JPH0239442Y2 - - Google Patents

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JPH0239442Y2
JPH0239442Y2 JP1982021913U JP2191382U JPH0239442Y2 JP H0239442 Y2 JPH0239442 Y2 JP H0239442Y2 JP 1982021913 U JP1982021913 U JP 1982021913U JP 2191382 U JP2191382 U JP 2191382U JP H0239442 Y2 JPH0239442 Y2 JP H0239442Y2
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pressure
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は血圧測定装置の改良に関し、更に詳細
には測定された最高血圧値、最低血圧値及び脈拍
数等の測定値を音声で報知すると共に、測定終了
後、必要に応じて所望の測定値を音声で再報知さ
せるようにした血圧測定装置に関するものであ
る。
一般に血圧を測定する場合、ゴム球または自動
ポンプによつて腕帯を加圧して血流を止める。そ
の後、腕帯の圧力を徐々に減圧してゆき、最初に
血管音が認識された時点を最高血圧、最後に血管
音が認識された時点を最低血圧とするが、従来の
メータ式あるいは水銀式の血圧測定装置において
は、加圧停止後、最初に認識された血管音時の圧
力値を最高血圧としてメータの指針や水銀柱から
読み取る必要があり、また最低血圧についても同
様に血管音が消失した時点の圧力値をメータの指
針や水銀柱から読み取る必要があり、また一度測
定が終了すると測定した血圧値は残らず、最高・
最低血圧値を測定中に筆記したり、あるいは覚え
ておかなければならない。
またデイジタル式の血圧測定装置においては最
高・最低血圧認識時点では圧力値を読み取る必要
はないが測定終了後に表示を見ながらその値を控
える必要がある。
従つて従来の血圧測定装置によれば、測定値を
読み取る時の誤差あるいは読み取りミス、更には
表示の見あやまり等により筆記時にミスが生じが
すい問題があり、また被測定者自らが装置を操作
して血圧を測定する場合、測定値の読み取る動作
及び筆記する動作が心理的な影響を与えるおそれ
があつた。
更に盲人等目の不自由な人の場合には自ら装置
を操作して血圧を測定し、その結果を知ることが
出来なかつた。
このため、本考案者等は先に測定した測定値を
測定終了に応答して音声で報知せしめると共に、
測定終了後、必要に応じて最高、最低血圧値及び
脈拍数等を音声で再報知させるようにした血圧測
定装置を提案した。
しかし、このような装置において、再報知を指
示するキースイツチ等がいつでも受付可能であれ
ば、測定中にこの指示キーが操作されて音声が出
力されると紛らわしく、また先回に測定した人と
異なる人の血圧を測定している場合、他人の血圧
値と間違う恐れがある。
本考案は、上記諸点に鑑みて成されたもので、
測定動作の終了を検知する検知手段と、記憶手段
に記憶された測定値をこの検知手段の検知出力に
応答して音声報知する音声報知手段と、この音声
報知手段を再動作せしめる再報知手段と、腕帯へ
の加圧開始を検知する検知手段と、この加圧開始
検知手段及び上記の測定動作終了検知手段との出
力に応答して上記の再報知指示手段による再報知
動作を禁止する再報知禁止手段とを備え、測定開
始により加圧を開始した時点より少なくとも血圧
測定完了の時点迄の間、再報知指示手段の操作信
号の受付に禁止をかけ、測定中に再報指示手段を
操作しても受付けないように成して、それ以外の
時のみ、必要な時に前回の測定結果を再報知する
機能を動作させ得るようにしたものである。
以下、図面を参照して本考案を詳細に説明す
る。
第1図は本考案を実施した血圧測定装置の一実
施例の外観斜視図である。
同図において、1は装置本体であり、この装置
本体1の上面パネルには測定結果等を音声報知す
るためのスピーカ2、最高血圧値、最低血圧値等
の測定結果を表示するための表示手段3、電源ス
イツチ4及び測定が終了し、測定結果が音声報知
された後、操作することによつて再び最高・最低
