JP2012078548A - 現像装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、現像装置および画像形成装置に関し、トリミング極の磁力を60[mT]以下にまで弱めても、現像ロールの、現像剤を保持させるべき領域全域に所期の層厚の現像剤を保持させる。
【解決手段】 現像ロール内部に配置された磁石のトリミング極が60[mT]以下の磁力を有し、かつ現像剤収容部の現像ロール回転軸方向両端部を区画する壁に保持された磁性板に接して形成される、現像ロールの回転方向下流側の現像剤の穂立ちが、層厚規制部材よりも上流側で終端する位置まで、磁性板が、現像ロールの回転方向下流側に広がっている。
【選択図】 図3
【解決手段】 現像ロール内部に配置された磁石のトリミング極が60[mT]以下の磁力を有し、かつ現像剤収容部の現像ロール回転軸方向両端部を区画する壁に保持された磁性板に接して形成される、現像ロールの回転方向下流側の現像剤の穂立ちが、層厚規制部材よりも上流側で終端する位置まで、磁性板が、現像ロールの回転方向下流側に広がっている。
【選択図】 図3
Description
本発明は、現像装置および画像形成装置に関する。
静電潜像が形成された像保持体に対面し回転しながら現像剤を搬送して静電潜像を現像する現像ロールを備えた現像装置が知られている。このタイプの現像装置では、現像剤の劣化を抑えつつ、現像ロールに保持させる現像剤の層厚を制御することが重要である。
ここで、特許文献1には、端部現像剤凝集を反発磁界の力で分散させることが記載されている。
また、特許文献2には、トリミング磁力を端部だけ局所的に強くすることが記載されている。
また、特許文献3には、ピックアップ極からトリミング極に向かうにつれて磁性板との隙間寸法を増加させることが記載されている。
さらに、特許文献4には、現像ロール端部周面に対面する磁性シールにおいて、トリミング部近傍のシール幅が狭くなっている構造が開示されている。
現像ロールには、その内部に磁石が配置されており、また現像ロールの外部には、その現像ロールに近接させて、現像ロールに保持される現像剤の厚さを規制する層厚規制部材が配置されている。ここで、現像ロール内部の磁石の、層厚規制部材側を向いた磁極(トリミング極)の磁力を下げ、層厚規制部材と現像ロールとの間隔をその磁力を下げた分に応じて広げることにより、現像ロールに保持される現像剤の層厚を所期の厚さに維持しつつ現像剤の劣化を抑制することができる。
ところが、現像剤の劣化をさらに抑制しようとしてピックアップ極の磁力を60[mT]以下にまで弱めると、現像ロールの、現像剤を保持させるべき領域のうちの現像ロールの回転軸方向両端部に、現像剤が保持されない領域、あるいは保持される現像剤の厚さが所期の厚さよりも薄い領域があらわれ、そのまま画像形成を行なうと、その両端部に対応した部分が欠けた、あるいは薄くなった画像が形成されるという現象があらわれることがある。
本発明は、上記事情に鑑み、ピックアップ極の磁力を60[mT]以下にまで弱めても、現像ロールの、現像剤を保持させるべき領域全域に所期の層厚の現像剤が保持される現像装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1の現像装置は、
静電潜像が形成された像保持体に対面し回転しながら現像剤を搬送して静電潜像を現像する円筒形状の現像ロールと、
現像ロールの像保持体側に外部に露出した露出部を形成して現像ロールを保持し、現像ロールの、露出部を除く非露出部側に、現像ロールに現像剤が接するように現像剤を収容した収容部を有し、さらに、現像ロールの回転軸方向両端部に、現像ロールの非露出部表面に沿って円弧状に湾曲して広がる第1面と、その両端部から回転軸方向中央側を向いた、収容部の、回転軸方向両端を区画する第2面とを有する筐体と、
現像ロールの回転方向について非露出部から露出部に移行する境界において現像ロール表面に近接して回転軸方向に延びた1辺を有し、収容部を区画し現像ロールの回転により露出部に搬出される現像剤の層厚を規制する層厚規制部材と、
現像ロール内部に配置された、収容部を向いて回転軸方向に延び、収容部内の現像剤を現像ロールに引き寄せる第1磁極と、現像ロールの回転方向について第1磁極よりも下流側かつ露出部よりも上流側に配置されて回転軸方向に延び、現像ロールと層厚規制部材との間の隙間を通過する現像剤に搬送力を付与する第2磁極とを含む、回転方向に配列され回転軸方向に延びた複数の磁極を有する第1の磁石と、
上記第1面に保持され、現像ロールとの間に隙間を開けて、現像ロール表面に沿って現像ロールの回転方向に円弧状に湾曲して広がる第2の磁石と、
