JP2002258724A - 画像形成装置の排気機構 - Google Patents
画像形成装置の排気機構Info
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】一旦外部に排出された排気の装置内への還流を
防止して高い冷却効果が得られ、かつ、ユーザーに排気
を吹き付けて不快感を与えるようなことのない画像形成
装置の排気機構を提供する。 【解決手段】排気開口102が設けられた筐体の一側面
に付属装置10が接続される画像形成装置1にあって、
付属装置10内には、排気開口13と連通する排気通路
11が設けられ、その排気通路11の排出口13を、付
属装置10の上部の位置に設定している。
防止して高い冷却効果が得られ、かつ、ユーザーに排気
を吹き付けて不快感を与えるようなことのない画像形成
装置の排気機構を提供する。 【解決手段】排気開口102が設けられた筐体の一側面
に付属装置10が接続される画像形成装置1にあって、
付属装置10内には、排気開口13と連通する排気通路
11が設けられ、その排気通路11の排出口13を、付
属装置10の上部の位置に設定している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、プリンタ、
ファクシミリ装置等の画像形成装置の筐体側面に、ソー
ダーや両面搬送ユニット等の外付けの付属装置が接続さ
れる場合の排気機構に関する。
ファクシミリ装置等の画像形成装置の筐体側面に、ソー
ダーや両面搬送ユニット等の外付けの付属装置が接続さ
れる場合の排気機構に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機等の画像形成装置のコンパ
クト化が進んだ結果、装置内部の各ユニット間の間隔が
狭くなり、あるユニットから発生する熱が近傍の他のユ
ニットに悪影響を及ぼすことが問題となっている。特
に、定着装置からの熱が近傍のユニットの温度を上昇さ
せることが無視できない問題となっている。
クト化が進んだ結果、装置内部の各ユニット間の間隔が
狭くなり、あるユニットから発生する熱が近傍の他のユ
ニットに悪影響を及ぼすことが問題となっている。特
に、定着装置からの熱が近傍のユニットの温度を上昇さ
せることが無視できない問題となっている。
【0003】この問題を解決する為に、冷却用のダクト
を配管したり、気流経路を設けるような処置がとられて
いる。又、通気孔から一旦機外に排出された排気が再び
機内に戻らないように様々な工夫がなされている。
を配管したり、気流経路を設けるような処置がとられて
いる。又、通気孔から一旦機外に排出された排気が再び
機内に戻らないように様々な工夫がなされている。
【0004】例えば、図5(a)の斜視図及び図5
(b)の断面図は、従来の画像形成装置(複写機)10
1の用紙排出口付近の構成を示しており、用紙排出口の
直上位置に設けた排気ルーバー102から排出された排
気は、通常は、矢印A方向へ正常に排出される。
(b)の断面図は、従来の画像形成装置(複写機)10
1の用紙排出口付近の構成を示しており、用紙排出口の
直上位置に設けた排気ルーバー102から排出された排
気は、通常は、矢印A方向へ正常に排出される。
【0005】しかし、内部に配置した排気ファン103
のインピーダンスが上がって風速が弱まると、排気は矢
印B方向に上昇し上方やその周辺部に位置するルーバー
(図示省略)から機内に吸い込まれ、粉塵、オゾン等に
より汚染された高温の空気が装置内部に再び入り込ん
で、内部の汚損、昇温をもたらす原因になることがあ
る。
のインピーダンスが上がって風速が弱まると、排気は矢
印B方向に上昇し上方やその周辺部に位置するルーバー
(図示省略)から機内に吸い込まれ、粉塵、オゾン等に
より汚染された高温の空気が装置内部に再び入り込ん
で、内部の汚損、昇温をもたらす原因になることがあ
る。
【0006】例えば、特開平11−202735公報に
は、用紙排出口を有する画像形成装置の筐体側面に、作
像部からの排気を行うための排気開口と、該排気開口の
上方に位置するルーバーとを設けた画像形成装置におい
て、画像形成装置の筐体側面に、用紙排出口から排出さ
れた用紙を受容する後処理装置としてソーターを接続す
ると共に、排気開口から外部へ伸びる排気ダクトをソー
ター内部を貫通して配置し、この排気ダクトを介して排
気開口からの排気を導き、ルーバーから離れた位置に作
像部から排気を排出する方法が開示されている。
は、用紙排出口を有する画像形成装置の筐体側面に、作
像部からの排気を行うための排気開口と、該排気開口の
上方に位置するルーバーとを設けた画像形成装置におい
て、画像形成装置の筐体側面に、用紙排出口から排出さ
れた用紙を受容する後処理装置としてソーターを接続す
ると共に、排気開口から外部へ伸びる排気ダクトをソー
ター内部を貫通して配置し、この排気ダクトを介して排
気開口からの排気を導き、ルーバーから離れた位置に作
像部から排気を排出する方法が開示されている。
【0007】あるいは、図6(a)の斜視図及び図6
(b)の断面図に示すように、画像形成装置(本体)1
01の筐体側部に、ソーターや両面搬送ユニット等の付
属装置105が接続される場合、付属装置105に設け
られているルーバー106の形状によって、排気方向を
後上方へ向けて若干角度を変化させて排出する方法があ
る。
(b)の断面図に示すように、画像形成装置(本体)1
01の筐体側部に、ソーターや両面搬送ユニット等の付
属装置105が接続される場合、付属装置105に設け
られているルーバー106の形状によって、排気方向を
後上方へ向けて若干角度を変化させて排出する方法があ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記特開平
11−202735公報に開示されている方法による
と、作像部の排気開口から排気された比較的高温の空気
が排気開口近傍のルーバー等を介して吸引され、装置内