血圧値等の測定結果を音声報知させるための再報
知指示キー5が設けられている。また本体1の前
面にはイヤホン接続用のジヤツク6が設けられて
おり、右側面には減圧速度調節ツマミ7が設けら
れ、左側面には図示されていないがエアコネクタ
が設けられ、更に後面には図示されていないが表
示手段3の表示をオン・オフさせる表示スイツチ
が設けられている。
第2図は本考案一実施例装置の構成と示すブロ
ツク図である。
同図において11は腕帯であり、こ腕帯11に
は送気管12を介してゴム球13より空気が圧入
され、腕14を締付けるように構成されている。
腕帯11の圧力は装置本体1に設けられたエアコ
ネクタを介して装置本体1内の圧力センサー15
に与えられ、この圧力センサー15は例えばベロ
ー変位型発振方式のセンサーで構成され、腕帯1
1の圧力を電気信号に変換する。この圧力センサ
ー15の出力はマイクロコンピユータ(CPU)
16に入力されて圧力値にデイジタル変換され
る。
17は腕帯11内の圧力を除々に減圧するため
の減圧手段であり、例えばニードル弁等により構
成されておりこの減圧手段17による減圧速度は
減圧速度調節ツマミ7により調整される。
18は例えばセラミツク電歪型接触マイクロホ
ンであり、このマイクロホン18により血管音が
検出され、その検出出力が血管音増幅回路19に
入力されて微少な血管音がある程度の振幅に増幅
されてCPU16に入力される。
CPU16は後述する第3図に示す如き動作ス
テツプ(動作プログラム)を含むCPU16のプ
ログラムを格納するリードオンリメモリ
(ROM)20の出力に従つて入力される圧力セ
ンサー15及び血管音増幅回路19の出力に基づ
いて圧力値を算出すると共に最高血圧値、最低血
圧値及び脈拍数を決定し、その内容をランダムア
クセスメモリ21の所定エリアP1〜P3及びNに
記憶する。
CPU16はRAM21に記憶された測定データ
を表示スイツチ22を介して表示回路23に与え
ると共に測定終了を判定した後、RAM21に記
憶されている測定データをROM24に格納され
ている音声報知のアドレスに変換し、このアドレ
ス情報と共に制御信号をシンセサイザー25に与
えると共に変換したROM24のアドレスを
RAM21のエリアPA1,PA2及びNAに記憶す
る。シンセサイザー25CPU16から送られて
来る制御信号及びROMアドレス情報により
ROM24のデータを読み取つて、その音声信号
(音声パラメータデータ)より音声信号を合成し、
この音声信号は増幅回路26により増幅された
後、イヤホンジヤツク6の接点を介してスピーカ
2に与えられるように構成されている。
また再報知指示キー5の操作信号はCPU16
に与えられるように構成されている。
上記の如き構成において今血圧値を測定する場
合、腕帯11側についているエアコネクタを本体
1側のエアコネクタに挿入し、腕帯11を腕14
に巻き付ける。次にゴム球13を繰返し握り、空
気を腕帯11に送り込んで加圧する。この加圧中
の腕帯11の圧力は圧力センサー15により検知
されて電気信号に変換され、この電気信号が
CPU16に入力されてデイジタル圧力値に変換
され、更にこの圧力値に対応したROM24のア
ドレス信号及び制御信号が所定間隔毎にシンセサ
イザー25に与れられシンセサイザー25により
音声信号に変換され、スピーカ2より加圧中の圧
力値が音声報知される。
オペレータは、この音声報知される圧力値を聞
きながら、例えば与測される最高血圧値より30mm
Hg程度高い圧力値になるまで加圧動作を続ける。
上記順次音声報知される圧力値を聞きながら、
ゴム球13の操作によつて与想される被測定者の
最高血圧値より30〜40mmHg程度高い圧力値まで
加圧した後、この加圧動作を停止すると、減圧手
段17が作用して自動的に徐々に減圧される排気
状態になり、腕帯11の圧力が減圧され、この減
圧動作状態がCPU16により検知されて血圧測
定が開始され(第3図ステツプn1)、装置は第3
図に示されている動作フロー図に従つて動作す
る。
減圧中に圧力センサー15によつて電気信号に
変換された圧力値は順次CPU16に入力され、
該CPU16によつて圧力値が計算されてデイジ
タル値に変換される(ステツプn2)。
加圧を停止して、しばらくするとマイクロホン
18により血管音が検出され、この血管音が血管
音贈幅回路19により増幅された後CPU16に
