JP2002258607A - 現像装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents

現像装置及びプロセスカートリッジ

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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/09Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer using magnetic brush
    • G03G15/0942Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer using magnetic brush with means for preventing toner scattering from the magnetic brush, e.g. magnetic seals

Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気シール部材の組立性と取付位置精度の向
上が目的である。 【解決手段】 取り付け溝17kに磁気シール部材50
を嵌め込み位置決め穴50dに現像ローラ18の軸受部
材のピン55dを現像枠体17の穴を介して差し込む。
ブレード板金26aと現像枠体17間を支持する弾性シ
ール部材51の端部をブレード板金26aと端面部分5
0cとの間に圧縮して端面17k4に磁気シール部材5
0の下端面を押しつける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、プリンター
等の電子写真画像形成に用いる現像装置及びプロセスカ
ートリッジに関する。
【0002】ここで、電子写真画像形成装置とは、電子
写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するも
のである。そして、電子写真画像形成装置の例として
は、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば
レーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)ファクシ
ミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
【0003】また、プロセスカートリッジとは、帯電手
段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光体
ドラムとを一体的にカートリッジ化し、このカートリッ
ジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするものであ
る。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少な
くとも1つと電子写真感光体ドラムとを一体的にカート
リッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするもので
ある。更に、少なくとも現像手段と電子写真感光体ドラ
ムとを一体的にカートリッジ化して装置本体に着脱可能
とするものをいう。
【0004】
【従来の技術】電子写真を用いた画像形成装置では、そ
の使用が長時間に及ぶと感光体ドラムの交換、現像剤の
補給や交換、その他(帯電器、クリーナ容器など)の調
整・清掃・交換が必要となるか、このような保守作業は
専門知識を有するサービスマン以外は事実上困難であっ
た。
【0005】そこで、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置においては、電子写真感光体及び前記電
子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカート
リッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に
着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されて
いる。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置の
メンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自身で
行うことができるので、格段に操作性を向上させること
ができた。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、画
像形成装置において広く用いられている。
【0006】これにより、上記プロセス機器についてメ
ンテナンスの必要が生じれば、使用者自らが簡単に保守
・交換を行うことが可能となり、高品位な画質を安価
に、また、容易に得られるようになった。
【0007】このようなプロセスカートリッジに内蔵さ
れた現像手段(現像装置)においては、現像装置に設け
られた回転する現像ローラのような現像剤担持体の両端
部に、現像領域外へトナーが流出するのを防止するため
のシール部材が設けてある。従来の、このトナー流出を
防ぐシール部材にはフェルトや発泡ゴムなどの弾性体が
広く利用されている。
【0008】現像ローラは、その内部に磁石ローラを有
し、現像容器にスリーブ軸受を介して回転可能に支持さ
れている。従って、現像容器から供給されたトナーは、
磁石ローラの磁力により現像ローラの表面に付着し、現