上記第2面に保持され、現像ロールの、上記第1面が近接した両端部と、収容部を区画する中央部との境界において、現像ロールに近接して現像ロールの回転方向に延びる1辺を有する磁性板とを有し、
上記第2磁極が、60[mT]以下の磁力を有する磁極であり、
上記磁性板が、現像ロールの回転方向下流側に、その磁性板に接して形成される下流側の現像剤の穂立ちが層厚規制部材の上記1辺よりも上流側で終端する位置まで広がっていることを特徴とする。
静電潜像が形成された像保持体に対面し回転しながら現像剤を搬送して静電潜像を現像する円筒形状の現像ロールと、
現像ロールの像保持体側に外部に露出した露出部を形成して現像ロールを保持し、現像ロールの、露出部を除く非露出部側に、現像ロールに現像剤が接するように現像剤を収容した収容部を有し、さらに、現像ロールの回転軸方向両端部に、現像ロールの非露出部表面に沿って円弧状に湾曲して広がる第1面と、その両端部から回転軸方向中央側を向いた、収容部の、回転軸方向両端を区画する第2面とを有する筐体と、
現像ロールの回転方向について非露出部から露出部に移行する境界において現像ロール表面に近接して回転軸方向に延びた1辺を有し、収容部を区画し現像ロールの回転により露出部に搬出される現像剤の層厚を規制する層厚規制部材と、
現像ロール内部に配置された、収容部を向いて回転軸方向に延び、収容部内の現像剤を現像ロールに引き寄せる第1磁極と、現像ロールの回転方向について第1磁極よりも下流側かつ露出部よりも上流側に配置されて回転軸方向に延び、現像ロールと層厚規制部材との間の隙間を通過する現像剤に搬送力を付与する第2磁極とを含む、回転方向に配列され回転軸方向に延びた複数の磁極を有する第1の磁石と、
上記第1面に保持され、現像ロールとの間に隙間を開けて、現像ロール表面に沿って現像ロールの回転方向に円弧状に湾曲して広がる第2の磁石と、
上記第2面に保持され、現像ロールの、上記第1面が近接した両端部と、収容部を区画する中央部との境界において、現像ロールに近接して現像ロールの回転方向に延びる1辺を有する磁性板とを有し、
上記第2磁極が、60[mT]以下の磁力を有する磁極であり、
上記磁性板が、現像ロールの回転方向下流側に、その磁性板に接して形成される下流側の現像剤の穂立ちが層厚規制部材の上記1辺よりも上流側で終端する位置まで広がっていることを特徴とする。
請求項2の現像装置は、請求項1の現像装置において、上記磁性板の上記1辺の、現像ロールの回転方向下流側の終端が、その回転方向について上記第2磁極よりも上記第1磁極に近い位置にあることを特徴とする。
請求項3の現像装置は、請求項1又は2の現像装置において、現像ロールの回転方向について上記磁性板の上記1辺の上記終端よりも下流側の非露出部内の、現像ロール表面からその1辺よりも離れた位置に、第2の磁性板又は第3の磁石を有することを特徴とする。
請求項4の画像形成装置は、
静電潜像の形成を受け、さらに該静電潜像の現像を受けて現像像を保持する像保持体と、
像保持体に形成された静電潜像を現像する現像器と、
像保持体上の現像像を記録媒体に転写する転写器と、
記録媒体に転写された現像像をその記録媒体に定着する定着器とを有し、
上記現像器が、
像保持体に対面し回転しながら現像剤を搬送して像保持体に形成された静電潜像を現像する円筒形状の現像ロールと、
現像ロールの像保持体側に外部に露出した露出部を形成して現像ロールを保持し、現像ロールの、露出部を除く非露出部側に、現像ロールに現像剤が接するように現像剤を収容した収容部を有し、さらに、現像ロールの回転軸方向両端部に、現像ロールの非露出部表面に沿って円弧状に湾曲して広がる第1面と、その両端部から回転軸方向中央側を向いた、収容部の、回転軸方向両端を区画する第2面とを有する筐体と、
現像ロールの回転方向について非露出部から露出部に移行する境界において現像ロール表面に近接して回転軸方向に延びた1辺を有し、収容部を区画し現像ロールの回転により露出部に搬出される現像剤の層厚を規制する層厚規制部材と、
現像ロール内部に配置された、収容部を向いて前記回転軸方向に延び、収容部内の現像剤を現像ロールに引き寄せる第1磁極と、現像ロールの回転方向について第1磁極よりも下流側かつ露出部よりも上流側に配置されて回転軸方向に延び、現像ロールと層厚規制部材との間の隙間を通過する現像剤に搬送力を付与する第2磁極とを含む、回転方向に配列され回転軸方向に延びた複数の磁極を有する第1の磁石と、
上記第1面に保持され、前記現像ロールとの間に隙間を開けて、現像ロール表面に沿って現像ロールの回転方向に円弧状に湾曲して延びる板形状の第2の磁石と、
