JP2002246034A - ガス拡散性電極体及びその製造方法、並びに電気化学デバイス - Google Patents

ガス拡散性電極体及びその製造方法、並びに電気化学デバイス

Info

Publication number
JP2002246034A
JP2002246034A JP2001044442A JP2001044442A JP2002246034A JP 2002246034 A JP2002246034 A JP 2002246034A JP 2001044442 A JP2001044442 A JP 2001044442A JP 2001044442 A JP2001044442 A JP 2001044442A JP 2002246034 A JP2002246034 A JP 2002246034A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
granules
electrode
water
gas
powder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001044442A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Tanaka
浩一 田中
Kenji Katori
健二 香取
Minehisa Imazato
峰久 今里
Kiyoshi Yamaura
潔 山浦
Katsuya Shirai
克弥 白井
Junji Kuyama
純司 久山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2001044442A priority Critical patent/JP2002246034A/ja
Priority to KR1020037009966A priority patent/KR100875946B1/ko
Priority to PCT/JP2002/001567 priority patent/WO2002067349A1/ja
Priority to US10/467,446 priority patent/US7396794B2/en
Publication of JP2002246034A publication Critical patent/JP2002246034A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • H—ELECTRICITY
    • H01—ELECTRIC ELEMENTS
    • H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M4/00—Electrodes
    • H01M4/86—Inert electrodes with catalytic activity, e.g. for fuel cells
    • H01M4/96—Carbon-based electrodes
    • H—ELECTRICITY
    • H01—ELECTRIC ELEMENTS
    • H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M4/00—Electrodes
    • H01M4/86—Inert electrodes with catalytic activity, e.g. for fuel cells
    • H—ELECTRICITY
    • H01—ELECTRIC ELEMENTS
    • H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M4/00—Electrodes
    • H01M4/86—Inert electrodes with catalytic activity, e.g. for fuel cells
    • H01M4/8605—Porous electrodes
    • H—ELECTRICITY
    • H01—ELECTRIC ELEMENTS
    • H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M4/00—Electrodes
    • H01M4/86—Inert electrodes with catalytic activity, e.g. for fuel cells
    • H01M4/88—Processes of manufacture
    • H01M4/8803—Supports for the deposition of the catalytic active composition
    • H01M4/8807—Gas diffusion layers
    • H—ELECTRICITY
    • H01—ELECTRIC ELEMENTS
    • H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M4/00—Electrodes
    • H01M4/86—Inert electrodes with catalytic activity, e.g. for fuel cells
    • H01M4/88—Processes of manufacture
    • H01M4/8878—Treatment steps after deposition of the catalytic active composition or after shaping of the electrode being free-standing body
    • H01M4/8882—Heat treatment, e.g. drying, baking
    • H—ELECTRICITY
    • H01—ELECTRIC ELEMENTS
    • H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M4/00—Electrodes
    • H01M4/86—Inert electrodes with catalytic activity, e.g. for fuel cells
    • H01M4/90—Selection of catalytic material
    • H01M4/92—Metals of platinum group
    • H01M4/925—Metals of platinum group supported on carriers, e.g. powder carriers
    • H01M4/926—Metals of platinum group supported on carriers, e.g. powder carriers on carbon or graphite
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B82—NANOTECHNOLOGY
    • B82Y—SPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y30/00—Nanotechnology for materials or surface science, e.g. nanocomposites
    • H—ELECTRICITY
    • H01—ELECTRIC ELEMENTS
    • H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/10—Fuel cells with solid electrolytes
    • H01M8/1004—Fuel cells with solid electrolytes characterised by membrane-electrode assemblies [MEA]
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30—Hydrogen technology
    • Y02E60/50—Fuel cells
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Inert Electrodes (AREA)
  • Fuel Cell (AREA)
  • Electrodes For Compound Or Non-Metal Manufacture (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好なガス透過能を保持できる高出力のガス
拡散性電極体、及びその製造方法、並びにこの電極体を
用いた電気化学デバイスを提供すること。 【解決手段】 白金粒子6と、カーボン粉体又は粒体1
とからなり、撥水性被膜形成カーボン粉体又は粒体26
が更に混合されてなるガス拡散性電極体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、例えば、燃料電池
の製造に好適なガス拡散性電極体及びその製造方法、並
びに電気化学デバイスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、石油等の化石燃料に代り得る、代
替クリーンエネルギー源の必要性が叫ばれており、例え
ば、水素(ガス)燃料が注目されている。
【0003】なお、水素は、単位質量当りに含まれる化
学エネルギー量が大きく、又、使用に際して、有害物質
や地球温暖化ガス等を放出しないといった理由から、ク
リーンで、かつほとんど無尽蔵に存在する理想的なエネ
ルギー源であると言える。
【0004】そして、特に、最近では、水素エネルギー
から電気エネルギーを取り出すことができる燃料電池の
開発が盛んに行われており、大規模発電からオンサイト
な自家発電、更には、電気自動車用の電源等としての応
用等が期待されている。
【0005】なお、この燃料電池は、プロトン伝導体膜
を挟んで、燃料電極(例えば、水素電極)と酸素電極と
を配置し、これらの電極に、それぞれ燃料(水素)や酸
素を供給することで電池反応を起こし、起電力を得るも
のであり、その製造に際しては、通常、プロトン伝導体
膜、燃料電極(例えば、水素電極)、酸素電極等を別々
に成形し、これらを貼り合わせて製作している。
【0006】なお、この燃料電池の燃料電極(例えば、
水素電極)と酸素電極(ガス拡散性電極)とは、主に、
導電性カーボン粒子等からなり、さらに、例えば、白金
等の触媒金属を担持させた触媒層を有する構成となって
いる。
【0007】さて、従来、上記のガス拡散性電極におい
ては、導電性粉体又は粒体としてのカーボンに、触媒と
しての白金が担持されている触媒粒子を、撥水性樹脂と
しての、例えばフッ素樹脂及びイオン伝導体と共にシー
ト状に成形するか、或いはカーボンシート上に直接塗布
する工程を経て製造される。
【0008】即ち、固体高分子燃料電池用ガス拡散性電
極としては、例えば、特開平5−36418に示される
様に、通常、カーボンに白金が担持されている粉体又は
粒体を撥水性樹脂、イオン導電性材料と共にカーボンシ
ートに塗布して製造される。
【0009】なお、ここで、ガス拡散性電極とは、作用
ガスを拡散可能な連続気孔を有する電極のことを指し、
