JP2002238834A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

Info

Publication number
JP2002238834A
JP2002238834A JP2001043786A JP2001043786A JP2002238834A JP 2002238834 A JP2002238834 A JP 2002238834A JP 2001043786 A JP2001043786 A JP 2001043786A JP 2001043786 A JP2001043786 A JP 2001043786A JP 2002238834 A JP2002238834 A JP 2002238834A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
endoscope
epoxy resin
amine
curing agent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001043786A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Matsumoto
潤 松本
Ichiro Kagawa
一郎 香川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP2001043786A priority Critical patent/JP2002238834A/ja
Publication of JP2002238834A publication Critical patent/JP2002238834A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Endoscopes (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 様々な消毒方法によっても、酸化劣化、加水
分解・熱による軟化劣化、硬化劣化、脆性破壊、接着強
度の低下等を生することのない、耐久性のある接着剤を
用いて部品の接着・固定を行った内視鏡を提供するこ
と。 【解決手段】 エポキシ樹脂にゴムおよび/またはプラ
スチックを1〜50重量%添加した主剤と、脂肪族アミ
ン、ポリアミドアミン、芳香族アミン、環状アミン、お
よび脂肪芳香族アミンからなる群から選ばれた少なくと
も1種のアミンからなる硬化剤を、10:1〜10:7
の配合比で混合して得た2液反応型接着剤を用いて、内
視鏡を構成する部品同士を接合してなることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡装置に係わ
り、特に、内視鏡を構成する部品同士等の接着剤による
接合に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡は体腔内等に挿入する装置である
ため、挿入部の径をできるだけ細くする必要がある一
方、挿入部内には内視鏡の機能の多様化のために、種々
の内容物が挿通されている。
【0003】例えば、内視鏡の挿入部内には、内視鏡に
よる経内視鏡処置の向上を図る目的から、より大きな処
置具を通すための鉗子用チューブ、患者の負担を軽くす
るために体腔内へ送気するためのチューブ、挿入部の先
端硬質部に組み込まれたレンズ表面洗浄及び体腔内の汚
物洗浄のためのチューブが挿通され、これらチューブ類
は、通常、テフロン(登録商標)、ポリオレフィン、シ
リコーン等の樹脂またはゴムの材質のものが使用されて
いる。
【0004】これらのチューブの口元部分を内視鏡の挿
入部の先端や操作部に固定するために、接着剤が使用さ
れている。
【0005】また、挿入部の先端硬質部には、体腔内を
観察するための光学系としてカバーレンズおよびそのレ
ンズ群、ライトガイドからの照明用のカバーレンズおよ
びそのレンズ群が配置されている。
【0006】これらのレンズ群を挿入部のレンズ枠や先
端硬質部と固定するために、接着剤が使用されている。
【0007】更に、挿入部には、先端部に光を伝送する
ライトガイド、及び映像を接眼部に伝送するイメージガ
イドが挿通されている。これらのライトガイド及びイメ
ージガイドには、多数のファイバー素線を結束させたフ
ァイバーバンドルが用いられている。このファイバーバ
ンドルを挿入部のレンズ枠や先端硬質部に固定するため
に、接着剤が用いられている。
【0008】更にまた、電子内視鏡の場合には、上記チ
ューブ類やファイバーバンドルの他に、挿入部の先端硬
質部に組み込まれたCCD等からの電気信号をコネクタ
ー部に伝送するケーブル等が挿通されている。これらの
CCDを保護固定するために、接着剤が用いられてい
る。
【0009】また、以上のような内視鏡を構成する部品
の接合以外にも、可撓性外皮チューブの端部を外側から
糸で緊迫してその内側の部材に固定した後、挿入性の確
保と糸のほつれを防止するため、外側から接着剤を塗布
して、外表面の仕上げと糸固定を行っている。
【0010】このように、内視鏡は、挿入部の径をでき
るだけ細くして、挿入部内には内視鏡機能の多様化のた
めに種種の内容物が挿通されているため、部品の接合
