JP2002264652A - 自動車のドアモジュール - Google Patents

自動車のドアモジュール

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JP2002264652A
JP2002264652A JP2002050896A JP2002050896A JP2002264652A JP 2002264652 A JP2002264652 A JP 2002264652A JP 2002050896 A JP2002050896 A JP 2002050896A JP 2002050896 A JP2002050896 A JP 2002050896A JP 2002264652 A JP2002264652 A JP 2002264652A
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carrier
synthetic material
door
door module
injection molding
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JP2002050896A
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Thomas Nagel
ナゲル トーマス
Martin Bunnemann
ブンネマン マーティン
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Koninklijke Philips NV
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Koninklijke Philips Electronics NV
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J5/00Doors
    • B60J5/04Doors arranged at the vehicle sides
    • B60J5/0412Lower door structure
    • B60J5/0416Assembly panels to be installed in doors as a module with components, e.g. lock or window lifter, attached thereto

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車用のドアモジュールの製造を一層簡素
化し、より多くの機能を一体化することができるように
したドアモジュールを得る。 【解決手段】 自動車のドア2に固定するためのドアモ
ジュール1であって、キャリヤ素子としての合成材料の
キャリヤ1aと、この合成材料のキャリヤ1aに対して
合成材料の射出成形によって固定するか若しくは射出成
形した合成材料によって連結するかした種々の機能素子
及び/又は補強部3,4,7,8,9,10,11,1
2とを設ける。合成材料のキャリヤ1aを、深絞り加工
若しくは押し抜き加工によりトレイ状に形成する。安定
化のために金属ワイヤ13を合成材料のキャリヤ1a内
に若しくはキャリヤ1a上に固定する。自動車のドア又
はドアライニングからドアモジュール1をシールするワ
イヤを保持するための周縁チャンネル13aを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用ドアモジ
ュールに関するものである。
【0002】近年の自動車のドアは、一層機能が豊富に
なっている。例えば、電動ウインドウリフタ、電動ミラ
ー調整、又は電動座席調整のための制御が設けられるよ
うになっている。更に、スピーカ、保管用仕切り空間、
ポケット、集中ロック機構のためのホルダのようなコン
ポーネント(構成部材)がある。これら機能コンポーネ
ントには部分的に電力を供給しなければならず、又は電
気制御信号の入出力のための接続ケーブルを設けなけれ
ばならない。従って、ケーブルは、ドア内に配置しなけ
ればならない。製造コストをできるだけ低く抑えるた
め、自動車の製造業者はドアを幾つかのコンポーネント
に分割するようになってきている。主要コンポーネント
は勿論自動車のドア自体であり、このドアはスチールプ
レート、アルミニウム又は合成材料、及びドアの内側に
固定するキャリヤモジュールとにより構成し、このキャ
