JP2002246524A - リードフレームを製造するためのパンチおよび金型ユニット - Google Patents
リードフレームを製造するためのパンチおよび金型ユニットInfo
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- Punching Or Piercing (AREA)
- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
Abstract
ことなく、かつ製造効率よくリードフレームを打ち抜く
ことができるパンチおよび金型ユニットを提供する。 【解決手段】 金属材料をプレス加工により打ち抜き、
ダイパッドとダイパッドの周辺にそれぞれ対応するリー
ド群を備えたリードフレームを製造するためのパンチで
あって、パンチ10の切り刃11の形状をリード群と同
形状に形成している。パンチ10のシャンク部12に
は、切り刃11と反対の方向に突起13を設けている。
Description
加工により打ち抜きリードフレームを製造するためのパ
ンチおよび金型ユニットに関する。
いられるリードフレームは、帯状の金属材料をプレス加
工により打ち抜いて製造している。
例を示す概略図であり、中央に半導体素子を搭載するた
めのダイパッド2と、所定間隔で並んだ多数のリード3
を備えている。リード3はダイパッド2の4辺にそれぞ
れ対応し、リード群4として存在している。このような
リードフレームは、ICなどのQFP(Quad Fl
at Package)パッケージに用いられる。ま
た、ダイパッドと、ダイパッド2の2辺に対応するリー
ド群を備えたDIP(Dual In−LinePac
kege)パッケージやダイパッドの1辺に対応するリ
ード群を備えたディスクリート用パッケージなども知ら
れている。
工により製造する際には、最終打ち抜き形状を数回のス
テージに分けてパンチで打ち抜く順送り金型を用いて製
造している。
ドフレームを製造する際の説明図である。帯状の金属材
料1を順送り金型(図示せず)に送り、ダイパッド2お
よび多数のリード3を備えた4つのリード群4を数回の
ステージに分けて打ち抜いている。
の斜視図である。パンチ10は金属ブロックを切削加工
して、リードを打ち抜くための切り刃11を形成してい
る。パンチ10の切削加工されていない根元部はシャン
ク部12と呼ばれている。
持構造を示す断面図である。パンチ10はシャンク部1
2がパンチホルダ22内に固定され、上ダイセット21
に取り付けられている。パンチ10はガイドケース24
で固定されたパンチガイド23でガイドされる。そし
て、ガイドポスト26がストロークすることで下ダイセ
ット27に位置決めされた金属材料1を打ち抜いてい
る。
明した順送り金型およびパンチによるリードフレームの
製造方法では、それぞれリード群を数回のステージに分
けて打ち抜いているため、製造効率が悪いというだけで
なく、下ダイセットと金属材料の位置決め精度などに影
響を受けてリードフレームの加工精度が悪くなることが
ある。
め、リードを打ち抜く際、すでに打ち抜かれた後のリー
ドが確実に固定されずにひずみが残り、最終形状とした
際にリードにねじれが生じることがある。これら金属材
料の位置決め誤差やリードのねじれによりリードの幅に
ばらつきが生じることもある。
る必要があるため金型が大型化し、メンテナンスが非常
に困難となる。
のであり、リードフレームの加工精度に優れ、製造効率
も向上させることのできるリードフレームを製造するた
めのパンチおよび金型ユニットを提供することを目的と
する。
に本発明は、金属材料をプレス加工により打ち抜き、ダ
イパッドとダイパッドの周辺にそれぞれ対応するリード
群を備えたリードフレームを製造するためのパンチであ
って、前記パンチの切り刃を前記リード群と同形状とし
たものである。
ま各リード群の加工精度となるため、金属材料の位置決
め精度などに影響を受けることがなく、打ち抜き形状の
加工精度が向上する。
め、材料押さえ不良によるリードのねじれを防ぐことが
できる。
効率を向上させることができ、金型も小型化することが
できるため、金型のメンテナンスも容易となる。
ができるパンチは、ワイヤ放電加工により製造すること
ができる。ワイヤ放電加工によるパンチはパンチの根元
部となるシャンク部にまで切り刃が設けられているた
め、シャンク部の切り刃と対向する側面に突起を設ける
ことにより、金型にパンチを保持する際の抜け止めとな
るだけでなく、従来のシャンク部に切り刃が形成されな
い切削加工によるパンチに比べて弱いシャンク部の強度
を向上させることができる。
形成するための金属ブロックの上端から下端まで切り刃
を形成しなければならないため、加工精度上パンチの全
長を短くする必要がある。例えば、従来のパンチでは全
長が50mm程度であるのに対し、ワイヤ放電加工によ
るパンチは全長を20mm程度とするのが限度である。
しかし、金型の構成上、上ダイセットからパンチガイド
までの距離が50mm程度は必要なため、従来の金型構
造ではパンチを上ダイセットに固定することが困難とな
る。
部をパンチ支持基材に固定し、支持基材をパンチホルダ
を介して上ダイに固定したものである。このため、支持
基材が従来に比べて短いシャンク部の役目を果たし、金