は、ネジ・ビスによる固定が出来ないことから、接着剤
により行われている。この接着剤として、一般にエポキ
シ系接着剤が多用されている。
【0011】ところで、医療用内視鏡は患者の体腔内に
挿入することから、完全に消毒・滅菌する必要があり、
従来より、消毒剤としてグルタールアルデヒドに代表さ
れるアルデヒド系の消毒剤をはじめ、過酢酸、強酸性
水、アルコール、塩化ベンザルコニウム(アンモウム
系)、グルコン酸クロルヘキシジン(ビグアナト系)、塩
酸アルキルジアミノエチルグリシン(両性界面活性剤
系)、フェノール系、ヨウ素系、次亜塩素酸ナトリウム
系(塩素系)等が使用されている。
【0012】内視鏡の消毒は、水洗による汚物除去後、
前記消毒剤の薬液内に内視鏡を浸漬させるか、消毒液を
含ませたガーゼで内視鏡の表面を拭くことにより行われ
ているが、近年、消毒効果の高いホルマリンガス、エチ
レンオキサイドガス、過酸化水素のプラズマガスにさら
すことによる消毒が採用されるようになってきた。
【0013】また、煮沸消毒や135℃×2.3気圧の
飽和水蒸気によるオートクレーブ滅菌も採用されてい
る。
【0014】これらのなかでは、過酸化水素のプラズマ
ガスによる消毒や煮沸消毒とオートクレーブ滅菌は、ホ
ルマリンガス、エチレンオキサイドガスを用いる場合の
ように換気設備を必要としないことから、広く採用され
るようになってきている。
【0015】しかしながら、滅菌・消毒方法の多様化と
それに伴なう薬液の種類の増加によって、内視鏡の部品
の接合に使用される従来のエポキシ接着剤は、過酢酸の
活性酸素や強酸性水の酸性物質や過酸化水素のプラズマ
ガスや煮沸消毒とオートクレーブ滅菌の熱水や熱水蒸気
等により、接着強度が低下するため、一部の滅菌・消毒
方法に対しては適合しない場合があり、長期間使用する
場合には、内視鏡としての性能を維持することが困難と
なるという問題がある。
【0016】この原因としては、接着剤の酸化劣化、耐
熱軟化及び硬化老化や加水分解が考えられたため、耐薬
品性は現状レベルを維持しつつ、これら耐酸化劣化性、
耐熱老化性および耐加水分解性を向上させた接着剤が必
要であった。
【0017】従って、接着剤の耐酸化劣化性、耐熱老化
性および耐加水分解性を向上させ、あらゆる滅菌・消毒
方法に対して優れた耐性を備えた内視鏡が望まれてい
る。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、オートクレ
ーブ滅菌の熱水蒸気の温度が135℃付近であることか
ら、内視鏡の部品としては、耐熱性がそれと同程度もの
を使用する必要がある。また、内視鏡部品接合用接着剤
の耐熱性も同様のものである必要がある。エポキシ接着
剤は、エポキシ樹脂からなる主剤を酸無水物系やアミン
系の物質からなる硬化剤で硬化させることにより、硬化
物となる。
【0019】すなわち、内視鏡の組立生産に際し、接着
剤をできるだけ低温かつ短時間で硬化させて部品の接合
をおこなうことが好ましい。また、部品の材質は、金
属、プラスチック、ゴム等であるため、硬い物から柔ら
かい物まで一定の接着力があることが好ましい。これら
のことから、接着剤としては、60℃から80℃で硬化
が生じ、135℃の耐熱性を有するものであることが望
ましい。
【0020】接着剤の耐薬品性・耐熱性を上げるため、
硬化密度を上げることや硬化したエポキシ樹脂のガラス
転移点を100℃以上にして、非常に硬いものとするこ
とが必要である。
【0021】しかし、上述のように、部品は硬い物から
柔らかい物まで高い接着力を有することが必要であり、
特に柔らかい部品の接合の場合には、硬化密度を上げた
り、ガラス転移点を100℃以上にした硬い硬化エポキ
シ樹脂では、高い接着強度が得られない。
【0022】すなわち、接着剤は、せん断強度だけでな
く剥離強度の向上も求められるため、硬くて柔らかいと
いう相反する性質を有する接着剤が必要である。
【0023】本発明の目的は、様々な消毒方法によって
も、接着強度が低下することのない、耐久性のある接着
剤を用いて部品の接着・固定を行った、長期にわたり性
能を維持することの可能な内視鏡を提供することにあ
る。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明は、エポキシ樹脂にゴムおよび/またはプラ
スチックを1〜50重量%添加した主剤と、脂肪族アミ
ン、ポリアミドアミン、芳香族アミン、環状アミン、お
よび脂肪芳香族アミンからなる群から選ばれた少なくと
も1種のアミンからなる硬化剤を、10:1〜10:7
の配合比で混合して得た2液反応型接着剤を用いて、内
視鏡を構成する部品同士を接合してなることを特徴とす
る内視鏡装置を提供する。
【0025】また、本発明は、内視鏡の挿入部の可撓性
外皮チューブの端部を外側から糸で緊迫してその内側の
部材に固定した後、挿入性の確保と糸のほつれを防止す
るため、その糸に接着剤を塗布して外面仕上げと固定を
行ってなる内視鏡装置であって、前記接着剤は、エポキ
シ樹脂にゴムおよび/またはプラスチックを1〜50重
量%添加した主剤と、脂肪族アミン、ポリアミドアミ
ン、芳香族アミン、環状アミン、および脂肪芳香族アミ
ンからなる群から選ばれた少なくとも1種のアミンから
なる硬化剤を、10:1〜10:7の配合比で混合して
