JP2002230666A - 火災検知機能付きガス警報器 - Google Patents

火災検知機能付きガス警報器

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JP2002230666A
JP2002230666A JP2001028353A JP2001028353A JP2002230666A JP 2002230666 A JP2002230666 A JP 2002230666A JP 2001028353 A JP2001028353 A JP 2001028353A JP 2001028353 A JP2001028353 A JP 2001028353A JP 2002230666 A JP2002230666 A JP 2002230666A
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Japan
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voice
message
signal
gas
temperature
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JP2001028353A
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English (en)
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Hiroyuki Takaoka
浩幸 高岡
Satoshi Nagata
敏 永田
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザにとって飽きのないメッセージを音声
にて定期的に出力できると共に、コスト・パフォーマン
スを良好にできる火災検知機能付きガス警報器を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 設定時刻に至った場合に、常に繰り返さ
れる定期点検メッセージを音声によりアナウンスさせる
か、或いは温度センサS2出力に基づく「現在の室内温
度は17度です。」という室温アナウンスをさせるか任
意に設定する。即ち、設定時刻となるとスイッチSW4
のOFFであれば定期点検メッセージのアナウンスが設
定されていると判定して定期点検メッセージをアナウン
スし、スイッチSW4がONであれば、温度検出回路D
2より温度検出信号を取り込み(ステップS43)、検
出温度をアナウンスする(ステップS45)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はガス漏れ及び火災
発生を検知して警報を発する火災検知機能付きガス警報
器に係り、特に音声により検知内容に応じたメッセージ
および登録したメッセージを報知する火災検知機能付き
ガス警報器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置としては、例えば実
用新案登録番号第2503951号に示すガス警報器が
ある。このガス警報器は、警報器に内蔵されたマイコン
のタイマーが定期的に繰り返し一定時間を計数すると、
ガス漏れ警報時と異なる定期点検用のメッセージが音声
出力され、ガス警報器の正常動作をガス使用者に報知す
る機能を備えたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の警報器は、以上
のように定刻の時刻になると決まり切った音声メッセー
ジが流されるため、人によっては次第に耳障りとなり音
声出力を強制的に止め音声メッセージを止めてしまうこ
ともある。このような場合、夜間等人が寝静まった時に
実際にガス漏れが発生すると音声によるガス漏れ警報が
発令されず深刻な事態に波及するという問題点がある。
【0004】更に、ガス漏れ発生時または定期点検時の
一定時刻以外は、音声出力回路は動作をしないため、音
声出力回路の稼働効率は低く価格の割にはコスト・パフ
ォーマンスが悪いという不具合がある。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、ユーザにとって飽きのない
メッセージを音声にて定期的に出力できると共に、コス
ト・パフォーマンスを良好にできる火災検知機能付きガ
ス警報器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る火災検知
機能付きガス警報器は、図1の基本構成図に示すよう
