JP2002237869A - 車両用着信案内装置 - Google Patents

車両用着信案内装置

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JP2002237869A JP2001035097A JP2001035097A JP2002237869A JP 2002237869 A JP2002237869 A JP 2002237869A JP 2001035097 A JP2001035097 A JP 2001035097A JP 2001035097 A JP2001035097 A JP 2001035097A JP 2002237869 A JP2002237869 A JP 2002237869A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車内の移動体電話機に着信があると、着信音の
代わりにその移動体電話機の所有者名で車内の乗員に知
らせるようにした車両用着信案内装置を得る。 【解決手段】車載システムの制御部2は定期的に車内に
接続確認信号を送り、移動体電話機11は車内で接続確
認信号を受信すると確認応答を送る。制御部2は、移動
体電話機11の所有者IDをメモリ1内のデータベース
に登録し、移動体電話機11の着信時の呼び出し音量を
小さく絞る。移動体電話機11は、着信すると着信通知
信号(所有者ID)を制御部2へ送る。制御部2は送られ
た所有者IDをデータベースに登録されている所有者I
Dと照合し、両者が合致すると「○○さんにお電話で
す。」という着信案内をスピーカ5から再生し、「○○
さんにお電話です。」という着信案内を表示器4に表示
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両内に持ち込ま
れた移動体電話機の着信を知らせる着信案内装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】走行車両の移動体電話機にかかった電話
に対し、自動的に応答する電話制御装置が知られてい
る。たとえば、特開平11−88525号公報には、走
行中の車両の移動体電話機に着信動作を行わせると共
に、ディスプレイ装置に応答中である旨を表示し、発信
側へ現在運転中である旨のメッセージを送出した後で発
信側の伝言を録音し、録音終了後にディスプレイ装置に
自動応答終了と着信件数を表示する装置が開示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
電話制御装置は、複数の同乗者によって複数の移動体電
話が車両内に持ち込まれる場合に、それぞれの移動体電
話に対して着信動作を行うことができなかった。このた
め、電話制御装置に接続されない移動体電話機に着信が
あると、運転者の運転負荷が大きい場合に、電話機の着
信音によって運転者の注意を電話機に引きつけることに
なり、運転者に負担がかかるおそれがある。
【0004】本発明の目的は、車両内で着信した移動体
電話機の所有者を特定し、所有者に音声で着信報知を行
うようにした車両用着信案内装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)請求項1に記載の
発明による車両用着信案内装置は、車両内に移動体電話
機が持ち込まれたか否かを検出する電話機検出手段と、
電話機検出手段により検出された車両内の移動体電話機
に対して着信時の呼び出し音量を小さく、もしくはオフ
する音量切換え指示を送る音量指示手段と、車両内の移
動体電話機の識別情報を記憶する記憶手段と、車両内の
移動体電話機の着信を検出する着信検出手段と、着信検
出手段により着信が検出された車両内の移動体電話機の
識別情報と、記憶手段に記憶されている識別情報とを照
合する照合手段と、照合手段により合致が確認された識
別情報を用いて車両内の乗員に車両内の移動体電話機の
着信を報知する報知手段とを備えることにより、上述し
た目的を達成する。 (2)請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両
用着信案内装置において、報知手段の少なくとも1つ
は、識別情報を音声再生によって車両内の乗員に報知す
ることを特徴とする。 (3)請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記
載の車両用着信案内装置において、報知手段の少なくと
も1つは、識別情報を視覚的な表示によって車両内の乗
員に報知することを特徴とする。 (4)請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれ
かに記載の車両用着信案内装置において、記憶手段に記