部へ再び侵入するのを防止できるが、ソーター内部の排
気ダクトを流れる比較的高温の排気風の風圧の影響によ
って、後処理中の印字用紙に対して用紙搬送障害や用紙
折れ等の不具合の発生が懸念される。
11−202735公報に開示されている方法による
と、作像部の排気開口から排気された比較的高温の空気
が排気開口近傍のルーバー等を介して吸引され、装置内
部へ再び侵入するのを防止できるが、ソーター内部の排
気ダクトを流れる比較的高温の排気風の風圧の影響によ
って、後処理中の印字用紙に対して用紙搬送障害や用紙
折れ等の不具合の発生が懸念される。
【0009】また、ソーター内部を貫通し、画像形成装
置本体から離れた場所まで長い排気ダクトを導く必要が
あり、冷却ファンの出力低下やダクト抵抗の影響を受け
て高温の空気を機外へ効果的に排気できない場合が発生
することも懸念される。
置本体から離れた場所まで長い排気ダクトを導く必要が
あり、冷却ファンの出力低下やダクト抵抗の影響を受け
て高温の空気を機外へ効果的に排気できない場合が発生
することも懸念される。
【0010】このような公報に開示されている方法や、
前述した排気方向を変化させる方法においても、その画
像形成装置の筐体側面部には、排紙された印字物を回収
するためにユーザーが接近することが多い。従って、排
気がユーザーに向けて直接吹き付けられることがあり、
これにより、ユーザーが熱気や悪臭を浴びたり、また、
排気ファン等の騒音で不快に感じるようなこともあっ
た。
前述した排気方向を変化させる方法においても、その画
像形成装置の筐体側面部には、排紙された印字物を回収
するためにユーザーが接近することが多い。従って、排
気がユーザーに向けて直接吹き付けられることがあり、
これにより、ユーザーが熱気や悪臭を浴びたり、また、
排気ファン等の騒音で不快に感じるようなこともあっ
た。
【0011】本発明は、このような実情に鑑みてなさ
れ、筐体側面部にソーダーや両面搬送ユニット等の付属
装置が接続されている画像形成装置にあって、一旦外部
に排出された排気の装置内への還流を防止して高い冷却
効果が得られ、かつ、ユーザーに排気を吹き付けて不快
感を与えるようなことのない画像形成装置の排気機構を
提供することを目的とする。
れ、筐体側面部にソーダーや両面搬送ユニット等の付属
装置が接続されている画像形成装置にあって、一旦外部
に排出された排気の装置内への還流を防止して高い冷却
効果が得られ、かつ、ユーザーに排気を吹き付けて不快
感を与えるようなことのない画像形成装置の排気機構を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するための手段を以下のように構成している。
解決するための手段を以下のように構成している。
【0013】(1)排気開口が設けられた筐体の一側面
に付属装置が接続される画像形成装置であって、前記付
属装置内には、前記排気開口と連通する排気通路が設け
られ、前記排気通路の排出口は、前記付属装置の後部
(背面側)または上部の位置に設定されていることを特
徴とする。
に付属装置が接続される画像形成装置であって、前記付
属装置内には、前記排気開口と連通する排気通路が設け
られ、前記排気通路の排出口は、前記付属装置の後部
(背面側)または上部の位置に設定されていることを特
徴とする。
【0014】この構成によれば、付属装置内に設けた排
気通路の排出口が、装置の後部(背面側)または上部の
位置に設定されているので、一旦外部に排出された排気
の還流を防止できるため、画像形成装置内での温度上昇
や汚染の発生を避け、冷却効果が向上する。
気通路の排出口が、装置の後部(背面側)または上部の
位置に設定されているので、一旦外部に排出された排気
の還流を防止できるため、画像形成装置内での温度上昇
や汚染の発生を避け、冷却効果が向上する。
【0015】また、ユーザーは、通常、画像形成装置の
後方または付属装置の真上に接近することはないので、
この構成のように、付属装置の後部(背面側)または上
部の排出口から排気させることによって、ユーザーが、
直接排気を吹き付けられて不愉快な思いをすることが少
なくなり、快適な作業環境を整えることができる。
後方または付属装置の真上に接近することはないので、
この構成のように、付属装置の後部(背面側)または上
部の排出口から排気させることによって、ユーザーが、
直接排気を吹き付けられて不愉快な思いをすることが少
なくなり、快適な作業環境を整えることができる。
【0016】(2)前記排気通路は、前記付属装置内の
通紙領域を回避した経路に設定されていることを特徴と
する。
通紙領域を回避した経路に設定されていることを特徴と
する。
【0017】この構成によれば、排気通路を、通紙領域
を回避した経路に設定しているので、付属装置内の用紙
に排気が直接吹き付けられることはなく、風圧による用
紙搬送障害や用紙折れ等の不具合の発生を防ぐことがで
きる。
を回避した経路に設定しているので、付属装置内の用紙
に排気が直接吹き付けられることはなく、風圧による用
紙搬送障害や用紙折れ等の不具合の発生を防ぐことがで
きる。
【0018】(3)前記排気通路に、排気ファンを設け
たことを特徴とする。
たことを特徴とする。
【0019】この構成によれば、付属装置側の排気通路
内に、排気ファンを設けることにより、低い出力で効率
よく排気できるため、画像形成装置内の温度上昇をより
効果的に抑制することができる。
内に、排気ファンを設けることにより、低い出力で効率
よく排気できるため、画像形成装置内の温度上昇をより
効果的に抑制することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態に係る
画像形成装置の排気機構について図面を参照しつつ説明
する。
画像形成装置の排気機構について図面を参照しつつ説明
する。
【0021】図1は画像形成装置1(シート後処理装置
5を含む)の縦断面図である。この画像形成装置1は、
