JPH11161872A - 火災警報装置 - Google Patents

火災警報装置

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JPH11161872A
JPH11161872A JP32325297A JP32325297A JPH11161872A JP H11161872 A JPH11161872 A JP H11161872A JP 32325297 A JP32325297 A JP 32325297A JP 32325297 A JP32325297 A JP 32325297A JP H11161872 A JPH11161872 A JP H11161872A
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Koji Ouchi
浩司 大内
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志津子 徳永
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 突然大きな火災警報音が鳴ることがない火災
警報装置を提供する。 【解決手段】 所定の感度で火災を検出する火災検出回
路2と、火災警報音を発する音響装置回路3とを備える
火災警報装置10において、音響装置回路3は、予備警
報音を、一定時間、発することが可能であり、予備警報
音の鳴動時に外部から操作されて火災検出回路2の感度
を下げる確認スイッチSW1を備え、音響装置回路3
は、火災検出回路2が火災を検出すると、まず、予備警
報音を発し、この予備警報音の鳴動時にスイッチSW1
が操作された場合には、音響装置回路3は予備警報音の
鳴動を停止し、前記回路2は前記所定の感度より低い感
度で火災の検出を行って、これにより前記回路2が火災
を検出すると、音響装置回路3は火災警報音を発し、ま
た、予備警報音の鳴動が開始してから前記一定時間の
間、火災検出回路2が火災を検出したままの状態であ
り、かつ、前記スイッチSW1が操作されない場合に
は、音響装置回路3は火災警報を発する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、火災によって変化
する物理量を所定の感度で感知して、火災か否かを検出
し、かつ、火災を検出すると、音による警報を発する火
災警報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の簡易型の火災警報装置は、該警報
装置に内蔵されている火災感知部が火災を検出すると、
火災を報知するため警報音響を発する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】その警報音響は、警報
効果を考慮して、音量が極めて大きく、しかも突然鳴動
し、また刺激的な音色を有する。そのために、住人が驚
いたり、心身的なショックや不快感を感じ、場合によっ
てはパニック状態になることがあるという問題があっ
た。加えて、上記の火災感知部は火災ではない場合、例
えばタバコの煙や料理といったことによって発生する煙
や熱等によっても、火災として感知する可能性がある。
このような場合には、住人に対して注意を促すことがで
きれば十分であり、大音量の警報は不快であるととも
に、不要なものであった。
【0004】本発明は、突然大きな音が鳴ることによっ
て生じる住人のショックや不快感をなくすことができ、
また、タバコや料理によって火災であると感知してしま
うような場合でも、まず注意を促す程度の警報を発する
ことができる火災警報装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、火災によって変化する物理
量を所定の感度で感知して、火災か否かを検出する火災
検出手段と、前記火災検出手段が火災を検出すると、火
災警報を発し火災の発生を報知する火災報知手段とを備
える火災警報装置において、前記火災報知手段は、予備
警報を、一定時間、発することが可能であり、前記予備
警報の鳴動時に外部から操作されることによって、前記
火災検出手段の感度を下げる、感度調節手段を備え、前
