JP2002230664A - ガス漏れ警報器 - Google Patents

ガス漏れ警報器

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JP2002230664A
JP2002230664A JP2001027175A JP2001027175A JP2002230664A JP 2002230664 A JP2002230664 A JP 2002230664A JP 2001027175 A JP2001027175 A JP 2001027175A JP 2001027175 A JP2001027175 A JP 2001027175A JP 2002230664 A JP2002230664 A JP 2002230664A
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alarm
signal
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JP2001027175A
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Hiroyuki Takaoka
浩幸 高岡
Satoshi Nagata
敏 永田
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 警報器の点検時とガス漏れ警報時とで警報メ
ッセージの出力形態を替えて点検員の聴覚的な負担を軽
減し、且つ、ガス検出回路に疑似のガス検出センサ信号
を入力して警報回路のみならずガス検出回路の動作をも
点検する。 【解決手段】 ガスセンサGS1,2の出力を入力し、
その出力レベルよりガス漏れを検出して検出信号を出力
するガス検出手段GD1,2と、このガス検出信号に基
づいて警報をスピーカSPより発生する警報発生手段A
Lと、装置点検時にガスセンサの擬似信号を生成し、こ
の擬似信号をガス検出手段GD1,2に入力する擬似信
号生成手段DS1,2と、擬似信号の入力によりガス検
出手段GD1,2から出された検出信号に基づき、警報
発生手段ALより発生した警報の出力形態を通常のガス
漏れ検知時と異ならせる警報出力変更手段ALCとを備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はガス漏れを検出し
て警報を発生するガス漏れ警報器に係り、特に、警報器
の点検時とガス漏れ警報時とで警報メッセージの出力形
態を替えて点検員の聴覚的な負担を軽減し、且つ、ガス
検出回路に疑似のガス検出センサ信号を入力してガス検
出回路を動作させ、この動作結果に基づき警報回路より
警報を発するガス漏れ警報器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置としては、例えば実
用新案登録番号第2503951号に示すガス警報器が
ある。このガス警報器は、警報器に内蔵されたマイコン
のタイマーが定期的に繰り返し一定時間を計数すると、
警報時と異なる定期点検用のメッセージが音声出力さ
れ、ガス警報器の正常動作をガス使用者に報知するもの
である。
【0003】また、他の例としては、特開平11−16
068号公報に開示されているように、ガス漏れ警報器
の点検開始操作用のスイッチを押すことで、警報用表示
灯を点滅させたり、音声信号を出力するスピーカ回路、
外部出力回路を動作せしめて試験用の声信号を発生する
ガス漏れ警報器の点検装置がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置は、以上の
ようにガス漏れ警報器の点検開始操作用のスイッチを押
すことで、音声信号を出力するスピーカ回路、外部出力
回路を動作せしめて試験用に音声信号を発生するが、そ
の音声信号のレベルは予め基準で定められたガス漏れ警
報時の信号レベルと同様に、非常に耳障りな音量とな
り、検査員にとっても周囲の人にとっても不快感を感じ
るという不具合があった。また、検査用に音声信号を発
する場合、その音声信号発生回路のみを動作せしめて信
号を発するため、例え、センサ信号を検出するセンサ検
出回路に異常があったとしても異常を検出できず、信頼
性の高い検査を行えないという問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、検査員にとって音響的に不
快感を与えず、しかもセンサ検出回路の異常を検知でき
るガス漏れ警報器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るガス漏れ
警報器は図1の(a)に示す基本構成図に記載されてい
るように、ガスセンサGSの出力を入力し、その出力レ
ベルよりガス漏れを検出して検出信号を出力するガス検
出手段GDと、このガス検出信号に基づいてスピーカS
Pより警報を発生する警報発生手段ALと、装置点検用
信号を生成し、この信号に基づいて前記警報発生手段A
Lを稼働させる点検信号生成手段TSと、この点検信号
生成手段TSによる前記警報発生手段ALの稼働時に発
