JP2011024119A - 無線通信端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】 対向機器の音量が適切になるような音量制御を行った上で対向機器での通話を可能とする無線通信端末を提供する。
【解決手段】 近距離無線通信を介して対向機器の音量制御可能となったときに、対向機器から音量更新通知を受信すると、音声リンクが確立しているか否かおよび着信が発生しているか否かを確認し、音声リンクが確立している場合か着信が発生している場合には対向機器から受信した音量更新通知を有効とし、音声リンクが確立しておらず着信も発生していない場合には対向機器から受信した音量更新通知を無効とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は無線通信端末に関する。
近年、例えば電子機器などに適用することができる無線通信技術として例えばBluetooth(登録商標)が知られている。このBluetoothの呼制御用プロファイルとして、”Hands-Free Profile(HFP)”が知られている。HFPでは、携帯電話機から対向機器の音量制御を可能とする機能が規定されている。
HFPでは、携帯電話機から対向機器の音量制御を可能とする機能が規定されている。
携帯電話機と対向機器との間でHFP接続を確立するとき、下位層の確立終了後に対向機器から携帯電話機にサポート機能通知を送信する。対向機器が音量制御をサポートしていれば、このサポート通知に音量制御がサポートされていることを示す情報が含まれる。その後、HFPの接続が確立すると、対向機器から携帯電話機に対して音量更新通知が通知される。このHFP接続確立後最初の音量更新通知では、対向機器から携帯電話機に対して対向機器の音量初期値を通知する(図6)。携帯電話機は、対向機器から音量制御のサポート通知を受け、更に、HFP接続確立後に音量更新通知(音量初期値の通知)を受けることによって、対向機器への音量制御指示が可能となる。携帯電話機から対向機器の音量制御指示は、携帯電話機から対向機器の音量変更を指示する機能である。また、携帯電話機から対向機器への音量制御指示が可能となった後に、対向機器側での音量変更操作に基づく音量変更があったときには、対向機器から携帯電話機へ音量更新通知が送信される。
また、HFPによれば、携帯電話機への着信があったときに、対向機器に対してインバンド着信音と呼ばれる着信音を通知することができる。インバンド着信音通知機能とは、着信時に携帯電話機から音声リンクを確立し、そのリンク上に着信音そのものを符号化して載せることで、対向機器において符号化されたデータを解読して携帯電話機から送信された着信音を鳴動させる機能である。一般に、インバンド着信音は、携帯電話機からの音量制御指示によって、対向機器での鳴動音量を上下することが可能と考えられる。しかしながら、インバンド着信音鳴動設定がされていない場合、携帯電話機は対向機器に対して単に着信があった通知のみを行う。インバンド着信音鳴動設定がされていない場合に、対向機器で着信音が鳴動するか否かは対向機器の実装に依存するが、対向機器が内部で保持または生成する固定着信音を鳴動させるのが一般的である。(非特許文献1参照)
Bluetooth Hands-Free Profile 1.5 (Bluetooth S1G)
しかしながら、このような音量制御では、以下のような問題が起こる可能性がある。第1に、例えば音量制御機能をサポートする対向機器とBluetooth HFP搭載携帯電話機とがHFP接続確立済みのとき、通話中に音声パスが携帯電話機にあり対向機器スピーカがミュートされていた場合に、ユーザが通話中の携帯電話機の音量を上げることを意図して対向機器の音量操作手段を用いて音量を上げるための操作を行ったとしても、携帯電話機の通話音量は変化せずに、ミュートされている対向機器の音量設定値が大きくなる。これによって、その後、音声パスを対向機器に切り替えて、対向機器のミュートを解除した場合に、音声が大音量で鳴動してしまう可能性がある。
第2に、音声パスが自身に無い場合のみ対向機器の音量制御を行う携帯電話機の場合、着信が発生したときにインバンド着信音通知が無効だったときに、対向機器の音量変更操作による音量更新通知を用いた音量制御を行うことができない。