プリンタ2を核に、スキャナ3、自動原稿搬送装置4、
シート後処理装置5、多段給紙ユニット6、中継搬送ユ
ニット8および付属装置としての両面搬送路10が接続
され、機能が拡張されている。
5を含む)の縦断面図である。この画像形成装置1は、
プリンタ2を核に、スキャナ3、自動原稿搬送装置4、
シート後処理装置5、多段給紙ユニット6、中継搬送ユ
ニット8および付属装置としての両面搬送路10が接続
され、機能が拡張されている。
【0022】スキャナ3は、その上部に配置された自動
原稿搬送装置4と共に、システムラック7上に支持され
ることで、プリンタ2およびシート後処理装置5の上方
に配置されている。プリンタ2は、スキャナ3にて読込
まれた画像の記録出力はもとより、パーソナルコンピュ
ータなどの画像処理装置が接続されると、この外部接続
機器から送出される画像データをも記録出力する。
原稿搬送装置4と共に、システムラック7上に支持され
ることで、プリンタ2およびシート後処理装置5の上方
に配置されている。プリンタ2は、スキャナ3にて読込
まれた画像の記録出力はもとより、パーソナルコンピュ
ータなどの画像処理装置が接続されると、この外部接続
機器から送出される画像データをも記録出力する。
【0023】このプリンタ2において、装置本体の略中
央右側には、ドラム状の感光体200を中心とする電子
写真プロセス部20が配置されている。プリンタ2本体
の下側には、プリンタ2本体内に内装された用紙供給部
21が配置されている。用紙供給部21は、用紙を収容
する用紙収容トレイ210と、用紙収容トレイ210に
収容された用紙を1枚ずつ分離供給する分離供給手段2
11とで構成されている。
央右側には、ドラム状の感光体200を中心とする電子
写真プロセス部20が配置されている。プリンタ2本体
の下側には、プリンタ2本体内に内装された用紙供給部
21が配置されている。用紙供給部21は、用紙を収容
する用紙収容トレイ210と、用紙収容トレイ210に
収容された用紙を1枚ずつ分離供給する分離供給手段2
11とで構成されている。
【0024】この用紙供給部21から1枚ずつ分離供給
された用紙は、電子写真プロセス部20の感光体200
と転写ユニットとの間に順次供給され、感光体200上
に記録再現された画像が転写される。なお、この用紙供
給部21への用紙の補給は、プリンタ2本体の正面側に
用紙収容トレイ210を引き出して行う。
された用紙は、電子写真プロセス部20の感光体200
と転写ユニットとの間に順次供給され、感光体200上
に記録再現された画像が転写される。なお、この用紙供
給部21への用紙の補給は、プリンタ2本体の正面側に
用紙収容トレイ210を引き出して行う。
【0025】プリンタ2本体の下面には、周辺機器とし
て準備されている多段給紙ユニット6等から送られてく
る用紙を受け入れ、電子写真プロセス部20の感光体2
00と転写ユニットとの間に向かって順次供給するため
の用紙受口27が設けられている。
て準備されている多段給紙ユニット6等から送られてく
る用紙を受け入れ、電子写真プロセス部20の感光体2
00と転写ユニットとの間に向かって順次供給するため
の用紙受口27が設けられている。
【0026】電子写真プロセス部20の上方には定着装
置23が配置されており、画像が転写された用紙を順次
受け入れて、用紙上に転写された現像剤を加熱定着して
定着装置23外へと用紙を送り出す。画像が記録された
用紙は、プリンタ2の排出ローラ28からプリンタ2本
体の上面の中継搬送ユニット8に受け渡される。
置23が配置されており、画像が転写された用紙を順次
受け入れて、用紙上に転写された現像剤を加熱定着して
定着装置23外へと用紙を送り出す。画像が記録された
用紙は、プリンタ2の排出ローラ28からプリンタ2本
体の上面の中継搬送ユニット8に受け渡される。
【0027】光走査ユニット22の上下空間部には、電
子写真プロセスをコントロールするプロセスコントロー
ルユニット(PCU)基板及び装置外部からの画像デー
タを受け入れるインターフェイス基板を収容するプリン
タ制御部24、インターフェイス基板から受け入れられ
た画像データに対して所定の画像処理を施し、光走査ユ
ニット22により画像として走査記録させるためのイメ
ージコントロールユニット(ICU)基板を備えた画像
制御部25、そして、これら各種基板、ならびにユニッ
トに対して電力を供給する電源ユニット26などが配置
されている。
子写真プロセスをコントロールするプロセスコントロー
ルユニット(PCU)基板及び装置外部からの画像デー
タを受け入れるインターフェイス基板を収容するプリン
タ制御部24、インターフェイス基板から受け入れられ
た画像データに対して所定の画像処理を施し、光走査ユ
ニット22により画像として走査記録させるためのイメ
ージコントロールユニット(ICU)基板を備えた画像
制御部25、そして、これら各種基板、ならびにユニッ
トに対して電力を供給する電源ユニット26などが配置
されている。
【0028】多段給紙ユニット6は、外付けの用紙供給
装置であって、3つの用紙供給部61,62,63を有
している。各用紙供給部61,62,63の用紙収容ト
レイ610,620,630に収容した用紙を、分離給
送手段611,621,631によってそれぞれ1枚ず
つ分離して、該ユニット上面に設けられて、プリンタ2
の用紙受口27に連通している用紙排出口65に向かっ
て供給する。
装置であって、3つの用紙供給部61,62,63を有
している。各用紙供給部61,62,63の用紙収容ト
レイ610,620,630に収容した用紙を、分離給
送手段611,621,631によってそれぞれ1枚ず
つ分離して、該ユニット上面に設けられて、プリンタ2
の用紙受口27に連通している用紙排出口65に向かっ
て供給する。
【0029】本実施形態では、稼働時、所望とするサイ
ズの用紙を収容した用紙供給部61,62,63が選択
的に動作する。用紙供給部61,62,63への用紙の
