JP2002246829A - 非接触型データ送受信体用アンテナとその静電容量調整方法 - Google Patents

非接触型データ送受信体用アンテナとその静電容量調整方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】静電容量の調整のための導電部分をパターン状
にして有しながら、電磁波を遮蔽しないようにし、静電
容量の調整が容易で通信機能が損なわれない非接触型デ
ータ送受信体用アンテナを得る。 【解決手段】アンテナ1の垂線上に位置するように絶縁
部8を介してまた基材2を介して複数の板状導電部9を
配し、その複数の板状導電部9が接続された導電線11
をアンテナ1に接続し、板状導電部9が導電線11に接
続されている引き出し部12をアンテナ1の垂線上に存
しない位置に配置して、この引き出し部12を分断する
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は非接触にてデータの
送受信を行なえる非接触型データ送受信体のアンテナと
前記アンテナにおける静電容量の調整方法とに関するも
のである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、非接触型ICタ
グなどのように非接触状態でデータの送受信を行ってデ
ータの記録、消去などが行なえる情報記録メディア(R
F−ID(RadioFrequency IDent
ification))の用途に用いられる非接触型デ
ータ送受信体は、基材上にループ状としたアンテナを配
置し、そのアンテナにICチップを実装した構造を有し
ていて、この非接触型データ送受信体と読み取り書き込
み装置との間で電磁波を介在させてデータのやり取りを
行なえるようにするために予め共振周波数が定められて
いる。このように定められた共振周波数が得られるよう
にするため、従来の非接触型データ送受信体のアンテナ
では、その内側あるいは外側にコンデンサとしの役割を
行なえる導電部分を連続したパターンにして比較的広く
配置して、所望のコンデンサ容量となるようにその導電
部分を一部で分断してアンテナ全体としての静電容量を
調整し、これによって所要の共振周波数が得られるよう
にした方法が試みられている(例えば、特開平11−3
53440号公報参照)。
【0003】しかしながら、これらの方法では静電容量
の調整が容易である反面、非接触型データ送受信体に電
磁誘導効果で電圧を生じさせて通信機能が作動する場合
には、上記導電部分が電磁波を遮蔽して、通信機能を劣
化させるという問題を有していた。そこで本発明は上記
事情に鑑み、静電容量の調整のための導電部分を有しな
がら、電磁波を遮蔽しないようにすることを課題とし、
静電容量の調整が容易で通信機能が損なわれない非接触
型データ送受信体用アンテナを得ることを目的とするも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を考慮
してなされたもので、基材上にループパターンにして形
成されたアンテナ本体に絶縁部を介して複数の板状導電
部を積層し、前記板状導電部それぞれが接続されている
一本の導電線の他端をアンテナ本体に接続し、該導電線
の前記板状導電部それぞれが接続されている引き込み部
を前記アンテナ本体の垂線上に存しない位置にして設
け、該引き込み部の分断により静電容量を調整可能にし
たことを特徴とする非接触型データ送受信体用アンテナ
を提供して、上記課題を解消するものである。また、も
う一つの発明は、基材上にループパターンにして形成さ
れたアンテナ本体に対応するようにして基材の前記アン
テナ本体とは反対側の面に複数の板状導電部を設け、前
記板状導電部それぞれが接続されている導電線の他端を
基材を介してアンテナ本体に接続し、該導電線の前記板
状導電部が接続されている引き込み部を前記アンテナ本
体の垂線上に存しない位置にして設け、該引き込み部の
分断により静電容量を調整可能にしたことを特徴とする
非接触型データ送受信体用アンテナであり、この非接触
型データ送受信体用アンテナを提供して、上記課題を解
消するものである。
【0005】さらにもう一つの発明は、基材上にループ
パターンにして形成されたアンテナ本体に絶縁部を介し
て複数の板状導電部を積層し、前記板状導電部それぞれ
が接続されている一本の導電線の他端を前記アンテナ本
体に接続し、該導電線の前記板状導電部それぞれが接続
されている引き込み部を前記アンテナ本体の垂線上に存
しない位置にして設け、該引き込み部を分断して静電容
量を調整することを特徴とする非接触型データ送受信体
用アンテナの静電容量調整方法であり、この非接触型デ
ータ送受信体用アンテナの静電容量調整方法を提供し
て、上記課題を解消するものである。そして、もう一つ
の発明は、基材上にループパターンにして形成されたア
ンテナ本体に対応するようにして基材のアンテナ本体と
は反対側の面に複数の板状導電部を設け、前記板状導電