像ブレードにより層厚が一定に規制された後、現像ロー
ラの回転に伴って、感光ドラム上の潜像と対向する位置
において、この潜像に付着して現像を行う。
【0009】また、現像ローラの現像領域より外側の長
手方向の両端部で、現像枠体に装着される現像ローラの
開口側と反対側の奥部には弾性シール部材が取り付けら
れており、この弾性シール部材を現像ローラの外周面に
圧接させることによりトナーの流出を防止している。
【0010】しかしながら、このような構成の現像装置
では、現像ローラの外周面の半分に弾性シールが圧接し
ているため、現像動作時に回転する現像ローラの負荷が
大きく、また現像ローラとの接触により弾性シール部材
が劣化し、シール性が悪化するなどの問題があった。さ
らに現像ローラと弾性シール部材との間にわずかではあ
るがトナーが進出してしまう場合があり、これが原因で
トルクが高くなったり、トルクの変動が大きくなって回
転ムラが生じ、画像形成に悪影響を及ばすことがあっ
た。
【0011】そのため、これらの問題を解決すべく、現
像ローラの両端部に一定の間隔をもって磁性体のシール
部材(以下「磁気シール」と呼ぶ。)を配置し、これよ
りトナーの流出を防止する方法が提案されている。
【0012】磁気シールは、磁石から形成されたもの
で、現像ローラの外周面に対して一定の隙間(0.1〜
0.7mm程度)を隔てて配置するために現像ローラの
両端部に巻装されるとともに、この状態で現像ローラと
共に現像容器に取り付けられている。磁気シール部材
は、現像ローラとの対向面に着磁されており、各々磁力
線に沿って形成されるトナーの穂立ちによる磁気ブラシ
によって現像ローラの外周面と、磁気シール部材の表面
との隙間を埋め、トナーが現像領域外にに流出するのを
防止している。
【0013】また、磁気シールは現像ローラに対して高
精度に位置決めする必要があるため従来から様々な位置
決め方法が考案されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
技術を更に発展させたものであり、磁気シールの現像ロ
ーラに対する位置決めを簡単な構成でかつ低コストでか
つ簡単な組み立て方法で達成する現像装置及びプロセス
カートリッジを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】主要な本発明は請求項と
対応する番号を付して示せば以下のとおりである。
【0016】本出願に係る第1の発明は電子写真感光体
ドラムに形成された静電潜像を現像するための現像ロー
ラと、該現像ローラの長手方向一端側と他端側に配置さ
れ、該現像ローラを回転自在に支持するための軸受部材
と、該軸受部材を取り付ける取り付け部を持ち、該現像
ローラに現像剤を担持させるための現像剤を受け入れる
ための開口部を持つ現像枠体と、該現像ローラの長手方
向一端側と他端側のいずれか一方に、該現像ローラの外
周に接近させて配置され、自身に施された磁力による磁
界により現像ローラとの間に現像剤を埋めることによっ
て現像ローラの長手方向外側に現像剤が流出することを
防止する磁気シール部材と、を有し、該磁気シール部材
は、該軸受部材により位置決めされていることを特徴と
する現像装置である。
【0017】本出願に係る第12の発明は画像形成装置
本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、電子
写真感光体ドラムと、電子写真感光体ドラムに形成され
た静電潜像を現像するための現像ローラと、該現像ロー
ラの長手方向一端側と他端側に配置され、該現像ローラ
を回転自在に支持するための軸受部材と、該軸受部材を
取り付ける取り付け部を持ち、該現像ローラに現像剤を
担持させるための現像剤供給部を持つ現像枠体と、該現
像ローラの長手方向一端側と他端側のいずれか一方に、
該現像ローラの外周に接近させて配置され、自身に施さ
れた磁力による磁界により現像ローラとの間に現像剤を
埋めることによって現像ローラの長手方向外側に現像剤
が流出することを防止する磁気シール部材と、を有し、
該磁気シール部材は、該軸受部材により位置決めされて
いることを特徴とするプロセスカートリッジである。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1乃至図
17に基づいて説明する。
【0019】(プロセスカートリッジおよび装置本体の
説明)図1に本発明に係るプロセスカートリッジの主断
面図、図2に本発明に係る画像形成装置の主断面図を図
示する。このプロセスカートリッジは像担持体と、像担
持体に作用するプロセス手段を備えたものである。ここ
でプロセス手段としては、例えば像担持体の表面を帯電
させる帯電手段、像担持体にトナー像を形成する現像装
置、像担持体表面に残留したトナーを除去するためのク
リーニング手段がある。
【0020】本実施の形態のプロセスカートリッジ15
は、図1に示すように像担持体である電子写真感光体ド
ラム(以下、感光体ドラムという)11の周囲に帯電手
段である帯電ローラ12、現像手段として、現像ローラ
18、現像ブレード26、トナーを収納したトナー収納
枠体16、及びクリーニング手段として、クリーニング
ブレード14を配置し、ハウジングで覆って一体的にプ
ロセスカートリッジ15とし、画像形成装置本体Cに対
して、着脱自在に構成している。
【0021】図2はプロセスカートリッジ15を装置本
体Cへ装着し画像形成可能な状態である。プロセスカー
トリッジ15を取り外すには不図示のハンドルでプロセ
スカートリッジ15の左端部を支持可能な昇降アーム2
