JP2002238040A - ビデオ会議システム - Google Patents

ビデオ会議システム

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JP2002238040A
JP2002238040A JP2001034469A JP2001034469A JP2002238040A JP 2002238040 A JP2002238040 A JP 2002238040A JP 2001034469 A JP2001034469 A JP 2001034469A JP 2001034469 A JP2001034469 A JP 2001034469A JP 2002238040 A JP2002238040 A JP 2002238040A
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複雑な操作が不要で、ユーザが簡単にビデオ会
議に参加できるビデオ会議システムを提供する。 【解決手段】このビデオ会議システムは、複数のユーザ
のユーザPC100と、各ユーザPC100にクレード
ル110を介して接続される動画撮影が可能なデジタル
カメラ120と、ビデオ会議用サーバ130と、これら
のユーザPC100、ビデオ会議用サーバ130を接続
するインターネット150とから構成されている。各ユ
ーザPC100は、ビデオ会議を行うためのビデオ会議
用プログラムを有し、デジタルカメラ120がクレード
ル110に装着され、ユーザPC100と双方向通信可
能に接続たことを検出すると、前記ビデオ会議用プログ
ラムを自動起動し、通話する双方のデジタルカメラ10
0で撮影した動画を、双方のユーザPC100のディス
プレイに表示させてビデオ会議を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオ会議システ
ムに係り、特に通信ネットワークを介して複数の利用者
どうしでビデオ会議を実施するビデオ会議システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】複数のステーションを放送形通信可能な
如く相互に接続し、各ステーションに入力装置と表示装
置を具備させ、ステーションからの会議参加ステーショ
ンリストを含む会議要求の送信により会議に参加するス
テーションを論理的にグループとして結合し、グループ
形成中はグループ以外のステーションからの前記表示装
置及び入力装置に対するアクセスを排除する排他制御を
行うことが可能な電子会議方式が、特開昭59−154
840号の公報に示されている。
【0003】また、相手側からの映像を表示すると同時
に、自己側の送信中の画像を鏡像または正像にて画面の
半分もしくは一部に表示する映像表示部を有する映像受
信装置が特開昭60−178784号の公報に示されて
いる。
【0004】また、複数の会議出席者の動画を撮像する
複数の撮像手段及び可聴音を入力する複数の可聴音入力
手段を有し、各手段からの動画データ及び可聴音データ
の伝送を行う会議ユニットシステムを回線を介して複数
個接続した電子会議システムにおいて、前記複数の会議
出席者の中から発言者を判定する識別手段と、この識別
手段にて判定された発言者を示す識別情報を生成し、こ
の識別情報を回線を介して送信する送信手段と、前記回
線より前記識別情報を受信する受信手段と、一画面を複
数領域に分割し、前記受信手段により受信した識別情報
に対応する発言者の動画データに基づき発言者を前記分
割した画面の所定の領域に動画により表示するととも
に、発言者以外の他の会議出席者の動画データに基づき
当該他の会議出席者を前記分割した画面の他の領域に静
止画により表示する表示手段とを設けた電子会議システ
ムが特公平7−71275号の公報に示されている。
【0005】また近年では、インターネットを介して他
の利用者とビデオ会議(ビデオカンファレンス)を実施
することが可能となっている。また、ネットワーク上の
所定のサーバに登録された複数の通信可能な状態にある
利用者のリストを利用者側のパソコンが取得して表示
し、該リストの中から利用者が希望する相手を選択して
テレビ電話式のネットミーティングを実施することが可
能なシステムが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら特開昭5
9−154840号の公報に示されている電子会議方式
は、グループ以外のステーションからのアクセスを排除
する排他制御を実施する方式であって、電子会議を実施
することが可能な相手を容易に選択したり、電子会議に
関する初期の登録の作業を容易にすることができないと
いう不具合を生じていた。
【0007】また、特開昭60−178784号の公報
に示されている映像受信装置は、テレビ電話の実施中に
通信相手の撮像画像とともに自己側から送信中の画像を
映像表示部に表示する装置であって、テレビ電話を実施
することが可能な相手を容易に選択したり、予め撮像し
て記録されている画像を容易に選択して相手に送信する
ことが出来ないという不具合を生じていた。
【0008】また、特公平7−71275号の公報に示
されている電子会議システムでは、複数の会議出席者の
画像を一画面上に表示して、発言者を特定して所定の領
域に動画による表示を行う会議システムであり、電子会
議を実施することが可能な相手を容易に選択したり、予
め撮像して記録されている画像を容易に選択して相手に
送信することができないという不具合を生じていた。
【0009】一般にインターネット等の通信ネットワー
クにログインして実際の利用を可能にする際に、利用者
が入力した利用者自身の氏名、住所、利用料金の支払い
方法、メールアドレス等の個人情報は、プロバイダ等の
所定のサーバ又は利用者が所有する通信端末(パソコ
ン、電子カメラ、携帯電話等の通信機器)等に記録され
ている。しかし従来は、ネットワークを介して通話する
ためのビデオ会議用のソフトウェアを最初に起動する際
に、改めて前記個人情報等を入力する必要があった。し
たがって面倒な操作を好まない利用者については、せっ
かくビデオ会議を実施可能な環境が整備されているにも
かかわらずテレビ会議システムに登録することなく利用
しないで過ごしてしまうという状況が生じていた。ま
た、利用者が個人情報の登録を試みたものの、多数設定
する個人情報の入力を誤ったためにビデオ会議システム
を利用可能な状態に設定することができないという不具
合を生じていた。
【0010】また、上記のネットミーティングのシステ
ムでは、インターネットの普及に伴ってサーバに登録さ
れている通信可能な利用者の人数が数千人という膨大な
量にのぼってしまっているため、事実上利用者が所望の
通信相手を探すことができないという不具合を生じてい
た。
【0011】また、上記のネットミーティングのシステ
ムでは、特定のサーバに登録されている他の利用者の呼
称、アドレス、他の利用者が特定のネットミーティング
用のアプリケーションソフトウェアを起動しているか否
かといった大まかな通信の可否情報を取得して利用者の
パソコンに表示することが可能であるものの、利用者に
とって容易に通信相手を認識しづらい文字にて情報が表
示されるため、事実上所望の通信相手を特定して選択す
ることが困難であるという不具合を生じていた。
【0012】また、所望の通信相手がネットミーティン
グを実施することが可能な状態であるか否かの情報及
び、所望の通信相手の通信可否に関する複数のステータ
ス情報を利用者が容易に知ることができなかったため、
実際にネットミーティングを実施してみた後に発生する
不都合などを予測することが困難であるという不具合を
生じていた。
【0013】また従来は、他の利用者とネットミーティ
ングを実施中に、電子カメラ等で撮像して記録されてい