上記第2面に保持され、現像ロールの、上記第1面が近接した両端部と、収容部を区画する中央部との境界において、現像ロールに近接して現像ロールの回転方向に延びる1辺を有する磁性板とを有し、
上記第2磁極が、60[mT]以下の磁力を有する磁極であり、
上記磁性板が、現像ロールの回転方向下流側に、その磁性板に接して形成される下流側の現像剤の穂立ちが層厚規制部材の上記1辺よりも上流側で終端する位置まで広がっていることを特徴とする。
静電潜像の形成を受け、さらに該静電潜像の現像を受けて現像像を保持する像保持体と、
像保持体に形成された静電潜像を現像する現像器と、
像保持体上の現像像を記録媒体に転写する転写器と、
記録媒体に転写された現像像をその記録媒体に定着する定着器とを有し、
上記現像器が、
像保持体に対面し回転しながら現像剤を搬送して像保持体に形成された静電潜像を現像する円筒形状の現像ロールと、
現像ロールの像保持体側に外部に露出した露出部を形成して現像ロールを保持し、現像ロールの、露出部を除く非露出部側に、現像ロールに現像剤が接するように現像剤を収容した収容部を有し、さらに、現像ロールの回転軸方向両端部に、現像ロールの非露出部表面に沿って円弧状に湾曲して広がる第1面と、その両端部から回転軸方向中央側を向いた、収容部の、回転軸方向両端を区画する第2面とを有する筐体と、
現像ロールの回転方向について非露出部から露出部に移行する境界において現像ロール表面に近接して回転軸方向に延びた1辺を有し、収容部を区画し現像ロールの回転により露出部に搬出される現像剤の層厚を規制する層厚規制部材と、
現像ロール内部に配置された、収容部を向いて前記回転軸方向に延び、収容部内の現像剤を現像ロールに引き寄せる第1磁極と、現像ロールの回転方向について第1磁極よりも下流側かつ露出部よりも上流側に配置されて回転軸方向に延び、現像ロールと層厚規制部材との間の隙間を通過する現像剤に搬送力を付与する第2磁極とを含む、回転方向に配列され回転軸方向に延びた複数の磁極を有する第1の磁石と、
上記第1面に保持され、前記現像ロールとの間に隙間を開けて、現像ロール表面に沿って現像ロールの回転方向に円弧状に湾曲して延びる板形状の第2の磁石と、
上記第2面に保持され、現像ロールの、上記第1面が近接した両端部と、収容部を区画する中央部との境界において、現像ロールに近接して現像ロールの回転方向に延びる1辺を有する磁性板とを有し、
上記第2磁極が、60[mT]以下の磁力を有する磁極であり、
上記磁性板が、現像ロールの回転方向下流側に、その磁性板に接して形成される下流側の現像剤の穂立ちが層厚規制部材の上記1辺よりも上流側で終端する位置まで広がっていることを特徴とする。
請求項5の画像形成装置は、請求項4の画像形成装置において、上記磁性板の上記1辺の、現像ロールの回転方向下流側の終端が、その回転方向について上記第2磁極よりも上記第1磁極に近い位置にあることを特徴とする。
請求項6の画像形成装置は、請求項4又は5の画像形成装置において、現像ロールの回転方向について上記磁性板の上記1辺の上記終端よりも下流側の非露出部内の、現像ロール表面からその1辺よりも離れた位置に、第2の磁性板又は第3の磁石を有することを特徴とする。
請求項1および請求項4の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、現像ロールの保持部全域に所期の層厚の現像剤が保持される。
請求項2および請求項5の発明によれば、請求項1および請求項4の穂立ちが形成される。
請求項3および請求項6の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、現像ロールと層厚規制部材との隙間を通過する現像剤の、現像ロールによる搬送力が調整される。
以下、本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態の画像形成装置の概略構成図である。
この画像形成装置1は、そのほぼ中央に感光体11を備えている。この感光体11は、図1の紙面に垂直な回転軸を有し、その回転軸の回りに矢印A方向に回転するドラム形状の感光体である。
この感光体11の周囲には、帯電器12、現像器13、転写器14、およびクリーナ15が配置されている。また、感光体11の上方には露光器16が配置されており、感光体11は、帯電器12による帯電を受けた後、露光器16から発せられる露光光161の照射を受ける。ここで、現像器13は、本発明の現像装置の一実施形態である。
また、この画像形成装置1の下方には、2台の用紙収容部21が配置されており、各用紙収容部21には、用紙Pが積み重ねられた状態に収容されている。それらの用紙収容部21のいずれかから用紙Pが1枚取り出され、搬送ローラ22により矢印B,Cの向きに搬送され、最終的に排紙台24の上に排出される。