憶される識別情報は、当該識別情報に対応する移動体電
話機が電話機検出手段により検出されなくなると消去さ
れることを特徴とする。
【0006】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、次のような効果を奏する。 (1)請求項1〜4に記載の発明による車両用着信案内
装置では、車両内に持ち込まれた移動体電話機の着信音
量を小さく、もしくはオフするとともに、当該電話機の
識別情報を記憶し、車両内の移動体電話機に着信がある
と、当該電話機の識別情報と記憶している識別情報とを
照合し、合致している識別情報を用いて車両内の乗員に
着信を報知するようにした。この結果、運転者は、電話
機の着信時の呼び出し音を気にすることなく運転するこ
とができる。さらに、車両内の乗員は、車両内に複数の
移動体電話機が持ち込まれている場合でも、識別情報に
よりどの電話機に着信があったかを知ることができる。 (2)とくに、請求項2に記載の発明では、識別情報を
音声再生によって報知するようにしたので、着信時の呼
び出し音に比べて運転者の注意を電話機に引きつけにく
い。 (3)とくに、請求項3に記載の発明では、識別情報を
視覚的な表示によって報知するようにしたので、着信時
の呼び出し音に比べて運転者の注意を電話機に引きつけ
にくい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は、本発明の一実施の形態に
よる着信案内装置の概要を示すブロック図である。図1
において、自動車内に備えられる着信案内装置(車載シ
ステム)は、メモリ1と、制御部2と、入出力制御部3
と、表示器4と、スピーカ5と、操作部6とを有する。
携帯電話機などの移動体電話機11および12は、それ
ぞれ自動車の乗員によって車両内に持ち込まれる。
【0008】メモリ1は、移動体電話機11および12
の所有者IDを記憶する。所有者IDは、たとえば、移
動体電話機11および12の電話番号である。なお、メ
モリ1は、新たな移動体電話機が車両内に持ち込まれた
場合に、その所有者IDを追加記憶する。制御部2は、
メモリ1に記憶されている所有者IDに対応する移動体
電話機11、12に着信がある場合に、乗員に対する着
信報知動作を制御する。制御部2には、たとえば、Blue
toothや赤外線通信などの無線通信インターフェイス2
1が内蔵されている。制御部2は、この無線通信インタ
ーフェイス21を介して車内の移動体電話機11および
12との間で通信を行い、移動体電話機11および12
から所有者IDなどの情報を受け取る一方、移動体電話
機11および12に対して呼び出し音量を制御する信号
などを送る。
【0009】入出力制御部3には、表示器4、スピーカ
5および操作部6がそれぞれ接続される。入出力制御部
3は、制御部2からの指令により、表示器4に移動体電
話機11および12の着信を知らせる表示を行うととも
に、スピーカ5から着信を知らせる音声を再生する。操
作部6は、所有者IDと所有者名との対応情報を入力す
るために操作される。あらかじめ移動体電話機11およ
び12の所有者IDと、移動体電話機11および12の
所有者名とを入力してメモリ1に記憶しておくことによ
り、入出力制御部3は、移動体電話機11および12に
着信がある場合に、当該電話機11、12の所有者名で
着信を知らせることができる。
【0010】図2は、移動体電話機11および12の概
要を示すブロック図である。図2において、移動体電話
機11および12は、制御部101と、メモリ102
と、送受信部103と、入出力制御部104と、操作部
105と、表示器106と、スピーカ/マイク107と
を有する。メモリ102は、移動体電話機11および1
2の所有者IDの他、電話機の情報などを記憶する。制
御部101は、移動体電話機11、12の動作を制御す
る。制御部101には、車載システム側と同様に、Blue
toothや赤外線通信などの無線通信インターフェイス1
01aが内蔵されている。制御部101は、この無線通
信インターフェイス101aを介して上述した車内の制
御部2との間で通信を行い、制御部2からの要求により
所有者IDや着信通知信号を制御部2へ送るとともに、
制御部2から呼び出し音量を制御する信号を受け取る。
【0011】送受信部103は、移動体電話機11およ
び12が通話もしくはデータ送受を行う場合に、電話機
の基地局との間で電波を送受する。入出力制御部104
には、操作部105、表示器106、スピーカ/マイク
107がそれぞれ接続される。入出力制御部104は、
制御部101からの指令により、表示器106に所定の
表示を行うとともに、着信時にスピーカ/マイク107
から着信音を再生する。スピーカ/マイク107による
再生音量は、入出力制御部104からの制御信号によっ
