JP2002242981A - 油圧緩衝器のシール構造 - Google Patents

油圧緩衝器のシール構造

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JP2002242981A
JP2002242981A JP2001037958A JP2001037958A JP2002242981A JP 2002242981 A JP2002242981 A JP 2002242981A JP 2001037958 A JP2001037958 A JP 2001037958A JP 2001037958 A JP2001037958 A JP 2001037958A JP 2002242981 A JP2002242981 A JP 2002242981A
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bearing
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Shoichiro Matsunaga
昌一郎 松永
Tomoharu Murakami
知治 村上
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Kayaba Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】コストダウンを図れる油圧緩衝器のシール構造
を提供すること。 【解決手段】ベアリング7とインサートメタル9の外周
はアウターシェルの上端部で抱持され、ベアリング7と
オイルシール10との間に油溜り室11を設け、この油
溜り室11はオイルシールに設けたチェックシール12
を介して外側室11bと内側室11aとに区画され、上
記外側室11bはベアリング7に設けた油抜き穴13を
介してリザーバRに接続され、更にベアリング7の外周
に気体洩れ防止用のリング14を設けている油圧緩衝器
に於て、上記リング14の下方におけるベアリング7の
外周に環状油室15を設け、この環状油室15をベアリ
ング7に設けたポート16を介して上記内側室11aに
接続させてリング14側に通じるベアリング7の外周と
アウターシェル4の内周との間の微少隙間を環状油室内
の作動油でシールさせたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用油圧緩衝器
のシール構造に関し、特にリザーバ内の気体が外部に洩
れるのを防止するシール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の車両用油圧緩衝器としては、例
えば、図5に示すものが開発されている。
【0003】この油圧緩衝器はシリンダ1内にピストン
を介してピストンロッド2が移動自在に挿入され、ピス
トンはシリンダ1内に上部油室3と下部油室とを区画し
ている。シリンダ1の外側にはアウターシェル4が同芯
に設けられ、シリンダ1とアウターシェル4との間には
気体室5と油室6とからなるリザーバRが設けられてい
る。
【0004】シリンダ1の上端にはベアリング7が設け
られ、このベアリング7の内周にブッシュ8が設けら
れ、このブッシュ8内をピストンロッド2が上下移動自
在に貫通している。ベアリング7の上部にはインサート
メタル9に保持されたオイルシール10が配設され、ベ
アリング7の外周とインサートメタル9の外周はアウタ
ーシェル4の上端部で抱持されている。
【0005】ベアリング7とオイルシール10との間に
はブッシュ8の内周から洩れた作動油を回収する油溜り
室11が設けられ、この油溜り室11はオイルシール1
0に設けたチェックシール12で内側室11aと外側室
11bとに区画されている。
【0006】ベアリング7には油抜き穴13が形成さ
れ、この油抜き穴13は外側室11bとリザーバRとを
接続している。
【0007】ベアリング7の外周には環状のシール用リ
ング14が設けられ、このシール14はベアリング7と
アウターシェル4との間の微少隙間をシールしている。
【0008】上記の油圧緩衝器ではブッシュ8の内周か
ら洩れた作動油は油溜り室11における内側室11aに
溜り、この内側室11aの圧力が所定以上になるとチェ
ックシール12を開いて外側室11bに流出し、更に油
抜き穴13を介してリザーバRに戻される。
【0009】更にシール用リング14はリザーバRの気
体室5における気体が外部に洩れるのを防止している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の油圧緩衝器
のリング14によるシール構造では、次のような不具合
がある。
【0011】(1) 第1に普通リング14がゴムあるいは
合成樹脂等からなる粘弾性体で成形されているため、リ
ザーバR内の気体はこの弾性体を圧縮して外部に洩れる
おそれがあり、気体の完全な洩れを防止するには難し