入力される。CPU16は入力される血管音を監
視し(ステツプn3)、血管音の入力を判定するこ
とによりRAM21内のタイマ領域Tの計時内容
をタイマ記憶領域T1〜Tnに記憶させると共に
(ステツプn4)、タイマ領域Tの計時内容をリセ
ツトした後、計時を開始する(ステツプn5)。次
にステツプn6に移行して入力された血管音が1
回目か否かを判定し、1回目であれば、その時に
計算された圧力値を最高血圧値としてRAM21
内の最高血圧値記憶領域P1に記憶し(ステツプ
n7)、1回目の血管音でなければ、その時の圧力
値をRAM21内の圧力値記憶領域P3に更新記憶
し(ステツプn8)、再びステツプn2に移行し、以
下同様の動作を繰返す。
このような動作の繰返しによりタイマ領域Tの
計時内容は入力される血管音の時間間隔を測定し
た値となり、その内容は記憶領域T1〜Tnに順次
記憶される。またCPU16は血管音の入力され
ない状態をステツプn3において判定するとステ
ツプn9において測定終了か否かを判定する。具
体的にはCPU16はタイマーTの計時内容が所
定の値以上(例えば5秒以上)であるか否かを判
定し、計時内容が所定以下であれば再びステツプ
n2に戻り、所定値以上であれば測定の終了と判
定してステツプn10に移行する。ステツプn10に
おいて最終に検知した血管音に応答して記憶領域
P3に記憶した圧力値が最低血圧値として最低血
圧記憶領域P2に記憶され、次にステツプn11に移
行して脈拍数が計算され、その結果がRAM21
の記憶領域Nに記憶される。この脈拍数の計算は
CPU16においてRAM21の記憶領域T1〜Tn
に記憶された血管音の時間間隔データにより算出
され、列えばこの記憶領域T1〜Tnに記憶された
データの最も中心的なデータ値(単位秒)により
数値「60」を除算することにより得られる。
次にステツプn12に移行し、RAM21の記憶
領域P1,P2及びNに記憶された最高血圧値、最
低血圧値及び脈拍数がCPU16に読み出され、
このCPU16によつて読み出された測定値に応
じたROM24の音声情報アドレスが算出され、
制御信号と共にシンセサイザー25に入力される
と共に変換されたROM24の音声情報アドレス
がメモリエリアPA1,PA2,NAに記憶され
る。次にステツプn13に移行し、CPU16より送
られて来る制御信号及びROMアドレス情報によ
りシンセサイザー25はROM24の記憶内容を
読み取つてその音声情報(音声パラメータデー
タ)より測定値に対応した音声信号を合成し、ス
ピーカ2を駆動して測定値を順次音声報知せしめ
(ステツプn14)、再報知指示キー5〜7のキー待
ち状態となる。
以上の様にしてCPU16がステツプn9におい
て測定の終了を検知すると、以下ステツプn10〜
n14に移行して測定された最高、最定血圧値及び
脈拍数が連続して順次自動的に音声で報知され
る。
また測定終了後、次の測定開始までの間、即ち
測定終了がステツプn9において判定されステツ
プn14において測定値が音声報知された後、ステ
ツプn16において次の測定動作である腕帯11の
圧力の加圧中を判定するまでの間のみ、あるいは
測定終了後腕帯11内の空気が排気され、その排
気が完了(圧力が20mmHg以下)して、次の測定
動作が可能になつたことをステツプn15において
判定してからステツプn16において腕帯圧力の加
圧状態が判定されるまでの間のみ再報知指示キー
5の操作信号の受付が可能となり、この指示キー
5の操作状態がステツプn18においてCPU16に
よつて検知され、CPU16はこの指示キー5の
信号を受けてRAM21の記憶領域PA1,PA2
びNAに記憶された測定値に対応したROM24
の音声情報アドレスを読み出し(ステツプn19)、
制御信号と共にシンセサイザ25に入力してステ
ツプn13に移行する。
ステツプn13において、CPU16より送られて
来る制御信号及びROM24のアドレス情報によ
りシンセサイザー25は再びROM24の記憶内
容を読み取つて、その音声情報(音声パラメータ
データ)より測定値に対応した音声信号を合成
し、スピーカを駆動して記憶エリアP1,P2及び
Nに記憶された測定値を順次音声で再報知する
(ステツプn14)。
以上の様にして、CPU16がステツプ18にお
いて再報知指示キー5の押圧を検知すると、以下