記火災報知手段は、前記火災検出手段が火災を検出する
と、まず、前記予備警報を発し、この予備警報の鳴動時
に前記感度調節手段が操作された場合には、前記火災報
知手段は前記予備警報の鳴動を停止し、前記火災検出手
段は、前記所定の感度より低い感度で火災か否かの検出
を行って、この火災検出手段が火災を検出すると、前記
火災報知手段は火災警報を発し、また、前記予備警報の
鳴動が開始してから前記一定時間の間、前記火災検出手
段が火災を検出したままの状態であり、かつ、前記感度
調節手段が操作されない場合には、前記一定時間経過
後、前記火災報知手段は火災警報を発することを特徴と
する。
【0006】請求項1に記載の火災警報装置によれば、
火災検出手段が火災を検出すると、まず、火災報知手段
は予備警報を発する。住人が、この予備警報に気付いて
感度調節手段を操作すると、火災報知手段は予備警報の
鳴動を停止し、一方、火災検出手段は感度を下げた状態
で火災か否かの検出を行う。感度を下げた状態でも火災
を検出すると、火災報知手段は火災警報を発する。した
がって、火災検出手段が火災を検出しても突然火災警報
が鳴動するのではなく、まず、予備警報が鳴動してか
ら、次に火災警報が鳴動することから、いきなり、火災
警報が鳴動することによって住人が受けるショックや不
快感を防ぐことができ、パニックにならない。
【0007】また、タバコや料理等の一時的かつ局所的
に生じる擬似的な火災状況によって、火災検出手段が火
災を検出した場合にも、まず予備警報が鳴動することか
ら、住人に穏やかに注意を促すことができ、住人は、タ
バコや料理等から、本格的な火災が発生しないよう落ち
ついて対処することができる。そして、その際に、住人
が感度調節手段を操作すれば、火災検出手段の感度が下
がることから、火災警報装置は、上記のような擬似的な
火災状況では火災を検出しなくなり、本格的な火災が広
がらない限り、火災警報を発生しないことから、不要な
警報を発することがない。
【0008】また、火災検出手段が火災を検出したまま
の状態であって、感度調節手段が操作されないような場
合にも、予備警報が一定時間鳴動後、火災警報を発する
ことから、住人が予備警報には気付かなかったとして
も、火災警報によって火災の発生を知ることができる。
【0009】ここで、予備警報と火災警報は、予備警報
が火災発生の可能性を報知し、注意を促す程度の警報
で、火災警報は予備警報と比較して住人に必ず火災の発
生を報知できる警報効果が大きいものであればよい。例
えば、予備警報が、適度な音量と一定の間隔を有する音
で、「ピィ、ピィ」というような断続的な音であって、
火災警報がより大きな音量を有する「ピィー」という連
続音であったり、予備警報が録音や電気的に合成された
音声によるアナウンスであって、火災警報がサイレンで
あってもよいし、あるいは予備警報が低周波数の音で、
火災警報が高周波数の音であってもよい。
【0010】また、火災によって変化する物理量とは、
火災が発生することによって生じる熱、煙、炎等の事象
に関連する物理的な値であって、熱に対応する物理量と
しては温度であり、煙であればその濃度である。火災検
出手段は、これら物理量を感知するための素子、例えば
サーミスタや、発光ダイオードとフォトダイオードを有
する。
【0011】感度調節手段は、住人によって外部から操
作され得るような構造のスイッチ等であり、火災警報装
置としては、操作されることによって、火災検出手段の
感度を下げるものであるが、住人、すなわち、この火災
警報装置の使用者の立場から見れば、本当に火災か否か
を確認するための確認手段であると言える。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の火災警報装置において、前記予備警報は、前記火災警
報よりも音量が小さいことを特徴とする。
【0013】請求項2に記載の火災警報装置によれば、
火災検出手段が火災を検出しても突然火災警報が鳴動す
るのではなく、まず、音量の小さい予備警報が鳴動して
から、次に、より音量の大きい火災警報が鳴動すること
から、いきなり、火災警報が鳴動することによって住人
が受けるショックや不快感を防ぐことができ、パニック
にならない。また、タバコや料理等の一時的かつ局所的
