JP2002230983A - 不揮発性半導体メモリ及びその自動消去方法/自動書き込み方法 - Google Patents

不揮発性半導体メモリ及びその自動消去方法/自動書き込み方法

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 不揮発性半導体メモリ内に有する専用制御回
路が同一チップ内のLSI回路規模の増大を招いてい
る、メモリ内のFUSE回路の切断状態を確認できな
い、FUSE回路のトリミング処理はレーザー使用以外
の選択手段がないなどの課題があった。 【解決手段】 消去/書き込み/読み出しするために必
要なメモリデコーダ4と、メモリアレイ内の不揮発性ト
ランジスタのデータを、消去/書き込み/読み出しする
ために必要なチャージポンプ3と、メモリデコーダとチ
ャージポンプを制御する複数本の制御信号のそれぞれを
レジスタ1ビットに割り付けたレジスタ2と、レジスタ
に結合されたデータ処理装置1によってレジスタの内容
を更新する手段とを備え、この更新手段がレジスタの内
容を更新することによって、メモリデコーダおよびチャ
ージポンプを制御したり、メモリブロック5を消去した
り、不揮発性トランジスタとデータを書き込み/読み出
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、不揮発性トラン
ジスタを用いた不揮発性半導体メモリおよびその自動消
去/自動書き込み方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図26は従来の不揮発性半導体メモリの
全体構成を示すブロック図であり、図において、100
1は不揮発性半導体メモリ、1002はメモリ/メモリ
デコーダ、1003はチャージポンプ、1004はMC
Uなどを含む専用制御回路である。
【0003】なお、メモリ/メモリデコーダ1002は
メモリブロックとメモリデコーダをまとめたもので、メ
モリブロックには各種の集積度を有する複数個の小メモ
リブロック、センスアンプ/書き込み回路、セレクタ回
路などが含まれ、メモリデコーダにはロウ・アドレスラ
ッチ、コラム・アドレス入力バッファラッチ、ロウ/コ
ラム・アドレスプリデコーダなどが含まれる(図示しな
い)。また、チャージポンプ1003は負電圧/正電圧
チャージポンプおよび読み出しポンプにより構成される
(図示しない)。詳細および動作説明については後述の
実施の形態を参考にされたい。
【0004】このように、従来の不揮発性半導体メモリ
1001は、自動消去/自動書き込み/データ読み出し
などのメモリ制御を、不揮発性半導体メモリ1001内
に有する専用制御回路1004を用いて実行していた。
不揮発性半導体メモリ1001内に有する専用制御回路
1004は、メモリの制御のみを実行する特化された回
路であり、データ処理装置と不揮発性半導体メモリを同
一チップ内に有するLSIなどは、この専用制御回路1
004の大きさが無視できない回路規模の大きさになっ
てきている。
【0005】また、国際公開WO99/01824に
は、EEPROM内蔵の半導体装置において、EEPR
OMを制御するために必要な制御信号のそれぞれを、専
用制御回路では無く、フリップフロップで構成されるレ
ジスタブロックによって制御する方法が記されている。
しかし、近年のマイクロコントローラに内蔵される不揮
発性半導体メモリは、消去/書き込みに必要な電圧を発
生させるチャージポンプをチップ内部に保有するなど、
制御する信号の種類が多く、また消去/書き込み以外の
動作モードも複数存在するため、このWO99/018
24に示されているフリップフロップで構成されるレジ
スタブロックによって、複数個の制御信号を同時にアク
ティブにさせたり、また動作モード毎に異なった組み合
わせの制御信号を同タイミングでアクティブにさせて制
御することはできない。
【0006】また、従来の不揮発性半導体メモリは、複
数のメモリセルが行列状に配置されたメモリアレイで構
成されたメモリブロック中のメモリアレイをダミーメモ
リアレイと置換することができる。この置換処理は、不
揮発性半導体メモリ内にあるFUSE回路をレーザによ
って切断して行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の不揮発性半導体
メモリおよびその自動消去/自動書き込み方法は以上の
ように構成されているので、当該メモリ内に有する専用
制御回路が、データ処理装置と不揮発性半導体メモリを
同一チップ内に有するLSIの回路規模の増大をまねい
ているという課題があった。
【0008】また、従来の不揮発性半導体メモリ内に有
するFUSE回路は、レーザによって切断した後に切断
が上手くいっているか否かの確認を直接できないという
課題があった。
【0009】さらに、従来の不揮発性半導体メモリは、
複数のメモリセルが行列状に配置されたメモリアレイで
構成されたメモリブロック中のメモリアレイをダミーメ
モリアレイと置換するにはFUSE回路をレーザでトリ
ミング処理するしか方法が無く、擬似的に置換処理する
方法は無かった。
【0010】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、不揮発性半導体メモリと同一チッ
プ内にあるデータ処理装置を用いて、不揮発性半導体メ
モリの自動消去/自動書き込み/データ読み出しなどを
実行することで、不揮発性半導体メモリ内に有する専用
制御回路を削除し、チップ全体の回路規模の縮小できる
不揮発性半導体メモリおよびその自動消去/自動書き込
み方法を得ることを目的とする。
【0011】また、不揮発性半導体メモリ内に擬似的な
レジスタを設け、レジスタ値を設定することによって、
複数のメモリセルが行列状に配置されたメモリセルで構
成されたメモリブロック中のメモリアレイをダミーメモ
リアレイと置換することができる不揮発性半導体メモリ
を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る不揮発性
半導体メモリは、不揮発性トランジスタからなる複数の
メモリセルが行列状に配置されたメモリアレイで構成さ
れたメモリブロックと、メモリアレイ内の不揮発性トラ
ンジスタのデータを、消去/書き込み/読み出しするた
めに必要なメモリデコーダと、メモリアレイ内の不揮発
性トランジスタのデータを、消去/書き込み/読み出し
するために必要なチャージポンプと、メモリデコーダと
チャージポンプを制御する複数本の制御信号のそれぞれ
をレジスタ1ビットに割り付けたレジスタと、レジスタ
の結合されたデータ処理装置によってレジスタの内容を
更新する手段と、当該更新する手段がレジスタの内容を
更新することによって、メモリデコーダおよびチャージ
ポンプを制御する手段とを備えたものである。
【0013】この発明に係る不揮発性半導体メモリは、
レジスタの内容を更新することによって、メモリブロッ
クを消去する手段をさらに備えたものである。
【0014】この発明に係る不揮発性半導体メモリは、
レジスタの内容を更新することによって、メモリブロッ
ク内の不揮発性トランジスタにデータを書き込む手段を
さらに備えたものである。
【0015】この発明に係る不揮発性半導体メモリは、
レジスタの内容を更新することによって、メモリブロッ
ク内の不揮発性トランジスタのデータを読み出す手段を
さらに備えたものである。
【0016】この発明に係る不揮発性半導体メモリの自
動消去方法は、不揮発性トランジスタからなる複数のメ
モリセルが行列状に配置されたメモリアレイで構成され
たメモリブロックと、メモリアレイ内の不揮発性トラン
ジスタのデータを、消去/書き込み/読み出しするため
に必要なメモリデコーダと、メモリアレイ内の不揮発性
トランジスタのデータを、消去/書き込み/読み出しす
るために必要なチャージポンプと、メモリデコーダとチ
ャージポンプを制御する複数本の制御信号のそれぞれを
レジスタ1ビットに割り付けたレジスタと、レジスタに
結合されたデータ処理装置によってレジスタの内容を更
新する手段とを備えた不揮発性半導体メモリにおいて、
レジスタの内容を更新することによって、メモリブロッ
クのデータを消去するものである。
【0017】この発明に係る不揮発性半導体メモリの自
動書き込み方法は、不揮発性トランジスタからなる複数
のメモリセルが行列状に配置されたメモリアレイで構成
されたメモリブロックと、メモリアレイ内の不揮発性ト
ランジスタのデータを、消去/書き込み/読み出しする
ために必要なメモリデコーダと、メモリアレイ内の不揮
発性トランジスタのデータを、消去/書き込み/読み出
しするために必要なチャージポンプと、メモリデコーダ
とチャージポンプを制御する複数本の制御信号のそれぞ
れをレジスタ1ビットに割り付けたレジスタと、レジス
タに結合されたデータ処理装置によってレジスタの内容
を更新する手段とを備えた不揮発性半導体メモリにおい
て、レジスタの内容を更新することによって、メモリブ
ロックの不揮発性トランジスタにデータを書き込むもの
である。
【0018】この発明に係る不揮発性半導体メモリは、
不揮発性トランジスタからなる複数のメモリセルが行列
状に配置されたメモリアレイで構成されたメモリブロッ
クと、メモリアレイと置換することのできるダミーメモ
リアレイと、ダミーメモリアレイとメモリブロック内の
1つのメモリアレイをトリミング処理によって置換する
ことのできる第1の手段と、ダミーメモリアレイとメモ
リブロック内の1つのメモリアレイをダミーメモリアレ
イを含む置換回路によらず、疑似レジスタにデータをセ
ットすることで置換することのできる第2の手段と、こ
の第2の手段によって、第1の手段で行うメモリアレイ
とダミーメモリアレイの置換を行う手段とを備えるもの
である。
【0019】この発明に係る不揮発性半導体メモリは、
第1の手段によってダミーメモリアレイとメモリブロッ
ク内の1つのメモリアレイの置換を行う場合には、この
第2の手段による置換処理が設定されている場合でも第
1の手段による置換を優先させる手段をさらに備えたも
のである。
【0020】この発明に係る不揮発性半導体メモリは、
第1の手段によってダミーメモリアレイとメモリブロッ
ク内の1つのメモリアレイの置換を行う情報と、この第
2の手段による置換処理の情報とを読み出して比較する
手段をさらに備えたものである。
【0021】この発明に係る不揮発性半導体メモリは、
第2の手段による置換処理でセットされた疑似レジスタ
値を不揮発性トランジスタからなるメモリセル内に書き
込んだ後に読み出す手段を有し、第1の手段および第2
の手段による置換処理の情報とを読み出してこれらを比
較する手段をさらに備えたものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1. (ブロック構成)図1はこの発明の実施の形態1による
不揮発性半導体メモリの全体構成を示すブロック図であ
り、この不揮発性半導体メモリを制御するデータ処理装
置との関係を示している。図において、101は不揮発
性半導体メモリ、1はデータ処理装置、2はレジスタ回
路群(レジスタ)、3はチャージポンプ、4はメモリデ
コーダ、5はメモリブロックである。
【0023】なお、この発明の実施の形態1による不揮
発性半導体メモリ101は、メモリの内容を消去する自
動消去モード、任意のアドレスにデータを書き込む自動
書き込みモード、ロックビットにロック情報を書き込む
ロックビット書き込み、ロックビットの内容を読み出す
ロックビット読み出しモードの他に、メモリデータの内
容を読み出す読み出しモードがある。
【0024】(レジスタ回路群)次に、図2はこの発明
の実施の形態1による不揮発性半導体メモリのレジスタ