更にこれは、電子伝導性を有するものである(以下、同
様)。
【0010】そして、このガス拡散性電極を、固体高分
子型燃料電池等の燃料電池を構成する水素分解用電極と
して用いた場合、白金等の触媒によって燃料がイオン化
され、それによって生じた電子は導電性カーボン粉体又
は粒体を伝って流れ、又、水素をイオン化することで生
じるプロトン(H+)はイオン伝導体を介してイオン
(プロトン)伝導体膜に流れる。なお、この過程では、
ガスを通す間隙、電気を通すカーボン粉体又は粒体、イ
オンを通すイオン伝導体、及び燃料や酸化剤をイオン化
するための触媒等が必要になる。
【0011】即ち、ここで、白金等の触媒により燃料が
イオン化され、これによって生じた電子は導電性カーボ
ン粉体又は粒体を通して流れ、そして、イオン化された
水素(プロトン)はイオン伝導材料を通してイオン伝導
膜に流れる。ここで、ガスを通す間隙、電気を通すカー
ボン粉体又は粒体、イオンを通すイオン伝導材料、燃料
あるいは酸化剤をイオン化するための触媒等が必要にな
る。
【0012】そして、このガス拡散性電極(触媒層)に
おいては、燃料が水素である場合、燃料電池内では、 2H2→4H++4e- の反応が起こり、酸素電極内では、 O2+4H++4e-→2H2O なる反応により、水が生成する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の燃
料電池においては、上述の2つの電極内反応を、いかに
して円滑に行わせるかが、電池性能を向上する上で大き
な鍵となる。
【0014】しかしながら、上述の、特に酸素電極で
は、上記の電極内反応過程において生じる生成水(H2
O)が触媒層(ガス拡散性電極)内のカーボン粉体又は
粒体の周囲に付着して隙間を減少させて、酸素ガスの電
極内における透過を妨げるために、十分な電極反応が起
こらず、燃料電池としての出力の低下をもたらす等の問
題があった。
【0015】本発明は上記のような従来の実情に鑑みて
提案されたものであって、その目的は、良好なガス透過
能を保持できる高出力のガス拡散性電極体、及びその製
造方法、並びにこの電極体を用いた電気化学デバイスを
提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、触媒物
質と、第1の導電性粉体又は粒体とからなり、撥水性被
膜を有する第2の導電性粉体又は粒体が更に混合されて
なるガス拡散性電極体に係るものである。
【0017】本発明は又、触媒物質と、第1の導電性粉
体又は粒体と、撥水性被膜を有する第2の導電性粉体又
は粒体とを分散媒中で混合し、この混合物を乾燥するガ
ス拡散性電極体の製造方法に係るものである。
【0018】本発明は又、第一極と、第二極と、これら
の両極間に挟持されたイオン伝導体とからなり、触媒物
質と、第1の導電性粉体又は粒体とからなり、撥水性被
膜を有する第2の導電性粉体又は粒体が更に混合されて
なるガス拡散性電極体が、前記第一極及び第二極のうち
少なくとも前記第一極を構成している電気化学デバイス
に係るものである。
【0019】本発明によれば、触媒物質と、導電性粉体
又は粒体とからなるガス拡散性電極体において、撥水性
被膜を有する第2の導電性粉体又は粒体が更に混合され
ているので、この第2の導電性粉体又は粒体の撥水性被
膜によってガス拡散性電極体内に生じる生成水が効果的
に撥水され、導電性粉体又は粒体に付着せずに排出され
ることになり、このために、生成水によってガスの透過
が妨げられることがなく、ガス拡散性電極体内への十分
なガス透過能が確保できる。
【0020】また、上記のガス拡散性電極体は、撥水性
被膜を有する第2の導電性粉体又は粒体を、その他の材
料と分散媒中で混合し、この混合物を乾燥することによ
って形成できるので、複雑な製造工程を必要とせずに、
比較的簡易に製造できる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明においては、撥水性被膜を
有する第2の導電性粉体又は粒体が凝集してチェーン構
造を構成し、撥水性被膜を有する第2の導電性粉体又は
粒体が1〜80重量%混合されているのが望ましい。
【0022】又、撥水性被膜がフッ素系樹脂からなり、
第1及び/又は第2の導電性粉体又は粒体がカーボン粒
子であり、触媒物質が粉体又は粒体として、或いは第1
の導電性粉体又は粒体を被覆した状態で混合されている
のが望ましい。
【0023】又、第一極及び第二極の少なくとも一方が
ガス電極であり、燃料電池として構成されているのが望
ましい。なぜなら、十分なガス透過能が確保できるの
で、電池としての出力を維持しやすいためである。
【0024】以下に、本発明の好ましい実施の形態を図
面の参照下に詳しく説明する。
【0025】本実施の形態においては、図1に示すよう
に、ガス拡散性電極(触媒層)10は、導電性カーボン
粉体又は粒体1、導電性カーボン粉体の表面に撥水性樹
脂(例えばフッ素系)18が膜状に付着している導電性
カーボン粉体又は粒体26、触媒物質6(例えば白金
等)との混合物からなる混合層である。本実施の形態の
ガス拡散性電極体は、上記触媒層10と、多孔性のガス
透過性集電体としての例えばカーボンシート11とから
なる多孔性のガス拡散性電極体である。又、本実施の形
態のガス拡散性電極体を用いた第1極(例えば酸素極)
と、第2極(例えば燃料極)との間には、例えばナフィ
オンや、フラーレン誘導体の加圧成形体からなる膜状の
イオン伝導部5(プロトン伝導体膜)が挟着されてい
る。
【0026】なお、上記のカーボン粉体又は粒体等の導
電性粉体又は粒体は、粒状、球状、繊維状等の様々な形
状のものを含むものとし、以下同様とする。
【0027】そして、本実施の形態における、燃料電池
の構成は、図4に示すようなものであり、簡易に述べる
と(詳しくは後述する)、基本的には、プロトン伝導性
を有するイオン伝導部(プロトン伝導体膜)5の両面
に、それぞれ負極(燃料電極)16、正極(酸素電極)
17が形成されている。
【0028】そして、上記の負極(燃料電池)16に、
例えば水素を供給し、正極(酸素電極)17に酸素(空
気)を供給すると、電池反応が起こり、起電力が生ず
る。ここで、負極(燃料電極)16には、いわゆる、ダ
イレクトメタノール方式の場合、水素源としてメタノー
ルを供給することも可能である。
【0029】なお、上記の負極(燃料電極)16及び正
極(酸素電極)17は、炭素質材料(カーボン)粉体又
は粒体1を主に電極材料とし、これを成形してなるもの
であるが、本実施の形態においては、図3の(B)に示
すように、この球状の炭素質材料(カーボン)粉体又は
粒体1の一部の表面を撥水性被膜18で被覆している。
【0030】なお、炭素質材料(カーボン)粉体又は粒
体の形状は、図3の(B)に示すような球形に限定され
ず、図3の(A)に示すような形状を含む様々な形状の
ものにも、撥水性被膜を設けることができる。
【0031】又、カーボン粉体又は粒体を被覆する撥水
性被膜の厚さについては、単分子層以上有すれば良いの
で、最低限数nmあればよいが、あまりに厚いと、カー
ボン粉体又は粒体の導電性が大きく損われるため、上限
は数百nmが好ましい。そして、例えば、撥水性被膜形
成カーボン粉体又は粒体の被膜の厚さは、10nm〜数
十nmの範囲にあればよい。
【0032】なお、撥水性被膜の施されたカーボン粉体
又は粒体の表面の少なくとも一部を、触媒物質(例えば
白金)等で被膜してもよい。
【0033】なお、このような撥水性被膜18で被覆さ
れた撥水性被膜形成カーボン粉体又は粒体(炭素質材料
粉体)26の周囲においては、電極内反応によって生じ
た生成水が撥水されて付着しないために、さらに、電極
内の生成水が撥水されて過剰に留まらずに電極外へ排出
され、酸素ガスが透過する隙間が確保される。それゆえ
に、ガス拡散性電極内(正極)における酸素ガスの供給
が妨げられない。その結果、十分な量の酸素ガスが供給
され続けるために、出力を比較的高く保持できる。
【0034】なお、炭素質材料(カーボン)粉体又は粒
体1の表面を撥水性被膜18で被覆するには、例えば、
撥水性樹脂を溶媒に分散し、この中に炭素質材料(カー
ボン)粉体又は粒体を浸した後、乾燥すればよい。
【0035】そして、上記の撥水性被膜18を構成する
撥水性の材料としては、フッ素を含む、例えば、ポリフ
ッ化ビニリデン(PVdF)やフッ素系ポリマー(C2
F6重合体等)、テフロン(登録商標)(デュポン社製
PTFE)等が好適に用いられる。又、被膜方法とし
て、ディッピング法、プラズマCVD法等を用いること
ができる。
【0036】次に、電極を構成する主材料として用いら
れる炭素質材料(カーボン)粉体又は粒体には、電子伝
導性を有することが必要であるため、黒鉛系の種々の炭
素質材料(カーボン)及びカーボンナノチューブ等が好
適に使用される。さらに、ガス拡散性の向上の観点から
みれば、黒鉛は針状であることが好ましい。
【0037】なお、上記のカーボンナノチューブは、真
空チャンバーと呼ばれる反応室内に、いずれもグラファ
イト等の炭素棒からなる陰極と陽極とを、間隙を介して
対向配置し、さらにヘリウム等の希ガスの雰囲気下で、
各電極に直流を通電することによってアーク放電させ、
反応室の内面に堆積する炭素質材料から精製して得られ
る。
【0038】そして、上記の方法で生成された炭素質材
料を電極材料として用いた場合、負極(燃料電極)或は
正極(酸素電極)を、図2の(B)に示すように、ガス
透過性集電体11上に直接形成することができる。ここ
で、形成方法としては、スピンコート法、スプレー法や
滴下法、バーコート法等を挙げることができる。
【0039】例えば、スピンコート法とは、上記の炭素
質材料(カーボン粉体又は粒体)を水、或は、エタノー
ル等の溶剤に分散し、これを、回転させた集電体上に直
接滴下する方法である。又、スプレー法の場合、上記の
炭素質材料(カーボン粉体又は粒体)を水、或は、エタ
ノール等の溶剤に分散し、これを、集電体上に直接吹き
付ける方法である。又、滴下法の場合、やはり、上記の
炭素質材料(カーボン粉体又は粒体を水、或は、エタノ
ール等の溶剤に分散し、これを、集電体上に直接滴下す
る方法である。これ等の上記形成方法によって、集電体
上に、上記の炭素質材料(カーボン粉体又は粒体)が堆
積した状態となる。
【0040】このとき、上記のカーボンナノチューブ
は、直径1nm程度、長さ1〜10μm程度の細長い繊
維状の形状を呈し、又、針状黒鉛も、直径0.1〜0.
5μm程度、長さ1〜50μm程度の針状の形状を呈す
る為、互いに絡み合って、特段の結合剤が無くとも良好
な層状体を構成する。勿論、必要に応じて、結合剤(バ
インダー)を併用することも可能であることは言うまで
もない。そして、上記バインダーには、撥水性のない樹
脂系のものを使用するのが望ましい。
【0041】そして、図2の(B)に示すように、こう
して得られたものの上に、炭素質材料(カーボン粉体又
は粒体)に、所定の割合で混合させた撥水性被膜形成カ
ーボン粉体又は粒体と、白金等の触媒金属の粉体との混
合物の層をガス拡散性電極(触媒層)10として形成さ
せる。
【0042】なお、この際に、図2の(A)に示すよう
に、ガス透過性集電体(カーボンシート)11の上にガ
ス拡散性電極(触媒層)10を直接設けてもよいし、下
地層を介して設けてもよい。
【0043】さて、ガス拡散性電極(触媒層)10に触
媒物質(白金等)を含有させる方法としては、上記のよ