に生じる擬似的な火災状況によって、火災を検出した場
合にも、まず音量の小さい予備警報が鳴動することか
ら、住人に穏やかに注意を促すことができ、住人は、タ
バコや料理等から、本格的な火災が発生しないよう落ち
ついて対処することができる。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の火災警報装置において、前記予備警報は、警
報効果が大きくなるように、徐々に変化することを特徴
とする。
【0015】請求項3に記載の火災警報装置によれば、
警報効果が大きくなるように、前記予備警報は徐々に変
化する。具体的に述べると、例えば、予備警報の音量が
徐々に大きくなったり、徐々に周波数が高くなったりす
る場合が挙げられる。あるいは、所定の間隔を有する断
続的な音で始まり、その間隔が徐々に短くなっていくよ
うな場合も挙げられる。したがって、請求項3の発明に
よれば、より一層、穏やかに、住人に対して注意を促す
ことができ、住人が受けるショックや不快感を防ぐこと
ができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図1〜図3の図面を参照しながら説明する。図1
は、この発明の実施の形態である火災警報装置10の構
成を示すブロック図である。
【0017】図1に示す火災警報装置10は、電源と火
災の感知機能を内蔵した簡易型の火災警報装置であり、
例えば一般の住宅等に配設されるもので、主に制御回路
1、火災検出回路2、音響装置回路3、電圧検出回路
4、電池E、確認スイッチSW1、及びリセットスイッ
チSW2等からなる。
【0018】制御回路1には、前記の、火災検出回路
2、音響装置回路3、電圧検出回路4、電池E、確認ス
イッチSW1及びリセットスイッチSW2が接続されて
いて、火災検出回路2及び電圧検出回路4から入力され
る信号や確認スイッチSW1及びリセットスイッチSW
2がON状態になること等に応じて、火災検出回路2、
音響装置回路3等に信号を出力してそれらの動作を制御
するものである。制御回路1は、電源が投入されると、
火災検出回路2に対して、LED制御信号を出力する。
また、制御回路1は、火災検出回路2が前記LED制御
信号に応じて火災監視を行った結果、火災であれば出力
する、火災出力信号が入力されると、火災警報信号や予
備警報信号を音響装置回路3に出力する。また、制御回
路1は、確認スイッチSW1(感度調節手段)がONに
なると、第1タイマーの作動と予備警報信号の出力を停
止し、一方、火災検出回路2に対して閾値変更信号を出
力する。また、制御回路1は、電圧検出回路4が出力す
る電圧低下信号に応じて、電圧低下警報信号を音響装置
回路3に出力する。
【0019】さらに、制御回路1は、図示しない第1タ
イマー及び第2タイマーを内蔵する。制御回路1は、通
常の火災監視状態では、火災検出回路2から火災出力信
号が入力されると第1タイマーを設定し、また、第1タ
イマー設定後に確認スイッチSW1がONになると閾値
変更信号を火災検出回路2に出力すると共に、第2タイ
マーを設定するようになっている。
【0020】また、制御回路1は、リセットスイッチS
W2がONになるとLED制御信号や火災警報信号の出
力を停止し、火災警報装置10の状態を、初期設定の状
態に戻す。さらに、制御回路1は、第2タイマーがタイ
ムアップした場合にも、火災警報装置10の状態を同様
に初期設定の状態に戻す。
【0021】火災検出手段である火災検出回路2には、
火災か否かを判断するための煙濃度の閾値が設定されて
いて、一方、火災検出回路2は、発光素子である発光ダ
イオード(LED)と受光素子であるフォトダイオード
からなる煙検出部2aを有している。火災検出回路2
は、制御回路1から出力されたLED制御信号に基づい
て、煙検出部2aのLEDを数秒間隔で、100〜15
0マイクロ秒幅でパルス発光させ、煙の濃度によって異
なる、フォトダイオードに生じる起電力によって煙濃度
を算出し、その煙濃度が閾値を超えていれば、火災であ
ると判断し、制御回路1に対して火災出力信号を出力す
る。また、火災検出回路2は、制御回路1から閾値変更
信号が入力されると、格納している閾値を、より高い値