回路群のブロック図であり、図において、6はポンプ/
メモリデコーダ用制御信号レジスタ、7はアドレスレジ
スタ、8はデータレジスタ、9はデータバッファ、10
はステータスレジスタ、11はシーケンス制御レジス
タ、12はコンペア回路、13は疑似LTレジスタ、1
4はメモリデコーダ制御信号、15はチャージポンプ制
御信号、16はAD(24:0)バス(更新する手
段)、17はA(24:0)バス(更新する手段)、1
8はDDB(15:0)バス(更新する手段)、19は
DB(15:0)バス(更新する手段)、137はレジ
スタセット信号、138はブロック選択信号、139は
信号出力信号である。
【0025】ポンプ/メモリデコーダ用制御信号レジス
タ6は、ポンプとメモリデコーダを制御するための制御
信号がレジスタ1ビットに割り当てられた16ビットレ
ジスタである。DB(15:0)バス19からの入力経
路と、レジスタ中に割り付けられた制御信号のうちチャ
ージポンプ制御信号15としてチャージポンプ3へ出力
される経路と、レジスタ中に割り付けられた制御信号の
うちメモリデコーダ制御信号14としてメモリデコーダ
4へ出力される経路がある。ポンプ/メモリデコーダ用
制御信号レジスタ6へのデータのセットは、データ処理
装置1から入力されるレジスタセット信号137をトリ
ガーにDB(15:0)バス19から行われる。また、
メモリデコーダ制御信号14とチャージポンプ制御信号
15は、データ処理装置1から入力される信号出力信号
139をトリガーにしてメモリデコーダ4とチャージポ
ンプ3に出力される。
【0026】アドレスレジスタ7は、自動消去、自動書
き込み、ロックビット書き込み、ロックビット読み出し
時などに、アクセスするブロックのアドレスを保持す
る。また、アドレスレジスタ7は、アドレスのインクリ
メント機能を持ち、自動消去の消去ベリファイ時でアド
レスを消去対象となるメモリブロックの最大アドレスま
でインクリメントする。アドレスレジスタ7は、AD
(24:0)バス16からの入力経路、A(24:0)
バス17への出力経路がある。また、アドレスレジスタ
7へのデータのセットは、データ処理装置1から入力さ
れるレジスタセット信号137をトリガーにDB(1
5:0)バス19から行われる。また、アドレスレジス
タ7のアドレス値の読み出しは、レジスタ値読み出し信
号140によってDB(15:0)バス19に読み出す
こともできる。さらに、アドレス値から、ブロック選択
信号138を生成して、メモリデコーダ4に出力してい
る。
【0027】データレジスタ8は、自動書き込み時の書
き込みデータを保持したり、ロックビット読み出し時に
読み出したロックビット値を保持する。DB(15:
0)バス19からの入出力経路と、DDBバス18から
の入出力経路がある。データレジスタ8へのデータのセ
ットは、データ処理装置1から入力されるレジスタセッ
ト信号137をトリガーにDB(15:0)バス19か
ら行われる。また、データレジスタ8のアドレス値の読
み出しは、レジスタ値読み出し信号140によってDB
(15:0)バス19に読み出すこともできる。
【0028】データバッファ9は、メモリデータ読み出
し時にDDB(15:0)バス18の値を直接DBバス
19に出力する。DDB(15:0)バス18からの入
力経路とDB(15:0)バス19への出力経路があ
る。
【0029】ステータスレジスタ10は、自動消去、自
動書き込み、ロックビット書き込み時に、消去エラーや
書き込みエラー情報を保持する。DB(15:0)バス
19からの入力経路がある。ステータスレジスタ10へ
のデータのセットは、データ処理装置1から入力される
レジスタセット信号137をトリガーにDB(15:
0)バス19から行われる。また、ステータスレジスタ
10のレジスタ値の読み出しは、レジスタ値読み出し信
号140によって、DB(15:0)バス19に読み出
すこともできる。
【0030】シーケンス制御レジスタ11は、2ビット
のレジスタである。自動消去時の、消去ベリファイ開始
ビットとエラー設定ビットがある。DB(15:0)バ
ス19からの入力経路と、レジスタ2ビットの情報はコ
ンペア回路12に出力されている。自動消去中の消去エ
ラー発生時には、コンペア回路12が、シーケンス制御
レジスタ11のエラー設定ビットを操作する。シーケン
ス制御レジスタ11へのデータのセットは、データ処理
装置1から入力されるレジスタセット信号137をトリ
ガーにDB(15:0)バス19から行われる。また、
シーケンス制御レジスタ11のレジスタ値の読み出し
は、レジスタ値読み出し信号140によってDBバス
(15:0)バス19に読み出すこともできる。
【0031】コンペア回路12は、自動消去中の消去ベ
リファイ時に読み出されたメモリデータと期待値を比較
する。比較した結果を元に、シーケンス制御レジスタ1
1の消去ベリファイ開始ビットとエラー設定ビットを書
き換える。
【0032】疑似LTレジスタ13は、擬似的にビット
線を書き換える場合にデータをセットするレジスタであ
る。メモリブロック数だけレジスタが存在する。疑似L
Tレジスタ13へのデータのセットは、データ処理装置
1から入力されるレジスタセット信号137をトリガー
にDB(15:0)バス19から行われる。また、疑似
LTレジスタ13のレジスタ値の読み出しは、レジスタ
値読み出し信号140によってDBバス(15:0)バ
ス19に読み出すこともできる。さらに、疑似LTレジ
スタ13値は、直接メモリデコーダ4に出力されてい
る。またさらに、メモリデコーダ4内のFUSE回路5
2の出力信号が、疑似レジスタ13に出力されている。
FUSE回路52の出力信号値は、疑似LTレジスタ1
39を介してDB(15:0)バス19に出力される経
路を持っている。
【0033】次に、図3に、この発明の実施の形態1に
よる不揮発性半導体メモリのレジスタ回路群2中の各種
レジスタに割り付けられたアドレス空間を示す。以下、
これを説明する。
【0034】アドレスレジスタ7は、8ビットアドレス
レジスタ(ADDRL)、8ビットアドレスレジスタ
(ADDRM)、8ビットアドレスレジスタ(ADDR
H)がある。これらのアドレスレジスタ(ADDR
L)、アドレスレジスタ(ADDRM)、アドレスレジ
スタ(ADDRH)は、それぞれE0H、E1H、E2
Hに割り付けられている。
【0035】データレジスタ8は、下位8ビットデータ
レジスタ(DATAL)と上位8ビットデータレジスタ
(DATAH)がある。データレジスタ(DATAL)
とデータレジスタ(DATAH)は、E4HとE5Hに
割り付けられている。
【0036】ステータスレジスタ10は、8ビットのレ
ジスタであり、E6Hに割り付けられている。
【0037】ポンプ/メモリデコーダ用制御信号レジス
タ1、ポンプ/メモリデコーダ用制御信号レジスタ2
は、E7HとE8Hに割り付けられている。
【0038】出力信号レジスタは、EEHに割り付けら
れている。出力信号レジスタに1を立てることによっ
て、信号出力信号139がアクティブになり、ポンプ/
メモリデコーダ用制御信号レジスタ1とポンプ/メモリ
デコーダ用制御信号レジスタ2の内容がチャージポンプ
3とメモリデコーダ4に出力される。
【0039】シーケンス制御レジスタ11は、8ビット
レジスタであり、F0Hに割り付けられている。疑似L
Tレジスタ0は、8ビットレジスタであり、F8Hに割
り付けられている。
【0040】(レジスタ仕様) (ポンプ/メモリデコーダ用制御信号レジスタ6)次
に、図4に、ポンプ/メモリデコーダ用制御信号レジス
タ6の内容を示す。16ビットのレジスタのうちb0〜
b7は、ポンプ/メモリデコーダ用制御信号レジスタ6
(1)である。なお、b8〜b15は、ポンプ/メモリ
デコーダ用制御信号レジスタ6(2)である。
【0041】ポンプ/メモリデコーダ用制御信号レジス
タ6(1)のb0は、BYTE信号に割り当てられてい
る。この発明の実施の形態1による不揮発性半導体メモ
リをバイトモードでアクセスする場合には、BYTE信
号に“1”がセットされる。ワードアクセス時には、
“0”にセットされる。BYTE信号は、メモリデコー
ダ4に出力される。
【0042】ポンプ/メモリデコーダ用制御信号レジス
タ6(1)のb1は、NE信号に割り当てられている。
NE信号は、この発明の実施の形態1による不揮発性半
導体メモリに搭載されている負電圧ポンプを活性化させ
る場合に“1”がセットされる。NE信号は、チャージ
ポンプ3に出力される。
【0043】ポンプ/メモリデコーダ用制御信号レジス
タ6(1)のb2は、PE信号に割り当てられている。
PE信号は、この発明の実施の形態1による不揮発性半
導体メモリに搭載されている正電圧ポンプを活性化させ
る場合に“1”がセットされる。PE信号は、チャージ
ポンプ3に出力される。
【0044】ポンプ/メモリデコーダ用制御信号レジス
タ6(1)のb3は、ERS信号に割り当てられてい
る。ERS信号は、消去パルスとして消去時に“1”が
セットされる。ERS信号は、メモリデコーダ4に出力
される。
【0045】ポンプ/メモリデコーダ用制御信号レジス
タ6(1)のb4は、PGM信号に割り当てられてい
る。PGM信号は、書き込みパルスとして書き込み時に
“1”がセットされる。PGM信号は、メモリデコーダ
4に出力される。
【0046】ポンプ/メモリデコーダ用制御信号レジス
タ6(1)のb5は、DBRD信号に割り当てられてい
る。DBRD信号は、メモリデータを読み出す場合に
“1”がセットされる。DBRD信号は、メモリデコー
ダ4に出力される。
【0047】ポンプ/メモリデコーダ用制御信号レジス
タ6(1)のb6は、ISE信号に割り当てられてい
る。ISE信号は、メモリのデータをリードする場合に
“0”がセットされる。ISE信号は、メモリデコーダ
4に出力される。
【0048】ポンプ/メモリデコーダ用制御信号レジス
タ6(1)のb7は、BLSHT信号に割り当てられて
いる。BLSHT信号は、メモリのビット線をディスチ
ャージする場合に“1”がセットされる。BLSHT信
号は、メモリデコーダ4に出力される。
【0049】ポンプ/メモリデコーダ用制御信号レジス
タ6(2)のb8は、IPREP信号に割り当てられて
いる。IPREP信号は、自動消去中の消去前書き込み
パルスとして、消去前書き込み時に“0”にセットされ
る。IPREP信号は、メモリデコーダ4に出力され
る。
【0050】ポンプ/メモリデコーダ用制御信号レジス
タ6(2)のb9は、LBCA信号に割り当てられてい
る。LBCA信号は、ロックビットアクセス時に“1”
がセットされる。LBCA信号は、メモリデコーダ4に
出力される。
【0051】ポンプ/メモリデコーダ用制御信号レジス
タ6(2)のb10は、RE信号に割り当てられてい
る。RE信号は、読み出しチャージポンプを活性化させ
る。ポンプ/メモリデコーダ用制御信号レジスタ6bの
b10はデフォルトで“1”の値である。
【0052】(ステータスレジスタ10)次に、図5
に、ステータスレジスタ10の内容を示す。8ビットの
レジスタのうち、b4とb5にステータスフラグが割り
当てられている。他のビットはリザーブビットである。
【0053】ステータスレジスタ10のb4は、書き込
みステータスビットである。自動書き込み実行時に、エ
ラーとなると“1”がセットされる。
【0054】ステータスレジスタ10のb5は、消去ス
テータスビットである。自動消去実行時に、エラーとな
ると“1”がセットされる。
【0055】(シーケンス制御レジスタ11)次に、図
6に、シーケンス制御レジスタ11の内容を示す。8ビ
ットのレジスタのうち、b0とb1にシーケンスフラグ