生した警報の出力形態を通常のガス漏れ検知時と異なら
せる警報出力変更手段ALCとを備えたものである。こ
の発明によれば、装置の点検時に警報発生手段ALより
発せられる警報の出力形態を、警報出力変更手段により
通常のガス漏れ検知時と異ならせる。
【0007】この発明に係るガス漏れ警報器は、図1の
(b)に示す基本構成図に記載されているように、ガス
センサGS1,2の出力を入力し、その出力レベルより
ガス漏れを検出して検出信号を出力するガス検出手段G
D1,2と、このガス検出信号に基づいてスピーカSP
より警報を発生する警報発生手段ALと、装置点検時に
前記ガスセンサGS1,2の擬似信号を生成し、この擬
似信号を前記ガス検出手段GD1,2に入力する擬似信
号生成手段DS1,2と、前記擬似信号の入力により前
記ガス検出手段GD1,2から出された検出信号に基づ
き、前記警報発生手段ALより発生した警報の出力形態
を通常のガス漏れ検知時と異ならせる警報出力変更手段
ALCとを備えたものである。この発明によれば、装置
の点検時に前記ガスセンサの擬似信号を生成し、この擬
似信号をガス検出手段GD1、GD2に入力した際に、
ガス検出手段GD1、GD2から出された検出信号によ
り装置の動作確認を行う。
【0008】この発明に係るガス漏れ警報器の警報発生
手段ALは、装置点検時と通常ガス漏れ検知時とで異な
る内容の音声メッセージデータを備えたものである。こ
の発明によれば、装置点検時と通常ガス漏れ検知時とで
異なる内容の音声メッセージデータを警報発生手段より
出力する。
【0009】この発明に係るガス漏れ警報器の警報出力
変更手段ALCは、警報出力を通常のガス漏れ検知時に
出される警報出力より下げる。この発明によれば、装置
の点検時に警報発生手段ALより出力される警報出力の
音量レベルを通常のガス漏れ検知時に出される警報出力
の音量レベルより下げる。
【0010】この発明に係るガス漏れ警報器の警報出力
変更手段ALCは、装置点検動作に伴い警報出力のレベ
ルを自動調整するものである。この発明によれば、警報
出力変更手段ALCは装置の点検動作時に警報出力の音
量レベルを低下させるように自動調整する。
【0011】この発明に係るガス漏れ警報器のガス検出
手段GD1,GD2は、複数種のガスセンサに対応して
複数設け、且つ、前記擬似信号生成手段DS1,DS2
は各ガスセンサ毎に擬似信号を生成して対応するガス検
出手段GD1,GD2に出力するものである。この発明
によれば、擬似信号生成手段DS1,DS2は装置の点
検動作時に、点検対象となるガス検出手段に対応してガ
スセンサの擬似信号を生成してガス検出手段に出力する
ものである。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、本発明の実
施の形態を図面に基づいて説明する。図2は、本発明に
よる点検装置を組み込んだガス漏れ警報器を示すマイコ
ンの構成図である。ガス漏れ警報器は、検出対象の都市
ガス(CH4)を検知してガス濃度に応じた大きさの検
出信号を出力する都市ガス用のセンサ検出回路(後述す
る)、検出対象のCOガス(CO)を検知してガス濃度
に応じた大きさの検出信号を出力するCOガス用のセン
サ検出回路(後述する)からの検出信号をI/Oポート
(入力ポート、出力ポート)よりI/Oインタフェース
(入・出力インタフェース)I/Fを通して入力するマ
イクロプロセッサCPUを有する。このマイクロプロセ
ッサCPUはクリスタル発振器Xの基準周波数信号を分
周するパルスジェネレータPGからのパルス信号により
処理周期が定められる。
【0013】このマイクロプロセッサCPUは、自己の
処理を規定するプログラムや処理に必要な固定データを
格納したROMや、マイクロプロセッサCPUの行う処
理の過程で発生するデータを格納するデータエリアや処
理の過程で使用するワークエリアを有するRAMからな
るメモリMやI/OインタフェースI/Fとアドレスバ
スAB、データバスDB、コントロールバス(制御信号
バス)CBによりシステム的に接続されている。
【0014】マイクロプロセッサCPUは、ROMに記
憶されたプログラムに従って入力ポートより取り込んだ
ガス検出回路からの検出信号を、I/Oインターフェー
スI/FでA/D変換して入力し、この変換値に基づい
てCH4ガスあるいはCOガスの濃度が予め定めた警報
レベルにあるかどうかの判定処理を行う。この判定処理
の結果はI/OインターフェースI/Fの出力ポートよ
り後述する音声合成部に出力され、音声合成部より音声
による警報メッセージとして出力される。
【0015】実施の形態1.次に上記マイコンの動作を
踏まえて本実施の形態1の動作を、各添付図面を参照し
て説明する。図3は本実施の形態に係る点検装置を内蔵
したガス漏れ警報装置の構成図である。図4は図2にそ
の詳細な構成を記載したマイコンによる点検処理とガス
漏れによる異常検出処理を説明するフローチャートであ
る。
【0016】この実施の形態の概要としては、マイコン
に内蔵されたタイマーを一ヶ月毎にリセット、セットを
繰り返し、そのタイマーセット中にガス漏れ検出がなさ
れた場合は音声合成により「ガスが漏れていませんか」