に、ガスセンサS1より出力されたガス検知信号よりガ
ス濃度をガス検出手段D1aにて測定し、その濃度が一
定値以上のときに第1メッセージ報知手段ME1よりガ
ス漏れ報知メッセージ情報の音声合成信号を音声出力手
段OUTに入力させ、音声にてガス漏れ警報をスピーカ
SPより報知するガス警報器において、室内の温度を測
定する温度センサS2と、この温度センサS2による検
出温度より火災発生を検出し検出信号を出力する火災検
出手段D2aと、前記検出信号に基づいて火災警報メッ
セージの音声合成信号を前記音声出力手段OUTに出力
する第2メッセージ報知手段ME2と、計時手段Tで計
時された所定時刻毎に前記火災検出手段D2aより室内
温度情報を入力し温度情報信号を生成する温度情報生成
手段T1と、生成された温度情報信号に基づいて室内温
度を音声出力する音声合成情報を生成する音声合成手段
SPCと、この音声合成情報に基づき室温発声用の音声
合成信号を前記音声出力手段OUTに出力する第1音声
情報記憶手段M1とを備えたものである。
【0007】この発明によれば、所定時刻に発生される
常時定型のガス警報器の定期点検メッセージに代えて火
災発生を検出する火災検出手段D2aにより検出された
室内温度を音声合成にてスピーカSPCより定期的に報
知することで、ユーザは内容に変化のある情報にてガス
警報器の機能の正常動作を確認する。
【0008】この発明に係る火災検知機能付きガス警報
器は、計時手段Tにて計時された一定時刻毎に機器の定
期点検メッセージの音声合成信号を前記音声出力手段O
UTに出力する第3メッセージ報知手段ME3をそな
え、この第3メッセージ報知手段ME3はメッセージ報
知時刻に定期点検メッセージの音声合成信号を出力する
ものである。
【0009】この発明によれば、ユーザによって設定さ
れた計時手段Tのメッセージ報知時刻に、第3メッセー
ジ報知手段ME3より機器の定期点検メッセージの音声
合成信号を前記音声出力手段OUTに出力することで、
定期点検メッセージがユーザの留守また深夜に不用意に
報知されることはない。
【0010】この発明に係る火災検知機能付きガス警報
器は、マイクロホーンMICより入力された伝言を音声
合成処理して音声合成信号を生成する伝言音声処理手段
MSと、生成された音声合成信号を記憶すると共に、外
部からの読み出し動作に応じて前記音声出力手段OUT
に出力する第2音声情報記憶部M2とを備えたものであ
る。
【0011】この発明によれば、ユーザがマイクロホー
ンMICを通して第2音声情報記憶部M2に記録した伝
言音声メモを、後日、他の人が音声出力手段OUTの機
能を使用して再生することで、音声出力手段OUTをガ
ス警報器の定期点検時刻以外にも活用できる。
【0012】この発明に係る火災検知機能付きガス警報
器における第2音声情報記憶部M2は、音声合成信号の
出力後は前記計時手段Tによる計時動作をリセットする
ものである。
【0013】この発明によれば、第2音声情報記憶部M
E2に記憶された伝言音声メモがユーザの操作により音
声出力手段OUTで音声合成にて再生された後は、ガス
警報器の音声出力機能は点検されたものとして、計時手
段Tの計時結果をリセットする。
【0014】この発明に係る火災検知機能付きガス警報
器における第2音声情報記憶部M2は、計時手段Tによ
り設定された時刻に記憶内容を音声出力手段OUTに出
力するものである。
【0015】この発明によれば、第2音声情報記憶部M
2に記憶させたユーザ仕様の報知メッセージを計時手段
Tにより設定された時刻に音声出力手段OUTに出力す
ることで、報知メッセージに各種確認事項を盛り込むこ
とができる。
【0016】この発明に係る火災検知機能付きガス警報
器における計時手段Tはユーザにより任意に報知時刻を
設定する。
【0017】この発明によれば、報知メッセージの報知
時刻を任意に設定することで、不要時にメッセージが報
知されることはない。
【0018】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、本発明の実
施の形態を図面に基づいて説明する。図2は、本実施の
形態に係る火災検知機能付きガス警報器(以下、ガス警
報器と記載する。)の動作を司るマイクロコンピュータ
MPの構成図である。本ガス警報器は、後述するセンサ
信号、音声入力信号、スイッチの操作信号をI/Oポー
トPi1〜Pi7よりI/Oインタフェース(入・出力
インタフェース)I/Fを通して入力するマイクロプロ
セッサμを有する。このマイクロプロセッサμはクリス
タル発振器Xの基準周波数信号を分周するパルスジェネ
レータPGからのパルス信号により処理周期が定められ