補給は、該ユニット本体の正面側に用紙収容トレイ61
0,620,630を引出すことで行われ、用紙供給部
62と63とには、同一サイズの用紙が収納される。
ズの用紙を収容した用紙供給部61,62,63が選択
的に動作する。用紙供給部61,62,63への用紙の
補給は、該ユニット本体の正面側に用紙収容トレイ61
0,620,630を引出すことで行われ、用紙供給部
62と63とには、同一サイズの用紙が収納される。
【0030】また、多段給紙ユニット6は、上部にプリ
ンタ2と後処理装置5を載置するように構成されている
が、この状態で移動してシステムラック7の間に固定し
て配置可能なように、下部に移動コロ69および固定部
68を備えている。移動時には、固定部68を回転して
上昇することで固定部68を床面から離間し、固定時に
は、固定部68を回転して下降することで固定部68を
床面に接触させて、多段給紙ユニット6を固定する。
ンタ2と後処理装置5を載置するように構成されている
が、この状態で移動してシステムラック7の間に固定し
て配置可能なように、下部に移動コロ69および固定部
68を備えている。移動時には、固定部68を回転して
上昇することで固定部68を床面から離間し、固定時に
は、固定部68を回転して下降することで固定部68を
床面に接触させて、多段給紙ユニット6を固定する。
【0031】なお、本実施形態では、3つの用紙供給部
61,62,63を備える構成を説明しているが、前記
用紙供給部21を含めて、同一サイズの用紙が収納され
る用紙供給部が複数設けられる構成であってもよい。
61,62,63を備える構成を説明しているが、前記
用紙供給部21を含めて、同一サイズの用紙が収納され
る用紙供給部が複数設けられる構成であってもよい。
【0032】シート後処理装置5は、該装置の上部で中
継搬送ユニット8またはプリンタ2から排出される画像
の記録された用紙を搬入ローラ50で導き入れて、用紙
に対して後処理としてステープル処理を施すものであ
る。なお、このシート後処理装置5の構成については後
述する。
継搬送ユニット8またはプリンタ2から排出される画像
の記録された用紙を搬入ローラ50で導き入れて、用紙
に対して後処理としてステープル処理を施すものであ
る。なお、このシート後処理装置5の構成については後
述する。
【0033】スキャナ3は、シート物の原稿を自動原稿
搬送装置4により自動的に供給して1枚ずつ順次露光走
査して原稿画像を読み取る自動読み取りモードと、ブッ
ク物の原稿、もしくは自動原稿搬送装置4により自動供
給が不可能なシート物の原稿をマニュアル操作によりセ
ットして原稿画像を読み取る手動読み取りモードとを備
えている。
搬送装置4により自動的に供給して1枚ずつ順次露光走
査して原稿画像を読み取る自動読み取りモードと、ブッ
ク物の原稿、もしくは自動原稿搬送装置4により自動供
給が不可能なシート物の原稿をマニュアル操作によりセ
ットして原稿画像を読み取る手動読み取りモードとを備
えている。
【0034】そして、透明な原稿載置台30上にセット
された原稿の画像を、相互に所定の速度関係で原稿載置
台30に沿って移動する第1走査ユニット31および第
2走査ユニット32で露光走査して、ミラーや結像レン
ズ33等の光学部品で導いて光電変換素子34上に結像
させることで、原稿画像を電気的信号に変換した上で出
力するものである。
された原稿の画像を、相互に所定の速度関係で原稿載置
台30に沿って移動する第1走査ユニット31および第
2走査ユニット32で露光走査して、ミラーや結像レン
ズ33等の光学部品で導いて光電変換素子34上に結像
させることで、原稿画像を電気的信号に変換した上で出
力するものである。
【0035】自動原稿搬送装置4は、原稿セットトレイ
40上に載置された原稿を原稿載置台30上に向かって
搬送し、走査後の原稿を原稿排出トレイ42上に排出す
る原稿搬送手段41を備えている。また、自動供給が不
可能なシート物の原稿を原稿載置台30上に載置して走
査可能なように、装置奥側を支点にして上方に回動し
て、装置の手前側が開放するように構成されている。
40上に載置された原稿を原稿載置台30上に向かって
搬送し、走査後の原稿を原稿排出トレイ42上に排出す
る原稿搬送手段41を備えている。また、自動供給が不
可能なシート物の原稿を原稿載置台30上に載置して走
査可能なように、装置奥側を支点にして上方に回動し
て、装置の手前側が開放するように構成されている。
【0036】中継搬送ユニット8は、プリンタ2頂部に
設けられた排紙トレイ29の上部に装着され、プリンタ
2から排出される画像が記録された用紙を、プリンタ2
の下流側に位置するシート後処理装置5に向かって導入
するための搬送ユニットである。また、この中継搬送ユ
ニット8の用紙搬送経路84の途中で、用紙を該ユニッ
トの上面82とシート後処理装置5の上面54とで形成
された排出トレイ9に用紙を導く別の用紙搬送路83
が、分岐している。
設けられた排紙トレイ29の上部に装着され、プリンタ
2から排出される画像が記録された用紙を、プリンタ2
の下流側に位置するシート後処理装置5に向かって導入
するための搬送ユニットである。また、この中継搬送ユ
ニット8の用紙搬送経路84の途中で、用紙を該ユニッ
トの上面82とシート後処理装置5の上面54とで形成
された排出トレイ9に用紙を導く別の用紙搬送路83
が、分岐している。
【0037】2つの排出先は、搬送路の分岐部に配置さ
れたゲート81の切換えによって変更可能になってい
る。前記排出トしイ9は、用紙の反転搬送路として使用
されるようにもなっており、外付けの両面搬送路10と
合わせて、用紙の両面への画像形成を実現する。
れたゲート81の切換えによって変更可能になってい
る。前記排出トしイ9は、用紙の反転搬送路として使用
されるようにもなっており、外付けの両面搬送路10と
合わせて、用紙の両面への画像形成を実現する。
【0038】このため、前記排出ローラ28は正逆両方
向に回転可能となっている。
