JP2002253027A - 刈払機の駆動軸構造 - Google Patents

刈払機の駆動軸構造

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JP2002253027A
JP2002253027A JP2001052958A JP2001052958A JP2002253027A JP 2002253027 A JP2002253027 A JP 2002253027A JP 2001052958 A JP2001052958 A JP 2001052958A JP 2001052958 A JP2001052958 A JP 2001052958A JP 2002253027 A JP2002253027 A JP 2002253027A
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operating rod
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Makoto Warashina
誠 藁科
Hiroaki Uchitani
博明 内谷
Hideshi Sasaki
英志 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 刈払機の駆動軸の径を増すことなく剛性を確
保しつつ、駆動軸に発生する振動をより低減できるこ
と。及び、駆動軸の両端を、原動機の出力軸や刈刃に確
実に連結できるとともに、連結部分の耐久性を確保でき
ること。 【解決手段】 刈払機10は、パイプ状の操作杆11に
駆動軸12を通し、この駆動軸12を操作杆11の一端
に設けた原動機13で回転させることで、操作杆11の
他端に設けた刈刃14を回転させるものである。駆動軸
12は、チタン合金製軸部21の一端に鋼製原動機側軸
端部22を一体的に取付けるとともに、チタン合金製軸
部21の他端に鋼製刈刃側軸端部26を一体的に取付け
た、異種金属組合せ軸である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は刈払機に関し、特に
原動機の動力を刈刃に伝える駆動軸の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】田畑の畦等における雑草は病害虫の巣に
なりやすいことから、年に数回は刈る必要がある。この
作業は重労働であることから、様々な機械が提案され、
実用に供されている。そのような機械のうち、刈払機は
小型で取扱いが容易であることから、多く用いられてい
る。
【0003】刈払機は、パイプ状の操作杆に駆動軸を通
し、この駆動軸を、操作杆の一端に設けた原動機で回転
させることによって、操作杆の他端に設けた刈刃を回転
させるものである。作業者は肩に刈払機を吊り下げ、操
作杆の途中に設けたバー状ハンドルを握って操作杆を前
後左右に振ることで、刈刃にて雑草を刈ることができ
る。
【0004】ところで近年、農作業における労働環境を
より一層改善することが求められている。刈払機におい
ても作業者の負担を軽減する上で、駆動軸から操作杆を
介してバー状ハンドルに伝わる振動を、より低減すると
いう要求が高まっている。操作杆に通した駆動軸は長い
ので、自重によるたわみが大きい。この結果、原動機を
回転させたときに、駆動軸には自重による撓み振動(た
わみ振動)が生じる。たわみ振動を低減させる方法とし
ては、駆動軸を軸長手方向に多数の軸受で支持した
り、駆動軸を軽量にすることが一般的である。
【0005】これらのうち、多数の軸受を設けることで
軸受間の距離を小さくする方法は、構造上の制限や刈払
機の全重量アップの点から限界がある。そこで、駆動軸
を軽量にする方法が研究されてきた。従来は駆動軸に棒
鋼や鋼管を用いていた。駆動軸を軽量化するには軸径を
小さくしたり、薄肉のパイプ材にしたり、軽量の材料に
代えることが考えられる。
【0006】ところで、駆動軸は原動機の動力を刈刃に
伝達するものであるから、一定以上のねじり剛性や曲げ
剛性も必要である。このため、小径にしたり薄肉のパイ
プ材にするには限界がある。一方、材料を変更すること
で駆動軸を軽量にする方法としては、駆動軸をアルミニ
ウム合金材にすることが考えられる。しかし、アルミニ
ウム合金材は軽量ではあるものの、必要な剛性を確保す
るには限界がある。
【0007】他に、材料を変更することで駆動軸を軽量
にするようにした刈払機としては、例えば実公平1−3