画像形成にあたっては、矢印A方向に回転する感光体11の表面が帯電器12により帯電され、露光器16からの、画像を表わす露光光161の照射を受けて静電潜像が形成され、現像器13によりその静電潜像が現像されて感光体11上に現像像が形成される。
用紙収容部21から取り出され矢印B,Cで示す向きに搬送されてきた用紙Pは、感光体11上に形成された現像像が、転写器14が配置されている転写位置に達するのと同期してその転写位置に搬送され、転写器14の作用により感光体11上の現像像が用紙P上に転写される。
現像像の転写を受けた用紙はさらに搬送され、定着器23により加熱および加圧を受けて現像像が定着され、その用紙上に、定着された現像像からなる画像が形成される。この画像が形成された用紙はさらに搬送され、排紙台24上に排紙される。
また感光体11は、転写器14の作用により用紙上に現像像を転写した後、クリーナ15により感光体11上に残存する現像剤の除去を受け、帯電器12により再び帯電される。
図2は、層厚規制部材を透かして見た状態の、現像器の一方の端部を示す斜視図である。また、図3は、現像器の端部を、図2の矢印X−X方向に見た断面図である。
この現像器13は、図2に示すように、筐体131と、現像ロール132と、層厚規制ブレード133と、磁石134(図3参照)と、マグネットラバー135(図3参照)と、磁性板136とを有する。
現像ロール132は、静電潜像が形成された感光体11(図1参照)に対面し、矢印D方向に回転しながら現像剤を搬送して感光体11上の静電潜像を現像する円筒形状のロールである。
また、筐体131は、現像ロール132の感光体11側に、外部に露出した露光部132aを形成して現像ロール132を保持している。またこの筐体131は、現像ロール132の、露出部132aを除く非露出部132b側に、現像ロール132に現像剤が接するように現像剤を収容した収容部131aを有する。この筐体131は、図3に破線で示した断面形状を有し、現像ロール132の回転軸方向に延びる壁131dを有する。収容部131aは、その壁131dで区画されており、収容部131aは、その壁131dと現像ロール132との間に形成されている。収容部131a内の現像剤は、3本のオーガ137a,137b,137c(図3参照)により、現像ロール132の回転軸方向に往復搬送されながら攪拌され、さらに回転軸方向の現像剤の量の均一化が行なわれている。さらにこの筐体131の、現像ロール132の回転軸方向両端部は、現像ロール132の非露出部132bの表面に沿って円弧状に湾曲して広がる第1面131bと、両端部から回転軸方向中央側を向き、収容部131aの回転軸方向両端を区画する第2面131cとを有する。
また、層厚規制ブレード133は、筐体131とともに収容部131aを区画し、現像ロール132の回転により露出部132aに搬出される現像剤の層厚を規制している部材である。この層厚規制ブレード133は、現像ロール132の回転方向(矢印D方向)について非露出部132bから露出部132aに移行する境界において現像ロール132の表面に近接して回転軸方向に延びた1辺133aを有し、現像ロール132と層厚規制ブレード133との間の隙間から露出部132aに向かって搬出される現像剤の層厚を規制している。この層厚規制ブレード133は、その1辺133aと現像ロール132の表面との間隔が0.5mm以上0.8mm以下の範囲内で、現像ロール132に所期の層厚の現像剤層が形成される間隔に設定される。
また、図3に示す、現像ロール132の内部の磁石134は、いずれも回転軸方向に延びた磁極を有する磁石である。すなわち、第1磁極134aは、収容部131aを向いていて、その収容部131a内の現像剤を現像ロール132に引き寄せる役割りを担っている。また、第2磁極134bは、現像ロールの回転方向について第1磁極134aよりも下流側、かつ露出部132aよりも上流側に配置されて、現像ロール132と層厚規制ブレード133との間の隙間を通過する現像剤に搬送力を付与する役割りを担っている。また、第3磁極134cは、現像ロール132に保持された、層厚規制後の現像剤の搬送を担っており、第4磁極134dは、感光体11(図1参照)と対向し感光体11上の静電潜像を現像する現像剤中のキャリアを現像ロール132に引き寄せておく役割りを担っている。さらに、第5磁極134eは、第1磁極134aと同じN極であって、現像剤を現像ロール132から剥離させる役割りを担っている。ここで、これらの磁極134a〜134eのうち、第2磁極134bは、本実施形態では60[mT]の磁力を有する。この60[mT]の磁力は、現像ロール132と層厚規制ブレード133との隙間を通過する現像剤に搬送力を付与するという作用を担わせるのに通常使われる磁力よりもかなり低めの磁力である。尚、第2磁極134bは、特に下限を規定するものではないが、30[mT]以下になると、以下に説明する本実施形態の構成を採用しても十分な搬送力が得られなくなる。