る。
【0019】マイクロプロセッサμは、自己の処理を規
定するプログラムや処理に必要な固定データを格納した
ROM、マイクロプロセッサμの行う処理の過程で発生
するデータを格納するデータエリアや、処理の過程で使
用するワークエリアを有するRAMからなるメモリM及
びI/OインタフェースI/Fと、アドレスバスAB、
データバスDB、コントロールバス(制御信号バス)C
Bによりシステム的に接続されている。
【0020】マイクロプロセッサμは、ROMに記憶さ
れたプログラムに従って入力ポートより取り込んだセン
サ信号を、I/OインターフェースI/FでA/D変換
して入力し、異常発生の判定処理を行う。この判定処理
の結果はI/OインターフェースI/Fの出力ポートP
o1より後述する音声合成部に出力され、音声合成部よ
り音声合成による警報メッセージとして出力される。
【0021】次に上記マイコンの動作を踏まえて本実施
の形態の動作を、各添付図面を参照して説明する。図3
は本実施の形態に係るガス警報装置の構成図である。図
4、図5は図2にその詳細な構成を記載したマイコンM
Pの処理を説明するフローチャートである。
【0022】この実施の形態の概要としては、マイコン
はガスセンサ信号あるいは温度センサ信号に基づいてガ
ス漏れ警報メッセージあるいは火災発生警報メッセー
ジ、更に後述する外部のスイッチの切替操作により、内
蔵されたタイマーによる計時動作により一定時刻あるい
は一定期間毎に装置の定期点検の意味で「ガスの安全を
確認してお休みください。」との定期点検メッセージ或
いは該定期点検メッセージに変えて、温度センサ信号に
基づいて「現在の室内温度は17度です。」というよう
に室温をアナウンスする。また、マイコンは定期点検時
刻以外であれば、外部より録音した伝言音声メモを、ス
イッチ操作により音声出力する。
【0023】図3に示す装置の構成として、図2にその
詳細な構成を記載したマイコンMPの入力ポートPi1
には、ガスセンサ(例えば、COガス)S1より入力さ
れたセンサ信号のレベル変換等の信号処理を行うため、
ガス検出回路D1の出力信号が入力される。
【0024】入力ポートPi2には温度センサ(例え
ば、サーミスタ)S2より入力されたセンサ信号のレベ
ル変換等の信号処理を行うため、温度検出回路D2の出
力信号が入力される。入力ポートPi3にはマイクMI
Cを通して入力された伝言音声メモの音声信号が音声入
力回路D3より入力される。
【0025】更に、入力ポートPi4には伝言音声メモ
録音時にONするスイッチ(ノーマルオープン)SW1
が接続されている。スイッチSW1は電源+Vとグラン
ド間に抵抗R01を通して接続され、抵抗R01とスイ
ッチSW1の接続点が入力ポートPi4に接続されてい
る。従ってスイッチSW1がOFFの場合は、入力ポー
トPi4はHレベルであり、スイッチSW1がONの場
合に入力ポートPi4はLレベルとなる。
【0026】伝言音声メモ再生時のスイッチSW2、警
報解除のスイッチSW3、定期点検メッセージあるいは
室温メッセージ選択用のスイッチSW4もそれぞれスイ
ッチSW1と同様の接続構成で、入力ポートPi5,P
i6,Pi7にそれぞれ接続されている。
【0027】また、出力ポートPo1からは音声合成部
SPCに対して「ガスが漏れていませんか」、「火災が
発生しました」あるいは「ガスの安全を確認してお休み
ください」との音声合成音によるメッセージを選択する
選択信号出力される。出力ポートPo2からは伝言音声
メモの音声信号が出力される。音声合成部SPCおよび
出力ポートPo2から出された音声信号はフィルタを通
してアンプAMPに入力され、増幅されてスピーカSP
より流される。
【0028】マイコンMPには、バッテリBより供給さ
れた直流電圧が安定化電源回路Pにより一定電圧に安定
化された後に供給される。尚、安定化電源回路Pからの
電力は発光素子LED、抵抗Rを通してマイコンMPに
供給されているため、動作中は発光素子LEDは発光し
ている。
【0029】尚、上記構成によるガス警報器の本体は図
6に示すように天井に配置されており、本体ALを操作
する操作ボックスOPはリード線に接続されて室内の壁
等に配設されている。操作ボックスOPには伝言音声メ
モを音声入力するマイクMIC、音声入力に操作するス
イッチSW1、伝言音声メモを再生時に操作するスイッ
チSW2を備えている。図示しないが、スイッチSW
3,スイッチSW4も備えている。時刻設定用のキース
イッチは操作ボックスOPの内部に備える。
【0030】次に、マイコンMPの処理動作を図4、図
5のフローチャートを参照して説明する。先ず、マイコ