部それぞれが接続されている導電線の他端を基材を介し
てアンテナ本体に接続し、該導電線の前記板状導電部が
接続されている引き込み部を前記アンテナ本体の垂線上
に存しない位置にして設け、該引き込み部を分断して静
電容量を調整することを特徴とする非接触型データ送受
信体用アンテナの静電容量調整方法であり、この非接触
型データ送受信体用アンテナの静電容量調整方法を提供
して、上記課題を解消するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】つぎに本発明を図1から図5に示
す実施の形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明
での非接触型データ送受信体用アンテナ1のアンテナ本
体1aを示して、このアンテナ本体1a自体は典型的な
非接触型データ送受信体を構成する従来のものと同じで
ある。上記アンテナ本体1aはループパターンにして基
材2の上に形成されており、両端部それぞれにランド3
が一体に設けられている。一方のランド3には、このラ
ンド3と跨るようにしてICチップ4を実装させるため
の独立したランド5が近接するようにして設けられ、典
型的な非接触型データ送受信体を形成するにあたって
は、他方のランド3から前記独立のランド5までの間の
ループ部分に絶縁部6を形成し、さらにその上にジャン
パ線7を形成して独立のランド5と他方のランド3とを
接続し、ICチップ4を一方のランド3と独立のランド
5とに跨るようにして実装することになる。
【0007】本発明では、非接触型データ送受信体を得
るためのアンテナにおいて静電容量を調整可能なアンテ
ナを提案し、その静電容量調整方法を提案するものであ
る。まず、用いられる基材2としては、ガラス繊維、ア
ルミナ繊維、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維などの
無機または有機繊維からなる織布、不織布、マット、紙
あるいはこれらを組み合わせたもの、あるいはこれらに
樹脂ワニスを含浸させて成形した複合基材、ポリアミド
系樹脂基材、ポリエステル系樹脂基材、ポリオレフィン
系樹脂基材、ポリイミド系樹脂基材、エチレン・ビニル
アルコール共重合体基材、ポリビニルアルコール系樹脂
基材、ポリ塩化ビニル系樹脂基材、ポリ塩化ビニリデン
系樹脂基材、ポリスチレン系樹脂基材、ポリカーボネー
ト系樹脂基材、アクリロニトリルブタジエンスチレン共
重合系樹脂基材、ポリエーテルスルホン系樹脂基材など
のプラスチック基材、あるいはこれらにマット処理、コ
ロナ放電処理、プラズマ処理、紫外線照射処理、電子線
照射処理、フレームプラズマ処理およびオゾン処理、あ
るいは各種易接着処理などの表面処理を施したもの、な
どの公知のものから選択して用いることが出来る。
【0008】基材2上のアンテナ本体1aの形成は、公
知の方法で行うことが出来る。例えば、溶剤揮発型、熱
硬化型、あるいは光硬化型の導電ペーストをスクリーン
印刷して乾燥固定化する方法、被覆あるいは非被覆金属
線の貼り付け、エッチング、金属箔貼り付け、金属の直
接蒸着、金属蒸着膜転写、導電高分子層形成などが挙げ
られるがこの限りでない。
【0009】そして、本発明においては、ICチップを
取り付けるための部分から離れた位置であって、アンテ
ナ本体1aの垂線上(基材断面方向)に絶縁部8を介し
て複数の板状導電部9を積層し。その板状導電部9をア
ンテナ本体1aのループに沿って並べることで静電容量
調整手段10が設けられている。絶縁部8は上記ジャン
パ線7が跨る絶縁部6と同時に形成することが効率上好
ましい。絶縁部6、8は、絶縁性ペースト印刷、絶縁性
フィルムの接着剤を介した貼り付け、絶縁性テープ貼り
付けなどの公知の方法で行うことが出来るが、絶縁性ペ
ーストを用いたスクリーン印刷が最も好ましい。スクリ
ーン印刷による絶縁部の形成は、絶縁性粒子とバインダ
ーを必須成分とする。絶縁性粒子としては、シリカ、ア
ルミナ、タルクなどを挙げることが出来る。ただし絶縁
性粒子がなくても絶縁性が確保される場合は、これは必
須ではない。
【0010】さらに、絶縁部6、8の形成に絶縁インキ
も浸透乾燥型、溶剤揮発型、熱硬化型、光硬化型など公
知のいずれの材料も使用出来るが、光硬化性樹脂をバイ
ンダーに含むことで、硬化時間を短縮して効率を向上さ
せることが出来る。無溶剤のものが溶剤揮発によるマイ
クロクラックが防げるために好ましい。この場合、絶縁
部の膜厚は15〜50μmが好ましい結果を与える。
【0011】上記静電容量調整手段10においては、上
記板状導電部9それぞれが接続されている一本の導電線
11を有していて、その導電線11の他端をアンテナ本
体1aに直接に接続している。そして、導電線11の前
記板状導電部9それぞれが接続されている引き込み部1
2を、アンテナ本体1aの垂線上に存しない位置(基材
断面方向においてアンテナ本体と対応する位置に重なら