が割り当てられている。他のビットはリザーブビットで
ある。シーケンス制御レジスタ11のb0はベリファイ
開始ビットである。自動消去中のベリファイ実行時に、
“1”がセットされる。
【0056】シーケンス制御レジスタ11のb1は、ベ
リファイステータスビットである。自動消去中のベリフ
ァイ結果でエラーが生じると“1”がセットされる。
【0057】(疑似LTレジスタ13)次に、図7に、
疑似LTレジスタ13の内容を示す。8ビットのレジス
タのうち、b0〜b5には、ビット線置換のための疑似
トリミングデータが割り当てられている。また、b7に
は疑似LTレジスタ書き込み情報が割り当てられてい
る。他のビットはリザーブビットである。
【0058】b0〜b5までのレジスタ値は、置換する
ビット線に対応したレジスタに“1”をセットすること
で、疑似的にビット線置換の実行ができる。b7は、ト
リミングデータをセットした時に“1”がセットされ
る。
【0059】(ハードウエア構成)(ポンプ/メモリデ
コーダ用制御信号レジスタ6の回路構成)次に、図8
に、ポンプ/メモリデコーダ用制御信号レジスタ6のう
ちの1ビット分の回路構成を示す。ポンプ/メモリデコ
ーダ用制御信号レジスタ6の1ビットの回路は、スレー
ブ/マスタ構成の2ビット分のレジスタで構成されてい
る。
【0060】レジスタへの値の設定は、データ(バス
値)よりレジスタ設定値が入力され、レジスタセット信
号137をトリガーにして値が保持される。保持された
データは、信号出力信号139をトリガーにして、ポン
プ/メモリデコーダ用制御信号としてポンプ/メモリデ
コーダに出力される。信号出力信号は、図3に示した信
号出力制御レジスタがアクセスされるとアクティブにな
る信号である。また、リセット信号によってレジスタ値
は初期化される構成となっている。
【0061】(チャージポンプ)次に、図9に、チャー
ジポンプ3のブロック図を示す。図において、20,2
1はそれぞれ負電圧および正電圧チャージポンプ、22
は読み出しチャージポンプ、23は電圧切り替え回路で
あり、チャージポンプ3は、負電圧チャージポンプ2
0、正電圧チャージポンプ21、読み出しポンプ22か
らなる。
【0062】このチャージポンプ3は、ポンプ/メモリ
デコーダ用制御信号レジスタ6からの信号によって制御
され、各チャージポンプの出力は、電圧切り替え回路2
3によってメモリデコーダ4とメモリブロック5に供給
される。
【0063】負電圧チャージポンプは、消去用の負電圧
発生用のチャージポンプであり、自動消去時に負の電圧
を発生する。
【0064】正電圧チャージポンプは、書き込み/消去
用の正電圧発生用のチャージポンプであり、書き込み時
に正の書き込み電圧を発生し、消去時に正の消去電圧を
発生する。
【0065】読み出しチャージポンプは、読み出し/ベ
リファイ用の正電圧発生用のチャージポンプであり、読
み出し動作時に読み出し電圧を発生し、書き込み/書き
込みベリファイ時にはベリファイ電圧を発生する。
【0066】次に、図10に、メモリデコーダ4とメモ
リブロック5の構成図を示す。図において、24はX
(ロウ)アドレスラッチ、25はY(コラム)アドレス
入力バッファラッチ、26はX(ロウ)アドレスプリデ
コーダ、27はY(コラム)アドレスプリデコーダであ
り、28〜32はそれぞれメモリブロック(0)〜メモ
リブロック(4)、135はセンスアンプ/書き込み回
路、136はセレクタ回路、138はブロック選択信号
であり、その他の上記と同一符号は同一構成要素または
相当部分を示すものであるからその重複説明は省略し、
以下も同様とする。
【0067】(メモリデコーダ)まず、メモリデコーダ
4は、Y(コラム)アドレス入力バッファラッチ25、
X(ロウ)アドレスラッチ24と、Y(コラム)アドレ
スプリデコーダ27、X(ロウ)アドレスプリデコーダ
26からなる。Y(コラム)アドレス入力バッファラッ
チ25とX(ロウ)アドレスラッチ24は、アドレスレ
ジスタ7からアドレスバスを介して送られてきたアドレ
スをラッチする。ラッチされたアドレスは、Y(コラ
ム)アドレスプリデコーダ27、X(ロウ)アドレスプ
リデコーダ26においてアドレスのプリデコーダ処理が
行われ、メモリブロック5に対してプリデコードされた
アドレスを出力する。
【0068】(メモリブロック)そして、メモリブロッ
ク5は、8KBのメモリブロック(0)28、4KBの
メモリブロック(1)29、60KBのメモリブロック
(2)30、128KBのメモリブロック(3)31、
4KBのメモリブロック(4)32、センスアンプ/書
き込み回路135、セレクタ回路136からなる。それ
ぞれのメモリブロックは、Xデコーダ、Yデコーダ、メ
モリアレイからなる。センスアンプ/書き込み回路13
5は、それぞれのメモリブロックからの出力を受けてデ
ータバスにデータを出力する経路と、データバスの値を
センスアンプ/書き込み回路135とセレクタ回路13
6を介してメモリに書き込む経路がある。
【0069】図11に、メモリブロック5のアドレス空
間を示す。メモリブロック(4)は、16進数表記で、
“001000h”〜“001FFFh”のアドレス空
間を持つ。メモリブロック(3)は、16進数表記で、
“7D1000h”〜“7EFFFFh”のアドレス空
間を持つ。メモリブロック(2)は、16進数表記で、
“7F0000h”〜“7FEFFFh”のアドレス空
間を持つ。メモリブロック(1)は、16進数表記で、
“7FF000H”〜“7FFFFH”のアドレス空間
を持つ。メモリブロック(0)は、16進数表記で、
“FFE000H”〜“FFFFFH”のアドレス空間
を持つ。
【0070】図12は、図10に示すブロック中128
KBのメモリブロック(3)の、Xデコーダ、Yデコー
ダ,メモリセルアレイ、センスアンプ/書き込み回路を
抽出して示す図であり、図において、33はセンスアン
プ/書き込み回路、34はYデコーダ、35はXデコー
ダ、36〜39はトランジスタである。なお、メモリセ
ルアレイは、1つのセンスアンプ/書き込み回路33に
結合される分のみを示している。
【0071】Yデコーダ34は、Yアドレスプリデコー
ダ27からの出力を受けて、64本のビット線(BL0
〜BL63)から一本のビット線を選択するための64
本の制御信号(CS0〜CS63)を生成する。制御信
号(CS0〜CS63)は、ビット線を選択するトラン
ジスタ36〜39のゲートに結合されている。
【0072】Xデコーダ35は、Xアドレスプリデコー
ダ26からの出力を受けて、64本のワード線(WL0
〜WL63)から一本のワード線を選択制御する。
【0073】フローティングゲートを有する不揮発性ト
ランジスタからなるメモリセル(Tr0−0〜Tr0−
63、Tr1−0〜Tr1−63、Tr2−0〜Tr2
−63、Tr3−0〜Tr3−63、…、Tr63−0
〜Tr63−63)が行列状に配置されている。
【0074】このうち、同一行に配置されたメモリセル
(Tr0−0〜Tr63−0、Tr0−1〜Tr63−
1、Tr0−2〜Tr63−2、…、Tr0−63〜T
r63−63)には、同一ビット線(BL0〜BL6
3)がソース端子に接続されており、それぞれ異なるワ
ード線(WL0〜WL63)がゲート端子に接続されて
いる。
【0075】メモリデータの読み出しは、Xアドレスプ
リデコーダ26、Yアドレスプリデコーダ27の出力に
従って、ビット線(BL0〜BL63)とワード線(W
L0〜WL63)からそれぞれ一本のビット線とワード
線が選択され、選択されたビット線とワード線に接続さ
れたフローティングゲートを有する不揮発性トランジス
タからなるメモリセルの内容が、センスアンプ/書き込
み回路33中のセンスアンプを介してデータバスに出力
される。
【0076】また、メモリデータへの書き込みは、Xア
ドレスプリデコーダ26、Yアドレスプリデコーダ22
7の出力に従って、ビット線(BL0〜BL63)とワ
ード線(WL0〜WL63)からそれぞれ一本のビット
線とワード線が選択され、選択されたビット線とワード
線に接続されたフローティングゲートを有する不揮発性
トランジスタからなるメモリセルに、センスアンプ/書
き込み回路33中の書き込み回路を介してデータバスの
値が書き込まれる。
【0077】さらに、メモリデータへの消去は、消去パ
ルス(ERS)が消去の対象となっているメモリブロッ
クに印加されると、フローティングゲートを有する不揮
発性トランジスタからなるメモリセルのゲートに正の消
去電圧が印加されメモリの内容が消去される。
【0078】(ダミーメモリアレイ)図13は、図10
に示すブロック中128KBメモリブロック(3)の、
Xデコーダ、Yデコーダ、ダミーメモリセルアレイ、ロ
ックビットセルアレイ、センスアンプ/書き込み回路、
セレクタ回路を抽出して示す図である。図において、4
0〜43はトランジスタ、44はセンスアンプ/書き込
み回路であり、メモリセルアレイは、1つのセンスアン
プ/書き込み回路44に結合される分のみを示してい
る。
【0079】Yデコーダ34は、Yアドレスプリデコー
ダ27からの出力を受けて、64本のビット線(DBL
1〜DBL64)から一本のビット線を選択するための
64本の制御信号(CSS1〜CSS64)を生成す
る。制御信号(CS0〜CS63)は、ビット線を選択
するトランジスタ41〜43のゲートに結合されてい
る。
【0080】Xデコーダ35は、Xアドレスプリデコー
ダ26からの出力を受けて、64本のワード線(WL0
〜WL63)から一本のワード線を選択制御する。
【0081】また、ロックビット線(LBL)は、メモ
リブロック毎にロック/アンロック状態を示す不揮発性
トランジスタ(Tr00−0)が繋がったビット線であ
る。
【0082】さらに、フローティングゲートを有する不
揮発性トランジスタからなるダミーメモリセルとロック
ビットメモリセル(Tr00−0〜Tr00−64、T
r10−0〜Tr1−64、Tr20−0〜Tr20−
64、Tr30−0〜Tr30−64、…、Tr630
−0〜Tr630−64)が行列状に配置されている。
【0083】このうち、同一行に配置されたメモリセル
(Tr00−0〜Tr630−0、Tr00−1〜Tr
630−1、Tr00−2〜Tr630−2、…、Tr
00−64〜Tr630−64)には、同一ビット線
(DBL1〜DBL64)がソース端子に接続されてお
り、それぞれ異なるワード線(WL0〜WL63)がゲ
ート端子に接続されている。DBL1〜DBL64は、
ダミービット線でありLBLはロックビット線である。
【0084】ダミーメモリセルデータの読み出しは、X
アドレスプリデコーダ26、Yアドレスプリデコーダ2
7の出力に従って、ビット線(DBL1〜DBL64)
とワード線(WL0〜WL63)からそれぞれ一本のビ
ット線とワード線が選択され、選択されたビット線とワ
ード線に接続されたフローティングゲートを有する不揮
発性トランジスタからなるメモリセルの内容が、センス
アンプ/書き込み回路44中のセンスアンプを介してデ
ータバスに出力される。
【0085】また、ダミーメモリセルデータへの書き込
みは、Xアドレスプリデコーダ26、Yアドレスプリデ
コーダ27の出力に従って、ダミービット線(DBL1
〜DBL64)とワード線(WL0〜WL63)からそ
れぞれ一本のビット線とワード線が選択され、選択され
たダミービット線とワード線に接続されたフローティン
グゲートを有する不揮発性トランジスタからなるメモリ
セルに、センスアンプ/書き込み回路44中の書き込み
回路を介してデータバスの値が書き込まれる。さらに、
ロックビットメモリセルデータの読み出しは、制御信号
(LBCA)がセレクトされ、Xデコーダ35によって