の音声合成による警告を発する。しかし、一ヶ月して時
間計数がタイムアップしたならば装置動作の確認の意味
で音量を落として「ガスの安全を確認してお休みくださ
い」の音声を同じく音声合成にて発する。
【0017】図3に示す装置の構成として、図2にその
詳細な構成を記載したマイコンMPの入力ポートには、
ガスセンサ(例えば、COガス)S0より入力されたセ
ンサ信号のレベル変換等の信号処理を行うため、ガス検
出回路Dの出力信号が入力される。また、出力ポートか
らは音声合成部SSに対して「ガスが漏れていません
か」あるいは「ガスの安全を確認してお休みください」
との音声合成音によるメッセージを選択する選択信号、
音量切り替えのための制御信号が後述する切替回路SW
3に出力される。スイッチがb側に投入されるとメッセ
ージは減衰器ATを通して音声出力用のアンプAMPに
送られ、音声信号は増幅されてスピーカSPより流され
る。
【0018】マイコンMPには、バッテリBより供給さ
れた直流電圧が安定化電源回路Pにより一定電圧に安定
化した後に供給される。尚、安定化電源回路Pからの電
力は発光素子LED、抵抗Rを通してマイコンMPに供
給されているため、動作中は発光素子LEDが発光して
いる。
【0019】次に、マイコンMPの処理動作を図4のフ
ローチャートを参照して説明する。先ず、マイコンMP
は初期処理としてタイマをリセットした後に所定時間
(例えば一ヶ月)をセットする(ステップS41,4
3)。時間計数を開始する(ステップS45)。時間計
数の後に一ヶ月を計数終了(タイムアップ)した否かを
判定し(ステップS47)、タイムアップでなければ入
力ポートのデータを読み取りガス検出回路Dよりセンサ
信号が入力され、ガス漏れ等異常が発生したかを判定す
る(ステップS55,57)。異常発生が認められなけ
ればステップS47に戻り、一ヶ月の計数終了がなされ
たか判定する。計数終了が判定されない限りステップS
47,55,57を繰り返す。
【0020】而して、時間計数の後に一ヶ月を計数終了
(タイムアップ)したらば切替回路SW3に制御信号を
出力しスイッチの可動接点をb側に投入させる(ステッ
プS48)。次に、音声合成部SSに選択信号を出力し
「ガスの安全を確認してお休みください」という安全確
認メッセージの音声合成音を選択してフィルターFに出
力する(ステップS49)。
【0021】安全確認メッセージはフィルターFにより
自然な聞き易い音声にフィルタリングされた後に、切替
回路SW3より減衰回路ATに入力される。減衰回路A
Tは入力された音声信号のレベルを音声として再生した
場合に、聞く人に不快感を感じさせないレベルに低下さ
せてスピーカ駆動用のアンプAMPに入力する。そし
て、アンプAMPよりスピーカSPに音声信号を流して
「ガスの安全を確認してお休みください」という安全確
認メッセージを、音声でガス使用者に流す。
【0022】安全確認メッセージの音声出力が終了した
ならば(ステップS51)、切替回路SW3にスイッチ
の可動接点をa側に投入させる制御信号を出力する(ス
テップS53)。次に、タイマーをリセットした後にタ
イマーを一ヶ月に再度、セットしタイムカウントを開始
する(ステップS41,43,45)。
【0023】しかし、タイマーが一ヶ月をカウントする
以前にガス検出回路Dよりセンサ信号が入力されたなら
ば、異常を判定し音声合成部SSに「ガスが漏れていま
せんか」という異常警報メッセージを選択する選択信号
を送る(ステップS55,57)。この結果、音声合成
部SSは異常警報メッセージの音声合成音を選択してフ
ィルターFに出力する(ステップS59)。
【0024】異常警報メッセージはフィルターFにより
自然な聞き易い音声にフィルタリングされた後に、切替
回路SW3より減衰回路ATを通さずスピーカ駆動用の
アンプAMPに入力する。そして、アンプAMPよりス
ピーカSPに音声信号を流して「ガスが漏れていません
か」という異常警報メッセージを、一定の音量でガス使
用者に流す。
【0025】異常警報メッセージの音声出力がなされた
ならば、異常状態が解除されたかセンサ信号の入力より
調べ(ステップS61)、異常状態が解除されない限り
異常警報メッセージを出力する(ステップS59)。そ
して、異常状態が解除されたならば異常警報メッセージ
の音声出力を終了すべく音声合成部SSに対する選択信
号を無意とする(ステップS63)。
【0026】以上のように、この発明によればガス漏れ
等の異常発生時には家人にガス漏れ状態を明確に報知で
きるように規定の音量で異常警報メッセージを流し、ま
た定期的なガス漏れ検知器の確認動作時には、聞く人間
に不快感を感じさせない音量で安全確認メッセージを流
すようにした。この結果、ガス使用者が定期的に不快な
音に悩まされることを嫌い、音声出力を強制的に遮断す
るという最悪の事態を防止できる。
【0027】実施の形態2.上記実施の形態1はマイコ
ンMPに内蔵されたタイマーの動作に基づき定期的に安
全確認メッセージを音声合成部SSより出力し、スピー
カSPを通して音声信号にて報知した。この結果、ガス