さらに、マグネットラバー135は、現像ロール132の回転軸方向両端部に現像ロール132の非露出部132bの表面に沿って円弧状に湾曲して広がる、筐体131の第1面131bに保持され、現像ロール132との間に隙間を開け、現像ロール132の表面に沿って現像ロール132の回転方向に円弧状に湾曲して広がる、可撓性のある板状の磁石である。このマグネットラバー135は、このマグネットラバー135により形成される現像剤の穂立ちにより、マグネットラバー135と現像ロール134との間の隙間を埋め、その隙間から現像剤が回転軸方向に洩れるのを防止する役割りを担っている。
さらに、磁性板136は、筐体131の第2面131cに保持された磁性板である。この第2面131cは、回転軸方向両端部から中央側を向き、収容部131aの、回転軸方向両端を区画する面である。この磁性板136は、現像ロール132の、両端部(上述の第1面131bが近接し、マグネットラバー135が保持された部分)と、中央部(収容部131aに収容された現像剤が接触する、収容部131aに面し、その収容部131aを区画する部分)との境界において現像ロール132に近接して現像ロール132の回転方向に延びる1辺136aを有する。この磁性板136も、その1辺136aと現像ロール132との間に生じる現像剤の穂立ちにより、現像剤が、現像ロール132とその1辺136aとの間の隙間、および現像ロール132とマグネットラバー135を保持している第1面132eとの間の隙間を通って洩れるのを防止している。
さらに、この現像器13は、現像ロール132の下方に、シールロール138と、そのシールロール138に接して広がる金属板139とを有する。これらシールロール138および金属板139は、現像ロール132の表面に保持されて露出部132aから非露出部132bへと運ばれる現像剤が零れ落ちるのを防止する役割りを担っている。
図4は、比較例としての現像器を、図3と同じ視点で見た断面図である。
図2,図3に示す現像器の構成要素と同一の構成要素には、図2,図3に付した符号と同一の符号を付して示し、相違点について説明する。
図3に示す本実施形態の現像器13と、図4に示す比較例の現像器13’との相違点は、磁性板136と磁性板136’にある。
図3に示す、本実施形態の現像器13の場合、図4に示す比較例の現像器13’と比べ、図4の現像器13’の磁性板136’よりも小さい磁性板136が用いられている。具体的には、比較例(図4)の磁性板136’は、現像ロール132に近接して現像ロール132の回転方向に延びる1辺136a’がその現像ロール132の回転方向(矢印D方向)下流側について磁石134の第2極134bの近傍にまで延びているのに対し、本実施形態(図3)の磁性板136は、その1辺136aの、現像ロール132の回転方向下流側の終端が、第2磁極134bよりも第1磁極134aに近い位置にある。
また、もう1つの相違点として、図面にはあらわれないが、本実施形態の場合、前述の通り、第2磁極134bの磁力が60[mT]であるのに対し、比較例(図4)の場合、80[mT]である。
図5は、現像ロールの露出部に保持された現像剤を示した図である。
図5(A)は、図4に示す比較例を示している。また図5(B)は、図4に示す比較例において、第2磁極134bの磁力を60[mT]にまで下げ、現像ロール132と層厚規制ブレード133との間の隙間寸法を広げた結果を示している。
また、図5(C)は、図3に示す実施形態を示している。図5(B)と図5(C)との相違は、磁性板136,136’の相違(図3,図4参照)である。
図5(A)〜(C)のそれぞれに示す一点鎖線132cは、現像剤を収容した収容部に接する中央部分132dと筐体131が近接し、前述したマグネットラバー135や磁性板136により現像剤の洩れが防止された端部との境界線である。また、図5(A)〜(C)のそれぞれにおいて斜線を付して示した領域は、現像ロール132と層厚規制ブレード133との隙間を通って搬送されてきた現像剤を示している。
図5(A)では、現像剤は現像ロール132の中央部分全域に広がっており、正常な状態である。これは第2磁極134bの磁力が80[mT]と強く、そのような強い磁力で現像剤が現像ロール132に引き寄せられて現像ロール132と層厚規制ブレード133との狭い隙間を強い搬送力で通り抜けた結果によるものである。この場合、現像剤層は正常に形成されるが、現像剤に強いストレスがかかり、現像剤の劣化を免れない。