得た2液反応型接着剤であることを特徴とする内視鏡装
置を提供する。
【0026】本発明の内視鏡装置では、部品の接着等の
ためのエポキシ接着剤として、主剤と硬化剤とを含む2
液反応加熱型接着剤を用いる。2液反応加熱型接着剤の
主剤の必須成分は、エポキシ樹脂にゴムおよび/または
プラスチックを添加したエポキシ樹脂である。エポキシ
樹脂としては、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビス
フェノールF型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹
脂、臭素化エポキシ樹脂、脂環式型エポキシ樹脂、およ
び多官能型エポキシ樹脂を好適に用いることが出来る。
これらのエポキシ樹脂は、単独でも、2種以上を混合し
て用いてもよい。
【0027】エポキシ樹脂へのゴムやプラスチックの添
加は、エポキシ樹脂にゴムやプラスチックをブレンドす
ることにより、エポキシ樹脂を変性させ、接着せん断強
度と接着剥離強度の両者を高くし、硬い金属部品同士か
ら柔らかいゴム部品同士までの接着を可能とするために
行われる。そのためには、エポキシ樹脂にゴムやプラス
チックを1〜50重量%の添加量で添加することが必要
である。
【0028】エポキシ樹脂に添加するゴムとしては、ア
クリルゴムや液状ニトリルゴム等が挙げられ、プラスチ
ックとしてはアクリル樹脂やウレタン樹脂等が挙げられ
る。このように、エポキシ樹脂にゴムやプラスチックを
添加することにより、エポキシ接着剤を用いた接着した
接合部の接着せん断強度及び特に接着剥離強度を向上さ
せることができる。
【0029】エポキシ樹脂へのゴムやプラスチックの添
加量は、1〜50重量%であるが、好ましくは10〜4
0重量%である。エポキシ樹脂へのゴムやプラスチック
の添加量が1重量%未満では、添加の効果、即ち接着せ
ん断強度及び特に接着剥離強度を向上させることができ
ない。また、エポキシ樹脂へのゴムやプラスチックの添
加量が50重量%を越えると、接着せん断強度と接着剥
離強度が低下するとともに、架橋密度を低下させて硬化
物の耐オートクレーブ性や耐薬品性を低下させる場合も
あるので、好ましくない。
【0030】即ち、エポキシ樹脂へのゴムやプラスチッ
クの添加量が多すぎると、ゴム、プラスチックの成分が
多いため、過酢酸の活性酸素、強酸性水の酸性物質、過
酸化水素のプラズマガス、煮沸消毒とオートクレーブ滅
菌に用いられる熱水や熱水蒸気により、エポキシ接着剤
の酸化劣化、加水分解、熱による軟化劣化、硬化劣化、
脆性破壊、接着強度低下等が発生する。
【0031】次に、本発明で用いられる硬化剤は、鎖
状、環状、若しくは脂肪芳香族構造を有する、脂肪族ア
ミン、ポリアミドアミン、芳香族アミン、環状アミン、
脂肪芳香族アミン、またはそれらの2種以上の混合物で
ある。
【0032】脂肪族アミン硬化剤としては、ジエチレン
トリアミン、エチレンジアミン、トリエチレンテトラミ
ンを、ポリアミドアミン硬化剤としては、リノール酸や
オレイン酸を熱重合した炭素数36のダイマー酸とDE
TAの縮合物等を、芳香族アミン硬化剤としては、ジア
ミノジフェニルメタン、ジアミノジフェニルスルフォン
を、環状アミン硬化剤としては、イソフオロンジアミ
ン、キシリレンジアミンを、脂肪芳香族アミン硬化剤と
しては、m−キシレンジアミンを挙げることが出来る。
【0033】以上説明した主剤と硬化剤の配合比は、主
剤のエポキシ樹脂のエポキシ基と、硬化剤のエポキシ基
と反応する官能基が当量で反応するように設定する必要
がある。
【0034】すなわち、エポキシ樹脂の主剤では、1官
能当たりの分子量をエポキシ当量といい、アミン系硬化
剤のアミン当量は活性水素当量とも呼称され、エポキシ
当量とアミン当量から理論配合比を算出して適正配合比
の指針として、さらに、接着強度等から最適配合比を設
定する。
【0035】このため、本発明では、これらを考慮し
て、主剤と硬化剤との配合比を10:1〜10:7の範
囲、好ましくは10:2〜10:5とした。
【0036】硬化剤の配合量が10:1より少ない場合
には、所定の接着強度が得られず、消毒剤である過酢酸
の活性酸素、強酸性水の酸性物質、過酸化水素のプラズ
マガス、煮沸消毒とオートクレーブ滅菌に用いられる熱
水や熱水蒸気により、酸化劣化、加水分解、熱による軟
化劣化、硬化劣化、脆性破壊、および接着強度の低下が
発生してしまう。
【0037】また、硬化剤の配合量が10:7を越える
場合には、未反応のアミンが過剰になり、フリーアミン
が残り、耐水性を低下させ、やはり過酢酸の活性酸素、
強酸性水の酸性物質、過酸化水素のプラズマガス、煮沸
消毒とオートクレーブ滅菌に用いられる熱水や熱水蒸気
により、酸化劣化、加水分解、熱による軟化劣化、硬化
劣化、脆性破壊、接着強度の低下が発生してしまう。
【0038】本発明の内視鏡の各部品同士の接着に使用
する接着剤は、各構成成分を配合して製造されるが、そ
れには、通常の接着剤を製造するための種々の装置を用
いれば良い。
【0039】接着剤の製造に際しては、接着剤に、触
媒、接着付与剤、溶剤、可塑剤、充填剤、その他(抗酸
化剤、重合禁止剤、界面活性剤、防かび剤、着色剤)を
必要に応じて添加することが出来る。また、これらの添