使用者は異常発生時には音声信号で異常を報知できる音
声信号出力機能の動作を確認できるが、実際にガス漏れ
が発生した場合にその状態を検出して異常警報を正常に
出せるかの確認は、実際にガス漏れが発生した場合にし
かできない。
【0028】本実施の形態はこのような不具合を解消す
るためになされたもので、ガス使用者が随時、ガス検出
回路の安全動作確認を行えると共に、通常使用している
都市ガス(CH4)と不完全燃焼時に発生するCOガス
のガス検出回路を、個々に検査でき、且つ、検査対象毎
に異なった安全確認メッセージを、スピーカSPを通し
て音声出力するようにしたものである。
【0029】図5は本実施の形態に係るガス漏れ警報器
の構成図である。尚、図中、図3と同一符号は同一又は
相当部分を示す。本実施の形態に係るマイコンMPは、
ガス漏れなどの異常発生時に出される「ガスが漏れてい
ませんか」という異常警報メッセージに加えて、「都市
ガス検出回路は正常に動作します」、「COガス検出回
路は正常に動作します」、「都市ガス検出回路は正常に
動作しません」、「COガス検出回路は正常に動作しま
せん」という安全確認メッセージを個々に音声合成して
出力する音声合成部を内蔵する。音声合成された各メッ
セージはマイコンMPの外部に設けられたD/A変換器
D/Aでアナログ変換されてアンプAMPに出力され、
増幅されてからスピーカSPより流される。
【0030】また、本実施の形態にかかるマイコンMP
はその入力ポートに点検開始スイッチSW1と警報解除
用の異常解除スイッチSW2からのスイッチ信号をそれ
ぞれ入力し、出力ポートからは点検開始スイッチSW1
のスイッチ信号に基づき、マイコンMPの外部に設けら
れた都市ガス擬似信号発生回路SG1あるいはCOガス
擬似信号発生回路SG2に駆動信号を出力する。出力ポ
ートから音声合成信号がD/A変換器D/Aに出力され
る。
【0031】駆動信号により駆動された都市ガス擬似信
号発生回路SG1は都市ガス検出回路D1に、CH4
スセンサS1のセンサ出力に代わる都市ガス擬似信号を
入力し都市ガス検出回路D1を動作させて都市ガス検出
信号をマイコンMPの入力ポートに入力させる。また、
COガス擬似信号発生回路SG2はCOガス検出回路D
2に、COセンサS2のセンサ出力に代わるCOガス擬
似信号を入力しCOガス検出回路D2を動作させてCO
ガス検出信号をマイコンMPの入力ポートに入力させ
る。
【0032】次に、本実施の形態におけるマイコンMP
の処理動作を図6のフローチャートに従って説明する。
先ず、マイコンMPは各ポートアドレス毎に入力ポート
のデータを読み込む(ステップS1)。尚、図示しない
が、入力ポートP0iには点検開始スイッチSW1のス
イッチ信号が、入力ポートP1iには異常解除スイッチ
SW2のスイッチ信号が、入力ポートP2iには都市ガ
ス検出回路D1の検出信号が、入力ポートP3iにはC
Oガス検出回路D2の検出信号がそれぞれ入力される。
【0033】また、出力ポートP1からは都市ガス擬似
信号発生回路SG1を駆動させる駆動信号が、出力ポー
トP2からはCOガス擬似信号発生回路SG2を駆動さ
せる駆動信号が、出力ポートP3からは音声合成による
メッセージデータがそれぞれ出力される。
【0034】入力ポートP0i、P1i、P2iに信号
が入力されているか否かを入力ポート0i、P1i、P
2iのデータを読み取って判断し、信号が入力されてい
なければステップS1に戻る(ステップS3)。信号が
入力されている場合は、点検開始スイッチSW1信号の
入力か否かを判断する(ステップS5)。点検開始スイ
ッチSW1信号の入力形態より都市ガス検出モードかC
Oガス検出モードかを判断する(ステップS7)。
【0035】この判断動作としては、図9のフローチャ
ートに示すように、出力ポートP1,P2を初期化した
後に(ステップS71)、入力ポートP0iに入力され
た点検開始スイッチSW1信号がHレベル信号であるか
否かを判断し(ステップS73,S75)、Hレベル信
号であれば出力ポートP1をLからHにして都市ガス擬
似信号発生回路SG1を駆動する(ステップS77)。
更に、入力ポートP0iにおける点検開始スイッチSW
1信号のレベルを読み込み、Hレベルであれば出力ポー
トP1をHに維持し都市ガス検出モードとする(ステッ
プS79)。
【0036】しかし、点検開始スイッチSW1の押下動
作を停止し入力ポートP0iがLに反転したならば、出
力ポートP1をHからLに反転して都市ガス擬似信号発
生回路SG1の駆動を停止する(ステップS81)。
尚、入力ポートP0iがLに反転後、一定時間以上経過
したならばステップS71に戻り動作を初期化して点検
モードを解除する。
【0037】次に、一定時間内に入力ポートP0iのレ
ベルを判定し、2度目の異常解除スイッチSW2押下動
作により入力ポートP0iのレベルがLからHに反転し
たことが判定されたならば(ステップS83)、出力ポ
ートP2をLからHに反転してCOガス擬似信号発生回
路SG2を駆動する(ステップS87)。更に、入力ポ
ートP0iにおける点検開始スイッチSW1信号のレベ
ルを読み込み、Hレベルであれば出力ポートP2をHに
