JP2002254022A - カーテン塗布方法 - Google Patents

カーテン塗布方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カーテン塗布方法においてウェブ接合部のよ
うな非定常部も高速で安定に塗布する。 【解決手段】 接合テープ27で接合されたウェブ10
表面を2kVに帯電させた後に、バックアップローラ2
0で支持して速度300m/minの高速塗布を行う。
カーテン膜18の各層において、その中間層である第2
層18bの粘度のみ330mPasと高粘性にし、その
他の層の粘度は200mPas以下とする。また第2層
18bの流量は、全層の合計流量に対して20%とす
る。このようにカーテン膜18の中間層に高粘性の層を
設けるとウェブ10の接合部28上での塗布の乱れを抑
制できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続走行する支持
体(ウェブ)に各種液体状組成物をカーテン塗布方法に
関し、特にウェブ接合部を連続的に高速で安定塗布する
方法に関する。そのカーテン塗布方法から形成された材
料は、特に写真感光材料用カラーフイルム及び白黒フィ
ルム、写真用印画紙、感圧記録紙、感熱記録紙、インク
ジェット用紙などに好適に用いられる。
【0002】
【従来の技術】連続走行するウェブに塗布液を多層で同
時塗布する方法の一つにカーテン塗布方法がある。カー
テン塗布方法は塗布液をカーテン状に自由落下させ走行
するウェブに衝突させることで塗布を行う方法であり、
ウェブに同伴されてくる空気が塗布液とウェブとの間に
同伴される、いわゆる空気同伴現象を抑制する効果が高
く、同じように多層塗布を行うことができるスライド塗
布やスロット塗布などに比べてより高速での塗布に用い
られている。
【0003】カーテン塗布をより高速で行うと発生する
空気同伴現象や空気同伴に伴う膜後方の液溜まり発生と
いった問題を解決するため、様々な提案がなされてい
る。たとえば特開平3−146172号公報においては
比較的粗面のウェブへの塗布において最下層の高剪断粘
度をあまり上げずに低剪断粘度を90mPas以上と
し, さらに全層平均粘度を80mPas以上としてカー
テン塗布する方法が提案されている。また、特開平3−
143569号公報には平滑なウェブへ低剪断粘度を5
0〜100mPasとした塗布液をカーテン塗布する方
法が提案されている。さらに特表平6−503752号
公報では, 最下層の粘度を剪断速度500s -1以下で2
0mPas以上、106 -1以上で10mPas以下と
する方法が提案されている。その他にも最適な最下層粘
度を規定する方法が数多く提案されている。また最下層
の塗布液の物性を規定する方法以外では、ウェブを帯電
させたり、加熱したりして塗布性を向上させる手段が例
えば、特許2835659号に提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上の提案はいずれも
カーテン塗布を高速で行うために有効であるが、実際の
製造において塗布の不安定化が発生しやすいのはウェブ
間を接合テープで接合した非定常部であり、特に300
m/min以上の高速で連続塗布する際に接合部近辺で
発生する塗布の乱れを防ぐには不十分なことが多かっ
た。そのため接合テープ先端や後端の段差での乱れに起
因して発生する空気同伴やそれに伴う液のスリップによ
り厚塗り部が形成され、その後の乾燥ゾーンで乾燥しき
れずウェブ巻取り部前の搬送ローラを汚したり、巻き取
った後に塗布面とウェブが接着してしまう故障を引き起
こすこともあった。
【0005】このような接合部での塗布不安定化の対策
としては、接合部を帯電させるか定常部より高電圧に帯
電させたり(特開平5−104061号公報, 特開平1
0−137672号公報)などが提案されているが、こ
れらの対策のみでは十分な効果を得ることができない場
合もあった。
【0006】本発明は、カーテン塗布方法においてウェ
ブ接合部のような非定常部も高速で安定に塗布する方法
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】カーテン塗布はスライド
塗布などより高粘の液物性で塗布することが可能である
と言われているが、通常用いられる液粘度は1〜200
mPasである。発明者らは、ウェブ及び接合部を0.