うに、触媒物質をカーボン粉体又は粒体等と共に混合さ
せる方法の他に、スパッタ法等を用いて、導電性カーボ
ン粉体又は粒体の表面に触媒物質を付着させたり、ガス
拡散性電極の面に触媒物質を成膜して形成することもで
きる。
【0044】例えば、5inch径の白金(Pt)ター
ゲットを用いて、DC1A、420Vを印加する。そし
て、基板を回転させながら、スパッタを8分8秒行なう
ことによって、1000Åの触媒物質(白金等)の成膜
ができる。
【0045】なお、上記のガス拡散性電極に用いる、撥
水性被膜形成カーボン粉体又は粒体は、水をはじくとい
う性質があるため、このカーボン粉体又は粒体の周囲に
は水が付着しない。
【0046】又、この撥水性被膜形成カーボン粉体又は
粒体は、同種の粉体又は粒体が凝集しやすい性質を有す
るため、図1に示すように、ガス拡散性電極(触媒層)
10の中では、撥水性被膜形成カーボン粉体又は粒体2
6は、連なったチェーン構造を形成する。従って、上記
撥水性被膜形成カーボン粉体又は粒体26の形成するチ
ェーン構造は、生成水(H2O)の浸入防止用の壁を形
成して生成水を効果的に排出する通路を形成することに
なり、それゆえ、O2ガス等が透過する気孔(隙間)が
確保され、ガスの拡散が十分に行なわれる。
【0047】なお、上記のガス拡散性電極(触媒層)1
0には、撥水性被膜形成カーボン粉体又は粒体が、1〜
80重量%、好ましくは20〜70重量%含有されるの
が、活発な電池反応のためには良いと考えられる。
【0048】なぜなら、撥水性被膜形成カーボン粉体又
は粒体の重量%が少なすぎると、ガス拡散性電極(触媒
層)10内で、電池反応によって生じた生成水が、撥水
されずにカーボン粉体又は粒体の周囲に大量に付着して
電極内に留まり、ガスを通すはずの隙間を埋めて減少さ
せてしまうことにより、ガスの透過を妨げてしまい、電
池反応をも弱めてしまう。
【0049】又、ガス拡散性電極(触媒層)10内の撥
水性被膜形成カーボン粉体又は粒体の重量%が多すぎる
と、カーボン粉体又は粒体相互の接触性が低くなり、或
いはその分布が不均一となり易く、電子の導電性が不十
分となり、電池反応を弱めてしまうことがある。
【0050】なお、上記のガス拡散性電極によって形成
される負極(燃料電池)や正極(酸素電極)等において
は、ガス拡散性電極を、スピンコート法等によりガス拡
散性集電体(カーボンシート)上に直接形成するゆえ
に、これを自立膜として別個に形成する必要がないた
め、作業中における破損等に対して求められる機械的強
度が要求されることはなく、従って、その厚さは、10
μm以下、例えば、2〜4μm程度と、極めて薄く設定
することができる。但し、自立膜として作製してもよい
ことは勿論である。
【0051】次に、本実施の形態における、燃料電池に
使用するプロトン伝導体の素材としては、例えば、パー
フルオロスルホン酸樹脂(例えば、デュポン社製、商品
名Nafion(R)等)のようなプロトン(水素イオン)伝導
性の高分子材料、又は、H3Mo12PO40・29H2Oや
Sb2O5・5.4H2O等、多くの水和性を持つポリモ
リブデン酸類や酸化物等、又は、フラーレンをはじめと
する各種炭素質材料に、プロトン解離性の基を導入した
もの、又は、酸化ケイ素及びブレーンステッド酸を主体
とする化合物と、スルホン基を側鎖に持つ重合体との混
合物等が好適に使用されるが、これらの材料に、特に限
定されるものではない。
【0052】なお、上述の、パーフルオロスルホン酸樹
脂や、ポリモリブデン酸類や酸化物等の高分子材料や水
和化合物は、湿潤状態に置かれると、常温付近で、高い
プロトン伝導性を示す。
【0053】即ち、パーフルオロスルホン酸樹脂を例に
とると、そのスルホン酸基より電離したプロトンは、高
分子マトリックス中に大量に取込まれている水分と結合
(水素結合)してプロトン化した水、つまり、オキソニ
ウムイオン(H3O+)を生成し、このオキソニウムイオ
ンの形態をとって、プロトンが高分子マトリックス内を
スムーズに移動することができるので、この種のマトリ
ックス材料は、常温下でもかなり高いプロトン伝導効果
を発揮できる。
【0054】或いは、これらの材料とは伝導機構の全く
異なるプロトン伝導体も使用可能である。
【0055】即ち、Yb(イッテルビウム)をドープし
たSrCeO3等のペロブスカイト構造を有する複合金
属酸化物等である。なお、この種のペロブスカイト構造
を有する複合金属酸化物は、水分を移動媒体としなくと
も、プロトン伝導性を有することが見出されている。そ
して、この複合金属酸化物においては、プロトンは、ペ
ロブスカイト構造の骨格を形成している酸素イオン間
を、単独でチャネリングして伝導されると考えられてい
る。
【0056】又、上述、フラーレンを初めとする各種炭
素質材料にプロトン解離性の基を導入したものの中で、
プロトン解離性の基とは、−OH、−OSO3H、−S
O3H、−COOH、−OPO(OH)2等のように、電
離によりプロトンを離し得る官能基を意味し、又「プロ
トン(H+)の解離とは、電離によりプロトンが官能基
から離れることを意味する。そして、このプロトン伝導
体においては、プロトン解離性の基を介してプロトンが
移動し、イオン伝導性が発現される。
【0057】又、特に、上記の炭素質材料の母体となる
炭素質材料には、炭素を主成分とするものであれば、任
意の材料を使用することができるが、プロトン解離性の
基を導入した後に、イオン伝導性が電子伝導性よりも大
であることが必要である。
【0058】具体的には、炭素原子の集合体である炭素
クラスターや、チューブ状炭素質(いわゆるカーボンナ
ノチューブ)を含む炭素質材料等を挙げることができ
る。
【0059】なお、上記炭素クラスターには、種々のも
のがあり、フラーレンや、フラーレン構造の少なくとも
一部の開放端を持つもの、ダイヤモンド構造を持つもの
等が好適である。
【0060】以下、この炭素クラスターについて、更に
詳細に説明する。
【0061】さて、上記の炭素クラスターは、通常は、
数個から数百個の原子が結合、又は凝集して形成されて
いる集合体のことであり、この原子が炭素である場合、
この凝集(集合)体によって、プロトン伝導性が向上す
ると同時に、化学的性質を保持して膜強度が十分とな
り、層を形成し易い。
【0062】又、炭素を主成分とするクラスターとは、
炭素原子が、炭素ー炭素間の結合の種類は問わず、数個
から数百個結合して形成されている集合体のことであ
る。ただし、必ずしも、100%炭素のみで形成されて
いるとは限らず、他原子に混在もあり得る。このような
場合も含めて、炭素原子が多数を占める集合体を、炭素
クラスターとよぶこととする。
【0063】なお、上記プロトン解離性の基を有する炭
素質材料を主成分として含有するプロトン伝導体は、乾
燥状態でも、プロトンが前記プロトン解離性の基から解
離し易く、しかも、このプロトンは、常温を含む広い温
度域(少なくとも約160℃〜−40℃の範囲)にわた
って高伝導性を発揮することが可能である。
【0064】なお、上述のように、このプロトン伝導体
は、乾燥状態でも十分なプロトン伝導性を示すが、水分
が存在していても差支えない(なお、この水分は外部か
ら浸入したものでもよい)。
【0065】なお、上記の実施の形態においては、ガス
拡散性電極内のカーボン粉体又は粒体、撥水性被膜形成
カーボン粉体又は粒体、触媒物質等の混合率、混合方法
等は、所定の効果が有るならば、自由に変えて良い。
【0066】又、撥水性物質の種類、カーボン粉体又は
粒体への付着方法、付着の厚さ等は、所定の効果が有る
ならば、自由に変えて良い。
【0067】又、上記導電体粉体又は粒体は、カーボン
に限ることはなく、導電性を有し、かつ所定の効果が得
られるのならば、他の物質でもかまわない。
【0068】さて、本実施の形態のガス拡散性電極は、
触媒金属を含む層を有し、前記触媒金属を含む層は、撥
水性被膜形成カーボン粉体又は粒体を含むことを特徴と
するものである。
【0069】又、本実施の形態のガス拡散性電極は、触
媒金属を含む層を形成する際に、撥水性被膜形成カーボ
ン粉体又は粒体を混合させて形成することを特徴とする
ものである。
【0070】さらに、本実施の形態の燃料電池は、燃料
電極と酸素電極とを備え、これの燃料電極と酸素電極と
が、プロトン伝導体膜を介して互いに対向配置されてな
る燃料電池において、上記酸素電極は、触媒金属を含む
層を有し、前記触媒金属を含む層は、撥水性被膜形成カ
ーボン粉体又は粒体を含むことを特徴とするものであ
る。
【0071】又、本実施の形態のガス拡散性電極によれ
ば、触媒金属を含む層を形成する際に、撥水性被膜形成
カーボン粉体又は粒体を混合させた形成するため、電極
反応により水が生成されても、十分なガス透過能が確保
できる、ガス拡散性電極を簡易に製造することができ
る。
【0072】又、本実施の形態のガス拡散性電極によれ
ば、触媒金属を含む層が、撥水性被膜形成カーボン粉体
又は粒体を含むため、この撥水性被膜形成カーボン粉体
又は粒体の周辺には生成水が付着せず、十分なガス透過
能が確保される。
【0073】さらに、本実施の形態の燃料電池によれ
ば、酸素電極の触媒金属を含む層は、撥水性被膜形成カ
ーボン粉体又は粒体を含むため、電極反応によって水が
生成しても、前記撥水性被膜形成カーボン粉体又は粒体
の周囲には生成水が付着せず、十分なガス透過能が確保
されるため、長期にわたって出力が低下しない燃料電池
を得ることができる。
【0074】即ち、上記の本実施の形態にいては、触媒
物質と、導電性粉体又は粒体とからなるガス拡散性電極
体において、撥水性被膜を有する第2の導電性粉体又は
粒体が更に混合されているので、この第2の導電性粉体
又は粒体の撥水性被膜によってガス拡散性電極体に生じ
る生成水が効果的に撥水され、導電性粉体又は粒体に付
着せずに排出されることになり、このために、生成水に
よってガスの透過が妨げられることなく、ガス拡散性電
極体内への十分なガス透過能が確保できる。
【0075】更に、上記のガス拡散性電極体は、撥水性
被膜を有する第2の導電性粉体又は粒体を、その他の材
料と混合することによって形成できるので、複雑な製造
工程を必要とせずに、比較的簡易に製造できる。
【0076】次に、図5は、本実施の形態における、別
の形態の導電性カーボン粉体又は粒体を示す断面図であ
る。
【0077】即ち、図5(A)に示すように、本実施の
形態においては、物理的成膜法を用いるので、得られる
導電性カーボン粉体又は粒体は、白金(触媒)2が導電
性カーボン粉体又は粒体1の表面に膜状に付着してい
る。従って、この形態によると、より少ない量で良好な
触媒作用を得ることができ、又、触媒とガスとの接触面
積が十分に確保されるので、反応に寄与する触媒の比表
面積が大きくなり、触媒能も向上する。
【0078】又、本実施の形態においては、図5(B)
に示すように、上記白金(触媒)2が上記導電性カーボ
ン粉体又は粒体1の表面に不均一に膜状に付着していて
もよく、この場合でも、図5(A)の構造を有する上記
導電性カーボン粉体又は粒体と同様にして、より少ない
触媒量で良好な触媒作用を得ることができ、又、上記触
媒とガスとの接触面積が十分に確保することができ、反
応に寄与する触媒の比表面積が大きくなり、触媒能の向
上を図ることができる。
【0079】又、上記導電性カーボン粉体又は粒体の表
面に、物理的成膜法により上記白金(触媒)2を膜状に