に変更するようになっている。つまり、この火災警報装
置10は、住人が確認スイッチSW1を操作すると、感
度が下がるようになっているのである。
【0022】火災報知手段である音響装置回路3は、例
えば、ブザー等を有し、制御回路1から出力される、火
災警報信号、予備警報信号及び電圧低下警報信号それぞ
れに応じて、音をもって警報を発する。これらの信号が
入力されなくなれば、各警報音の発生を停止する。音響
装置回路3は、予備警報信号が入力された場合は、「ピ
ィ、ピィ…」と所定の間隔と適度な音量を有する予備警
報音(予備警報)を発する。また、火災警報信号が入力
された場合は、予備警報音よりも、大きな音量を有する
「ピー」といった連続音である火災警報音(火災警報)
を発する。電圧低下警報信号が入力された場合には、
「ピィ…ピィ…」と、数十秒に1回断続的な電池切れ警
報音を発する。
【0023】電池Eは、火災警報装置10の図示しない
電池ボックスに装填されるもので、各回路に電源電圧を
供給する。電圧検出回路4は、電池Eの両端に接続され
ていて、電池Eの電圧を監視し、電池Eの電圧が所定の
電圧以下になると、電圧低下信号を制御回路1に出力す
る。
【0024】感度調節手段である確認スイッチSW1
は、制御回路1に接続している外部から操作可能なスイ
ッチであり、例えば、火災警報装置10の図示しない外
側ケースに設けられている押しボタンスイッチを押圧す
ると操作できるようになっている。そして、この確認ス
イッチSW1は、前記予備警報音が鳴動した状態で、操
作すると、ON状態になる。
【0025】リセットスイッチSW2は、外部から操作
可能なスイッチであり、例えば、火災警報装置10の図
示しない外側ケースに設けられている押しボタンスイッ
チを押圧すると操作できるようになっている。そして、
前記火災警報音が鳴動し、住人がその火災警報音が誤報
である等により火災警報音を停止したいと判断した場合
に、操作すると、ON状態になる。
【0026】以上の構成を有する火災警報装置10の動
作を図2に基づいて説明する。図2は、火災警報装置1
0のタイミングチャートであり、例として、3つのパタ
ーンを挙げている。これらパターン(I)〜(III)それぞれ
において、横方向は時間を示している。最下段の火災状
況においては、想定される煙濃度の変化と共に、2つの
設定される閾値を点線で示している。火災警報装置10
は、通常の火災監視状態においては、図2における低い
方の閾値を設定している。
【0027】パターン(I)は、実際に火災が発生し、住
人が確認スイッチSW1を操作しない場合の動作であ
る。火災警報装置10に電源が投入されると、制御回路
1は、火災検出回路2に対してLED制御信号を出力
し、これを受けて火災検出回路2は火災監視状態とな
る。通常の火災監視状態においては、低い閾値、すなわ
ち高感度で火災を検出している。
【0028】ある時点で火災が発生し、時間が経つにつ
れて火災状況が広がり、閾値を超えると(図2における
A時点)、火災検出回路2は火災であると判断し、火災
出力信号を制御回路1に対して出力する。制御回路1
は、火災検出回路2から入力された火災出力信号に基づ
いて、予備警報信号を音響装置回路3に対して出力し、
一方、第1タイマーによる計時を開始する。音響装置回
路3は、制御回路1から予備警報信号が入力されると、
「ピィ、ピィ…」と所定の間隔と音量の予備警報音を発
する。
【0029】確認スイッチSW1が操作されず、かつ、
火災状況が閾値を超えた状態が継続し、火災検出回路2
が火災を検出したままの状態で、第1タイマーがタイム
アップすると、制御回路1は、火災警報信号を音響装置
回路3に対して出力する(A’時点)。音響装置回路3
は、制御回路1から火災警報信号が入力されると、「ピ
ィー」という連続音である大音量の火災警報音を発す
る。火災警報音が鳴動している時に、住人によって、リ
セットスイッチSW2が操作されると(A”時点)、火
災警報装置10は初期設定の状態に戻る。
【0030】なお、この場合、リセットスイッチSW2
が操作されなければ、火災状況が閾値を超えている限
り、火災検出回路2は火災出力信号を、制御回路1は火
災警報信号を出力し続け、それによって音響装置回路3
が火災警報音を鳴動し続ける。