ンMPは初期化処理として内部タイマをリセットした後
に定期点検時刻をセットすると共に時間計数を開始する
(ステップS1)。次に、各入力ポートPi1〜Pi7
のデータを読み込む(ステップS3)。この時、入力ポ
ートPi1にガス検出回路D1よりガス漏れを示す有意
のデータが入力されていたならば、ガス漏れを検知し
(ステップS7)、出力ポートPo1より音声合成部S
PCにおけるメモリ対し、ガス漏れ警報メッセージ情報
を読み出すアドレス信号を送る(ステップS13)。
【0031】この結果、メモリより読み出されたガス漏
れ警報メッセージ情報は音声信号としてフィルタFより
アンプAMPに送られ、増幅された後にスピーカよりガ
ス漏れ警報メッセージが音声出力される。ガス漏れ警報
メッセージが出された後に、入力ポートPi6のデータ
を読み取り(ステップS15)、スイッチSW3のON
動作により入力ポートPi6が「L」であれば(ステッ
プS17)、ガス漏れに対して適切な処置をとったもの
として警報を解除する(ステップS19)。
【0032】しかし、各入力ポートのデータ読み込みの
結果、入力ポートPi2に火災発生を知らせる有意のデ
ータが入力されていたならば、火災発生を検知し(ステ
ップS9)、出力ポートPo1より音声合成部SPCに
おけるメモリ対し、火災発生警報メッセージ情報を読み
出すアドレス信号を送る(ステップS21)。この結
果、メモリより読み出された火災発生警報メッセージ情
報は音声信号としてフィルタFよりアンプAMPに送ら
れ、増幅された後にスピーカより火災発生警報メッセー
ジが音声出力される。
【0033】火災発生警報メッセージが出された後に、
入力ポートPi6のデータを読み取り(ステップS1
5)、スイッチSW3のON動作により入力ポートPi
6が「L」であれば(ステップS17)は火災に対して
適切な処置をとったものとして警報を解除する(ステッ
プS19)。
【0034】しかし、入力ポートPi1,Pi2より異
常を報知するデータは読みとれず、入力ポートPi4が
「L」レベルであれば、スイッチSW1のONによる伝
言音声メモの登録動作有りと判断し(ステップS1
1)、音声入力回路D3より入力された伝言音声メモの
音声信号を入力ポートPi3より入力し、デジタル化し
てメモリMに記憶(録音)する(ステップS23)。
【0035】スイッチSW1がOFFとなり入力ポート
Pi4が「H」レベルとなったならば伝言音声メモの登
録動作終了を判断し、ステップS3に戻る(ステップS
25)。しかし、入力ポートPi4以外の入力ポートよ
りデータが読みとれたならば他の処理に移りステップS
3に戻る(ステップS27)。
【0036】このように録音された伝言音声メモは、定
期点検時刻以外であれば音声にて呼び出をすることがで
きる。即ち、マイコンMPは内部タイマの計時時刻を読
み込み、予め設定した定期点検時刻であるか否かを判定
する(ステップS29,S31)。定期点検時刻でなけ
れば伝言音声メモが録音されているか否かを判定する
(ステップS33)。
【0037】録音されていることが判定されたならば、
伝言音声メモ再生用のスイッチSW2がONとなり、入
力ポートPi5が「L」レベルであるか否かを判定し
(ステップS35)、「L」レベルであればメモリMよ
り伝言音声メモの音声信号を出力ポートPo2よりフィ
ルタFを通してアンプAMPに送り、増幅した後にスピ
ーカSPにより「今から出かけます。夕方、7時頃帰り
ます。」と云った伝言音声メモを帰宅した人に言音声出
力する(ステップS37)。
【0038】伝言音声メモ再生は入力ポートPi5が
「L」レベルである間行われる。そして、スイッチSW
2がOFFとなり入力ポートPi5が「H」レベルとな
ったならば(ステップS39)、内部タイマをリセット
してステップS3に戻る(ステップS41)。これは、
伝言音声メモの音声出力によりガス警報器の音声出力回
路が正常に動作することが判定できため、次に設定時刻
まで定期点検メッセージのアナウンスを引き延ばすため
である。尚、伝言音声メモが登録されたならば、マイコ
ンMPによりLED表示してもよい。
【0039】しかし、設定時刻に至った場合に、常に繰
り返される定期点検メッセージを音声によりアナウンス
させるか、或いは内容に変化のあるメッセージ、例えば
温度センサS2出力に基づく「現在の室内温度は17度
です。」という室温アナウンスをさせるか任意に設定で
きる。即ち、設定時刻となると(ステップS31)、マ
イコンMPはスイッチSW4のOFFにより入力ポート
Pi7は「H」レベルとなり定期点検メッセージのアナ
ウンスを設定しているか否かを判定する(ステップS4
9)。