付着させて導電性カーボン粉体又は粒体を得るのに代え
て、図5(C)に示すように、上記導電性カーボン粉体
又は粒体1の表面に、イオン伝導体3を付着させ、更
に、このイオン伝導体3の表面に、物理的成膜法によ
り、上記白金(触媒)2を膜状に付着させることも可能
である。
【0080】この場合、物理的成膜法によって白金(触
媒)2を付着させるので、従来のように触媒の結晶性を
良好にするための熱処理を行う必要がなくなり、上記イ
オン伝導体の性能を損なうことなく、触媒を付着させる
ことができる。
【0081】なお、図5に示す(A)、(B)及び
(C)のいずれの上記導電性カーボン粉体又は粒体にせ
よ、本実施の形態においては、上記導電性カーボン粉体
又は粒体に対して、上記触媒を10〜1000重量%の
割合で付着させることが好ましく、更に、上記触媒とし
て、電子伝導性を有する金属を用いることが好ましく、
例示するならば、白金、ルテニウム、バナジウム、タン
グステン等、或いはこれらの混合物を挙げることができ
る。又、上記導電性カーボン粉体又は粒体1には、耐酸
性、導電性及び低コスト性を有する材料ならば特に限定
するべきものではないが、例示するならば、カーボン粉
体、ITO(Indium tin oxide)等が挙げられ、特に、上
記カーボン粉体を用いることが好ましい。なお、このカ
ーボン粉体の平均粒子径は約1μm以下が好ましく、よ
り好ましくは0.005〜0.1μmである。
【0082】又、物理的成膜法が、スパッタ法、パルス
レーザーデポジション(PLD)法又は真空蒸着法等で
あることが望ましい。
【0083】又、物理的成膜法としての上記スパッタ法
は、容易に生産することが可能で、生産性が高く、又、
成膜性も良好である。又、物理的成膜法としての上記パ
ルスレーザーデポジション法は、成膜における制御が容
易で、成膜性も良好である。
【0084】ここで、特表平11−510311におい
て、カーボンシート上に貴金属をスパッタ成膜する例が
記載されているが、本実施の形態においては、導電性を
有するカーボン粉体又は粒体の表面に上記白金(触媒)
を膜状に付着させるので、上記特表平11−51031
1に比べ、反応に寄与する上記白金(触媒)の比表面積
をより大きくすることができ、触媒能の向上を図ること
ができる。
【0085】さらに、本実施の形態においては、物理的
成膜法により上記導電性カーボン粉体又は粒体の表面
に、白金(触媒)を膜状に付着させる際に、上記導電性
カーボン粉体又は粒体を振動させることが好ましく、こ
れによって、より十分な触媒量を付着することができ、
良好な均一性を得ることができる。なお、この振動を発
生させる機構については、特に限定しないが、例えば、
超音波を印加して上記振動を発生させながら、物理的成
膜法により上記導電性カーボン粉体又は粒体の表面に、
白金(触媒)を膜状に付着させることが好ましい。
【0086】又、本実施の形態によれば、上記導電性カ
ーボン粉体又は粒体の表面に、上記白金(触媒)を膜状
に付着させて得られる上記導電性カーボン粉体又は粒体
を、例えば、樹脂により結着することができ、更に上記
導電性カーボン粉体又は粒体を多孔性のガス透過性集電
体(例えばカーボンシート)上に保持させることが好ま
しい。
【0087】又、本実施の形態における上記ガス拡散性
電極は、上述したように、実質的に、上記導電性カーボ
ン粉体又は粒体の表面に上記触媒が膜状に付着している
上記導電性カーボン粉体又は粒体のみからなるか、或い
は上記導電性カーボン粉体又は粒体の他に、この粒子を
結着するための樹脂等の他成分を含有していてもよく、
後者の場合、上記他成分としては、造孔剤(例えばCa
CO3)及びイオン伝導体等が挙げられる。更に、上記
導電性カーボン粉体又は粒体を多孔性のガス透過性集電
体(例えばカーボンシート)上に保持させることが好ま
しい。
【0088】又、本実施の形態において、上記ガス拡散
性電極中に、或いは上記電気化学デバイスを構成する第
1極と、第2極との両極間に挟持されたイオン伝導部
に、使用可能な上記イオン伝導体としては、一般的なナ
フィオン(デュポン社製のパーフルオロスルホン酸樹
脂)のほかにも、フラレノール(ポリ水酸化フラーレ
ン)等のフラーレン誘導体が挙げられる。
【0089】特に、図6に示す如く、フラーレン分子に
複数の水酸基を付加した構造を持つフラレノール(Fulle
renol)は、1992年にChiangらによって最初に合成例
が報告された(Chiang,L.Y.;Swirczewski,J.W.;Hsu,C.
S.;Chowdhury,S.K.;Cameron,S.;Creegan,K.,J.Chem.So
c,Chem.Commun.1992,1791)。
【0090】本出願人は、そうしたフラレノールを図7
(A)に概略図示するように凝集体とし、近接し合った
フラレノール分子(図中、○はフラーレン分子を示
す。)の水酸基同士に相互作用が生じるようにしたとこ
ろ、この凝集体はマクロな集合体として高いプロトン伝
導特性(換言すれば、フラレノール分子のフェノール性
水酸基からのH+の解離性)を発揮することを初めて知
見することができた。
【0091】本実施の形態においては、上記フラレノー
ル以外に、例えば、複数の−OSO 3H基をもつフラー
レンの凝集体をイオン伝導体として用いることもでき
る。OH基がOSO3H基と置き換わった図7(B)に
示すようなポリ水酸化フラーレン、即ち、硫酸水素エス
テル化フラレノールは、やはりChiangらによって199
4年に報告されている(Chiang.L.Y.;Wang, L.Y.;Swircz
ewski,J.W.; Soled,S.;Cameron,S.,J.Org.Chem.1994,5
9,3960)。そして、硫酸水素エステル化されたフラーレ
ンには、ひとつの分子内にOSO3H基のみを含むもの
もあるし、或いは、この基と水酸基とをそれぞれ複数、
持たせることも可能である。
【0092】上述したフラレノール及び硫酸水素エステ
ル化フラレノールを、多数凝集させた時、それが、バル
クとして示すプロトン伝導性は、分子内に元々含まれる
大量の水酸基やOSO3H基に由来するプロトンが移動
に直接関わるため、雰囲気から水蒸気分子などを起源と
する水素、プロトンを取り込む必要はなく、又、外部か
らの水分の補給、とりわけ、外気より水分等を吸収する
必要もなく、雰囲気に対する制約はない。従って、乾燥
雰囲気下においても、継続的に使用することができる。
【0093】又、これらの分子の基体となっているフラ
ーレンは、特に求電子性の性質を持ち、このことが酸性
度の高いOSO3H基のみならず、水酸基等においても
水素イオンの電離の促進に大きく寄与していると考えら
れ、優れたプロトン伝導性を示す。又、一つのフラーレ
ン分子中に、かなり多くの水酸基及びOSO3H基等を
導入することができるため、伝導に関与するプロトン
の、伝導体の単位体積あたりの数密度が非常に多くなる
ので、実効的な伝導率を発現する。
【0094】上記フラレノール及び硫酸水素エステル化
フラレノールは、その殆どが、フラーレンの炭素原子で
構成されているため、重量が軽く、変質もし難く、又、
汚染物質も含まれていない。さらに、フラーレンの製造
コストも急激に低下しつつある。それゆえに、資源的、
環境的、経済的にみて、フラーレンは他のどの材料にも
まして、理想に近い炭素質系材料であると考えられる。
【0095】さらに、フラーレン分子に、例えば上記−
OH、−OSO3H以外に−COOH、−SO3H、−O
PO(OH)2のいずれかを有するものでも使用可能で
ある。
【0096】又、本実施の形態に使用可能な上記フラレ
ノール等を合成するには、フラーレン分子の粉末に対
し、例えば、酸処理や加水分解等の公知の処理を適宜組
み合わせて施すことにより、フラーレン分子の構成炭素
原子に所望の基を導入することができる。
【0097】ここで、上記イオン伝導部を構成するイオ
ン伝導体として、上記フラーレン誘導体を用いた場合、
このイオン伝導体が実質的にフラーレン誘導体のみから
なるか、或いは結合剤によって結着されていることが好
ましい。
【0098】又、本実施の形態のガス拡散性電極におい
ては、各種の電気化学デバイスに好適に使用できる。す
なわち、第1極と、第2極と、これらの両極間に挟持さ
れたイオン伝導体とからなる基本的構造体において、上
記第1極及び上記第2極のうち少なくとも上記第1極
に、上記本実施の形態のガス拡散性電極を適用すること
ができる。
【0099】更に、具体的にいうと、第1極及び第2極
の少なくとも一方が、ガス電極である電気化学デバイス
などに対し、本実施の形態のガス拡散性電極を好ましく
適用することが可能である。
【0100】次に、図4に示すように、本実施の形態の
ガス拡散性電極を用いた具体例の燃料電池を簡潔に示
す。
【0101】この燃料電池は、ガス拡散性電極10をそ
れぞれ有する、互いに対向する負極(燃料電極又は水素
電極)16及び正極(酸素電極)17を有し、これらの
両電極間に、イオン伝導部(プロトン伝導体部)5が挟
持されている。これら負極16、正極17からは、それ
ぞれ端子15、14が引き出されており、外部回路(負
荷4)と接続するような構造とされている。
【0102】なお、この燃料電池では、使用時には、負
極16側では導入口(図示せず)から水素が供給され、
排出口(図示せず、なお、これは設けないこともある)
から排出される。
【0103】そして、燃料ガス(H2)がH2流路12
を通過する間に、水素が負極へ拡散してここでプロトン
(H+)を発生し、このプロトン(H+)は、イオン伝導
部(プロトン伝導体部)5で発生したプロトンと共に正
極17側へ移動し、そこで、導入口(図示せず)からO
2流路13に供給された排気口(図示せず)へ向かう酸
素(空気)と反応し、これにより、所望の起電力が取り
出される。
【0104】なお、以上の構成には示されていないが、
水素の供給源には、水素吸蔵合金や水素吸蔵炭素質材料
が収納されている。なお、予め、この水素吸蔵用炭素質
材料に水素を吸蔵させておき、水素供給源に収納しても
よい。
【0105】以下、本実施の形態のガス拡散性電極及び
実質的に上記フラーレン誘導体のみからなるイオン伝導
体を燃料電池に適用した例について図4を参照しつつ説
明する。
【0106】ここで、図4中の触媒層10は、上記導電
性カーボン粉体又は粒体、そして、この表面に上記撥水
性被膜(例えばフッ素系)が膜状に付着している導電性
カーボン粉体又は粒体、場合によっては、イオン伝導体
としてのフラーレン誘導体、造孔剤(CaCO3)との
混合物からなる混合層であり、本実施の形態のガス拡散
性電極は、上記触媒層10と、多孔性のガス透過性集電
体としての例えばカーボンシート11とからなる多孔性
のガス拡散性電極体である。又、本実施の形態のガス拡
散性電極体を用いた第1極(例えば酸素極)と、第2極
(例えば水素極)との間には、フラーレン誘導体を加圧成
形してなる(或いはナフィオンからなる)膜状のイオン
伝導部5が挟着されている。
【0107】そして、この燃料電池は、図4に示すよう
に、互いに対向する、端子14及び15付きの本実施の
形態のガス拡散性電極を用いた負極(燃料電極又は水素
電極)16及び正極(酸素電極)17を有し、これらの
両電極間に上記フラーレン誘導体等からなるイオン伝導
部(プロトン伝導体膜)5が挟着されている。但し、本実
施の形態のガス拡散性電極は必ずしも負極に用いる必要