て制御される。また、入出力制御部104は、通話時に
スピーカ/マイク107から入力される音声信号を制御
部101へ送る。操作部105は、電話番号、および所
有者IDなどの電話機の情報を入力するために操作され
る。
【0012】上述した着信案内装置の車載システムおよ
び移動体電話機11間で行われる信号送受について説明
する。図3は、制御部2と移動体電話機11の制御部1
01、および制御部2と入出力制御部3との間で行われ
る通信の概要を説明する図である。図3において、左側
が入出力制御部3を表し、中央が制御部2、右側が移動
体電話機11の制御部101を表す。また、図3の縦方
向が時間を表し、時間が経過するにつれて図3の下方に
進む。図中の#が付された矢印は、各信号の流れを表
す。図3に記した信号は、わかりやすく説明するために
主要部分を抽出したもので、実際の信号の流れを全て記
すものではない。
【0013】図3の♯10において、制御部2は、無線
通信インターフェイス21を介して、たとえば、10秒
間隔で定期的に接続確認信号を送信する。この場合の送
信電力は、車内の移動体電話機11に十分届く程度の送
信電力である。移動体電話機11の制御部101は、無
線通信インターフェイス101aを介して接続確認信号
を受信すると、#11において、無線通信インターフェ
イス101aを介して確認応答信号を車載システムに送
信する。制御部2は、無線通信インターフェイス21を
介して確認応答信号を受信することにより、車内に移動
体電話機11が持ち込まれたことを検知する。
【0014】#20において、制御部2は、所有者ID
を要求する信号と着信音量制御信号とを移動体電話機1
1に送信する。移動体電話機11の制御部101は、着
信音量制御信号を受信すると、入出力制御部104に対
して着信音の再生音量を下げるように制御指令を出力す
る。これにより、運転者が気づかない程度の音量まで着
信音量が小さく絞られる。制御部101は、ID要求信
号を受信すると、#21において、ID応答信号を車載
システムに送信するとともに、所有者IDをメモリ10
2から読み出して上記ID応答信号に付与して車載シス
テムに送信する。制御部2は、受信した所有者IDをメ
モリ1に記憶(登録)する。これにより、車内に持ち込
まれた移動体電話機11の所有者IDがメモリ1の中に
データベース化される。データベースには、音声データ
および表示データが含まれる。
【0015】ここで、メモリ1にあらかじめ所有者ID
と所有者名との対応情報が記憶されていると、データベ
ースの音声データは所有者名を再生するためのデータに
なる。また、表示データは、所有者名を表示するための
表示データになる。メモリ1にあらかじめ所有者IDと
所有者名との対応情報が記憶されていない場合は、音声
データおよび表示データは、それぞれ所有者IDを再生
および表示するためのデータになる。
【0016】#210において、移動体電話機11に着
信があると、移動体電話機11の制御部101に送受信
部103から着信信号が送られる。制御部101は、#
30において、着信通知信号、すなわち、所有者IDを
車載システムに送信する。制御部2は、着信通知信号を
受信すると、#31において、応答信号を移動体電話機
11に送信する。移動体電話機11の制御部101は、
応答信号を受信することにより、移動体電話機11が車
内にあることを確認する。一方、移動体電話機11の制
御部101は、応答信号が受信されない場合は、移動体
電話機11が車外に持ち出されたとみなす。また、所定
時間以上接続確認信号が受信できない場合にも、移動体
電話機11が車外に持ち出されたとみなす。移動体電話
機11が車外に持ち出された場合には、制御部101が
入出力制御部104に対して着信音の再生音量を元に戻
すように制御指令を出力する。
【0017】制御部2は、上述した#31において応答
信号を移動体電話機11に送信すると、着信通知信号を
メモリ1内のデータベースに登録されている所有者ID
と照合する。照合の結果、受信した着信通知信号が登録
されている所有者IDと合致すると、制御部2は、デー
タベースから所有者IDに対応する音声データおよび表
示データを読み出す。#110において、制御部2は、
読み出した音声データをスピーカ5から再生するよう
に、音声出力指令と音声データとを入出力制御部3に送
る。これにより、たとえば、「○○さんにお電話で
す。」という着信案内がスピーカ5から再生される。ま
た、#120において、制御部2は、読み出した表示デ
ータを表示器4に表示するように、表示出力指令と表示
データとを入出力制御部3に送る。これにより、たとえ
ば、「○○さんにお電話です。」という着信案内が表示
器4に表示される。移動体電話機11に対する着信が報
知されたとき、その電話機の所有者が運転者の場合はハ