0995号公報「刈払機の操作桿」(以下、「従来の技
術」と言う。)や特開平8−205649号公報「刈
払機用伝動軸とその製造方法並びに刈払機用操作桿」
(以下、「従来の技術」と言う。)が知られている。
【0008】上記従来の技術は同公報の第1図及び第
2図に示される通り、パイプ状の主管4(番号は公報に
記載されたものを引用した。以下同じ。)に通した伝動
軸5を動力部1で駆動することによって、主管4の先端
に設けた刃物部2を回転させるというものである。さら
に上記従来の技術は、伝動軸5の材質を鋼材から樹脂
材に代えて軽量化することで、伝動軸5のたわみ振動の
低減を図ったものである。
【0009】また、上記従来の技術は同公報の図3に
示される通り、繊維強化樹脂管50の両端の孔に金属製
ジョイント53を嵌合し接着剤にて接合し、さらに繊維
強化樹脂管50の端部を補強リング54で締め付けるこ
とで固定したというものである。このようにして組合せ
た部材は、刈払機用伝動軸として採用することができ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来の技術
は、伝動軸5の材質を単に鋼材から樹脂材に代えたも
のである。一般に樹脂製軸は、ねじり剛性や曲げ剛性が
小さいものであり、その分を何等かの方法で補う必要が
ある。剛性を確保するために軸径を大きくしたのでは、
軽量化に逆行する。さらに上記従来の技術は、動力部
1の出力軸や刃物部2に対する伝動軸5の連結構造が不
明である。出力軸や刃物部2は金属製品であるから、金
属製品に樹脂製伝動軸5を確実に連結し、その連結強度
を高めることは容易でない。
【0011】一方、上記従来の技術は、繊維強化樹脂
管50の剛性を高める配慮をしたものである。しかし、
繊維強化樹脂管50であっても、これに鋼材と同等の剛
性を求めると軸径や肉厚が増すことになりかねない。軸
径を増すと、繊維強化樹脂管50を通す主管(操作杆に
相当。)も大径になるので得策ではない。さらに上記従
来の技術は、繊維強化樹脂管50に対する金属製ジョ
イント53の結合構造が複雑である。しかも、樹脂製品
と金属製品の結合であるから、結合部分の耐久性を確保
することが容易でない。
【0012】そこで本発明の目的は、第1に、刈払機の
駆動軸の径を増すことなく剛性を確保しつつ、駆動軸に
発生する振動をより低減でき、第2に、駆動軸の両端
を、原動機の出力軸や刈刃に確実に連結できるととも
に、連結部分の耐久性を確保できる技術を提供すること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、パイプ状の操作杆に駆動軸を通し、この
駆動軸を、操作杆の一端に設けた原動機にて回転させる
ことで、操作杆の他端に設けた刈刃を回転させる形式の
刈払機において、駆動軸を、チタン合金製軸部の両端に
鋼製軸端部を一体的に取付けてなる異種金属組合せ軸と
したことを特徴とする。
【0014】チタン合金は、鉄鋼と概ね同等の機械的強
度(ねじり強さ・曲げ強さや縦弾性係数など)を有する
とともに、鉄鋼よりも比重が小さい。このため、従来と
同一径の軸部であっても、刈払機の駆動軸として必要な
ねじり剛性や曲げ剛性を十分に確保することができる。
しかも、軽量の軸部を採用したので、自重によるたわみ
振動をより低減させることができる。さらには、チタン
合金製軸部の両端に鋼製軸端部を一体的に取付けたので
あるから、軸部に対する軸端部の結合部分の耐久性を確
保することができる。しかも、軸端部を原動機の出力軸
や刈刃に確実に連結できるとともに、この連結部分の耐
久性を確保できる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る刈払機の側面図であ
る。刈払機10は、パイプ状の操作杆11に駆動軸12
を通し、この駆動軸12を、操作杆11の一端に設けた
原動機13にて回転させることで、操作杆11の他端に
設けた刈刃14を回転させる形式の刈払機である。さら
に刈払機10は、操作杆11の長手中央部にハンドル1
5を平面視十文字を呈するようにハンドルホルダ16で
固定したものである。原動機13はエンジン又は電動モ
ータである。
【0016】図2は本発明に係る刈払機の使用状態を示
す説明図である。バー状のハンドル15は正面視略U字
状を呈し、中央部を操作杆11に取付けるとともに左右
に延びる1本のパイプ材又はバー部材からなり、左右の
先端にグリップ(左のグリップ17及び右のグリップ1
8)を設けたものである。右のグリップ18は原動機1