を上昇し、装置本体Cのガイドレール4上でプロセスカ
ートリッジ15の支点足5を中心として揺動し、プロセ
スカートリッジ15のガイド部15aを装置本体Cのガ
イドレール24に一致させ、図1の手前側へ向って把手
25(図3参照)を持って引き出す。
【0022】プロセスカートリッジ15の装置本体Cへ
の装着は上記と逆である。
【0023】このプロセスカートリッジ15は図2に示
すような画像形成装置本体Cに装着されて画像形成に用
いられる。画像形成は装置下部に装着されたシートカセ
ット6から搬送ローラ7によって記録媒体としてのシー
トSを搬送し、このシート搬送と同期して、帯電ローラ
12によって一様に帯電されてある感光体ドラム11に
露光装置8から選択的な露光をして潜像を形成する。そ
の後、トナー収納枠体16に収納したトナーを現像ロー
ラ18へ向って送り出し現像ブレード26により現像ロ
ーラ18表面に薄いトナー層を担持し、現像ローラ18
に現像バイアスを印加する事によって、潜像に応じてト
ナーを感光体ドラム11の表面に供給する。このトナー
像を転写ローラ9へのバイアス電圧印加によって搬送さ
れるシートSに転写し、そのシートSを定着装置10へ
搬送して画像定着し、排紙ローラ1によって装置上部の
排出部3に排出する。
【0024】(プロセスカートリッジの枠体構成)図1
及び図3乃至図7を用いて、プロセスカートリッジ15
の構成について説明する。図7はプロセスカートリッジ
を組み付ける前の枠体構成示す斜視図である。プロセス
カートリッジ15は感光体ドラム11、帯電ローラ1
2、クリーニングブレード14を一体的に支持している
クリーニング枠体13、現像ローラ18、現像ブレード
26(図7には不図示、図1参照)を一体的に支持して
いる現像枠体17、トナーTを収納しているトナー収納
枠体16の3つの枠体により主に構成されている。更に
は、これら3枠体を一体的に支持するために枠体の両側
面でサイドカバー19,20により固定され、プロセス
カートリッジとして成り立っている。
【0025】クリーニング枠体13はクリーニングブレ
ード14を小ねじ等で固定し、帯電ローラ12は端部の
芯金部を軸受部材(不図示)を介して回転自在に支持し
ている。また、感光体ドラム11は両端部のフランジ部
11a,11bを夫々、軸受部材22,23を介してク
リーニング枠体13に回転自在に支持されている。尚、
フランジ部11aは図4、図5に示すようにその端部に
装置本体Cの駆動カップリングと係合するいわゆる3角
カップリング11cを支持しており、装置本体Cの駆動
装置から駆動を受け、感光体ドラム11の駆動を行って
いる。トナー収納枠体16はその内部にトナー搬送部材
27とともに、トナーTを収納している。
【0026】現像枠体17には、マグネットローラ18
aを内包する現像ローラ18及び現像ブレード26、及
び磁気シール(不図示)が配設されている。マグネット
ローラ18aは一端側を現像ローラ軸受となる突部17
e及び他端側を現像枠体17によって支持され、現像ロ
ーラ18とのギャップを保っている。また、現像ローラ
18への給電は現像ローラ18の内部に電気接点を設け
て行われる構成である。更に現像ローラ18上には感光
体ドラム11との間隔を一定に保つ突き当てコロ(図示
せず)が設けられている。
【0027】現像枠体17は現像ローラ18の一側面側
に設けた吊り穴17dを揺動の回転中心とし、感光体ド
ラム中心に現像ローラ中心が向うようにクリーニング枠
体13に揺動可能に支持されている。
【0028】更に現像枠体17の他側面側には、現像ロ
ーラ18の長手方向中心軸線上に突部17eが固定さ
れ、該突部17eを感光体ドラム中心方向に加圧するよ
うに構成されている。該突部17eはサイドカバー19
に設けられた溝19e(本実施例では感光体ドラム中心
方向に略平行で直線形状の長穴)に挿入され、感光体ド
ラム中心方向に移動可能に構成されている。また、溝1
9e内部には弾性部材(不図示)が前記突部17eを加
圧して現像ローラ18を感光体ドラム11にって付勢す
るように配設されている。
【0029】この溝19eは同時に現像ローラ18の移
動方向を規制する位置決めの役割も担っている。
【0030】ここで、駆動力が働いた場合、感光体ドラ
ム11と現像ローラ18に夫々設けられ互いに噛み合う
不図示のギアは吊り穴17dを中心として互いに食い込
み方向に力が働き、感光体ドラム11と現像ローラ18
が離れる方向に力が働くことが無いように設計されてい
る。また、前述の溝19e内に設ける弾性部材によって
も現像ローラ18は常に感光体ドラム18に向かい加圧
されている。
【0031】一方のサイドカバー19はプロセスカート
リッジ15の主断面を覆うほどの大きさを有しており、
プロセスカートリッジ長手方向一端に配置され、クリー
ニング枠体13、トナー収納枠体16を夫々固定して一
体的に支持している。このサイドカバー19の穴部19
aがクリーニング枠体13の、感光体ドラム中心と同軸
上に位置決めされる。この時、軸受部材22を介して、
サイドカバー19の位置決めを行なうと精度良く決ま
る。また、感光体ドラム11からできるだけ離れた位置
に設けられた位置決め部19bにおいてクリーニング枠
体13の側面に設けられた位置決め部13bと回転方向
の位置を決めており、小ねじ数本でサイドカバー19と
クリーニング枠体13が固定される。更にトナー収納枠
体16はその一端面において、位置決め部16a,16
bを設け、その位置決め部でサイドカバー19に配置さ
れた位置決め部19c,19dで位置決めし、小ねじ数
本でサイドカバー19とトナー収納枠体16が固定され