そこで本発明は、対向機器の音量が適切になるような音量制御を行った上で対向機器での通話を可能とする無線通信端末を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明による無線通信端末は、近距離無線通信によってハンズフリー通話装置と通信する近距離無線通信手段と、移動通信網から送信された着信信号を受信する網通信手段と、前記近距離無線通信手段によって前記ハンズフリー通話装置の音量を制御可能となった状態で、前記ハンズフリー通話装置の音量値が変更された通知を受信すると、前記近距離無線通信手段を介して前記ハンズフリー通話装置との間で音声リンクが確立されていないならば、前記ハンズフリー通話装置から受信した音量値を破棄するよう制御する制御手段を有することを特徴としている。
本発明によれば、対向機器の音量が適切になるような音量制御を行った上で対向機器での通話を可能とする無線通信端末を提供することができる。
本発明の実施形態に係る携帯電話機1とそれに無線接続する機器との関係図。 本発明の実施形態に係る携帯電話機1の構成を示すブロック図。 本発明の実施形態に係る携帯電話機1の音量更新通知受信判断部58の処理を示すフローチャート 本発明の実施形態に係る音量更新通知受信判断部58がモード1に設定されている携帯電話機1と車載機器2のシーケンス図。 本発明の実施形態に係る音量更新通知受信判断部58がモード2に設定されている携帯電話機1と車載機器2のシーケンス図。 携帯電話機が対向機器とHFP接続を確立し、音量制御可能な状態となるまでのシーケンス図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。ここでは、近距離無線通信可能な携帯電話機から車載機器の音量制御を行う場合を例にして説明する。ただし、対向機器は車載機器に限定されることなく、ヘッドセットなど他の機器に適用しても良い。
図1は、本実施形態にかかる携帯電話機1とそれに無線接続する車載機器2との関係を示した図である。携帯電話機1は、HFPに準じた音量制御指示を近距離無線通信によって車載機器2へ送信する。車載機器2は、車載機器2が有する音量変更の操作手段が操作されることに応じて音量が変更される場合があり、この場合には、車載機器2から携帯電話機1へ音量更新通知を送信する。
図2は、本実施形態にかかる携帯電話機1の構成を示したブロック図である。携帯電話機1は、制御部51、操作部52、表示部53、音声入出力部54、網通信部55、記憶部56、近距離無線通信部57、音量更新通知受信判断部58から構成される。
制御部51は、CPU、ROM、RAMなどから構成され、携帯電話機1としての一般的な処理を行うほか、近距離無線通信部57、音量更新通知受信判断部58の処理を取り持つ。また、制御部51は、近距離無線通信部57からの情報に基づき、対向機器からのサポート機能通知によるサポート情報の解析と近距離無線通信部57を介した応答、対向機器からの音量更新通知による音量値の解析と音量更新通知受信判断部58の指示に基づく音量更新通知に対する応答、対向機器への音量値による近距離無線通信部57を介した音量更新通知受信判断部58の指示に基づく音量制御指示、対向機器からまたは携帯電話からの音声リンク確立、その他一般的にHFPで規定される機能を満たすための制御などを
行う。また制御部51は、データ入力部からの情報や制御部51自身の情報などによっては、音量更新通知受信判断部58に音量制御が必要かどうかを判断の一部を委ねた上で、近距離無線通信部57に音量制御指示・音量更新通知応答指示を行う。
操作部52は、操作キーまたはタッチパネル、タッチセンサなどから構成され、ユーザの操作に応じた信号を制御部51に入力する。操作部52には、音量変更を指示するためのボタンが含まれる。
表示部53は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどによって構成され、アプリケーションの動作に応じて文字や画像を表示する。
音声入出力部54は、スピーカおよびマイクロフォンから成り、無線電話通信部55による音声通話の通話音声の入出力や、音楽コンテンツや動画コンテンツの音声・音楽の出力などを行う。
