JP2002246307A - 露光装置及び露光方法 - Google Patents

露光装置及び露光方法

Info

Publication number
JP2002246307A
JP2002246307A JP2001264132A JP2001264132A JP2002246307A JP 2002246307 A JP2002246307 A JP 2002246307A JP 2001264132 A JP2001264132 A JP 2001264132A JP 2001264132 A JP2001264132 A JP 2001264132A JP 2002246307 A JP2002246307 A JP 2002246307A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
exposure apparatus
exposure
light emitting
manufacturing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001264132A
Other languages
English (en)
Inventor
Kyoji Yano
亨治 矢野
Kohei Okamoto
康平 岡本
Akira Kuroda
亮 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2001264132A priority Critical patent/JP2002246307A/ja
Priority to US10/011,974 priority patent/US7068353B2/en
Publication of JP2002246307A publication Critical patent/JP2002246307A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70058Mask illumination systems
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B27/00Photographic printing apparatus
    • G03B27/32Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera
    • G03B27/42Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera for automatic sequential copying of the same original

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光源の波長より短い分解能による加工が可能
であり、かつ露光時間がより短い露光装置及び露光方法
を提供する。また、近接させたパターンを独立に露光す
る露光装置並びに露光方法を提供する。 【解決手段】 感光部材を含む露光対象103に相対し
て配置された板状部材101に埋め込まれた発光部10
2と、発光部102を該感光部材に近接させて位置させ
るアライメント機構とを有する露光装置であって、発光
部102の幅の少なくとも一部(AまたはB)が発光部
102の発光波長より小さく、かつ前記アライメント機
構が発光部102と前記感光部材との距離を発光部10
2からの発光波長より短い距離に位置させて露光を行う
手段を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体等のナノメ
ートルオーダの微細加工に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体の微細加工技術が進み、1
00[nm]レベルの加工も可能となってきた。これに
伴い、集積度の向上をはかったり、また量子効果等を用
いた新しいデバイスの作製等が行われるようになってき
た。例えば、特開平11−145051号公報には、近
接場光を用いた露光方法が開示されている。一般に、従
来の投影型露光装置では、その光源の波長が微細加工の
限界とされていたが、このような近接場光を用いた露光
装置では、光の波長以下の加工が可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来開示さ
れている近接場光を用いた微細加工装置では、光源の波
長より小さい開口部を用い、この開口部により形成され
た近接場を利用しているため、得られる光量に限界があ
り露光の時間短縮には限界がある。
【0004】また、上記微小な開口部により形成された
近接場を利用する露光装置や露光方法の場合、複数の開
口部を近接させて独立に露光を行うことは難しい。
【0005】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であり、光源の波長より短い分解能による加工が可能で
あり、かつ露光時間がより短い露光装置及び露光方法を
提供することを第1の目的とする。また、近接させたパ
ターンを独立に露光する露光装置並びに露光方法を提供
することを第2の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記第1
及び第2の目的達成のため試行錯誤して検討した結果、
以下の手段によって上記各目的が達成されることを見い
だし、本発明を完成せしめた。すなわち、上記各課題を
解決するために、本発明の露光装置は、感光部材に相対
して配置される発光部を有し、前記発光部の幅の少なく
とも一部が前記発光部の発光波長より小さく構成されて
いることを特徴とする。
【0007】本発明においては、前記露光装置は、複数
の前記発光部を有し、かつ該発光部を選択的に発光させ
る発光制御装置を有することができる。前記発光部は、
電圧印加により発光されることが好ましい。また、前記
発光部は、半導体超微粒子であることが可能である。そ
して、前記発光部は、任意の形状を有することが可能で
ある。
【0008】さらに、前記発光部と前記感光部材との距
離を該発光部からの発光波長より短い距離に位置させて
露光を行うための位置決め機構を有することが可能であ
る。前記位置決め機構は、静電容量センサを用いて距離
を検出し、ピエゾ素子により距離制御を行うことが可能
である。
【0009】前記露光装置は、前記露光装置において、
ディスプレイと、ネットワークインタフェースと、ネッ
トワーク用ソフトウェアを実行するコンピュータとをさ
らに有し、露光装置の保守情報をコンピュータネットワ
ークを介してデータ通信することが可能である。さら
に、前記ネットワーク用ソフトウェアは、前記露光装置
が設置された工場の外部ネットワークに接続され前記露
光装置のベンダ若しくはユーザが提供する保守データベ
ースにアクセスするためのユーザインタフェースを前記
ディスプレイ上に提供し、前記外部ネットワークを介し
て該データベースから情報を得ることが可能である。
