JP3188225U - 回転コテ付生コン均し機 - Google Patents

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JP3188225U
JP3188225U JP2013002798U JP2013002798U JP3188225U JP 3188225 U JP3188225 U JP 3188225U JP 2013002798 U JP2013002798 U JP 2013002798U JP 2013002798 U JP2013002798 U JP 2013002798U JP 3188225 U JP3188225 U JP 3188225U
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Abstract

【課題】生コンの均し技術に関するもので、簡易均し機を提供する。
【解決手段】支持ポール1の後端に組付けて、回転動力源を設ける。また該ポールの先端に、回転伝達体4を組付けて設ける。つぎに、このポール内部に回転長軸を通して設ける。また支持ポール1の適当なる位置に、支持把手および肩掛バンドを設ける。さらに回転伝達体4に、ガイドカバー10を固定する。つぎに回転コテ13と回転ステー14で、構成した回転コテ組立体12を止ナット15で、締め付けて固定して装着する。また、従来の肩掛式草刈機に取付けられた草刈回転刃組立体を取り外して、これに回転コテ組立体12を着脱可能に設けて、均し機として使用することもできる。
【選択図】図2

Description

本考案は、生コンリートを打設した時に、その表面をコテで均し作業を行うが、その仕上技術に関するものである。
最近は年寄りの多い社会になって来たが、一般の職人に於いても同じである。
しかし生コンの均し仕事は、昔から腰を屈めて手作業でコテ仕上げをやっている事が多い。また一方ではゼネコン等が採用している、エンジン式の専用機械等で均し作業が行われている。
現在、エンジン式の専用機械で機械作業を行えば、非常に効率も良く、作業労働による体への負担も無く、楽であるが均し機械の価格が高額であるので、一般の職人が購入して使う事は、単価的にも合わないのである。公開公報では、特許登録・第4452514・機械式ピッチ制御とか、実開平5−57198・回転こて、特開2005−172227・ハンドガイド式こて用スタータモジュール等がある。これらはエンジン等回転動力が回転こて側に乗っているので、重くて扱いにくいのと、いろんな制御機構が複雑についているので、やはり扱いにくい欠点がある。
本考案は出来る限りの簡単な構成で形成できる。以下、その解決手段構成を説明する。まず、支持ポール(1)の後端に組付けて、小型エンジンや小型モーター等の回転動力源(2)を設ける。また該ポールの先端に、ギアーA(5)とギアーB(6)で構成された、回転伝達体(4)を組付けて設ける。そして、パイプである支持ポール(1)の内部に回転長軸(3)を通して設け、この回転長軸(3)の後端を回転動力源(2)に直結する。一方、該長軸の先端より手前の適当なる位置に、ベアリング軸受A(16)を設け、さらに該長軸の先端は回転伝達体(4)のギアーA(5)を直結させて設ける。また、支持ポール(1)の適当なる位置に、支持把手(7)および肩掛バンド(8)を設ける。さらに回転伝達体(4)に、ガイドカバー(10)を固定し、該伝達体のギアーB(6)に直結したネジボルト軸(11)には、ベアリング軸受B(17)を設ける。つぎに回転コテ(13)と回転ステー(14)で構成した、回転コテ組立体(12)と共に、該ボルト軸に締め付けて固定して、回転コテ組立体(12)を装着する。つまり止ナット(15)を緩めれば回転コテ組立体(12)は外す事ができ、着脱自由に交換できる。また、従来一般的に使われている、シンプルな肩掛式草刈機の草刈回転刃組立体を取り外して、ここに本考案による回転コテ組立体(12)を着脱自在に装着しても良い。
本考案はこのような構成および特徴からなる、回転コテ付生コン均し機である。
本考案は、職人には極めて有効なコテ仕上手段であり、床等に打設された生コンの表面に回転するコテを腰を屈める事なく、立ち姿のままで当てて行くだけで良い。
また、シンプル構成と共に軽量である点と、肩掛けを重心支点にして動力源を後方に置いた事で、先端の回転コテ部分と重量の平均バランスが良く、回転コテ部分が軽く小さな力で扱えるので、職人の細かい技術をそのまま発揮できる。さらに、従来の肩掛式草刈機と機能構成などで同等であり、先端を本考案の回転コテ組立体(12)に取替えるだけで、均し機に変身させて使用する事が可能である。
本構成は、老職人を始めとして誰でも簡単に取り扱いができ、さらに安全性に考慮した出来る限りの簡単な構成に作られている。まず本体を支える支持ポール(1)の最後尾の後端に組付けて、小型ミニエンジンや小型モーター等の回転動力源(2)を設ける。また該ポールの最先端に、ギアーA(5)とギアーB(6)で構成された、回転伝達体(4)を組付けて設ける。そして、中空パイプ等で形成されている支持ポール(1)の中空内部に回転する回転長軸(3)を通して設ける。この回転長軸(3)の最後端を回転動力源(2)に直結させて設ける。一方、該長軸の先端より手前の適当なる位置に、ベアリング軸受A(16)を圧入して固定して設ける。さらに該長軸の最先端は、回転伝達体(4)のギアーA(5)に直結させて設ける。また、支持ポール(1)の適当なる位置(全体での重心点に近い位置)に支持把手(7)および肩掛バンド(8)を設ける。さらに回転伝達体(4)に、回転するコテを障害物から守るための、ガイドカバー(10)を固定して設ける。また該伝達体のギアーB(6)に直結したネジボルト軸(11)には、ベアリング軸受B(17)を設ける。つぎには回転コテ(13)と回転ステー(14)で構成した、回転コテ組立体(12)をネジ込んで固定して設け最後に止ナット(15)を回転コテ組立体(12)と共に、該ボルト軸に、締め付けて固定して回転コテ組立体(12)を装着する。つまり止ナット(15)を緩めれば回転コテ組立体(12)は外す事ができ、着脱自由に交換できる。また、従来一般的に使われているシンプルな肩掛式草刈機の草刈回転刃組立体を取り外して、ここに本考案による回転コテ組立体(12)を着脱自在に装着して転用しても良い。さらには、回転するコテに急激な負荷が懸かった場合には、均し作業に不具合が発生すると共に、回転コテ組立体(12)が破損する事態が起こる可能性もあるので、ここでベストモードとして、ガイドカバー(10)と回転ステー(14)との間に、振動や衝撃を吸収する着脱容易に、たわみ軸継手(18)を装着すると良い。
本考案はこのような構成および特徴からなり、これを職人等が使用せんとする時には
回転動力源(2)を起動させて、本体を肩掛けして支持把手(7)を持ち、打設された生コンクリートの表面に、回転する回転コテ組立体(12)を押し付けて行く。本機を扱う職人としては、後端の回転動力源(2)と先端の、回転コテ組立体(12)との重量バランスにより、立ったままでコテ先が非常に軽く動かせるので、職人の長年のコテ技量が大いに発揮出来るのである。また、故障した場合など緊急を要する時には、従来の草刈機の先端の回転刃組立体を外し、本機の回転コテ組立体(12)を取付けて、均し機として転用する事も可能であるから、実に合理的である。
また、回転コテ組立体(12)に大きな負荷力が加わり、捩じりや衝撃、振動が発生してもたわみ軸継手(18)を装着搭載してるタイプは、これらの力を吸収してくれるので、より安定した均し作業が遂行できる。
本考案の実施図である。 本考案の回転コテ部分の組付斜視図である。 本考案の説明側面図である。 本考案の先端部分を断面にした構成図である。 本考案のたわみ軸継手を装着した先端部断面図である。 本考案のたわみ軸継手を装着した説明図である。 本考案に使用した、フランジー型たわみ軸継手の斜視図である。
1 支持ポール
2 回転動力源
3 回転長軸
4 回転伝達体
5 ギアーA
6 ギアーB
7 支持把手
8 肩掛バンド
9 生コンクリート
10 ガイドカバー
11 ネジボルト軸
12 回転コテ組立体
13 回転コテ
14 回転ステー
15 止ナット
16 ベアリング軸受
17 ベアリング軸受
18 たわみ軸継手
19 バネ
20 防振ゴムブッシュ
21 振動、衝撃、捩れの力
本考案の実施図である。 本考案の回転コテ部分の組付斜視図である。 本考案の説明側面図である。 本考案の先端部分を断面にした構成図である。 本考案のたわみ軸継手を装着した先端部断面図である。
1 支持ポール
2 回転動力源
3 回転長軸
4 回転伝達体
5 ギアーA
6 ギアーB
7 支持把手
8 肩掛バンド
9 生コンクリート
10 ガイドカバー
11 ネジボルト軸
12 回転コテ組立体
13 回転コテ
14 回転ステー
15 止ナット
16 ベアリング軸受
17 ベアリング軸受
18 たわみ軸継手