はない。そして、使用時には、負極16側ではH2流路
12中に水素が通され、燃料(H2)が流路12を通過
する間に水素イオンを発生し、この水素イオンは負極1
6で発生した水素イオン及びイオン伝導部(イオン交換
膜)5で発生した水素イオンと共に正極17側へ移動
し、そこでO2流路を通る酸素(又は空気)と反応し、
これにより所望の起電力が取り出される。
【0108】なお、かかる燃料電池は、上記本実施の形
態のガス拡散性電極が上記第1極及び/又は第2極を構
成しているので、良好な触媒作用を有しており、また上
記触媒とガス(H2など)との接触面積が十分に確保さ
れるので、反応に寄与する上記触媒の比表面積が大きく
なり、触媒能も向上して、良好な出力特性が得られる。
【0109】また、負極16中で水素イオンが解離し、
またイオン伝導部5で水素イオンが解離しつつ、これら
の水素イオンが正極17側へ移動するので、乾燥状態で
も水素イオンの伝導率が高いという特徴がある。従っ
て、加湿装置等は不必要となるので、システムの簡略
化、軽量化を図ることができ、更に電流密度及び出力特
性等、電極としての機能の向上を図ることができる。
【0110】なお、上記フラーレン誘導体を加圧成形し
て得られる膜状の上記フラーレン誘導体のみからなる
(上記第1極と、第2極とに挟持された)イオン伝導部
に代わり、結合剤によって結着されているフラーレン誘
導体をイオン伝導部5に用いてもよい。この場合、結合
剤によって結着されることによって、強度の十分なイオ
ン伝導部を形成できる。
【0111】ここで、上記結合剤として使用可能な高分
子材料としては、公知の成膜性を有するポリマーの1種
又は2種以上が用いられ、そのイオン伝導部中の配合量
は、通常、40重量%以下に抑えるのがよい。40重量
%を超えると、水素イオンの伝導性を低下させる恐れが
あるからである。
【0112】このような構成のイオン伝導部も、上記フ
ラーレン誘導体をイオン伝導体として含有するので、上
記した実質的にフラーレン誘導体のみからなるイオン伝
導体と同様の水素イオン伝導性を発揮することができ
る。
【0113】しかも、フラーレン誘導体単独の場合と違
って高分子材料に由来する成膜性が付与されており、フ
ラーレン誘導体の粉末圧縮成形品に比べ、強度が大き
く、かつガス透過防止能を有する柔軟なイオン伝導性薄
膜(厚みは通常300μm以下)として用いることがで
きる。
【0114】なお、上記高分子材料としては、水素イオ
ンの伝導性をできるだけ阻害(フラーレン誘導体との反
応による)せず、成膜性を有するものなら、特に限定は
しない。通常は電子伝導性をもたず、良好な安定性を有
するものが用いられ、その具体例を挙げると、ポリフル
オロエチレン、ポリビニルアルコール等があり、これら
は次に述べる理由からも、好ましい高分子材料である。
【0115】まず、ポリテトラフルオロエチレンが好ま
しいのは、他の高分子材料に比べ、少量の配合量で強度
のより大きな薄膜を容易に成膜できるからである。この
場合の配合量は、3重量%以下、好ましくは0.5〜1.
5重量%と少量ですみ、薄膜の厚みは通常、100μm
から1μmまでと薄くできる。
【0116】又、ポリビニルアルコールが好ましいの
は、より優れたガス透過防止能を有するイオン伝導性薄
膜が得られるからである。この場合の配合量は5〜40
重量%の範囲とするのがよい。
【0117】なお、ポリフルオロエチレンにせよ、ポリ
ビニルアルコールにせよ、それらの配合量が上述したそ
れぞれの範囲の下限値を下回ると、成膜に悪影響を及ぼ
すことがある。
【0118】本実施の形態の各フラーレン誘導体が結合
剤によって結着されてなるイオン伝導部の薄膜を得るに
は、加圧成形や押出し成形を始め、公知の成膜法を用い
ればよい。
【0119】また、本実施の形態の電気化学デバイスに
おいて、本実施の形態のガス拡散性電極に挟着されるイ
オン伝導体は、特に限定されるべきものではなく、イオ
ン(水素イオン)伝導性を有するものならばいずれのも
のも使用可能であり、例示するならば、水酸化フラーレ
ン、硫酸水素エステル化フラレノール及びナフィオン等
が挙げられる。また、上記結合剤をガス拡散性電極の撥
水性樹脂として使用可能である。
【0120】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明を具体的に説
明する。実施例1 本実施例においては、撥水性被膜形成カーボン粉体又は
粒体を50重量パーセント混合させたガス拡散性電極
(触媒層)を形成し、これを酸素電極として用いる一
方、撥水性被膜を有しないカーボン粉体又は粒体を用い
る以外は酸素極と同様に構成した燃料電極を有する燃料
電池の連続運転時における出力特性を測定した。
【0121】酸素電極を形成するには、撥水性被膜形成
カーボン粉体又は粒状(粒径30〜40nm)0.3g
及び通常のカーボン粉体又は粒体(粒径30〜40n
m)0.3g、白金微粒子0.07gを、溶媒NMP
(N−メチルピロリドン)40g中に分散させた塗料
を、スピンコート法によって、初めは、500rpmで
5秒間滴下し、その後、1000rpmで30秒間滴下
することによって層を形成し、更に、120℃で加熱乾
燥して形成した。なお、上記触媒層の厚さは500nm
とした。
【0122】又、撥水性被膜形成カーボン粉体又は粒体
の撥水性被膜の厚さは、10nm〜数十nmの範囲に収
まるものとし、撥水性被膜形成カーボン粉体又は粒体と
被膜なしのカーボン粉体又は粒体との配合比は重量比で
1:1とした。又、触媒(白金等)の混合量は、ガス透
過性集電体(カーボンシート)を除くガス拡散性電極の
10重量パーセントとした。さらに、撥水性被膜を形成
するには、例えばテフロン溶液にカーボン粉体等を浸し
た後に乾燥した。このテフロンが被膜された撥水性被膜
形成カーボン粉体又は粒体の総量に対して、撥水性テフ
ロンの割合を30重量パーセントとした。そして、この
撥水処理されたカーボン粉体又は粒体と、撥水処理され
ていないカーボン粉体又は粒体とを混合した。燃料電極
は、撥水性処理していないカーボン粉体又は粒体を用い
ること以外は酸素電極と同様に作製した。
【0123】そして、上記の工程によって得られたガス
拡散性電極を、ナフィオンからなるイオン交換膜(プロ
トン伝導部)(以下、同様)と集電電極との間に設置
し、燃料電池セルとして水素ガス、酸素ガスを導入する
ことにより、燃料電池の出力を測定した。即ち、この測
定は、燃料電極に水素ガスを、酸素電極に空気を、それ
ぞれ流通させる条件下で行った。そして、出力について
は、時間に対する電圧の変化を観測した。
【0124】比較例1 次に、撥水性被膜形成カーボン粉体又は粒体を混合させ
ない触媒層からなる酸素電極を用いた以外は実施例1と
同様に燃料電池を作製し、実施例1と同様に出力特性の
測定を行った。
【0125】次に、上記の実施例1及び比較例1の出力
特性の結果を図8に示す。
【0126】これによれば、実施例1の燃料電池におい
ては、0.6Vの初期電圧が、60分後には0.55V
になったが、比較的安定した出力電圧を維持した。即
ち、時間の経過に伴う出力電圧の低下は小さかった。
【0127】しかし、比較例1では、0.6Vの初期出
力電圧が、60分後には、0.4Vになってしまい、実
施例1の結果よりも出力電圧の低下が大きくなった。
【0128】この結果から、本発明に基づいて撥水性被
膜形成カーボン粉体又は粒体と通常のカーボン粉体又は
粒体とを混合してなるガス拡散性電極を用いた場合、通
常のカーボン粉体又は粒体からなる従来のガス拡散性電
極を用いる場合と比べて、長時間にわたって出力電圧が
高く保持できることがわかった。
【0129】なお、実施例1において、触媒層を下地層
上に形成した。この下地層は、導電性カーボン粉体又は
粒体1.5g、バインダー(ポリフッ化ビニリデン)
0.4gを溶媒NMP(N−メチルピロリドン)36g
中に分散させた塗料を、ドクターブレード法によって、
ガス透過性集電体(カーボンシート)上に塗布し、その
後、120℃で加熱乾燥して形成した。なお、上記下地
層の厚さは10μmとした。この下地層上に触媒層を実
施例1と同様に形成し、他は同様にして燃料電池を作製
したところ、実施例1と同様の出力特性が得られた。
【0130】以上、本発明の実施の形態及び実施例を説
明したが、これらは、本発明の技術的思想に基いて更に
変形が可能である。
【0131】例えば、上記の電気化学デバイスは、H2
等の分解のみならず、分解や合成の製造過程を逆にする
ことによって、例えば、H2やH2O2の製造に適応させ
ることができる。
【0132】
【発明の作用効果】本発明によれば、触媒物質と、導電
性粉体又は粒体とからなるガス拡散性電極体において、
撥水性被膜を有する第2の導電性粉体又は粒体が更に混
合されているので、この第2の導電性粉体又は粒体の撥
水性被膜によって、ガス拡散性電極体に生じる生成水が
効果的に撥水され、導電性粉体又は粒体に付着せずに排
出されることになり、このために、生成水によってガス
の透過が妨げられることなくガス拡散性電極体内への十
分ガス透過能が確保できる。
【0133】更に、上記のガス拡散性電極体は、撥水性
被膜を有する第2の導電性粉体又は粒体を、その他の材
料とを分散媒中で混合し、この混合物を乾燥することに
よって形成できるので、複雑な製造工程を必要とせず
に、比較的簡易に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における燃料電池の部分詳
細断面図である。
【図2】同、ガス拡散性電極の製造過程の一部を示す断
面図である。
【図3】同、導電性カーボン粉体又は粒体の一例を示す
断面図である。
【図4】同、燃料電池の概略構成図である。
【図5】同、導電性カーボン粉体又は粒体の別の一例を
示す断面図である。
【図6】同、使用可能なフラーレン誘導体の一例である
ポリ水酸化フラーレンの構造図である。
【図7】同、フラーレン誘導体の例を示す模式図であ
る。
【図8】同、燃料電池の出力特性を示す図である。
【符号の説明】
1…カーボン粉体又は粒体(炭素質材料粉体)、2…白
金、3…イオン伝導体、4…負荷、5…イオン伝導部
(プロトン伝導体膜)、6…白金粉体、7…燃料側、8…
空気側、9…グラファイト、10…ガス拡散性電極(触
媒層)、11…ガス透過性集電体(カーボンシート)、
12…H2流路、13…O2流路、14、15…端子、1
6…負極、17…正極、18…撥水性被膜、26…撥水
性被膜形成カーボン粉体又は粒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今里 峰久 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 山浦 潔 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 白井 克弥 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 久山 純司 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 4K011 AA12 AA31 5H018 AA06 AS02 AS03 BB00 BB06 BB12 CC06 DD08 EE03 EE05 EE19 HH05 5H026 AA06 BB03 BB08 CC03 CX04 EE02 EE05 EE19 HH05