向に回転可能となっている。
【0039】前記用紙供給部21,61,62,63か
ら電子写真プロセス部20および定着装置23への搬送
路64には、定着装置23の下流側にゲート251が設
けられている。定着の終了した用紙は、前記ゲート25
1が図lの実線側に切換わっていると、前記シート後処
理装置5または前記排出トレイ9へ排出される。
ら電子写真プロセス部20および定着装置23への搬送
路64には、定着装置23の下流側にゲート251が設
けられている。定着の終了した用紙は、前記ゲート25
1が図lの実線側に切換わっていると、前記シート後処
理装置5または前記排出トレイ9へ排出される。
【0040】そして、前記のように前記排出トレイ9が
反転搬送路として使用される場合には、用紙が引き戻さ
れ、破線側に切換わっているゲート251を介して、前
記搬送路250に反転搬送される。このようにして、用
紙両面への画像形成が可能となっている。
反転搬送路として使用される場合には、用紙が引き戻さ
れ、破線側に切換わっているゲート251を介して、前
記搬送路250に反転搬送される。このようにして、用
紙両面への画像形成が可能となっている。
【0041】一方、シート後処理装置5は、ステープル
処理を行い、プリンタ2と並べて設置され、プリンタ2
にて画像記録が完了した用紙をシート後処理装置5内に
導入させるための搬入ローラ対50を有する。
処理を行い、プリンタ2と並べて設置され、プリンタ2
にて画像記録が完了した用紙をシート後処理装置5内に
導入させるための搬入ローラ対50を有する。
【0042】該搬入ローラ対50の排紙方向下流側に
は、ユーザにて指定されたモードに応じて、用紙の搬送
路を、ステープル処理を実施しない搬送路53と、ステ
ープル処理部58に繋がる搬送路55との間で、選択的
に切り換える切換えゲート52が配設されている。
は、ユーザにて指定されたモードに応じて、用紙の搬送
路を、ステープル処理を実施しない搬送路53と、ステ
ープル処理部58に繋がる搬送路55との間で、選択的
に切り換える切換えゲート52が配設されている。
【0043】この切換えゲート52の案内によって、搬
送路53に搬入された用紙は、排紙ローラ対55の作用
で、そのまま何の処理も施されることなく、上段の排紙
トレイ56上に排出される。一方、切換えゲート52の
案内によって搬送路55に搬入された用紙は、該搬送路
55上に配置された搬送ローラ対57によって、ステー
プル処理部58に導かれる。ステープル処理後のシート
は、下段の排紙トレイ59に排出される。
送路53に搬入された用紙は、排紙ローラ対55の作用
で、そのまま何の処理も施されることなく、上段の排紙
トレイ56上に排出される。一方、切換えゲート52の
案内によって搬送路55に搬入された用紙は、該搬送路
55上に配置された搬送ローラ対57によって、ステー
プル処理部58に導かれる。ステープル処理後のシート
は、下段の排紙トレイ59に排出される。
【0044】(排気機構の説明)画像形成装置lに付属
装置を接続しない状態、即ち画像形成装置lのみを単独
で使用する場合においては、筐体側面部(図lの状態で
は左側)は、本体内の縦向きの搬送路64を外部に対し
て開放可能な開放扉となっており、印字用紙の未定着ト
ナー像を保持した面が装置内部の部材等に接触しないよ
うに、トナー像転写後の印字用紙を用紙搬送側に吸引す
る吸引フアン(101,図5(a)(b)参照)がこの
開放扉に一体的に組み込まれている。
装置を接続しない状態、即ち画像形成装置lのみを単独
で使用する場合においては、筐体側面部(図lの状態で
は左側)は、本体内の縦向きの搬送路64を外部に対し
て開放可能な開放扉となっており、印字用紙の未定着ト
ナー像を保持した面が装置内部の部材等に接触しないよ
うに、トナー像転写後の印字用紙を用紙搬送側に吸引す
る吸引フアン(101,図5(a)(b)参照)がこの
開放扉に一体的に組み込まれている。
【0045】そして、この吸引フアン(101)は、両
面搬送路等の付属装置10が筐体側面部に接続されない
状態では、前記開放扉の壁面上に設けられた排気開口
(102,図8参照)を介して作像部で発生する熱によ
って比較的高温となった装置内部の空気を機外へ排出す
る排気ファンとしても機能する。この構成は、従来例で
引用した図5(a)(b)と同様である。
面搬送路等の付属装置10が筐体側面部に接続されない
状態では、前記開放扉の壁面上に設けられた排気開口
(102,図8参照)を介して作像部で発生する熱によ
って比較的高温となった装置内部の空気を機外へ排出す
る排気ファンとしても機能する。この構成は、従来例で
引用した図5(a)(b)と同様である。
【0046】(付属装置を画像形成装置に接続して使用
する場合)一方、例えば、図2(a)(b)に示すよう
に、両面搬送路等の付属装置10を画像形成装置lの筐
体側面部(筐体の一側面)に接続して使用する場合に
は、画像形成装置1の筐体の一側面に設けた排気開口
(ルーバー)102に対して、付属装置10の内部に設
けた排気通路11の接続口12を連通接続し、画像形成
装置lの内部に設けた排気ファン101によって、例え
ば、付属装置10の背面側に設けた排出口13から排気
させるようする。
する場合)一方、例えば、図2(a)(b)に示すよう
に、両面搬送路等の付属装置10を画像形成装置lの筐
体側面部(筐体の一側面)に接続して使用する場合に
は、画像形成装置1の筐体の一側面に設けた排気開口
(ルーバー)102に対して、付属装置10の内部に設
けた排気通路11の接続口12を連通接続し、画像形成
装置lの内部に設けた排気ファン101によって、例え
ば、付属装置10の背面側に設けた排出口13から排気
させるようする。
【0047】この場合、その排気通路11は、通紙領域
を回避した経路に設定されるのが好ましく、また、例え
ば、溝付き管座と称されるような半開放状の簡易な溝状
の構成として製作容易とするのが好ましい。この排気通
路11によって、昇温した空気は、付属装置10(及び