5〜2.5kVに帯電する従来技術に加え、多層塗布し
ている塗布液の一部の層の粘度を300mPas以上と
通常使用範囲を越えて高粘化することで、ウェブ接合部
通過のような外乱に対しても飛躍的に安定塗布できるこ
とを発見した。従来数多く検討されてきた最下層や最上
層の液物性最適化に加え、通常は塗布性にあまり影響を
与えず、これまであまり着目されなかった中間の層の高
粘化で接合部の塗布安定化を図れることは全く新たな発
見である。
【0008】そこで、本発明のカーテン塗布方法は、ウ
ェブ上に少なくとも3層以上の塗布液を同時にカーテン
塗布する方法において、前記ウェブに隣接する最下層及
びウェブから最も遠い最上層を除く層のうち少なくとも
1層の塗布液粘度を300mPas以上とし、かつ30
0mPas以上の粘度を持つ層の合計流量が全層の合計
流量に対して25%以下とすることが好ましい。なお、
粘度とは剪断速度10s-1での低剪断時の粘度を意味し
ている。また、本発明のカーテン塗布方法は、前記ウェ
ブが、ウェブ同士を突き合わせて接合テープによって接
合されたものであって、前記接合テープ及び少なくとも
前記接合テープ近辺のウェブの表面電位が0.5〜2.
5kVに帯電していることがさらに好ましい。2.5k
Vを超えると放電が発生しやすくなるため、2.5kV
以下であることが好ましい。
【0009】前記300mPas以上の粘度を持つ層の
合計流量が、全層の合計流量に対して5 〜15%の範囲
にあることが好ましい。また、前記300mPas以上
の粘度を持つ層の剪断速度1000s-1における粘度
が、80mPas以上であることが好ましい。この場
合、前記300mPas以上の粘度を持つ層の粘度が3
00mPasから500mPasであって、他の層の粘
度が200mPas以下とするとより好ましい。また、
剪段速度10s-1で300mPas以上である塗布液
は、剪断速度1000s-1で80mPas以上であるこ
とが、塗布液がウェブに衝突直後に加速される際に安定
性を保持する上で好ましい。
【0010】本発明のカーテン塗布方法は、前記塗布液
の物性を調製することと併せて、前記ウェブに塗布液を
塗布する前に加熱して、塗布時のウェブの表面温度を3
0〜50℃とするとより一層の安定化が図れる。
【0011】また、厚み300μm以下のウェブの場合
には、塗布部のウェブテンションを8×105 N/m2
以上とすることは、ウェブの接合部の盛り上がりによる
外乱の増大を極小化しつつ静電力効果の低減を防ぐため
に好ましい。ウェブテンションとは、バックアップロー
ラを巻き回して走行するウェブの断面積あたりに掛かる
力を意味している。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の塗布方法の好ましい実施
形態について詳説する。本発明のカーテン塗布方法を4
層の塗布液を同時に塗布するカーテン塗布装置を図1
に、その要部拡大図を図2に示して説明するが、本発明
は、3層以上の多層塗布であれば何層であっても適用可
能である。
【0013】ウェブ10に塗布される4層の塗布液11
は図示しないそれぞれの塗布液タンクから送液量可変の
送液ポンプによりカーテン塗布装置12を構成する塗布
ダイ13のマニフォールド14に供給される。塗布液1
1の供給はマニフォールド14の幅方向中央からなされ
ても良いし、マニフォールド14の片側端部から供給さ
れても良い。マニフォールド14の断面積は供給部付近
が大きく、中央から供給する場合の両端部、片側端部か
ら供給する場合の反供給側端部は小さくして液の滞留を
防ぐことが好ましい。またマニフォールド14への液供
給管は液供給に伴う動圧の影響や渦の発生を防ぐため、
徐々に拡大するようにすると共に急激な曲がりがなるべ
くないような構造とする。
【0014】各マニフォールド14に供給された塗布液
11は、各スロット15を通ってスライド面16に押し
だされる。スロット15の間隙と長さ、マニフォールド
14の断面積は塗布幅方向の塗布流量分布が均一になる
ように設計されるが、最適なスロット間隙は0.2〜1
mmであることが好ましい。さらに塗布流量分布を均一
にするためスロット長さに分布を付ける場合もある。マ
ニフォールド14とスロット15の合計高さは、おおむ
ね塗布ダイ13の高さの1/2かそれ以下にすることが
製作精度上望ましい。スロット15からスライド面16
への出口では流れの方向が急激に変わるので、スロット
15の上端を徐々に拡大させて塗布液11の乱れや渦の
発生を防ぐ。