る。他方のサイドカバー20も同様な構成となってい
る。
【0032】また、軸受部材22は先に説明したように
画像形成装置本体Cへの位置決めも兼ねている。トナー
収納枠体16から現像ローラ18へトナーを供給するた
め、トナー収納枠体16、現像枠体17に夫々開口部1
7a,16cを設けている。現像枠体17とトナー収納
枠体16の開口部17a、16cをつなげるようなシー
ル部材21により連結されている。またトナー収納枠体
16はサイドカバー19,20により位置決めされてお
り、現像枠体17はクリーニング枠体13により位置決
めされているため、現像枠体17とトナー収納枠体16
の寸法誤差によりどちらかにひずみが生じる恐れがあ
る。そのため、シール部材21はフレキブルな材質を使
用している。この様な構成にすることにより、トナーが
増大した時でも、トナーによる負荷はサイドカバー1
9,20に掛かり、現像ローラ18に負荷が生じること
はない。従って、感光体ドラム11に余計な負荷を与え
ず安定した画像を得ることができる。更には、各枠体の
側面で連結することにより、サイドカバー一部品で各容
器本体の位置決めを行なうことができ精度良く連結する
ことができる。
【0033】(現像装置の説明)次に、現像装置につい
て、更に詳細に説明する。図8は現像装置を現像ローラ
の長手方向に直交する方向からみた平面図である。図9
は図8においてA−Aで切った断面図である。図10は
図9においてB−Bで切った断面図である。図11は図
8においてC−Cで切った断面図である。図12は現像
装置の各部品が組み込まれる前の状態の斜視図である。
図13は磁気シール単体の斜視図である。図14は現像
軸受部材と現像枠体と現像枠体のみ組み付け前の斜視図
である。図15現像軸受枠体の別の形態の斜視図であ
る。図16は現像ローラと磁気シールのみを表した斜視
図である。図17は図16においてE−Eで切った断面
図である。
【0034】現像枠体17には、前述のように画像形成
に係る構成要素として、現像ローラ18、現像ブレード
26が組み込まれている。
【0035】現像ブレード26は、図12に示すように
厚さ1〜2mm程度の板金26aにウレタンゴム26b
がホットメルト、両面接着テープ等で固定されたもの
で、ウレタンゴム26bが現像ローラ18の母線に接す
ることによって現像ローラ18周面上のトナー量を規制
する。なお、現像ブレード26としてはシリコンゴムを
採用する場合がある。現像枠体17に設けられたブレー
ド取り付け部としてのブレード突当て平面17fにはめ
ねじ17gが設けられ、やや中央寄りには位置決め用タ
ボ(不図示)が設けられている。そこで、板金26aに
設けられた嵌合穴26dを前記タボ(不図示)に夫々嵌
合する。その後、板金26aに設けられたねじ穴26c
を挿通してめねじ17gに小ねじ57をねじ込み、板金
26aを平面に17fに固定する。こうしてウレタンゴ
ム26bの先端の位置が決まり、現像ローラ18へのウ
レタンゴム26bの当接圧が決まり、ウレタンゴム先端
から当接位置までの距離が決まり現像条件が決まる。ま
た、現像ブレード26の板金26aは、ウレタンゴム2
6bが現像ローラ18へ長手方向で均一に当接させるよ
う板金26aの剛性を高めるため、その一端は略90°
に曲げられ曲げ部26eとなっている。
【0036】なお、現像枠体17には、その開口部17
aの上方長手方向の弾性シール座面17h(図12参
照)から短手方向の座面17jに沿って、トナーの外部
への漏れを防ぐため、略コの字状のモルトプレーン等の
弾性シール部材51を貼り付けている。弾性シール部材
51の第1直線部51cは現像枠体17の座面17hに
貼り付けられ、第2直線部51aは座面17jに貼り付
けられる。現像枠体17と現像ブレード26の間にこの
弾性シール部材51を挟み込み、つぶすことによってト
ナーの外部への漏れを防止している。更に、この弾性シ
ール部材51はその長手方向端部に数mm飛び出してい
る耳部51bが形成されている。この耳部51bは後で
説明する磁気シール部材50の位置決めを担っている。
【0037】また、図9に示すように開口部17aの長
手方向両端側において現像ローラ18の周方向に沿う円
弧面17l(エル)及びその上方につづく平面に沿って
設けた溝17kに、磁気シール部材50が取り付けられ
ている。この磁気シール部材50に関しては後に詳述す
る。
【0038】また更に、現像枠体17の下あご部17m
の上側の座面17m1には現像ローラ18の母線に接す
る薄片の弾性シール部材(不図示)が貼り付けられてい
る。
【0039】現像ローラ18はアルミ、ステンレス等の
金属材料からなる円筒部材である。その外径は16〜2
0mm程度であり、肉厚は0.5〜1mm程度である。
また、その表面には現像剤の帯電性を高めるためにカー
ボンコート、ブラスト等が施されている。本実施例では
カーボンコートのみである。
【0040】また、現像ローラ18の両端部にはアル
ミ、ステンレス等の金属材料よりなる段付きの円筒部材
であるスリーブランジ(一端部のみ図12に図示)18
sが圧入されている。このスリーブランジ18sは現像
ローラ18と同軸であり順次より外径が小さい第1円筒
部18b、第2円筒部18cが設けられている。この第
1円筒部18bには、現像ローラ18と感光体ドラム1
1の対向距離を規制するためのリング状の距離規制部材
であるスペーサコロ53が設けられている。このスペー
サコロ53はポリセタール等の絶縁性の材質からできて
いる。また第2円筒部18cには現像ローラ18を回転
自在に支持し現像枠体17に位置決めするための現像軸
受部材55(図14に特に拡大して逆側からみた斜視図
