JP3771514B2 - 携帯式動力作業機機の軸構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は携帯式動力作業機機の軸構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯式動力作業機機は、筒状の操作杆に駆動軸を通し、駆動軸を操作杆の一端に設けた原動機にて回転させることで、操作杆の他端に設けた作業部を回転させる形式の作業機である。このような作業機としては例えば刈払機がある。
刈払機は、駆動軸を原動機で回転させることによって、操作杆の他端に設けた刈刃を回転させるものである。作業者は肩に刈払機を吊り下げ、操作杆の途中に設けたバー状ハンドルを握って操作杆を前後左右に振ることで、刈刃にて雑草を刈ることができる。
【0003】
ところで近年、農作業における労働環境をより一層改善することが求められている。刈払機においても作業者の負担を軽減する上で、駆動軸から操作杆を介してバー状ハンドルに伝わる振動を、より低減するという要求が高まっている。
操作杆に通した駆動軸は長いので、自重によるたわみが大きい。この結果、原動機を回転させたときに、駆動軸には自重による撓み振動(たわみ振動)が生じる。たわみ振動を低減させる方法としては、駆動軸を軸長手方向に多数の軸受で支持することが一般的である。
【0004】
この種の携帯式動力作業機機としては、例えば実開平1−71238号公報「作業機の軸受ブッシュ」(以下、「従来の技術」と言う)が知られている。以下、上記従来の技術の概要を説明する。
【0005】
図13(a)〜(c)は従来の携帯式動力作業機機の概要図であり、実開平1−71238号公報の第1図、第3図及び第4図を再掲した。なお、符号は振り直した。
【0006】
図13(a)は、メインパイプ101に伝動軸102を通し、これらメインパイプ101と伝動軸102との間に軸受103を介在させることで、伝動軸102の振れを抑えるようにした刈払機100を示す。メインパイプ101の一端に設けたエンジン104にて伝動軸102を回転させることで、メインパイプ101の他端に設けた作業刃105を回転させることができる。
【0007】
図13(b)は、軸受103の外周囲にラバー製軸受ブッシュ106を一体的に設けたことを示す。ラバー製軸受ブッシュ106は、メインパイプ101内に軸受103を取付けるためのマウントラバーの役割を果たす。
【0008】
図13(c)は図13(a)のc部詳細構造を示し、メインパイプ101内にラバー製軸受ブッシュ106を圧入することで、予め設定した位置に軸受103を取付け、この軸受103に伝動軸102を通しつつメインパイプ101内に伝動軸102を通したことを表す。メインパイプ101内に取付けられた軸受103によって、伝動軸102を回転可能に支持することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の技術は、メインパイプ101(操作杆に相当する。)内にラバー製軸受ブッシュ106にて軸受103を取付けるものである。ラバー製軸受ブッシュ106は、メインパイプ101へ圧入するときに弾性変形し得る。従って、軸受103の中心がずれないような配慮が必要となる。
【0010】
また上記従来の技術は、メインパイプ101内にラバー製軸受ブッシュ106を圧入するだけであるから、メインパイプ101の長手方向の所定位置に、軸受103を正確に位置決めするための、配慮が必要となる。しかも、使用中に軸受103の位置が変化しないような配慮も必要である。
メインパイプ101に対して、軸受103の中心や取付ピッチがずれると、伝動軸102に振動が発生する要因となる。このため、簡単な構成や方法によって伝動軸102の振動を抑制することが求められている。
【0011】