リヤモジュールに制御素子及び機能素子を設けるのが一
般的である。このキャリヤモジュールは自動車の室内側
に面するドアライニングでカバーする。
【0003】キャリヤモジュールは、今日においては、
サプライヤによって常時製造され、完成品ユニットとし
て自動車製造業者の組み立てラインに配送されるのがほ
とんどである。サプライヤに対する価格の圧力があるた
め、製造プロセスにおける高度の自動化に関する最低コ
スト解を見出さざるを得ない。
【0004】ドイツ国特許公開第19833185号に
は、このようなキャリヤモジュールの構造が記載されて
いる。キャリヤモジュールは、一体ピースとして形成
し、主要コンポーネントとして自己支持キャリヤプレー
トを有する。合成材料の機能素子は、このキャリヤプレ
ートに対して射出成形で形成し、このような素子を一回
の作業工程でキャリヤプレートに連結する。
【0005】本発明の目的は、自動車用のドアモジュー
ルの製造を一層簡素化し、より多くの機能を一体化する
ことができるようにしたドアモジュールを得るにある。
【0006】この目的を達成するため、本発明によれ
ば、自動車のドアに固定するためのモジュールであっ
て、キャリヤ素子としての合成材料のキャリヤと、この
合成材料のキャリヤに対して合成材料の射出成形によっ
て固定するか若しくは射出成形した合成材料によって連
結するかした種々の機能素子及び/又は補強部とを設け
たことを特徴とする。
【0007】金属キャリヤに比較すると、合成材料のキ
ャリヤは、製造がより一層簡単迅速かつ安価であるとい
う大きな利点がある。更に、合成材料キャリヤは、一層
軽量であり、自動車の総重量を軽くすることができる。
更に、合成材料キャリヤは、ほとんどあらゆる形状に問
題なく製造することができる。射出成形した補強部とと
もに、合成材料のキャリヤは金属キャリヤに匹敵する安
定性と強度を与えることができる。機能素子とともに補
強部は合成材料のキャリヤに対して一回の作業工程で固
定するとき、補強部はこのような補強部を必要としない
金属キャリヤと比べて欠点とはならない。即ち、作業工
程を付加する必要がないためである。
【0008】合成材料のキャリヤをトレイ状に形成し、
また深絞り加工若しくは押し抜き加工した合成材料の構
成部材とした実施例は、合成材料のコンポーネントを製
造する特に好ましい方法である。合成材料のキャリヤの
形状は、融通のある設計であり、また大量生産も可能で
ある。トレイ状にすると、ドアモジュール全体の安定性
とねじり剛性が向上する。
【0009】機能素子を、緩衝素子、シール、ロック又
は固定部とし、これら機能素子は合成材料を合成材料の
キャリヤに射出成形によって形成することができるもの
とする実施例では、ドアモジュール全体の製造プロセス
が簡素化される。シール、緩衝素子、及びロックさえ
も、合成材料のキャリヤに対する射出成形合成材料によ
って付加することができる。このことは、単により高価
なアウトサート技術(金属‐合成材料接合技術)のみを
使用することによって金属キャリヤに対しても可能であ
る。しかし、合成材料キャリヤに対する合成材料の射出
成形は相当簡単である。
【0010】安定化のために金属ワイヤを合成材料のキ
ャリヤ内に若しくはキャリヤ上に固定する実施例、及び
ドアモジュールに、自動車のドア又はドアライニングか
らドアモジュールをシールするワイヤを保持するための
周縁チャンネルを設ける実施例によれば、ドアモジュー
ルの剛性及び安定性が向上する。ドアモジュールを自動
車ドアからの湿気から保護するようシールしなければな
らないので、良好なシール並びに高い安定性が、ドアモ
ジュールを適合させる自動車のドア又はドアライニング
の領域に必要となる。さもないと、ドアモジュールはね
じれを生じ、湿気が侵入するギャップを生ずるおそれが
ある。このため、ドアモジュールの関連領域にはチャン
ネルを設け、このチャンネルに金属ワイヤを保持する。
この金属ワイヤはドアモジュールのこの領域の安定性を
高め、ねじれを防止し、かつシールを行い、ドアモジュ
ール内への湿気の侵入を防止する。
【0011】更に、本発明は、機能素子及び補強部を一
回の作業工程で合成材料のキャリヤに分離不能に連結し
たドアモジュールの製造方法、及び合成材料のキャリヤ
を、合成材料の射出成形によって補強素子にスポット連
結したドアモジュールの製造方法、及び機能素子又は補
強素子を合成材料のキャリヤ上に射出成形で形成したド
アモジュールの製造方法に関する。また、本発明は、こ
のような本発明によるドアモジュールを有する自動車ド