3を制御するスロットルレバーやロックレバーを備える
操作部である。
【0017】作業者Mは、操作杆11の長手途中に備え
る肩掛け用吊りベルト19を肩に掛けることで刈払機1
0を吊り下げることができる。そして、左右のグリップ
17,18を握って操作杆11を前後左右に振りなが
ら、原動機13で刈刃14を回転させることで、雑草g
rを刈ることができる。
【0018】図3は本発明に係る刈払機の要部断面図で
あり、駆動軸12と原動機13の出力軸13aとの間に
クラッチ機構30を介在させ、このクラッチ機構30を
クラッチケース40に収納するようにし、このクラッチ
ケース40を介して操作杆11の一端部に原動機13を
取付けたことを示す。このような刈払機10は、操作杆
11並びに駆動軸12を原動機13の出力軸13aに同
心に配置したものである。
【0019】クラッチ機構30は、駆動軸12の原動機
側軸端部22にスプライン結合で取付けたクラッチドラ
ム31と、原動機13の出力軸13aに取付けた回転部
材32と、回転部材32が高速回転したときだけ回転部
材32をクラッチドラム31に連結するクラッチ部材3
3と、からなる遠心クラッチである。クラッチドラム3
1は、回転部材32を包囲するカップ状部材である。
【0020】クラッチケース40は、操作杆11の一端
部を取付ける操作杆取付部41と、操作杆取付部41か
ら原動機13側へ延びて可撓性を有する可撓連結部42
と、可撓連結部42から原動機13側へ延びて原動機1
3に取付ける原動機取付部43と、からなる樹脂製一体
成形品である。原動機取付部43は原動機13のケース
13bにボルト止めにて取付けたものである。
【0021】さらにこの図3は、操作杆11の他端部に
伝動機構ケース61を介して刈刃14を取付け、駆動軸
12と刈刃14との間に介在させた伝動機構62を伝動
機構ケース61に収納するようにしたことを示す。伝動
機構62は、駆動軸12の刈刃側軸端部26に連結した
駆動ベベルギヤ63と、駆動ベベルギヤ63に噛み合う
従動ベベルギヤ64と、従動ベベルギヤ64並びに刈刃
14を取付けた従動軸65とからなる。
【0022】ところで駆動軸12は、軸長手方向の複数
箇所が回転可能に支承されたものである。具体的には駆
動軸12を次の箇所で支承した。第1に、原動機側軸端
部22をクラッチドラム31のボス34にスプライン結
合し、このボス34を軸受35,35にて支持すること
で、駆動軸12の一端部をボス34並びに軸受35,3
5を介して原動機取付部43で支承した。第2に、刈刃
側軸端部26を駆動ベベルギヤ63に結合し、この駆動
ベベルギヤ63を軸受66,66にて支持することで、
駆動軸12の他端部を駆動ベベルギヤ63並びに軸受6
6,66を介して伝動機構ケース61で支承した。第3
に、駆動軸12のうち原動機側軸端部22と刈刃側軸端
部26との間を、軸長手方向に一定間隔で配列した複数
のブッシュ76・・・(・・・は複数を示す。以下同じ。)を
介して操作杆11で支承した。なお、67は従動軸支持
用軸受である。
【0023】図4(a)〜(c)は本発明に係る駆動軸
の構成図であり、(a)は駆動軸12の軸長手途中を省
略した側面断面構造を示し、(b)は(a)のb−b線
断面構造を示し、(c)は(a)のc部を拡大して示
す。駆動軸12は、チタン合金製軸部21の両端に鋼製
軸端部(原動機側軸端部22及び刈刃側軸端部26)を
一体的に取付けてなる異種金属組合せ軸であることを特
徴とする。以下に駆動軸12について詳しく説明する。
【0024】軸部21は、例えば外径7mmで長さ15
00mmのチタン合金製パイプである。原動機側軸端部
22は、例えば機械構造用炭素鋼鋼材製丸棒であり、基
端部23を軸部21に嵌合するとともに真空ろう付によ
って一体的に取付け、先端部24に雄スプライン25を
形成したものである。刈刃側軸端部26は、例えば機械
構造用炭素鋼鋼材製丸棒であり、基端部27を軸部21
に嵌合するとともに真空ろう付によって一体的に取付
け、先端部28の外周面を4面取りすることで(b)の
ように略四角形断面の嵌合凸部29に形成したものであ
る。
【0025】(c)は、軸部21に対する刈刃側軸端部
26の取付構造を示す。刈刃側軸端部26の基端部27
は、パイプからなる軸部21の孔に嵌合する嵌合部27
aと、嵌合部27aに連なり軸部21の端面に突き当て
る突当部27bとからなる。軸部21の孔に嵌合部27
aを必要十分な長さだけ嵌合したので、この部分に曲げ
荷重が作用しても曲げ剛性を十分に確保することができ