無線電話通信部55は、基地局を介して音声通信やパケット通信を行う。例えば、音声通信によって音声を送信する場合、音声入出力部54のマイクロフォンから音声を収音して得られた音声データに対して、符号化や誤り制御などの信号処理を行ったデータを電波に変換して、基地局へ送信する。また、受話音声は、基地局からの電波を受信し、電波から電気信号に変換した後、復号や誤り訂正などの信号処理を行い、音声入出力部54のスピーカから音声を出力する。なお、携帯電話機1の一般的な呼状態には、待ち受け中、通話中、着信中、発信中、応答保留中などがある。着信中とは、発信相手から当該電話番号を有する携帯電話機に発信を行うことで、基地局から当該電話番号を有する携帯電話機をサーチし、携帯電話機側において、発信相手からの呼び出しが発生していることが使用者に報知されている状態のことである。このとき例えばスピーカから着信音が鳴動したり、表示部に着信が発生していることが表示されたり、近距離無線通信部によって対向機器にその状態が通知されたりするのが一般的である。ここで使用者が応答操作をすれば通話中、着信拒否操作をすれば待ち受け中、保留操作をすれば応答保留中となる。ただし、携帯電話機1の状態は、これらに限定するものではない。
記憶部56は、各種アプリケーションソフトウェアや、音楽コンテンツ、動画コンテンツなどを記憶する。
近距離無線通信部57は、Bluetoothの通信モジュールなどから構成され、HFPによ
ってハンズフリー機器での音声通話を可能としたり、A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)によってオーディオケーブルを用いることなく対向機器にオーディオデ
ータを転送したりすることができる。近距離無線通信部57は、制御部51からの指示により、Bluetooth通信を主に行っているBluetoothチップへの物理的な制御や、Bluetooth
動作状態などの論理的な制御が可能である。物理的な制御としては、例えば電源供給に始まり、対向機器との無線通信を行うための物理的なセッション管理などが挙げられる。論理的な制御には、例えばHFP制御リンクのセッション管理、HFPオーディオリンクのセッション管理、HFPによる制御リンク上を流れるデータの解析及び生成などが挙げられる。
音量更新通知受信判断部58は、制御部51からの指示に基づき、着信状態および音声リンク状態に基づいて、対向機器から通知される音量更新通知に対する応答の判断を行う。音量更新通知受信判断部58は、以下の3つのモードのいずれかに設定可能である。なお、音量更新通知受信判断部58は、以下の3つのモードのいずれか1つだけを有していても良いし、3つのうちいずれか2つのモードから選択可能であっても良いし、3つのモードのいずれかを選択可能であっても良い。
[モード1]近距離無線通信部57により音声リンクが確立されている場合には、音量更新通知によって通知された対向機器の音量値を破棄しない。近距離無線通信部57により音声リンクが確立されていない場合には、音量更新通知によって通知された対向機器の音量値を破棄する。
[モード2]携帯電話機1が着信中である場合には、音量更新通知によって通知された対向機器の音量値を破棄しない。携帯電話機1が着信中でない場合には、音量更新通知によって通知された対向機器の音量値を破棄する。
[モード3]近距離無線通信部57により音声リンクが確立されている場合または携帯電話機1が着信中である場合には、音量更新通知によって通知された対向機器の音量値を破棄しない。近距離無線通信部57により音声リンクが確立されていない場合であって携帯電話機1が着信中でない場合には、音量更新通知によって通知された対向機器の音量値を破棄する。
なお、音声リンクが確立されている場合とは、対向機器によるマイクロフォン入力が符号化され、音声リンクを介して携帯電話機に送信され、それを携帯電話機のマイクロフォン入力とみなすことと、携帯電話機のスピーカから鳴動するデータを、符号化し、音声リンクを介して対向機器に送信し、対向機器によって符号化を解除した後、そのスピーカ出力によって出力されている状態のことであり、対向機器において通話相手との通話を行っている場合や対向機器に発信音を通知している場合や、インバンド着信音鳴動時に、対向機器にインバンド着信音を通知している場合などである。