ア及び自動車に関するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】次に図面につき本発明の好適な実
施の形態を説明する。
【0013】次に、図面につき、本発明の好適な実施の
形態を説明する。
【0014】図1に示す車のドア2は本発明によるドア
モジュール1を有する。このドアモジュール1は車のド
ア2の内側面に取り付ける。室内空間に向かって、ドア
モジュール1はドアライニング(図示せず)で被覆す
る。ドアモジュール1の製造において、数個の構成部材
(コンポーネント)を互いに結合する。ドアモジュール
1は、切断加工、深絞り加工又はブランキング加工した
合成材料部分のベースキャリヤ1aにより構成する。こ
の合成材料のキャリヤ1aには、種々の機能素子及び補
強部を設ける。このキャリヤ1aに対する種々の素子及
び/又は補強部の装備は、合成材料の射出成形によって
行なうと好適である。上方領域において、合成材料のキ
ャリヤにはケーブルホルダ8とブッシュ9を設ける。ケ
ーブルホルダ8は図示の実施例ではケーブルクリップと
して設計する。このようにして、給電、及び電動ウイン
ドウリフタのような電気的コンポーネント制御のための
ケーブルは、単にケーブルホルダ8に押し込んだり、ク
リップするだけで済む。
【0015】ドア2とドアモジュール1との間の距離、
又はドアモジュール1とドアライニングとの間の距離を
確保するため、可撓性緩衝体3及び心出しボルト5を合
成材料のキャリヤ1aに対して射出成形する。補強素子
として、金属インサート12と、金属補強インサートを
有するドア取っ手固定部11と、金属補強ねじポイント
6とを設ける。ドアモジュールは、ドアモジュール1の
内側の電気的コンポーネントに対する保守作業を可能に
する上で、ドア2のライニングにリバーシブルに連結す
ることができなければならないため、ドアライニングを
ツイストロック4によってドアモジュール1に取り付け
る。このような1個のツイストロック4も、合成材料を
ドアモジュールに対して射出成形することによって組付
ける。ドアモジュールに据え付けるべき電気的コンポー
ネントとしては、例えば、電動ウインドウリフタ又は集
中ロック制御装置がある。集中ロックのために、合成材
料のホルダ10をドアモジュール1に対して射出成形す
る。
【0016】電気的コンポーネントは湿気対策を施さな
ければならず、この湿気対策は、ドアモジュール1と車
のドア2との間、及びドアモジュール1とドアライニン
グとの間のシールを必要とする。このため、ドアモジュ
ール1の端縁にはシール7を設ける。ドアモジュール1
の周端縁に沿って信頼性の高いシールを設けるため、周
端縁にチャンネル13aを設け、このチャンネル13a
にワイヤ13を保持する。このワイヤ13は、臨界的な
重要な端縁領域において合成材料のキャリヤを安定さ
せ、またシール7と一緒にドアモジュール1に湿気が侵
入するのを確実に防止する。ドアモジュールが大きな開
口14、例えば、大きなスピーカのための開口がある場
合、このような開口14にもワイヤ補強したチャンネル
をシール7に付加することができる。
【0017】図2乃至図4のそれぞれは、射出成形した
機能素子を拡大して示す。図2において、ケーブルブッ
シュ9を柔らかいゴムにより構成し、このケーブルブッ
シュを合成材料のキャリヤ1aに対して射出成形する。
同様にして他の開口部も形成することができる。図3に
おいては、スピーカ取付部15に補強部のための金属構
成部材15bを設ける。更に、柔らかいゴムのシールコ
ード15aをドアモジュールに対して射出成形し、スピ
ーカを取り付けた後にスピーカをドアモジュール1から
シールする。電動モータを固定するため、特別なモータ
固定具16を設け、この一例を図4に示す。このような
モータ固定具16を、基本素子として合成材料部材16
aと、金属補強部16bとにより構成する。更に、金属
補強部16bの一方の側を射出成形した合成材料16c
によって包囲し、このようにして、モータ支持体を構成
する。シール目的のため、周縁の柔らかいゴムのコード
16dを射出成形によって設け、湿気がドアモジュール
1の内側に達しないようにする。モータがケーブルドラ
ムを駆動する場合、ケーブルドラムのためのホルダ16
eを設け、このホルダ16eを金属インサートの補強部
16b上に射出成形する。このホルダ16eはクリップ
として形成し、ケーブルドラムを有するハウジングを単
に押し込んでクリップするだけで取り付けることかでき