【0015】スライド面16に押しだされた塗布液11
はスライド面16上で多層液膜を形成した後にリップ先
端17から自由落下する。スライド面16上での流れの
安定性を確保するため、多層液膜形成部のスライド面1
6の角度は水平から10°〜30°と浅くし、自由落下
へと滑らかに繋げるためリップ先端17の角度は30°
〜90°と深くする。角度の浅いスライド面16と深い
角度のリップ先端17とは、流れを乱さぬよう曲線で接
続される。
【0016】自由落下する多層カーテン膜18は両端を
エッジガイド19によって保持されながら3〜25cm
落下してバックアップローラ20を巻回して走行するウ
ェブ10上に衝突し塗布膜21が形成される。バックア
ップローラ20は金属ローラか、特開平2−25126
6号公報にあるような表面を薄くセラミックコーティン
グされ電荷漏洩を防いだローラとすることが好ましい。
カーテン膜18をさらに安定に保持するためエッジガイ
ド19に沿って低粘の潤滑液をしても良い。潤滑液の供
給は、例えば特開平11−207229号公報に示して
あるようにエッジガイド19上部で幅方向に注入する方
法で行われる。また、カーテン膜18が衝突するウェブ
10の衝突点の上流側に、走行するウェブに同伴される
空気を除去して安定な塗布を行うために、遮風装置22
が配設されていても良い。遮風装置22は例えば特許2
767712号にあるような吸引式、あるいは特開平3
−123658号公報にあるような下部円弧状のエアシ
ールド板,または公知の遮風装置の何れも適用できる。
【0017】ウェブ10はロール23から巻きほぐされ
て搬送されるが、一つのロールの長さは通常数千mであ
る。そのため、送り出し部の接合装置24で接合テープ
27(図2参照)を用いてウェブ同士を接合して塗布中
のウェブのロール23に引き続いて、新しいウェブのロ
ール25を連続して塗布することができる。接合方法と
しては厚み変化をできるだけ小さくするために、ウェブ
の端部同士を突き合わせて薄い接合テープを用いて接合
することが行われる。接合テープはできるだけ薄くする
ことが望ましいが、接着力を確保するため基材と糊とを
合わせた厚みが40μm以上の接合テープを用いること
が好ましい。
【0018】接合されたウェブ10及び接合部28(図
2参照)は、ウェブ帯電装置26により表面電位が0.
5〜2.5kVに帯電されて塗布部に至る。図1には特
開平4−65088号公報、特許2747837号に示
されているワイヤ電極を用いた直流のコロナ帯電法を示
た。しかしながら、特公昭49−7050号公報にある
ようなバックアップローラ20へ直流高電圧を印加する
方法、その他公知の帯電方法が適用できる。
【0019】図2に示すようにウェブ10a,10bが
接合テープ27で接合されている接合部28が塗布部に
到達すると、接合テープ27の先端や後端で厚みが急激
に増減するので、塗布部が乱れて空気同伴などが発生し
やすくなる。高速搬送時にはバックアップローラ20上
で接合部28が若干浮き上がりやすいため、接合テープ
27の厚み以上の厚み変動が起きる場合がある。
【0020】そこで、本発明のカーテン塗布方法は、2
層目の塗布液18bの粘度を300mPas以上とし、
その流量を全層合計流量の25%以下とすることで、接
合部通過時にも安定な塗布を行うことができる。塗布液
の粘度を300mPas以上に上げる方法には、塗布液
を濃厚化する方法や、増粘剤を加えて増粘する方法、そ
の他の公知の増粘方法が挙げられる。増粘剤を加える方
法では送液配管での圧力が高くなるのを防ぐため、塗布
ダイへの供給直前に増粘剤を増粘剤の添加されていない
塗布液へ連続的に注入し、インラインミキサなどで混合
する方法が挙げられるが、その方法に限定される訳では
ない。なお増粘された塗布液には、マニフォールド14
内滞留部における過度な増粘を防ぐため、バインダーの
硬化剤を添加しないことが望ましい。このように増粘さ
れた塗布液から形成される高粘層を塗布することでウェ
ブ厚みが変化する非定常部においても、塗布層の形成の
乱れを抑制できる。仮に若干乱れた場合にも安定した塗
布に復帰しやすくなる。高粘層の粘度が300mPas
以上であれば、本発明の効果が現れるが、液のハンドリ
ング性を考えると、高粘層の粘度は、好ましくは300
〜500mPasである。
【0021】また外乱安定性に関係するのは衝突寸前の
カーテン膜18の粘度だけでなく、衝突直後にウェブ1
0に加速される地点での粘度も影響する。そこで剪断速