音量更新通知によって通知された対向機器の音量値を破棄しない場合とは、例えば、携帯電話機1がその音量値を保持する場合が考えられる。ただし、通知された音量値を破棄しない場合とは、必ずしも通知された音量値を保持する場合に限定されない。例えば、携帯電話機1が対向機器から音量更新通知を受信したときに、通知された対向機器の音量値を保持せずにこの音量値を用いて音量制御指示をする場合が考えられる。
図3は、音量更新通知受信判断部58の処理を示すフローチャートである。図3のフローチャートでは、上述のモード1が設定されているものとして説明する。まず、携帯電話機1から対向機器の音量制御が可能な状態であるとする(S1)。すなわち、携帯電話機1はBluetoothのHFPを搭載しており、対向機器との間でHFP接続を確立するときに
、対向機器から音量制御機能をサポートしていることを示すサポート機能通知を受信し、対向機器との間でHFP接続を確立した後に、対向機器から最初の音量更新通知(対向機器の初期音量値を示す音量更新通知)を受信した状態であるとする。この状態で、近距離無線通信部57を介して対向機器から音量更新通知を受信する(S2)。すると、音量更新通知受信判断部58は、対向機器との間で音声リンクを確立しているか否かを判断する(S3)。そして、音声リンクを確立していれば(S3のYes)、対向機器から通知された当該対向機器の音量値を破棄せずに、例えば保持する(S4)。それに対して、音声リンクを確立していなければ(S3のNo)、対向機器から通知された当該対向機器の音量値を破棄する(S5)。そして、対向機器から通知された音量値を破棄した場合には、その対向機器に対して音量値の指示を送信する(S6)。
ステップS6が実行されるタイミングは、携帯電話機1と対向機器との間の音声リンクを確立する直前でも良いし、音声リンクを確立する直後でも良いし、音声リンクを確立する前と後の2回実行しても良い。例えば、携帯電話機1の操作部52を介して入力された音声移管のためのユーザ操作に応じて音声リンクを確立する場合、このユーザ操作に基づいて音声リンクを確立する前に、対向機器に対して音量値の指示を送信する。これによって、対向機器の音量値が大きすぎる値に変更されていたとしても、携帯電話機1から通知した音量値に設定されるため、音声リンク確立後に対向機器から突然大音量の音声が出力されることを防ぐことができる。また、対向機器側から音声リンクを確立する場合には、音声リンク確立直後に携帯電話機1から対向機器に対して音量値の指示を送信するため、例えば対向機器の音量が大音量に設定されていたとしても、携帯電話機1から通知される音量に基づいて音声リンク確立直後に適切な音量に変更することができる。音声リンクを確立する前と後の2回対向機器に対して音量値の指示を送信する場合は、音声リンクが無くても音量値の指示を受け付ける対向機器の場合には、音声リンクの確立前に対向機器の音量を適切な音量に制御することができ、音声リンクのある場合しか指示を受け付けない対向機器であっても、音声リンク確立直後に適切な音量に変更することができる。
音量制御指示を行う場合は、少なくとも対向機器へ音量値が送信される。なお、音量制御指示を行う場合に、表示部53に音量制御可能を意味する画像や文字などの情報が通知されても良く、また音声入出力部54に音量制御可能であることを示す音(例えば、ピピッといった音)が通知されていても良い。音量制御指示を行う場合に対向機器へ通知される音量値は、保持しておいた音量値を送信しても良いし、操作部52を介して入力された値に基づく音量値を送信しても良いし、表示部53に表示されている値に所定の値が加算または減算された値を音量値として送信しても良いし、携帯電話機1に設定されている音量値を送信しても良い。
音量制御指示を行わない場合は、少なくとも対向機器に音量値の送信はされない。このとき表示部53に音量制御不可能を意味する画像や文字などの情報が通知されても良く、また音声入出力部54に音量制御不可能であることを示す音(例えば、ピピピッといった音)が通知されていても良い。