い。そこでこれを防止する為には高級なシール用の素材
を選択しなければならず、コストアップとなる。
【0012】(2) 第2に上記リング14に加えて気体の
洩れを防止するにはアウターシェル4とベアリング7と
の間の隙間及びアウターシェル4とインサートメタル9
との間の隙間を出来るだけ小さくする必要があるが、こ
の場合にはアウターシェル4の内周と、ベアリング7の
外周と、インサートメタル9との外周の表面粗度,真円
度,平坦度などの寸法や表面仕上げを高精度に加工する
必要があり、その分加工工数が増加し、コストアップと
なる。
【0013】そこで本発明の目的は、高級なシール用の
素材を使用する必要がなく、アウターシェルとベアリン
グとインサートメタル等の寸法や表面仕上げに高精度な
加工を必要とせず、コストダウンを図れる油圧緩衝器の
シール構成を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の手段は、シリンダの外側にアウターシェル
を設けて両者の間にリザーバを区画し、シリンダの上端
部にベアリングを設け、このベアリングの上方にインサ
ートメタルで保持されたオイルシールを設け、上記ベア
リングとインサートメタルの外周はアウターシェルの上
端部で抱持され、ベアリングとオイルシールとの間に油
溜り室を設け、この油溜り室はオイルシールに設けたチ
ェックシールを介して外側室と内側室とに区画され、上
記外側室はベアリングに設けた油抜き穴を介してリザー
バに接続され、更にベアリングの外周に気体洩れ防止用
のリングを設けている油圧緩衝器に於て、上記リングの
下方におけるベアリングの外周に環状油室を設け、この
環状油室をベアリングに設けたポートを介して上記内側
室に接続させてリング側に通じるベアリングの外周とア
ウターシェルの内周との間の微少隙間を環状油室内の作
動油でシールさせたことを特徴とするものである。
【0015】この場合、ベアリングの上端部に外側室に
開口する環状溝を形成し、インサートメタルの下端部に
設けた環状脚部を上記環状溝内に嵌合させ、環状溝の作
動油と環状脚部とでリング側に通じるベアリングとイン
サートメタルとの間の微少隙間を密封させていても良
い。
【0016】同じく、油抜き穴内にパイプを挿入し、こ
のパイプの上部を外側油室内に任意の長さ突出させ、外
側油室内の作動油でリング側に通じるベアリングとイン
サートメタルとの間の微少隙間を密封させても良い。
【0017】同じく、ベアリングの上端部に油抜き穴に
対応する突起を起立し、この突起を外側室内に嵌合さ
せ、外側室の作動油でリング側に通じるベアリングとイ
ンサートメタルとの間の微少隙間を密封させても良い。
【0018】同じく、環状油室より下方のベアリング外
周に角リングを設け、環状油室内の作動油を角リングで
リザーバ側に洩れるのを防止するのが好ましい。
【0019】更に、環状油室の上方にリングを嵌入し、
同じく下方に角リングを嵌入し、中間に断面I型又は逆
T字型の環状シールを嵌入し、環状シール内に溜った作
動油でリングとアウターシェルとの間の微少隙間を密封
し、角リングで上記作動油のリザーバへの洩れを防止し
ても良い。
【0020】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図にも
とづいて説明する。
【0021】図1は本発明の一実施の形態を示す。
【0022】油圧緩衝器自体の基本構造は図5に示す従
来構造と同じである。基本構造の同じものは図5と同じ
符号を付して省略する。
【0023】即ち、本発明の油圧緩衝器は、シリンダ1
の外側にアウターシェル4を設けて両者の間にリザーバ
Rを区画し、シリンダ1の上端部にベアリング7を設
け、このベアリング7の上方にインサートメタル9で保
持されたオイルシール10を設けている。上記ベアリン
グ7とインサートメタル9の外周はアウターシェル4の
上端部で抱持され、ベアリング7とオイルシール10及
びインサートメタル9との間に油溜り室11を設けてい
る。この油溜り室11はオイルシール10に設けたチェ
ックシール12を介して外側室11bと内側室11aと
に区画され、上記外側室11bはベアリング7に設けた
油抜き穴13を介してリザーバRに接続されている。更
に、ベアリング7の外周に気体洩れ防止用のリング14
を設けている。
【0024】本発明では、図1に示すように、上記リン
グ14の下方におけるベアリング7の外周に環状油室1
5を設け、この環状油室15をベアリング7に設けたポ
ート16を介して上記内側室11aに接続させて、リン
グ14側に通じるベアリング7の外周とアウターシェル
4の内周との間の微少隙間を環状油室15内の作動油で
シールさせている。又、ベアリング7の外周には環状油
室15より下方において角リング18を設けてこの環状
油室15の作動油がリザーバR側に洩れないようにして
いる。
【0025】更に、ベアリング7の上端部に外側室11
bに開口する環状溝17を形成し、又インサートメタル