る1乃至複数の画像を相手に送信する場合には、ネット
ミーティング用のアプリケーションソフトウェア以外の
ファイル管理プログラムを同時に起動して、利用者が送
信を希望する画像ファイルを選択して送信を指示してい
た。しかし、所望の画像が記録されている記録装置のド
ライブ又はディレクトリ等のファイル名をファイル管理
プログラムが一覧表示を実施しても、ファイル名だけで
は画像の内容を理解することができないため、利用者が
これぞと思われる画像のファイル名を指定してから画像
を閲覧して確認し、その後送信の指示を行うという煩雑
な画像送信の操作を実施していた。
【0014】更に、複数の画像を送信する場合には、上
記の処理を複数の画像について実施する必要があるた
め、たいへんめんどうな処理を実施しないと画像を送信
することができないという状況であった。
【0015】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、複雑な操作が不要で、ユーザが簡単にビデオ
会議に参加することができ、また、ビデオ会議システム
の利用を最初に開始する際の初期登録を容易にし、ビデ
オ会議を開始する際に所望の相手を容易に選択可能と
し、ビデオ会議実施中において撮像済の画像を容易に選
択して送信することが可能なビデオ会議システムを提供
することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本願請求項1に係る発明は、通信ネットワークを介し
て相互に通信可能な各ユーザのコンピュータと、該コン
ピュータと双方向通信可能に接続される動画撮影が可能
な各ユーザの電子カメラとから構成され、各ユーザの電
子カメラで撮影した動画を通話先のコンピュータのディ
スプレイに表示させてビデオ会議を可能にするビデオ会
議システムにおいて、前記コンピュータは前記ビデオ会
議を行うためのビデオ会議用プログラムを有し、前記電
子カメラが双方向通信可能に接続されたことを検出する
と、前記ビデオ会議用プログラムを自動起動することを
特徴としている。
【0017】即ち、電子カメラがコンピュータに双方向
通信可能に接続されると、該コンピュータは、自動的に
ビデオ会議用プログラムを起動し、ビデオ会議ができる
ようにしている。
【0018】本願請求項2に示すように前記電子カメラ
が着脱されるクレードルと、該クレードルとコンピュー
タとを接続する通信ケーブルとを有し、前記クレードル
は、前記電子カメラが装着されると、該電子カメラと前
記通信ケーブルとを接続することを特徴としている。即
ち、電子カメラをクレードルに装着するだけで、ビデオ
会議ができるようにしている。
【0019】前記電子カメラは、本願請求項3に示すよ
うに撮影/再生モードと、該電子カメラをコンピュータ
用カメラとして機能させるビデオ会議モード又はカード
リーダとして機能させるマスストレージクラスモードの
いずれかが設定される通信モードとを有し、前記電子カ
メラは、前記コンピュータと双方向通信可能に接続され
たことを検出すると、自動的に前記通信モードに設定
し、前記コンピュータは、前記設定された通信モードが
ビデオ会議モードのときに、前記ビデオ会議用プログラ
ムを自動起動することを特徴としている。
【0020】前記コンピュータは、本願請求項4に示す
ようにビデオ会議用プログラム及び画像表示用プログラ
ムを有し、前記電子カメラが双方向通信可能に接続され
たことを検出すると、前記ビデオ会議用プログラム及び
画像表示用プログラムを自動起動することを特徴として
いる。
【0021】本願請求項5に係る発明は、通信ネットワ
ークを介して相互に通信可能な各ユーザのコンピュータ
と、該コンピュータと双方向通信可能に接続される動画
撮影が可能な各ユーザの電子カメラとから構成され、各
ユーザの電子カメラで撮影した動画を通話先のコンピュ
ータのディスプレイに表示させてビデオ会議を可能にす
るビデオ会議システムにおいて、前記コンピュータは前
記ビデオ会議を行うためのビデオ会議用プログラムを有
し、前記電子カメラが双方向通信可能に接続されたこと
を検出し、かつ該電子カメラの機種が所定の機種のとき
のみ、前記ビデオ会議用プログラムを動作させることを
特徴としている。前記所定の機種の電子カメラは、本願
請求項6に示すように前記ビデオ会議用プログラムに対
応する機能を有する電子カメラ、又は前記ビデオ会議用
プログラムに対応する機能を有し、かつ所定のメーカの
電子カメラであることを特徴としている。即ち、コンピ
ュータに接続される電子カメラが、所定の通信モードで
動画をコンピュータに送信できる所定の機種の場合に限
り、前記ビデオ会議用プログラムが起動できるようにし
ている。
【0022】本願請求項7に係る発明は、通信ネットワ
ークを介して相互に通信可能な各ユーザのコンピュータ
と、該コンピュータと双方向通信可能に接続される動画
撮影が可能な各ユーザの電子カメラとから構成され、各
ユーザの電子カメラで撮影した動画を通話先のコンピュ
ータのディスプレイに表示させてビデオ会議を可能にす
るビデオ会議システムにおいて、前記コンピュータは前
記ビデオ会議を行うためのビデオ会議用プログラムを有
し、該ビデオ会議用プログラムは、他のプログラムでの
ユーザ登録時のユーザの個人情報を使用する機能を前記
コンピュータに実行させることを特徴としている。即
ち、ユーザはビデオ会議用プログラムで改めてユーザ登
録を行う必要がなく、手間を省くことができる。
【0023】前記他のプログラムは、本願請求項8に示
すように前記ビデオ会議用プログラムの起動時に同時に
起動される画像表示用プログラムであり、更に画像表示
用プログラムは、本願請求項9に示すように前記電子カ
メラ内の記録媒体に記録されている画像、又は前記コン
ピュータ内の記録媒体に記録されている画像の一覧と、
各種のサービスを実施しているサーバに接続することを
指示するメニューボタンとを前記コンピュータのディス
プレイに同時に表示させる機能と、前記画像の一覧から
選択した画像を前記メニューボタンによって選択したサ
ーバに送信させる機能とを前記コンピュータに実行させ
ることを特徴としている。
【0024】前記ビデオ会議用プログラムは、通話中に
前記画像の一覧から画像が選択され、画像送信が指示さ
れると、前記選択された画像を通話先に送信させる機能
を前記コンピュータに実行させることを特徴としてい
る。これにより、通話先に簡単に画像を送ることができ
る。
【0025】本願請求項11に係る発明は、自己の通信
機器と他の利用者の通信機器との間で撮像中の画像を互
いに送受信しながら実施するビデオ会議中に、他の利用
者の通信機器から送信されてきた画像をビデオ会議を行
う他の利用者のアドレス等の登録情報と関連付けて記録
するアドレス帳作成方法であって、画像を他の利用者の
通信機器から受信して表示する工程と、前記表示されて
いる画像を記録する指示を利用者が入力する工程と、前
記入力した画像を記録する指示に基づいて受信した画像
を、通信中の他の利用者の通信先を示すアドレス情報と
関連付けて記録手段に記録する工程と、前記記録した画
像と他の利用者の通信先を示すアドレスとを関連付けて
表示する工程とを含むことを特徴としている。
【0026】即ち、通話中に通話相手を示す動画から静
止画又は動画の一部を取り込み、これを通話相手のアド
レス帳に組み込むことができるようにしている。
【0027】本願請求項12に係る発明は、ビデオ会議
中に利用者が指定した画像を他の利用者の通信機器に送
信する画像送信方法であって、他の利用者の通信機器と
自己の通信機器とが音声又は画像の通話を行う工程と、
自己の通信機器の表示手段に1乃至複数の画像メニュー
として表示する工程と、前記通話中に利用者が送信を希
望する画像を前記画像メニューの中から選択する工程