度1000s-1の粘度を80mPas以上とするとより
塗布の安定性が増す。ウェブ10に隣接する最下層21
aやウェブから最も離れた最上層21dを300mPa
s以上としたり、300mPas以上の高粘層の流量比
率が25%を越えたりしてしまうと定常部での塗布性が
悪化し、加えてカーテン膜18形成性の悪化、端部の均
一性の悪化などのデメリットも発生してしまう。従っ
て、最下層21a、最上層21dではない高粘層21b
の合計流量は全層の合計流量の25%以下が好ましく、
さらに好ましくは5%〜15%が好ましい。高粘層以外
の粘度は300mPas未満が好ましいが、より好まし
くは200mPas以下である。
【0022】ウェブ10上に形成される最下層21aは
従来技術のように他の層よりバインダー濃度を低くして
高剪断粘度の上昇を防ぐため、剪断速度104 -1での
粘度を50mPas以下とすることが好ましい。また、
中心線表面粗さ(Ra)が0.3μm以上であるウェブ
には特開平3−146172号公報に開示されているよ
うに低剪断粘度を90mPas以上とすることが好まし
い。さらに、Raが0.3μm以下の時には特開平3−
143569号公報に開示されているように50〜10
0mPasとすることで空気同伴発生をより抑制するこ
とができる。さらには、最下層と次層の粘度比,最下層
と全層流量の比率を規定することでスライド面からリッ
プ先端での流れの安定性を図ることができる。
【0023】本発明で用いられる塗布液は、写真感光材
料におけるような感光乳剤層,非感光材料層,保護層等
の塗布液と、感圧記録紙,感熱記録紙,インクジェット
用紙に用いられる塗布液と等が挙げられるが、主にバイ
ンダーを含む水溶性の塗布液が用いられる。これらの液
にはバインダーとのイオン結合等により粘度を増加させ
る増粘剤、静的/ 動的な表面張力を適性に調整するため
の界面活性剤を含んで良いことは周知の通りである。最
上層、最下層へは界面活性剤を多く使用するか、動的な
表面張力低下能の大きい界面活性剤を使用して静的/ 動
的な表面張力を他の層より低くすることが行われる。
【0024】本発明で用いられるウェブとは、セルロー
スアセテートフィルム,ポリエチレンテレフタレートフ
ィルム,ポリエチレンナフタレートフィルム,紙,ポリ
エチレン被覆紙などが代表的だが、これらに限定するも
のではない。また、塗布液との接着力を高くするためウ
ェブに下塗りを施すことが一般的である。ウェブ表面の
粗さは中心面平均表面粗さ(Ra)が0.1μm以下の
平滑なものから、15μm程度の粗いものであっても良
い。
【0025】接合テープは、ポリエチレンテレフタレー
ト,ポリエチレン,紙などの基材に糊(接着剤)を付与
した公知の何れのものも使用できる。テープ上に下塗り
を施したり、特開平5−104061号公報に開示され
ている接合テープ検出用の黒色層を設けたものであって
も良い。
【0026】また本発明ではウェブを加熱して、塗布部
でのウェブ表面温度を30〜50℃とした状態にする
と、接合部28通過時の安定性をさらに増すことができ
る。ウェブの加熱は加熱装置29で行い、熱風、ヒート
ローラ、IRヒーターなどの公知の何れの方法を用いて
も良い。
【0027】接合部28がバックアップローラ20を巻
回して走行する際に接合部28が浮き上がって厚み変化
を大きくしたり、バックアップローラ20表面と接合部
28でのウェブ10の裏面との間に空気の層が入り込ん
でカーテン膜18への静電的な引力を減少させることが
あるので、ウェブテンションを8×105 N/m2 以上
としてウェブ10裏面とバックアップローラ20表面の
密着を図ることにより、一部の層の高粘化及び帯電の効
果を減ずることなく発揮させることができる。これは特
にウェブ幅が1mを越えるような場合に顕著な効果をも
たらす。
【0028】以上の説明においてはスライドホッパを用
いたカーテン塗布装置を用いたが、エクストルージョン
ダイを用いたカーテン塗布装置を用いても同様の効果を
得ることができる。
【0029】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明す
るが、本発明の態様はこれに限定されない。また、実施
例1において詳細に説明して、実施例2ないし実施例6
及び比較例1ないし比較例4について実施例1と異なる
実験条件値を表1に示した。また、表1には、各実施例
及び比較例の測定結果についてもまとめて示した。
【0030】図1に示したカーテン塗布装置12を用