型にパンチを固定することができる。
ムを製造するためのパンチおよび金型ユニットの一実施
形態について図面を参照しながら説明する。
FPリードフレームを製造する際の説明図である。帯状
の金属材料1を順送り金型(図示せず)にセットし、あ
らかじめ金属材料1を各ステージに位置決めする際のパ
イロット孔5を打ち抜いておく。そして、各リード群4
と同形状に形成したパンチを2本用い、対向するダイパ
ッドの2辺に対応するリード群4,4を打ち抜く。次い
で、同様の方法でリード群4,4を打ち抜き、ダイパッ
ド2となる部分を残して各リード群4の内側を打ち抜
く。この後、不要部分を打ち抜いてリードフレームの最
終形状を形成している。
ある。切り刃11は1つのリード群を1回で打ち抜ける
ようにリード群と同形状に形成されている。このような
パンチ10はワイヤ放電加工により製造するため、切り
刃11はパンチの根元部のシャンク部12にまで形成さ
れている。シャンク部12の切り刃11と対向する側面
には、パンチを保持する際に抜け止めおよび強度向上の
ための突起13が設けられている。パンチの全長は従来
の切削によるパンチが50mm程度であるのに対し、ワ
イヤ放電加工による本パンチは20mm程度となってい
る。
面図である。2本のパンチ10はパンチ支持基材25の
先端に取り付けられた位置決めプレート28により位置
決めされ、突起13によりパンチ支持基材25に固定さ
れている。パンチ支持基材25は、上ダイセット21に
取り付けられたパンチホルダ22を介して上ダイセット
21に固定されている。このような金型ユニットとした
ことでワイヤ放電加工による全長の短いパンチでも上ダ
イセットに固定することが可能となる。
るリード群が形成されたQFPリードフレームを例に挙
げて説明したが、これに限ることなくDIPタイプやデ
ィスクリートコムでも適用することができる。
を逸脱することがない限り適宜変更可能である。
リード群を1回で打ち抜くことができるため、リードフ
レームの加工精度が向上する。
が少なくなるため、製造効率を向上させることができ
る。
ンテナンス性を容易にすることができる。
造する際の説明図
造するためのパンチの斜視図
造するための金型ユニットの断面図
する際の説明図
の斜視図
ニットの断面図
Claims (4)
- 【請求項1】 金属材料をプレス加工により打ち抜き、
ダイパッドとダイパッドの周辺にそれぞれ対応するリー
ド群を備えたリードフレームを製造するためのパンチで
あって、前記パンチの切り刃が前記リード群と同形状で
あることを特徴とするリードフレームを製造するための
パンチ。 - 【請求項2】 前記パンチはワイヤ放電加工により製造
する請求項1記載のリードを製造するためのパンチ。 - 【請求項3】 前記パンチのシャンク部の切り刃と対向
する側面に突起部を設けたことを特徴とする請求項1お
よび2記載のリードフレームを製造するためのパンチ。 - 【請求項4】 前記パンチのシャンク部をパンチ支持基
材に固定し、前記パンチ支持基材をパンチホルダを介し
て上ダイセットに固定したことを特徴とするリードフレ
ームを製造するための金型ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001041348A JP2002246524A (ja) | 2001-02-19 | 2001-02-19 | リードフレームを製造するためのパンチおよび金型ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001041348A JP2002246524A (ja) | 2001-02-19 | 2001-02-19 | リードフレームを製造するためのパンチおよび金型ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002246524A true JP2002246524A (ja) | 2002-08-30 |
Family
ID=18903806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001041348A Pending JP2002246524A (ja) | 2001-02-19 | 2001-02-19 | リードフレームを製造するためのパンチおよび金型ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002246524A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102825133A (zh) * | 2012-09-07 | 2012-12-19 | 顺德工业(江苏)有限公司 | 导线架麻面冲头 |
-
2001
- 2001-02-19 JP JP2001041348A patent/JP2002246524A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102825133A (zh) * | 2012-09-07 | 2012-12-19 | 顺德工业(江苏)有限公司 | 导线架麻面冲头 |
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