ステツプn19,n13,n14に移行して測定され先に
音声報知された測定値が音声で再報知される。
このようにして測定が終了して、その測定結果
が音声報知された後、次の測定開始迄の間、ある
いは測定が終了して腕帯内空気が排気された後次
の測定開始までの間のみ、再報知指示キー5の操
作により、前に音声された測定値を音声で再報知
することが可能となる。
またROM20に第3図に示すような動作プロ
グラムを組込むことにより、腕帯への加圧開始
(ステツプn16における加圧中Yesの判定)から、
血圧測定終了(ステツプn14)まで、あるいは排
気完了(ステツプn15における排気完了Yesの判
定)までの間は再報知指示キー5の操作は受付け
られなくなり、この期間の再報知動作に禁止がか
けられ、それ以外の時は、ステツプn18において
再報知指示キー5の操作状態が監視され、いつで
も必要な時に再報知指示キー5を操作して前回の
測定結果を音声で再報知させることが出来る。
なお上記構成において表示スイツチ22をオフ
にすることにより表示回路23(表示手段3)に
よる測定値等の表示が消され、またイヤホンジヤ
ツク6にイヤホンを接続することにより、スピー
カ2が自動的に切れる。従つてオペレータは被測
定者に、その測定結果等を知られることなくイヤ
ホンにより測定結果等を音声で知ることが可能と
なる。
第4図は本発明の他の実施例を示し、第2図に
示したマイクロコンピユータを用いて第3図に示
す動作マロー図をプログラムして構成した例に代
えて個別ハード構成のものを示している。
第4図に於て第2図と同一部分は同一符号で示
しており、11は腕帯、12は送気管、13はゴ
ム球、14は被測定者の腕、15は圧力センサ
ー、17は減圧手段、18はマイクロホンであ
る。圧力センサー15の出力は圧力変換回路31
に入力されてデイジタル圧力値に変換される。マ
イクロホン18の出力は血管音認識回路32に入
力されて血管音が判別され、その判別された血管
音が最高・最低血圧判定回路33に入力される。
この最高・最低血圧判定回路33は入力される血
管音の現出時(第1回目の血管音)及び消失時
(最終の血管音)を判定して、その時の圧力変換
回路31の圧力値をそれぞれ最高血圧値及び最低
血圧値として最高血圧値記憶回路34及び最低血
圧値記憶回路35に記憶させる。
また血管音認識回路32の血管音出力は脈拍数
計算回路36に入力され、認識回路36により入
力される血管音の時間間隔に従つて脈拍数が算出
されその結果が脈拍数記憶回路37に記憶され
る。圧力変化認識手段38は腕帯11の加圧中及
び減圧中を判定し、その加圧中の検知出力を音声
コントロール回路39に入力すると共に減圧中の
検知出力は最高・最低血圧決定回路33に入力さ
れてこの決定回路33を能動化する。測定終了判
定回路40は血管音認識回路32から入力される
血管音により、該血管音が例えば5秒以上入力さ
れない状態を判定して測定の終了を検知し、その
検知出力をオアゲートG1を介して音声コントロ
ール回路39に入力する。また41は再報知禁止
回路であり、該禁止回路41は圧力変換回路31
から出力される圧力値及び血管音認識回路32の
出力信号を受けて、腕帯11内の昇圧、減圧状態
を把握し、測定の開始(昇圧検知)から最低血圧
値決定の測定終了(最終血管音の検知)まで、あ
るいは測定の開始から排気完了(圧力値が例えば
20mmHg以下になる状態)までを認識し、その間
アンドゲートG2の禁止入力側に禁止信号を入力
し、アンドゲートG2の一入力に与えられる再報
知指示キー5の出力がアンドゲートG2、オアゲ
ートG1を介して音声コントロール回路39に入
力されないように構成されている。
上記音声コントロール回路39は圧力変化認識
手段38の圧力中を示す信号あるいはオアゲート
G1の力信号に応答して起動され、圧力変換回路
31によつて変換された圧力値、あるいは最高血
圧値記憶回路34、最低血圧値記憶回路35及び
脈拍数記憶回路37に記憶された測定値を音声で
報知させる為、音声回路42内の音声情報が格納
されているリードオンメモリ(ROM)のアドレ
スに入力されて来るデータを変換し、入力データ
に対応した音声回路42内のROMアドレスを発
生すると共に制御信号を発生して音声回路42を
制御する。
音声回路42はシンセサイザーと音声情報が格
能されたROMと必要に応じて設けられる増幅器
