JP2009049678A - ハンズフリー通話システム及び移動電話機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ハンズフリー通話装置10の制御部13は、移動電話機インタフェース11との移動電話機20の接続が発生したならば、接続した移動電話機20にスレーブ標準モード設定要求コマンドを発行する。移動電話機20の動作制御部23は、ハンズフリー通話装置10からスレーブ標準モード設定要求コマンドを受信したならば、現在の各動作モードをメモリ24に保存し、移動電話機20の各動作モードを、予め定めておいたハンズフリー通話装置10からの利用に適した動作モードに設定する。そして、移動電話機20の動作制御部23は、移動電話機20のハンズフリー通話装置10との接続の切断が発生したならば、移動電話機20の各動作モードをメモリ24に格納しておいた動作モードに復帰する。
【選択図】図1
Description
ハンズフリー通話とは、電話機を用いた通話を、送話音声の入力と受話音声の出力に電話機外部のマイクとスピーカを用いて行うものである。ここで、受話音声を出力するスピーカと、送話音声をピックアップするマイクを備え、以上のようなハンズフリー通話の機能を移動電話機(「携帯電話」とも呼称される)に付加する装置はハンズフリー通話装置などと呼ばれており、主として、自動車内に設置され、運転中のユーザが、移動電話機を用いたハンズフリー通話を行えるようにするために用いられている(たとえば、特許文献1)。
たとえば、ハンズフリー通話装置に接続された移動電話機に対してユーザのダイヤルキー等の操作を無効化するダイヤルロックモードが設定されていると、移動電話機がハンズフリー通話装置からの操作も無効化してしまうために、ハンズフリー通話装置に移動電話機を接続しても発着信などができなくなってしまうことがある。
図1に、本実施形態に係るハンズフリー通話システムの構成を示す。
図示するように、ハンズフリー通話システムは、ハンズフリー通話装置10と、ハンズフリー通話装置10に選択的に接続される移動電話機20とより構成される。
そして、ハンズフリー通話装置10は、通話処理装置1、入力装置2、表示装置3、マイクロフォン4、スピーカ5とを備えている。
また、通話処理装置1は、移動電話機インタフェース11、通話音声処理部12、制御部13を有している。
ここで、通話処理装置1の移動電話機インタフェース11は、有線通信もしくは、Bluetooth(「Bluetooth」は、ブルートゥース エスアイジー,インコーポレイテッドの登録商標)などの近距離無線通信を介して移動電話機20と接続し、移動電話機20との間で各種信号の入出力を行う。ここで、移動電話機20と移動電話機インタフェース11との間で入出力する信号としては、移動電話機20から通話相手に送信する音声を表す送信音声信号や、移動電話機20が通話相手から受信した音声を表す受信音声信号の他、制御部13と移動電話機20との間で移動電話機インタフェース11を介して送受される各種コマンドや制御データがある。なお、送信音声信号は、通話処理装置1から移動電話機20に対して出力され、受信音声信号は、移動電話機20から通話処理装置1に対して出力される。
また、次に、移動電話機20のハンズフリー通話装置10との接続の切断の発生を監視し(ステップ310)、ハンズフリー通話装置10との接続の切断が発生したならば、移動電話機20の各動作モードをメモリ24に格納しておいた動作モード、すなわち、ハンズフリー通話装置10との接続前の動作モードに復帰し(ステップ312)、ステップ302からの処理に戻る。
すなわち、ハンズフリー通話装置10の制御部13は、入力装置2から入力されるユーザ操作や、移動電話機20の移動電話機能部21の通信状態に応じて動作制御部23が制御部13に通知する着呼通知や通話終了通知などの状態情報に応じて、移動電話機20にコマンドを発行することにより、移動電話機20の発呼動作や着呼応答動作などの呼制御動作やその他の各種通信動作の制御を行う。すなわち、この際、移動電話機20の動作制御部23は、ハンズフリー通話装置10の制御部13から発行されたコマンドに従って、移動電話機能部21に呼制御動作やその他の各種通信動作を実行させる。
以上のように、本実施形態によれば、移動電話機20をハンズフリー通話装置10に接続したときに、移動電話機20の動作モードは、自動的に予め定めておいたハンズフリー通話装置10からの利用に適した動作モードに変更される。よって、接続時の移動電話機20の状態によって、利用可能となるハンズフリー通話装置10の機能が制限されてしまうことを抑止することができるようになる。また、移動電話機20をハンズフリー通話装置10から取り外したときに、移動電話機20の動作モードは、ハンズフリー通話装置接続前の動作モードに自動的に復帰する。したがって、ハンズフリー通話装置接続時に動作モードを変更したことによって、ハンズフリー通話装置10から取り外した後の移動電話機20の利用に支障が生じてしまうことも抑止することができる。
Claims (2)
- 接続された移動電話機を音声通信に用いたハンズフリー通話機能をユーザに提供するハンズフリー装置と、当該ハンズフリー通話装置に接続される移動電話機とを有するハンズフリー通話システムであって、
前記ハンズフリー通話装置は、
前記移動電話機が接続したときに、当該移動電話機に予め定めた特定のコマンドを送信する送信手段を有し、
前記移動電話機は、
メモリと、
接続した前記ハンズフリー通話装置から前記特定のコマンドを受信したときに、当該移動電話機の現在の動作モードの設定を前記メモリに保管した上で、当該移動電話機の動作モードの設定を予め定めたハンズフリー通話装置接続時用の設定に変更する動作モード変更手段と、
前記ハンズフリー通話装置との接続が切断したときに、当該移動電話機の動作モードの設定を、前記メモリに保管されている設定に復帰する動作モード復帰手段とを有することを特徴とするハンズフリー通話システム。 - 移動電話機であって、
メモリと、
当該移動電話機を音声通信に用いたハンズフリー通話機能をユーザに提供するハンズフリー装置に接続した状態において、当該接続した前記ハンズフリー通話装置から前記特定のコマンドを受信したときに、当該移動電話機の現在の動作モードの設定を前記メモリに保管した上で、当該移動電話機の動作モードの設定を予め定めたハンズフリー通話装置接続時用の設定に変更する動作モード変更手段と、
前記ハンズフリー通話装置との接続が切断したときに、当該移動電話機の動作モードの設定を、前記メモリに保管されている設定に復帰する動作モード復帰手段とを有することを特徴とする移動電話機。
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JP2007213379A JP2009049678A (ja) | 2007-08-20 | 2007-08-20 | ハンズフリー通話システム及び移動電話機 |
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2007
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