JPH11281774A - 音声記録再生装置、音声記録再生方法、及び音声記録再生処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
音声記録再生装置、音声記録再生方法、及び音声記録再生処理プログラムを記録した記録媒体Info
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- JPH11281774A JPH11281774A JP10081429A JP8142998A JPH11281774A JP H11281774 A JPH11281774 A JP H11281774A JP 10081429 A JP10081429 A JP 10081429A JP 8142998 A JP8142998 A JP 8142998A JP H11281774 A JPH11281774 A JP H11281774A
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Abstract
声記録再生装置にあって、ボイスアラームが設定されて
いる場合には、音声データが簡単に消去されること無
く、アラーム内容に不具合が生じるのを未然に防止す
る。 【解決手段】日時データメモリ15g に記憶される現在の
日付,時刻が、アラーム時刻設定メモリ15h に記憶設定
されたアラーム時刻と一致した際に、ボイスデータメモ
リ15c に録音記録されている任意のメッセージからなる
音声データを音声出力部17により再生してアラーム動作
するボイスアラームの設定状態にあっては、ボイスアラ
ームフラグメモリ15a にフラグ“1”がセットされ、
「クリア」キー12c が操作された際に、前記ボイスアラ
ームフラグがセットされている場合には、前記ボイスデ
ータメモリ15c に録音記録されているボイスアラーム用
の音声データが消去されることを示す警告メッセージが
表示及び音声出力される。
Description
を記録して再生するための音声記録再生装置、音声記録
再生方法、及び音声記録再生処理プログラムを記録した
記録媒体に関する。
装置の操作に係わる案内メッセージや警告メッセージ等
を、表示やアラーム音だけでなく、人間の音声により知
らせるようにした音声記録再生装置が備えられている。
にあっては、任意に登録された日時に合わせて、ユーザ
により任意に記録した音声によるメッセージデータを再
生し、時刻やスケジュール内容を報知するものが広く実
用されている。
えた電子装置では、任意に記録した音声データを、前記
時刻やスケジュールの報知用として再生したり、単なる
メモデータとして再生する等の方法で利用している。
計等の小型の電子装置にあっては、内蔵メモリを有効利
用するため、メモ代わりの音声データを記録するメモリ
領域とアラーム用の音声データを記録するメモリ領域と
が区別されてなく、記録した音声データをメモにもアラ
ームにも利用できるようになっている。
に記録された音声データは、再生キーの操作に応じて単
なるメモデータとして再生される一方で、時刻やスケジ
ュールのアラーム設定に際し、音声データによる報知
(以下、「ボイスアラーム」と称する)を行なうモード
が設定されている場合には、アラーム設定日時になると
ボイスアラームとして再生されるものである。
来の音声記録再生機能を備えた電子装置では、音声メモ
リに記録された音声データは、単なるメモ用のメッセー
ジ及びボイスアラーム用のメッセージの何れのメッセー
ジとしても利用されるため、記録されている音声データ
の書き替えや消去を行なうのに際し、当該記録音声デー
タをボイスアラームとして利用しているか否かを常に把
握しておかないと、例えばボイスアラームを設定してい
るにも関わらず音声データの書き替えや消去を行なう
と、アラーム設定日時になった際、その設定内容に全く
関係無い意味不明の音声メッセージが再生されてしま
い、肝心なアラームメッセージが分らなくなる問題があ
る。
たもので、ボイスアラームが設定されている場合には、
音声データが簡単に消去されること無く、アラーム内容
に不具合が生じるのを未然に防止することが可能になる
音声記録再生装置、音声記録再生方法、及び音声記録再
生処理プログラムを記録した記録媒体を提供することを
目的とする。
項1に係わる音声記録再生装置は、報知用音声データと
してもそれ以外の他の目的の音声データとしても用いる
ことのできる音声データを記憶する音声記憶手段と、任
意の報知時間または報知時刻を設定する報知時間設定手
段と、時間を計時する時間計時手段と、前記音声記憶手
段に記憶されている音声データを報知用の音声データと
して利用することを示す設定データをその音声データに