により構成されており、音声コントロール回路3
9より送られて来る制御信号及びROMアドレス
情報により、ROMの内容を読み取つてその音声
情報(音声パラメータデータ)より音声を合成
し、スピーカ2を駆動して血圧値及び脈拍数を音
声で報知するように構成されている。
上記の如き構成において、今血圧値を測定する
場合、まず腕帯11内の圧力をゴム球13により
加圧する。この加圧状態は圧力変化認識手段38
により検知され、その検知出力が音声コントロー
ル回路39に入力され、音声コントロール回路3
9により、圧力変換回路31から入力される圧力
値が、その値に対応した音声回路42のROMア
ドレス信号に変換されそのアドレス信号が制御信
号と共に所定間隔毎に音声回路42に与えられ、
音声回路42により音声情報に変換され、スピー
カ2より加圧中の圧力値が音声報知される。
この加圧動作により例えば予測される最高血圧
値より30mmHg程度高い圧力値に加圧した後、加
圧動作を停止すると、減圧手段17が作用して自
動的に徐々に減圧される排気状態になり、腕帯1
1の圧力が減圧され、この減圧動作状態が圧力変
化認識手段37により検知され、その検知出力が
最高・最低血圧決定回路33に入力されて血圧測
定状態になる。
加圧を停止してしばらくするとマイクロホン1
8により血管音が検出され、この血管音が最高・
最低血圧決定回路33に入力され、この決定回路
33により最初に出現した血管音と判定された時
の圧力変換回路31から出力される圧力値が最高
血圧値として最高血圧値記憶回路34に記憶さ
れ、更に減圧動作が続いて決定回路33により血
管音の消失時が判定され、その時の最終の血管音
検出時の圧力変換回路31から出力される圧力値
が最低血圧値として最低血圧値記憶回路35に記
憶される。
また脈拍数計算回路36は入力される血管音に
もとづき脈拍数を算出してその結果を脈拍数記憶
回路37に記憶する。
これらの記憶回路34,35及び37に記憶さ
れた測定値は測定値終了判定回路40より出力さ
れる測定終了を示す信号に応答して順次音声コン
トロール回路39に入力され、音声回路42によ
り測定値に対応した音声情報に変換され、スピー
カ2より測定された最高血圧値、最低血圧値及び
脈拍数が音声報知される。
また測定終了あるいは排気完了に応答して再報
知禁止回路41から出力されていた禁止信号が解
除され、アンドゲートG2が開成状態になり、こ
の状退において再報知指示キー5が操作される
と、その操作信号がアンドゲートG2,オアゲー
トG1を介して音声コントロール回路39に入力
され、該音声コントロール回路39はこの信号に
応答して記憶回路34,35及び37に記憶され
た測定値を入力して音声回路42を制御する制御
信号及びROMアドレス信号を出力し、音声回路
42はこの信号を受けて測定値に対応した音声信
号を合成してスピーカ2に供給し、測定された値
を再報知する。
なお再報知禁止回路41は腕帯11の圧力の昇
圧を検知して再び禁止信号を出力してアンドゲー
トG2を閉成状態にする。
したがつて上記再報知指示キー5の出力には腕
帯への加圧開始から、血圧測定終了まで、あるい
は排気完了迄の間禁止がかけられ、それ以外の時
のみ有効となつて音声コントロール回路39に入
力され、測定値が音声で再報知される。
以上述べたように、本考案の血圧測定装置によ
れば、血圧測定終了時にその状態が検出され、そ
の検出出力に応答して測定した値が順次音声で報
知されると共に、血圧測定終了後あるいは腕帯内
空気の排気完了後次の測定動作開始までの間の必
要な時にキー等を操作して何度でも前回の測定値
を音声で使用者に再報知させることができるた
め、使用者は血圧の測定結果を容易に且つ確実に
把握することができる。また、腕帯への加圧開始
から、血圧測定終了迄、又は排気完了迄の間は、
この再報知動作が禁止されるため、再報知指示キ
ーの操作により、測定中に音声が出るという粉わ
しさや、前回の、測定した人の測定結果を間違つ
て音声出力する不都合がないため、盲人等の目の
不自由な人でも表示内容を見ることのできる人と
同様に正確な測定結果を確実に把握することがで
きる。よつて、盲人等の目の不自由な人にとつて
も、目の不自由でない人と同様に操作性の優れた
血圧測定装置を提供できる。
なお、上記実施例において、再報知を指示する
手段として各測定値共通のキーを用いたが本考案