【0010】上記各課題を解決するために、本発明の露
光方法は、幅の少なくとも一方が発光波長より小さく構
成された発光部を用い、該発光部と感光部材との距離を
該発光部からの発光波長より短い距離に位置させて該感
光部材の露光を行う工程を有することを特徴とする。
【0011】本発明においては、複数の前記発光部を選
択的に発光させて露光を行うことができる。前記発光部
として、電圧印加により発光される部材を用いることが
できる。
【0012】本発明の半導体デバイス製造方法は、前記
露光装置を含む各種プロセス用の製造装置群を半導体製
造工場に設置する工程と、該製造装置群を用いて複数の
プロセスによって半導体デバイスを製造する工程とを有
することが可能である。また、本発明の半導体デバイス
製造方法は、前記製造装置群をローカルエリアネットワ
ークで接続する工程と、前記ローカルエリアネットワー
クと前記半導体製造工場外の外部ネットワークとの間
で、前記製造装置群の少なくとも1台に関する情報をデ
ータ通信する工程とをさらに有することができる。さら
に、本発明の半導体デバイス製造方法は、前記露光装置
のベンダ若しくはユーザが提供するデータベースに前記
外部ネットワークを介してアクセスしてデータ通信によ
って前記製造装置の保守情報を得る、若しくは前記半導
体製造工場とは別の半導体製造工場との間で前記外部ネ
ットワークを介してデータ通信して生産管理を行うこと
が好ましい。
【0013】本発明の露光装置を収容する半導体製造工
場は、前記露光装置を含む各種プロセス用の製造装置群
と、該製造装置群を接続するローカルエリアネットワー
クと、該ローカルエリアネットワークから工場外の外部
ネットワークにアクセス可能にするゲートウェイを有
し、前記製造装置群の少なくとも1台に関する情報をデ
ータ通信することが可能である。
【0014】本発明の露光装置の保守方法は、半導体製
造工場に設置された前記露光装置の保守方法であって、
前記露光装置のベンダ若しくはユーザが、半導体製造工
場の外部ネットワークに接続された保守データベースを
提供する工程と、前記半導体製造工場内から前記外部ネ
ットワークを介して前記保守データベースへのアクセス
を許可する工程と、前記保守データベースに蓄積される
保守情報を前記外部ネットワークを介して半導体製造工
場側に送信する工程とを有することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい一実施形態に係
る露光装置は、感光材料に対して微小な領域に光を照射
することにより微細領域を加工するのに用いられる。す
なわち、光が照射されることによって化学的、物理的に
変化する感光材料に対して光を照射、露光することによ
りパターンを形成する。例えば、半導体表面に塗布され
たレジストを感光し、パターンを形成する場合等に用い
られる。
【0016】本実施形態で用いる発光部は、その幅の少
なくとも一部が波長より短い構造となっている。ここで
いう発光部の幅とは、露光する感光部材の方向を向いて
いる面の側から見たときの発光部の幅である。
【0017】図1は、本発明の一実施形態に係る発光部
を説明する図である。図1(a)は、発光部を有する板
状部材を、感光部を有する露光対象に接近させていると
きの断面図を示している。また、図1(b)は、図1
(a)の板状部材の下側、すなわち露光対象に接近する
側から見た図である。板状部材101には、発光部10
2が埋め込まれている。図1(b)において、発光部1
02は斜線で示している。本実施形態による露光装置は
発光部102を有しているが、図1に示す発光部102
においては、図中においてA及びBで示した長さが発光
部102の幅にあたり、この場合A、Bのうち少なくと
も一部が発光波長より短い(発光部102の幅の少なく
とも一部が発光部102の発光波長より小さい)。発光
部102は長方形に限ることはなく、円形や多角形はも
とより任意の形状で構わない。
【0018】図2は、図1における発光部102の他の
例を示す図である。図2において、斜線部が発光部10
2を表している。図2(a)は、円周状の発光部102
を有した例であり、この場合、発光部102の幅である
C−C’で示される幅が発光波長より狭くなっている。
また、図2(b)は、さらに任意の形状を有した発光部
102であり、図示D−D’で示される部分が発光波長
より短かければよい。この発光部102には微小な発光
体が必要であるが、その例としては、例えば粒径が数
[nm]の半導体超微粒子を電極で挟んだ構造のEL素
子等が挙げられる。本実施形態では、このような発光体
102から出た光は、波長より短い径を有した微小開口
等を通過することなく、直接露光対象に照射される。そ
のため、露光対象により強い光を照射することができ、
露光時間を短縮することができる。
【0019】本実施形態では、上記発光部を露光対象物
に近接配置させるためのアライメント機構を有してい
る。このアライメント機構は、発光部と露光対象物の距
離を発光部が発光する波長よりも短い距離になるように
制御される。このようなアライメント機構としては、例
えば距離検出に静電容量センサを用いて距離を検出し、
ピエゾ素子で距離制御を行うという方法等がある。ま
た、非常に微小な突起を用い、これをストッパにして距
離制御を行うような簡便なものでもよい。
【0020】図1に示した例では、上記発光部102を
有する部材101を露光対象103に接近させる。本実
施形態では、発光部102と露光対象103の距離が発
光部102の発光波長より短くなるようにアライメント
機構により調整する。この状態で発光部102を発光さ
せると、発光部102の発光パターンに応じたパターン
で露光対象103に光が照射され、露光部102の発光
パターンに応じたパターンが露光対象103に照射され
る。
【0021】本実施形態に係る露光装置においては、上
記発光部と上記露光対象の距離が発光波長より短いため
に発光波長より分解能を高くすることができる。本実施
形態では、上記発光部の発光パターンの少なくとも一部
の幅が波長より小さいが、露光対象におけるこの部分に
相当する場所には、発光波長より短い幅で露光が行わ
れ、結果として発光波長より短いパターンが転写され
る。さらに、開口部を通して光を入射する場合に比べて
光量を強くすることができ、露光時間の短縮を行うこと
ができる。
【0022】さらに、本実施形態に係る露光装置におい
ては、上記発光部を複数とし、かつ上記発光部を選択的
に発光させる。このことにより、上記課題を解決すると
同時に、異なるパターンを露光するときにはマスクを交
換しなければならないという従来の露光装置の問題点を
解決することができる(近接させたパターンを独立に露
光できる)。本実施形態においては、上記発光部が少な
くとも2つある。該発光部の発光する部分を変化させる
と発光するパターンが変化し、露光されるパターンも変
化する。本実施形態では、このように発光パターンを変
化させることにより露光されるパターンを変化させるこ
とができるので、異なる露光パターンで露光を行うとき