画像形成装置l)の背面側に向けて(強制的に)排出さ
れるため、一旦外部に排出された排気の画像形成装置l
内への還流を防止でき、冷却効果が向上すると共に、通
紙領域を回避した排気により、用紙の搬送障害や用紙折
れ等の不具合の発生を防ぐこともできる。そして、排気
がユーザーに向けて直接吹き付けられることはなく、従
来のように、内部の温度上昇や汚染の発生を避け、ユー
ザーが熱気や悪臭を浴びたり、また、排気ファン等の騒
音で不快に感じるようなこともなくなる。
を回避した経路に設定されるのが好ましく、また、例え
ば、溝付き管座と称されるような半開放状の簡易な溝状
の構成として製作容易とするのが好ましい。この排気通
路11によって、昇温した空気は、付属装置10(及び
画像形成装置l)の背面側に向けて(強制的に)排出さ
れるため、一旦外部に排出された排気の画像形成装置l
内への還流を防止でき、冷却効果が向上すると共に、通
紙領域を回避した排気により、用紙の搬送障害や用紙折
れ等の不具合の発生を防ぐこともできる。そして、排気
がユーザーに向けて直接吹き付けられることはなく、従
来のように、内部の温度上昇や汚染の発生を避け、ユー
ザーが熱気や悪臭を浴びたり、また、排気ファン等の騒
音で不快に感じるようなこともなくなる。
【0048】このように、付属装置10を画像形成装置
lに接続する場合には、自然対流を利用できるように、
付属装置10内の排気通路11の経路を設定すれば、排
気ファン101の出力を低く押さえて良好な冷却効果を
得ることができる。すなわち、例えば、図3(a)
(b)に示すように、装置内で高温となった空気を上向
きに形成した排気通路11によって上昇させつつ外部に
(室内に)排出させるようにすれば、(室内での)自然
対流が発生しやすくなり、排気ファン101の負荷を軽
減することができる。
lに接続する場合には、自然対流を利用できるように、
付属装置10内の排気通路11の経路を設定すれば、排
気ファン101の出力を低く押さえて良好な冷却効果を
得ることができる。すなわち、例えば、図3(a)
(b)に示すように、装置内で高温となった空気を上向
きに形成した排気通路11によって上昇させつつ外部に
(室内に)排出させるようにすれば、(室内での)自然
対流が発生しやすくなり、排気ファン101の負荷を軽
減することができる。
【0049】図3(a)は付属装置10を画像形成装置
1に接続する前の状態を示し、図3(b)は接続状態を
示す。図示のように、排気通路11を付属装置10の背
面側に設け、かつ、画像形成装置1の排気開口102と
接続される接続口12から上方に向けて排気通路11を
形成し、その排出口13を付属装置10の上部に設定し
ている。
1に接続する前の状態を示し、図3(b)は接続状態を
示す。図示のように、排気通路11を付属装置10の背
面側に設け、かつ、画像形成装置1の排気開口102と
接続される接続口12から上方に向けて排気通路11を
形成し、その排出口13を付属装置10の上部に設定し
ている。
【0050】これにより、画像形成装置lの排気開口1
02から側方に向けて排出された排気を排気通路11に
よって上方に方向を変化させ暖気の上昇気流を形成しや
すくして、自然対流の発生を促進することができる。な
お、付属装置10の接続口12には、ポリウレタンフォ
ーム等の弾性部材で形成されたパッキン19を設け、接
続部の気密性や密着性を向上させ、排気漏れを防ぐよう
に構成して、排気効率を向上させるようにするのが好ま
しい。
02から側方に向けて排出された排気を排気通路11に
よって上方に方向を変化させ暖気の上昇気流を形成しや
すくして、自然対流の発生を促進することができる。な
お、付属装置10の接続口12には、ポリウレタンフォ
ーム等の弾性部材で形成されたパッキン19を設け、接
続部の気密性や密着性を向上させ、排気漏れを防ぐよう
に構成して、排気効率を向上させるようにするのが好ま
しい。
【0051】このように、自然対流を利用しやすくする
ためには、例えば、図4(a)に示すように、付属装置
10の接続口12から斜め上方に向けて排気通路11を
形成して、背面側の上部に排出口13を設けるようにし
てもよい。このように、排気通路11を斜め上方に向け
て形成した場合には、その排気通路11を短くすること
ができ構成の簡素化を図ることができ、かつ、圧力損失
を少なくして排気ファン101の負荷を低減できる利点
がある。
ためには、例えば、図4(a)に示すように、付属装置
10の接続口12から斜め上方に向けて排気通路11を
形成して、背面側の上部に排出口13を設けるようにし
てもよい。このように、排気通路11を斜め上方に向け
て形成した場合には、その排気通路11を短くすること
ができ構成の簡素化を図ることができ、かつ、圧力損失
を少なくして排気ファン101の負荷を低減できる利点
がある。
【0052】このような排気通路11は、例えば、図4
(b)〜(e)に示すように、接続口12から左右(背
面側と前面側)両方向に分離して形成することもでき
る。そのいずれの場合でも、通紙領域である用紙搬送路
の幅(一点鎖線で示す)Bを完全に外れる位置まで、水
平方向または斜め方向へ導いてから、斜め上方又は垂直
上方に向けて排出させるように、排気通路11の経路を
設定し、排気が用紙に直接当たらないようにするのが好
ましい。なお、このような排気通路11を板金の配管又
はフレキシブルホース等で閉断面状に形成する場合に
は、その経路は通紙領域を横切っても構わない。
(b)〜(e)に示すように、接続口12から左右(背
面側と前面側)両方向に分離して形成することもでき
る。そのいずれの場合でも、通紙領域である用紙搬送路
の幅(一点鎖線で示す)Bを完全に外れる位置まで、水
平方向または斜め方向へ導いてから、斜め上方又は垂直
上方に向けて排出させるように、排気通路11の経路を
設定し、排気が用紙に直接当たらないようにするのが好
ましい。なお、このような排気通路11を板金の配管又
はフレキシブルホース等で閉断面状に形成する場合に
