JP4335833B2 - 刈払機 - Google Patents
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一方、特許文献1で提案されている防振技術は、構造が複雑である。
前記主杆(1)には、取付位置を変更可能な主杆ウェイト(9)が設けられ、
前記ハンドル(15)の前記水平部(16)の前記主杆(1)への取付部の剛性が補強手段(26)により増大され、
前記握り部(30)には、前記ハンドル(15)の前記立ち上り部(17)に固定された第1シャフト(32)と、この第1シャフト(32)に固定された第1ウェイト(33)と、この第1ウェイト(33)に固定された第2シャフト(34)と、この第2シャフト(34)に固定された第2ウェイト(35)とが、前記立ち上り部(17)の中心線(O)方向に連ねられて設けられており、
前記第2シャフト(34)および第2ウェイト(35)がグリップパイプ(37)内に挿入されているとともに、前記第2シャフト(34)に前記第2ウェイト(35)がネジ(36)により取付位置を変更可能に固定されている一方、前記グリップパイプ(37)には長穴(38)が設けられており、この長穴(38)を通して前記ネジ(36)を操作可能とされている、
ことを特徴とする。
また、ハンドルの水平部の主杆への取付部の剛性が増大されているので、ハンドルのY方向の振動が低減される。
また、握り部に、第1シャフト、第1ウェイト、第2シャフトおよび第2ウェイトからなる防振機構が設けられているので、これらの第1シャフト、第1ウェイト、第2シャフトおよび第2ウェイトを振動させて、握り部の中心部近傍に振動の節が位置するようにして、握り部のX方向およびZ方向の振動が低減される。この場合、第1シャフトおよび第2シャフトは、棒状ばね(ばね)として機能している。
このように、この刈払機では、握り部におけるX、Y、Zの3方向の振動を簡易にかつ効果的に低減される。
図1ないし図3は、本発明の実施形態に係る刈払機を示す図であって、図1は全体の側面図であり、図2は主杆ウェイトを示す図であり、ハンドルおよびグリップを示す図である。なお、図1において、一方のハンドルは図示を省略している。
ところで、エンジン2の振動は、エンジン2と主杆1との間に介在された防振ゴムによりある程度低減される。しかし、エンジン2の振動とは別に、刈刃7の回転運動や伝動軸4の回転運動によっても、主杆1に振動が発生する。
この刈払機においては、主杆1の振動が、まず、主杆ウェイト9により低減される。すなわち、図4に示すように、主杆1の振動の節(振幅が最小になる点)がハンドル15の取付部材23近傍に位置するように、主杆ウェイト9の位置を調整して主杆1に固定する。図4において、実線Bが主杆ウェイト9取付時の簡易振動モデルを示し、一方破線Cが主杆ウェイト9が無い場合の簡易振動モデルを示している。主杆ウェイト9の位置を調整する際に、主杆1に設けられた目盛り12を用いると調整が容易になる。この場合、この目盛りは、主杆ウェイト9の位置を把握するための目印として機能している。
なお、ハンドル15の水平部16の基端部分の剛性を高めるための補強手段として、補強用パイプ26を用いる代わりに、図6に示すように、水平部16の基端部分の径を拡大するなど、適宜、他の手段を採用することが可能である。
このようにしてハンドル15の水平部16の剛性を増大させても、刈払機の大きな重量の増大にはならない。
なお、第2ウェイト35は、第2シャフト34の軸方向に移動させて、第2シャフト34に対する取付位置を変更できるようになっているおり、これにより振動の節の位置を容易に調整できる。
また、第2シャフト34に第2ウェイト35がネジ36により取付位置を変更可能に固定されているとともに、グリップパイプ37に長穴38が設けられており、この長穴38を通してネジ36を操作できるようになっているので、グリップ部材39を取り外せば、グリップパイプ37の外側からネジ36を操作して、第2ウェイト35を最適な位置に容易に調整することができる。
2 エンジン(原動機)
9 主杆ウェイト
12 目盛り
15 ハンドル
16 水平部
17 立ち上り部
26 補強用パイプ(補強手段)
30 握り部
32 第1シャフト
33 第1ウェイト
34 第2シャフト
35 第2ウェイト
37 グリップパイプ
38 長穴
Claims (1)
- 原動機(2)に主杆(1)が取り付けられ、この主杆(1)にハンドル(15)が取り付けられ、このハンドル(15)は主杆(1)に固定されている水平部(16)とこの水平部(16)から屈曲して立ち上がる立ち上り部(17)とを備え、このハンドル(15)の前記立ち上り部(17)に握り部(30)が設けられている刈払機において、
前記主杆(1)には、取付位置を変更可能な主杆ウェイト(9)が設けられ、
前記ハンドル(15)の前記水平部(16)の前記主杆(1)への取付部の剛性が補強手段(26)により増大され、
前記握り部(30)には、前記ハンドル(15)の前記立ち上り部(17)に固定された第1シャフト(32)と、この第1シャフト(32)に固定された第1ウェイト(33)と、この第1ウェイト(33)に固定された第2シャフト(34)と、この第2シャフト(34)に固定された第2ウェイト(35)とが、前記立ち上り部(17)の中心線(O)方向に連ねられて設けられており、
前記第2シャフト(34)および第2ウェイト(35)がグリップパイプ(37)内に挿入されているとともに、前記第2シャフト(34)に前記第2ウェイト(35)がネジ(36)により取付位置を変更可能に固定されている一方、前記グリップパイプ(37)には長穴(38)が設けられており、この長穴(38)を通して前記ネジ(36)を操作可能とされている、
ことを特徴とする刈払機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005089553A JP4335833B2 (ja) | 2005-03-25 | 2005-03-25 | 刈払機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005089553A JP4335833B2 (ja) | 2005-03-25 | 2005-03-25 | 刈払機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006262859A JP2006262859A (ja) | 2006-10-05 |
JP4335833B2 true JP4335833B2 (ja) | 2009-09-30 |
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JP2005089553A Expired - Fee Related JP4335833B2 (ja) | 2005-03-25 | 2005-03-25 | 刈払機 |
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JP (1) | JP4335833B2 (ja) |
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2005
- 2005-03-25 JP JP2005089553A patent/JP4335833B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JP2006262859A (ja) | 2006-10-05 |
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