ワード線(WL0)が選択され、ロックビットメモリデ
ータである不揮発性メモリトランジスタ(Tr00−
0)の値が、センスアンプ/書き込み回路44中のセン
スアンプを介してデータバスに出力される。また、ロッ
クビットメモリへの書き込みは、制御信号(LBCA)
がセレクトされ、Xデコーダ35によってワード線(W
L0)が選択され、ロックビットメモリデータである不
揮発性メモリトランジスタ(Tr00−0)に、センス
アンプ/書き込み回路44中の書き込み回路を介してデ
ータゼロの値が書き込まれる。
【0086】さらに、メモリデータへの消去は、消去パ
ルス(ERS)が消去の対象となっているメモリブロッ
クに印加されると、フローティングゲートを有する不揮
発性トランジスタからなるメモリセルのゲートに正の消
去電圧が印加されメモリの内容が消去される。
【0087】図14は、ダミーメモリセルアレイ、メモ
リアレイ(0)〜メモリアレイ(31)、センスアンプ
/書き込み回路、センスアンプ/書き込み回路(D0
用)〜センスアンプ/書き込み回路(D31用)、セレ
クタ(0)〜セレクタ(31)、DDBバス(15:
0)の接続関係を示した図であり、図において、135
はセンスアンプ/書き込み回路であり、33はセンスア
ンプ/書き込み回路(D0用)、48はセンスアンプ/
書き込み回路(D31用)、44はセンスアンプ/書き
込み回路(ダミーメモリセルアレイ用)、45はダミー
メモリアレイ、46はメモリアレイ(0)、47はメモ
リアレイ(31)、49はセレクタ(0)、136はセ
レクタ回路であり、50はセレクタ(31)、51はセ
レクタ(31)である。
【0088】セレクタ51は、8ビットアクセス、16
ビットアクセス時にメモリデータを整地処理してDDB
バス(15:0)18に出力する。
【0089】セレクタ(0)49〜セレクタ(31)5
0は、制御信号IREDEBL(0)〜IREDEBL
(31)によってセレクトされ、置き換えるべきメモリ
アレイ(メモリアレイ0〜メモリアレイ31)をダミー
メモリアレイと入れ替えることができる。ここで、セレ
クタ51とセレクタ(0)49〜セレクタ(31)50
をまとめてセレクタ回路136と称している。
【0090】さらに、1メモリセルアレイに接合されて
いるセンスアンプ/書き込み回路44〜センスアンプ/
書き込み回路48をまとめて33ビットのセンスアンプ
/書き込み回路135と称している。
【0091】また、図15に、制御信号IREDEBL
(31:0)を生成するためのブロック図を示す。図に
おいて、52はFUSE回路(第1の手段)、53はデ
コード回路(第2の手段)、b0〜b5,b7は疑似L
Tレジスタ(疑似レジスタ)であり、制御信号IRED
EBL(31:0)は、FUSE回路52からの5ビッ
トの信号I/OFUSE(4:0)、EnableFU
SE信号、疑似LTレジスタb0〜b5の出力信号、疑
似LTレジスタb7の出力を受けてデコード回路53に
おいて生成される。デコード回路53は、FUSE回路
の内容を優先的に受け付け、EnableFUSE信号
がアクティブな場合には、疑似LTレジスタの内容を無
視して、FUSE回路の内容を制御信号IREDEBL
(31:0)に反映させる。
【0092】また、図25に、FUSE回路52中のE
nableFUSE信号生成回路(a)とI/OFUS
E信号生成回路(b)を示し、(c)にはリセット信号
とラッチ信号の関係を示す。図において、142,14
6はPチャネルトランジスタ、143,147はNチャ
ネルトランジスタ、144,148はFUSE、14
5,149はラッチ回路である。
【0093】図25(a)のEnableFUSE信号
生成回路は、リセット信号が入力されるPチャンネルト
ランジスタ142と、Nチャンネルトランジスタ143
と、Pチャンネルトランジスタ142とNチャンネルト
ランジスタ143に接続されたFUSE144と、FU
SE144とPチャンネルトランジスタ142に接続さ
れたラッチ回路145からなる。このラッチ回路145
は、ラッチ信号によってデータをラッチし、出力はEn
ableFUSE信号となっている。I/OFUSE信
号生成回路はFUSE回路52中に五セットある。
【0094】一方、図25(b)のI/OFUSE信号
生成回路は、EnableFUSE信号が入力されるP
チャンネルトランジスタ146と、Nチャンネルトラン
ジスタ147と、Pチャンネルトランジスタ146とN
チャンネルトランジスタ147に接続されたFUSE1
48と、FUSE148とPチャンネルトランジスタ1
46に接続されたラッチ回路149からなる。このラッ
チ回路149は、ラッチ信号によってデータをラッチ
し、出力はI/OFUSE信号となっている。ラッチ回
路149は、リセット信号によって初期化され、Ena
bleFUSE信号がLレベルの時は強制的にI/OF
USE信号をLレベルにする。
【0095】EnableFUSE信号生成回路中のF
USE144とI/OFUSE信号生成回路中のFUS
E148は、レーザーによって切断することができる。
EnableFUSE信号は、EnableFUSE信
号生成回路中のFUSE144を切断しなければ、リセ
ット信号入力後にLレベルとなる。また、Enable
FUSE信号は、EnableFUSE信号生成回路中
のFUSE144が切断されていれば、リセット信号入
力後にHレベルとなる。
【0096】また、I/OFUSE信号は、Enabl
eFUSE信号がHレベルの時、I/OFUSE信号生
成回路中のFUSE148が切断されていなければ、リ
セット信号入力後にLレベルとなる。さらにまた、I/
OFUSE信号は、EnableFUSE信号がHレベ
ルの時、I/OFUSE信号生成回路中のFUSE14
8が切断されていればリセット信号入力後にHレベルと
なる。
【0097】そして、図16に、FUSE回路トリミン
グ仕様(a)と疑似LTレジスタトリミング仕様(b)
を示す。FUSE回路トリミングでは、EnableF
USE=Hレベル、I/OFUSE(4:0)=Lレベ
ルの場合、IOEDEBL(0)信号がアクティブにな
り、図14に示すメモリセルアレイ(0)46がダミー
メモリセルアレイ45に置き換えられる。
【0098】また、疑似LTレジスタトリミング仕様で
は、疑似LTレジスタ出力b5=Hレベル、疑似LTレ
ジスタ出力b4〜b0=Lレベルの場合、IOEDEB
L(0)信号がアクティブになり、図14に示すメモリ
セルアレイ(0)46がダミーメモリセルアレイ45に
置き換えられる。本回路を用いれば、FUSE回路にお
いてトリミングを行う前に、疑似LTレジスタ13へデ
ータをセットすることにより、仮想的に置換が可能とな
る。
【0099】さらに、図24に置換されるパターンのい
くつかの例を示す。まずFUSE回路出力によって置換
されるの場合を示す。パターンでは、FUSE回路
の出力はメモリセルアレイ(0)〜(7)をそれぞれダ
ミーメモリセルアレイに置き換える出力を示している
が、疑似LTレジスタの出力は、メモリセルアレイ24
〜31をそれぞれダミーメモリセルアレイに置き換える
出力を示している。しかし、デコード回路53は、FU
SE回路の内容を優先的に受け付け、EnableFU
SE信号がアクティブな場合には疑似LTレジスタの内
容を無視してFUSE回路の内容を制御信号IREDE
BL(31:0)に反映させるので、パターンではメ
モリセルアレイ(0)〜(7)をそれぞれダミーメモリ
セルアレイに置き換える。
【0100】さらにまた、疑似LTレジスタ出力によっ
て置換されるパターンを示す。パターンでは、FU
SE回路の出力はどこのメモリセルの置換も示していな
いが、疑似LTレジスタの出力は、メモリセルアレイ
(8)〜(15)をそれぞれダミーメモリセルアレイに
置き換える出力を示している。この場合、デコード回路
53は、疑似LTレジスタの内容を制御信号IREDE
BL(31:0)に反映させるので、パターンではメ
モリセルアレイ(8)〜(15)をそれぞれダミーメモ
リセルアレイに置き換える。
【0101】またさらに、FUSE回路出力によって置
換されるパターンの場合を示す。パターンでは、F
USE回路の出力はメモリセルアレイ16〜23をそれ
ぞれダミーメモリセルアレイに置き換える出力を示して
おり、疑似LTレジスタの出力も、メモリセルアレイ1
6〜23をそれぞれダミーメモリセルアレイに置き換え
る出力を示している。しかし、デコード回路53はFU
SE回路の内容を優先的に受け付け、EnableFU
SE信号がアクティブな場合には、疑似LTレジスタの
内容を無視してFUSE回路の内容を制御信号IRED
EBL(31:0)に反映させるので、パターンでは
メモリセルアレイ(16)〜(23)をそれぞれダミー
メモリセルアレイに置き換える。
【0102】最後に、何処も置換されないパターンの
場合を示す。パターンでは、FUSE回路も疑似LT
レジスタの出力もどこのメモリセルの置換も示していな
い。この場合、デコード回路53は、どこのメモリセル
も置き換えない。
【0103】疑似LTレジスタ値は、図2に示すDB
(15:0)バス19を介してデータ処理装置1に読み
出すことができる。また、FUSE回路出力値も、図2
に示す疑似LTレジスタ13とDB(15:0)バス1
9経由でデータ処理装置1に読み出すことができる。デ
ータ処理装置1では、読み出した値の二つの値を比較処
理する。またさらに、疑似LTレジスタ値は、フラッシ
ュメモリへの書き込みデータとして、図1に示すメモリ
ブロック5中のメモリブロック(0)中へ書き込み処理
する。書き込んだ疑似LTレジスタ値は、FUSE回路
52のFUSEをレーザー処理する前に読み出し、どの
FUSEを切断すべきかを決定する。
【0104】(動作説明) (自動消去)次に、この発明の実施の形態1による不揮
発性半導体メモリの自動消去の動作を、図17のフロー
チャートを用いて説明する。この場合の自動一括消去で
は、図10に示したブロック(0)28、ブロック
(1)29、ブロック(2)30、ブロック(3)3
1、ブロック(4)32のいずれかのブロックを消去の
対象にする。
【0105】モードエントリー後、まずロックビットチ
ェックステップST54を行う。ロックビットチェック
ステップST54では、消去の対象となるメモリブロッ
クのロックビット情報を読み出し消去可能か否かを判断
する。ロックビット情報を読み出した結果、ロック状態
であった場合には消去エラーステップST60として処
理を終了する。また、アンロック状態であった場合に
は、次の消去前書き込みステップST55のフェーズ
(段階)に移行する。ここで、ロック状態であっても、
強制消去モードである場合には次の消去前書き込みステ
ップST55のフェーズに移行する。
【0106】消去前書き込みステップST55のフェー
ズでは、消去対象となっているメモリブロックに対し、
データ“0”を書き込む動作を行う。
【0107】消去前書き込みステップST55のフェー
ズでは、順次アドレスをインクリメントさせながら32
ビット単位で書き込んでいく。消去前書き込みステップ
ST55のフェーズ終了後、消去パルス印加ステップS
T56のフェーズに移行する。
【0108】消去パルス印加ステップST56のフェー
ズでは、消去パルスを消去対象となっているメモリブロ
ックのみに印加して消去動作を行う。消去パルス印加ス
テップST56のフェーズ終了後、消去ベリファイステ
ップST57のフェーズに移行する。
【0109】消去ベリファイステップST57のフェー
ズでは、消去対象となっているメモリブロックに対し
て、最下位アドレスから最上位アドレスまでアドレスを
インクリメントさせながら消去ベリファイ処理を行う。