維持しCOガス検出モードとする。
【0038】点検開始スイッチSW1の押下動作を停止
し入力ポートP0iがLに反転したならば、出力ポート
P2を反転してCOガス擬似信号発生回路SG2の駆動
を停止する(ステップS89)。入力ポートP0iがL
に反転後、一定時間以上経過したならばステップS71
に戻り動作を初期化して点検モードを解除する。
【0039】次に、入力ポートP0iのレベルを判定
し、3度目の点検開始スイッチSW1の押下動作により
入力ポートP0iのレベルがLからHに反転したことが
判定されたならば(ステップS91)、ステップS71
に戻り出力ポートP1,P2を初期化して点検モードを
解除する。即ち、点検開始スイッチSW1を1回押下す
ると都市ガス検出モードとなり、2回押下するとCOガ
ス点検モードとなり、3回押下すると点検モードは解除
され通常のガス漏れ監視モードに戻る。
【0040】以上の様な検出モード判断処理の結果、都
市ガス検出モードが選択されていることを判断したなら
ば、出力ポートP1をHにして都市ガス擬似信号発生回
路SG1に駆動信号を出力する(ステップS9)。この
結果、都市ガス擬似信号発生回路SG1は都市ガス検出
回路D1に擬似的なCH4ガスセンサ信号を送り、都市
ガス検出動作を行わせる。
【0041】次に、入力ポートP2iよりデータを読み
取り、都市ガス検出信号が入力されているか判定する
(ステップS13)。この時、入力ポートP2iから都
市ガス検出信号が入力されていないことが判定されたな
らば、都市ガス検出回路D1の異常を判定する(ステッ
プS15)。この判定結果、音声合成により「都市ガス
検出回路は正常に動作しません」という音声メッセージ
を出力ポ−トP3よりD/A変換器D/Aに出力する。
D/A変換器D/Aは入力された音声合成による音声メ
ッセージデータをアナログ変換してアンプAMPに出力
する。この結果、音声メッセージは増幅されてスピーカ
SPより流される。
【0042】しかし、ステップS13において、ガス検
出信号が入力されていることが判定されたならば(ステ
ップS17)、ガス検出信号が入力されている入力ポー
トP2i、P3iよりデータを読み取り、都市ガス検出
信号かCOガス検出信号かを判定する。読み取りデータ
より都市ガス検出信号が判定されてならば、ガス漏れが
発生している旨を音声にて報知する都市ガス報知モード
に入る(ステップS19)。都市ガス報知モードの後、
点検開始スイッチSW1信号が一定時間以上Lになった
ならば、報知モードを無効としステップS1に戻る(ス
テップS23,S25)。
【0043】所定時間内に点検開始スイッチSW1の2
回の押下動作が確認されたならば、出力ポートP2をH
にしてCOガス擬似信号発生回路SG2に駆動信号を出
力する(ステップS11)。この結果、COガス擬似信
号発生回路SG2はCOガス検出回路D2に擬似的なC
Oガスセンサ信号を送り、COガス検出動作を行わせ
る。
【0044】次に、入力ポートP3iのデータを読み取
り、COガス検出信号が入力されているか判定する(ス
テップS15)。この時、入力ポートP3iからCOガ
ス検出信号が入力されていないことが判定されたなら
ば、COガス検出回路D2の異常を判定する(ステップ
S15)。この判定結果、音声合成により「COガス検
出回路は正常に動作しません」という音声メッセージを
D/A変換器D/A、アンプAMP、スピーカSPより
構成される音声出力回路により流す。
【0045】しかし、ステップS13において、ガス検
出信号が入力されていることが判定されたならば(ステ
ップS17)、ガス検出信号が入力されている入力ポー
トP1i,P2iよりデータを読み取り、入力信号は都
市ガス検出信号かCOガス検出信号かを判定し、COガ
ス検出信号であればCOガスの発生を音声にて報知する
COガス報知モードに入る(ステップS21)。COガ
ス報知モードの後、点検開始スイッチSW1信号が一定
時間以上Lになったならば、報知モードを無効としステ
ップS1に戻る(ステップS23,S25)。
【0046】入力ポートP0iに信号入力が検知されて
いないときに、入力ポートP2iあるいはP3iに入力
信号が検出されたならば、ガスセンサSよりセンサ信号
を入力したガス検出回路SGからガス検出信号が入力さ
れていることを判定する。入力ポートP2iに信号が入
力されていることが判定されたならば、都市ガス検出回
路SG1より検出信号が入力されていると判断し、都市
ガス漏れが発生している旨を音声にて報知する都市ガス
報知モードに入る(ステップS29)。
【0047】都市ガス報知モードの後、異常解除に押下
する異常解除スイッチSW2信号が入力ポートP1iか
ら入力されたならば都市ガス報知モードを無効としステ
ップS1に戻る(ステップS33,35)。異常解除ス
イッチSW2信号が入力されなければ都市ガス報知モー
ドを継続する。
【0048】入力ポートP2iにおける信号入力の判定
結果より、COガス検出回路SG2より検出信号が入力
されていると判断し、COガス発生を音声にて報知する
COガス報知モードに入る(ステップS31)。COガ
ス報知モードの後、異常解除時に押下する異常解除スイ