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 触媒物質と、第1の導電性粉体又は粒体
    とからなり、撥水性被膜を有する第2の導電性粉体又は
    粒体が更に混合されてなるガス拡散性電極体。
  2. 【請求項2】 前記撥水性被膜を有する前記第2の導電
    性粉体又は粒体が凝集してチェーン構造を構成する、請
    求項1に記載のガス拡散性電極体。
  3. 【請求項3】 前記撥水性被膜を有する前記第2の導電
    性粉体又は粒体が1〜80重量%混合されている、請求
    項1に記載のガス拡散性電極体。
  4. 【請求項4】 前記撥水性被膜がフッ素系樹脂からな
    り、前記第1及び/又は第2の導電性粉体又は粒体がカ
    ーボン粒子である、請求項1に記載のガス拡散性電極
    体。
  5. 【請求項5】 前記触媒物質が粉体又は粒体として、或
    いは前記第1の導電性粉体又は粒体を被覆した状態で混
    合されている、請求項1に記載のガス拡散性電極体。
  6. 【請求項6】 触媒物質と、第1の導電性粉体又は粒体
    と、撥水性被膜を有する第2の導電性粉体又は粒体とを
    分散媒中で混合し、この混合物を乾燥するガス拡散性電
    極体の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記撥水性被膜を有する前記第2の導電
    性粉体又は粒体を凝集させて前記チェーン構造を構成す
    る、請求項6に記載のガス拡散性電極体の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記撥水性被膜を有する前記第2の導電
    性粉体又は粒体を1〜80重量%混合する、請求項6に
    記載のガス拡散性電極体の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記撥水性被膜をフッ素系樹脂とし、前
    記第1及び/又は第2の導電性粉体又は粒体をカーボン
    粒子とする、請求項6に記載のガス拡散性電極体の製造
    方法。
  10. 【請求項10】 前記触媒物質を粉体又は粒体として、
    或いは前記第2の導電性粉体又は粒体を被覆した状態で
    混合する、請求項6に記載のガス拡散性電極体の製造方
    法。
  11. 【請求項11】 第一極と、第二極と、これらの両極間
    に挟持されたイオン伝導体とからなり、触媒物質と、第
    1の導電性粉体又は粒体とからなり、撥水性被膜を有す
    る第2の導電性粉体又は粒体が更に混合されてなるガス
    拡散性電極体が、前記第一極及び第二極のうち少なくと
    も前記第一極を構成している電気化学デバイス。
  12. 【請求項12】 前記撥水性被膜を有する前記第2の導
    電性粉体又は粒体が凝集してチェーン構造を構成する、
    請求項11に記載の電気化学デバイス。
  13. 【請求項13】 前記撥水性被膜を有する前記第2の導
    電性粉体又は粒体が1〜80重量%混合されている、請
    求項11に記載の電気化学デバイス。
  14. 【請求項14】 前記撥水性被膜がフッ素系樹脂からな
    り、前記第1及び/又は第2の導電性粉体又は粒体がカ
    ーボン粒子である、請求項11に記載の電気化学デバイ
    ス。
  15. 【請求項15】 前記触媒物質が粉体又は粒体として、
    或いは前記第1の導電性粉体又は粒体を被覆した状態で
    混合されている、請求項11に記載の電気化学デバイ
    ス。
  16. 【請求項16】 前記第一極及び第二極の少なくとも一
    方がガス電極である、請求項11に記載の電気化学デバ
    イス。
  17. 【請求項17】 燃料電池として構成されている、請求
    項11に記載の電気化学デバイス。
JP2001044442A 2001-02-21 2001-02-21 ガス拡散性電極体及びその製造方法、並びに電気化学デバイス Pending JP2002246034A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001044442A JP2002246034A (ja) 2001-02-21 2001-02-21 ガス拡散性電極体及びその製造方法、並びに電気化学デバイス
KR1020037009966A KR100875946B1 (ko) 2001-02-21 2002-02-21 가스 확산성 전극체 및 그 제조 방법, 및 전기 화학 디바이스
PCT/JP2002/001567 WO2002067349A1 (en) 2001-02-21 2002-02-21 Gas diffusive electrode body, method of manufacturing the electrode body, and electrochemical device
US10/467,446 US7396794B2 (en) 2001-02-21 2002-02-21 Gas diffusive electrode body and method of manufacturing the same as well as electrochemical device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001044442A JP2002246034A (ja) 2001-02-21 2001-02-21 ガス拡散性電極体及びその製造方法、並びに電気化学デバイス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002246034A true JP2002246034A (ja) 2002-08-30