加剤は、主剤の成分中に予め混合されていてもよい。
【0040】以上説明した2液反応加熱型接着剤を用い
た、内視鏡の各部品同士の接着は、次のようにして行わ
れる。即ち、まず主剤を含むA液と硬化剤を含むB液を
所定の割合で混合する。次いで、この混合物を接合され
るべき所定の内視鏡部品の表面に、刷毛等により塗布
し、両者を接合し、固定して、所定の加熱温度で所定加
熱時間、加熱することにより、内視鏡の各部品同士は強
固に接着される。
【0041】加熱温度は、接着剤の主剤および硬化剤の
種類および配合比により異なるが、60℃〜135℃が
好ましい。加熱時間は、0.5〜3時間程度が好まし
い。加熱温度が60℃未満では、硬化反応の進行が遅
く、硬化に時間がかかりすぎ、一方、135℃を越える
と、耐熱性の低い内視鏡部品が熱劣化を生ずる場合もあ
るので、好ましくない。
【0042】なお、内視鏡の部品が接着剤により接合さ
れる場合としては、例えば、内視鏡の挿入部内に挿通さ
れるチューブ類の口元部分を内視鏡の挿入部の先端や操
作部に固定するため、挿入部の先端硬質部に配置された
レンズ群を挿入部のレンズ枠や先端硬質部と固定するた
め、挿入部に挿通されたファイバーバンドルを挿入部の
レンズ枠や先端硬質部に固定するため、挿入部の先端硬
質部に組み込まれたCCDを保護固定するため、等が挙
げられる。
【0043】また、可撓性外皮チューブの端部を外側か
ら糸で緊迫してその内側の部材に固定した後、挿入性の
確保と糸のほつれを防止するために、外側から接着剤が
塗布されている。本発明は、これらの場合に適用される
のである。
【0044】以上のように、本発明では、接着剤とし
て、エポキシ樹脂に所定量のゴムおよび/またはプラス
チックを添加した主剤と、所定のアミンからなる硬化剤
を、所定の配合比で混合して得た2液反応型接着剤を用
いて、内視鏡の部品同士を接合、または内視鏡の挿入部
の可撓性外皮チューブ端部に対する外面仕上げと糸の固
を行っているため、様々な消毒方法によっても、優れた
接着強度が得られ、かつ初期外観と変わらない可撓性外
皮チューブの端部外観を得ることが可能である。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、本発明の種々の実施形態に
ついて説明する。
【0046】実施形態1 主剤として、プレリアクション法を用いてCTBN(カ
ルボキシル基を末端基とするブタジエンニトリル、分子
量:3000〜4000)を添加したビスフェノールA
タイプエポキシ樹脂EPR−4023(旭電化製)を10
0重量部と、硬化剤として、メタキシレン系脂肪芳香族
アミン系硬化剤EH−354(旭電化)を40重量部と、
接着付与剤としてシランカップリング剤KBM403
(信越化学)1%を含む接着剤を調製した。
【0047】この接着剤を、接着されるべき内視鏡の部
品表面に刷毛により塗布し、両者を接着して、80℃で
2時間、加熱して硬化反応をさせ、内視鏡を組み立て
た。
【0048】実施形態2 主剤として、プレリアクション法を用いてCTBNを添
加したビスフェノールAタイプエポキシ樹脂EPR−4
023(旭電化製)を80重量部と、グリシジルエーテル
系希釈剤ED−529(旭電化製)を20重量部と、硬化
剤として、脂肪芳香族アミン系硬化剤EH−354(旭
電化)を40重量部と、接着付与剤として、シランカッ
プリング剤KBM403(信越化学)1%を含む接着剤を
調製した。
【0049】この接着剤を、接着されるべき内視鏡の部
品表面に刷毛により塗布し、両者を接着して、80℃で
2時間、加熱して硬化反応をさせ、内視鏡を組み立て
た。
【0050】比較例 主剤として、ビスフェノールAタイプエポキシ樹脂EP
−4100(旭電化製)を100重量部と、硬化剤とし
て、脂肪族アミン系硬化剤EH−217(旭電化)を20
重量部と、接着付与剤として、シランカップリング剤K
BM403(信越化学)1%を含む接着剤を調製した。
【0051】この接着剤を、接着されるべき内視鏡の部
品表面に刷毛により塗布し、両者を接着して、80℃で
2時間、加熱して硬化反応をさせ、内視鏡を組み立て
た。
【0052】実施形態3 主剤として、プレリアクション法を用いてCTBNを添
加したビスフェノールAタイプエポキシ樹脂EPR−4
023(旭電化製)を60重量部と、多官能型フェノール
ノボラック型エポキシ樹脂エピコート152(油化シェ
ルエポキシ製)を40重量部と、硬化剤として、脂肪芳
香族アミン系硬化剤EH−354(旭電化)を40重量部
と、接着付与剤として、シランカップリング剤KBM4
03(信越化学)1%を含む接着剤を調製した。
【0053】この接着剤を、接着されるべき内視鏡の部
品表面に刷毛により塗布し、両者を接着して、80℃で
2時間、加熱して硬化反応をさせ、内視鏡を組み立て
た。
【0054】実施形態4 主剤として、プレリアクション法を用いてCTBNを添
加したビスフェノールAタイプエポキシ樹脂EPR−4
023(旭電化製)を80重量部と、ビスフェノールFタ
イプエポキシ樹脂EP−4901(旭電化製)を15重量
部と、グリシジルエーテル系希釈剤ED−529(旭電
化製)を5重量部と、硬化剤として、脂肪芳香族アミン
系硬化剤EH−354(旭電化)を40重量部と、接着付
与剤として、シランカップリング剤KBM403(信越