い、写真用印画紙に用いられるゼラチン下塗りの施され
たポリエチレン被覆紙(総厚み220μm、中心線平均
表面粗さ(Ra)0.3μmの光沢紙)へ4層のカーテ
ン塗布を行った。塗布液11はアルカリ処理ゼラチン水
溶液に増粘剤として平均分子量100万のポリスチレン
スルホン酸塩を所定の粘度となるように添加した。また
界面活性剤として最下層および最上層にジ−2−エチル
ヘキシル−α−スルホコハク酸ナトリウム塩を0.13
重量%(Wilhelmy法による測定では表面張力は
約28mN/m)、他の層にはドデシルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム塩を0.075重量%(同じく約33m
N/m)添加した。
【0031】塗布液11の総湿潤膜厚は80μmであ
り、各層の流量はそれぞれ所定の湿潤膜厚となるよう塗
布速度に応じて調整した。搬送速度を300m/mi
n,400m/min及び500m/minと変えた他
は同じ条件の実験を行った。カーテン膜18の落下距離
は120mmであり、落下位置はバックアップローラ2
0上で頂点から塗布ダイ13方向に20°の箇所であっ
た。ウェブ20及び接合部28への帯電はワイヤ式コロ
ナ放電電極を用いて単極性電荷を付与した。表面電位2
kV帯電時、ウェブ10上の表面電荷は8.4×10-4
C/m2 、接合テープ27上の表面電荷は5.0×10
-4C/m2 であった。ウェブ10同士の接合には幅50
mm、厚み25μmのポリエチレンテレフタレートの基
材に25μmの糊を付けた接合テープ27を用い、突き
合わせ接合により行った。突き合わせ接合部28のウェ
ブ間隙間は1mm以下であった。塗布されたウェブは低
風速の冷却固化ゾーン、高風速の乾燥ゾーンを経て巻き
取られた。最後に、接合部塗布結果について異状の有無
を観察した。
【0032】
【表1】
【0033】表1中の粘度は、剪断速度10s-1におけ
る粘度をmPasで示している。また、流量比はその層
の流量/全層流量の比を表している。接合部塗布結果
は、問題なく接合部の塗布が可能で乾燥不良が無い場合
には○、接合部での塗布の乱れあるが、乾燥不良が無い
場合には□、接合部での塗布の乱れがあり、部分的な乾
燥不良もある場合には△、大きな塗布の乱れがあり、乾
燥不良によるパスローラ汚れ、ウェブ接着ある場合には
×として表した。
【0034】実施例1ないし実施例3では、最上層、最
下層以外の層の粘度を300mPas以上とすることに
よりウェブの走行速度を400m/minと高速にして
も安定に接合部の塗布を行えた。比較例1のように高粘
層が多すぎると膜端部での安定性が悪化した。また、比
較例2のように最下層を高粘化しすぎると安定なカーテ
ン膜が形成できなかった。さらに比較例3のように単に
帯電を高くするだけでは走行速度が300m/minで
問題なくとも、400m/min以上の高速塗布では安
定な接合部塗布を行えなかった。実施例4及び実施例5
のようにウェブの温度を高めたり、塗布部でのウェブテ
ンションを高くしてやると、500m/minでも乾燥
不良なく接合部の塗布を実施することができた。また、
実施例6のように高粘層の粘度を450mPasするこ
とにより、ウェブの走行速度を400m/minと高速
にしても安定に接合部の塗布が行なえた。しかしなが
ら、比較例4のように高粘層の粘度を250mPasし
た場合には、走行速度を400m/minの高速にした
場合安定した塗布が行なえなかった。
【0035】実施例1の各層塗布液の剪断速度と粘度と
の関係を図3に示す。図3から、高粘層である第2層
は、剪断速度1000s-1における粘度が110mPa
sであり、塗布液がウェブに衝突直後に加速される地点
においても、塗布を安定にさせている。高粘層を形成す
る塗布液の剪断速度1000s-1における粘度は、80
mPas以上が好ましく、より好ましくは100mPa
s以上である。しかしながら粘度が500mPas以上
になるとハンドリングの点から好ましくない。
【0036】
【発明の効果】本発明のカーテン塗布方法は、ウェブに
隣接する最下層及びウェブから最も遠い最上層を除く層
のうち少なくとも1層の塗布液粘度を300mPas以
上、好ましくは300mPas〜500mPasとし、
かつ300mPas以上の粘度を持つ層の合計流量が全
層の合計流量に対して25%以下、好ましくは5〜15
%の範囲にすることにより、ウェブの厚み変化の外乱に
よって塗布が乱されにくくなるだけでなく、仮に若干乱
れた場合にも安定した塗布に復帰しやすくなる。この場