そこで本発明の目的は、簡単な構成によって、携帯式動力作業機機における駆動軸の振動を、より抑制できる技術を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、筒状の操作杆に駆動軸を通し、これら操作杆と駆動軸との間に樹脂製ブッシュを介在させることで、駆動軸の振れを抑えつつ駆動軸を操作杆の一端に設けた原動機にて回転させることで、操作杆の他端に設けた作業部を回転させる形式の携帯式動力作業機機において、樹脂製ブッシュを駆動軸に一体的に取付け、樹脂製ブッシュと操作杆との間で摺動させるように構成したことを特徴とする携帯式動力作業機機の軸構造である。
【0013】
樹脂製ブッシュを駆動軸に一体的に取付けたので、駆動軸の中心に対する樹脂製ブッシュの中心を極めて正確に合致させることができる。しかも、駆動軸の長手方向に対する樹脂製ブッシュの位置を極めて正確に設定することができる。
そして、樹脂製ブッシュと操作杆との間で摺動させるように、操作杆に樹脂製ブッシュ付き駆動軸を通したとき、操作杆の中心に対する樹脂製ブッシュの中心や駆動軸の中心を極めて正確に合致させることができる。さらには、駆動軸の所定位置を操作杆で確実に支持することができる。
【0014】
このように、操作杆の中心に対する樹脂製ブッシュや駆動軸の中心を正確に合致させることができるとともに、操作杆により樹脂製ブッシュを介して駆動軸を支持する位置を正確に設定することができるので、簡単な構成によって、駆動軸に発生する振動をより抑制することができる。しかも、樹脂製ブッシュを駆動軸に一体的に取付けたので、使用中に樹脂製ブッシュの位置が変化することもない。
【0015】
さらに請求項1は、樹脂製ブッシュが複数個であり、これらの樹脂製ブッシュを駆動軸の振動の節に配列したことを特徴とする。
駆動軸の振動の節、すなわち振幅が零となる複数の点を、樹脂製ブッシュを介して操作杆にて支持することができる。従って、原動機から駆動軸及び樹脂製ブッシュを介して操作杆に伝わる振動を、より一層抑制することができる。
【0016】
請求項2は、樹脂製ブッシュの外周面中央に、潤滑剤を溜めることのできる周溝を設けたことを特徴とする。
例えば、駆動軸に樹脂製ブッシュを一体成形によって取付ける際には、成形用型の成形用キャビティに溶融樹脂を注入するゲートの位置を、周溝の位置に設定することができる。このように設定すれば、成形後にゲート内樹脂を除去したときのバリが残ったとしても、このバリは周溝に残るだけである。このバリが、樹脂製ブッシュと操作杆との間での摺動に影響を及ぼすことはない。
さらには、周溝にグリースやオイル等の潤滑剤を溜めることができるので、樹脂製ブッシュと操作杆との間で摺動したときの潤滑性を高めて、摩擦抵抗を低減するとともに摩耗を抑制することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る刈払機の側面図であり、この刈払機10は、筒状(パイプ状)の操作杆11に駆動軸12を通し、この駆動軸12を、操作杆11の一端に設けた原動機13にて回転させることで、操作杆11の他端に設けた刈刃14を回転させる形式の携帯式動力作業機機である。さらに刈払機10は、操作杆11の長手中央部にハンドル15を平面視十文字を呈するようにハンドルホルダ16で固定したものである。原動機13はエンジン又は電動モータである。刈刃14は作業部である。
【0018】
図2は本発明に係る刈払機の使用状態を示す説明図である。バー状のハンドル15は正面視略U字状を呈し、中央部を操作杆11に取付けるとともに左右に延びる1本のパイプ材又はバー部材からなり、左右の先端にグリップ(左のグリップ17及び右のグリップ18)を設けたものである。右のグリップ18は、原動機13を制御するスロットルレバーやロックレバーを備える操作部である。
【0019】