化学)1%を含む接着剤を調製した。
【0055】この接着剤を、接着されるべき内視鏡の部
品表面に刷毛により塗布し、両者を接着して、80℃で
2時間、加熱して硬化反応をさせ、内視鏡を組み立て
た。
【0056】以上の各実施形態及び比較例で用いた接着
剤の成分処方を下記表1に示す。また、これらの各例の
接着剤を用い、ステンレス同士(SUS+SUS)、およ
びステンレスとポリサルホン(SUS+PSF)を接着
した場合の初期接着強度、酸化系薬液試験(過酢酸浸漬)
とオートクレーブ試験による試験後の接着強度の結果
も、併せて下記表1に示す。
【0057】なお、酸化系薬液試験およびオートクレー
ブ試験は、サンプルを接着して80℃で2時間加熱して
硬化させた後に行った。
【0058】
【表1】
【0059】注1.外皮チューブ端部固定部サンプル:
可撓性外皮チューブの端部を外側から糸で緊迫してその
内側の部材に固定した後、挿入性の確保と糸のほつれを
防止するため、その糸に接着剤を塗布して外面仕上げを
した物。
【0060】注2.合格、不合格表示 合格:初期外観と同等の場合 不合格:初期外観よりも表面がベトツキ、軟化した場
合。
【0061】ここで、接着強度試験では、JIS K 6850
[接着剤の引張せん断接着強さ試験方法]に準拠して行
い、試験片をステンレス304(SUS+SUS)同士
とした場合と、ステンレス304とポリサルホン(SU
S+PSF)とした場合とで、接着強度を測定した。
【0062】また、過酢酸試験では、JIS K 6858[接着
剤の耐薬品性試験方法]に準拠して、上記の試験片を6
%過酢酸溶液に53℃で24時間浸漬した後に取出し、
24時間常温で乾燥した後に、引張せん断接着強さ試験
を行い、接着強度を測定した。
【0063】オートクレーブ試験では、135℃の蒸気
を用いる蒸気滅菌装置で上記の600例の試験片を滅菌
して取出し、24時間常温で乾燥した後に引張せん断接
着強さ試験を行い、接着強度を測定した。接着強度の単
位はMPaである。
【0064】上記表1に示す、これらの試験結果から明
らかなように、実施形態1〜4では、過酢酸試験とオー
トクレーブ試験により、それほどの接着強度の低下を示
していないのに対し、比較例では、大幅に接着強度が低
下していることがわかる。従って、本実施形態では、内
視鏡部品の接合等に使用された接着剤の硬化物が、酸化
性薬液やオートクレーブにより劣化を生じていない。
【0065】また、外皮チューブ端部固定部サンプル
は、初期外観はいずれも良好であったが、比較例では、
過酢酸試験とオートクレーブ試験により、接着剤の硬化
物が軟化劣化を生じ、表面のベトツキが生じた。これに
対し、実施形態1〜4では、過酢酸試験とオートクレー
ブ試験によっても、初期外観と同等の外観を示した。
【0066】本発明には、以下のような好ましい形態が
ある。
【0067】(1)エポキシ樹脂は、ビスフェノールA
型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ノ
ボラック型エポキシ樹脂、臭素化エポキシ樹脂、脂環式
型エポキシ樹脂、多官能型エポキシ樹脂、またはこれら
の2種以上の混合物であること。
【0068】(2)エポキシ樹脂に添加されるゴムが、
アクリルゴムまたは液状ニトリルゴムであり、エポキシ
樹脂に添加されるプラスチックが、アクリル樹脂または
ウレタン樹脂であること。
【0069】(3)エポキシ樹脂へのゴムやプラスチッ
クの添加量が、1〜50重量%であること。
【0070】(4)主剤と硬化剤の配合比が、10:1
〜10:7であること。
【0071】(5)接着剤には、更に触媒、接着付与
剤、溶剤、可塑剤、充填剤、その他(抗酸化剤、重合禁
止剤、界面活性剤、防かび剤、着色剤)が添加されてい
ること。
【0072】(7)接着剤を施した後の加熱温度は、6
0〜135℃であり、加熱時間は、0.5〜3時間であ
ること。
【0073】(8)内視鏡の部品が接着剤により接合さ
れる場合は、内視鏡の挿入部内に挿通されるチューブ類
の口元部分を内視鏡の挿入部の先端や操作部に固定する
ため、挿入部の先端硬質部に配置されたレンズ群を挿入
部のレンズ枠や先端硬質部に固定するため、挿入部に挿
通されたファイバーバンドルを挿入部のレンズ枠や先端
硬質部に固定するため、または挿入部の先端硬質部に組
み込まれたCCDを保護固定するためであること。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ゴムお
よび/またはプラスチック変性エポキシ樹脂を含む主剤
と、アミン系硬化剤との二液反応型エポキシ接着剤を用
いて、内視鏡部品の接合等を行った場合、接合部が酸化
系薬液やオートクレーブによる消毒操作で劣化すること
がないため、あらゆる滅菌・消毒方法に対して優れた耐
性を備えた内視鏡を得ることが出来、各種消毒・滅菌後
における内視鏡の滅菌レベルを向上させることができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09J 201/00 C09J 201/00 Fターム(参考) 4C061 AA00 BB01 CC07 FF40 FF42 FF43 FF45 FF46 FF47 GG09 JJ03 JJ06 4J040 CA072 DF002 DF032 EC041 EC061 EC071 EC151 EF002 HC02 HC04 HC05 HC06 HC12 HD13 JA13 JB02 KA16 LA06 LA07 LA08 MB02 MB06 NA02 NA17 PA30