と、前記通話中に利用者が前記選択した画像の送信を指
示する工程と、前記入力された通信の指示に基づいて、
前記選択した画像を前記通話中に他の通信機器に送信す
る工程と、を含むことを特徴としている。これにより、
通話先に簡単に画像を送ることができる。
【0028】本願請求項13に係る発明は、自己の通信
機器と他の利用者の通信機器との間で撮像中の画像を互
いに送受信しながら実施するビデオ会議を開始する際
に、予め登録されたビデオ会議を実施する相手の利用者
に関する情報をリスト表示するアドレス帳の表示方法で
あって、ビデオ会議を実施する相手の利用者の氏名、名
称、通信先を示すアドレス、通信する相手の利用者のメ
ッセージ又はコメント、相手の利用者の写真等の相手情
報を自己の通信機器の表示手段に表示する工程と、ビデ
オ会議を実施する相手の通信可否状況に関する情報を他
の通信機器から取得する工程と、前記取得したビデオ会
議を実施する相手の通信可否状況を前記相手情報と関連
付けて前記表示手段に表示する工程と、を含むことを特
徴としている。即ち、自分のアドレス帳を開くだけで、
通話可能な相手を簡単に捜すことができる。
【0029】本願請求項14に示すように前記ビデオ会
議を実施する相手の利用者の氏名、名称、通信先を示す
アドレス、通信する相手の利用者のメッセージ又はコメ
ント、相手の利用者の写真等の相手情報を通信ネットワ
ークを介して他の通信機器から取得する工程を含むこと
を特徴としている。前記通信可否状況の表示は、本願請
求項15に示すように図柄又は文字を用いた表示である
ことを特徴としている。
【0030】本願請求項16に係る発明は、自己の通信
機器と他の利用者の通信機器との間で撮像中の画像を互
いに送受信しながら実施するビデオ会議の開始の際に、
予め登録されたビデオ会議を実施する相手の利用者に関
する情報をリスト表示して、該リスト表示されたアドレ
ス帳からビデオ会議を実施する通信先の相手を設定する
通信相手の設定方法であって、ビデオ会議を実施する相
手の利用者の氏名、名称、通信先を示すアドレス、通信
する相手の利用者のメッセージ又はコメント、相手の写
真等の相手情報を自己の通信機器の表示手段に表示する
工程と、ビデオ会議を実施する相手の通信可否状況の情
報を他の通信機器から取得し、該取得した通信可否状況
に基づいて現在ビデオ会議を実施することができない相
手を選出する工程と、前記受信したビデオ会議を実施す
る相手の通信可否状況を前記相手情報と関連付けて前記
表示手段に表示する工程と、利用者が前記ビデオ会議を
実施することができない相手をビデオ会議の実施相手と
して選択した際には、該利用者の選択を拒否する通知を
利用者に行う工程と、を含むことを特徴としている。即
ち、相手が通話受付可能な状態でない場合には、その相
手をアドレス帳で通話相手として選択できないようにし
ている。
【0031】本願請求項17に係る発明は、自己の通信
機器と他の利用者の通信機器との間で撮像中の画像を互
いに送受信しながら実施するビデオ会議の開始の際に、
予め登録されたビデオ会議を実施する相手の利用者に関
する情報をリスト表示して、該リスト表示されたアドレ
ス帳からビデオ会議を実施する通信先の相手を設定する
通信相手の設定方法であって、ビデオ会議を実施する相
手の利用者の氏名、名称、通信先を示すアドレス、通信
する相手の利用者のメッセージ又はコメント、相手の写
真等の相手情報を自己の通信機器の表示手段に表示する
工程と、ビデオ会議を実施する相手の通信可否状況の情
報を他の通信機器から取得し、該取得した通信可否状況
に基づいて現在ビデオ会議を実施することが可能な相手
を選出する工程と、前記受信したビデオ会議を実施する
相手の通信可否状況を前記相手情報と関連付けて前記表
示手段に表示する工程と、利用者が前記ビデオ会議を実
施することが可能な相手を選択した際にのみ、該選択を
許可し、該選択された相手の利用者のアドレスとビデオ
会議を開始する工程と、を含むことを特徴としている。
【0032】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るビデオ会議システムの好ましい実施の形態について説
明する。
【0033】図1は本発明の実施形態に係るビデオ会議
システムの全体構成図である。このビデオ会議システム
は、図1に示すように複数のユーザのコンピュータ(以
下、「ユーザPC」という)100、100、…と、各
ユーザPC100にクレードル110を介して接続され
る動画撮影が可能なデジタルカメラ(電子カメラ)12
0、120、…と、ビデオ会議用サーバ(以下、「VC
サーバ」という)130と、ユーザの個人情報等を管理
する管理サーバ140と、これらのユーザPC100、
VCサーバ130及び管理サーバ140等を接続するイ
ンターネット150等の通信ネットワークとから構成さ
れている。
【0034】ユーザPC100は、デジタルカメラ12
0からクレードル110及びUSBケーブル122を介
して画像等の情報の送受信を行うことが可能であるとと
もに、インターネット150を介して画像や音声等の情
報の送受信を行うことができるようになっている。
【0035】また、このユーザPC100には、デジタ
ルカメラ120内の記録媒体に記録された画像やユーザ
PC100内の記録媒体に記録された画像を一覧表示す
るための画像表示用プログラムと、本発明に係るビデオ
会議を実施するためのビデオ会議用プログラムとがイン
ストールされている。尚、画像表示用プログラム及びビ
デオ会議用プログラムの詳細については後述する。
【0036】クレードル110は、ユーザPC100と
双方向通信可能な通信ケーブル(この実施の形態ではU
SBケーブル)112と接続され、また、ACアダプタ
114から直流電源が供給されるようになっている。
【0037】クレードル110は、カメラ着脱時にデジ
タルカメラ120を案内する凹部110Aを有し、この
凹部110Aの底面には、クレードルコネクタ110B
が設けられている。そして、デジタルカメラ120をク
レードル110の凹部110Aに装着すると、その装着
動作に連動してカメラ底面に設けられているカメラコネ
クタ(図示せず)がクレードルコネクタ110Bに接続
されるようになっている。クレードル110にデジタル
カメラ120が装着され、かつカメラ電源がOFFの場
合には、ACアダプタ114から供給される直流電源に
基づいてカメラ内の充電電池が充電され、カメラ電源が
ONの場合には、ACアダプタ114から供給される直
流電源がカメラ内の充電電池に優先して使用される。
【0038】デジタルカメラ120は、静止画又は動画
を撮影してメモリカードに記録する撮影モードと、メモ
リカードに記録された画像を読み出し、デジタルカメラ
の液晶モニタに表示させる再生モードと、ユーザPC1
00と画像等の情報の送受信を行うための通信モードと
を有している。
【0039】前記撮影モードと再生モードは、デジタル
カメラ120の図示しないモード選択レバーの操作によ
っていずれか一方が選択される。一方、上記通信モード
は、デジタルカメラ120がユーザPC100とUSB
接続されると、自動的に撮影/再生モードに優先して設
定されるようになっている。
【0040】即ち、デジタルカメラ120がクレードル
110に装着され、ユーザPC100及びデジタルカメ
ラ120の電源がONの状態で、かつユーザPC100
とクレードル110とがUSBケーブル112で接続さ
れている場合には、デジタルカメラ120は、自動的に
カメラの動作モードを通信モード(USBモード)にす
る。尚、デジタルカメラ120は特定のUSB端子のプ
ルアップ・オン/オフをモニタすることにより、ユーザ
PC100とのUSB接続/非接続を判別している。
【0041】また、デジタルカメラ120は、USB接
続されたときのカメラ本体のUSB設定状態により、2