を図示)を配置している。また、第2円筒部18cの先
端には二面幅部18dを有し、この二面幅部付の円筒部
18cに丁度嵌合して回り止めされて合成樹脂製の現像
ローラギア54が設けてある。この現像ローラギア54
は感光体ドラム11の端部に設けられたはず歯のドラム
ギア(不図示)から駆動を受けて、現像ローラ18を回
転させる。また、その軸方向の推力は現像ローラ18の
長手方向の中央部へ向かうようにねじれている。また、
現像ローラ18の内部には、トナーを現像ローラ18周
面上に付着させるためのマグネットローラ(図17の符
号18a)を内包している。他端部のスリーフランジに
ついても同様な構成であることがここでは説明を省略す
る。現像軸受部材55は摺動性が向上した樹脂製の材料
からなり、厚さ2〜5mm程度の平板状である。この平
板状部の部分の略中央には円筒状の軸受け部55aが形
成されている。この軸受け部55aはその内径は8〜1
5mmである。この軸受け部55aがスリーブランジの
第2円筒部18cと嵌合し、現像ローラ18が回転摺動
している。また現像軸受部材55の平板状部の面55g
には先端に現像枠体17との位置を決めるための第一の
段部55d、第二段部55eを有するダボ55cが軸受
け部55aと略平行に形成され、現像枠体17に位置決
めされる。このダボ55cの先端で、ダボ55cと同軸
であるダボ55d,55eは後述する磁気シールの位置
決めとして使用される。また、同じく面55gには現像
枠体17に現像軸受部材55を小ねじ56等で固定する
ためのねじ穴55b及び現像軸受部材55を現像枠体1
7に位置決めするためのダボ55fが設けられている。
現像軸受部材のタボ55cが位置決め穴17c(図14
に図示)に嵌合し、また、タボ55fが嵌合長穴17o
に嵌合し現像軸受部材55の面55gが現像枠体17の
面17pに突き当てる。そして、現像枠体17に設けら
れためねじ17q,17rに現像軸受部材55に設けら
れたねじ穴55bを挿通して小ねじ56をねじ込み、現
像軸受部材55を現像枠体17に固定する。これより、
現像枠体17に固定される現像ブレード26と現像ロー
ラ18の位置は確実に決まり安定した画像が出力され
る。
【0041】前述してきた現像軸受部材55はその軸受
け部55aが現像ローラ18摺動部するため、材料は摺
動特性の良い比較的高価な材質を用いることができる
(例えば、PPS、PAベースの軸受材)。そのために
図15のように、その部分のみ軸受ブッシュ101とし
て、ハウジング100部品を分ければ、高価な材質を使
う部品の材質は少なくて済み、ハウジング100はHI
PS等の比較的な安価な材質で済む。
【0042】(磁気シール部材)磁気シール部材50
(図13に特に拡大して図示)は、その構成要素である
磁石50aがNd−Fe−Bの磁性粉末を含有するナイ
ロンバインダを備えた幅3〜4mmの射出成形品であ
る。もう一つの構成要素である磁性板50bの厚さ1〜
1.5mmの鉄材である。そして、磁石50aと磁性板
50bとの接合方法は、磁性板50bが磁石50aの長
手方向に内周と外側側面を除いて埋込、まれるように出
成形のインサート成形によって成形されている。だだ
し、接着剤両面テープ、磁力のみによる吸着接合でも後
述の効果は同様に得られる。また、現像ローラ18と磁
気シール部材50との間隙は0.1〜0.7mmあり、
そのときの磁気シール部材50の磁力による現像ローラ
18の表面の磁束密度は1000〜2000Gs程度で
ある。そして、磁気シール部材50の磁石50aと磁性
板50bとの位置関係は、現像枠体17の開口部17a
側(図16に示す現像ローラ18に多点でぬりつぶし状
に示す中央部)に磁石50aが、また開口部17aより
外側(図16に示す現像ローラ18の長手方向の両端
部)に磁性板50bが配置されている。
【0043】上述のように磁石50aを現像枠体17の
開口部17a側に、磁性板50bを開口部17aより外
側に配置することにょって磁気シール磁力線75は、図
17(a)のA部分を拡大した図17(b)に示すよう
に、磁石50aと磁性板50bとの間に形成され、透磁
率の高い磁性板50bに入っていくため、磁気シール部
材50の幅の外側まで拡がる磁力線が発生しない。
【0044】したがって、磁気シール部材50の表面の
磁力線75に沿って拡がるトナーは、磁性板50b側
(開口部17aの外側)では磁性板50bから外側に存
在しないため、現像ローラ18の回転によってトナーが
距離規制部材であるスペーサコロ53に接触するという
ことがなくなる。そこで、スペーサコロ53を磁気シー
ル部材50の側面まで接近することが可能になり、当然
それによるプロセスカートリッジ15の小型化と同時に
画像形成装置本体Cの小型化が可能になる。
【0045】また、磁気シール部材50上のトナーは磁
性板50bより現像枠体17の開口部17aよりも外側
に拡がらないので、磁気シール部材50の表面の磁力の
強い範囲で確実にトナー保持することが可能となり、ユ
ーザによってプロセスカートリッジ15を画像形成装置
本体Cへ着脱する際衝撃などを加えられてもトナーが漏
れることのない良好なシール性が得られる。
【0046】また、磁性板50bを磁石50aの側面に
配置することで、上述のように磁力線75が磁性板50
bに入っていくということは発散していく磁力線を磁性
板50bに集中させることである。したがって、磁石5
0a表面の磁束密度が高くなり磁力が大きくなるため、
シール性のさらなる向上が図られる。また、シール性に
余裕がある場合は磁力の小さい安価の磁石を用いること
が可能なので、コストダウンが行える。