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エポキシ樹脂にゴムおよび/またはプラス
    チックを1〜50重量%添加した主剤と、脂肪族アミ
    ン、ポリアミドアミン、芳香族アミン、環状アミン、お
    よび脂肪芳香族アミンからなる群から選ばれた少なくと
    も1種のアミンからなる硬化剤を、10:1〜10:7
    の配合比で混合して得た2液反応型接着剤を用いて、内
    視鏡を構成する部品同士を接合してなることを特徴とす
    る内視鏡装置。
  2. 【請求項2】内視鏡の挿入部の可撓性外皮チューブの端
    部を外側から糸で緊迫してその内側の部材に固定した
    後、挿入性の確保と糸のほつれを防止するため、その糸
    に接着剤を塗布して外面仕上げと固定を行ってなる内視
    鏡装置であって、前記接着剤は、エポキシ樹脂にゴムお
    よび/またはプラスチックを1〜50重量%添加した主
    剤と、脂肪族アミン、ポリアミドアミン、芳香族アミ
    ン、環状アミン、および脂肪芳香族アミンからなる群か
    ら選ばれた少なくとも1種のアミンからなる硬化剤を、
    10:1〜10:7の配合比で混合して得た2液反応型
    接着剤であることを特徴とする内視鏡装置。
JP2001043786A 2001-02-20 2001-02-20 内視鏡装置 Pending JP2002238834A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001043786A JP2002238834A (ja) 2001-02-20 2001-02-20 内視鏡装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001043786A JP2002238834A (ja) 2001-02-20 2001-02-20 内視鏡装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002238834A true JP2002238834A (ja) 2002-08-27

Family

ID=18905898

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001043786A Pending JP2002238834A (ja) 2001-02-20 2001-02-20 内視鏡装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002238834A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006503675A (ja) * 2002-11-12 2006-02-02 ミンテック コーポレーション 軟性内視鏡を蒸気再処理する装置および方法
WO2006085623A1 (ja) * 2005-02-10 2006-08-17 Olympus Corporation 内視鏡装置
WO2008049563A1 (de) * 2006-10-23 2008-05-02 Karl Storz Gmbh & Co. Kg Medizinisches instrument, das einen klebstoffverguss mit füllstoff enthält
WO2011126018A1 (ja) 2010-04-09 2011-10-13 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 接着剤組成物および内視鏡装置
WO2013051458A1 (ja) * 2011-10-05 2013-04-11 オリンパス株式会社 医療器具用接着剤組成物、および内視鏡装置
WO2014171166A1 (ja) 2013-04-17 2014-10-23 オリンパス株式会社 接着剤組成物および内視鏡装置
JP2015117283A (ja) * 2013-12-17 2015-06-25 オリンパス株式会社 医療機器用接着剤組成物及び医療機器
WO2019044754A1 (ja) * 2017-08-30 2019-03-07 富士フイルム株式会社 内視鏡用接着剤、硬化物、内視鏡および内視鏡の製造方法
WO2019044755A1 (ja) * 2017-08-30 2019-03-07 富士フイルム株式会社 内視鏡用接着剤、硬化物、内視鏡および内視鏡の製造方法
WO2020012993A1 (ja) * 2018-07-10 2020-01-16 富士フイルム株式会社 内視鏡用接着剤、硬化物、内視鏡、及び内視鏡の製造方法
WO2020175278A1 (ja) 2019-02-26 2020-09-03 富士フイルム株式会社 内視鏡用接着剤及びその硬化物、並びに内視鏡及びその製造方法