なお、上述の説明では、音声リンクが確立する発端となるイベントとして、音声移管のためのユーザ操作が入力されたときを例として説明したが、音声リンクが確立するためのイベントは、音声移管のための操作に限定されない。例えば、例えば着信音を対向機器に鳴動させるために確立される場合や、発信音を対向機器に鳴動させる場合にも音声リンクが確立されることがある。いかなる音声リンク確立の場合であっても、音声リンク確立の前または後の少なくともいずれか一方で対向機器へ音量値を送信して良い。これによって、対向機器と音声リンクを確立したとき(またはその直後)に、携帯電話機1から指示した音量で音を出力させることができる。
音量更新通知受信判断部58にモード2が設定されている場合には、図3のフローチャートのステップS4の判断を、着信が発生しているか否かの判断に置き換える。また、音量更新通知受信判断部58にモード3が設定されている場合には、ステップ4の判断を、「音声リンクが確立している状態」と「着信が発生している状態」の少なくともいずれか一方に該当するか否かの判断に置き換える。
なお、近距離無線通信部57、制御部51、音量更新通知受信判断部58の構成及び処理分担については、上記に限定されるものではない。例えば、音量更新通知受信判断部58は、制御部51に含まれても良い。
また音量変更指示は、必ずしも対向機器の操作手段を介する必要はなく、例えば通話をフェードアウトさせたい場合など、対向機器の制御手段の処理の中で発生しても良い。
図4は、以上のような構成を有し、音量更新通知受信判断部58がモード1に設定されている携帯電話機1と車載機器2のシーケンス図である。
まず、携帯電話機1の電源が投入されて、待ち受け画面が表示部53に表示される。制御部51は、HFP接続状態、音量制御のサポート状態、および音量更新通知の状態を管理する変数を有しており、携帯電話機1の電源投入直後、これらの変数は、HFP接続が無く、サポート情報が無く、音量更新通知が無いことを示す。
次に、車載機器2と携帯電話機1は下位層が接続確立し、携帯電話機1は車載機器2からサポート機能通知を受信する。制御部51は、車載機器2から受信したサポート機能通知によって、車載機器2が音量制御をサポートしていることが分かると、音量制御のサポート状態を管理する変数を、サポートしていることを示す変数に変更する。また、HFP接続が確立されると、HFP接続状態を示す変数を、HFP接続していることを示す変数に変更する。更に、HFP接続が確立された後に、携帯電話機1が車載機器2の音量値の初期値を示す音量更新通知を車載機器2から受信すると、携帯電話機1の制御部51は、音量更新通知の状態を管理する変数を、音量更新通知があったことを示す変数に変更する。これによって、携帯電話機1は車載機器2の音量を制御することが可能な状態となる。
続いて、網通信部55によって着信を受け、操作部52を介して着信応答の操作を受け付けると、音声パスが携帯電話機1の状態で通話状態となる。このとき、車載機器2の音量変更操作手段を介して音量変更のための操作が受け付けられると、車載機器2は、変更後の音量値を携帯電話機1に対して通知する。
携帯電話機1は、近距離無線通信部57を介して車載機器2から出力された音量更新通知を受信する。そして、音量更新通知受信判断部58によって、受信した車載機器2の音量値を破棄するか否かを判断する。音量更新通知受信判断部58に設定されているモードがモード1の場合、携帯電話機1と車載機器2との間で音声リンクが確立していないため、音量更新通知受信判断部58は、受信した車載機器2の音量値を破棄する。音量変更の操作が連続して複数回受け付けられたとしても同様に、音量更新通知受信判断部58は、受信した車載機器2の音量値を破棄する。
このような音量制御指示判断部58の判断によって、携帯電話機1の操作部52によって音量変更の操作が受け付けられたとしても、車載機器2から通知された音量値を携帯電話機1が破棄するため、携帯電話機1は車載機器2の変更後の音量を記憶することは無い。例えば、表示部53に車載機器2の音量を表示するような機能を有する携帯電話機1の場合、車載機器2で音量変更操作がなされたとしても表示部53に表示される音量は変更されない。
携帯電話機1の操作部52が操作されることによって、携帯電話機1と車載機器2との間の音声リンクが確立され、車載機器2に音声パスが切り替わると、通話音声は車載機器2から鳴動する。ただし、携帯電話機1は、車載機器2に対して音声リンクの確立要求を送信する前に、車載機器2に対する音量値の指示を送信する。この音量制御指示を受信した車載機器2は、通知された音量値に基づいて、車載機器2の音量設定を行う。