消去ベリファイステップST57のフェーズで、ベリフ
ァイフェイル(不良)が生じた場合、再消去を行うため
に再消去前処理ステップST58のフェーズに移行す
る。
【0110】再消去前処理ステップST58のフェーズ
では、再消去前処理回数を1だけインクリメントさせ、
処理を消去パルス印加ステップST56フェーズに再度
移行させる。
【0111】消去パルス印加ステップST56のフェー
ズでは、再び消去動作を行う。消去パルス印加ステップ
ST56のフェーズ終了後、再度消去ベリファイステッ
プST57のフェーズに移行する。消去ベリファイステ
ップST57のフェーズでは、前回消去ベリファイに失
敗したアドレスから再びベリファイを開始する。
【0112】消去パルス印加ステップST56のフェー
ズ、消去ベリファイステップST57のフェーズ、再消
去前処理ステップST58のフェーズでは、消去ベリフ
ァイステップST57のフェーズで最終アドレスまでベ
リファイが行われるか、あるいは、再消去前処理ステッ
プST58のフェーズで再消去前処理回数の値が最大値
になるまでループ処理が続けられる。
【0113】再消去前処理ステップST58のフェーズ
で再消去前処理回数の値が最大値に到達すると、消去エ
ラー終了ステップST60として処理が終了する。ま
た、消去ベリファイステップST57のフェーズで最終
アドレスまでベリファイが進むと正常終了ステップST
59として、自動消去の処理を終了する。
【0114】(タイミングチャート)次に、この発明の
実施の形態1による不揮発性半導体メモリの自動消去の
動作を、図18のタイミングチャートと、図2に示した
レジスタ回路群2と、図4に示したポンプ/メモリデコ
ーダ用制御信号レジスタ6(1)および(2)の内容
と、図8に示したポンプ/メモリデコーダ用制御信号レ
ジスタ6の内容を用いて説明する。図18に示す各信号
線は、図4に示したポンプ/メモリデコーダ用制御信号
レジスタ6の各ビットに割り当てられた信号である。
【0115】まず、図18の61のタイミングでこの発
明の実施の形態1による不揮発性半導体メモリの自動消
去の動作が開始する。
【0116】次に、ロックビットチェックについて説明
する。図18において、ロックビットチェックの期間は
61〜67の間である。図18の62のタイミングで
は、図18の63のタイミングでDBRD信号とLBC
A信号をHレベルに、ISE信号をLレベルにするた
め、図18の62のタイミングで各信号線の値をレジス
タのスレーブ側にセットする。レジスタへの値のセット
は、図2に示したポンプ/メモリデコーダ用制御信号レ
ジスタ6にDBバスを介して、データ処理装置1が値を
セットする。図18の63のタイミングでは、図8に示
した信号出力信号をイネーブルにすることによって、D
BRD信号とLBCA信号をHレベルに、ISE信号を
Lレベルにする。
【0117】次に、図18の64のタイミングでは、図
18の65のタイミングでDBRD信号とLBCA信号
をLレベルに、ISE信号をBLSHT信号をHレベル
にするため、図18の64のタイミングで各信号線の値
をレジスタのスレーブ側にセットする。レジスタへの値
のセットは、図2に示したポンプ/メモリデコーダ用制
御信号レジスタ2にDBバスを介して、データ処理装置
1が値をセットする。図18の65のタイミングでは、
図8に示した信号出力信号をイネーブルにすることによ
って、DBRD信号とLBCA信号をLレベルに、IS
E信号をBLSHT信号をHレベルにする。
【0118】次に、図18の66のタイミングでは、図
18の67のタイミングでBLSHT信号をLレベルに
するため、図18の66のタイミングで各信号線の値を
レジスタのスレーブ側にセットする。レジスタへの値の
セットは、図18に示したポンプ/メモリデコーダ用制
御信号レジスタ6にDBバスを介して、データ処理装置
1が値をセットする。図18の67のタイミングでは、
図8に示した信号出力信号をイネーブルにすることによ
って、BLSHT信号をLレベルにする。
【0119】次に、消去前書き込みについて説明する。
図18において、消去前書き込みの期間は、67〜73
の間である。図18の68のタイミングでは、図18の
69のタイミングでIPREP信号をLレベルにするた
め、図18の68のタイミングで各信号線の値をレジス
タのスレーブ側にセットする。レジスタへの値のセット
は、図18に示したポンプ/メモリデコーダ用制御信号
レジスタ6にDBバスを介して、データ処理装置1が値
をセットする。図18の69のタイミングでは、図8に
示した信号出力信号をイネーブルにすることによって、
IPREP信号をLレベルにする。
【0120】次に、図18の70のタイミングでは、図
18の71のタイミングでIPREP信号とBLSHT
信号をHレベルにするため、図18の70のタイミング
で各信号線の値をレジスタのスレーブ側にセットする。
レジスタへの値のセットは、図2に示したポンプ/メモ
リデコーダ用制御信号レジスタ6にDBバスを介して、
データ処理装置1が値をセットする。図18の71のタ
イミングでは、図8に示した信号出力信号をイネーブル
にすることによって、IPREP信号とBLSHT信号
をHレベルにする。
【0121】次に、図18の72のタイミングでは、図
18の73のタイミングでBLSHT信号をLレベルに
するため、図18の72のタイミングで各信号線の値を
レジスタのスレーブ側にセットする。レジスタへの値の
セットは、図2に示したポンプ/メモリデコーダ用制御
信号レジスタ6にDBバスを介して、データ処理装置1
が値をセットする。図18の73のタイミングでは、図
8に示した信号出力信号をイネーブルにすることによっ
て、BLSHT信号をLレベルにする。
【0122】次に、消去パルス印加と消去ベリファイに
ついて説明する。図18において、消去パルス印加の期
間は、73〜79の間である。また、消去ベリファイ期
間は、79〜83の間である。図18の74のタイミン
グでは、図18の75のタイミングでNE信号とERS
信号をHレベルにするため、図18の74のタイミング
で各信号線の値をレジスタのスレーブ側にセットする。
レジスタへの値のセットは、図2に示したポンプ/メモ
リデコーダ用制御信号レジスタ6にDBバスを介して、
データ処理装置1が値をセットする。図18の75のタ
イミングでは、図8に示した信号出力信号をイネーブル
にすることによって、NE信号とERS信号をHレベル
にする。
【0123】次に、図18の76のタイミングでは、図
18の77のタイミングでNE信号とERS信号をLレ
ベルに、BLSHT信号をHレベルにするため、図18
の76のタイミングで各信号線の値をレジスタのスレー
ブ側にセットする。レジスタへの値のセットは、図2に
示したポンプ/メモリデコーダ用制御信号レジスタ6に
DBバスを介して、データ処理装置1が値をセットす
る。図18の77のタイミングでは、図8に示した信号
出力信号をイネーブルにすることによって、NE信号と
ERS信号をLレベルに、BLSHT信号をHレベルに
する。
【0124】次に、図18の78のタイミングでは、図
18の79のタイミングでBLSHT信号とISE信号
をLレベルに、DBRD信号をHレベルにするため、図
18の78のタイミングで各信号線の値をレジスタのス
レーブ側にセットする。レジスタへの値のセットは、図
2に示したポンプ/メモリデコーダ用制御信号レジスタ
6にDBバスを介して、データ処理装置1が値をセット
する。図18の79のタイミングでは、図8に示した信
号出力信号をイネーブルにすることによって、BLSH
T信号とISE信号をLレベルに、DBRD信号をHレ
ベルにする。
【0125】次に、図18の80のタイミングでは、図
18の81のタイミングでDBRD信号をLレベルに、
ISE信号をHレベルにするため、図18の80のタイ
ミングで各信号線の値をレジスタのスレーブ側にセット
する。レジスタへの値のセットは、図2に示したポンプ
/メモリデコーダ用制御信号レジスタ6にDBバスを介
して、データ処理装置1が値をセットする。図18の8
0のタイミングでは、図8に示した信号出力信号をイネ
ーブルにすることによって、DBRD信号をLレベル
に、ISE信号をHレベルにする。
【0126】消去ベリファイの期間は、ベリファイでフ
ェイルするか、消去の対象となっているメモリブロック
の最大アドレスまで反復する。最大アドレスに達した場
合、図18の83のタイミングでPE信号をLレベルに
するため、図18の82のタイミングで各信号線の値を
レジスタのスレーブ側にセットする。レジスタへの値の
セットは、図2に示したポンプ/メモリデコーダ用制御
信号レジスタ6にDBバスを介して、データ処理装置1
が値をセットする。図18の82のタイミングでは、図
8に示した信号出力信号をイネーブルにすることによっ
てPE信号をLレベルにする。消去ベリファイでフェイ
ルすれば、再度73のタイミングに戻り消去パルス印加
を実行する。
【0127】図18には、レジスタセット信号と信号出
力信号を併せて示している。レジスタへの値のセット
は、レジスタセット信号を用いて行う。また、各信号線
の出力は信号出力信号を用いて行う。
【0128】(自動書き込み)次に、この発明の実施の
形態1による不揮発性半導体メモリの自動書き込み動作
を、図19のフローチャートを用いて説明する。
【0129】モードエントリー後、まずロックビットチ
ェックステップST84を行う。ロックビットチェック
では、書き込みの対象となるメモリブロックのロックビ
ット情報を読み出し、書き込み可能か否かを判断する。
強制書き込みモードである場合には、ロックビット情報
によらず自動書き込みを実行する。
【0130】また、非強制書き込みモードでロック状態
にある時は、書き込みエラーステップST89として処
理を終了する。書き込みパルス印加ステップST85の
フェーズでは、取り込んだ書き込みアドレスとデータに
従って、書き込みパルスを印加する。パルスの印加後、
書き込みベリファイステップST86のフェーズに移行
する。書き込みベリファイ86のフェーズでは、書き込
みパルス印加後、書き込んだアドレスのデータを読み出
し、外部より取り込んだデータと比較する。比較はワー
ド単位で実行する。1ビットでも比較で不一致が生じれ
ば、再度書き込みを行うために再書き込み前処理ステッ
プST87のフェーズに処理を移す。比較で全データが
一致すれば、正常処理ステップST88として処理を終
了する。再書き込み前処理ステップST87のフェーズ
では、書き込み回数をカウントするカウンターの値を+
1インクリメントする。また、書き込みが失敗したビッ
トを特定し、再び書き込みパルスを印加するために処理
を書き込みパルス印加ステップST85に移す。書き込
み回数のカウンター値が、最大値に到達すると、書き込
みエラーステップST89として処理を終了する。
【0131】(タイミングチャート)次に、この発明の
実施の形態1による不揮発性半導体メモリの自動書き込
み動作を、図20のタイミングチャートと、図2に示し
たレジスタ回路群2と、図4に示したポンプ/メモリデ
コーダ用制御信号レジスタ6(1)および(2)の内容
と、図8に示したポンプ/メモリデコーダ用制御信号レ
ジスタ6の内容を用いて説明する。図20に示す各信号
線は、図4に示したポンプ/メモリデコーダ用制御信号
レジスタ6の各ビットに割り当てられた信号である。
【0132】まず、図20の90のタイミングでこの発
明の実施の形態1による不揮発性半導体メモリの自動書
き込みの動作が開始する。
【0133】次に、ロックビットチェックについて説明
する。図20において、ロックビットチェックの期間は
90〜96の間である。図20の91のタイミングで