Claims (3)

  1. 支持ポール(1)の後端に組付けて、回転動力源(2)を設け、また該ポールの先端に、ギアーA(5)とギアーB(6)で構成した、回転伝達体(4)を組付けて設け、つぎにこのポール内部に回転長軸(3)を通して設け、この回転長軸(3)の後端を回転動力源(2)に直結させ、一方、該長軸の先端より適当なる位置に、ベアリング軸受A(16)を設け、さらに該長軸の先端は回転伝達体(4)のギアーA(5)を直結させて設ける、また支持ポール(1)の適当なる位置に、支持把手(7)および肩掛バンド(8)を設ける、さらに回転伝達体(4)に、ガイドカバー(10)を固定し、該伝達体のギアーB(6)に直結したネジボルト軸(11)には、ベアリング軸受B(17)を設け、つぎに回転コテ(13)と回転ステー(14)で構成した、回転コテ組立体(12)をネジ込んで設け最後に止ナット(15)を回転コテ組立体(12)と共に、該ボルト軸に、締め付けて固定して装着した特徴より成る、回転コテ付生コン均し機。
  2. 従来の肩掛式草刈機に取付けられた草刈回転刃組立体を外してこれに回転コテ組立体(12)を着脱可能に設けた事を特徴とする、
    回転コテ付生コン均し機。
  3. ガイドカバー(10)と回転ステー(14)との間に、着脱容易に、たわみ軸継手(18)を装着して設けた特徴より成る、請求項1、請求項2記載の、
    回転コテ付生コン均し機。
JP2013002798U 2013-04-30 回転コテ付生コン均し機 Expired - Lifetime JP3188225U (ja)

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3188225U true JP3188225U (ja) 2014-01-16

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