合、前記300mPas以上の粘度を持つ層以外の層の
粘度が200mPas以下であるとより安定した塗布が
可能になる。
【0037】さらに、前記接合部の接合テープ及び少な
くとも接合テープ付近のウェブの表面電位を0.5〜
2.5kVに帯電させることにより、より安定した塗布
ができる。
【0038】前記300mPas以上の粘度を持つ層の
剪断速度1000s-1における粘度が、80mPas以
上にすると、ウェブに衝突直後に塗布液が加速されるこ
とによる外乱不安定性を防止できる。
【0039】また、前記ウェブに塗布液を塗布する前に
加熱して、塗布時のウェブの表面温度を30〜50℃と
することにより、塗布の安定化を一層図ることができ
る。
【0040】塗布部でのウェブテンションを8×105
N/m2 以上とすることにより、接合部盛り上がりによ
る外乱の増大を極小化しつつ静電力効果の低減が防止さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカーテン塗布方法による製膜ライ
ンを示した図である。
【図2】図1における塗布部の拡大図である。
【図3】実施例1の塗布液の剪断速度と粘度との関係図
である。
【符号の説明】
10 ウェブ 11 塗布液 12 カーテン塗布装置 13 塗布ダイ 14 マニフォールド 15 スロット 17 リップ先端 18 カーテン膜 19 エッジガイド 20 バックアップローラ 21 塗布膜 22 遮風装置 23,25 ウェブのロール 24 接合装置 26 帯電装置 27 接合テープ 28 接合部 29 加熱装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅 康司 東京都港区西麻布2−26−30 富士写真フ イルム株式会社内 (72)発明者 野口 義久 東京都港区西麻布2−26−30 富士写真フ イルム株式会社内 Fターム(参考) 4D075 AC14 AC17 AC72 AC91 AC94 AC96 AC97 AE23 BB23X BB93X CA47 DA04 DB18 DB33 DB36 DB48 DC27 EA06 EA07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェブ上に少なくとも3層以上の塗布液
    を同時にカーテン塗布する方法において、 前記ウェブに隣接する最下層及びウェブから最も遠い最
    上層を除く層のうち少なくとも1層の塗布液粘度を30
    0mPas以上とし、かつ300mPas以上の粘度を
    持つ層の合計流量が全層の合計流量に対して25%以下
    とすることを特徴とするカーテン塗布方法。
  2. 【請求項2】 前記ウェブが、ウェブ同士を突き合わせ
    て接合テープによって接合されたものであって、 前記接合テープ及び少なくとも前記接合テープ近辺のウ
    ェブの表面電位が0.5〜2.5kVに帯電している請
    求項1に記載のカーテン塗布方法。
  3. 【請求項3】 前記300mPas以上の粘度を持つ層
    の合計流量が、全層の合計流量に対して5〜15%の範
    囲にあることを特徴とする請求項1または2に記載のカ
    ーテン塗布方法。
  4. 【請求項4】 前記300mPas以上の粘度を持つ層
    の剪断速度1000s-1における粘度が、80mPas
    以上であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
    か1つに記載のカーテン塗布方法。
  5. 【請求項5】 前記300mPas以上の粘度を持つ層
    の粘度が300mPasから500mPasであって、 他の層の粘度が200mPas以下であることを特徴と
    する請求項1ないし4のいずれか1つに記載のカーテン
    塗布方法。
  6. 【請求項6】 前記ウェブに塗布液を塗布する前に加熱
    して、塗布時のウェブの表面温度を30〜50℃とする
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記
    載のカーテン塗布方法。
  7. 【請求項7】 塗布部でのウェブテンションを8×10
    5 N/m2 以上とすることを特徴とする請求項1ないし
    6のいずれか1つに記載のカーテン塗布方法。
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