9の下端部に設けた環状脚部19を上記環状溝17内に
嵌合させ、環状溝17の作動油と環状脚部19とでリン
グ14側に通じるベアリング7とインサートメタル9と
の間の微少隙間を密封させている。
【0026】図1の油圧緩衝器によれば、ピストンロッ
ド2の伸縮作動に伴ってブッシュ8の内周から油溜り室
11の内側室11aに洩れ出る。この内側室11aの作
動油はポート16を介して環状油室15に流下する。こ
の為、環状油室15の作動油はベアリング7の外周とア
ウターシェル4の内周との間の微少隙間を油密的にシー
ルし、リザーバRの気体室5の気体が上方のリング14
方向に洩れるのを一次的に防止する。又若干洩れた気体
は再度二次的にリング14でその洩れを防止するのでリ
ザーバRの気体はより確実に外部に洩れ出るのが防止さ
れる。
【0027】この為リング14を安価なゴム,合成樹脂
で成形でき、併せてこのリング14,ベアリング7,ア
ウターシェル4,インサートメタル9等の表面を多少粗
く成形でき、これらを高精度な表面処理加工をしなくて
も良くなる。
【0028】更にベアリング7の外部下方には角リング
18が設けられているから、この角リング18は環状油
室15の作動油がリザーバR側に流下するのを防止し、
併せてこの角リング18はリザーバRから気体が洩れる
のも防止できる。
【0029】上記において、ベアリング7の上面とイン
サートメタル9の下面との間の微少隙間は環状脚部19
で封じられており、外側室11b内の気体はリング14
方向へ洩れるのが防止されている。しかも環状油室15
と内側11aに溜った作動油が増加し、内側室11aの
内圧が上昇するとチェックシール12が開き、オーバフ
ローした作動油が外側室11bを介して環状溝17に流
れ、この環状溝17に溜った作動油が上記の微少隙間方
向に気体が洩れるのを防止する。即ち、一次的に環状脚
部19で微少隙間を封じると共にこれと協働して環状溝
17の作動油が油密的に気体のシールを発揮する。
【0030】図2は、本発明の他の実施の形態を示す。
これは油抜き穴13内にパイプ20を挿入し、このパイ
プ20の上部を外側油室11b内に任意の長さ突出さ
せ、外側油室11b内の作動油でリング14側に通じる
ベアリング7とインサートメタル9との間の微少隙間を
密封させているものである。
【0031】即ち、この場合は外側油室11b内にパイ
プ20からオ−バ−フローするまで作動油が溜まり、こ
の作動油で上記の微少隙間を油密的にシールするもので
ある。その他の構造,作用,効果は、図1,図5と同じ
である。
【0032】同じく図3は、本発明の他の実施の形態に
係り、これは、ベアリング7の上端部に油抜き穴13に
対応する突起21を起立し、この突起21を外側室11
b内に嵌合させ、外側室11bの作動油でリング14側
に通じるベアリング7とインサートメタル9との間の微
少隙間を密封させているものであ。
【0033】この場合は、突起21を環状に形成し、一
次的に突起21で隙間を封じると共に二次的に外側室1
1bに溜った作動油で油密的にシールし、再者が協働し
てより確実に気体の洩れを防止するようにしても良い。
その他の構造,作用,効果は図1の場合と同じである。
【0034】図4は本発明の更に別の実施の形態を示
す。
【0035】これは、図3の実施の形態を若干変更した
ものである。即ち、環状油室15の上方にリング14を
嵌入し、同じく下方に角リング18aを嵌入し、中間に
断面I型の環状シール22を嵌入し、環状シール22内
に溜った作動油でリング14とアウターシェル7との間
の微少隙間を密封し、角リング18aで上記作動油のリ
ザーバRへの洩れを防止しても良い。
【0036】環状シール22は円筒部と円筒部の上下に
一体に設けたフランジとで断面I型に成形され、円筒部
に複数のスリット22aが形成されている。上方のフラ
ンジを省略して断面逆T字型に成形してもよい。
【0037】ベアリング7とインサートメタル9との間
の隙間は図3と同じく突起21と外側油室11b内の作
動油でシールしている。図4の実施形態ではシール部品
が一ケ所に集合しているのでコンパクトとなり、加工
性,組付性が向上する。その他の構造,作用,効果は図
1,図3のものと同じである。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果が得られる。
【0039】(1) 各請求項の発明によれば、ベアリング
の外周に環状油室を設け、この環状油室内の作動油でベ
アリング外周とアウターシェル内周との間の微少隙間を
油密的にシールしているから、リザーバ内の気体が上方
のリングまで洩れるのを防止する。又若干洩れた気体は
更に上方のリングて二次的にシールしているのでリザー
バ内の気体はより確実に外部に洩れるのが防止される。
【0040】その結果、リングを安価な材料で成形で
き、ベアリングと、アウターシェルと、インサートメタ
ル等の表面加工も高精度で行なう必要が無く、コストダ
ウンを図れる。