作業者Maは、操作杆11の長手途中に備える肩掛け用吊りベルト19を肩に掛けることで刈払機10を吊り下げることができる。そして、左右のグリップ17,18を握って操作杆11を前後左右に振りながら、原動機13で刈刃14を回転させることで、雑草grを刈ることができる。
【0020】
図3は本発明に係る刈払機の要部断面図であり、駆動軸12と原動機13の出力軸13aとの間にクラッチ機構20を介在させ、このクラッチ機構20をクラッチケース30に収納するようにし、このクラッチケース30を介して操作杆11の一端部に原動機13を取付けたことを示す。
このような刈払機10は、操作杆11並びに駆動軸12を原動機13の出力軸13aに同心に配置したものである。
【0021】
クラッチ機構20は、駆動軸12の原動機側軸端部51にスプライン結合で取付けたクラッチドラム21と、原動機13の出力軸13aに取付けた回転部材22と、回転部材22が高速回転したときだけ回転部材22をクラッチドラム21に連結するクラッチ部材23と、からなる遠心クラッチである。クラッチドラム21は、回転部材22を包囲するカップ状部材である。
【0022】
クラッチケース30は、操作杆11の一端部を取付ける操作杆取付部31と、操作杆取付部31から原動機13側へ延びて可撓性を有する可撓連結部32と、可撓連結部32から原動機13側へ延びて原動機13に取付ける原動機取付部33と、からなる樹脂製一体成形品である。原動機取付部33は原動機13のケース13bにボルト止めにて取付けたものである。
【0023】
さらにこの図3は、操作杆11の他端部に伝動機構ケース41を介して刈刃14を取付け、駆動軸12と刈刃14との間に介在させた伝動機構42を伝動機構ケース41に収納するようにしたことを示す。
伝動機構42は、駆動軸12の刈刃側軸端部52に連結した駆動ベベルギヤ43と、駆動ベベルギヤ43に噛み合う従動ベベルギヤ44と、従動ベベルギヤ44並びに刈刃14を取付けた従動軸45とからなる。
【0024】
ところで駆動軸12は、軸長手方向の複数箇所が回転可能に支承されたものである。具体的には駆動軸12を次の箇所で支承した。
第1に、原動機側軸端部51をクラッチドラム21のボス24にスプライン結合し、このボス24を軸受25,25にて支持することで、駆動軸12の一端部をボス24並びに軸受25,25を介して原動機取付部33で支承した。
第2に、刈刃側軸端部52を駆動ベベルギヤ43に結合し、この駆動ベベルギヤ43を軸受46,46にて支持することで、駆動軸12の他端部を駆動ベベルギヤ43並びに軸受46,46を介して伝動機構ケース41で支承した。
第3に、駆動軸12のうち原動機側軸端部51と刈刃側軸端部52との間を、軸長手方向に一定間隔で配列した複数個のブッシュ60・・・(・・・は複数を示す。以下同じ。)を介して操作杆11で支承した。
なお、47は従動軸支持用軸受である。
【0025】
図4(a),(b)は本発明に係る駆動軸の構成図であり、(a)は駆動軸12の側面構造を示し、(b)は駆動軸12の側面断面構造を示す。
(b)に示すように駆動軸12は、一端に原動機側軸端部51を形成するとともに、他端に刈刃側軸端部52を形成したパイプ軸である。原動機側軸端部51は、雄スプラインからなる。刈刃側軸端部52は、外周面を4面取りすることで略四角形断面に形成された嵌合凸部である。
【0026】
本発明は、複数個のブッシュ60・・・を駆動軸12に一体的に取付けたことを特徴とする。詳しくは、駆動軸12の一端から予め設定した距離L1の位置にブッシュ60を形成し、更にこの位置から予め設定した一定ピッチL2・・・で複数個のブッシュ60・・・を形成した。このようにして、駆動軸12の外周面に複数個のブッシュ60・・・を一体的に形成することができる。
【0027】