はこれに限定されることなく、例えば測定値の数
に応じて複数の指示キーを設け、複数の測定値を
個別に再報知させるようにする等、種々の変形が
可能である。
また上記第2図に示す実施例においてはCPU
16によつて算出したROM24のアドレスをメ
モリエリアPA1,PA2及びNAに記憶するように
したが、本考案はこれに限定されることなく、例
えば再報知指示がCPU16に入力される毎に
ROM24のアドレスを算出するようにしてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施した血圧測定装置の外観
斜視図、第2図は本考案一実施例装置の構成を示
すブロツク図、第3図はその動作説明に供する動
作フロー図、第4図は本考案の他の実施例を示す
ブロツク図である。 2…スピーカ、5…再報知指示キー、11…腕
帯、15…圧力センサー、16…マイクロコンピ
ユータ(CPU)、19…血管音増幅回路、21…
RAM、25…シンセサイザー、P1…最高血圧記
憶領域、P2…最低血圧記憶領域、40…測定終
了判定回路、41…再報知禁止回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 腕帯の圧力を検出する圧力検出手段と、血管音
    検出手段と、これらの出力に基づいて最高血圧値
    及び最低血圧値を決定する手段と、この最高圧値
    及び最低血圧値を記憶する記憶手段とを備えた血
    圧測定装置において、 測定動作の終了を検知する検知手段と、 上記記憶手段に記憶された情報を受け上記検知
    手段の検知出力に応答して音声報知する音声報知
    手段と、 上記記憶手段に記憶された最高血圧値及び最低
    血圧値の測定情報を上記音声報知手段に再度入力
    し再度測定情報を音声報知させるための再報知指
    示手段と、 腕帯への加圧開始を検知する検知手段と、 上記加圧開始手段による検知時より測定動作終
    了検知手段による検知時まで上記再報知指示手段
    による再報知動作を禁止する再報知禁止手段と、 を備え少なくとも腕帯への加圧開始から血圧測定
    終了までの期間上記再報知動作を禁止せしめるよ
    うに成したことを特徴とする血圧測定装置。
JP2191382U 1982-02-15 1982-02-17 血圧測定装置 Granted JPS58124108U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2191382U JPS58124108U (ja) 1982-02-17 1982-02-17 血圧測定装置
US06/466,136 US4510942A (en) 1982-02-15 1983-02-14 Electronic sphygmomanometer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2191382U JPS58124108U (ja) 1982-02-17 1982-02-17 血圧測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58124108U JPS58124108U (ja) 1983-08-24
JPH0239442Y2 true JPH0239442Y2 (ja) 1990-10-23

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ID=30034020

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2191382U Granted JPS58124108U (ja) 1982-02-15 1982-02-17 血圧測定装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS58124108U (ja)

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JP5469888B2 (ja) * 2009-03-13 2014-04-16 テルモ株式会社 電子血圧計

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