も従来の露光装置のようにマスクを交換させなくてもよ
い。本実施形態では、微小開口を利用して光の発光パタ
ーンを狭くしているわけではないため、上記発光部をそ
の波長の長さ程度よりもさらに隣接して配置してそれら
を選択的に発光させるような構造(複数の発光部を選択
的に発光させる発光制御装置を構成)にすることも可能
である。
【0023】さらに、本実施形態においては、上記発光
部が電圧印加により発光するという特徴をもたせること
により、発光が電圧により制御ができ、制御が簡単にな
るという利点がある。具体的には、電極間に直径数[n
m]のSi超微粒子を配置し、電極間に電圧を印加して
発光させるEL素子や、電極間にトンネル障壁を配置し
て両電極間に電圧を印加して発光させるトンネル発光等
がある。
【0024】次に、本発明の露光装置及び露光方法並び
に半導体生産システムの好ましい一実施形態について図
面を用いて詳細に説明する。 [露光装置及び露光方法の実施形態]図3に本発明の好
ましい一実施形態に係る露光装置の要部概略図であり、
(a)は露光部側部材、(b)は基板支持側部材の平面
図をそれぞれ示す。本実施形態では、発光体にSi超微
粒子を用い、アライメント機構に静電容量センサとピエ
ゾ素子を用いた露光装置である。図4(a)には、図3
(a)におけるA−A’及び図4(b)には、図3
(b)におけるB−B’で示された部分の断面図を示
す。
【0025】本実施形態に示す露光装置は、露光部側部
材300と基板支持側部材314から構成される。露光
部側部材300は、支持基板301上に光源及びその電
極、静電容量センサを備えたものである。本実施形態で
は、支持基板301はシリコン基板を用いている。支持
基板301上には、第1発光部302、第2発光部30
3、第3発光部304、第4発光部305が形成されて
いる。これらの発光部302〜305は、周囲がSiO
2 で囲まれ、粒径が3[nm]のSi超微粒子で形成さ
れている。第1〜第4の発光部302〜305の中心に
は、共通の電極となる共通電極310が形成されてい
る。第1〜第4発光部302〜305に対して共通電極
310と反対側の位置には、第1〜第4電極306〜3
09が配置されており、第1発光部302には共通電極
310と第1電極306により電圧が印加され、この電
圧印加によりSi超微粒子が発光する。なお、本実施形
態における各発光部となるSi超微粒子の発光波長は粒
径により異なるが、例えば3[nm]の粒径を用いた場
合、発光波長は約780[nm]である。
【0026】本実施形態では、3[nm]の粒径のSi
超微粒子を用いるが、粒径を変化させることにより発光
波長を変化させることができ、粒径を小さくすれば発光
波長を短くすることができる。第1電極306と共通電
極310との間隔、すなわち第1発光部302の幅は2
0[nm]である。また、第1電極306の長さ(幅方
向とは垂直方向であり、図3の紙面に対して水平方向)
は100[nm]である。第2〜第4発光部303〜3
05も同様な構造である。また、支持基板301上に
は、第1静電容量センサパッド311、第2静電容量セ
ンサパッド312、第3静電容量センサパッド313が
形成されている。第1静電容量センサパッド311は、
基板支持側部材314上に形成されたもう一つの第1静
電容量センサパッド319に相対する位置に配置され、
両者の静電容量から両者の距離を検出する。同様に、第
2静電容量センサパッド312はもう一つの第2静電容
量センサパッド318と、また第3静電容量センサパッ
ド313はもう一つの第3静電容量センサパッド317
と相対する位置にそれぞれ配置され、各々の距離を検出
する。
【0027】図4に示した通り、共通電極310の表
面、第1〜第4発光部302〜305の表面、第1〜第
4電極306〜309の表面、各静電容量センサパッド
311,312,313の表面のそれぞれの高さは、ほ
ぼ同じになるように形成されている。第1電極306と
共通電極310及び第1発光部302の表面の高さは、
なるべく等しくしておくのがよい。例えば、第1発光部
302の表面が共通電極310の表面及び第1電極30
6の表面より飛び出た凸構造になっていると、第1発光
部302の表面付近の電界が弱くなり、発光しなくなる
場合がある。また、第1発光部302の表面が共通電極
310の表面及び第1電極306の表面より引っ込んだ
凹構造になっていると、第1発光部302を対向する被
露光基板に接近させにくくなる。
【0028】図5及び図6は、図3の露光部側部材30
0の作製方法の一例を示す図である。図5及び図6を用
いて、図3に示した露光部側部材300の作製方法例を
説明する。501はSi基板で表面に熱酸化膜を有して
いる。501上に下地配線502〜509をリソグラフ
ィーで形成する。配線材料としてはAl、W、Ti等が
挙げられる。次にスパッタ法によりSiO2 膜510
を堆積する。次に、SiO2 膜510にコンタクトホ
ール511から518を形成する(図5(a))。図5
においては左側が断面図、右側が上からみた上面図であ
る。このとき、図5(a)左側に示すように、下地配線
502〜509を形成した部分は少し盛り上がるように
なる。コンタクトホール511は後に形成する共通電極
541と下地配線502を電気的に接続するための穴で
あり、またコンタクトホール512、513、515、
517は後に形成するため第1〜第4電極537〜54
0と下地配線503、504、506、508を接続す
るための穴であり、さらにコンタクトホール514、5
16、518は第1〜第3静電容量センサパッド54
2、543、544と下地配線505、507、509
を接続するための穴である。
【0029】次に、コンタクトホール511〜518に
は、めっき法により金属が埋め込まれる。その様子を図
5(b)に示す。図においては、各コンタクトホール5
11〜518に埋め込まれた金属を519〜526で示
す。次に、表面研磨を行い、SiO2 膜518表面を平
坦化する。この平坦化されたSiO2 膜510上に共通
電極541、第1〜第4電極537〜540、第1〜第
3静電容量センサパッド542〜544となる金属薄膜
527をスパッタ法等により形成する。次に、レジスト
を塗布した後、EB露光等で露光した後、現像すること
により、レジストパターン528〜535を形成する。
レジストパターン528は共通電極541を形成するた
め、レジストパターン529〜532は第1〜第4電極
537〜540を形成するため、さらにレジストパター
ン533〜535は第1〜第3静電容量センサパッド5
42〜544を形成するものである。これらのレジスト
パターンを形成した後の図を図5(c)に示す。なお、
第1〜第4電極537〜540は第1〜第4電極306
〜309と、共通電極541は共通電極310と、第1
〜第3静電容量センサパッド542〜544は第1〜第
3静電容量センサパッド542〜544は第1〜第3静
電容量センサパッド311〜313と同じものである。
【0030】次にSiの超微粒子膜536を成膜する