図5(a),(b)は本発明に係る操作杆、駆動軸及びブッシュの要部構成図であり、(a)はブッシュ60を駆動軸12に一体的に取付け、ブッシュ60と操作杆11との間で摺動させるようにしたことを示す。(b)は(a)のb−b線断面構造を示す。
【0028】
操作杆11は、互いに同心である外パイプ71と内パイプ72とこれら外・内パイプ71,72間を連結する周3個のステー73・・・とからなる二重管である。この二重管はアルミニウム合金製押出し成形品である。
【0029】
ブッシュ60は、駆動軸12の外周面に一体的に設けた円筒状の部材である。この円筒状部材は、四フッ化エチレン樹脂やポリアセタール樹脂等の、摩擦抵抗が小さい硬質樹脂製品である。本発明は、樹脂製ブッシュ60の外周面と操作杆11の内周面(すなわち、内パイプ72の内周面)との間で摺動させるように、操作杆11に樹脂製ブッシュ60付き駆動軸12を通したことを特徴とする。
【0030】
このように、樹脂製ブッシュ60を駆動軸12に一体的に取付けたので、駆動軸12の中心に対する樹脂製ブッシュ60の中心を極めて正確に合致させることができる。しかも、駆動軸12の長手方向に対する樹脂製ブッシュの位置を極めて正確に設定することができる。
【0031】
そして、樹脂製ブッシュ60と操作杆11との間で摺動させるように、操作杆11に樹脂製ブッシュ60付き駆動軸12を通したとき、操作杆11の中心に対する樹脂製ブッシュ60の中心や駆動軸12の中心を極めて正確に合致させることができる。さらには、駆動軸12の所定位置を操作杆11で確実に支持することができる。
【0032】
操作杆11の中心に対する樹脂製ブッシュ60や駆動軸12の中心を正確に合致させることができるとともに、操作杆11により樹脂製ブッシュ60を介して駆動軸12を支持する位置を正確に設定することができるので、簡単な構成によって、駆動軸12に発生する振動をより抑制することができる。しかも、樹脂製ブッシュ60を駆動軸12に一体的に取付けたので、使用中に樹脂製ブッシュ60の位置が変化することもない。
【0033】
樹脂製ブッシュ60は外周面中央に、潤滑剤61を溜めることのできる周溝62を設けたものである。
例えば、駆動軸12に樹脂製ブッシュ60を一体成形によって取付ける際には、成形用型の成形用キャビティに溶融樹脂を注入するゲートの位置を、周溝62の位置に設定することができる。このように設定すれば、成形後にゲート内樹脂を除去したときのバリが残ったとしても、このバリは周溝62に残るだけである。このバリが、樹脂製ブッシュ60と操作杆11との間での摺動に影響を及ぼすことはない。
【0034】
さらには、周溝62にグリースやオイル等の潤滑剤61を溜めることができるので、樹脂製ブッシュ60と操作杆11との間で摺動したときの潤滑性を高めて、摩擦抵抗を低減するとともに摩耗を抑制することができる。
【0035】
図6は本発明に係る駆動軸並びにブッシュの側面図であり、複数個のブッシュ60・・・を駆動軸12の振動の節54・・・に配列したことを示す。駆動軸12の振動の節54・・・とは、定常波の振幅が零となる点である。
駆動軸12の振動の節54・・・、すなわち振幅が零となる複数の点を、樹脂製ブッシュ60・・・を介して操作杆11(図5参照)にて支持することができる。従って、原動機13(図1参照)から駆動軸12及び樹脂製ブッシュ60・・・を介して操作杆11に伝わる振動を、より一層抑制することができる。
【0036】
図7は本発明に係る樹脂製ブッシュを成形する成型機の概要図であり、この成型機80は、ベース81の上に設置した固定型82と、昇降スタンド83に設置した可動型84と、からなる成形用型85を備える。可動型84は、固定型82に対して上下開閉可能に移動し得る。成形用型85に対して水平に駆動軸12をセットして樹脂製ブッシュ60を成形することができるとともに、駆動軸12を軸方向に移動させることができる。
【0037】