種類の異なるデバイスクラスの機器として振る舞う。即
ち、上記USBモードには、デジタルカメラ120をカ
ードリーダとして機能させるUSBマスストレージクラ
スモードと、PCカメラとして機能させるビデオ会議モ
ードとがあり、予めカメラのセットアップで何れか一方
のモードに設定されている。USB設定がUSBマスス
トレージクラスモードの場合には、カメラ内のメモリカ
ードに記録された画像を適宜読み出して送信し、USB
設定がビデオ会議モードの場合には、ビデオ会議が可能
なように撮影中の動画をリアルタイムに送信する。
【0042】一方、ユーザPC100は、デジタルカメ
ラ120がクレードル110に装着されると、デジタル
カメラ120の接続を自動検出(Plug&Play 機能を用い
る)し、デジタルカメラ120の通信モードがUSBマ
スストレージクラスモードの場合には、前記画像表示用
プログラムを自動で起動し、ビデオ会議モードの場合に
は、前記画像表示用プログラム及びビデオ会議用プログ
ラムを自動で起動する。デジタルカメラ120の接続を
自動検出する機能は、ユーザPC100のシステムプロ
グラム起動時又は起動後にデジタルカメラ120の接続
を自動検出するデバイスドライバを組み込んでおき、通
信システムのPlug&Play イベントを監視する。デバイス
ドライバがデジタルカメラ120の接続を認識すると、
デジタルカメラ120の処理モードに応じて必要なプロ
グラムを起動する。なお、本例では、通信ケーブル(U
SBケーブル)112を用いてクレードル110とユー
ザPC100を接続したが、接続形態は有線に限定され
ず、無線通信インターフェースを利用して両者を接続し
てもよい。
【0043】次に、ユーザPC100の画像表示用プロ
グラムが起動した場合について説明する。
【0044】この場合、ユーザPC100のディスプレ
イには、図2に示すビューワウインドウ222が表示さ
れる。このビューワウインドウ222内には、例えばデ
ジタルカメラ120のメモリカードに記録されている撮
影画像データ及び付帯情報の識別情報、ユーザPC10
0のデータベースに記録されている保存画像データ及び
付帯情報のフォルダ名とファイル名の識別情報とが記載
されているファイルリスト224と、ユーザが閲覧を指
示したフォルダ内に記録されている各画像の縮小画像
(サムネイル画像による識別情報)226の一覧表示
と、プリントサービス、画像保存サービスなどの各種の
サービスを提供しているサーバ(図示せず)に接続する
ことを指示する各種のメニューボタン228とが同時に
表示される。
【0045】ユーザは、ビューワウインドウ222上に
表示されているファイル名又は縮小画像226の一覧か
ら所望の1乃至複数の画像をマウス又はキーボードに代
表される入力手段を用いて選択して、各種のサーバへの
接続及び送信を指示するメニューボタン228(例え
ば、プリントサービスボタン、写真公開ボタン、フォト
コンテスト投稿ボタンなど)を押すだけで、所望の画像
のプリントサービス情報の送信やインターネット上での
写真公開サービス及びフォトコンテスト投稿のための画
像ファイルや音声ファイルのアップロードが可能とな
る。
【0046】また、上記画像表示用プログラムがユーザ
PC100にインストールされた後、初めて「ユーザ登
録ボタン」(不図示)が押下された時に、ユーザPC1
00は、図1に示した管理サーバ140にアクセスし、
ユーザ登録の手続きを行う。すなわち、ユーザは、管理
サーバ140のユーザ登録ページにおいて、氏名、住
所、郵便番号、E-mailアドレス、所有している電子カメ
ラの機種、性別、電話番号、生年月日、職業、パスワー
ドなどの個人情報を入力して登録を行う。この登録と引
き換えにユーザの識別情報(ユーザID)が渡され、以
後、管理サーバ140のアクセス時にはユーザIDを照
合して認証を行う。管理サーバ140は、ユーザIDを
用いてユーザの個人情報を管理する。これにより、ユー
ザ毎にカスタマイズしたメニューボタン228やバナー
広告等を配信することができる。
【0047】次に、ユーザPC100にインストールさ
れているビデオ会議プログラムについて説明する。
【0048】このビデオ会議プログラムは、デジタルカ
メラ120のビデオ会議モードを使って、インターネッ
トに接続しているユーザ同士がビデオ会議できるように
するものであり、前述したようにデジタルカメラ120
がビデオ会議モードでユーザPC100とUSB接続さ
れると、Plug&Play 機能により自動的に起動し、前記画
像表示用プログラムが起動していない場合には画像表示
用プログラムも同時に起動する。
【0049】尚、ビデオ会議プログラムは、ビデオ会議
モード搭載のカメラがUSB接続されたときのみ動作可
能となる。即ち、USB接続されたデジタルカメラから
プロダクトID、メーカIDなどを読み取り、そのデジ
タルカメラの機種が、前記ビデオ会議用プログラムに対
応する機能を有するか否かを判断し、前記ビデオ会議用
プログラムに対応する機能を有するデジタルカメラと判
断された場合のみ動作可能となる。更に、上記機能に加
え、所定のメーカのデジタルカメラと判断された場合の
み動作可能とするようにしてもよい。
【0050】上記ビデオ会議プログラムが起動すると、
図3に示すようにユーザPC100のディスプレイに
は、ビューワウインドウ222と同時にビデオ会議用ウ
インドウ(以下、「VCウインドウ」という)300が
子ウインドウとして開かれ、両ウインドウとも開いた状
態で操作可能となる。VCウインドウ300の構成及び
その操作方法について詳しくは後述するが、概説する
と、VCウインドウ300が開いた時点では、図1に示
したVCサーバ130にアクセスせず、ログアウト中と
なっている。このログアウト中では、自分の動画のみが
表示され、閉じるボタン314によりVCウインドウ3
00を閉じることができる。VCウインドウ300を閉
じた後、ビューワウインドウ222上のVCオープンボ
タン(不図示)を押すことによって、再度VCウインド
ウ300を開くことができる。また、VCウインドウ3
00を開いている時には、ログアウト中及びログイン中
を問わずアドレス帳を開くことができる。
【0051】ここで、VCウインドウ300中のログイ
ンボタン316を押すと、ログイン・待受中となる。即
ち、ユーザPC100は、VCサーバ130にアクセス
してユーザID等を送信し、VCサーバ130では、受
信したユーザIDに基づいてログイン・待受中のユーザ
として登録する。
【0052】上記ユーザIDは、前述した画像表示用プ
ログラムをユーザPC100にインストール後、ユーザ
登録を行ったときに管理サーバ140から付与されたユ
ーザIDが使用される。従って、ユーザは、ビデオ会議
プログラムをユーザPC100にインストール後にユー
ザ登録の手続きをする必要がない。尚、ログインボタン
が押されたときにユーザIDがない場合には、画像表示
用プログラムからユーザ登録することを促す警告メッセ
ージがダイアログ表示される。
【0053】また、上記ログイン・待受中に通話先のア
ドレスを指定して通話開始ボタン320を押し、又は相
手先から自分のアドレスが指定されて通話開始ボタンが
押されると、ログイン・通話中となる。尚、ログイン中
のユーザが待受中の状態か通話中の状態かはVCサーバ
130に通知され、VCサーバ130はログイン中のユ
ーザがいずれの状態にあるかを管理している。また、ロ
グイン・待受中、又はログイン・通話中にログアウトボ
タン318が押されると、ログアウト中となり、VCサ
ーバ130では、ログアウトボタン318が押されたユ
ーザの登録を削除する。
【0054】更に、ログイン・通話中に通話切断ボタン
322が押されると、ログイン・待受中となり、VCサ
ーバ130では、ユーザの管理をログイン・通話中から