が、成膜方法は、例えば特登録02572023号に開
示されているように、SiH4 ガスと必要に応じてH2
ガスを使用して空洞共振器内でマイクロ波によりプラズ
マを発生させ、ガスを分解・反応させて微粒子を形成
し、この微粒子を未反応のガス状活性種と共にノズルか
らビーム状に噴出させる方法等がある。Si超微粒子膜
を成膜した後の様子を図6(a)に示す。図6(a)の
右側の図、すなわち上面図には超微粒子膜536を書い
てはいない。
【0031】最後に、図6(b)に示すように、レジス
トパターン528〜535を除去する。このときレジス
トパターン上に成膜したSi超微粒子は、レジストと共
に除去される。共通電極541と第1〜第4電極537
〜540の間にはSi超微粒子が残る。なお、この製法
により形成された露光側部材300では、第1〜第4電
極537〜540の外側にもSi超微粒子が存在するこ
とになるが、この部分には電圧は印加されることはない
ので、露光に影響することはない。
【0032】基板支持側部材314は発光部を形成する
必要はないが、その他の部分については、露光部側部材
と同様な製法により作製することができる。
【0033】基板支持側部材314は、支持基板(支持
部材)315上に露光の対象となる被露光基板316を
配したものである。また、露光部側部材300との距離
を測定するための静電容量センサのパッド317〜31
9も配置されている。本実施形態では、被露光基板31
6としてレジストを塗布したSi基板を用いた。
【0034】露光を行うときは、以下のようにして行
う。ここで、図7は、図3の露光部側部材300と基板
支持側部材314との接近のさせ方を示す図である。図
3、図4及び図7を参照して、まず露光側部材300と
基板支持側部材314とを、図7に示すように、第1〜
第4発光部302〜305が被露光基板316に近づく
ように接近させる。接近させるための機構としては、例
えば従来から用いられているプロキシミティ露光装置の
マスクとウエハを近接配置する機構や、特開平11−1
46011号に開示されているようなマスクとウエハの
近接機構を用いればよい。ここでは図示、詳細説明を省
略する。このとき、第1静電容量センサパッド311と
319、第2静電容量センサパッド312と318、第
3静電容量センサパッド313と317がそれぞれ接近
し、各センサ間の間隔を測定する。測定は不図示の信号
処理ユニットにて各センサからの出力を解析することで
行う。この際、露光部側部材300の側の第1〜第3静
電容量センサパッド311〜313の表面と第1〜第4
発光部302〜305の表面の高さに段差があった場合
はその段差を考慮し、また第1〜第3静電容量パッド3
17〜319と被露光基板316表面の高さに段差があ
った場合はその段差を考慮することにより、各発光部3
02〜305と被露光基板316との距離を算出するこ
とができる。このようにして、露光部側部材300と基
板支持側部材314を両者が平行になるように接近させ
て行き、第1〜第4発光部302〜305を被露光基板
316表面に接近させる。本実施形態では、第1〜第4
発光部302〜305と被露光基板316表面との距離
が各発光部の発光波長である780[nm]より短くな
るようにセットする。
【0035】この状態で、共通電極310を0[V]と
して第1電極306に電圧を印加することにより、第1
発光部302が発光する。この発光により被露光基板3
16上に光が照射され、被露光基板316上のレジスト
が露光される。この露光されるパターンは、第1発光部
302のパターンと同様のものである。第1発光部30
2の幅は20[nm]、長さは100[nm]であり、
露光されるパターンは幅も長さも第1発光部302の発
光波長である780[nm]よりは十分小さくなる。な
お、露光されるパターン周囲は、第1発光部302と被
露光基板316との距離が離れるとボケが大きくなるの
で、なるべく接近させた方がよい。このとき、同様に第
2〜第4発光部303〜305を発光させてもよい。露
光されるパターンは、どの発光部を発光させたかに依存
する。さらに、被露光基板316を別の被露光基板に交
換して同様に露光すれば同様に露光ができるが、このと
き発光させる発光部を変化させれば別のパターンで露光
できる。
【0036】このように、本実施形態においては、発光
部の発光パターンを変化させることで被露光基板316
上のレジストに露光形成されるパターンを変更すること
ができる。一方、露光側部材300を、例えば従来のマ
スク、レチクルの如くに交換可能にしておけば、メンテ
ナンスが容易となる他、発光部の配置を換えた露光側部
材に切替えて使用することもでき、この際は露光形成で
きるパターンに更に自由度が加わることになる。
【0037】上述の例では被露光基板上にまだ既成パタ
ーンのない状態でレジストにパターンを露光形成する場
合を想定しているが、当然ながら被露光基板上に既に
(回路)パターンが形成された状態でも本発明は適用可
能である。その際には、既成パターンと発光パターンと
を面内方向に位置合わせ(アライメント)する必要があ
るが、例えば従来のマスク(レチクル)とウエハとを位
置合わせする所謂アライメント機構を、上述した装置の
露光部側部材と被露光基板とを位置合わせする機構とし
て用いればよい。
【0038】[半導体生産システムの実施形態]次に、
上記説明した露光装置を利用した半導体等のデバイス
(ICやLSI等の半導体チップ、液晶パネル、CC
D、薄膜磁気ヘッド、マイクロマシン等)の生産システ
ムの例を説明する。これは、半導体製造工場に設置され
た製造装置のトラブル対応や定期メンテナンス、若しく
はソフトウェア提供等の保守サービスを、製造工場外の
コンピュータネットワーク等を利用して行うものであ
る。
【0039】図8は、全体システムをある角度から切り
出して表現したものである。図中、801は半導体デバ
イスの製造装置を提供するベンダ(装置供給メーカ)の
事業所である。製造装置の実例として、半導体製造工場
で使用する各種プロセス用の半導体製造装置、例えば、
前工程用機器(露光装置、レジスト処理装置、エッチン
グ装置等のリソグラフィ装置、熱処理装置、成膜装置、
平坦化装置等)や後工程用機器(組立て装置、検査装置
等)を想定している。事業所801内には、製造装置の
保守データベースを提供するホスト管理システム80
8、複数の操作端末コンピュータ810、これらを結ん
でイントラネット等を構築するローカルエリアネットワ
ーク(LAN)809を備える。ホスト管理システム8
08は、LAN809を事業所の外部ネットワークであ
るインターネット805に接続するためのゲートウェイ
と、外部からのアクセスを制限するセキュリティ機能を
備える。
【0040】一方、802〜804は、製造装置のユー
ザとしての半導体製造メーカの製造工場である。製造工
場802〜804は、互いに異なるメーカに属する工場
であってもよいし、同一のメーカに属する工場(例え
ば、前工程用の工場、後工程用の工場等)であってもよ
い。各工場802〜804内には、夫々、複数の製造装