次に、上記成型機80を用いて、複数の樹脂製ブッシュ60・・・を駆動軸12にアウトサート成形する成形方法について、図8〜図12に基づき説明する。
【0038】
図8(a),(b)は本発明に係るブッシュ成形手順図(その1)である。
成形方法としては、先ず(a)に示すように、駆動軸12のうち予め設定したブッシュ成形位置55の外周面に微細な凹凸56・・・を形成する(第1工程)。凹凸56・・・を形成するには、例えば転造機、ローレット加工機、セレーション加工機等の加工機91を用いる。凹凸56・・・を設ける理由は、駆動軸12に対して樹脂製ブッシュをより強固に設けるためである。
(b)は、駆動軸12のうち全てのブッシュ成形位置55・・・の外周面に微細な凹凸56・・・を形成したことを示す。但し、この第1工程は必要に応じて実施すればよい。
【0039】
図9(a),(b)は本発明に係るブッシュ成形手順図(その2)であり、(a)は成形用型85を開いた状態を示し、(b)は(a)のb−b線断面図で示す。
上記第1工程の次に、駆動軸12のうち予め設定した所定位置、すなわちブッシュ成形位置55を成形用型85にセットして、型締めする(第2工程)。
【0040】
図10(a),(b)は本発明に係るブッシュ成形手順図(その3)であり、(a)は成形用型85を閉じた状態を示し、(b)は(a)のb−b線断面図で示す。
上記第2工程の次に、成形用型85のゲート86から成形用キャビティ87へ溶融樹脂65を注入して、ブッシュ60を成形する(第3工程)。ゲート86の位置は、成形用キャビティ87において、ブッシュ60の周溝62(図5参照)に相当する位置88に設定することになる。
【0041】
図11(a),(b)は本発明に係るブッシュ成形手順図(その4)であり、(a)は成形用型85を開いた状態を示し、(b)は(a)のb−b線断面図で示す。
上記第3工程の次に、ブッシュ60が冷却した後に成形用型85を型開きする(第4工程)
【0042】
図12(a),(b)は本発明に係るブッシュ成形手順図(その5)であり、(a)は成形用型85を開いた状態を示し、(b)は(a)のb−b線断面図で示す。
上記第4工程の次に、駆動軸12のうち予め設定した次の所定位置、すなわちブッシュ成形位置55を成形用型85にセットするべく、駆動軸12を軸方向へ移動させる(第5工程)。
【0043】
以上の工程のうち、上記第2工程から第5工程までを反復することで、駆動軸12に全てのブッシュ60・・・を一体的に形成する。
次に、図12(b)に示すゲート内樹脂66、すなわちゲート86(図10参照)の中に残って固まった樹脂を除去して、ブッシュ成形工程を完了する。
【0044】
このようにすることで、駆動軸12に複数個の樹脂製ブッシュ60・・・を連続して一体成形することができる。従って、駆動軸12の外周面に、複数個の樹脂製ブッシュ60・・・を簡単な方法によって、一体的に容易に形成することができる。
さらには、複数個の樹脂製ブッシュ60・・・を駆動軸12に一体成形したので、駆動軸12の中心に対する樹脂製ブッシュ60・・・の中心を極めて正確に合致させることができる。しかも、駆動軸12の長手方向に対する複数個の樹脂製ブッシュ60・・・の位置を、極めて正確に且つ容易に設定することができる。
【0045】
なお、上記本発明の実施の形態において、携帯式動力作業機機は刈払機10に限定されるものではない。
また、操作杆11は二重管に限定されるものではなく、一重管であってもよい。
【0046】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1は、樹脂製ブッシュを駆動軸に一体的に取付けたので、駆動軸の中心に対する樹脂製ブッシュの中心を極めて正確に合致させることができる。しかも、駆動軸の長手方向に対する樹脂製ブッシュの位置を極めて正確に設定することができる。
【0047】