は、図20の92のタイミングでDBRD信号とLBC
A信号をHレベルに、ISE信号をLレベルにするた
め、図20の91のタイミングで各信号線の値をレジス
タのスレーブ側にセットする。レジスタへの値のセット
は、図2に示したポンプ/メモリデコーダ用制御信号レ
ジスタ6にDBバスを介して、データ処理装置1が値を
セットする。図20の92のタイミングでは、図8に示
した信号出力信号をイネーブルにすることによって、D
BRD信号とLBCA信号をHレベルに、ISE信号を
Lレベルにする。
【0134】次に、図20の93のタイミングでは、図
20の94のタイミングでDBRD信号とLBCA信号
をLレベルに、ISE信号とBLSHT信号をHレベル
にするため、図20の93のタイミングで各信号線の値
をレジスタのスレーブ側にセットする。レジスタへの値
のセットは、図2に示したポンプ/メモリデコーダ用制
御信号レジスタ6にDBバスを介して、データ処理装置
1が値をセットする。図20の94のタイミングでは、
図8に示した信号出力信号をイネーブルにすることによ
って、DBRD信号とLBCA信号をLレベルに、IS
E信号とBLSHT信号をHレベルにする。
【0135】次に、図20の95のタイミングでは、図
20の96のタイミングでBLSHT信号をLレベル
に、PE信号をHレベルにするため、図20の95のタ
イミングで各信号線の値をレジスタのスレーブ側にセッ
トする。レジスタへの値のセットは、図2に示したポン
プ/メモリデコーダ用制御信号レジスタ6にDBバスを
介して、データ処理装置1が値をセットする。図20の
96のタイミングでは、図8に示した信号出力信号をイ
ネーブルすることによって、BLSHT信号をLレベル
に、PE信号をHにする。
【0136】次に、書き込みパルス印加と書き込みベリ
ファイについて説明する。図20において、書き込みの
パルス印加の期間は、96〜102の間である。また、
書き込みベリファイの期間は、102〜106の間であ
る。図20の97のタイミングでは、図20の98のタ
イミングでPGM信号をHレベルにするため、図20の
97のタイミングで各信号線の値をレジスタのスレーブ
側にセットする。レジスタへの値のセットは、図2に示
したポンプ/メモリデコーダ用制御信号レジスタ6にD
Bバスを介してデータ処理装置1が値をセットする。図
20の98のタイミングでは、図8に示した信号出力信
号をイネーブルにすることによって、PGM信号をHレ
ベルにする。
【0137】次に、図20の99のタイミングでは、図
20の100のタイミングでPGM信号をLレベルにす
るため、図20の99のタイミングで各信号線の値をレ
ジスタのスレーブ側にセットする。レジスタへの値のセ
ットは、図2に示したポンプ/メモリデコーダ用制御信
号レジスタ6にDBバスを介して、データ処理装置1が
値をセットする。図20の100のタイミングでは、図
8に示した信号出力信号をイネーブルにすることによっ
て、PGM信号をLレベルにする。
【0138】次に、図20の101のタイミングでは、
図20の102のタイミングでISE信号をLレベル
に、DBRD信号をHレベルにするため、図20の10
1のタイミングで各信号線の値をレジスタのスレーブ側
にセットする。レジスタへの値のセットは、図2に示し
たポンプ/メモリデコーダ用制御信号レジスタ6にDB
バスを介して、データ処理装置1が値をセットする。図
20の102のタイミングでは、図8に示した信号出力
信号をイネーブルにすることによって、ISE信号をL
レベルに、DBRD信号をHレベルにする。
【0139】次に、図20の103のタイミングでは、
図20の104のタイミングでDBRD信号をLレベル
に、ISE信号をHレベルにするため、図20の103
のタイミングで各信号線の値をレジスタのスレーブ側に
セットする。レジスタへの値のセットは、図2に示した
ポンプ/メモリデコーダ用制御信号レジスタ6にDBバ
スを介して、データ処理装置1が値をセットする。図2
0の104のタイミングでは、図8に示した信号出力信
号をイネーブルにすることによって、ISE信号をHレ
ベルに、DBRD信号をLレベルにする。
【0140】次に、図20の105のタイミングでは、
図20の106のタイミングでPE信号をLレベルにす
るため、図20の105のタイミングで各信号線の値を
レジスタのスレーブ側にセットする。レジスタへの値の
セットは、図2に示したポンプ/メモリデコーダ用制御
信号レジスタ6にDBバスを介して、データ処理装置1
が値をセットする。図20の106のタイミングでは、
図8に示した信号出力信号をイネーブルにすることによ
って、PE信号をLレベルにする。
【0141】書き込みベリファイでフェイルすれば、再
度96のタイミングに戻り、書き込みパルス印加を実行
する。
【0142】図20には、レジスタセット信号と信号出
力信号を併せて示している。レジスタへの値のセット
は、レジスタセット信号を用いて行う。また、各信号線
の出力は、信号出力信号を用いて行う。
【0143】次に、この発明の実施の形態1による不揮
発性半導体メモリのロックビットプログラムの動作を、
図21のフローチャートを用いて説明する。モードエン
トリー後、まずロックビットチェックステップST10
7を行う。ロックビットチェックでは、書き込みの対象
となるメモリブロックのロックビット情報を読み出し、
書き込み可能か否かを判断する。強制書き込みモードで
ある場合には、ロックビット情報によらず自動書き込み
を実行する。
【0144】非強制書き込みモードではロック状態にあ
る時は、書き込みエラー終了ステップST112として
処理を終了する。書き込みパルス印加ステップST10
8のフェーズでは、取り込んだ書き込みアドレスとデー
タに従って書き込みパルスを印加する。パルスの印加後
書き込みベリファイステップST109のフェーズに移
行する。書き込みベリファイステップST109のフェ
ーズでは、書き込みパルス印加後、書き込んだロックビ
ットデータを読み出し書き込みデータである“0”と比
較する。不一致が生じれば、再度書き込みを行うために
再書き込み前処理ステップST110のフェーズに処理
を移す。
【0145】比較でデータが一致すれば、正常終了ステ
ップST111として処理を終了する。再書き込み前処
理ステップST110のフェーズでは、書き込み回数を
カウントするカウンターの値を+1インクリメントす
る。次に、再び書き込みパルスを印加するために、処理
を書き込みパルス印加ステップST108に移す。書き
込み回数のカウンター値が、最大値に到達すると、書き
込みエラーステップST112として処理を終了する。
【0146】(タイミングチャート)次に、この発明の
実施の形態1による不揮発性半導体メモリのロックビッ
トプログラムの動作を、図22のタイミングチャート
と、図2に示したレジスタ回路群2と、図4に示したポ
ンプ/メモリデコーダ用制御信号レジスタ6(1)およ
び(2)の内容と、図8に示したポンプ/メモリデコー
ダ用制御信号レジスタ6の内容を用いて説明する。図1
8に示す各信号線は、図4に示したポンプ/メモリデコ
ーダ用制御信号レジスタ6の各ビットに割り当てられた
信号である。
【0147】まず、図22の113のタイミングでこの
発明の実施の形態1による不揮発性半導体メモリのロッ
クビットプログラムの動作が開始する。
【0148】次に、ロックビットチェックについて説明
する。図22において、ロックビットチェックの期間は
113〜119の間である。図22の114のタイミン
グでは、図22の115のタイミングでDBRD信号と
LBCA信号をHレベルに、ISE信号をLレベルにす
るため、図22の114のタイミングで各信号線の値を
レジスタのスレーブ側にセットする。レジスタへの値の
セットは、図2に示したポンプ/メモリデコーダ用制御
信号レジスタ6にDBバスを介して、データ処理装置1
が値をセットする。図22の115のタイミングでは、
図8に示した信号出力信号をイネーブルにすることによ
ってDBRD信号とLBCA信号をHレベルに、ISE
信号をLレベルにする。
【0149】次に、図22の116のタイミングでは、
図22の117のタイミングでDBRD信号とLBCA
信号をLレベルに、ISE信号とBLSHT信号をHレ
ベルにするため、図22の116のタイミングで各信号
線の値をレジスタのスレーブ側にセットする。レジスタ
への値のセットは、図2に示したポンプ/メモリデコー
ダ用制御信号レジスタ6にDBバスを介して、データ処
理装置1が値をセットする。図22の117のタイミン
グでは、図8に示した信号出力信号をイネーブルにする
ことによって、DBRD信号とLBCA信号をLレベル
に、ISE信号とBLSHT信号をHレベルにする。
【0150】次に、図22の118のタイミングでは、
図22の119のタイミングでBLSHT信号をLレベ
ルに、PE信号をHレベルにするため、図22の118
のタイミングで各信号線の値をレジスタのスレーブ側に
セットする。レジスタへの値のセットは、図2に示した
ポンプ/メモリデコーダ用制御信号レジスタ6にDBバ
スを介して、データ処理装置1が値をセットする。図2
2の119のタイミングでは、図8に示した信号出力信
号をイネーブルにすることによって、BLSHT信号を
Lレベルに、PE信号をHレベルにする。
【0151】次に、書き込みパルス印加と書き込みベリ
ファイについて説明する。図22において、書き込みの
パルス印加の期間は、119〜125の間である。ま
た、書き込みベリファイの期間は、125〜129の間
である。図22の120のタイミングでは、図22の1
21のタイミングでPGM信号とLBCA信号をHレベ
ルにするため、図22の120のタイミングで各信号線
の値をレジスタのスレーブ側にセットする。レジスタへ
の値のセットは、図2に示したポンプ/メモリデコーダ
用制御信号レジスタ6にDBバスを介して、データ処理
装置1が値をセットする。図22の121のタイミング
では、図8に示した信号出力信号をイネーブルにするこ
とによって、PGM信号とLBCA信号をHレベルにす
る。
【0152】次に、図22の122のタイミングでは、
図22の123のタイミングでPGM信号をLレベルに
するため、図22の122のタイミングで各信号線の値
をレジスタのスレーブ側にセットする。レジスタへの値
のセットは、図2に示したポンプ/メモリデコーダ用制
御信号レジスタ6にDBバスを介して、データ処理装置
1が値をセットする。図22の123のタイミングで
は、図8に示した信号出力信号をイネーブルにすること
によって、PGM信号をLレベルにする。
【0153】次に、図22の124のタイミングでは、
図22の125のタイミングでISE信号をLレベル
に、DBRD信号をHレベルにするため、図22の12
4のタイミングで各信号線の値をレジスタのスレーブ側
にセットする。レジスタへの値のセットは、図2に示し
たポンプ/メモリデコーダ用制御信号レジスタ6にDB
バスを介して、データ処理装置1が値をセットする。図
22の125のタイミングでは、図8に示した信号出力
信号をイネーブルにすることによって、ISE信号をL
レベルに、DBRD信号をHレベルにする。
【0154】次に、図22の126のタイミングでは、
図22の127のタイミングでDBRD信号とLBCA
信号をLレベルに、ISE信号をHレベルにするため、
図22の126のタイミングで各信号線の値をレジスタ
のスレーブ側にセットする。レジスタへの値のセット
は、図2に示したポンプ/メモリデコーダ用制御信号レ
ジスタ6にDBバスを介して、データ処理装置1が値を
セットする。図22の127のタイミングでは、図8に
示した信号出力信号をイネーブルにすることによって、