このため、車載機器2のスピーカがミュート設定されている間に車載機器2の音量値の操作手段が操作され、車載機器2の音量値が大音量に変更されたとしても、車載機器2のスピーカがミュート解除されたときに、突然大音量の音声が車載機器2のスピーカから出力されることを防ぐことができる。
ここで、車載機器2の音量変更操作手段を介して音量変更の操作が受け付けられると、車載機器2は、変更後の音量値を携帯電話機1に対して通知する。
携帯電話機1は、近距離無線通信部57を介して車載機器2から出力された音量更新通知を受信する。そして、音量更新通知受信判断部58によって、受信した車載機器2の音量値を破棄するか否かを判断する。音量更新通知受信判断部58に設定されているモードがモード1の場合、携帯電話機1と車載機器2との間で音声リンクが確立しているため、音量更新通知受信判断部58は、受信した車載機器2の音量値を破棄しない。
このような音量更新通知受信判断部58の判断によって、音声リンクが確立されている場合には、通知された対向機器の音量を有効と判断し、例えば、表示部53に車載機器2の音量を表示するような機能を有する携帯電話機1の場合、車載機器2で音量変更操作によって通知される音量値に基づいて表示部53に表示される音量は変更することができる。
図5は、音量更新通知受信判断部58がモード2に設定されている携帯電話機1と車載機器2のシーケンス図である。図5に示したシーケンスで、音量制御可能な状態となるまでの動作については、図4に示したシーケンスで説明した動作と同じであるため、説明を省略する。携帯電話機1と車載機器2とのHFP接続が確立し、携帯電話機1から車載機器2を音量制御可能な状態となり、音声パスは携帯電話機1にあるとする。
携帯電話機1の操作部52により、インバンド無しに設定する操作を受け付けた場合、携帯電話機1から車載機器2へインバンド無し設定指示が通知される。携帯電話機1が網通信部55によって着信を受けると、車載機器2に対して着信の通知を行うが、インバンド無しの設定がなされていると、着信音は通知されずに、着信を示す情報のみが車載機器2に対して送信される。車載機器2は、携帯電話機1から着信を示す情報のみが通知されると、車載機器2は内蔵している着信音を鳴動させる。
このとき、車載機器2の音量変更操作手段を介して音量変更操作が受け付けられると、車載機器2は、変更後の音量値を携帯電話機1に対して通知する。
携帯電話機1は、近距離無線通信部57を介して車載機器2から出力された音量更新通知を受信する。そして、音量更新通知受信判断部58によって、受信した車載機器2の音量値を破棄するか否かを判断する。音量更新通知受信判断部58に設定されているモードがモード2の場合、携帯電話機1が着信中の状態であるため、音量更新通知受信判断部58は、受信した車載機器2の音量値を破棄しない。
このように、携帯電話機1は、着信が発生しているときには、対向機器から通知される音量値を有効と判断して、この音量値を用いた制御(例えば、表示部53への表示)などを行うことができる。
この後、車載機器2に対して着信拒否の操作が入力されると、車載機器2は携帯電話機1に対して着信拒否の通知を行う。着信拒否の通知を受けた携帯電話機1は、網通信部55によって着信を終了するよう制御する。このように着信が終了すると、着信状態でも通話状態でもなくなり、待ち受け中の状態となる。携帯電話機1の呼状態が着信状態ではないときに、車載機器2から音量変更通知を受けると、音量更新通知受信判断部58は、携帯電話機1が着信中の状態ではないため、車載機器2から受信した音量値を破棄する。
以上のように、図4と図5に示したシーケンス図を用いて、音量更新通知受信判断部58がモード1に設定されている場合とモード2に設定されている場合を説明した。音量更新通知受信判断部58がモード3に設定されている場合は、モード1で対向機器から受信した音量値を破棄しないと判断される場合もしくはモード2で対向機器から受信した音量値を破棄しないと判断される場合の少なくともいずれか一方に当てはまれば、対向機器から受信した音量値を破棄しないと判断する。そのため、音量更新通知受信判断部58がモード3に設定されている場合には、図4を用いて説明した通話中や発信音と通知している場合に加えて、図5を用いて説明した着信時にも対向機器から受信した音量値を対向機器の音量値と判断することが可能となる。