ンズフリー通話を行い、その電話機の所有者が同乗者で
ある場合は電話に出て通話を行う。
【0018】制御部2は、所有者IDを登録した移動体
電話機11から着信通知信号が送られない場合でも、た
とえば、10分間隔で定期的に接続確認信号を移動体電
話機11に送信する。移動体電話機11の制御部101
は、接続確認信号を受信すると、確認応答信号を車載シ
ステムに送信する。制御部2は、確認応答信号が受信さ
れた場合に、移動体電話機11が車内にあることを確認
する。制御部2は、確認応答信号が受信されない場合
に、移動体電話機11が車外に持ち出されたとみなし、
メモリ1に登録した所有者IDを消去する。
【0019】一方、移動体電話機11の制御部101
は、制御部2からの定期的な応答信号が受信されない場
合に、タイムアウト判定により移動体電話機11が車外
に持ち出されたとみなす。この場合には、制御部101
は入出力制御部104に対して着信音の再生音量を元に
戻すように制御指令を出力する。
【0020】なお、車内に持ち込まれる移動体電話機が
着信音を鳴らさないようにマナーモードに設定されてい
る場合は、上述した着信案内を行わないようにしてもよ
い。マナーモードに設定されている電話機が制御部2か
ら送信された接続確認信号に対して確認応答信号を送ら
ないようにすることにより、当該電話機に対する上述し
た着信案内が行われなくなる。また、車内でマナーモー
ドに設定されていた電話機のマナーモードが解除された
場合は、当該電話機が制御部2から送信された接続確認
信号に対して確認応答信号を送るようにすることによ
り、当該電話機に対する着信案内が行われるようにな
る。このように、上述した着信案内は、着信音が鳴るよ
うに設定されている移動体電話機が車内に持ち込まれた
場合に、その着信音によって運転者の注意をそらさない
ように行うものである。
【0021】上述した図3の説明では、移動体電話機1
1を例にあげて説明したが、移動体電話機12について
も同様である。複数の移動体電話機が車内に持ち込まれ
る場合は、図3において#10の接続確認信号の送信か
ら#21のID応答信号およびIDの受信までの通信を
各移動体電話機との間で行い、データベースに各移動体
電話機の所有者IDを順に登録する。制御部2は、複数
の移動体電話機が車内に持ち込まれ、複数の所有者ID
が登録された場合に、着信通知信号(所有者ID)によっ
てどの移動体電話機に着信があったかを特定して報知す
る。
【0022】以上説明した実施の形態によれば、次の作
用効果が得られる。 (1)車載システムの制御部2は定期的に車内に接続確
認信号を送り、移動体電話機11は接続確認信号を受信
できる範囲、すなわち車内で接続確認信号を受信すると
確認応答を送るようにした。これにより、車載システム
の制御部2は、移動体電話機11が車内に持ち込まれた
ことを検知できる。 (2)制御部2は、移動体電話機11が車内に持ち込ま
れると、移動体電話機11の所有者IDをメモリ1内の
データベースに登録し、移動体電話機11の着信時の呼
び出し音量を小さく絞るようにしたので、運転者が運転
中に着信音を気にせずに、安心して運転することが可能
になる。 (3)移動体電話機11は、着信すると着信通知信号
(所有者ID)を車載システムへ送り、車載システムの制
御部2は送られた所有者IDをデータベースに登録され
ている所有者IDと照合する。照合の結果、両者が合致
すると、「○○さんにお電話です。」という着信案内を
スピーカ5から再生し、「○○さんにお電話です。」と
いう着信案内を表示器4に表示する。したがって、呼び
出し音量を小さく絞っても着信案内が行われるので、電
話の利便性を保つことができる。 (4)移動体電話機11は、所有者IDを着信通知信号
として制御部2へ送るので、制御部2は、複数の移動体
電話機が車内に持ち込まれ、複数の所有者IDが登録さ
れている場合でも、着信通知信号によりどの移動体電話
機に着信があったかを特定し、報知することができる。
【0023】以上の説明では、移動体電話機11の制御
部101が着信音量制御信号を受信すると、入出力制御
部104に対して着信音の再生音量を下げるように制御
指令を出力するようにしたが、着信音の再生音量を0、
すなわち、着信音をオフさせるように制御指令を出力す
るようにしてもよい。
【0024】上述した着信案内は、車内に持ち込まれた
移動体電話機に電話の着信があった場合を例にあげて説
明したが、メールなどのデータ受信を行う場合にも適用
することができる。この場合にも、着信音が鳴るように
設定されている移動体電話機が車内に持ち込まれると、
その着信音量が小さく絞られる。移動体電話機にデータ
着信があると、移動体電話機は車載システムに着信通知
信号を送るとともに、データ受信を行う。車載システム