そして、樹脂製ブッシュと操作杆との間で摺動させるように、操作杆に樹脂製ブッシュ付き駆動軸を通したとき、操作杆の中心に対する樹脂製ブッシュの中心や駆動軸の中心を極めて正確に合致させることができる。さらには、駆動軸の所定位置を操作杆で確実に支持することができる。
【0048】
このように、操作杆の中心に対する樹脂製ブッシュや駆動軸の中心を正確に合致させることができるとともに、操作杆により樹脂製ブッシュを介して駆動軸を支持する位置を正確に設定することができるので、簡単な構成によって、駆動軸に発生する振動をより抑制することができる。しかも、樹脂製ブッシュを駆動軸に一体的に取付けたので、使用中に樹脂製ブッシュの位置が変化することもない。
【0049】
さらに請求項1は、樹脂製ブッシュを複数個とし、これらの樹脂製ブッシュを駆動軸の振動の節に配列したので、駆動軸の振動の節、すなわち振幅が零となる複数の点を、樹脂製ブッシュを介して操作杆にて支持することができる。従って、原動機から駆動軸及び樹脂製ブッシュを介して操作杆に伝わる振動を、より一層抑制することができる。
【0050】
請求項2は、樹脂製ブッシュの外周面中央に、潤滑剤を溜めることのできる周溝を設けたので、例えば、駆動軸に樹脂製ブッシュを一体成形によって取付ける際には、成形用型の成形用キャビティに溶融樹脂を注入するゲートの位置を、周溝の位置に設定することができる。このように設定すれば、成形後にゲート内樹脂を除去したときのバリが残ったとしても、このバリは周溝に残るだけである。このバリが、樹脂製ブッシュと操作杆との間での摺動に影響を及ぼすことはない。
さらには、周溝にグリースやオイル等の潤滑剤を溜めることができるので、樹脂製ブッシュと操作杆との間で摺動したときの潤滑性を高めて、摩擦抵抗を低減するとともに摩耗を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る刈払機の側面図
【図2】 本発明に係る刈払機の使用状態を示す説明図
【図3】 本発明に係る刈払機の要部断面図
【図4】 本発明に係る駆動軸の構成図
【図5】 本発明に係る操作杆、駆動軸及びブッシュの要部構成図
【図6】 本発明に係る駆動軸並びにブッシュの側面図
【図7】 本発明に係る樹脂製ブッシュを成形する成型機の概要図
【図8】 本発明に係るブッシュ成形手順図(その1)
【図9】 本発明に係るブッシュ成形手順図(その2)
【図10】 本発明に係るブッシュ成形手順図(その3)
【図11】 本発明に係るブッシュ成形手順図(その4)
【図12】 本発明に係るブッシュ成形手順図(その5)
【図13】 従来の携帯式動力作業機機の概要図
【符号の説明】
10…携帯式動力作業機機(刈払機)、11…操作杆、12…駆動軸、13…原動機、14…作業部(刈刃)、54…駆動軸の振動の節、55…ブッシュ成形位置、60…樹脂製ブッシュ、61…潤滑剤、62…周溝、65…溶融樹脂、66…ゲート内樹脂、85…成形用型、86…ゲート、87…成形用キャビティ、L2…ピッチ。
Claims (2)
- 筒状の操作杆に駆動軸を通し、これら操作杆と駆動軸との間に樹脂製ブッシュを介在させることで、駆動軸の振れを抑えつつ駆動軸を操作杆の一端に設けた原動機にて回転させることで、操作杆の他端に設けた作業部を回転させる形式の携帯式動力作業機機の軸構造において、前記樹脂製ブッシュを前記駆動軸に一体的に取付け、前記樹脂製ブッシュと前記操作杆との間で摺動させるように構成し、前記樹脂製ブッシュは複数個であり、これらの樹脂製ブッシュを前記駆動軸の振動の節に配列したことを特徴とする携帯式動力作業機機の軸構造。
- 前記樹脂製ブッシュの外周面中央に、潤滑剤を溜めることのできる周溝を設けたことを特徴とする請求項1記載の携帯式動力作業機機の軸構造。
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