ログイン・待受中に状態遷移させる。
【0055】図4はVCウインドウ300の拡大図であ
る。VCウインドウ300は、通話中の相手の動画を表
示する相手動画表示部302と、デジタルカメラ120
で撮像している自分の動画が表示される自己動画表示部
304とを有し、これら動画表示部302、304が左
右に並んで配置されている。本例では、相手の動画表示
サイズ及び自分の動画表示サイズは何れも固定されたサ
イズ(例えば、160×120ドット)とするが、それ
ぞれの表示サイズを可変できるように構成してもよい。
【0056】ウインドウのタイトルバー306には、V
Cウインドウ300の機能名称とモジュールバージョン
の情報が表示され、タイトルバー306右端には、最小
化ボタン308、最大化ボタン310、及びクローズボ
タン312が設けられる。クローズボタン312は、ウ
インドウ右下に配置されている閉じるボタン314と同
等であり、これらボタン312又は314が押されると
VCウインドウ300を閉じる処理が行われる。最大化
ボタン310は、ディマー(グレーアウト表示)し、最
大化の処理を受け付けないようになっている。尚最小化
ボタン308は有効に機能し、該ボタン308が押され
るとVCウインドウ300が最小化される。
【0057】タイトルバー306の下にはログインボタ
ン316、ログアウトボタン318、通話開始ボタン3
20、通話切断ボタン322などの操作ボタン及び通話
先入力ボックス324が設けられている。
【0058】VCウインドウ300を開いた時点ではネ
ットワークにアクセスしておらず、相手動画表示部30
2はブランク又は所定のアイコン(例えば、人物のシル
エットを図案化したアイコン)が表示され、自己動画表
示部304には、デジタルカメラ120で撮像している
自分の動画が表示される。
【0059】ログインボタン316の押下によってVC
サーバ130に接続し、ILS(Internet Location Ser
ver)登録を行う。ダイヤルアップ接続のユーザは、この
時点で電話がかかり、インターネットに接続する。ログ
イン中は、ウインドウ左上にインジケータ(アイコン)
325が表示され、ILSログイン中であることを明示
するようになっている。ログイン中に限り、通話の開始
/終了を繰り返すことができる。ログアウトによりIL
Sから削除される。
【0060】ログイン後、通話先入力ボックス324に
通話相手のアドレスを入力する。例えば、通話相手とな
るコンピュータのIPアドレス(例えば133.170.49.153
)を直接入力、若しくは相手メールアドレス(例えば"f
gate@test.fujifilm.co.jp")を直接入力することができ
る。また、通話先入力ボックス324の右横に設けられ
ているアドレス帳オープンボタン326をクリックして
アドレス帳のウインドウ画面(図5参照)を開き、その
一覧の中から相手を選択することによって、自動的に相
手メールアドレスが通話先入力ボックス324内に入力
される。アドレス帳の詳細については後述する。
【0061】VCウインドウ300起動時は、前回通話
した相手のアドレスがデフォルト値として通話先入力ボ
ックス324内に入力された状態になっており、同じ相
手へのコールならば「通話開始ボタン」 320をクリッ
クするのみで済む。
【0062】通常のダイアルアップ接続によるインター
ネットユーザでは、プロバイダーへの接続毎にIPアド
レスは変更される上、現在の自分のIPアドレスの確認
方法を知らない人が多い。したがって、ほとんどの場
合、メールアドレス入力で使用されるものと想定され
る。メールアドレスは画像表示用プログラムのユーザ登
録時のものが自動的に反映されるため、管理サーバ14
0に対してユーザ登録を正しく行っていないと本システ
ムによる通話ができない。
【0063】通話先入力ボックス324にアドレスを入
力した後、通話開始ボタン320を押すと、当該通話相
手のアドレスに対して通話コールを行い、相手が応じれ
ば通話を開始する。通話コール開始後、所定時間内に応
答がなければ、ユーザPC100のディスプレイ上に
「応答無し」である旨を告知するメッセージボックスが
表示される。
【0064】相手が通話に応じ、通話が確立すると、相
手方から送られている映像が相手動画表示部302に表
示される。音声の入/出力については、ユーザPC10
0に付属するマイク及びスピーカによって実現している
が、デジタルカメラ120に内蔵(又は外付け)のマイ
ク及びスピーカを用いてもよい。
【0065】VCウインドウ300において相手動画表
示部302の下部には静止画セーブボタン328が設け
られている。通話相手を表示している時に静止画セーブ
ボタン328を押すと、動画表示が一時停止し、スナッ
プショット(静止画)を撮ることができる。その後、動
画表示が再開され、静止画像の処理方法を問い合わせる
ダイアログ(不図示)が表示される。このダイアログに
は、取り込んだ静止画を「クリップボードにコピーす
る。」又は「アドレス帳の相手画像欄に貼り込む。」な
どといった選択候補が示され、利用者が何れかの処理を
選択することができるようになっている。
【0066】ユーザが「アドレス帳の相手画像欄に貼り
込む」を選択することによって、会話中の相手の1コマ
画像(静止画)がアドレス帳内の該当する相手のアドレ
スと関連付けされて、ユーザPC100内に保存され
る。これにより、以後、アドレス帳を開いた時や、通話
中のVCウインドウ300内に相手の写真が表示され
る。本例では、静止画セーブ機能によって取り込んだ画
像を相手のアドレスと関連付けて記録するが、関連付け
の方法はこれに限定されず、ユーザ登録によって発行さ
れるユーザIDなどユーザを特定できる何らかの情報と
関連付けて記録すればよい。
【0067】また、VCウインドウ300において相手
動画表示部302の下方には、通話相手情報表示部33
0が設けられ、自己動画表示部304の下には自己情報
表示部332及びメッセージ入力ボックス334が設け
られている。通話相手情報表示部330は、通話中の相
手に関する情報を表示するエリアであり、該表示部に
は、相手のアドレス、氏名、コメント、相手が書いたメ
ッセージ、及び相手画像(80×60ドット)などが表
示される。ここで表示される相手のアドレスは、ユーザ
登録したメールアドレスが表示され、これが通話相手特
定のハンドル名となる。氏名は、ユーザ登録した氏名が
表示される。コメントは、自分が相手について記入した
内容であり、相手に関する情報としてアドレス帳に付記
したコメント内容が表示される。メッセージは、相手方
がメッセージ入力ボックスに入力した内容が相手のメッ
セージ入力ボックスの内容が表示される。
【0068】相手画像の表示部336には、アドレス帳
に貼り込まれている画像(静止画)が表示される。アド
レス帳に相手画像の貼り込みが無い場合には、ブランク
又は所定のアイコン(人物のシルエットアイコンなど)
が表示される。
【0069】自己動画表示部304の下に設けられてい
る自己情報表示部332は、自分の登録内容に関する情
報を表示するエリアであり、アドレス及び氏名(何れも
ユーザ登録の内容と同じもの)が表示される。自分に関
する情報の設定はユーザ登録情報を自動的に取り込んで
設定されるため、ユーザの自分情報設定が省略されてい
る。
【0070】メッセージ入力ボックス334は、相手側
がアドレス帳で通信相手を一覧したときに、その相手側
の画面に表示させる文字を入力する欄であり、自分が入
力したメッセージは、相手のアドレス帳の接続先一覧上
や相手のVCウインドウの通信相手情報表示部に表示さ
れることになる。
【0071】図4に示したように、VCウインドウ30
0の下部分には、オプション設定欄338が設けられて
おり、このオプション設定欄に自動応答/手動応答の切