【0047】(磁気シール部材の位置決め構成)磁気シ
ール部材はこれまでに説明した現像枠体、弾性シール、
現像軸受部材により現像ローラとの位置が決められる。
つまり、磁気シール部材は図9における磁気シールの位
置決め穴50dに位置を決めることと、位置決め穴50
dを中心とする回転方向に付勢することにより位置が決
まる。図8、図9、図10、図11、図13により詳細
に説明する。
【0048】図9に示すように磁石50a、磁性板50
bは共に内周側(正面から見て手前側)が現像ローラ1
8に間隙g1をおいた半円弧形部分50e(磁性シール
部材50の半円弧形部分)と、この半円弧形部分50e
の中心から現像枠体17側へオフセットして半円弧形部
分50eの上部から直線状で上方へのびる端面部分50
cを有し、磁石50aは断面がほぼ方形であり、磁石5
0aと磁性板50bを併せた断面は方形である。磁石5
0aの外周50fから半径方向外部へ円弧形の屈折部5
0hが突出しており、円弧中心に位置決め穴50dを有
する。磁性板50bの上端は13に示すように端面部分
50cに嵌まり込み、長手方向の外部側面は磁石50a
と磁性板50bが同一面となっている。
【0049】現像枠体17には図9、図12に示すよう
に平面17fから円弧面17l(エル)にかけて磁気シ
ール部材50の取り付け用溝17k(17k1、17k
2、17k3)が設けられている。この溝17kは円弧
面17l(エル)の(図12参照)の円弧に沿う円弧溝
17kl、平面17fに沿う上下方向の直線溝17k
2、磁気シール部材50の屈折部50h(内周に位置決
め穴50dを形成)が丁度嵌入する位置決め溝17k3
がつらなっている。位置決め溝17k3は円弧溝17k
1の底からえぐれている。この溝17kの幅H(図10
に記載)と磁気シール部材50の幅を等しくして、溝1
7kに磁気シール部材50を嵌め込むことにより現像ロ
ーラ18に対する磁気シール部材50の長手方向の位置
が決まる。また、磁気シール部材50の取り付け用溝1
7kの各部の深さは、磁気シール部材50が所定の位置
に決まった時、対応する磁気シール部材50の幅より
0.1〜0.7mm程度深い。つまり、磁気シール部材
50の外周50f面と現像枠体17の溝17kはギャッ
プg2(図9参照)を保っている。このギャップg2か
らトナーが漏れないようにするために、磁気シール部材
50はの現像ローラ対向面に磁極を配置したのと同様
に、かつ対向する磁極を配置して、この磁気力によりト
ナーが外部に漏れるのを防ぐ。また、磁性板50bを外
周面まで延ばして、現像ローラ側のように磁気力が外側
に漏れないようにして、磁気力の効果を上げるような構
成をとっても良い。
【0050】次に磁気シール部材50の位置決めについ
て詳細に説明する。磁気シール部材50は図10のよう
に前述した現像軸受部材55から突き出したダボの先端
の第1段部55dが磁気シール部材50の位置決め穴5
0dに嵌合し、回転自在に支持される。さらに第1段部
55dの先端の第2段部55eが現像枠体17の位置決
め穴17cと同軸で有り、取り付け溝17kに対して反
対側に形成された位置決め穴17sに嵌合し、磁気シー
ル部材50を両持ちで支持している。両持ちで支持する
ことにより、位置決め軸はある程度細くても、強度的に
しっかりとした支持ができる。そのため、省スペース化
につながる。また、位置決め軸は成形上倒れやすいが、
現像枠体17の位置決め穴17cと17sの同軸度は成
形上比較的だしやすいもので、磁気シール位置決めは精
度良く行なわれる。
【0051】次に磁気シール部材50の回転方向の位置
決めてあるが、これは図9に示すように現像枠体17の
取り付け溝17kの円弧溝17k1の下端面17k4、
つまり、先に説明した下あご部17mの弾性シール(不
図示)座面17m1から落ち込んだ端面17k4に突き
当てることによって行われる。また、確実につきあてる
ための付勢力Fは磁気シール部材50の上部の直線状の
端面部分50cと現像ブレード26の板金26aの間に
介在した弾性シール部材51の主として耳部51bが圧
縮されたことによる反発力によって発生させる。このよ
うに磁気シール部材50は位置決め穴50dを中心にし
て時計周り方向に付勢力が働き、確実に現像ローラと磁
気シール部材の位置は決まる。また、磁気シール部材と
現像ローラの相対位置は現像軸受部材一部品のみしか介
在せず、公差の積み上げによるギャップg1のばらつき
が極力抑えられ、トナー漏れに対する余裕の向上とな
る。従来ギャップg1は工程上で測定していたが、公差
の積み上げが少なくなることから検査する必要がなくな
った。また、付勢力Fは弾性シール部材51の一部を使
うことにより、余分な部品を使用することなく低コスト
で確実な位置決めができる。また、弾性シール部材51
に絶縁性の材質を使用することにより、例えば現像ブレ
ードの板金に高圧を印加したくない時に、リーク防止と
しての役目も果たす。
【0052】次に磁気シール部材の位置が決まるまでの
組み立てを図12に沿って説明する。
【0053】上記磁気シール部材50は図12に示すよ
うに現像枠体17の磁気シール部材50の取り付け用の
溝17kに矢印Dに示すように持ち込み、円弧溝17k
1に磁気シール半円弧形部分50eを嵌め込み、直線状
の端面部分50cを直線溝17k2に嵌め込む。この磁
気シール半円弧形部分50eの内周面を円弧面17l
(エル)と略同一高さになるまで磁気シール部材50を
押し込む。次に弾性シール部材51の第1直線部51c
を現像枠体17の長手方向のリブの端面である弾性シー
ル座面17hに、第2直線部51aを現像枠体17の座