は、その経路は通紙領域を横切っても構わない。
【0053】高温となった空気(暖気)は上昇する勢い
が強く上昇気流を形成しやすいので、排気通路11によ
って、上方への排気量が多くなるように構成するのが好
ましいが、例えば、図4(b)(d)(e)に示すよう
に、通紙領域を回避するために、その経路の一部に、水
平方向の部分を含めてもよい。
が強く上昇気流を形成しやすいので、排気通路11によ
って、上方への排気量が多くなるように構成するのが好
ましいが、例えば、図4(b)(d)(e)に示すよう
に、通紙領域を回避するために、その経路の一部に、水
平方向の部分を含めてもよい。
【0054】図4(b)では、接続口12から左右に水
平に分離した2つの排気通路11,11が、前面側と背
面側で上方に向けて折曲され、付属装置10の前面側の
上部と、背面側の上側部とに設けた排出口13,13に
連通している。
平に分離した2つの排気通路11,11が、前面側と背
面側で上方に向けて折曲され、付属装置10の前面側の
上部と、背面側の上側部とに設けた排出口13,13に
連通している。
【0055】図4(c)では、接続□12から左右にそ
れぞれ斜め上方に向けて分離した2つの排気通路11,
11が、それぞれ、付属装置10の前面側の上部と、背
面側の上側部とに設けた排出口13,13に連通してい
る。
れぞれ斜め上方に向けて分離した2つの排気通路11,
11が、それぞれ、付属装置10の前面側の上部と、背
面側の上側部とに設けた排出口13,13に連通してい
る。
【0056】図4(d)では、接続口12から左右に水
平に分離した2つの排気通路11,11が、前面側と背
面側で上方に向けて折曲され、付属装置10の前面側の
上部と、背面側の上部とに設けた排出口13,13に連
通している。
平に分離した2つの排気通路11,11が、前面側と背
面側で上方に向けて折曲され、付属装置10の前面側の
上部と、背面側の上部とに設けた排出口13,13に連
通している。
【0057】図4(e)では、排気通路11の経路は図
4(b)と同様に形成され、背面側の上部に設けた排出
口13に排気ファン15を設けている。この場合、その
排気ファン15は、画像形成装置1に設けてある排気フ
アン101を補助するものであり、小さい出力でよく、
このような補助的な排気ファン15を追加することによ
り、排気効率をより一層向上させ、画像形成装置l内の
温度上昇をより効果的に抑制することができる。
4(b)と同様に形成され、背面側の上部に設けた排出
口13に排気ファン15を設けている。この場合、その
排気ファン15は、画像形成装置1に設けてある排気フ
アン101を補助するものであり、小さい出力でよく、
このような補助的な排気ファン15を追加することによ
り、排気効率をより一層向上させ、画像形成装置l内の
温度上昇をより効果的に抑制することができる。
【0058】その排気ファン15の設定位置について
は、図4(e)の位置に限定されることなく、付属装置
10の形式や構成に応じて適宜に選択設定されてよく、
少なくとも、排気通路11内の通紙領域以外の適所に配
置されればよい。また、本発明は、排気通路11の経路
を、図示の実施形態に限定するものではなく、機種に応
じて適宜設計変更自由であるのは言うまでもない。
は、図4(e)の位置に限定されることなく、付属装置
10の形式や構成に応じて適宜に選択設定されてよく、
少なくとも、排気通路11内の通紙領域以外の適所に配
置されればよい。また、本発明は、排気通路11の経路
を、図示の実施形態に限定するものではなく、機種に応
じて適宜設計変更自由であるのは言うまでもない。
【0059】また、本発明は、画像形成装置lを、図l
に示すものに限定するものではなく、少なくとも、ソー
ターや両面搬送装置等の付属装置が、筐体の一側面に付
設(接続)され、かつその一側面に排気開口が設けられ
ているる画像形成装置であれば、その形式や構成の如何
を問わず、本発明を適用することができる。従って、例
えば、スキャナ3や自動原稿搬送装置4、シート後処理
装置5、多段給紙ユニット6がなく、プリンタ2のみか
らなる画像形成装置であっても本発明を適用することが
できる。
に示すものに限定するものではなく、少なくとも、ソー
ターや両面搬送装置等の付属装置が、筐体の一側面に付
設(接続)され、かつその一側面に排気開口が設けられ
ているる画像形成装置であれば、その形式や構成の如何
を問わず、本発明を適用することができる。従って、例
えば、スキャナ3や自動原稿搬送装置4、シート後処理
装置5、多段給紙ユニット6がなく、プリンタ2のみか
らなる画像形成装置であっても本発明を適用することが
できる。
【0060】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明
は、以下のような効果を奏する。
は、以下のような効果を奏する。
【0061】請求項lによれば、付属装置内に設けた排
気通路の排出口を、装置の後部(背面側)または上部の
位置に設定したので、一旦外部に排出きれた排気の還流
を防止できるため、画像形成装置内での温度上昇や汚染
の発生を避け、冷却効果が向上する。
気通路の排出口を、装置の後部(背面側)または上部の
位置に設定したので、一旦外部に排出きれた排気の還流
を防止できるため、画像形成装置内での温度上昇や汚染
の発生を避け、冷却効果が向上する。
【0062】また、ユーザーは、通常、画像形成装置の
後方または付属装置の真上に接近することはないので、
付属装置の後部(背面側)または上部の排出口から排気
させることによって、ユーザーが、直接排気を吹き付け
られて不愉快な思いをすることが少なくなり、快適な作
業環境を整えることができる。
後方または付属装置の真上に接近することはないので、
付属装置の後部(背面側)または上部の排出口から排気
させることによって、ユーザーが、直接排気を吹き付け
られて不愉快な思いをすることが少なくなり、快適な作
業環境を整えることができる。