替設定チェックボックス340及びネットワーク帯域選
択ボックス342が表示される。
【0072】自動応答/手動応答の切替設定チェックボ
ックス340は、相手から通話呼び出しが来た時に自動
的に着信応答するか否かを選択するユーザインターフェ
ースである。チェックを外して「手動応答」を選択する
と、相手から通話呼び出しが来た時に、呼出しが来たこ
とを表すダイアログがポップアップし、受けるか拒否か
利用者がその都度選択することができる。その一方、チ
ェックを入れて「自動応答」を選択すると、相手から通
話呼び出しが来た時に、ダイアログなしに即受け付け
る。
【0073】ネットワーク帯域選択ボックス342右端
の下向き三角マーク(▼)をクリックすると、ドロップ
ダウンリスト(プルダウンメニュー)が現れる。ドロッ
プダウンリストには、例えば、28800bps以上のモデム、
ISDN、LANなどの選択候補が表示される。利用者
は、ドロップダウンリストの一覧から自分のネットワー
ク環境の帯域幅に最も近いものを選択する。
【0074】図5は、アドレス帳ウインドウ400の例
が示されている。図4で説明した説明したアドレス帳オ
ープンボタン326が押されると、アドレス帳が開か
れ、ユーザPC100のディスプレイ上にアドレス帳ウ
インドウ400が表示される。図5に示したように、ア
ドレス帳ウインドウ400は、相手先リストを一覧表示
する表示部(以下、相手先リスト表示部という。)40
2と、各種の操作ボタン404、406、408、41
0、412、414を有している。
【0075】相手先リスト表示部402には、図4で説
明した通話相手の情報表示部330に表示される内容が
各人ごとに1件のレコードとなり、そのレコードのリス
トが表示される。レコードの件数(アドレス帳への登録
人数)が多ければ、表示可能な範囲で表示を行うととも
にスクロールバー416によって表示対象を変更可能に
できるように構成されている。レコードの表示順位は、
氏名又はアドレスのアルファベット順、アドレス帳への
登録日付順、使用頻度順、ステータス順など、自由に設
定することが可能である。
【0076】また、相手先リスト表示部402では、リ
スト上の各相手先について、それぞれが現在VCウイン
ドウを開いているかどうかのステータスがアイコン42
0、422、424で表示される。これは、アドレス帳
を開いた時に、ユーザPC100がVCサーバ130に
アクセスして、ILS登録の情報を取得することによっ
て実現される。ユーザPC100は、アドレス帳に登録
されている相手先についてVCサーバ130に問い合わ
せを行い、ILS登録されている者のうち、アドレス帳
の登録されている各相手先についてのみステータスを表
示する。
【0077】ステータスは以下の3通りに表現される。
即ち、オフライン(VCウインドウを開いていない状
態) 、オンライン(誰かと通話中) 、オンライン
(通話していない) の3通りである。図5において、符
号420がオフラインのアイコンを示し、符号422は
オンライン(誰かと通話中)のアイコンを示し、符号4
24はオンライン(通話していない)のアイコンを示
す。
【0078】オフライン中の相手や、オンライン中であ
っても既に誰かと通話中である相手は、通話相手として
選択することができず、オンライン(通話していない)
状態の相手に限り通話受付け可能な状態となっている。
したがって、アドレス帳のユーザインターフェース上に
おいても、相手が通話受付け可能な状態でなければ、ア
ドレス帳上の当該相手を通話相手として選択することが
できないように選択制限の制御が行われる。
【0079】リスト内のうち、通話受付け可能ないずれ
かの相手のレコードをクリックして強調表示にし(例え
ば、カーソル枠430を表示)、その後、選択決定ボタ
ン404を押すと、図4で説明した通話先入力ボックス
324に当該レコードに係る相手のアドレスが入る。リ
スト内のレコードをダブルクリックした場合も選択決定
ボタン404の押下処理と同様の効果とする。
【0080】選択不可能な相手のレコードについては、
強調表示後に選択決定ボタン404を押下しても通話先
入力ボックス324にアドレスを書き込む処理は実行さ
れず、選択不可能である旨の警告メッセージのダイアロ
グをコンピュータ画面上に表示するなどの処理が行われ
る。
【0081】リスト上の各相手先ステータスは、アドレ
ス帳が開かれた時点の状態を表すものである。ステータ
ス更新ボタン406の押下により、再度すべての相手先
についてVCサーバ130に問い合せを行い、ステータ
ス表示を更新することができる。
【0082】相手先リスト表示部402において、相手
先毎に、相手情報の表示部440、相手写真表示部44
2、及びステータス表示部444を備える構成にしたの
で、相手情報とともにステータスを容易に把握すること
ができる。
【0083】また、アドレス帳ウインドウ400の追加
ボタン408、修正ボタン410、及び削除ボタン41
2を操作することによって、アドレス帳の内容を編集す
ることができる。追加ボタン408を押下すると、新し
い相手先を登録するフォームが表示される。図6にフォ
ームの一例を示す。フォーム500には、氏名欄50
2、アドレス欄504、コメント欄506、及び写真貼
付欄(相手画像欄)508が設けられている。
【0084】氏名欄502には、相手の氏名を入力す
る。ここで入力する内容は、自分のコンピュータ内のロ
ーカルな情報としてユーザPC100内部に保存される
ものであるため何でもよく、相手が管理サーバ140に
ユーザ登録した氏名とは関係ない。アドレス欄504
は、相手が管理サーバ140にユーザ登録したメールア
ドレスを入力する必要がある。コメント欄506には、
相手に関するコメントを入力することができる。コメン
ト欄506に記載した内容は、自分のコンピュータ内の
ローカルな情報として保存されるものであり、どのよう
な内容でもよく、相手が自分で設定しているメッセージ
とは関係ない。写真貼付欄508は、追加時のレコード
には初期状態として相手画像がないため、人のシルエッ
トのアイコン表示する。図4で説明した通り、通話中に
静止画セーブボタン328を押すことによって、相手の
画像をアドレス帳に取り込むことができる。
【0085】図6に示した追加のフォーム500に、少
なくとも氏名及びアドレスを入力し、OKボタン510
を押すとレコードが追加される。OKボタン510を押
す前にキャンセルボタン512を押した場合には、レコ
ードの作成処理が取り消される。
【0086】また、図5に示したアドレス帳ウインドウ
400において、修正対象のレコードを選択した後、修
正ボタン410を押下すると、当該選択に係るレコード
について、図6で説明したのと同様のダイアログが表示
され、相手の氏名、アドレス、コメント等の記載内容を
変更することができる。アドレス帳に登録されているレ
コードを削除する場合には、図5に示したリストの中か
ら削除対象のレコードを選択した後、削除ボタン412
をクリックする操作を行う。削除ボタン412の押下に
応動して、ユーザPC100の画面にメッセージによる
確認ダイアログが表示され(例えば、「削除してもよろ
しいですか?」というメッセージとともに、OKボタ
ン、キャンセルボタンが表示され)、利用者が実行OK
の指示を入力すると、当該レコードを削除する処理が行
われる。
【0087】アドレス帳ウインドウ400の右下に設け
られている閉じるボタン414又はタイトルバー440
右端のクローズボタン442を押すことによってアドレ
ス帳が閉じられる。尚、本例では、アドレス帳ウインド
ウ400を閉じなければ図4で説明したVCウインドウ
300を操作できないようになっている。
【0088】更に、本例のアドレス帳は、自動登録機能
を有し、画像表示用プログラム終了やVCウインドウ3
