記疑似接着剤層中に固形分で20〜50重量%含
有する。他方、他の種類の微粒子充填剤を併用すること
もできる。この併用することができる微粒子充填剤とし
ては、スチレンビーズ、穀物澱粉、変性澱粉、他種の合
成微粒子シリカ、炭酸カルシウム等が挙げることができ
る。
【0020】疑似接着剤層の厚さは、5〜20μmとす
るのが望ましい。また、均一な疑似接着剤層を得るため
に、ベントブレードコーター、コンマコーター、リップ
コーター、カーテンコーターまたエアーナイフコーター
等の塗工機によって塗工を行うとともに、疑似接着剤層
表面を、約1〜10kg/cm2で加圧し、疑似接着剤
層表面の過度の突出を平坦にすることが好ましい。
【0021】なお、本発明に用いられる支持体シート
は、特に限定されるものではなく、たとえばセルロース
繊維を主体とする上質紙や、各種合成紙など種々のもの
を用いることができる。
【0022】本発明に係る疑似接着用紙の一例としては
次のようなものがある。すなわち、図1に示す二つ折り
葉書および図2に示す一部折り畳みタイプの葉書は、支
持体シート1の折り畳み内面側に疑似接着剤層2を形成
し情報を印刷し、折り合わせて加圧接着するもので、い
ずれも疑似接着剤層2相互を重ね合わせて加圧接着する
ものである。3は隠蔽情報印刷面、4は宛名情報であ
る。
【0023】これらの例に掲げた用途以外にも、各種葉
書、封書、報告書にも広く好適に使用されるものであ
り、疑似接着剤を支持体シートの一部のみに塗布した
り、一部非塗布部を設けることで再剥離を容易にするこ
とも可能である。本発明の疑似接着剤用紙は、折り畳み
疑似接着用紙、重ね合わせ疑似接着用紙の他、親展性を
有する情報隠蔽用紙、親展性葉書、親展性封筒などとし
て好適に適用される。
【0024】<実験例>以下、本発明の実施例および比
較例の紫外線照射時における剥離強度の低下割合を測定
したので以下に示す。
【0025】天然ゴムにメタアクリル酸メチルをグラフ
ト重合させた天然ゴムラテックスを主体とする非剥離性
接着剤を基材とし、これに微粒子充填剤を添加した疑似
接着剤を支持体シートに塗工し疑似接着用紙を作成し
た。この場合において、微粒子充填剤の添加量および種
類を代え、紫外線照射前および照射後の剥離強度をそれ
ぞれ測定した。
【0026】微粒子充填剤としては、下記のものを使用
した。 実施例1:ファインシールT−32(トクヤマ社製ホワ
イトカーボン);コールターカウンター法(AP50μ
m)による平均凝集粒子径1.4〜1.6μm、JIS
K 5101に基づくアマニ油吸油量250ml/10
0g。
【0027】実施例2:ファインシールX37(トクヤ
マ社製ホワイトカーボン);コールターカウンター法
(AP50μm)による平均凝集粒子径2.5〜2.9μ
m、JIS K 5101に基づくアマニ油吸油量25
0ml/100g。
【0028】比較例1:ファインシールX60(トクヤ
マ社製ホワイトカーボン);コールターカウンター法
(AP50μm)による平均凝集粒子径5.5〜6.5、
JISK 5101に基づくアマニ油吸油量240ml
/100g。
【0029】比較例2:トクシールNP(トクヤマ社製
ホワイトカーボン);コールターカウンター法(AP5
0μm)による平均凝集粒子径11μm、JIS K
5101に基づくアマニ油吸油量260ml/100
g。
【0030】比較例3:カープレックスEPS101
(塩野義製薬社製ホワイトカーボン);コールターカウ
ンター法(AP50μm)による平均凝集粒子径1.0
〜2.0、JIS K 5101に基づくアマニ油吸油
量157ml/100g。
【0031】比較例4:NIPGEL AZ200(日
本シリカ社製ゲルシリカ);コールターカウンター法
(AP:50μm)による平均粒子径2.4μm、JI
S K5101に基づくアマニ油吸油量330ml/1
00g。
【0032】比較例5:NIPGEL BY200(日
本シリカ社製ゲルシリカ);コールターカウンター法
(AP:50μm)による平均粒子径2.0μm、JI
S K5101に基づくアマニ油吸油量220ml/1
00g。
【0033】比較例6:NIPGEL CX200(日
本シリカ社製ゲルシリカ);コールターカウンター法
(AP:50μm)による平均粒子径2.4μm、JI
S K5101に基づくアマニ油吸油量115ml/1
00g。
【0034】紫外線照射前および照射後の剥離強度の測