置806と、それらを結んでイントラネット等を構築す
るローカルエリアネットワーク(LAN)811と、各
製造装置806の稼動状況を監視する監視装置としてホ
スト管理システム807とが設けられている。各工場8
02〜804に設けられたホスト管理システム807
は、各工場内のLAN811を工場の外部ネットワーク
であるインターネット805に接続するためのゲートウ
ェイを備える。これにより各工場のLAN811からイ
ンターネット805を介してベンダ801側のホスト管
理システム808にアクセスが可能となり、ホスト管理
システム808のセキュリティ機能によって限られたユ
ーザだけがアクセスが許可となっている。具体的には、
インターネット805を介して、各製造装置806の稼
動状況を示すステータス情報(例えば、トラブルが発生
した製造装置の症状)を工場側からベンダ側に通知する
他、その通知に対応する応答情報(例えば、トラブルに
対する対処方法を指示する情報、対処用のソフトウェア
やデータ)や、最新のソフトウェア、ヘルプ情報等の保
守情報をベンダ側から受け取ることができる。各工場8
02〜804とベンダ801との間のデータ通信及び各
工場内のLAN811でのデータ通信には、インターネ
ットで一般的に使用されている通信プロトコル(TCP
/IP)が使用される。なお、工場外の外部ネットワー
クとしてインターネットを利用する代わりに、第三者か
らのアクセスができずにセキュリティの高い専用線ネッ
トワーク(ISDN等)を利用することもできる。ま
た、ホスト管理システムはベンダが提供するものに限ら
ずユーザがデータベースを構築して外部ネットワーク上
に置き、ユーザの複数の工場から該データベースへのア
クセスを許可するようにしてもよい。
【0041】さて、図9は、本実施形態の全体システム
を図8とは別の角度から切り出して表現した概念図であ
る。先の例では、それぞれが製造装置を備えた複数のユ
ーザ工場と、該製造装置のベンダの管理システムとを外
部ネットワークで接続して、該外部ネットワークを介し
て各工場の生産管理や少なくとも1台の製造装置の情報
をデータ通信するものであった。これに対し本例は、複
数のベンダの製造装置を備えた工場と、該複数の製造装
置のそれぞれのベンダの管理システムとを工場外の外部
ネットワークで接続して、各製造装置の保守情報をデー
タ通信するものである。図中、901は製造装置ユーザ
(半導体デバイス製造メーカ)の製造工場であり、工場
の製造ラインには各種プロセスを行う製造装置、ここで
は例として露光装置902、レジスト処理装置903、
成膜処理装置904が導入されている。なお、図9で
は、製造工場901は1つだけ描いているが、実際は複
数の工場が同様にネットワーク化されている。工場内の
各装置はLAN906で接続されてイントラネット等を
構成し、ホスト管理システム905で製造ラインの稼動
管理がされている。一方、露光装置メーカ910、レジ
スト処理装置メーカ920、成膜装置メーカ930等、
ベンダ(装置供給メーカ)の各事業所には、それぞれ供
給した機器の遠隔保守を行うためのホスト管理システム
911,921,931を備え、これらは上述したよう
に保守データベースと外部ネットワークのゲートウェイ
を備える。ユーザの製造工場内の各装置を管理するホス
ト管理システム905と、各装置のベンダの管理システ
ム911,921,931とは、外部ネットワーク90
0であるインターネット若しくは専用線ネットワークに
よって接続されている。このシステムにおいて、製造ラ
インの一連の製造機器の中のどれかにトラブルが起きる
と、製造ラインの稼動が休止してしまうが、トラブルが
起きた機器のベンダからインターネット900を介した
遠隔保守を受けることで迅速な対応が可能で、製造ライ
ンの休止を最小限に抑えることができる。
【0042】半導体製造工場に設置された各製造装置は
それぞれ、ディスプレイと、ネットワークインタフェー
スと、記憶装置にストアされたネットワークアクセス用
ソフトウェアならびに装置動作用のソフトウェアを実行
するコンピュータを備える。記憶装置としては内蔵メモ
リやハードディスク、若しくはネットワークファイルサ
ーバ等である。上記ネットワークアクセス用ソフトウェ
アは、専用又は汎用のウェブブラウザを含み、例えば図
10に一例を示す様な画面のユーザインタフェースをデ
ィスプレイ上に提供する。各工場で製造装置を管理する
オペレータは、画面を参照しながら、製造装置の機種1
001、シリアルナンバー1002、トラブルの件名1
003、発生日1004、緊急度1005、症状100
6、対処法1007、経過1008等の情報を画面上の
入力項目に入力する。入力された情報はインターネット
を介して保守データベースに送信され、その結果の適切
な保守情報が保守データベースから返信されディスプレ
イ上に提示される。また、ウェブブラウザが提供するユ
ーザインタフェースは、さらに図示のごとくハイパーリ
ンク機能1010,1011,1012を実現し、オペ
レータは各項目のさらに詳細な情報にアクセスしたり、
ベンダが提供するソフトウェアライブラリから製造装置
に使用する最新バージョンのソフトウェアを引出した
り、工場のオペレータの参考に供する操作ガイド(ヘル
プ情報)を引出したりすることができる。ここで、保守
データベースが提供する保守情報には、上記説明した本
発明に関する情報も含まれ、また前記ソフトウェアライ
ブラリは本発明を実現するための最新のソフトウェアも
提供する。
【0043】次に、上記説明した生産システムを利用し
た半導体デバイスの製造プロセスを説明する。図11
は、半導体デバイスの全体的な製造プロセスのフローを
示す。ステップ1(回路設計)では半導体デバイスの回
路設計を行う。ステップ2(マスク製作)では設計した
回路パターンを形成したマスクを製作する。一方、ステ
ップ3(ウエハ製造)ではシリコン等の材料を用いてウ
エハを製造する。ステップ4(ウエハプロセス)は前工
程と呼ばれ、上記用意したマスクとウエハを用いて、リ
ソグラフィ技術によってウエハ上に実際の回路を形成す
る。次のステップ5(組み立て)は後工程と呼ばれ、ス
テップ4によって作製されたウエハを用いて半導体チッ
プ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、
ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等
の組立て工程を含む。ステップ6(検査)ではステップ
5で作製された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久
性テスト等の検査を行う。こうした工程を経て半導体デ
バイスが完成し、これを出荷(ステップ7)する。前工
程と後工程はそれぞれ専用の別の工場で行い、これらの
工場毎に上記説明した遠隔保守システムによって保守が
なされる。また、前工程工場と後工程工場との間でも、
インターネットまたは専用線ネットワークを介して生産
管理や装置保守のための情報等がデータ通信される。