るようにする。
【0018】合成材料コンポーネント及び補強素子は、
一回の作業工程で合成材料のキャリヤ1aに分離不能に
連結することができ、これによって、ドアモジュールを
安価かつ迅速に製造することができ、しかも補強素子に
よって十分な安定性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 車のドアにおける本発明のドアモジュールの
側面図である。
【図2】 機能素子として射出成形した合成材料のケー
ブルブッシュの実施例の縦断面図である。
【図3】 スピーカ取付部の実施例の縦断面図である。
【図4】 モータ固定部の実施例の縦断面図である。
【符号の説明】
1 ドアモジュール 1a ベースキャリヤ 2 ドア 3 緩衝体 4 ツイストロック 5 心出しボルト 6 金属補強ねじポイント 7 シール 8 ケーブルホルダ 9 ブッシュ 10 ホルダ 11 ドア取っ手固定部 12 金属インサート 13 ワイヤ 13a チャンネル 14 開口 15 スピーカ取付部 15a シールコード 15b 金属構成部材 16 モータ固定具 16a 合成材料部材 16b 金属補強部 16c 合成材料 16d コード 16e ホルダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 590000248 Groenewoudseweg 1, 5621 BA Eindhoven, Th e Netherlands (72)発明者 マーティン ブンネマン ドイツ国 65599 ドルンブルク バーン ホフシュトラーセ 24

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のドアに固定するためのモジュー
    ルであって、キャリヤ素子としての合成材料のキャリヤ
    と、この合成材料のキャリヤに対して合成材料の射出成
    形によって固定するか若しくは射出成形した合成材料に
    よって連結するかした種々の機能素子及び/又は補強部
    とを設けたことを特徴とするドアモジュール。
  2. 【請求項2】 前記合成材料のキャリヤをトレイ状に形
    成し、また深絞り加工若しくは押し抜き加工した合成材
    料の構成部材とした請求項1記載のドアモジュール。
  3. 【請求項3】 機能素子を、緩衝素子、シール、ロック
    又は固定部とし、これら機能素子は合成材料を合成材料
    のキャリヤに射出成形によって形成することができるも
    のとした請求項1記載のドアモジュール。
  4. 【請求項4】 安定化のために金属ワイヤを合成材料の
    キャリヤ内に若しくはキャリヤ上に固定した請求項1記
    載のドアモジュール。
  5. 【請求項5】 前記ドアモジュールに、自動車のドア又
    はドアライニングからドアモジュールをシールするワイ
    ヤを保持するための周縁チャンネルを設けた請求項4記
    載のドアモジュール。
  6. 【請求項6】 機能素子及び補強部を一回の作業工程で
    合成材料のキャリヤに分離不能に連結したことを特徴と
    する運搬手段のドアモジュールの製造方法。
  7. 【請求項7】 合成材料のキャリヤを、合成材料の射出
    成形によって補強素子にスポット連結した請求項6記載
    のドアモジュールの製造方法。
  8. 【請求項8】 機能素子又は補強素子を合成材料のキャ
    リヤ上に射出成形で形成した請求項6記載のドアモジュ
    ールの製造方法。
  9. 【請求項9】 自動車のドアに固定するためのモジュー
    ルであって、キャリヤ素子としての合成材料のキャリヤ
    と、この合成材料のキャリヤに対して合成材料の射出成
    形によって固定するか若しくは射出成形した合成材料に
    よって連結するかした種々の機能素子及び/又は補強部
    とを設けたドアモジュールを有することを特徴とする自
    動車のドア。
  10. 【請求項10】 自動車のドアに固定するためのモジュ
    ールであって、キャリヤ素子としての合成材料のキャリ
    ヤと、この合成材料のキャリヤに対して合成材料の射出
    成形によって固定するか若しくは射出成形した合成材料
    によって連結するかした種々の機能素子及び/又は補強
    部とを設けたドアモジュールを有することを特徴とする
    自動車。
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