00終了に起因するものも含め、通話終了の時点でアド
レス帳にない相手と通話中だった場合には、アドレス帳
へ登録するか否かを訊ねるダイアログが表示される。利
用者が「YES(OK)」を選択すると、図6で説明し
たようなレコードの追加ダイアログが表示される。この
とき表示される追加ダイアログ内には、通話中だった相
手のアドレスがデフォルト値で転記され、また、通話中
に静止画セーブが行われていれば、その画像も写真貼付
欄に転記される。
【0089】次に、ビューワウインドウ222とVCウ
インドウ300の相互動作について説明する。図7に示
すように、ビューワウインドウ222とVCウインドウ
300は、両方とも開いた状態でそれぞれ操作可能であ
る。ビデオ会議中にビューワウインドウ222上の縮小
画像(サムネイル)226を一つ又は複数選択し、VC
ファイル転送ボタン280をクリックすると、通話中の
相手先に対して、当該選択に係る画像ファイルが送信さ
れる。また、ビューワウインドウ222上で選択した縮
小画像226をVCウインドウ300の相手動画表示部
302にドラッグ&ドロップすることにより、当該選択
に係る画像ファイルが相手に転送されるようなユーザー
インターフェースも可能である。
【0090】VCファイル転送を実施した場合の相手側
(受信側)のユーザPCには、受信中ファイルの進行ダ
イアログが表示され、転送完了時に当該受信ファイルを
含むフォルダが自動的に選択状態となる。その結果、相
手側のビューワウインドウにおいて当該受信ファイルの
サムネイル画像が一覧表示部に表示される。ファイルを
受け取った相手側は、必要に応じて受信ファイルのサム
ネイル画像を選択することにより、受信ファイルの内容
を確認することができる。
【0091】尚、静止画の画像ファイルに限らず、ビュ
ーワウインドウ222の一覧表示部に動画ファイルのア
イコン、音声ファイルのアイコン、文書ファイルのアイ
コンなどを表示させることにより、静止画の画像ファイ
ル転送の操作手順と同様の手順によってビデオ会議中に
各種のファイルを通話相手に送信することができる。
【0092】ビューワウインドウ222のクローズ時に
VCウインドウ300が開いていた場合には、ビューワ
ウインドウ222の終了処理に追従して自動的にVCウ
インドウ300は閉じられる。ビューワウインドウ22
2終了によってVCウインドウ300を閉じる際に、通
話中の状態である場合には、強制的に接続を切断する処
理が行われる。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
子カメラをコンピュータに接続(クレードルに装着)す
るだけで、ビデオ会議用プログラムが自動的に起動する
ようにしたため、複雑な操作が不要で、ユーザが簡単に
ビデオ会議に参加することができる。また、他のプログ
ラムでのユーザ登録時のユーザの個人情報をビデオ会議
用プログラムで使用するようにしたため、改めてユーザ
登録を行う必要がなく、手間を省くことができる。
【0094】また、自分のアドレス帳を開くだけで、通
話可能な相手を簡単に捜すことができ、更にビデオ会議
実施中において通話先に簡単に画像を送ることができ
る。更にまた、通話中に通話相手を示す動画から静止画
又は動画の一部を取り込み、これを通話相手のアドレス
帳に組み込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るビデオ会議システムの
全体構成図
【図2】画像表示用プログラムのGUI画面の一例を示
す図
【図3】ビューワウインドウと同時にビデオ会議用ウイ
ンドウ(VCウインドウ)が開かれた様子を示す図
【図4】本実施形態におけるVCウインドウの拡大図
【図5】アドレス帳ウインドウの画面例を示す図
【図6】アドレス帳のレコード追加フォームの一例を示
す図
【図7】ビューワウインドウとVCウインドウの相互動
作を説明するために用いた説明図
【符号の説明】
100…ユーザPC、112…通信ケーブル、120…
デジタルカメラ、130…VCサーバ、140…管理サ
ーバ、150…インターネット、222…ビューワウイ
ンドウ、226…縮小画像、228…メニューボタン、
280…VCファイル転送ボタン、300…ビデオ会議
用(VC)ウインドウ、326…アドレス帳オープンボ
タン、328…静止画セーブボタン、400…アドレス
帳ウインドウ、402…相手先リスト表示部、420,
422,424…アイコン、444…ステータス表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/44 H04N 5/44 Z 5/45 5/45

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワークを介して相互に通信可
    能な各ユーザのコンピュータと、該コンピュータと双方
    向通信可能に接続される動画撮影が可能な各ユーザの電
    子カメラとから構成され、各ユーザの電子カメラで撮影
    した動画を通話先のコンピュータのディスプレイに表示
    させてビデオ会議を可能にするビデオ会議システムにお
    いて、 前記コンピュータは前記ビデオ会議を行うためのビデオ
    会議用プログラムを有し、前記電子カメラが双方向通信
    可能に接続されたことを検出すると、前記ビデオ会議用
    プログラムを自動起動することを特徴とするビデオ会議
    システム。
  2. 【請求項2】 前記電子カメラが着脱されるクレードル
    と、該クレードルとコンピュータとを接続する通信ケー
    ブルとを有し、前記クレードルは、前記電子カメラが装
    着されると、該電子カメラと前記通信ケーブルとを接続
    することを特徴とする請求項1のビデオ会議システム。
  3. 【請求項3】 前記電子カメラは、撮影/再生モード
    と、該電子カメラをコンピュータ用カメラとして機能さ
    せるビデオ会議モード又はカードリーダとして機能させ
    るマスストレージクラスモードのいずれかが設定される
    通信モードとを有し、 前記電子カメラは、前記コンピュータと双方向通信可能
    に接続されたことを検出すると、自動的に前記通信モー
    ドに設定し、 前記コンピュータは、前記設定された通信モードがビデ
    オ会議モードのときに、前記ビデオ会議用プログラムを
    自動起動することを特徴とする請求項1又は2のビデオ
    会議システム。
  4. 【請求項4】 前記コンピュータはビデオ会議用プログ
    ラム及び画像表示用プログラムを有し、前記電子カメラ
    が双方向通信可能に接続されたことを検出すると、前記
    ビデオ会議用プログラム及び画像表示用プログラムを自
    動起動することを特徴とする請求項1、2又は3のビデ
    オ会議システム。
  5. 【請求項5】 通信ネットワークを介して相互に通信可
    能な各ユーザのコンピュータと、該コンピュータと双方
    向通信可能に接続される動画撮影が可能な各ユーザの電
    子カメラとから構成され、各ユーザの電子カメラで撮影
    した動画を通話先のコンピュータのディスプレイに表示
    させてビデオ会議を可能にするビデオ会議システムにお
    いて、 前記コンピュータは前記ビデオ会議を行うためのビデオ
    会議用プログラムを有し、前記電子カメラが双方向通信
    可能に接続されたことを検出し、かつ該電子カメラの機
    種が所定の機種のときのみ、前記ビデオ会議用プログラ
    ムを動作させることを特徴とするビデオ会議システム。
  6. 【請求項6】 前記所定の機種の電子カメラは、前記ビ
    デオ会議用プログラムに対応する機能を有する電子カメ
    ラ、又は前記ビデオ会議用プログラムに対応する機能を
