JP2010117932A - 非接触icタグ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】アンテナコイル12及びキャパシタ13からなる共振回路と接続されているICチップ11を有する非接触ICタグ装置であって、この共振回路は、アンテナコイル12に対して並列に形成された共振周波数調整用コイル14を有しており、切断部2を切断して共振回路の一部を断線させることで共振周波数調整用コイル14を共振回路から除いて共振周波数を低周波側へシフトさせ、断線の前後におけるリーダ/ライタの通信可能最低電力又は最大通信距離を変化させる非接触ICタグ装置1。
【選択図】図3
Description
図3は、本発明の非接触ICタグ装置を等価回路により示したものである。
次に、ICチップを複数個設けた非接触ICタグ装置について説明する。図6は、本発明の非接触ICタグ装置を等価回路により示したものである。
図11は、切断部の断線によってもアンテナコイルが共振回路と物理的に分離せず一体のままとなる非接触ICタグ装置を等価回路により示したものである。この図に示したように、非接触ICタグ装置71は、ICチップ81、ICチップ91、ICチップ101の3つのICチップを有し、これらのICチップはそれぞれキャパシタ、アンテナコイル及びアンテナコイルに対して並列に形成された複数個の共振周波数調整用コイルからなる共振回路と接続されている。
図12は、共振周波数の調整をコイルだけでなくキャパシタにおいても行うことができるように共振周波数調整用キャパシタを設けた非接触ICタグ装置を等価回路により示したものである。この図に示したように、非接触ICタグ装置111は、ICチップ121を有し、このICチップはアンテナコイル、キャパシタ、アンテナコイルと並列に形成された共振周波数調整用コイル及びキャパシタと並列に形成された共振周波数調整用キャパシタからなる共振回路と接続されている。
Claims (12)
- キャパシタ及びアンテナコイルからなる共振回路と接続されているICチップで構成されるICタグ回路を有する非接触ICタグ装置であって、
前記共振回路は、前記アンテナコイルに対して並列に形成された1つ以上の共振周波数調整用コイルを有しており、
前記非接触ICタグ装置は、前記共振回路の配線を断線させて前記共振周波数調整用コイルの一部又は全部を共振回路から除くことができる切断部を有し、該切断部により配線が断線されることで前記共振回路の共振周波数が低周波側へシフトすることを特徴とする非接触ICタグ装置。 - キャパシタ及びアンテナコイルからなる共振回路と接続されているICチップで構成されるICタグ回路を複数個有する非接触ICタグ装置であって、
前記共振回路は、それぞれ前記アンテナコイルに対して並列に形成された1つ以上の共振周波数調整用コイルを有しており、
前記非接触ICタグ装置は、前記複数の共振回路の配線を断線させて前記共振周波数調整用コイルの一部又は全部を共振回路から除くことができる切断部を有し、該切断部により配線が断線されることで前記複数の共振回路の少なくとも1つの共振周波数が低周波数側へシフトすることを特徴とする非接触ICタグ装置。 - 前記共振回路の共振周波数が、前記切断部による配線の断線により、前記非接触ICタグ装置との通信を行うリーダ/ライタが送信する通信信号の搬送波より高い周波数の状態から、前記搬送波に近い周波数の状態へシフトすることを特徴とする請求項1又は2記載の非接触ICタグ装置。
- 前記共振回路の共振周波数が、前記切断部による配線の断線により、前記非接触ICタグ装置との通信を行うリーダ/ライタが送信する通信信号の搬送波に近い周波数の状態から、前記搬送波より低い周波数の状態へシフトすることを特徴とする請求項1又は2記載の非接触ICタグ装置。
- 前記共振回路の共振周波数が、前記切断部による配線の断線により、前記非接触ICタグ装置との通信を行うリーダ/ライタが送信する通信信号の搬送波より高い周波数の状態から、前記搬送波に近い周波数の状態を経由して、前記搬送波より低い周波数の状態へシフトすることを特徴とする請求項1又は2記載の非接触ICタグ装置。
- 前記共振回路が、前記キャパシタに対して並列に形成された1つ以上の共振周波数調整用キャパシタを有しており、
前記非接触ICタグ装置は、前記共振回路の配線を断線させて前記共振周波数調整用キャパシタの一部又は全部を共振回路から除くことができる切断部を有し、該切断部により配線が断線されることで前記共振回路の共振周波数が高周波側へシフトすることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の非接触ICタグ装置。 - 前記共振周波数がシフトすることで、前記共振周波数の変化した共振回路の1つについて、断線の前後における前記リーダ/ライタとの通信可能最低電力又は最大通信距離を変化させることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項記載の非接触ICタグ装置。
- 前記通信可能最低電力又は最大通信距離の変化が、ICタグ回路ごとに異なる切断部で生じることを特徴とする請求項7記載の非接触ICタグ装置。
- 前記切断部の配線がコネクタで接続されており、並列に形成された前記共振周波数調整用コイル又は前記共振周波数調整用キャパシタの一部を断線させて除いた後、結線させて再度共振回路の一部とすることが可能であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項記載の非接触ICタグ装置。
- 前記通信可能最低電力は、予めリーダ/ライタに設定された複数段の通信電力による通信の可否によるものであることを特徴とする請求項3乃至9のいずれか1項記載の非接触ICタグ装置。
- 前記切断部で断線した際に、前記共振周波数調整用コイルが前記共振回路から物理的に分離することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項記載の非接触ICタグ装置。
- 前記切断部で断線した際に、前記共振周波数調整用コイルが前記共振回路と物理的に分離せず一体となっていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項記載の非接触ICタグ装置。
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