【0040】定期点検メッセージのアナウンスが設定さ
れていることが判定されたならば定期点検メッセージを
アナウンスさせるため、出力ポートPo1より音声合成
部SPCにおけるメモリ対し、定期点検メッセージ情報
を読み出すアドレス信号を送る(ステップS21)。こ
の結果、メモリより読み出された定期点検メッセージ情
報は音声信号としてフィルタFよりアンプAMPに送ら
れ、増幅された後にスピーカより定期点検メッセージが
音声出力(アナウンス)される(ステップS51)。ア
ナウンスの終了後、内部タイマをリセットしてステップ
S3に戻る(ステップS41)。
【0041】しかし、スイッチSW4がONされ、入力
ポートPi7が「L」レベルの場合は、マイコンMPは
入力ポートPi2を通して温度検出回路D2より温度検
出信号を取り込み(ステップS43)、検出温度を音声
合成方式で音声信号に変換して出力ポートPo2よりフ
ィルタFを通してアンプAMPに送り、増幅した後に、
例えば「現在の室内温度は17度です。」という現在の
温度をアナウンスさせる(ステップS45)。アナウン
ス開始より設定時間が経過したならば(ステップS4
7)、内部タイマをリセットしてステップS3に戻る
(ステップS3)。
【0042】上記説明では定期点検メッセージに代えて
室内温度情報を定時刻にアナウンスするようにした、し
かし伝言音声メモの音声出力機能を用いてユーザが録音
したメッセージを、定時刻に音声出力するようにしても
よい。この結果、ユーザに火の元点検、鍵締め点検の確
認を喚起するメッセージを音声出力することができる。
更に、メッセージを流す定時刻は、ユーザが任意に設定
してもよい。この結果、ユーザが留守中または深夜にメ
ッセージが流されることは、好時期にメッセージを流す
ことができる。
【0043】
【発明の効果】この発明によれば、ガスセンサより出力
されたガス検知信号よりガス濃度をガス検出手段にて測
定し、その濃度が一定値以上のときに第1メッセージ報
知手段よりガス漏れ報知メッセージ情報の音声合成信号
を音声出力手段に入力させ、音声にてガス漏れ警報をス
ピーカより報知するガス警報器において、室内の温度を
測定する温度センサと、この温度センサによる検出温度
より火災発生を検出し検出信号を出力する火災検出手段
と、前記検出信号に基づいて火災警報メッセージの音声
合成信号を前記音声出力手段に出力する第2メッセージ
報知手段と、計時手段で計時された所定時刻毎に前記火
災検出手段より室内温度情報を入力し温度情報信号を生
成する温度情報生成手段と、生成された温度情報信号に
基づいて室内温度を音声出力する音声合成情報を生成す
る音声合成手段と、この音声合成情報に基づき室温発声
用の音声合成信号を前記音声出力手段に出力する第1音
声情報記憶手段とを備え、所定時刻に発生される常時定
型の内容のガス警報器の定期点検メッセージに代えて火
災発生を検出する火災検出手段により検出された室内内
温度を音声合成にてスピーカより定期的に報知すること
で、ユーザは内容に変化のある情報にてガス警報器の音
声出力機能の正常動作を確認できるため、常時、報知メ
ッセージを聞いていても耳障りにならずユーザに対する
気配りの有る機器を提供できるという効果がある。
【0044】この発明によれば、ユーザによって設定さ
れた計時手段のメッセージ報知時刻に、第3メッセージ
報知手段より機器の定期点検メッセージの音声合成信号
を前記音声出力手段に出力することで、ユーザが留守ま
た深夜に無用に定期点検メッセージが報知されることが
ないため定期点検用のメッセージを好時期に報知できる
という効果がある。
【0045】この発明によれば、マイクロホーンより入
力された伝言を音声合成処理して音声合成信号を生成す
る伝言音声処理手段と、生成された音声合成信号を記憶
すると共に、外部からの読み出し動作に応じて前記音声
出力手段に出力する第2音声情報記憶部とを備え、ユー
ザがマイクロホーンを通して第2音声情報記憶部に記録
した伝言音声メモを、後日、他の人が音声出力手段の機
能を使用して再生することで、音声出力手段をガス警報
器の定期点検時刻以外にも活用することで警報器の音声
出力機能の稼働効率が向上するという効果がある。
【0046】この発明によれば、第2音声情報記憶部に
記憶された伝言音声メモがユーザの操作に音声出力手段
により音声合成にて再生された後は、ガス警報器の音声
出力機能は点検されたものとして、計時手段の計時をリ
セットすることで、不必要な音声出力を短い時間で繰り
返し行うことを防止できるため、再度、メッセージを聞
かされる煩わしさが回避できるという効果がある。
【0047】この発明によれば、第2音声情報記憶部に