【0031】パターン(II)は、料理やタバコ等によって
一時的かつ局所的に火災に似た状況が発生し、火災警報
装置10の予備警報音が鳴動し、住人がその予備警報音
に応じて確認スイッチSW1を操作した場合の動作であ
る。パターン(I)同様、通常の火災監視状態において
は、低い閾値、すなわち高感度で火災を検出している。
【0032】ある時点で料理やタバコ等によって火災警
報装置10の周囲の煙濃度が上昇し、閾値を超えると
(B時点)、火災検出回路2は火災であると検出し、火
災出力信号を制御回路1に対して出力する。制御回路1
は、火災検出回路2から入力された火災出力信号に基づ
いて、予備警報信号を音響装置回路3に対して出力し、
一方、第1タイマーによる計時を開始する。音響装置回
路3は、制御回路1から予備警報信号が入力されると、
「ピィ、ピィ…」と所定の間隔と音量の予備警報音を発
する。
【0033】予備警報音が鳴動している時に、確認スイ
ッチSW1が操作されると、制御回路1は、第1タイマ
ーによる計時と、予備警報信号の出力とを停止し、火災
検出のための煙濃度の閾値を高く設定し直すよう、閾値
変更信号を火災検出回路2に対して出力する。また、制
御回路1は、同時に、第2タイマーによる計時を開始す
る(B’時点)。火災検出回路1は、制御回路1から閾
値変更信号が入力されると、煙濃度の閾値を高く設定
し、すなわち、低感度で火災か否か監視を続ける。時間
の経過と共に火災状況が広がるようなことがなく、設定
し直した閾値を超えずに、第2タイマーがタイムアップ
すると、火災警報装置10はイニシャル状態に戻る。
【0034】なお、パターン(II)において、予備警報音
が鳴動後、確認スイッチSW1が操作されず、第1タイ
マーがタイムアップする前に、周囲の状況が閾値を下回
れば、その時点で第1タイマーがリセットになり、通常
の火災監視状態に戻る。
【0035】パターン(III)は、実際に火災が発生し、
住人がその予備警報音に応じて確認スイッチSW1を操
作した場合の動作である。パターン(I)、(II)同様、通
常の火災監視状態においては、低い閾値、すなわち高感
度で火災を検出している。
【0036】ある時点で火災が発生し、時間が経つにつ
れて火災状況が広がり、閾値を超えると(C時点)、火
災検出回路2は火災であると判断し、火災出力信号を制
御回路1に対して出力する。制御回路1は、火災検出回
路2から入力された火災出力信号に基づいて、予備警報
信号を音響装置回路3に対して出力し、一方、第1タイ
マーによる計時を開始する。音響装置回路3は、制御回
路1から予備警報信号が入力されると、「ピィ、ピィ
…」と所定の間隔と音量の予備警報音を発する。
【0037】予備警報音が鳴動している時に、住人によ
って確認スイッチSW1が操作されると、制御回路1
は、第1タイマーによる計時と、予備警報信号の出力を
停止し、また、煙濃度の閾値を高く設定し直すよう、閾
値変更信号を火災検出回路2に対して出力する。また、
制御回路1は、同時に、第2タイマーによる計時を開始
する(C’時点)。火災検出回路2は、制御回路1から
閾値変更信号が入力されると、煙濃度の閾値を高く設定
し、すなわち、低感度で火災か否か監視を続ける。
【0038】火災状況がさらに広がり、低感度において
も閾値を超えると(C”時点)、火災検出回路2は、火
災であると判断し、火災検出信号を制御回路1に対して
出力する。制御回路1は、火災検出回路2から入力され
た火災検出信号に基づいて、火災警報信号を、音響装置
回路3に対して出力する。音響装置回路3は、入力され
た火災警報信号に応じて、火災警報音を発する。火災警
報装置10は、火災状況が閾値を超えている限り、ある
いはパターン(I)のようにリセットスイッチSW2が操
作されない限り、火災警報音を鳴動し続ける。
【0039】次に、制御回路1と火災検出回路2によっ
て行われる火災の検出と警報音の鳴動に関する処理動作
について図3のフローチャートに基づいて説明する。こ
の火災警報装置10に電源が投入されると、処理動作を
開始する。まず、ステップS1において、第1タイマ
ー、第2タイマー、閾値(感度)等の初期設定が行われ
る。次に、ステップS2に移行し、制御回路1は火災検
出回路2に対して、LED制御信号を出力し、火災検出