ッチSW2信号が入力ポートP1iから入力されたなら
ばCOガス報知モードを無効としステップS1に戻る
(ステップS33,35)。異常解除スイッチSW2信
号が入力されなければCOガス報知モードを継続する。
【0049】実施の形態3.上記実施の形態2は都市ガ
ス検出回路およびCOガス検出回路の点検動作に伴い、
都市ガス報知モードおよびCOガス報知モードが選択さ
れた際あるいはガス検出回路に、異常が判定された際に
音声合成により出力される音声メッセージの音量は、音
声出力回路の構成により、実際にガス漏れなどの異常が
判定された際に音声合成により出力される音声メッセー
ジの音量と同レベルであるため、ガス検出回路の点検の
都度、大音量の音声メッセージにより不快感を感じるこ
とになる。
【0050】また、音声合成部はマイコンMPに内蔵さ
れているため、検出ガスの種類を変えた場合に音声メッ
セージを容易に変更することができず、場合によっては
所望する音声メッセージを音声合成するマイコンMPを
揃える必要があり、汎用性に欠けるという不具合があ
る。
【0051】本実施の形態は上記の不具合を解消するた
めになされたもので、点検動作時には音声メッセージ
を、音量を下げてガス使用者に伝えることができると共
に、検出対象ガスの変更に伴って容易に音声メッセージ
内容を変更できるガス漏れ警報器を得るものである。
【0052】以下、本実施の形態に係るガス漏れ警報器
を図について説明する。図7は本実施の形態によるガス
漏れ警報器の構成図である。図8は本実施の形態による
ガス漏れ警報器におけるマイコンMPの処理動作を説明
するフローチャートである。尚、図中、図3,4,5,
6と同一符号は同一または相当部分を示す。本実施の形
態に係るマイコンMPは、点検開始スイッチSW1のO
N動作に伴って出力ポートP4より切替回路SW3に制
御信号を送り、スイッチをb側に投入して音声合成部S
Sより入力される音声メッセージを、減衰回路ATを通
してアンプAMPに入力する。また、マイコンMPは点
検開始スイッチSW1にON/OFF動作に基づく報知
モードの切替に応じて出力ポートP5より音声合成部S
Sに報知モードに対応した音声メッセージデータを選択
するアドレス信号を出力する。
【0053】以下、本実施の形態の動作を特徴的な部分
に注目して図7、図8に基づいて説明する。先ず、マイ
コンMPは各ポートアドレス毎に入力ポートP0i,P
1iのデータを読み込む(ステップS1)。入力ポート
P0i,P1iに信号が入力されているか否かを判断
し、信号が入力されていなければステップS1に戻る
(ステップS3)。信号が入力されている場合は、点検
開始スイッチSW1信号の入力か否かを判断する(ステ
ップS5)。点検開始スイッチSW1信号の入力が判断
されたならば、出力ポートP4より切替回路SW3に制
御信号を送りスイッチをb側に投入して音声合成部SS
よりフィルターFを通して出力される音声メッセージ
を、減衰器ATを通してアンプAMPに入力させる回路
を形成する(ステップS6)。点検開始スイッチSW1
信号の入力形態より都市ガス検出モードかCOガス検出
モードかを判断する(ステップS7)。
【0054】都市ガス検出モードが選択されていること
を判断したならば、出力ポートP1をHにして都市ガス
擬似信号発生回路SG1に駆動信号を出力する(ステッ
プS9)。この結果、都市ガス擬似信号発生回路SG1
は都市ガス検出回路D1に擬似的なCH4ガスセンサ信
号を送り、都市ガス検出動作を行わせる。
【0055】次に、入力ポートP2iのデータを読み込
み、都市ガス検出信号が入力されているか判定する(ス
テップS13)。この時、入力ポートP2iから都市ガ
ス検出信号が入力されていないことが判定されたなら
ば、都市ガス検出回路D1の異常を判定する(ステップ
S15)。この判定結果、マイコンMPは音声合成部S
Sに対して「都市ガス検出回路は正常に動作しません」
という音声メッセージデータが格納されてメモリエリア
のアドレス信号を出力ポートP4に送り、当該音声メッ
セジデータを読み出しフィルターFに出力する。
【0056】フィルターFより出力された音声メッセー
ジデータは切替回路SW3により減衰回路ATに入力さ
れ、所定の信号レベルに下げられた後にアンプAMPで
電力増幅されてスピーカSPに送られ、聞き手にとって
不快感を感じさせない音量で「都市ガス検出回路が正常
に動作しません」というメッセージを流す。
【0057】しかし、ステップS13において、ガス検
出信号が入力されていることが判定されたなら、ガス検
出信号が入力されている入力ポートよりデータを読み取
り、入力データから都市ガス検出信号かCOガス検出信
号かを判定し(ステップS17)、都市ガス検出信号で
あればガス漏れが発生している旨を音声にて報知する都
市ガス報知メッセージの選択モードに入る(ステップS
18)。
【0058】都市ガス報知メッセージの選択モードとし
ては、マイコンMPは音声合成部SSに対して「ガス漏
れが発生しました」という音声メッセージデータが格納
されてメモリエリアのアドレス信号を出力ポートP4に