【0041】(2) 請求項2の発明によれば、環状脚部と
環状溝内の作動油とで協働して微少隙間をシールでき、
リングに対するシール効果を横方向からも同時に発揮で
きる。
【0042】(3) 請求項3の発明によれば、パイプから
オーバフローするまで外側油室に作動油を溜めておくこ
とができ、この作動油でリングに対する横方向からの気
体の洩れも防止できる。
【0043】(4) 請求項4の発明によれば、突起で一次
的にベアリングとインサートメタル間の隙間をシール
し、二次的に外側油室の作動油が突起と協働してシール
効果を発揮する。
【0044】(5) 請求項5の発明によれば、環状油室内
の作動油を角リングでシールしてリザーバ側への洩れを
防止するので常に環状油室内に作動油を確保でき、常に
作動油によるシール効果を保つことができる。
【0045】(6) 請求項6の発明によれば、環状油室内
の作動油と協働してこの環状油室内のリングと、角リン
グと環状シールとが気体のシール効果を発揮する。しか
も各部材が一つの環状油室内に収納されているからコン
パクトであり、加工性,組付性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る油圧緩衝器の一部
切欠き縦断正面図である。
【図2】他の実施の形態に係る油圧緩衝器の一部切欠き
縦断正面図である。
【図3】他の実施の形態に係る油圧緩衝器の一部切欠き
縦断正面図である。
【図4】他の実施の形態に係る油圧緩衝器の一部切欠き
縦断正面図である。
【図5】従来の油圧緩衝器の一部切欠き縦断正面図であ
る。
【符号の説明】
1 シリンダ 4 アウターシェル 7 ベアリング 9 インサートメタル 10 オイルシール 11 油溜り室 11a 内側室 11b 外側室 12 チェックシール 13 油抜き 14 リング 15 環状油室 16 ポート 17 環状溝 18,18a 角リング 19 環状脚部 20 パイプ 21 突起 22 環状シール R リザーバ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダの外側にアウターシェルを設け
    て両者の間にリザーバを区画し、シリンダの上端部にベ
    アリングを設け、このベアリングの上方にインサートメ
    タルで保持されたオイルシールを設け、上記ベアリング
    とインサートメタルの外周はアウターシェルの上端部で
    抱持され、ベアリングとオイルシールとの間に油溜り室
    を設け、この油溜り室はオイルシールに設けたチェック
    シールを介して外側室と内側室とに区画され、上記外側
    室はベアリングに設けた油抜き穴を介してリザーバに接
    続され、更にベアリングの外周に気体洩れ防止用のリン
    グを設けている油圧緩衝器に於て、上記リングの下方に
    おけるベアリングの外周に環状油室を設け、この環状油
    室をベアリングに設けたポートを介して上記内側室に接
    続させてリング側に通じるベアリングの外周とアウター
    シェルの内周との間の微少隙間を環状油室内の作動油で
    シールさせたことを特徴とする油圧緩衝器のシール構
    造。
  2. 【請求項2】 ベアリングの上端部に外側室に開口する
    環状溝を形成し、インサートメタルの下端部に設けた環
    状脚部を上記環状溝内に嵌合させ、環状溝の作動油と環
    状脚部とでリング側に通じるベアリングとインサートメ
    タルとの間の微少隙間を密封させている請求項1の油圧
    緩衝器のシール構造。
  3. 【請求項3】 油抜き穴内にパイプを挿入し、このパイ
    プの上部を外側油室内に任意の長さに突出させ、外側油
    室内の作動油でリング側に通じるベアリングとインサー
    トメタルとの間の微少隙間を密封させている請求項1の
    油圧緩衝器のシール構造。
  4. 【請求項4】 ベアリングの上端部に油抜き穴に対応す
    る突起を起立し、この突起を外側室内に嵌合させ、外側
    室の作動油でリング側に通じるベアリングとインサート
    メタルとの間の微少隙間を密封させている請求項1の油
    圧緩衝器のシール構造。
  5. 【請求項5】 環状油室より下方のベアリング外周に角
    リングを設け、環状油室内の作動油を角リングでリザー
    バ側に洩れるのを防止している請求項1,2,3又は4
    の油圧緩衝器のシール構造。
  6. 【請求項6】 環状油室の上方にリングを嵌入し、同じ
    く下方に角リングを嵌入し、中間に断面I型又は逆T字
    型の環状シールを嵌入し、環状シール内に溜った作動油
    でリングとアウターシェルとの間の微少隙間を密封し、
    角リングで上記作動油のリザーバへの洩れを防止してい
    る請求項1の油圧緩衝器のシール構造。
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