ない位置)にして設けていて、後述する通常の方法を用
いてもアンテナ本体1aに影響を与えることなる引き込
み部12のみが簡単に分断できるようにしている。図示
した引き込み部12はアンテナ内部に位置しているが、
もちろん外部にあってもよい。また引き込み部12を有
する導電線11の他端をアンテナ本体1aに直接に接続
しているが、ジャンパ線7を介在させるパターンでアン
テナ本体1aに接続されるようにしても良い。
【0012】上記静電容量調整手段10における板状導
電部9と上記ジャンパ線7とは導電材料で同時に形成さ
せることが効率てきである。例えば、溶剤揮発型、熱硬
化型、あるいは光硬化型の導電ペーストをスクリーン印
刷して乾燥固定化する方法、被覆あるいは非被覆金属線
の貼り付け、金属箔貼り付け、金属の直接蒸着、金属蒸
着膜転写、導電高分子層形成などの公知の方法で行って
よいが、導電ペースト印刷が好ましい。
【0013】このようにして、図2に示すように静電容
量調整手段10を有する非接触型データ送受信体用アン
テナ1が得られ、図3に示すように静電容量調整手段1
0における引き込み部12を一部で分断することで前記
アンテナ1の静電容量が調整できる。この点は、下記の
式から明らかであって、引き込み部12を断線すること
で静電容量が減少し、結果的に共振周波数を増加させる
方法で調整することが可能になる。
【0014】
【数1】
【0015】なお、予めに引き込み部12のいずれの箇
所を分断すれば板状導電部9のコンデンサ容量分の変化
にてアンテナ全体としての静電容量がどのように変化す
るかを計測しておけば、同一パターンで形成されたアン
テナにおいて、要求される静電容量への調整作業が簡単
になる。
【0016】本発明での静電容量調整方法は、アンテナ
1に絶縁部8を介して形成された板状導電部9が繋がる
上記引き込み部12の一部を分断加工することにより、
静電容量を調整するものであり、その結果、共振周波数
を設定できる(上記式参照)。本発明の方法は、従来の
アンテナ本体の内側あるいは外側に導電部分を配置して
静電容量を調整する方法(例えば、特開平11−353
440号公報)と異なり、通信能に影響を与えない。即
ち、本発明では、上述したように静電容量調整手段10
の複数の板状導電部9がアンテナ本体1aの垂線上に対
応位置して電磁波を遮蔽しないため、通信能が損なわれ
ない。そして、静電容量を調整する場合には、前記引き
込み部12をアンテナの垂線と交わらない部分で分断す
るため、アンテナ本体1aを傷付けるなどの問題も生じ
ない。
【0017】引き込み部12の分断法は、刃物での切
断、打ち抜き、ヤスリによる摩耗、レーザによる焼き切
りなどの公知の方法で行ってよい。基材の一部が打ち抜
かれてもアンテナには直接影響を及ぼさない点が優れて
いる。もし、ここで引き込み部をアンテナ垂線上に位置
させた状態でこれを断線しようとすると絶縁部を破壊し
て通信能が全く損なわれてしまう問題が生じ、断線を避
けるための微妙な繰作を必要とするため、工業上の実現
性は低くなる。
【0018】上述した実施の例において静電容量調整手
段10の板状導電部9の位置を、アンテナ本体1a上の
絶縁部8の上としたが、さらに絶縁部を介してその上に
形成するようにしてもよい。また、上記板状導電部9を
アンテナ本体1aに対応して基材2の裏面に形成するよ
うにしてもよい(即ち、静電容量調整手段10を基材2
の裏面側に設けてもよい)。この場合は基材2自体が絶
縁体としての作用を兼ねることになる。
【0019】図4と図5は、静電容量調整手段10をア
ンテナ本体1aに対応して基材2の裏面に設けた例を示
していて、アンテナ本体1aとは反対側の面に複数の板
状導電部9を配置してアンテナ本体1aに対応させてお
り、この板状導電部9それぞれが接続されている導電線
11の他端を、基材2に設けたスルーホール13を通し
てアンテナ本体1aに接続している。そして、導電線1
1の各板状導電部9が接続されている引き込み部12
は、上記実施の例と同じようにアンテナ本体1aの垂線
上に存しない位置であって外側に対応する位置に配置し
ている。よって、静電容量調整手段10における引き込
み部12を分断することで静電容量を調整することがで
きる。
【0020】板状導電部9、導電線11の形成は、例え
ば、溶剤揮発型、熱硬化型、あるいは光硬化型の導電ペ
ーストをスクリーン印刷して乾燥固定化する方法、被覆
あるいは非被覆金属線の貼り付け、金属箔貼り付け、金
属の直接蒸着、金属蒸着膜転写、導電高分子層形成など
の公知の方法で行ってよいが、導電ペースト印刷が好ま
しい。ここで引き込み部12はアンテナ本体1aの外側
に対応するように配置されているが、もちろん内側に対
応する位置にあってもよい。また、基材2の他方の面の
導電部分、即ち、アンテナ本体1a、ジャンパ線7、お
よびスルーホール13は公知の方法で形成できる。スル
ーホール13については予め基材2に対してスルーホー