Family

ID=18906432

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001044442A Pending JP2002246034A (ja) 2001-02-21 2001-02-21 ガス拡散性電極体及びその製造方法、並びに電気化学デバイス

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7396794B2 (ja)
JP (1) JP2002246034A (ja)
KR (1) KR100875946B1 (ja)
WO (1) WO2002067349A1 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006164574A (ja) * 2004-12-02 2006-06-22 Dainippon Printing Co Ltd 固体高分子形燃料電池用撥水性電極触媒層
WO2006082981A1 (ja) * 2005-02-07 2006-08-10 Gs Yuasa Corporation 触媒担持粉末、及びその製造方法
WO2006090907A1 (ja) 2005-02-24 2006-08-31 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 燃料電池用触媒、膜電極複合体、および固体高分子電解質型燃料電池
JP2007209980A (ja) * 2006-02-07 2007-08-23 Samsung Sdi Co Ltd 金属触媒とその製造方法、電極とその製造方法、及び燃料電池
US7820316B2 (en) 2006-10-23 2010-10-26 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Membrane electrode assembly and fuel cell
KR101147204B1 (ko) * 2004-12-14 2012-05-25 삼성에스디아이 주식회사 연료전지용 전극, 이의 제조방법, 이를 포함하는 막-전극어셈블리, 및 이를 포함하는 연료전지 시스템
KR101181855B1 (ko) * 2005-01-20 2012-09-11 삼성에스디아이 주식회사 연료전지용 전극의 제조방법, 이로부터 제조된 연료전지용전극, 이를 포함하는 연료전지 시스템, 및 이의 제조에사용되는 연료전지용 전극 제조 장치
KR101181854B1 (ko) * 2005-01-20 2012-09-11 삼성에스디아이 주식회사 연료전지용 전극의 제조방법, 이로부터 제조되는연료전지용 전극을 포함하는 연료전지 시스템, 및 이의제조에 사용되는 연료전지용 전극 제조 장치
CN118215537A (zh) * 2021-09-03 2024-06-18 蓝氧科技有限股份公司 具有新颖组合物的hdv即用型电化学电极、结构体和制造方法