【0044】図12は、上記ウエハプロセスの詳細なフ
ローを示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を
酸化させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に
絶縁膜を成膜する。ステップ13(電極形成)ではウエ
ハ上に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イ
オン打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ
15(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。
ステップ16(露光)では上記説明した露光装置によっ
てマスクの回路パターンをウエハに焼付露光する。ステ
ップ17(現像)では露光したウエハを現像する。ステ
ップ18(エッチング)では現像したレジスト像以外の
部分を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)ではエ
ッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。こ
れらのステップを繰り返し行うことによって、ウエハ上
に多重に回路パターンを形成する。各工程で使用する製
造機器は上記説明した遠隔保守システムによって保守が
なされているので、トラブルを未然に防ぐと共に、もし
トラブルが発生しても迅速な復旧が可能で、従来に比べ
て半導体デバイスの生産性を向上させることができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、発光波長よりサイズの小さい光源を、露光対象から
波長以下の距離に配置することにより、光源の波長より
短い分解能で、かつ露光時間がより短い露光装置及び露
光方法を提供できる。
【0046】また、本発明により近接させた光源(発光
部)を複数用意し、選択的に発光させることができる。
さらに、複数の光源を選択的に発光させることにより複
数の露光パターンをマスク交換等を行うことなく露光す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る発光部を説明する
図である。 (a)発光部を有する板状の部材を、感光部を有する露
光対象に接近させているときの断面図を示す。 (b)図1(a)の板状部材の下側、すなわち露光対象
に接近する側から見た図を示す。
【図2】 図1における発光部の他の例を示す図であ
る。
【図3】 本発明の一実施形態に係る露光装置の要部概
略図であり、(a)は露光部側部材、(b)は基板支持
側部材の平面図をそれぞれ示す。
【図4】 (a)は図3(a)におけるA−A’断面
図、(b)は図3(b)におけるB−B’断面図であ
る。
【図5】 図3の露光部側部材300の作製方法の一例
を示す図であり、(a)はSiO2膜にコンタクトホー
ルを形成した様子、(b)はコンタクトホールにめっき
法により金属を埋め込んだ様子、(c)はレジストパタ
ーンを形成した後の様子、をそれぞれ示す。
【図6】 図3の露光部側部材300の作製方法の一例
を示す図であり、(a)はSi超微粒子膜を成膜した後
の様子、(b)はレジストパターンを除去した様子、を
それぞれ示す。
【図7】 図3の露光部側部材300と基板支持側部材
314との接近のさせ方を示す図である。
【図8】 本発明の一実施形態に係る露光装置を含む半
導体デバイスの生産システムをある角度から見た概念図
である。
【図9】 本発明の一実施形態に係る露光装置を含む半
導体デバイスの生産システムを別の角度から見た概念図
である。
【図10】 本発明の一実施形態に係る露光装置を含む
半導体デバイスの生産システムにおけるユーザインタフ
ェースの具体例を示す図である。
【図11】 本発明の一実施形態に係る露光装置による
デバイスの製造プロセスのフローを説明する図である。
【図12】 本発明の一実施形態に係る露光装置による
ウエハプロセスを説明する図である。
【符号の説明】
101:板状部材、102:発光部、103:露光対
象、300:露光部側部材、301:支持基板、30
2:第1発光部、303:第2発光部、304:第3発
光部、305:第4発光部、306,537:第1電
極、307,538:第2電極、308,539:第3
電極、309,540:第4電極、310,541:共
通電極、311,542:第1静電容量センサパッド、
312,543:第2静電容量センサパッド、313,
544:第3静電容量センサパッド、314:基板支持
側部材、315:支持基板、316:被露光基板、31
7:第3静電容量センサパッド、318:第2静電容量
センサパッド、319:第1静電容量センサパッド、5
01:Si基板、502,503,504,505,5
06,507,508,509:下地配線、510:S
iO2膜、511,512,513,514,515,
516,517,518:コンタクトホール、519,
520,521,522,523,524,525,5
26:各コンタクトホールに埋め込まれた金属、52
7:金属薄膜、528,529,530,531,53
2,533,534,535:レジストパターン、53
6:Siの超微粒子膜、801:ベンダの事業所、80
2,803,804:製造工場、805:インターネッ
ト、806:製造装置、807:工場のホスト管理シス
テム、808:ベンダ側のホスト管理システム、80
9:ベンダ側のローカルエリアネットワーク(LA
N)、810:操作端末コンピュータ、811:工場の
ローカルエリアネットワーク(LAN)、900:外部
ネットワーク、901:製造装置ユーザの製造工場、9
02:露光装置、903:レジスト処理装置、904:
成膜処理装置、905:工場のホスト管理システム、9
06:工場のローカルエリアネットワーク(LAN)、
910:露光装置メーカ、911:露光装置メーカの事
業所のホスト管理システム、920:レジスト処理装置
メーカ、921:レジスト処理装置メーカの事業所のホ
スト管理システム、930:成膜装置メーカ、931:
成膜装置メーカの事業所のホスト管理システム、100
1:製造装置の機種、1002:シリアルナンバー、1
003:トラブルの件名、1004:発生日、100
5:緊急度、1006:症状、1007:対処法、10
08:経過、1010,1011,1012:ハイパー
リンク機能。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒田 亮 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 Fターム(参考) 2H097 CA03 CA05 GA45 LA10 5F046 AA28 BA02 BA10 CA10 DA17 DB07 DD06

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光部材に相対して配置される発光部を