定は下記のとおりに行った。 [紫外線照射前の剥離強度の測定方法]実施例および比
較例の疑似接着用紙を20℃、50%RHの環境化に3
0分間放置した後、メールシーラー(MS-9100:
大日本印刷社製)を用いてロールギャップ14(140
μm)で加圧圧着させ、その直後にT型薄利試験機を行
いて測定した。
【0035】[紫外線照射後の剥離強度の測定方法]実
施例および比較例の疑似接着用紙を紫外線照射機(UE
061−325−01k:アイグラフィック社製、オゾ
ン水銀タイプ、出力6KW)を用い、20℃、50%R
Hの環境下で紫外線照射した後、メールシーラー(MS
9100:大日本印刷社製)を用いてロールギャップ1
4で加圧圧着させ、その直後にT型剥離試験機を用いて
剥離強度を測定した。
【0036】各実施例および各比較例の、紫外線照射前
および照射後の剥離強度、ならびに剥離強度の劣化の割
合を表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】[接着残存率]表中の接着残存率とは、紫
外線照射前の剥離強度を100%としたときの紫外線照
射後の剥離強度の割合である。この接着性残存率が60
%以上であるものを接着力の低下が小さいとして○、6
0%以下のものを接着力の低下が大きいとして×と評価
とした。
【0039】[耐ブロッキング性]表中の耐ブロッキン
グ性とは、加圧圧着前に塗工層面同士を接触させて、容
易に接着するか否かを確認したものである。塗工層同士
を接触させても接着しないものをブロッキングの可能性
がないとして○、塗工層面同士を接触させて容易に接着
したものをブロッキングの可能性があるとして×と評価
した。
【0040】[表面強度]表中の表面強度とは、RI表
面強度試験機(明製作所製)を用い、インキタック26
で印刷したさいに塗工層がインク転写ロールに付着する
か否かを観察し、インク転写ロールに塗工層が付着しな
いものを○、付着するものを×と評価した。
【0041】[疑似接着性]表中の疑似接着性とは、紫
外線照射後の剥離強度をもとに疑似接着性能を評価した
ものであり、剥離強度が200g/5cm以上350g
/5cm未満のものを○、剥離強度が450g/5cm
以上および200g/5cm未満のものを×と評価し
た。
【0042】
【発明の効果】以上詳説のとおり本発明によれば、紫外
線を照射しても接着力が低下せず、紫外線照射によって
紫外線硬化インクを定着させる印刷方法に特に好適な疑
似接着用紙が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】二つ折り葉書の説明図である。
【図2】一部折り返し葉書の説明図である。
【符号の説明】
1…支持体シート、2…疑似接着剤層、3…隠蔽情報印
刷面、4…宛名情報、
フロントページの続き Fターム(参考) 2C005 WA02 4J004 AA05 AA10 AB01 CA02 CB02 CC04 EA04 FA10 4J040 CA011 DL011 HA136 HA306 JA12 JB09 KA03 KA42 LA06 MA09 MB03 NA05 PA32 PA33

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天然ゴム系接着剤を主体とする非剥離性接
    着剤を基剤とし、微粒子充填剤を含有する疑似接着剤の
    層が、支持体シートの情報隠蔽面の少なくとも一部に形
    成され、通常では接着せずに所定の条件が付与されると
    剥離可能に疑似接着される疑似接着用紙であって、 前記微粒子充填材が、コールターカウンター法による平
    均凝集粒子径が1〜3μm、JIS K 5101に基
    づくアマニ油吸油量が200ml/100g以上のホワ
    イトカーボンであり、かつ、そのホワイトカーボンが前
    記疑似接着剤層中に固形分で20〜50重量%含有され
    ていることを特徴とする疑似接着用紙。
  2. 【請求項2】前記疑似接着用紙が、紫外線照射によって
    紫外線硬化インクを定着させる印刷方法に用いられるも
    のである請求項1記載の疑似接着用紙。
  3. 【請求項3】紫外線硬化インクを用いて隠蔽情報が印刷
    され、その紫外線硬化インクを定着させるために、紫外
    線に暴露された請求項1記載の疑似接着用紙。
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