WO2020175273A1 (ja) * 2019-02-26 2020-09-03 富士フイルム株式会社 内視鏡用接着剤及びその硬化物、並びに内視鏡及びその製造方法
JP2021037209A (ja) * 2019-09-05 2021-03-11 富士フイルム株式会社 内視鏡撮像装置および内視鏡
CN113474393A (zh) * 2019-02-26 2021-10-01 富士胶片株式会社 内窥镜用粘接剂及其固化物、以及内窥镜及其制造方法

Cited By (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006503675A (ja) * 2002-11-12 2006-02-02 ミンテック コーポレーション 軟性内視鏡を蒸気再処理する装置および方法
WO2006085623A1 (ja) * 2005-02-10 2006-08-17 Olympus Corporation 内視鏡装置
JP2006218102A (ja) * 2005-02-10 2006-08-24 Olympus Corp 内視鏡装置
US9215963B2 (en) 2006-10-23 2015-12-22 Karl Storz Gmbh & Co. Kg Medical instrument containing an adhesive seal with filler
WO2008049563A1 (de) * 2006-10-23 2008-05-02 Karl Storz Gmbh & Co. Kg Medizinisches instrument, das einen klebstoffverguss mit füllstoff enthält
WO2011126018A1 (ja) 2010-04-09 2011-10-13 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 接着剤組成物および内視鏡装置
JP4875790B2 (ja) * 2010-04-09 2012-02-15 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡装置
EP2433996A1 (en) * 2010-04-09 2012-03-28 Olympus Medical Systems Corp. Adhesive composition and endoscope
EP2433996A4 (en) * 2010-04-09 2012-08-01 Olympus Medical Systems Corp LIQUID COMPOSITION AND ENDOSCOPE
WO2013051458A1 (ja) * 2011-10-05 2013-04-11 オリンパス株式会社 医療器具用接着剤組成物、および内視鏡装置
CN103703096A (zh) * 2011-10-05 2014-04-02 奥林巴斯株式会社 医疗器具用粘接剂组合物和内窥镜装置
JP2013078513A (ja) * 2011-10-05 2013-05-02 Olympus Corp 医療器具用接着剤組成物、および内視鏡装置
WO2014171166A1 (ja) 2013-04-17 2014-10-23 オリンパス株式会社 接着剤組成物および内視鏡装置
US9822287B2 (en) 2013-04-17 2017-11-21 Olympus Corporation Adhesive composition and endoscope device
JP2015117283A (ja) * 2013-12-17 2015-06-25 オリンパス株式会社 医療機器用接着剤組成物及び医療機器
WO2015093127A1 (ja) * 2013-12-17 2015-06-25 オリンパス株式会社 医療機器用接着剤組成物及び医療機器
CN105612233A (zh) * 2013-12-17 2016-05-25 奥林巴斯株式会社 医疗器械用粘接剂组合物和医疗器械
CN105612233B (zh) * 2013-12-17 2018-02-23 奥林巴斯株式会社 医疗器械用粘接剂组合物和医疗器械
JPWO2019044755A1 (ja) * 2017-08-30 2019-12-12 富士フイルム株式会社 内視鏡用接着剤、硬化物、内視鏡および内視鏡の製造方法
US10973392B2 (en) 2017-08-30 2021-04-13 Fujifilm Corporation Adhesive for endoscope, cured product, endoscope, and method for producing endoscope
WO2019044754A1 (ja) * 2017-08-30 2019-03-07 富士フイルム株式会社 内視鏡用接着剤、硬化物、内視鏡および内視鏡の製造方法
US11490789B2 (en) 2017-08-30 2022-11-08 Fujifilm Corporation Adhesive for endoscope, cured product, endoscope, and method for producing endoscope