る。このように嵌合した上に、更に軸部21の端面と突
当部27bとの当り面を真空ろう付することで、両者を
一体的に取付けることができる。
【0026】なお、軸部21に対する原動機側軸端部2
2の取付構造についても、上記刈刃側軸端部26の取付
構造と同様に嵌合部23aと突当部23bとからなる。
ここで「真空ろう付」とは、例えば炉内ろう付におい
て、ろう付環境を133×10-3〜133×10-7Pa
の真空とした清浄な空間で行う、ろう付方法である。
【0027】チタン合金は、鉄鋼と概ね同等の機械的強
度(ねじり強さ・曲げ強さや縦弾性係数など)を有す
る。従って、チタン合金製軸部21は、従来と同一径の
軸であっても、刈払機の駆動軸として必要なねじり剛性
や曲げ剛性を十分に確保することができる。さらに、鉄
鋼の比重が概ね7.8であるのに対してチタン合金の比
重は概ね4.5である。このように、チタン合金の比重
は鉄鋼の比重よりも極めて小さい。このような軽量のチ
タン合金製軸部21を採用したので、自重によるたわみ
振動をより低減させることができる。従って、上記図2
において原動機13を回転させたときに、駆動軸12か
ら操作杆11を介してハンドル15に伝わる振動を、簡
単な構成で、より低減することができる。この結果、作
業者Mの負担を軽減することができる。
【0028】さらには、チタン合金製軸部21の両端に
鋼製軸端部(原動機側軸端部22及び刈刃側軸端部2
6)を一体的に取付けることによって、軸部21に対す
る軸端部22,26の結合部分の耐久性を確保すること
ができる。しかも駆動軸12の両端、すなわち軸端部2
2,26を上記図3に示す原動機13の出力軸13aや
刈刃14に確実に連結できるとともに、この連結部分の
耐久性を確保することができる。
【0029】なお、上記本発明の実施の形態において、
チタン合金製軸部21の両端に鋼製軸端部22,26を
一体的に取付ける構造は、真空ろう付に限定するもので
はなく、両者間を一体化できるものであればよく、例え
ばリベット止め、溶接、接着による構造であってもよ
い。
【0030】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、刈払機の駆動軸のうち軸部を、鉄鋼
と概ね同等の機械的強度を有するとともに鉄鋼よりも比
重が小さい、チタン合金製とすることによって軽量化し
たので、駆動軸として必要なねじり剛性や曲げ剛性を十
分に確保することができるとともに、自重によるたわみ
振動をより低減させることができる。従って、駆動軸か
ら操作杆を介してハンドルに伝わる振動を、簡単な構成
で、より低減することができる。
【0031】さらには、チタン合金製軸部の両端に鋼製
軸端部を一体的に取付けることによって、軸部に対する
軸端部の結合部分の耐久性を確保することができる。し
かも、軸端部を原動機の出力軸や刈刃に確実に連結でき
るとともに、この連結部分の耐久性を確保することがで
きる。このようにして、駆動軸の両端を、原動機の出力
軸や刈刃に確実に連結することができるとともに、連結
部分の耐久性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る刈払機の側面図
【図2】本発明に係る刈払機の使用状態を示す説明図
【図3】本発明に係る刈払機の要部断面図
【図4】本発明に係る駆動軸の構成図
【符号の説明】
10…刈払機、11…操作杆、12…駆動軸、13…原
動機、14…刈刃、15…ハンドル、21…チタン合金
製軸部、22,26…鋼製軸端部としての原動機側軸端
部及び刈刃側軸端部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 英志 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 2B083 AA02 BA02 CA07 DA02 EA08

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプ状の操作杆に駆動軸を通し、この
    駆動軸を操作杆の一端に設けた原動機にて回転させるこ
    とで、操作杆の他端に設けた刈刃を回転させる形式の刈
    払機において、前記駆動軸は、チタン合金製軸部の両端
    に鋼製軸端部を一体的に取付けてなる異種金属組合せ軸
    であることを特徴とした刈払機の駆動軸構造。
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