図5(B)では、現像剤は、現像ロール132の中央部分全域には広がっておらず、中央部分132dの、端部132e寄りの部分に、現像剤が保持されていない領域があらわれている。あるいは、現像剤が保持されていても、端部132e寄りの部分の現像剤の層厚が薄くなっている。ただし、中央部分132dの端部寄りの部分を除くと現像剤の層厚は正常である。この場合、このまま画像形成に用いると、画像が端部ぎりぎりまで広がっている場合に画像の端部が欠けたり、あるいは濃度が薄くなってしまうという画像欠陥を招くおそれがある。
この図5(B)のような現像剤層の‘欠け’は第2磁極134bが60[mT]まで弱められていることと、磁性板136’(図4参照)の影響によるものである。磁性板136’の影響については、図6を参照して後述する。
図5(C)では、現像剤は、図5(A)と同じく、現像ロール132の中央部分132dの全域に広がっており正常な状態にある。ここでは、図5(B)と同じく第2磁極134bの強さは60[mT]であるが、図3に示すように、磁性板136が図4に示す磁性板136’と比べ第2磁極134bから離れており、磁性板136の層形成への影響が弱められている。この図5(C)の場合、現像剤の層形成は正常であり、したがって画像欠陥が生じるおそれがなく、かつ第2磁極134bの磁力が60[mT]まで弱められていることから図4,図5(A)の比較例と比べ現像剤の劣化も抑えられる。
図6は、磁性板の、現像ロール回転方向下流側の端部に形成される現像剤の穂立ちを示した図である。
ここでは、層厚規制ブレード133(図2〜図4参照)を取り外し、収容部131aから現像剤を抜き、磁性板136,136’の層厚規制ブレード133側に、穂立ちの形成に十分に余るだけの量(例えば5g)の現像剤を供給し、余分な現像剤がこぼれ落ちてそこに安定した穂立ちができるまで現像ロール132を回転させる。
図6(A)〜(C)には、このようにして形成した安定した後の穂立ちが示されている。
図6(A)〜(C)のそれぞれに示された一点鎖線132fは、現像ロール132上の、層厚規制ブレード133が最近接するラインを示してあり、二点鎖線132gは、現像ロール133の内側に配置された磁石134(図2,図3参照)の第2磁極134bが、現像ロール132の内側から対向しているラインを示している。
一点鎖線132fよりも左側は、筐体131(図2〜図4参照)から現像ロール132が露出した露出部132aであり、その一点鎖線132fよりも右側は、現像ロール132が筐体131内にある非露出部132bである。
また、一点鎖線132cは、図5と同様、現像ロール132の中央部分132dと端部132eとの境界を表わしている。
図6(A)は、図5(A)に相当するものであり、第2磁極134bの磁力が80[mT]と強く、かつ、層厚規制ブレードの近傍まで広がった磁性板136’を有している。
この場合、磁性板136’の、現像ロール132の回転方向下流側の端部に形成される現像剤の穂立ち811は、層厚規制ブレードの配置位置132fを越えて露出部132a側に広がっている。ただし、この穂立ち811は、層厚規制ブレードを取り外した状態で観察されるものであり、層厚規制ブレードが取り付けられている状態では、穂立ち811は、層厚規制ブレードで遮られ、一点鎖線132fよりも非露出部132b側にのみ存在する。
この図6(A)のように一点鎖線132fを越えて広がる穂立ちが形成されても、第2磁極134bの磁力が80[mT]と強力なため現像剤の搬送力が強く、図5(A)に示すように、中央部分132dの全域に広がった現像剤層が形成される。
図6(B)は、図5(B)に相当するものであり、第2磁極134bの磁力は60[mT]に弱められている。ただし、図6(A)の場合と同じく、層厚規制ブレードの近傍まで広がった磁性板136’が使われている。
この図6(B)の場合も、穂立ち811は一点鎖線132fを越えて露出部132a側にまで広がっている。この図6(B)の場合、第2磁極134bの磁力が60[mT]にまで弱められているため、その分現像剤の搬送力が弱く、その分層厚規制ブレードと現像ロールとの間隔が調整されている。この場合、中央部分132dの、端部132eとの境界領域を除いては所期の層厚の現像剤層が形成されるものの、その中央部分132dの、端部132eとの境界領域では、穂立ち811(図6(B)参照)が邪魔して、図5(B)に示すように、現像剤層の形成が妨げられ、あるいは所期の層厚よりも薄い現像剤層が形成されることがある。前述した通り、この場合、画像欠陥が発生するおそれがある。