回路2は、火災監視状態となる。火災監視状態のまま、
第2タイマーが設定されているか否か判別し(ステップ
S3)、第2タイマーが設定されていなければ、ステッ
プS4に移行する。ステップS4においては、火災監視
の結果、火災検出回路2が火災であると判別すると、ス
テップS5に移行する。
【0040】また、ステップS4で、火災検出回路2が
火災警報装置10の周囲の状況が閾値を下回っている状
況であると判別すれば、ステップS2に戻る。すなわ
ち、制御回路1がステップ2において出力する、LED
制御信号に応じて火災検出回路2によって火災が検出さ
れない限りステップS2、S3、S4の処理が繰り返さ
れる。
【0041】ステップS5においては、制御回路1は第
1タイマーを設定し、次にステップ6に移行する。ステ
ップS6では、制御回路1は音響装置回路3に対して予
備警報信号を出力し、これにより、予備警報音が鳴動す
る。予備警報音が鳴動した状態のまま、ステップS7に
移行し、火災警報装置10は火災監視状態になり、ステ
ップS8において、火災検出回路2が火災であるか否か
を判別する。火災検出回路2が火災であると判別する
と、ステップS9に移行し、制御回路1は、第1タイマ
ーのタイムアップ前か否か判別する。タイムアップ前で
あれば、ステップS14に移行し、確認スイッチSW1
が操作されたか否か判別し、確認スイッチSW1が操作
されれば、ステップS15に移行する。
【0042】ステップS15では、制御回路1は火災検
出回路2に対して閾値変更信号を出力し、これに応じて
火災検出回路2は閾値を変更し設定し直す。また、制御
回路1は、第2タイマーを設定し、第2タイマーによる
計時を開始させる。
【0043】一方、ステップS14において、確認スイ
ッチSW1が操作されないと判別すると、再びステップ
S6に戻る。第1タイマーがタイムアップするまでの
間、火災状況が閾値を下回ることなく、しかも確認スイ
ッチSW1が操作されなければ、ステップS6、S7、
S9、S14の処理を繰り返す。また、ステップS8に
おいて、周囲の状況が閾値を下回り、火災検出回路2が
火災ではないと判別すると、ステップS18に移行し、
第1タイマーがリセットされ、ステップS2に戻る。
【0044】ステップS15の後、ステップS2に戻
り、次に、ステップS3において、第2タイマーが設定
されているか否か判別し、第2タイマーが設定されてい
る場合には、ステップS16に移行する。ステップS1
6において、第2タイマーのタイムアップ前か否か判別
し、この判別処理の結果、第2タイマーのタイムアップ
前であれば、ステップS17に移行する。ステップS1
7では、ステップS2における火災監視の結果を受け
て、火災であるか否か判別する処理を行う。火災である
と判別した場合には、ステップS10に移行する。一
方、ステップS17において、火災ではないと判別した
場合はステップS2に戻り、火災状況が、設定し直した
高い閾値を超えなければ、第2タイマーがタイムアップ
するまで、ステップS2、S3、S16、S17を繰り
返す。
【0045】ステップS10では、制御回路1は音響装
置回路3に対して火災警報信号を出力する処理を行い、
それによって、火災警報音が鳴動する。次にステップS
11に移行し、制御回路1は、リセットスイッチSW2
がONかOFFかを判別し、リセットスイッチSW2が
OFFであると判別した場合には、ステップS12に移
行し、再び制御回路1は火災検出回路2に対してLED
制御信号を出力する処理を行い、これを受けて火災検出
回路2は火災監視を行う。ステップS13において、ス
テップS12における火災監視により、火災検出回路2
は、火災であるか否かを判別する処理を行い、火災であ
ると判別した場合には、ステップS10に戻り、火災警
報音が鳴動する。したがって、ステップS13におい
て、火災であると判断する限り、第2タイマーのタイム
アップとは無関係に、ステップS10、S11、S1
2、S13の処理が繰り返され、火災警報装置10は火
災警報音を鳴動し続ける。ステップS13において、火
災ではないと判断した場合には、ステップS2に戻る。
【0046】なお、制御回路1及び火災検出回路2は、