なお、上記実施形態に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、適宜変更しても良い。
1 携帯電話機、2 車載機器、51 制御部、52 操作部、53 表示部、54 音声入出力部、55 網通信部、56 記憶部、57 近距離無線通信部、58 音量更新通知受信判断部

Claims (8)

  1. 近距離無線通信によってハンズフリー通話装置と通信する近距離無線通信手段と、
    移動通信網から送信された着信信号を受信する網通信手段と、
    前記近距離無線通信手段によって前記ハンズフリー通話装置の音量を制御可能となった状態で、前記ハンズフリー通話装置の音量値が変更された通知を受信すると、前記近距離無線通信手段を介して前記ハンズフリー通話装置との間で音声リンクが確立されていないならば、前記ハンズフリー通話装置から受信した音量値を破棄するよう制御する制御手段を有することを特徴とする無線通信端末。
  2. 近距離無線通信によってハンズフリー通話装置と通信する近距離無線通信手段と、
    移動通信網から送信された着信信号を受信する網通信手段と、
    前記近距離無線通信手段によって前記ハンズフリー通話装置の音量を制御可能となった状態で、前記ハンズフリー通話装置の音量値が変更された通知を受信すると、前記網通信手段によって着信信号を受信していないならば、前記ハンズフリー通話装置から受信した音量値を破棄するよう制御する制御手段を有することを特徴とする無線通信端末。
  3. 近距離無線通信によってハンズフリー通話装置と通信する近距離無線通信手段と、
    移動通信網から送信された着信信号を受信する網通信手段と、
    前記近距離無線通信手段によって前記ハンズフリー通話装置の音量を制御可能となった状態で、前記ハンズフリー通話装置の音量値が変更された通知を受信すると、前記近距離無線通信手段を介して前記ハンズフリー通話装置との間で音声リンクが確立されておらず前記網通信手段によって着信信号を受信していないならば、前記ハンズフリー通話装置から受信した音量値を破棄するよう制御する制御手段を有することを特徴とする無線通信端末。
  4. 前記制御手段は、前記ハンズフリー通話装置から受信した音量値を破棄しない場合には、当該音量値を保持することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の無線通信端末。
  5. 前記近距離無線通信手段によって前記ハンズフリー通話装置の音量を制御可能となった状態とは、前記近距離無線通信手段を介して前記ハンズフリー通話装置から前記ハンズフリー通話装置が音量制御機能をサポートしていることを示す情報を受信し、前記近距離無線通信手段によって前記ハンズフリー通話装置から前記ハンズフリー通話装置の音量値を少なくとも1度受信した状態であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の無線通信端末。
  6. 前記制御手段は、前記ハンズフリー通話装置から受信した音量値を破棄した後に、前記ハンズフリー通話装置との音声リンクを確立する場合に、前記ハンズフリー通話装置に対して音量値の指示を送信することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の無線通信端末。
  7. 前記制御手段は、前記ハンズフリー通話装置から受信した音量値を破棄した後に、自装置から前記ハンズフリー通話装置に対して音声リンクの確立を要求する前に、前記ハンズフリー通話装置に対して音量値の指示を送信することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の無線通信端末。
  8. 前記制御手段は、前記ハンズフリー通話装置から受信した音量値を破棄した後に、前記ハンズフリー通話装置との音声リンクを確立する場合に、保持している音量値を用いて前記ハンズフリー通話装置に対する音量値の指示を送信することを特徴とする請求項4に記載の無線通信端末。
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