【0063】請求項2によれば、排気通路を、通紙領域
を回避した経路に設定したので、付属装置内の用紙に排
気が直接吹き付けられることはなく、風圧による用紙搬
送障害や用紙折れ等の不具合の発生を防ぐことができ
る。
を回避した経路に設定したので、付属装置内の用紙に排
気が直接吹き付けられることはなく、風圧による用紙搬
送障害や用紙折れ等の不具合の発生を防ぐことができ
る。
【0064】請求項3によれば、付属装置側の排気通路
内に、排気ファンを設けるので、低い出力で効率よく排
気できるため、画像形成装置内の温度上昇をより効果的
に抑制することができる。
内に、排気ファンを設けるので、低い出力で効率よく排
気できるため、画像形成装置内の温度上昇をより効果的
に抑制することができる。
【図1】本発明の一実施形態に係る画像形成装置の全体
構成図である。
構成図である。
【図2】同斜視図である。
【図3】同付属装置と画像形成装置の要部構成の説明図
である。
である。
【図4】同排気通路の変形例を示す説明図である。
【図5】従来の画像形成装置単体の排気構造の一例を示
す説明図である。
す説明図である。
【図6】従来の付属装置を接続した画像形成装置の排気
構造の一例を示す説明図である。
構造の一例を示す説明図である。
1−画像形成装置 10−付属装置 11−排気通路 13−排出口 15−排気ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 諸岡 了 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 濱口 和也 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 渥美 英要 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 三好 文徳 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2H027 DA28 JA02 JA03 JA11 JA17 JB13 JB14 JC03 JC13 JC14 2H071 AA26 AA35 AA39 BA04 BA13 BA27 BA35 DA09 DA10 DA24 EA06
Claims (3)
- 【請求項1】 排気開口が設けられた筐体の一側面に付
属装置が接続される画像形成装置であって、 前記付属装置内には、前記排気開口と連通する排気通路
が設けられ、 前記排気通路の排出口は、前記付属装置の後部(背面
側)または上部の位置に設定されていることを特徴とす
る画像形成装置の排気機構。 - 【請求項2】 前記排気通路は、前記付属装置内の通紙
領域を回避した経路に設定されていることを特徴とする
請求項lに記載の画像形成装置の排気機構。 - 【請求項3】 前記排気通路に、排気ファンを設けたこ
とを特徴とする請求項lまたは2に記載の画像形成装置
の排気機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001061886A JP2002258724A (ja) | 2001-03-06 | 2001-03-06 | 画像形成装置の排気機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001061886A JP2002258724A (ja) | 2001-03-06 | 2001-03-06 | 画像形成装置の排気機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002258724A true JP2002258724A (ja) | 2002-09-11 |
Family
ID=18921103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001061886A Pending JP2002258724A (ja) | 2001-03-06 | 2001-03-06 | 画像形成装置の排気機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002258724A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007232949A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2009237195A (ja) * | 2008-03-27 | 2009-10-15 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
US8139995B1 (en) | 2006-02-28 | 2012-03-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
JP2012189634A (ja) * | 2011-03-08 | 2012-10-04 | Ricoh Co Ltd | 画像形成システムの排気装置 |
JP2014151607A (ja) * | 2013-02-13 | 2014-08-25 | Seiko Epson Corp | プリンターおよび電子機器 |
CN104950650A (zh) * | 2014-03-25 | 2015-09-30 | 富士施乐株式会社 | 外部装置的安装结构以及图像形成装置 |
JP2018173668A (ja) * | 2013-09-06 | 2018-11-08 | 株式会社リコー | 冷却装置、及び画像形成装置 |
-
2001
- 2001-03-06 JP JP2001061886A patent/JP2002258724A/ja active Pending
Cited By (8)
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