送り、当該音声メッセジデータを読み出しフィルターF
に出力し、フィルターFより切替回路SW3を通して減
衰回路ATに入力する。
【0059】また、COガス報知メッセージの選択モー
ドにおいては、「COガスが発生しました」という音声
メッセージデータが格納されてメモリエリアのアドレス
信号を出力ポートP5に送り、当該音声メッセジデータ
を読み出しフィルターFに出力し、フィルターFより切
替回路SW3を通して減衰回路ATに入力する。
【0060】報知メッセージの選択モードの後、点検開
始スイッチSW1信号が一定時間以上Lになったなら
ば、報知メッセージを停止し、出力ポートP4に対する
出力を遮断して切替回路SW3のスイッチをa側に戻し
ステップS1に戻る(ステップS23,S25,S2
6)。
【0061】入力ポートP0iに信号入力が検知されて
いないときに、入力ポートP2iあるいはP3iに入力
信号が検出されたならば、ガスセンサSよりセンサ信号
を入力したガス検出回路SGからガス検出信号が入力さ
れていることを判定する。
【0062】入力ポートP2iに信号が入力されている
ことがポートの入力データより判定されたならば、都市
ガス検出回路SG1より検出信号が入力されていると判
断し、都市ガス漏れが発生している旨を音声にて報知す
る都市ガス報知メッセージの選択モードに入る(ステッ
プS28)。
【0063】この選択モードはステップS18における
選択モードと同様であるが、実際にガス漏れを検出した
場合は「ガス漏れが発生しました」という音声メッセー
ジデータが格納されてメモリエリアのアドレス信号を出
力ポートP4に送り、当該音声メッセジデータを読み出
してフィルターFに出力し、フィルターFより切替回路
SW3を通して直接アンプAMPに送る。そして、有る
程度の音量にしてスピーカSPより流す。この結果、点
検動作時に発せられる音声メッセージの音量とは異なる
大きな音量で明確にガス漏れ検出メーセージを流すこと
ができる。
【0064】都市ガス報知メッセージの選択モード後、
異常解除に押下する異常解除スイッチSW2信号が入力
ポートP1iから入力されたならば報知メッセージを停
止しステップS1に戻る(ステップS33a,35
a)。異常解除スイッチSW2信号が入力されなければ
都市ガス報知メッセージの選択モードを継続する。
【0065】上記各実施の形態では、ガス検出回路の点
検動作時に発する音声メーセージを、実際のガス漏れ検
知時とではメッセージ内容を変えたり、同内容のメッセ
ージであっても音量を下げて発声するようにしたが、メ
ッセージに替えて音楽を流したり、メッセージの発声音
量を徐々に上げるようにしてもよい。この結果、音量に
よる不快感を感じることなく点検動作に臨むことができ
る。
【0066】
【発明の効果】この発明によれば、ガスセンサの出力を
入力し、その出力レベルよりガス漏れを検出して検出信
号を出力するガス検出手段と、このガス検出信号に基づ
いて警報をスピーカから発生する警報発生手段と、装置
点検用信号を生成し、この信号に基づいて前記警報発生
手段を稼働させる点検信号生成手段と、この点検信号生
成手段による前記警報発生手段の稼働時に発生した警報
の出力形態を通常のガス漏れ検知時と異ならせる警報出
力変更手段とを備え、装置の点検時に警報発生手段より
発せられる警報の出力形態を、警報出力変更手段により
通常のガス漏れ検知時と異ならせることで、装置の点検
動作時に耳障りな音量で警報を聴かなくて済み、落ち着
いて点検作業を行うことができるという効果がある。
【0067】この発明によれば、ガスセンサの出力を入
力し、その出力レベルよりガス漏れを検出して検出信号
を出力するガス検出手段と、このガス検出信号に基づい
て警報をスピーカから発生する警報発生手段と、装置点
検時に前記ガスセンサの擬似信号を生成し、この擬似信
号を前記ガス検出手段に入力する擬似信号生成手段と、
前記擬似信号の入力により前記ガス検出手段から出され
た検出信号に基づき、前記警報発生手段より発生した警
報の出力形態を通常のガス漏れ検知時と異ならせる警報
出力変更手段とを備え、装置の点検時に前記ガスセンサ
の擬似信号を生成し、この擬似信号をガス検出手段に入
力した際に、ガス検出手段から出された検出信号により
装置の動作確認を行うことで、ガス検出手段の点検動作
を踏まえての警報を警報発生手段より発するため点検動
作の信頼性が向上するという効果がある。
【0068】この発明によれば、警報発生手段は、装置
点検時と通常ガス漏れ検知時とで異なる内容の音声メッ
セージデータを備え、装置点検時と通常ガス漏れ検知時
とで異なる内容の音声メッセージデータを警報発生手段
より出力することで、きめ細かな点検動作を行うことが
できるという効果がある。
【0069】この発明によれば、装置の点検時に警報発
生手段より出力される警報出力の音量レベルを通常のガ
ス漏れ検知時に出される警報出力の音量レベルより下げ
ることで、静かな落ち着いた状況で点検動作を行うこと
ができるという効果がある。
【0070】この発明によれば、警報出力変更手段は装
置の点検動作時に警報出力の音量レベルを低下させるよ
うに自動調整することで、点検動作に警報出力の音量調