ステップ16において、第2タイマーがタイムアップし
ていると判断すれば、ステップS1に戻る。
【0047】一方、ステップS11において、リセット
スイッチSW2がONであると判断した場合には、ステ
ップS1に戻る。
【0048】図3から分かるように、火災検出回路2が
火災検出の閾値を設定し直した後は、ステップS16及
びステップS11を経て、必ずステップS1のイニシャ
ル状態に戻ることから、閾値が元の値に戻る。
【0049】以上の火災警報装置10によれば、火災検
出回路2が火災を検出すると、まず、音響装置回路3は
予備警報音を発する。住人が、この予備警報音に気付い
て確認スイッチSW1を操作すると、音響装置回路3は
予備警報音の鳴動を停止し、一方、火災検出回路2は感
度を下げた状態で火災か否かの検出を行う。感度を下げ
た状態でも火災を検出すると、音響装置回路3は火災警
報音を発する。したがって、火災検出回路2が火災を検
出しても、突然、火災警報音が鳴動するのではなく、ま
ず、より音量の小さい、予備警報音が鳴動してから、次
に火災警報音が鳴動することから、いきなり、大音量の
火災警報音が鳴動することによって住人が受けるショッ
クや不快感を防ぐことができ、パニックにもならない。
【0050】また、タバコや料理等の一時的かつ局所的
に生じる擬似的な火災状況によって、火災検出回路2が
火災を検出した場合にも、まず予備警報音が鳴動するこ
とから、住人に穏やかに注意を促すことができ、住人
は、タバコや料理等から、本格的な火災が発生しないよ
う落ちついて対処することができる。そして、その際
に、住人が確認スイッチSW1を操作すれば、火災検出
回路2の感度が下がることから、火災検出回路2は、上
記のような擬似的な火災状況では火災を検出しなくな
り、本格的な火災が広がらない限り、火災警報音を発生
しないことから、不要な大音量の警報を発することがな
い。
【0051】また、火災が発生し、確認スイッチSW1
が操作されないような場合にも、予備警報音が一定時間
鳴動後(第1タイマーのタイムアップ後)、火災警報音
を発することから、住人が予備警報音には気付かなかっ
たとしても、火災警報音によって火災の発生を知ること
ができる。
【0052】なお、上記実施の形態においては、煙によ
って火災であるか否かを検出するタイプであったが、本
発明はこれに限らず、熱あるいは炎が発する紫外線や赤
外線等によって検出するタイプであってもよい。
【0053】予備警報音の「ピィ、ピィ」という鳴動の
間隔は、徐々に短くなってもよい。予備警報音は人間の
音声であってもよい。この場合、人間の音声は、録音さ
れた人間の声を使用してもよいし、電気的に合成した声
でもよい。また、予備警報音は、一定の音量でもよい
が、徐々に音量が大きくなるように設定してもよい。さ
らに、予備警報音は、火災警報音と比較して、より周波
数の低い音であってもよく、この場合、一定の周波数で
あってもよいが、徐々に周波数が高くなるように設定し
てもよい。加えて火災警報音は、上記実施の形態に限ら
ず、不協和音や人間の声による火災のアナウンスであっ
てもよい。
【0054】また、上記実施の形態では、確認スイッチ
SW1とリセットスイッチSW2は、別々に操作される
ようになっているが、火災警報装置の図示しない外側ケ
ースに1つの押しボタンスイッチが設けられていて、そ
の押しボタンスイッチで、上記の2つのスイッチの機能
を発揮させるように構成してもよい。この場合、例え
ば、スイッチの操作時間で2つの機能を使い分けるよう
にし、所定時間(例えば、5秒間)以内の操作ならば、
確認スイッチSW1がONになり、それ以上長時間の操
作ならば、リセットスイッチSW2がONになるように
すればよい。
【0055】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、火災を
検出しても、突然、火災警報が鳴動するのではなく、ま
ず、予備警報が鳴動してから、次に火災警報が鳴動する
ことから、いきなり、火災警報が鳴動することによって
住人が受けるショックや不快感を防ぐことができ、パニ
ックにもならない。また、タバコや料理等の一時的かつ
局所的に生じる擬似的な火災状況によって、火災を検出
した場合にも、まず予備警報が鳴動することから、住人