図6(C)は、図5(C)に相当するものであり、第2磁極134bの磁力は60[mT]に弱められており、かつ、図3を参照して説明した通りの、層厚規制ブレードから離れた位置に広がった磁性板136が使われている。この場合、穂立ち811は、層厚規制ブレードが配置される一点鎖線132fよりも、現像ロールの回転方向上流側にのみ存在し、一点鎖線132fには達していない。このように、磁性板136に接して形成される穂立ち811が層厚規制ブレードに触れないように磁性板136の寸法や配置位置を工夫すると、図5(C)に示すように、現像ロール132の、端部132eとの境界領域を含む中央領域132d全域に所期の層厚の現像剤層が形成される。
磁性板136(図2,図3)は、磁性板136’(図4)よりも、現像ロール132の回転方向上流側にしか広がっていない。このため、層厚規制ブレード133の直ぐ上流側(内側)における、回転軸方向への現像剤の洩れが一応懸念されるが、そこには層厚規制ブレード133の近傍までマグネットラバー135が延びており、このマグネットラバー135により現像剤の洩れが防止されることが確認されている。
図7は、第2実施形態の現像器の断面図である。この図7は、前述の実施形態の図3に対応する図であり、図3に示す現像器13の各構成要素と同一の構成要素には図3に付した符号と同一の符号を付して示し、相違点のみ説明する。
図7に示す現像器13Aには、図3に示す現像器13の構成要素に加え、さらに第2の磁性板191が配置されている。この第2の磁性板191も、磁性板136と同様、筐体131の第2面131c(現像剤が収容される収容部131aの、現像ロール回転軸方向両端を区画している面)に保持されている。この第2の磁性板191は、現像ロールの回転方向に関し磁性板136と層厚規制ブレード133との中間であって、かつ磁性板136よりも現像ロール132から離れた位置にある。この磁性板136は、穂立ち811(図6(C)参照)を層厚規制ブレード133側に広げる役割りを成す。この第2の磁性板191を配置し、現像ロール133上に形成される現像剤層に悪影響を及ぼさない程度に穂立ち811を層厚規制ブレード133側に広げると、回転軸方向への現像剤の洩れを一層確実に防止するのに役立つ。
尚、この第2の磁性板191に代えて、マグネットラバー等の磁石を配置してもよい。
ここでは、図1に示すタイプの画像形成装置に適用した現像器を例に挙げて説明したが、例えば中間転写体を採用したタイプの画像形成装置や、感光体や現像器のペアが複数配列されたタイプの画像形成装置や、ロータリ式の現像装置を備えたタイプの画像形成装置など、本発明は様々なタイプの画像形成装置に適用することができる。
1 画像形成装置
11 感光体
12 帯電器
13,13’,13A 現像器
14 転写器
15 クリーナ
16 露光器
21 用紙収容部
23 定着器
131 筐体
131a 収容部
131b 第1面
131c 第2面
131d 壁
132 現像ロール
132a 露出部
132b 非露出部
132d 中央部分
132e 端部
133 層厚規制ブレード
133a,136a,136a’ 1辺
134 磁石
134a〜134e 磁極
135 マグネットラバー
136,136’ 磁性板
138 シールロール
139 金属板
191 第2の磁性板
811 穂立ち
11 感光体
12 帯電器
13,13’,13A 現像器
14 転写器
15 クリーナ
16 露光器
21 用紙収容部
23 定着器
131 筐体
131a 収容部
131b 第1面
131c 第2面
131d 壁
132 現像ロール
132a 露出部
132b 非露出部
132d 中央部分
132e 端部
133 層厚規制ブレード
133a,136a,136a’ 1辺
134 磁石
134a〜134e 磁極
135 マグネットラバー
136,136’ 磁性板
138 シールロール
139 金属板
191 第2の磁性板
811 穂立ち
Claims (6)
- 静電潜像が形成された像保持体に対面し回転しながら現像剤を搬送して該静電潜像を現像する円筒形状の現像ロールと、
前記現像ロールの前記像保持体側に外部に露出した露出部を形成して該現像ロールを保持し、該現像ロールの、該露出部を除く非露出部側に、該現像ロールに現像剤が接するように該現像剤を収容した収容部を有し、さらに、該現像ロールの回転軸方向両端部に、該現像ロールの前記非露出部表面に沿って円弧状に湾曲して広がる第1面と、該両端部から該回転軸方向中央側を向いた、前記収容部の、該回転軸方向両端を区画する第2面とを有する筐体と、
前記現像ロールの回転方向について前記非露出部から前記露出部に移行する境界において該現像ロール表面に近接して前記回転軸方向に延びた1辺を有し、前記収容部を区画し該現像ロールの回転により前記露出部に搬出される現像剤の層厚を規制する層厚規制部材と、