ルメッキされている構造としても良いし、導電材でカシ
めても良いし、導電性ステープルで固定しても良いし、
基材2に細かい孔が開いていて導電ペースト印刷時にペ
ーストが孔に埋め込まれて導通がとれるようにしてもよ
い。
【0021】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、アンテナ
本体の垂線上に位置するように絶縁部を介してまた基材
を介して複数の板状導電部を配し、その複数の板状導電
部が接続された導電線をアンテナ本体に接続し、板状導
電部が導電線に接続されている引き出し部をアンテナ本
体の垂線上に存しない位置に配置して、この引き出し部
を分断できるようにしたので、板状導電部が電磁波を遮
らないようになり、通信能が損なわれない非接触型デー
タ送受信体が得られるようになる。そして、静電容量の
調整はアンテナ本体の垂線上に位置しない引き出し部を
分断するという簡単な方法で行なうことができ、アンテ
ナ本体自体を傷付けたりすることなく静電容量を調整し
た非接触型データ送受信体用アンテナが簡単に作成でき
るなど、実用性に優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る非接触型データ送受信体用アンテ
ナの実施例においてアンテナの基本部を示す説明図であ
る。
【図2】静電容量調整手段を有するアンテナを示す説明
図である。
【図3】静電容量を調整した状態を示す説明図である。
【図4】静電容量調整手段をアンテナ本体とは反対側の
面に設けた例を示す説明図である。
【図5】アンテナ本体とは反対側に配された静電容量調
整手段により静電容量を調整した状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1…アンテナ 1a…アンテナ本体 2…基材 6…絶縁部 7…ジャンパ線 8…絶縁部 9…板状導電部 10…静電容量調整手段 11…導電線 12…引き込み部 13…スルーホール
フロントページの続き (72)発明者 山上 剛 東京都千代田区神田駿河台1丁目6番地ト ッパン・フォームズ株式会社内 (72)発明者 遠藤 康博 東京都千代田区神田駿河台1丁目6番地ト ッパン・フォームズ株式会社内 Fターム(参考) 2C005 MA19 NA08 NA09 RA30 5B035 AA03 BA05 BB09 CA01 CA08 CA23 5J046 AA02 AB11 PA07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材上にループパターンにして形成された
    アンテナ本体に絶縁部を介して複数の板状導電部を積層
    し、前記板状導電部それぞれが接続されている一本の導
    電線の他端をアンテナ本体に接続し、該導電線の前記板
    状導電部それぞれが接続されている引き込み部を前記ア
    ンテナ本体の垂線上に存しない位置にして設け、該引き
    込み部の分断により静電容量を調整可能にしたことを特
    徴とする非接触型データ送受信体用アンテナ。
  2. 【請求項2】基材上にループパターンにして形成された
    アンテナ本体に対応するようにして基材の前記アンテナ
    本体とは反対側の面に複数の板状導電部を設け、前記板
    状導電部それぞれが接続されている導電線の他端を基材
    を介してアンテナ本体に接続し、該導電線の前記板状導
    電部が接続されている引き込み部を前記アンテナ本体の
    垂線上に存しない位置にして設け、該引き込み部の分断
    により静電容量を調整可能にしたことを特徴とする非接
    触型データ送受信体用アンテナ。
  3. 【請求項3】基材上にループパターンにして形成された
    アンテナ本体に絶縁部を介して複数の板状導電部を積層
    し、前記板状導電部それぞれが接続されている一本の導
    電線の他端を前記アンテナ本体に接続し、該導電線の前
    記板状導電部それぞれが接続されている引き込み部を前
    記アンテナ本体の垂線上に存しない位置にして設け、該
    引き込み部を分断して静電容量を調整することを特徴と
    する非接触型データ送受信体用アンテナの静電容量調整
    方法。
  4. 【請求項4】基材上にループパターンにして形成された
    アンテナ本体に対応するようにして基材のアンテナ本体
    とは反対側の面に複数の板状導電部を設け、前記板状導
    電部それぞれが接続されている導電線の他端を基材を介
    してアンテナ本体に接続し、該導電線の前記板状導電部
    が接続されている引き込み部を前記アンテナ本体の垂線
    上に存しない位置にして設け、該引き込み部を分断して
    静電容量を調整することを特徴とする非接触型データ送
    受信体用アンテナの静電容量調整方法。
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