記憶させたユーザ仕様の報知メッセージを計時手段によ
り設定された時刻にを音声出力手段に出力することで、
報知メッセージに各種確認事項を盛り込むことができる
ため、ガス漏れ、火の元の点検をユーザのガス機器の使
用に対応した方法で喚起できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の火災検知機能付きガス警報器
の基本構成図である。
【図2】図2はこの発明の実施の形態に係る火災検知機
能付きガス警報器の構成図である。
【図3】図3は本実施の形態に係るマイコンのシステム
構成図である。
【図4】図4は実施の形態1の動作を説明するフローチ
ャートである。
【図5】図5は同じく実施の形態1の動作を説明するフ
ローチャートである。
【図6】図6は本実施の形態に係る火災検知機能付きガ
ス警報器の取り付け配置を示す図である。
【符号の説明】
S1 ガスセンサ S2 温度センサ D1a ガス検出手段 D2a 火災検出手段 T 計時手段 T1 温度情報生成手段 MS 伝言音声処理手段 ME1 第1メッセージ報知手段 ME2 第2メッセージ報知手段 ME3 第3メッセージ報知手段 SPC 音声合成手段 M1 第1音声情報記憶部 M2 第2音声情報記憶部 OUT 音声出力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G060 AA02 AE19 AE34 AF07 HC09 HC13 HD02 HE10 5C086 AA01 AA02 BA01 CA01 CB02 CB11 DA08 DA10 DA16 EA08 EA13 EA31 EA45 FA07 5G405 AA01 AA08 AB01 AC02 BA01 CA11 CA25 DA10 DA21 DA22 EA01 EA08 EA18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスセンサより出力されたガス検知信号
    よりガス濃度をガス検出手段にて測定し、その濃度が一
    定値以上のときに第1メッセージ報知手段よりガス漏れ
    報知メッセージ情報の音声合成信号を音声出力手段に入
    力させ、音声にてガス漏れ警報をスピーカより報知する
    ガス警報器において、 室内の温度を測定する温度センサと、 この温度センサによる検出温度より火災発生を検出し検
    出信号を出力する火災検出手段と、 前記検出信号に基づいて火災警報メッセージ情報の音声
    合成信号を前記音声出力手段に出力する第2メッセージ
    報知手段と、 計時手段で計時された所定時刻毎に前記火災検出手段よ
    り室内温度情報を入力し温度情報信号を生成する温度情
    報生成手段と、 生成された温度情報信号に基づいて室内温度を音声出力
    する音声合成情報を生成する音声合成手段と、 この音声合成情報に基づき室温発声用の音声合成信号を
    前記音声出力手段に出力する第1音声情報記憶手段と、 を備えたことを特徴とする火災検知機能付きガス警報
    器。
  2. 【請求項2】 前記計時手段にて計時された一定時刻毎
    に機器の定期点検メッセージの音声合成信号を前記音声
    出力手段に出力する第3メッセージ報知手段を備え、こ
    の第3メッセージ報知手段はメッセージ報知設定時刻に
    定期点検メッセージの音声合成信号を出力することを特
    徴とする請求項1に記載の火災検知機能付きガス警報
    器。
  3. 【請求項3】 マイクロホーンより入力された伝言を音
    声合成処理して音声合成信号を生成する伝言音声処理手
    段と、生成された音声合成信号を記憶すると共に、読み
    出し信号に応じて前記音声出力手段に出力する第2音声
    情報記憶部とを備えたことを特徴とする請求項1に記載
    の火災検知機能付きガス警報器。
  4. 【請求項4】 前記第2音声情報記憶部は、音声合成信
    号の出力後は前記計時手段による計時動作をリセットす
    ることを特徴とする請求項3に記載の火災検知機能付き
    ガス警報器。
  5. 【請求項5】 前記第2音声情報記憶部は、計時手段に
    より設定された時刻に記憶内容を音声出力手段に出力す
    ることを特徴とする請求項3に記載の火災検知機能付き
    ガス警報器。
  6. 【請求項6】 前記計時手段はユーザより任意に報知時
    刻を設定することを特徴とする請求項1ないし5の何れ
    かに記載の火災検知機能付きガス警報器。
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