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102009035546A1 (de) * 2009-07-31 2011-02-03 Bayer Materialscience Ag Elektrode und Elektrodenbeschichtung
JP5358408B2 (ja) * 2009-11-26 2013-12-04 株式会社日立製作所 膜電極接合体及びこれを用いた燃料電池
TWI396323B (zh) * 2009-12-16 2013-05-11 Univ Nat Sun Yat Sen 燃料電池之電極結構及其製作方法
JP6696696B2 (ja) * 2017-03-21 2020-05-20 株式会社東芝 電気化学反応装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05234599A (ja) * 1992-02-21 1993-09-10 Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk 燃料電池用ガス拡散電極及びその製造方法
JPH05283084A (ja) * 1992-03-31 1993-10-29 Isuzu Motors Ltd リン酸型燃料電池用触媒層の形成方法
JPH0722035A (ja) * 1993-07-02 1995-01-24 Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk 燃料電池用電極の製造方法
JPH08264190A (ja) * 1995-01-26 1996-10-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 固体高分子型燃料電池の製造法

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3282738A (en) * 1963-02-28 1966-11-01 American Cyanamid Co Process for preparing molded electrodes
FR1422542A (fr) * 1965-06-09 1965-12-24 American Cyanamid Co électrode pour pile à combustible du type à électrolyte libre
US4031033A (en) * 1971-03-29 1977-06-21 Zlehit Pri Ban Method for producing powdered wetproofed material useful in making gas-diffusion electrodes
JPS57105970A (en) * 1980-12-23 1982-07-01 Toshiba Corp Air electrode
JPS57168473A (en) * 1981-04-08 1982-10-16 Hitachi Ltd Electrode for fuel cell
US4551220A (en) * 1982-08-03 1985-11-05 Asahi Glass Company, Ltd. Gas diffusion electrode material
KR930000425B1 (ko) * 1984-10-17 1993-01-21 가부시기가이샤 히다찌세이사꾸쇼 가요성전극을 사용한 연료전지
JPH0693362B2 (ja) * 1986-08-07 1994-11-16 田中貴金属工業株式会社 ガス拡散電極用反応層の製造方法
JP2670141B2 (ja) 1989-05-12 1997-10-29 田中貴金属工業株式会社 撥水化方法
JPH0536418A (ja) 1991-03-13 1993-02-12 Fuji Electric Co Ltd 固体高分子電解質型燃料電池およびその製造方法
US5846670A (en) * 1992-02-21 1998-12-08 Tanaka Kikinzoku Kogyo K.K. Gas diffusion electrode for electrochemical cell and process of preparing same
US5773162A (en) 1993-10-12 1998-06-30 California Institute Of Technology Direct methanol feed fuel cell and system
JP2805458B2 (ja) * 1995-08-03 1998-09-30 長一 古屋 ガス拡散電極の製造方法
JP2000239704A (ja) 1999-02-19 2000-09-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 撥水導電性材料とその製造法及びこれを用いた燃料電池用電極
KR100714347B1 (ko) * 1999-07-19 2007-05-04 소니 가부시끼 가이샤 양성자 전도체 및 이의 제조 방법, 및 이를 이용한 전기화학 디바이스
TWI276242B (en) * 2001-03-08 2007-03-11 Sony Corp Gas diffusive electrode body, method of manufacturing the electrode body, and electrochemical device

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05234599A (ja) * 1992-02-21 1993-09-10 Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk 燃料電池用ガス拡散電極及びその製造方法
JPH05283084A (ja) * 1992-03-31 1993-10-29 Isuzu Motors Ltd リン酸型燃料電池用触媒層の形成方法
JPH0722035A (ja) * 1993-07-02 1995-01-24 Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk 燃料電池用電極の製造方法
JPH08264190A (ja) * 1995-01-26 1996-10-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 固体高分子型燃料電池の製造法

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006164574A (ja) * 2004-12-02 2006-06-22 Dainippon Printing Co Ltd 固体高分子形燃料電池用撥水性電極触媒層
KR101147204B1 (ko) * 2004-12-14 2012-05-25 삼성에스디아이 주식회사 연료전지용 전극, 이의 제조방법, 이를 포함하는 막-전극어셈블리, 및 이를 포함하는 연료전지 시스템
KR101181854B1 (ko) * 2005-01-20 2012-09-11 삼성에스디아이 주식회사 연료전지용 전극의 제조방법, 이로부터 제조되는연료전지용 전극을 포함하는 연료전지 시스템, 및 이의제조에 사용되는 연료전지용 전극 제조 장치
KR101181855B1 (ko) * 2005-01-20 2012-09-11 삼성에스디아이 주식회사 연료전지용 전극의 제조방법, 이로부터 제조된 연료전지용전극, 이를 포함하는 연료전지 시스템, 및 이의 제조에사용되는 연료전지용 전극 제조 장치
JP5115193B2 (ja) * 2005-02-07 2013-01-09 株式会社Gsユアサ 触媒担持粉末、及びその製造方法
WO2006082981A1 (ja) * 2005-02-07 2006-08-10 Gs Yuasa Corporation 触媒担持粉末、及びその製造方法
WO2006090907A1 (ja) 2005-02-24 2006-08-31 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 燃料電池用触媒、膜電極複合体、および固体高分子電解質型燃料電池
US8815470B2 (en) 2005-02-24 2014-08-26 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fuel cell catalyst, membrane electrode assembly and solid polymer electrolyte fuel cell
US8029945B2 (en) 2006-02-07 2011-10-04 Samsung Sdi Co., Ltd. Method of preparing metal catalyst and electrode including the same
JP2007209980A (ja) * 2006-02-07 2007-08-23 Samsung Sdi Co Ltd 金属触媒とその製造方法、電極とその製造方法、及び燃料電池
US7820316B2 (en) 2006-10-23 2010-10-26 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Membrane electrode assembly and fuel cell
CN118215537A (zh) * 2021-09-03 2024-06-18 蓝氧科技有限股份公司 具有新颖组合物的hdv即用型电化学电极、结构体和制造方法
JP2025157448A (ja) * 2021-09-03 2025-10-15 ブルー-オー テクノロジー インコーポレイテッド 新規な組成を有するhdv対応の電気化学電極、構造及び製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20040067409A1 (en) 2004-04-08
WO2002067349A1 (en) 2002-08-29
US7396794B2 (en) 2008-07-08
KR100875946B1 (ko) 2008-12-26
KR20030081406A (ko) 2003-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPWO2002073722A1 (ja) ガス拡散性電極体及びその製造方法、並びに電気化学デバイス
JP3719178B2 (ja) 水素ガス製造充填装置及び電気化学装置
JP4697378B2 (ja) ガス拡散性電極とその製造方法および導電性イオン伝導体並びに電気化学デバイス
CA2380120C (en) Proton conducting material and method for preparing the same, and electrochemical device using the same
JP5066998B2 (ja) 固体高分子形燃料電池用膜電極接合体
JP4061573B2 (ja) 導電性触媒粒子の製造方法及びガス拡散性触媒電極の製造方法、並びに導電性触媒粒子の製造方法に用いる装置
JPWO2007052650A1 (ja) 固体高分子形燃料電池用膜電極接合体の製造方法
JPWO2002027843A1 (ja) 燃料電池
KR100811869B1 (ko) 연료전지 및 그 제조방법
JP3663629B2 (ja) 電気化学的水素流量制御装置
JPWO2002050338A1 (ja) 水素製造装置、電気化学デバイス、水素製造方法及び電気化学エネルギー発生方法
CN104916853A (zh) 载体上的贵金属的共形薄膜
KR100875946B1 (ko) 가스 확산성 전극체 및 그 제조 방법, 및 전기 화학 디바이스
US6824912B2 (en) Fuel cell and method for preparation thereof
CN100459248C (zh) 质子传导性电极及其制造方法和电化学器件
JPWO2002027850A1 (ja) 燃料電池及びその製造方法
JP2004192808A (ja) プロトン伝導体及びその製造方法、並びに電気化学デバイス
JP4691794B2 (ja) 電気化学デバイスの製造方法
JP2002075420A (ja) 電気化学デバイス及びその駆動方法
JP4810725B2 (ja) ガス拡散性触媒電極及びその製造方法、並びに電気化学デバイス
JPWO2002027829A1 (ja) 燃料電池の製造方法
JP5388639B2 (ja) 固体高分子型燃料電池の触媒層、膜電極接合体及び燃料電池

Legal Events

Date Code Title Description
RD13 Notification of appointment of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433

Effective date: 20070125

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080128

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090522

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110927

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120207