    有し、かつ所定のメーカの電子カメラである請求項5の
    ビデオ会議システム。
  7. 【請求項7】 通信ネットワークを介して相互に通信可
    能な各ユーザのコンピュータと、該コンピュータと双方
    向通信可能に接続される動画撮影が可能な各ユーザの電
    子カメラとから構成され、各ユーザの電子カメラで撮影
    した動画を通話先のコンピュータのディスプレイに表示
    させてビデオ会議を可能にするビデオ会議システムにお
    いて、 前記コンピュータは前記ビデオ会議を行うためのビデオ
    会議用プログラムを有し、 該ビデオ会議用プログラムは、他のプログラムでのユー
    ザ登録時のユーザの個人情報を使用する機能を前記コン
    ピュータに実行させることを特徴とするビデオ会議シス
    テム。
  8. 【請求項8】 前記他のプログラムは、前記ビデオ会議
    用プログラムの起動時に同時に起動される画像表示用プ
    ログラムである請求項7のビデオ会議システム。
  9. 【請求項9】 前記画像表示用プログラムは、前記電子
    カメラ内の記録媒体に記録されている画像、又は前記コ
    ンピュータ内の記録媒体に記録されている画像の一覧
    と、各種のサービスを実施しているサーバに接続するこ
    とを指示するメニューボタンとを前記コンピュータのデ
    ィスプレイに同時に表示させる機能と、前記画像の一覧
    から選択した画像を前記メニューボタンによって選択し
    たサーバに送信させる機能とを前記コンピュータに実行
    させることを特徴とする請求項4又は8のビデオ会議シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 前記ビデオ会議用プログラムは、通話
    中に前記画像の一覧から画像が選択され、画像送信が指
    示されると、前記選択された画像を通話先に送信させる
    機能を前記コンピュータに実行させることを特徴とする
    請求項9のビデオ会議システム。
  11. 【請求項11】 自己の通信機器と他の利用者の通信機
    器との間で撮像中の画像を互いに送受信しながら実施す
    るビデオ会議中に、他の利用者の通信機器から送信され
    てきた画像をビデオ会議を行う他の利用者のアドレス等
    の登録情報と関連付けて記録するアドレス帳作成方法で
    あって、 画像を他の利用者の通信機器から受信して表示する工程
    と、 前記表示されている画像を記録する指示を利用者が入力
    する工程と、 前記入力した画像を記録する指示に基づいて受信した画
    像を、通信中の他の利用者の通信先を示すアドレス情報
    と関連付けて記録手段に記録する工程と、 前記記録した画像と他の利用者の通信先を示すアドレス
    とを関連付けて表示する工程と、 を含むことを特徴とするアドレス帳作成方法。
  12. 【請求項12】 ビデオ会議中に利用者が指定した画像
    を他の利用者の通信機器に送信する画像送信方法であっ
    て、 他の利用者の通信機器と自己の通信機器とが音声又は画
    像の通話を行う工程と、 自己の通信機器の表示手段に1乃至複数の画像メニュー
    として表示する工程と、 前記通話中に利用者が送信を希望する画像を前記画像メ
    ニューの中から選択する工程と、 前記通話中に利用者が前記選択した画像の送信を指示す
    る工程と、 前記入力された通信の指示に基づいて、前記選択した画
    像を前記通話中に他の通信機器に送信する工程と、 を含むことを特徴とする画像送信方法。
  13. 【請求項13】 自己の通信機器と他の利用者の通信機
    器との間で撮像中の画像を互いに送受信しながら実施す
    るビデオ会議を開始する際に、予め登録されたビデオ会
    議を実施する相手の利用者に関する情報をリスト表示す
    るアドレス帳の表示方法であって、 ビデオ会議を実施する相手の利用者の氏名、名称、通信
    先を示すアドレス、通信する相手の利用者のメッセージ
    又はコメント、相手の利用者の写真等の相手情報を自己
    の通信機器の表示手段に表示する工程と、 ビデオ会議を実施する相手の通信可否状況に関する情報
    を他の通信機器から取得する工程と、 前記取得したビデオ会議を実施する相手の通信可否状況
    を前記相手情報と関連付けて前記表示手段に表示する工
    程と、 を含むことを特徴とするアドレス帳の表示方法。
  14. 【請求項14】 前記ビデオ会議を実施する相手の利用
    者の氏名、名称、通信先を示すアドレス、通信する相手
    の利用者のメッセージ又はコメント、相手の利用者の写
    真等の相手情報を通信ネットワークを介して他の通信機
    器から取得する工程を含むことを特徴とする請求項13
    のアドレス帳の表示方法。
  15. 【請求項15】 前記通信可否状況の表示は、図柄又は
    文字を用いた表示であることを特徴とする請求項13又
    は14のアドレス帳の表示方法。
  16. 【請求項16】 自己の通信機器と他の利用者の通信機
    器との間で撮像中の画像を互いに送受信しながら実施す
    るビデオ会議の開始の際に、予め登録されたビデオ会議
    を実施する相手の利用者に関する情報をリスト表示し
    て、該リスト表示されたアドレス帳からビデオ会議を実
    施する通信先の相手を設定する通信相手の設定方法であ
    って、 ビデオ会議を実施する相手の利用者の氏名、名称、通信
    先を示すアドレス、通信する相手の利用者のメッセージ
    又はコメント、相手の写真等の相手情報を自己の通信機
    器の表示手段に表示する工程と、 ビデオ会議を実施する相手の通信可否状況の情報を他の
    通信機器から取得し、該取得した通信可否状況に基づい
    て現在ビデオ会議を実施することができない相手を選出
    する工程と、 前記受信したビデオ会議を実施する相手の通信可否状況
    を前記相手情報と関連付けて前記表示手段に表示する工
    程と、 利用者が前記ビデオ会議を実施することができない相手
    をビデオ会議の実施相手として選択した際には、該利用
    者の選択を拒否する通知を利用者に行う工程と、 を含むことを特徴とする通信相手の設定方法。
  17. 【請求項17】 自己の通信機器と他の利用者の通信機
    器との間で撮像中の画像を互いに送受信しながら実施す
    るビデオ会議の開始の際に、予め登録されたビデオ会議
    を実施する相手の利用者に関する情報をリスト表示し
    て、該リスト表示されたアドレス帳からビデオ会議を実
    施する通信先の相手を設定する通信相手の設定方法であ
    って、 ビデオ会議を実施する相手の利用者の氏名、名称、通信
    先を示すアドレス、通信する相手の利用者のメッセージ
    又はコメント、相手の写真等の相手情報を自己の通信機
    器の表示手段に表示する工程と、 ビデオ会議を実施する相手の通信可否状況の情報を他の
    通信機器から取得し、該取得した通信可否状況に基づい
    て現在ビデオ会議を実施することが可能な相手を選出す
    る工程と、 前記受信したビデオ会議を実施する相手の通信可否状況
    を前記相手情報と関連付けて前記表示手段に表示する工
    程と、 利用者が前記ビデオ会議を実施することが可能な相手を
    選択した際にのみ、該選択を許可し、該選択された相手
    の利用者のアドレスとビデオ会議を開始する工程と、 を含むことを特徴とする通信相手の設定方法。
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