前記現像ロール内部に配置された、前記収容部を向いて前記回転軸方向に延び、該収容部内の現像剤を該現像ロールに引き寄せる第1磁極と、該現像ロールの回転方向について該第1磁極よりも下流側かつ前記露出部よりも上流側に配置されて前記回転軸方向に延び、該現像ロールと前記層厚規制部材との間の隙間を通過する現像剤に搬送力を付与する第2磁極とを含む、前記回転方向に配列され前記回転軸方向に延びた複数の磁極を有する第1の磁石と、
前記第1面に保持され、前記現像ロールとの間に隙間を開けて、該現像ロール表面に沿って該現像ロールの回転方向に円弧状に湾曲して広がる第2の磁石と、
前記第2面に保持され、前記現像ロールの、前記第1面が近接した両端部と前記収容部を区画する中央部との境界において該現像ロールに近接して該現像ロールの回転方向に延びる1辺を有する磁性板とを有し、
前記第2磁極が、60[mT]以下の磁力を有する磁極であり、
前記磁性板が、前記現像ロールの回転方向下流側に、該磁性板に接して形成される該下流側の現像剤の穂立ちが前記層厚規制部材の前記1辺よりも上流側で終端する位置まで広がっていることを特徴とする現像装置。 - 前記磁性板の前記1辺の、前記現像ロールの回転方向下流側の終端が、該回転方向について前記第2磁極よりも前記第1磁極に近い位置にあることを特徴とする請求項1記載の現像装置。
- 前記現像ロールの回転方向について前記磁性板の前記1辺の前記終端よりも下流側の前記非露出部内の、該現像ロール表面から該1辺よりも離れた位置に、第2の磁性板又は第3の磁石を有することを特徴とする請求項1又は2記載の現像装置。
- 静電潜像の形成を受け、さらに該静電潜像の現像を受けて現像像を保持する像保持体と、
前記像保持体に形成された静電潜像を現像する現像器と、
前記像保持体上の現像像を記録媒体に転写する転写器と、
前記記録媒体に転写された現像像を該記録媒体に定着する定着器とを有し、
前記現像器が、
前記像保持体に対面し回転しながら現像剤を搬送して該像保持体に形成された静電潜像を現像する円筒形状の現像ロールと、
前記現像ロールの前記像保持体側に外部に露出した露出部を形成して該現像ロールを保持し、該現像ロールの、該露出部を除く非露出部側に、該現像ロールに現像剤が接するように該現像剤を収容した収容部を有し、さらに、該現像ロールの回転軸方向両端部に、該現像ロールの前記非露出部表面に沿って円弧状に湾曲して広がる第1面と、該両端部から該回転軸方向中央側を向いた、前記収容部の、該回転軸方向両端を区画する第2面とを有する筐体と、
前記現像ロールの回転方向について前記非露出部から前記露出部に移行する境界において該現像ロール表面に近接して前記回転軸方向に延びた1辺を有し、前記収容部を区画し該現像ロールの回転により前記露出部に搬出される現像剤の層厚を規制する層厚規制部材と、
前記現像ロール内部に配置された、前記収容部を向いて前記回転軸方向に延び、該収容部内の現像剤を該現像ロールに引き寄せる第1磁極と、該現像ロールの回転方向について該第1磁極よりも下流側かつ前記露出部よりも上流側に配置されて前記回転軸方向に延び、該現像ロールと前記層厚規制部材との間の隙間を通過する現像剤に搬送力を付与する第2磁極とを含む、前記回転方向に配列され前記回転軸方向に延びた複数の磁極を有する第1の磁石と、
前記第1面に保持され、前記現像ロールとの間に隙間を開けて、該現像ロール表面に沿って該現像ロールの回転方向に円弧状に湾曲して延びる板形状の第2の磁石と、
前記第2面に保持され、前記現像ロールの、前記第1面が近接した両端部と前記収容部を区画する中央部との境界において該現像ロールに近接して該現像ロールの回転方向に延びる1辺を有する磁性板とを有し、
前記第2磁極が、60[mT]以下の磁力を有する磁極であり、
前記磁性板が、前記現像ロールの回転方向下流側に、該磁性板に接して形成される該下流側の現像剤の穂立ちが前記層厚規制部材の前記1辺よりも上流側で終端する位置まで広がっていることを特徴とする画像形成装置。 - 前記磁性板の前記1辺の、前記現像ロールの回転方向下流側の終端が、該回転方向について前記第2磁極よりも前記第1磁極に近い位置にあることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
- 前記現像ロールの回転方向について前記磁性板の前記1辺の前記終端よりも下流側の前記非露出部内の、該現像ロール表面から該1辺よりも離れた位置に、第2の磁性板又は第3の磁石を有することを特徴とする請求項4又は5記載の画像形成装置。
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