面17jに、耳部51bを磁気シールの端面部分50c
に貼り付ける。この時、現像枠体17の弾性シール座面
17hと磁気シール部材50の高さが違うため弾性シー
ル部材51を貼り付けやすくするため、テーパ面50g
(図13に図示)を設けている(図11参照)。また、
耳部51bや第2直線部51aは材料取りの都合上別体
に形成しても別に構わない。次に現像ブレード26の組
み付けは先にも説明したように、板金26aに設けられ
た嵌合穴26dを前記ダボ(不図示)に嵌合させる。そ
の後、板金26aに設けられたねじ穴26cを挿通して
小ねじ57をめねじ17gにねじ込み、板金26aを平
面17fに固定させる。次に現像ローラ18のユニット
を磁気シール部材50の半円弧形部分50eと同軸にな
るように仮置きする。この時、現像ローラ18は弾性ブ
レードのウレタンゴム26b部の反発力により磁気シー
ル部材50に直接接触することはなく、磁気シール部材
50により現像ローラ表面が傷つくことはない。
【0054】最後に現像軸受部材55を現像枠体17の
両側面方向から組み付ける(現像枠体の一側面のみの図
示であるが他側面も同一構成である)。つまり、先に図
14を用いて説明したように、現像軸受部材55のダボ
55cが位置決め穴17cに嵌合すると共にダボ55f
が嵌合長穴17o(図10の紙面に平行して上下方向に
長い)に嵌合し、現像軸受部材の面55gが現像枠体の
面17pに突き当たり、平面17pに設けられためねじ
17q,17rに現像軸受部材55に設けられたねじ穴
55bを挿通して小ねじ56をねじ込み、現像軸受部材
55を現像枠体17に固定する。これより、磁気シール
部材50は第1段部55dを中心にして傾動可能に位置
決めされ、また、磁気シール部材50と現像ブレード2
6の間に介在した弾性シール部材51の反発力により付
勢力が働き、磁気シール部材50は第1段部55dを中
心として、モーメントを受け下端面が現像枠体17の溝
17kの下端面17k4に突き当たる。
【0055】以上の様に、簡単な組み立て方法で磁気シ
ール部材の現像ローラに対する位置が確実に決まる。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、現像軸受部材で磁気シ
ール部材と現像ローラ双方の位置を決めることにより、
簡単な構成でコストを掛けず現像ローラと磁気シール部
材の相対位置を決めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるプロセスカートリ
ッジの主断面図概略図である。
【図2】本発明の実施の形態における装置本体の主断面
概略図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるプロセスカートリ
ッジの一側面から見た側面図である。
【図4】本発明の実施の形態におけるプロセスカートリ
ッジに他側面から見た側面図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるプロセスカートリ
ッジの斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態におけるプロセスカートリ
ッジの斜視図である。
【図7】本発明の実施の形態におけるプロセスカートリ
ッジ枠体の分解斜視図である。
【図8】現像装置の正面図である。
【図9】図8においてA−Aで切った断面図である。
【図10】図9においてB−Bで切った断面図である。
【図11】図8においてC−Cで切った断面図である。
【図12】現像装置の各部品が組み込まれる前の状態の
斜視図である。
【図13】磁気シール部材単体の斜視図である。
【図14】現像軸受枠体と現像枠体のみの組み付け前の
斜視図で有る。
【図15】現像軸受枠体の別の形態の斜視図で有る。
【図16】現像ローラと磁気シールのみを表した斜視図
で有る。
【図17】(a)は図16においてE−Eで切った断面
図(b)は(a)のA部拡大図である。
【符号の説明】
C…画像形成装置本体 S…シート T…トナー 1…排紙ローラ 2…昇降アーム 3…排出部 4…ガイドレール 5…支点足 6…シートカセット 7…搬送ローラ 8…露光装置 9…転写ローラ 10…定着装置 11…感光体ドラム 11a,11b…フランジ部
11c…三角カップリング 12…帯電ローラ 13…クリーニング枠体 13b…位置決め部 14…クリーニングブレード 15…プロセスカートリッジ 15aガイド部 16…トナー収納枠体 16a…位置決め部 16b位
置決め部 16c…開口部 17…現像枠体 17a…開口部 17c…位置決め穴
17d…吊り穴 17e…突部 17f…ブレード突当て平面 17g…
めねじ 17h…弾性シール座面 17j…座面 17
k…取り付け溝 17k1…円弧溝 17k2…直線溝
17k3…位置決め溝 17k4…下端面 17m…
下あご部 17l(エル)…円弧面 17m1…座面
17o…嵌合長穴 17p…面 17q…めねじ
17r…めねじ 17s…装置決め穴 18…現像ローラ 18a…マグネットローラ 18b
…第1円筒部 18c…第2円筒部 18d…二面幅部
18s…スリーブフランジ 19…サイドカバー 19a…穴部 19b…位置決め
部 19c…位置決め部 19d…位置決め部 19e
…溝部 20…サイドカバー 21…シール部材 22…軸受部材 23…軸受部材 24…ガイドレール 25…把手 26…現像ブレード 26a…板金 26b…ウレタン
ゴム 26c…ねじ穴 26d…嵌合穴 26e…曲げ部 27…トナー搬送部材 50…磁気シール部材 50a…磁石 50b…磁性板