整作業を行わなくて済むため作業性が向上するという効
果がある。
【0071】この発明によれば、擬似信号生成手段は装
置の点検動作時に、点検対象となるガス検出手段に対応
してガスセンサの擬似信号を生成してガス検出手段に出
力することで、実際のガス漏れ状況を模した点検作業を
行えるため信頼性の高い点検作業を安全に行うことがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明のガス漏れ警報器の基本構成図
である。
【図2】図2は本実施の形態に係るマイコンのシステム
構成図である。
【図3】図3はこの発明の実施の形態1に係るガス漏れ
警報器の構成図である。
【図4】図4は実施の形態1の動作を説明するフローチ
ャートである。
【図5】図5はこの発明の実施の形態2に係るガス漏れ
警報器の構成図である。
【図6】図6は実施の形態2の動作を説明するフローチ
ャートである。
【図7】図7はこの発明の実施の形態3に係るガス漏れ
警報器の構成図である。
【図8】図8は実施の形態2の動作を説明するフローチ
ャートである。
【図9】図9はこの発明における点検開始スイッチSW
1のスイッチ信号の処理を説明するフローチャートであ
る。
【符号の説明】
GS ガスセンサ GD ガス検出手段 AL 警報発生手段 TS 点検信号生成手段 ALC 警報出力変更手段 SP スピーカ DS 擬似出力信号生成手段
フロントページの続き Fターム(参考) 2G060 AB08 AB16 AE11 EA06 HD02 HD03 5C086 AA02 BA11 CA01 CB11 DA08 EA08 EA13 EA17 EA41 EA45 FA06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスセンサの出力を入力し、その出力レ
    ベルよりガス漏れを検出して検出信号を出力するガス検
    出手段と、このガス検出信号に基づいてスピーカより警
    報を発生する警報発生手段と、装置点検用信号を生成
    し、この信号に基づいて前記警報発生手段を稼働させる
    点検信号生成手段と、この点検信号生成手段による前記
    警報発生手段の稼働時に発生した警報の出力形態を通常
    のガス漏れ検知時と異ならせる警報出力変更手段とを備
    えたことを特徴とするガス漏れ警報器。
  2. 【請求項2】 ガスセンサの出力を入力し、その出力レ
    ベルよりガス漏れを検出して検出信号を出力するガス検
    出手段と、このガス検出信号に基づいてスピーカより警
    報を発生する警報発生手段ALと、装置点検時に前記ガ
    スセンサの擬似信号を生成し、この擬似信号を前記ガス
    検出手段に入力する擬似信号生成手段と、前記擬似信号
    の入力により前記ガス検出手段から出された検出信号に
    基づき、前記警報発生手段より発生した警報の出力形態
    を通常のガス漏れ検知時と異ならせる警報出力変更手段
    とを備えたことを特徴とするガス漏れ警報器。
  3. 【請求項3】 前記警報発生手段は、装置点検時と通常
    ガス漏れ検知時とで異なる内容の音声メッセージデータ
    を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のガ
    ス漏れ警報器。
  4. 【請求項4】 前記警報出力変更手段は、警報出力を通
    常のガス漏れ検知時に出される警報出力より下げること
    を特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載のガス漏
    れ警報器。
  5. 【請求項5】 前記警報出力変更手段は、装置点検動作
    に伴い警報出力のレベルを自動調整することを特徴とす
    る請求項4に記載のガス漏れ警報器。
  6. 【請求項6】 前記ガス検出手段は、複数種のガスセン
    サに対応して複数設け、且つ、前記擬似信号生成手段は
    各ガスセンサ毎に擬似信号を生成して対応する前記ガス
    検出手段に出力することを特徴とする請求項2に記載の
    ガス漏れ警報器。
JP2001027175A 2001-02-02 2001-02-02 ガス漏れ警報器 Abandoned JP2002230664A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008176655A (ja) * 2007-01-19 2008-07-31 Yazaki Corp ガス警報器の点検方法及びガス警報器
CN110544371A (zh) * 2019-09-03 2019-12-06 真兰仪表科技有限公司 一种燃气仪表实时监控系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008176655A (ja) * 2007-01-19 2008-07-31 Yazaki Corp ガス警報器の点検方法及びガス警報器
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