の制御部2は、受信した着信通知信号が登録されている
所有者IDと合致すると、たとえば、「○○さんにメー
ルが届いています。」という着信案内をスピーカ5から
再生させる。また、たとえば、「○○さんにメールが届
いています。」という着信案内を表示器4に表示させ
る。これにより、移動体電話機の所有者が運転者のと
き、車両が走行中の場合は車両を停止させてからメール
などの受信したデータの内容を確認する。また、移動体
電話機の所有者が同乗者であるとき、必要に応じてメー
ルなどの受信したデータの内容を確認する。
【0025】上記の説明では、移動体電話機11の所有
者IDと所有者名との対応情報について、操作部6を操
作して入力することによってメモリ1に記憶したが、移
動体電話機11のメモリ102に記憶されているデータ
を無線通信インターフェイス101aを介して制御部2
へ送り、制御部2が送られたデータをメモリ1に記憶す
るようにしてもよい。
【0026】上述した車載システムは、乗用車、バスお
よび運搬車、工事用車両ならびに建設用機械など、走行
車両であれば全ての車両に適用することができる。
【0027】特許請求の範囲における各構成要素と、発
明の実施の形態における各構成要素との対応について説
明すると、制御部2が電話機検出手段、音量指示手段、
着信検出手段、および照合手段に、着信音量制御信号が
音量切換え指示に、所有者IDおよび所有者名が識別情
報に、メモリ1が記憶手段に、表示器4、スピーカ5お
よび入出力制御部3が報知手段に、それぞれ対応する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による着信案内装置の概
要を示すブロック図である。
【図2】移動体電話機の概要を示すブロック図である。
【図3】車載システムの制御部と移動体電話機の制御
部、および車載システムの制御部と入出力制御部との間
で行われる通信の概要を説明する図である。
【符号の説明】
1,102…メモリ、 2,101…制
御部、3,104…入出力制御部、 4,10
6…表示器、5…スピーカ、
6,105…操作部、11,12…移動体電話機、21,
101a…無線通信インターフェイス、103…送受信
部、 107…スピーカ/マイク、
フロントページの続き Fターム(参考) 5K027 AA11 CC08 EE15 FF03 FF16 FF22 FF29 HH26 5K067 AA34 BB03 BB04 CC08 CC10 DD17 DD53 DD54 EE02 EE10 EE12 EE32 EE37 FF23 FF25 FF27 FF34 FF38 GG11 HH22 HH23

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両内に移動体電話機が持ち込まれたか否
    かを検出する電話機検出手段と、 前記電話機検出手段により検出された前記車両内の移動
    体電話機に対して着信時の呼び出し音量を小さく、もし
    くはオフする音量切換え指示を送る音量指示手段と、 前記車両内の移動体電話機の識別情報を記憶する記憶手
    段と、 前記車両内の移動体電話機の着信を検出する着信検出手
    段と、 前記着信検出手段により着信が検出された前記車両内の
    移動体電話機の識別情報と、前記記憶手段に記憶されて
    いる識別情報とを照合する照合手段と、 前記照合手段により合致が確認された識別情報を用いて
    前記車両内の乗員に前記車両内の移動体電話機の着信を
    報知する少なくとも1つの報知手段とを備えることを特
    徴とする車両用着信案内装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の車両用着信案内装置にお
    いて、 前記報知手段の少なくとも1つは、前記識別情報を音声
    再生によって前記車両内の乗員に報知することを特徴と
    する車両用着信案内装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の車両用着信案内
    装置において、 前記報知手段の少なくとも1つは、前記識別情報を視覚
    的な表示によって前記車両内の乗員に報知することを特
    徴とする車両用着信案内装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載の車両用着
    信案内装置において、 前記記憶手段に記憶される識別情報は、当該識別情報に
    対応する前記移動体電話機が前記電話機検出手段により
    検出されなくなると消去されることを特徴とする車両用
    着信案内装置。
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