ISE信号をHレベルに、DBRD信号とLBCA信号
をLレベルにする。
【0155】次に、図22の128のタイミングでは、
図22の129のタイミングでPE信号をLレベルにす
るため、図22の128のタイミングで各信号線の値を
レジスタのスレーブ側にセットする。レジスタへの値の
セットは、図2に示したポンプ/メモリデコーダ用制御
信号レジスタ6にDBバスを介して、データ処理装置1
が値をセットする。図22の129のタイミングでは、
図8に示した信号出力信号をイネーブルにすることによ
って、PE信号をLレベルにする。書き込みベリファイ
でフェイルすれば、再度119のタイミングに戻り書き
込みパルス印加を実行する。
【0156】図22には、レジスタセット信号と信号出
力信号を併せて示している。レジスタへの値のセット
は、レジスタセット信号を用いて行う。また、各信号線
の出力は信号出力信号を用いて行う。
【0157】(ロックビット読み出し) (タイミングチャート)次に、この発明の実施の形態1
による不揮発性半導体メモリのロックビット読み出しの
動作を、図23のタイミングチャートと、図2に示した
レジスタ回路群2と、図4に示したポンプ/メモリデコ
ーダ用制御信号レジスタ6(1)および(2)の内容
と、図8に示したポンプ/メモリデコーダ用制御信号レ
ジスタ6の内容を用いて説明する。図18に示す各信号
線は、図4に示したポンプ/メモリデコーダ用制御信号
レジスタ6の各ビットに割り当てられた信号である。
【0158】まず、図23の130のタイミングでこの
発明の実施の形態1による不揮発性半導体メモリのロッ
クビットの読み出しの動作が開始する。
【0159】図23において、ロックビット読み出しの
期間は130〜134の間である。図23の131のタ
イミングでは、図23の132のタイミングでDBRD
信号とLBCA信号をHレベルに、ISE信号とBLS
HT信号をLレベルにするため、図23の131のタイ
ミングで各信号線の値をレジスタのスレーブ側にセット
する。レジスタへの値のセットは、図2に示したポンプ
/メモリデコーダ用制御信号レジスタ6にDBバスを介
して、データ処理装置1が値をセットする。図23の1
32のタイミングでは、図8に示した信号出力信号をイ
ネーブルにすることによって、DBRD信号とLBCA
信号をHレベルに、ISE信号とBLSHT信号をLレ
ベルにする。
【0160】次に、図23の133のタイミングでは、
図23の134のタイミングでDBRD信号とLBCA
信号をLレベルに、ISE信号とBLSHT信号をHレ
ベルにするため、図23の133のタイミングで各信号
線の値をレジスタのスレーブ側にセットする。レジスタ
への値のセットは、図2に示したポンプ/メモリデコー
ダ用制御信号レジスタ6にDBバスを介して、データ処
理装置1が値をセットする。図23の134のタイミン
グでは、図8に示した信号出力信号をイネーブルにする
ことによって、DBRD信号とLBCA信号をLレベル
に、ISE信号とBLSHT信号をHレベルにする。
【0161】図23には、レジスタセット信号と信号出
力信号を併せて示している。レジスタへの値のセット
は、レジスタセット信号を用いて行う。また、各信号線
の出力は信号出力信号を用いて行う。
【0162】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、不揮発性半導体メモリ101と同一チップ内にある
データ処理装置1を用いて、不揮発性半導体メモリの自
動消去/自動書き込み/データ読み出しなどを実行する
ことで、不揮発性半導体メモリ内に有する専用制御回路
を削除し、その結果、チップ全体の回路規模が縮小でき
る効果が得られる。
【0163】さらに、不揮発性半導体メモリ内に擬似的
なレジスタを設け、レジスタ値を設定することによっ
て、複数のメモリセルが行列状に配置されたメモリアレ
イで構成されたメモリブロック中のメモリアレイをダミ
ーメモリアレイと置換することができる効果が得られ
る。
【0164】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、不揮
発性トランジスタからなる複数のメモリセルが行列状に
配置されたメモリアレイで構成されたメモリブロック
と、メモリアレイ内の不揮発性トランジスタのデータ
を、消去/書き込み/読み出しするために必要なメモリ
デコーダと、メモリアレイ内の不揮発性トランジスタの
データを、消去/書き込み/読み出しするために必要な
チャージポンプと、メモリデコーダとチャージポンプを
制御する複数本の制御信号のそれぞれをレジスタ1ビッ
トに割り付けたレジスタと、レジスタの結合されたデー
タ処理装置によって上記レジスタの内容を更新する手段
と、当該更新する手段がレジスタの内容を更新すること
によって、メモリデコーダおよびチャージポンプを制御
する手段とを備えて不揮発性半導体メモリを構成したの
で、メモリデコーダとチャージポンプを制御する複数本
の制御信号のそれぞれをレジスタ1ビットに割り付けた
レジスタに結合されたデータ処理装置によってレジスタ
の内容を更新することにより、メモリデコーダとチャー
ジポンプを制御することができ、したがって、専用の制
御回路を必要とすることなく、小規模なハードウエア構
成でメモリデコーダとチャージポンプを制御することを
実現する効果がある。
【0165】この発明によれば、メモリデコーダとチャ
ージポンプを制御する複数本の制御信号のそれぞれをレ
ジスタ1ビットに割り付けたレジスタに結合されたデー
タ処理装置により、レジスタの内容を更新することによ
って、メモリブロックを消去する手段をさらに備えるよ
うに構成したので、レジスタの内容を更新することによ
って、メモリデコーダとチャージポンプを制御すること
ができ、専用の制御回路を必要とすることなく、小規模
なハードウエア構成でメモリブロックを消去することを
実現する効果がある。
【0166】この発明によれば、メモリデコーダとチャ
ージポンプを制御する複数本の制御信号のそれぞれをレ
ジスタ1ビットに割り付けたレジスタに結合されたデー
タ処理装置により、レジスタの内容を更新することによ
って、メモリブロックにデータを書き込む手段をさらに
備えるように構成したので、レジスタの内容を更新する
ことによって、メモリデコーダとチャージポンプを制御
することができ、専用の制御回路を必要とすることな
く、小規模なハードウエア構成でメモリブロックにデー
タを書き込むことを実現する効果がある。
【0167】この発明によれば、メモリデコーダとチャ
ージポンプを制御する複数本の制御信号のそれぞれをレ
ジスタ1ビットに割り付けたレジスタに結合されたデー
タ処理装置により、レジスタの内容を更新することによ
って、メモリブロックにデータを読み出す手段をさらに
備えるように構成したので、レジスタの内容を更新する
ことによって、メモリデコーダとチャージポンプを制御
することができ、専用の制御回路を必要とすることな
く、小規模なハードウエア構成でメモリブロックからデ
ータを読み出すことを実現する効果がある。
【0168】この発明によれば、不揮発性トランジスタ
からなる複数のメモリセルが行列状に配置されたメモリ
アレイで構成されたメモリブロックと、メモリアレイ内
の不揮発性トランジスタのデータを、消去/書き込み/
読み出しするために必要なメモリデコーダと、メモリア
レイ内の不揮発性トランジスタのデータを、消去/書き
込み/読み出しするために必要なチャージポンプと、メ
モリデコーダとチャージポンプを制御する複数本の制御
信号のそれぞれをレジスタ1ビットに割り付けたレジス
タと、レジスタの結合されたデータ処理装置によってレ
ジスタの内容を更新する手段とを備えた不揮発性半導体
メモリの消去方法は、当該更新する手段がレジスタの内
容を更新することによって、メモリブロックのデータを
消去するように構成したので、レジスタ内容の更新によ
り、メモリデコーダとチャージポンプを制御することが
でき、したがって、専用の制御回路を必要とすることな
く、小規模なハードウエア構成でメモリブロックのデー
タを消去することを実現する効果がある。
【0169】この発明によれば、不揮発性トランジスタ
からなる複数のメモリセルが行列状に配置されたメモリ
アレイで構成されたメモリブロックと、メモリアレイ内
の不揮発性トランジスタのデータを、消去/書き込み/
読み出しするために必要なメモリデコーダと、メモリア
レイ内の不揮発性トランジスタのデータを、消去/書き
込み/読み出しするために必要なチャージポンプと、メ
モリデコーダとチャージポンプを制御する複数本の制御
信号のそれぞれをレジスタ1ビットに割り付けたレジス
タと、レジスタの結合されたデータ処理装置によってレ
ジスタの内容を更新する手段とを備えた不揮発性半導体
メモリの書き込み方法は、当該更新する手段がレジスタ
の内容を更新することによって、メモリブロックの不揮
発性トランジスタにデータを書き込むように構成したの
で、レジスタ内容の更新により、メモリデコーダとチャ
ージポンプを制御することができ、したがって、専用の
制御回路を必要とすることなく、小規模なハードウエア
構成でメモリブロックにデータを書き込むことを実現す
る効果がある。
【0170】この発明によれば、不揮発性トランジスタ
からなる複数のメモリセルが行列状に配置されたメモリ
アレイで構成されたメモリブロックと、メモリアレイと
置換することのできるダミーメモリアレイと、ダミーメ
モリアレイとメモリブロック内の1つのメモリアレイを
トリミング処理によって置換することのできる第1の手
段と、ダミーメモリアレイとメモリブロック内の1つの
メモリアレイをダミーメモリアレイを含む置換回路によ
らず、疑似レジスタにデータをセットすることで置換す
ることのできる第2の手段とを備えた不揮発性半導体メ
モリにおいて、第2の手段によって、第1の手段で行う
メモリアレイとダミーメモリアレイの置換を行うように
構成したので、この置換は予め行うことができるので、
第1の手段で行うメモリアレイとダミーメモリアレイの
置換前に、メモリアレイとダミーメモリアレイの置換が
実施できる効果がある。なお、置換回路によるダミーメ
モリアレイとメモリブロック内の1つのメモリアレイの
置換が行われない時は、疑似レジスタにデータをセット
することでダミーメモリアレイとメモリブロック内の1
つのメモリアレイを置換することができる。
【0171】この発明によれば、第1の手段によって、
ダミーメモリアレイとメモリブロック内の1つのメモリ
アレイの置換を行う場合には、第2の手段による置換処
理が設定されている場合でも第1の手段による置換を優
先させるように構成したので、第1の手段によるダミー
メモリアレイとメモリブロック内の1つのメモリアレイ
の置換が実施できる効果がある。なお、置換回路による
ダミーメモリアレイとメモリブロック内の1つのメモリ
アレイの置換が行われている時は、疑似レジスタにデー
タがセットされていても置換回路によってダミーメモリ
アレイとメモリブロック内の1つのメモリアレイを置換
することができる。
【0172】この発明によれば、第1の手段によってダ
ミーメモリアレイとメモリブロック内の1つのメモリア
レイの置換を行う情報と、第2の手段による置換処理の
情報とを読み出して比較し、第1の手段による置換処理
が正しく行われたことを確認できる効果がある。
【0173】この発明によれば、第2の手段による置換
処理でセットされた疑似レジスタ値を不揮発性トランジ
スタからなるメモリセル内に書き込んだ後に読み出すよ
うに構成したので、不揮発性半導体メモリの電源電圧を
立ち下げた後でも、第1の手段および第2の手段による
置換処理の情報とを読み出してこれらを比較し、第1の