50c…端面部分 50d…位置決め穴 50e…半円弧形部分 50f…
外周 50g…テーパ面 50h…屈折部 51…弾性シール部材 51a…第2直線部 51b…
耳部 51c…第1直線部 53…スペーサコロ 54…現像ローラギア 55…現像軸受部材 55a…軸受け部 55b…ねじ
穴 55c…ダボ 55d…第1段部 55e…第2段部 55f…ダボ
55g…面 56…小ねじ 57…小ねじ 75…磁気シール磁力線 100…ハウジング 101…軸受ブッシュ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真感光体ドラムに形成された静電
    潜像を現像するための現像ローラと、 該現像ローラの長手方向一端側と他端側に配置され、該
    現像ローラを回転自在に支持するための軸受部材と、 該軸受部材を取り付ける取り付け部を持ち、該現像ロー
    ラに現像剤を担持させるための現像剤を受け入れるため
    の開口部を持つ現像枠体と、 該現像ローラの長手方向一端側と他端側のいずれか一方
    に、該現像ローラの外周に接近させて配置され、自身に
    施された磁力による磁界により現像ローラとの間に現像
    剤を埋めることによって現像ローラの長手方向外側に現
    像剤が流出することを防止する磁気シール部材と、を有
    し、該磁気シール部材は、該軸受部材により位置決めさ
    れていることを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 該磁気シール部材は、該軸受部材に該現
    像ローラと略平行な軸で傾動可能に支持され、かつ該現
    像ローラの反回転方向と同方向に付勢され、磁気シール
    部材の一端部が現像枠体に突き当たることを特徴とする
    請求項1に記載の現像装置。
  3. 【請求項3】 該現像ローラ表面の現像剤の量を規制す
    るための現像ブレードを有し、現像ブレードは現像ブレ
    ードと一体の固定部材が現像枠体に支持され、現像ロー
    ラの反回転方向と同方向の付勢力は、該固定部材と該磁
    気シール部材の間に弾性部材を介在させることで発生さ
    せることを特徴とする請求項2に記載の現像装置。
  4. 【請求項4】 該弾性部材は発泡ウレタンであることを
    特徴とする請求項3に記載の現像装置。
  5. 【請求項5】 該弾性部材は絶縁部材であることを特徴
    とする請求項3又は4に記載の現像装置。
  6. 【請求項6】 該現像ブレードの固定部材は該現像ロー
    ラの長手方向に沿って配置され、該弾性部材が該固定部
    材と該現像枠体の間に介在することによって、現像ブレ
    ードの長手方向にわたって現像剤が流出することを防ぐ
    ことを特徴とする請求項2から5の何れか1つに記載の
    現像装置。
  7. 【請求項7】 該軸受部材は現像ローラと略平行に複数
    の段付きのボスを有しており、大径部は該現像枠体の該
    軸受部材取り付け部に形成された嵌合穴に嵌合し、小径
    部は該嵌合穴の奥に形成された磁気シール部材の嵌合穴
    に嵌合することを特徴とする請求項2から6の何れか1
    つに記載の現像装置。
  8. 【請求項8】 該軸受部材のボスは3段の段付きボスで
    有り、最大径部は該現像枠体の該軸受部材取り付け部に
    形成された嵌合穴に嵌合し、中径部は該嵌合穴の奥に形
    成された磁気シール部材の嵌合穴に嵌合し、最小径部は
    該磁気シールの嵌合穴の奥に形成された現像枠体の嵌合
    穴に嵌合することを特徴とする請求項2から7の何れか
    1つに記載の現像装置。
  9. 【請求項9】 該現像ブレードの固定部材は略平板状で
    あり、該磁気シール部材は、現像ローラと微小隙間を隔
    てた半円弧状の形状と、該半円弧状部の上端面から形成
    された直線部と、を有し、該固定部材と該直線部は略平
    行であることを特徴とする請求項3から8の何れか1つ
    に記載の現像装置。
  10. 【請求項10】 該磁気シール部材の該直線部と該固定
    部材の間に該弾性部材を配置することを特徴とする請求
    項9に記載の現像装置。
  11. 【請求項11】 前記軸受部材は現像ローラ支持部に略
    円筒形状の軸受ブッシュとして形成し、該軸受ブッシュ
    をハウジング部材に圧入することを特徴とする請求項1
    から10の何れか1つに記載の現像装置。
  12. 【請求項12】 画像形成装置本体に着脱可能なプロセ
    スカートリッジにおいて、 電子写真感光体ドラムと、 電子写真感光体ドラムに形成された静電潜像を現像する
    ための現像ローラと、 該現像ローラの長手方向一端側と他端側に配置され、該
    現像ローラを回転自在に支持するための軸受部材と、 該軸受部材を取り付ける取り付け部を持ち、該現像ロー
    ラに現像剤を担持させるための現像剤供給部を持つ現像
    枠体と、 該現像ローラの長手方向一端側と他端側のいずれか一方
    に、該現像ローラの外周に接近させて配置され、自身に
    施された磁力による磁界により現像ローラとの間に現像
    剤を埋めることによって現像ローラの長手方向外側に現
    像剤が流出することを防止する磁気シール部材と、を有
    し、該磁気シール部材は、該軸受部材により位置決めさ
    れていることを特徴とするプロセスカートリッジ。
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