    有し、 前記発光部の幅の少なくとも一部が前記発光部の発光波
    長より小さく構成されていることを特徴とする露光装
    置。
  2. 【請求項2】 前記露光装置は、複数の前記発光部を有
    し、かつ該発光部を選択的に発光させる発光制御装置を
    有することを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
  3. 【請求項3】 前記発光部は、電圧印加により発光され
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の露光装
    置。
  4. 【請求項4】 前記発光部は、半導体超微粒子であるこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の露
    光装置。
  5. 【請求項5】 前記発光部は、任意の形状を有すること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の露光
    装置。
  6. 【請求項6】 前記発光部と前記感光部材との距離を該
    発光部からの発光波長より短い距離に位置させて露光を
    行うための位置決め機構を有する請求項1〜5のいずれ
    か1項に記載の露光装置。
  7. 【請求項7】 前記位置決め機構は、静電容量センサを
    用いて距離を検出し、ピエゾ素子により距離制御を行う
    ものであることを特徴とする請求項6に記載の露光装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項に記載の露
    光装置において、ディスプレイと、ネットワークインタ
    フェースと、ネットワーク用ソフトウェアを実行するコ
    ンピュータとをさらに有し、露光装置の保守情報をコン
    ピュータネットワークを介してデータ通信することを可
    能にすることを特徴とする露光装置。
  9. 【請求項9】 前記ネットワーク用ソフトウェアは、前
    記露光装置が設置された工場の外部ネットワークに接続
    され前記露光装置のベンダ若しくはユーザが提供する保
    守データベースにアクセスするためのユーザインタフェ
    ースを前記ディスプレイ上に提供し、前記外部ネットワ
    ークを介して該データベースから情報を得ることを可能
    にすることを特徴とする請求項8に記載の露光装置。
  10. 【請求項10】 幅の少なくとも一部が発光波長より小
    さく構成された発光部を用い、該発光部と感光部材との
    距離を該発光部からの発光波長より短い距離に位置させ
    て該感光部材の露光を行う工程を有することを特徴とす
    る露光方法。
  11. 【請求項11】 複数の前記発光部を選択的に発光させ
    て露光を行うことを特徴とする請求項10に記載の露光
    方法。
  12. 【請求項12】 前記発光部として、電圧印加により発
    光される部材を用いることを特徴とする請求項10また
    は11に記載の露光方法。
  13. 【請求項13】 請求項1〜9のいずれか1項に記載の
    露光装置を含む各種プロセス用の製造装置群を半導体製
    造工場に設置する工程と、該製造装置群を用いて複数の
    プロセスによって半導体デバイスを製造する工程とを有
    することを特徴とする半導体デバイス製造方法。
  14. 【請求項14】 前記製造装置群をローカルエリアネッ
    トワークで接続する工程と、前記ローカルエリアネット
    ワークと前記半導体製造工場外の外部ネットワークとの
    間で、前記製造装置群の少なくとも1台に関する情報を
    データ通信する工程とをさらに有することを特徴とする
    請求項13に記載の半導体デバイス製造方法。
  15. 【請求項15】 前記露光装置のベンダ若しくはユーザ
    が提供するデータベースに前記外部ネットワークを介し
    てアクセスしてデータ通信によって前記製造装置の保守
    情報を得る、若しくは前記半導体製造工場とは別の半導
    体製造工場との間で前記外部ネットワークを介してデー
    タ通信して生産管理を行うことを特徴とする請求項14
    に記載の半導体デバイス製造方法。
  16. 【請求項16】 請求項1〜9のいずれか1項に記載の
    露光装置を含む各種プロセス用の製造装置群と、該製造
    装置群を接続するローカルエリアネットワークと、該ロ
    ーカルエリアネットワークから工場外の外部ネットワー
    クにアクセス可能にするゲートウェイを有し、前記製造
    装置群の少なくとも1台に関する情報をデータ通信する
    ことを可能にすることを特徴とする半導体製造工場。
  17. 【請求項17】 半導体製造工場に設置された請求項1
    〜9のいずれか1項に記載の露光装置の保守方法であっ
    て、前記露光装置のベンダ若しくはユーザが、半導体製
    造工場の外部ネットワークに接続された保守データベー
    スを提供する工程と、前記半導体製造工場内から前記外
    部ネットワークを介して前記保守データベースへのアク
    セスを許可する工程と、前記保守データベースに蓄積さ
    れる保守情報を前記外部ネットワークを介して半導体製
    造工場側に送信する工程とを有することを特徴とする露
    光装置の保守方法。
JP2001264132A 2000-12-12 2001-08-31 露光装置及び露光方法 Pending JP2002246307A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001264132A JP2002246307A (ja) 2000-12-12 2001-08-31 露光装置及び露光方法
US10/011,974 US7068353B2 (en) 2000-12-12 2001-12-11 Exposure apparatus and method

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000-377176 2000-12-12
JP2000377176 2000-12-12
JP2001264132A JP2002246307A (ja) 2000-12-12 2001-08-31 露光装置及び露光方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002246307A true JP2002246307A (ja) 2002-08-30

Family

ID=26605652

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001264132A Pending JP2002246307A (ja) 2000-12-12 2001-08-31 露光装置及び露光方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7068353B2 (ja)