に穏やかに注意を促すことができ、住人は、タバコや料
理等から、本格的な火災が発生しないよう落ちついて対
処することができる。そして、その際に、住人が感度調
節手段を操作すれば、火災検出手段の感度が下がること
から、火災警報装置は、上記のような擬似的な火災状況
では火災を検出しなくなり、本格的な火災が広がらない
限り、火災警報は鳴動しないことから、不要な警報を発
することがない。加えて、予備警報鳴動後、火災を検出
したままの状態であって、感度調節手段が操作されない
ような場合にも、予備警報が一定時間鳴動後、火災警報
を発することから、住人が予備警報には気付かなかった
としても、火災警報によって火災の発生を知ることがで
きる。
【0056】請求項2に記載の発明によれば、火災検出
手段が火災を検出しても突然火災警報が鳴動するのでは
なく、まず、音量の小さい予備警報が鳴動してから、次
に、より音量の大きい火災警報が鳴動することから、い
きなり、火災警報が鳴動することによって住人が受ける
ショックや不快感を防ぐことができ、パニックにならな
い。また、タバコや料理等の一時的かつ局所的に生じる
擬似的な火災状況によって、火災を検出した場合にも、
まず音量の小さい予備警報が鳴動することから、住人に
対して穏やかに注意を促すことができ、住人は、タバコ
や料理等から、本格的な火災が発生しないよう落ちつい
て対処することができる。
【0057】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
または2の発明の効果に加えて、予備警報は、警報効果
が大きくなるように、徐々に変化することから、より一
層、住人に対して穏やかに注意を促すことができ、住人
が受けるショックや不快感を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例である火災警報装置の構成を示す
ブロック図である。
【図2】図1の火災警報装置の動作を示すタイミングチ
ャートである。
【図3】図1の火災警報装置の処理動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 制御回路 2 火災検出回路(火災検出手段) 2a 煙検出部 3 音響装置回路(火災報知手段) 4 電圧検出回路 10 火災警報装置 E 電池 SW1 確認スイッチ(感度調節手段) SW2 リセットスイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 火災によって変化する物理量を所定の感
    度で感知して、火災か否かを検出する火災検出手段と、 前記火災検出手段が火災を検出すると、火災警報を発し
    火災の発生を報知する火災報知手段とを備える火災警報
    装置において、 前記火災報知手段は、予備警報を、一定時間、発するこ
    とが可能であり、 前記予備警報の鳴動時に外部から操作されることによっ
    て、前記火災検出手段の感度を下げる、感度調節手段を
    備え、 前記火災報知手段は、前記火災検出手段が火災を検出す
    ると、まず、前記予備警報を発し、 この予備警報の鳴動時に前記感度調節手段が操作された
    場合には、前記火災報知手段は前記予備警報の鳴動を停
    止し、前記火災検出手段は、前記所定の感度より低い感
    度で火災か否かの検出を行って、この火災検出手段が火
    災を検出すると、前記火災報知手段は火災警報を発し、 また、前記予備警報の鳴動が開始してから前記一定時間
    の間、前記火災検出手段が火災を検出したままの状態で
    あり、かつ、前記感度調節手段が操作されない場合に
    は、前記一定時間経過後、前記火災報知手段は火災警報
    を発することを特徴とする火災警報装置。
  2. 【請求項2】 前記予備警報は、前記火災警報よりも音
    量が小さいことを特徴とする請求項1に記載の火災警報
    装置。
  3. 【請求項3】 前記予備警報は、警報効果が大きくなる
    ように、徐々に変化することを特徴とする請求項1また
    は2に記載の火災警報装置。
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