手段による置換処理が正しく行われたことを確認できる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による不揮発性半導
体メモリの機能ブロックとデータ処理装置を示すブロッ
ク図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による不揮発性半導
体メモリのレジスタ回路群を示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による不揮発性半導
体メモリのレジスタ回路群の各種レジスタに割り付けら
れたアドレス空間を示す図である。
【図4】 ポンプ/メモリデコーダ用制御信号レジスタ
(1)および(2)の内容を示す図である。
【図5】 ステータスレジスタの内容を示す図である。
【図6】 シーケンス制御レジスタの内容を示す図であ
る。
【図7】 疑似LTレジスタの内容を示す図である。
【図8】 ポンプ/メモリデコーダ用制御信号レジスタ
のうち1ビット分の回路構成を示す図である。
【図9】 チャージポンプのブロック構成を示す図であ
る。
【図10】 メモリデコーダの構成を示す図である。
【図11】 メモリブロックのアドレス空間を示す図で
ある。
【図12】 128KBメモリブロックの構成を示す図
である。
【図13】 ダミーメモリアレイを含む128KBメモ
リブロックの構成を示す図である。
【図14】 ダミーメモリアレイ、メモリアレイ、セン
スアンプ/書き込み回路、セレクタ、DDBバスの接続
関係を示す図である。
【図15】 FUSE回路とデコード回路の接続関係を
示す図である。
【図16】 FUSE回路トリミング仕様と疑似LTレ
ジスタトリミング仕様を示す図である。
【図17】 自動消去のフローチャートを示す図であ
る。
【図18】 自動消去のタイミングチャートを示す図で
ある。
【図19】 自動書き込みのフローチャートを示す図で
ある。
【図20】 自動書き込みのタイミングチャートを示す
図である。
【図21】 ロックビット書き込みのフローチャートを
示す図である。
【図22】 ロックビット書き込みのタイミングチャー
トを示す図である。
【図23】 ロックビット読み出しのタイミングチャー
トを示す図である。
【図24】 疑似LTレジスタとFUSE回路により置
換されるパターンを示す図である。
【図25】 FUSE回路中のEnableFUSE信
号とI/OFUSE信号生成回路を示す図である。
【図26】 従来の不揮発性半導体メモリを示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 データ処理装置、2 レジスタ回路群、3,100
3 チャージポンプ、4 メモリデコーダ、5 メモリ
ブロック、6 ポンプ/メモリデコーダ用制御信号レジ
スタ、7 アドレスレジスタ、8 データレジスタ、9
データバッファ、10 ステータスレジスタ、11
シーケンス制御レジスタ、12 コンペア回路、13
疑似LTレジスタ、16 AD(24:0)バス(更新
する手段)、17 A(24:0)バス(更新する手
段)、18 DDB(15:0)バス(更新する手
段)、19 DB(15:0)バス(更新する手段)、
20 負電圧チャージポンプ検出回路、21 正電圧チ
ャージポンプ検出回路、22 読み出しチャージポンプ
検出回路、23 電圧切り替え回路、24 X(ロウ)
アドレスラッチ、25 Y(コラム)アドレス入力バッ
ファラッチ、26 X(ロウ)アドレスプリデコーダ、
26 Y(コラム)アドレスプリデコーダ、28〜32
メモリブロック(0)〜(4)、33 センスアンプ
/書き込み回路(D0用)、34 Yデコーダ、35
Xデコーダ、44 センスアンプ/書き込み回路(ダミ
ーメモリセルアレイ用)、45 ダミーメモリアレイ、
46 メモリアレイ(0)、47 メモリアレイ(3
1)、48 センスアンプ/書き込み回路(D31
用)、49 セレクタ(0)、50 セレクタ(3
1)、51 セレクタ、52 FUSE回路(第1の手
段)、53 デコード回路(第2の手段)、101,1
001 不揮発性半導体メモリ、135はセンスアンプ
/書き込み回路、136 セレクタ回路、1002 メ
モリ/メモリデコーダ、1004専用制御回路、b0〜
b5,b7 疑似LTレジスタ(疑似レジスタ)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11C 17/00 632A 633Z 639B (72)発明者 谷 国雄 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 伊庭 智久 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 田代 哲 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 本郷 勝信 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 田中 努 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 神谷 幹郎 東京都港区浜松町二丁目4番1号 三菱電 機セミコンダクタシステム株式会社内 (72)発明者 瀬崎 利博 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 木村 宏行 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5B025 AA03 AB01 AC01 AD02 AD04 AD05 AD08 AD10 AD13 AD15 AE00 5L106 AA10 CC01 CC11 CC17

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不揮発性トランジスタからなる複数のメ
    モリセルが行列状に配置されたメモリアレイで構成され
    たメモリブロックと、 上記メモリアレイ内の不揮発性トランジスタのデータ
    を、消去/書き込み/読み出しするために必要なメモリ
    デコーダと、 上記メモリアレイ内の不揮発性トランジスタのデータ
    を、消去/書き込み/読み出しするために必要なチャー
    ジポンプと、 上記メモリデコーダと上記チャージポンプを制御する複
    数本の制御信号のそれぞれをレジスタ1ビットに割り付
    けたレジスタと、 上記レジスタに結合されたデータ処理装置によって上記
    レジスタの内容を更新する手段と、 上記レジスタの内容を更新することによって、上記メモ
    リデコーダおよび上記チャージポンプを制御する手段と
    を備えた不揮発性半導体メモリ。
  2. 【請求項2】 レジスタの内容を更新することによっ
    て、メモリブロックを消去する手段をさらに備えたこと
    を特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体メモリ。
  3. 【請求項3】 レジスタの内容を更新することによっ
    て、メモリブロック内の不揮発性トランジスタにデータ
    を書き込む手段をさらに備えたことを特徴とする請求項
    1記載の不揮発性半導体メモリ。
  4. 【請求項4】 レジスタの内容を更新することによっ
    て、メモリブロック内の不揮発性トランジスタのデータ
    を読み出す手段をさらに備えたことを特徴とする請求項
    1記載の不揮発性半導体メモリ。
  5. 【請求項5】 不揮発性トランジスタからなる複数のメ
    モリセルが行列状に配置されたメモリアレイで構成され
    たメモリブロックと、 上記メモリアレイ内の不揮発性トランジスタのデータ
    を、消去/書き込み/読み出しするために必要なメモリ
    デコーダと、 上記メモリアレイ内の不揮発性トランジスタのデータ
    を、消去/書き込み/読み出しするために必要なチャー
    ジポンプと、 上記メモリデコーダと上記チャージポンプを制御する複
    数本の制御信号のそれぞれをレジスタ1ビットに割り付
    けたレジスタと、 上記レジスタに結合されたデータ処理装置によって上記
    レジスタの内容を更新する手段とを備えた不揮発性半導
    体メモリの自動消去方法において、 当該更新する手段が上記レジスタの内容を更新すること
    によって、上記メモリブロックのデータを消去すること
    を特徴とする不揮発性半導体メモリの自動消去方法。
  6. 【請求項6】 不揮発性トランジスタからなる複数のメ
    モリセルが行列状に配置されたメモリアレイで構成され
    たメモリブロックと、 上記メモリアレイ内の不揮発性トランジスタのデータ
    を、消去/書き込み/読み出しするために必要なメモリ
    デコーダと、 上記メモリアレイ内の不揮発性トランジスタのデータ
    を、消去/書き込み/読み出しするために必要なチャー
    ジポンプと、 上記メモリデコーダと上記チャージポンプを制御する複
    数本の制御信号のそれぞれをレジスタ1ビットに割り付
    けたレジスタと、 上記レジスタに結合されたデータ処理装置によって上記
    レジスタの内容を更新する手段とを備えた不揮発性半導
    体メモリの自動書き込み方法において、 当該更新する手段が上記レジスタの内容を更新すること
    によって、上記メモリブロックの不揮発性トランジスタ
    にデータを書き込むことを特徴とする不揮発性半導体メ
    モリの自動書き込み方法。
  7. 【請求項7】 不揮発性トランジスタからなる複数のメ
    モリセルが行列状に配置されたメモリアレイで構成され
    たメモリブロックと、 上記メモリアレイと置換することのできるダミーメモリ
    アレイと、 上記ダミーメモリアレイと上記メモリブロック内の1つ
    のメモリアレイをトリミング処理によって置換すること
    のできる第1の手段と、 上記ダミーメモリアレイと上記メモリブロック内の1つ
    のメモリアレイを上記ダミーメモリアレイを含む置換回
    路によらず、疑似レジスタにデータをセットすることで
    置換することのできる第2の手段と、 当該第2の手段によって、上記第1の手段で行う上記メ
    モリアレイと上記ダミーメモリアレイの置換を行う手段
    とを備えた不揮発性半導体メモリ。
  8. 【請求項8】 第1の手段によって、ダミーメモリアレ
    イとメモリブロック内の1つのメモリアレイの置換を行
    う場合には、第2の手段による置換処理が設定されてい
    る場合でも上記第1の手段による置換を優先させる手段
    をさらに備えたことを特徴とする請求項7記載の不揮発
    性半導体メモリ。
  9. 【請求項9】 第1の手段によってダミーメモリアレイ
    とメモリブロック内の1つのメモリアレイの置換を行う
    情報と、第2の手段による置換処理の情報とを読み出し
    て比較する手段をさらに備えたことを特徴とする請求項
    7記載の不揮発性半導体メモリ。
  10. 【請求項10】 第2の手段による置換処理でセットさ
    れた疑似レジスタ値を不揮発性トランジスタからなるメ
    モリセル内に書き込んだ後に読み出す手段を有し、これ
    が第1の手段および上記第2の手段による置換処理の情
    報を読み出しこれらを比較する手段をさらに備えたこと
    を特徴とする請求項7記載の不揮発性半導体メモリ。
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