JP (1) JP2002246307A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006013362A (ja) * 2004-06-29 2006-01-12 Canon Inc 露光装置、露光方法及び露光用マスク
JP2007510554A (ja) * 2003-11-03 2007-04-26 アイディーシー、エルエルシー リリースされていない薄膜部分を有するmems装置

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3894550B2 (ja) * 2002-06-14 2007-03-22 キヤノン株式会社 近接場露光マスクの製造方法
JP4240966B2 (ja) * 2002-09-06 2009-03-18 キヤノン株式会社 近接場光マスク、これを用いた近接場露光装置、これを用いたドットパターン作製方法
JP4261849B2 (ja) * 2002-09-06 2009-04-30 キヤノン株式会社 近接場光を用いた露光方法及び、近接場光を用いる露光装置
JP4183245B2 (ja) * 2003-05-12 2008-11-19 キヤノン株式会社 アライメント方法、該アライメント方法を用いた露光方法
JP4194516B2 (ja) * 2003-06-24 2008-12-10 キヤノン株式会社 露光方法、露光用マスク及びデバイスの製造方法
US7279253B2 (en) * 2003-09-12 2007-10-09 Canon Kabushiki Kaisha Near-field light generating structure, near-field exposure mask, and near-field generating method
JP2006013400A (ja) * 2004-06-29 2006-01-12 Canon Inc 2つの対象物間の相対的位置ずれ検出方法及び装置
JP4250570B2 (ja) * 2004-06-30 2009-04-08 キヤノン株式会社 近接場露光方法及びこれを用いた素子の製造方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2572023B2 (ja) 1989-02-22 1997-01-16 キヤノン株式会社 発光部材
US5415952A (en) * 1992-10-05 1995-05-16 Fujitsu Limited Fine pattern lithography with positive use of interference
JP3950532B2 (ja) 1997-11-07 2007-08-01 キヤノン株式会社 露光方法及び露光装置
US6171730B1 (en) * 1997-11-07 2001-01-09 Canon Kabushiki Kaisha Exposure method and exposure apparatus
JP4346701B2 (ja) * 1998-03-25 2009-10-21 キヤノン株式会社 エバネッセント光を用いた露光方法
JP4532761B2 (ja) * 2000-03-03 2010-08-25 キヤノン株式会社 近接場光による露光方法
JP2002057089A (ja) * 2000-08-09 2002-02-22 Canon Inc 露光装置
JP2002190444A (ja) * 2000-10-10 2002-07-05 Canon Inc パターン露光装置、パターン作製方法、及びこれらを用いて作製したデバイス

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007510554A (ja) * 2003-11-03 2007-04-26 アイディーシー、エルエルシー リリースされていない薄膜部分を有するmems装置
JP2006013362A (ja) * 2004-06-29 2006-01-12 Canon Inc 露光装置、露光方法及び露光用マスク
JP4522166B2 (ja) * 2004-06-29 2010-08-11 キヤノン株式会社 露光方法

Also Published As

Publication number Publication date
US7068353B2 (en) 2006-06-27
US20020071106A1 (en) 2002-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7012690B2 (en) Substrate processing apparatus
JP3595756B2 (ja) 露光装置、リソグラフィ装置、ロードロック装置、デバイス製造方法およびリソグラフィ方法
US20050264781A1 (en) Position detection method and apparatus
JP4947842B2 (ja) 荷電粒子線露光装置
JP2002246307A (ja) 露光装置及び露光方法
JP2002349569A (ja) 静圧軸受装置及びそれを用いたステージ装置
JP2002050667A (ja) 基板搬送装置、半導体製造装置および半導体デバイス製造方法
JP4579376B2 (ja) 露光装置およびデバイス製造方法
JP2003045944A (ja) 基板保持装置、基板受渡し方法とこれを用いた露光装置、及びデバイスの製造方法
EP1286220A2 (en) Exposure apparatus and exposing method
JP2003084445A (ja) 走査型露光装置および露光方法
JP2002170770A (ja) 位置合わせ方法及び該方法を使用する露光装置及び露光方法
EP1248153A2 (en) X-Ray exposure apparatus
JP4955874B2 (ja) 位置合わせ装置、露光装置、およびデバイス製造方法
JP2002359178A (ja) 投影露光方法および投影露光装置
JP2001332472A (ja) X線露光装置
JP2003037157A (ja) 基板保持装置、露光装置、デバイス製造方法、半導体製造工場および半導体製造装置の保守方法
JP2003257845A (ja) 露光装置
JP3907448B2 (ja) ショットレイアウト作成方法
JP3880355B2 (ja) 走査型露光装置
JP2003031644A (ja) 半導体製造装置
JP2001281050A (ja) 光検出装置、露光装置、デバイス製造方法、半導体製造工場および露光装置の保守方法
JP4434518B2 (ja) 露光装置
JP4817545B2 (ja) 露光装置及びデバイス製造方法
JP2001274220A (ja) 半導体製造装置