CN111031883A (zh) * 2017-08-30 2020-04-17 富士胶片株式会社 内窥镜用粘接剂、固化物、内窥镜及内窥镜的制造方法
CN111050627A (zh) * 2017-08-30 2020-04-21 富士胶片株式会社 内窥镜用粘接剂、固化物、内窥镜及内窥镜的制造方法
JPWO2019044754A1 (ja) * 2017-08-30 2020-08-13 富士フイルム株式会社 内視鏡用接着剤、硬化物、内視鏡および内視鏡の製造方法
CN111050627B (zh) * 2017-08-30 2022-05-31 富士胶片株式会社 内窥镜用粘接剂、固化物、内窥镜及内窥镜的制造方法
CN111031883B (zh) * 2017-08-30 2022-04-01 富士胶片株式会社 内窥镜用粘接剂、固化物、内窥镜及内窥镜的制造方法
WO2019044755A1 (ja) * 2017-08-30 2019-03-07 富士フイルム株式会社 内視鏡用接着剤、硬化物、内視鏡および内視鏡の製造方法
JPWO2020012993A1 (ja) * 2018-07-10 2021-04-08 富士フイルム株式会社 内視鏡用接着剤、硬化物、内視鏡、及び内視鏡の製造方法
WO2020012993A1 (ja) * 2018-07-10 2020-01-16 富士フイルム株式会社 内視鏡用接着剤、硬化物、内視鏡、及び内視鏡の製造方法
CN113474394A (zh) * 2019-02-26 2021-10-01 富士胶片株式会社 内窥镜用粘接剂及其固化物、以及内窥镜及其制造方法
CN113474393A (zh) * 2019-02-26 2021-10-01 富士胶片株式会社 内窥镜用粘接剂及其固化物、以及内窥镜及其制造方法
JPWO2020175273A1 (ja) * 2019-02-26 2021-10-14 富士フイルム株式会社 内視鏡用接着剤及びその硬化物、並びに内視鏡及びその製造方法
WO2020175273A1 (ja) * 2019-02-26 2020-09-03 富士フイルム株式会社 内視鏡用接着剤及びその硬化物、並びに内視鏡及びその製造方法
WO2020175278A1 (ja) 2019-02-26 2020-09-03 富士フイルム株式会社 内視鏡用接着剤及びその硬化物、並びに内視鏡及びその製造方法
JP7162120B2 (ja) 2019-02-26 2022-10-27 富士フイルム株式会社 内視鏡用接着剤及びその硬化物、並びに内視鏡及びその製造方法
CN113474394B (zh) * 2019-02-26 2024-01-16 富士胶片株式会社 内窥镜用粘接剂及其固化物、以及内窥镜及其制造方法
CN113474393B (zh) * 2019-02-26 2024-01-16 富士胶片株式会社 内窥镜用粘接剂及其固化物、以及内窥镜及其制造方法
JP2021037209A (ja) * 2019-09-05 2021-03-11 富士フイルム株式会社 内視鏡撮像装置および内視鏡
JP7157024B2 (ja) 2019-09-05 2022-10-19 富士フイルム株式会社 内視鏡撮像装置および内視鏡

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006218102A (ja) 内視鏡装置
EP2987839B1 (en) Adhesive composition and endoscope device
JP4875790B2 (ja) 内視鏡装置
JP2002238834A (ja) 内視鏡装置
JP5800659B2 (ja) 医療器具用接着剤組成物、および内視鏡装置
WO2015093127A1 (ja) 医療機器用接着剤組成物及び医療機器
CN102204806B (zh) 内窥镜用挠性管及其制造方法
JP2008284191A (ja) 医療機器用接着剤およびこれを用いた内視鏡装置
JP5535726B2 (ja) 内視鏡装置及びその製造方法
JP3806635B2 (ja) 内視鏡装置
JP2005152461A (ja) 内視鏡装置
JP6782364B2 (ja) 内視鏡用接着剤、硬化物、内視鏡および内視鏡の製造方法
CN111031883B (zh) 内窥镜用粘接剂、固化物、内窥镜及内窥镜的制造方法
JP5289283B2 (ja) 内視鏡装置及びその製造方法
CN112334054A (zh) 内窥镜用粘接剂及其固化物、以及内窥镜及其制造方法
JP6948454B2 (ja) 内視鏡用接着剤、硬化物、内視鏡及び内視鏡の製造方法
JP2019041873A (ja) 内視鏡用接着剤及びその硬化物、並びに内視鏡及びその製造方法
JP2019041872A (ja) 内視鏡用接着剤、硬化物、内視鏡および内視鏡の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040820

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041005

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041206

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060228