対応付けて設定する音声報知設定手段と、前記時間計時
手段により計時される時間または時刻が前記報知時間設
定手段により設定された任意の報知時間または報知時刻
に一致した際に、前記音声報知設定手段により前記音声
記憶手段に記憶されている音声データに対して設定デー
タが記憶されている場合には、前記音声記憶手段に記憶
されている音声データを報知用の音声データとして出力
する音声報知出力手段と、前記音声記憶手段に記憶され
ている音声データの消去を指示する消去指示手段と、こ
の消去指示手段により前記音声記憶手段に記憶されてい
る音声データの消去が指示された際に、その消去の指示
にかかわらず前記音声報知設定手段にて前記音声記憶手
段に記憶されている音声データに対して設定データが記
憶されている場合には、そのことを警告する音声報知設
定状態警告手段とを具備したことを特徴とする。
録再生装置では、音声記憶手段に記憶されている音声デ
ータを報知用の音声データとして利用することを示す設
定データが音声報知設定手段に設定され、時間計時手段
により計時される現在の時間が報知時間設定手段により
設定された任意の報知時間に一致した際に、前記音声報
知設定手段にて前記音声記憶手段に記憶されている音声
データを報知用の音声データとして利用することを示す
設定データが設定されている場合には、前記音声記憶手
段に記憶されている音声データが報知出力される。そし
て、消去指示手段により前記音声記憶手段に記憶されて
いる音声データの消去が指示された際に、前記音声報知
設定手段にて前記音声記憶手段に記憶されている音声デ
ータを報知用の音声データとして利用することを示す設
定データが設定されている場合には、そのことが警告さ
れるので、音声報知用として音声記憶手段に記憶された
音声データが誤って消去されるのを防止できることにな
る。
再生装置は、前記請求項1に係わる音声記録再生装置に
あって、さらに、前記消去指示手段により前記音声記憶
手段に記憶されている音声データの消去が指示されたま
まの一定時間の経過を判断する時間経過判断手段と、こ
の時間経過判断手段により前記音声データの消去が指示
されたままの一定時間の経過が判断された場合には、前
記音声記憶手段に記憶されている音声データの消去を実
行し、前記一定時間の経過が判断される前に前記消去指
示手段による音声データの消去の指示が解除された場合
には、前記音声記憶手段に記憶されている音声データの
消去を実行しない消去制御手段とを備えたことを特徴と
する。
録再生装置では、時間経過判断手段により、音声データ
の消去が指示されたままの一定時間の経過が判断された
場合には、音声記憶手段に記憶されている音声データの
消去が実行され、前記一定時間の経過が判断される前に
前記音声データの消去の指示が解除された場合には、前
記音声記憶手段に記憶されている音声データの消去は実
行されないので、報知用の音声データが消去の対象とな
っていることを警告で知った上で、消去の実行か取り止
めを選択できることになる。
態について説明する。図1は本発明の実施形態に係わる
音声記録再生機能を備えた電子時計装置の構成を示すブ
ロック図である。
制御部(CPU)11を備えており、この制御部(CP
U)11には、所定周期の発振信号に応じて計時動作す
る計時回路11aが内蔵される。
計時回路11aから得られる計時信号及びキー入力部1
2からのキー操作信号に応じて、ROM13に予め記憶
されているシステムプログラムを起動させ、あるいはR
S232Cシリアルインターフェイス等の通信部14を
介して外部から入力される時計制御用のプログラムデー
タを読み込んで起動させ、RAM15をワークメモリと
して回路各部の動作を制御するものである。
入力部12、ROM13、通信部14、RAM15が接
続される他、音声入力部(マイク)16、音声出力部
(スピーカ)17、液晶表示部18が接続される。
時刻の設定を行なうための時刻設定キーの他に、RAM
15に記録された音声データからなるメッセージを再生
する際に操作される「再生」キー12a、RAM15に
対して任意の音声データを記録する際に操作される「録
音」キー12b、RAM15内に記録されている音声デ
ータを消去する際に操作される「クリア」キー12c、
RAM15に記録されている音声データの再生に際し複
数記録されている音声データを古いデータから順に再生
する(正方向再生)か新しいデータから順に再生する
(逆方向再生)かを切り換え設定するための「正/逆」
キー12d等が備えられる。
の動作を制御するためのシステムプログラムが予め記憶
されると共に、RAM15に記憶された音声データを消
去するためのボイスデータクリア処理プログラム(図2
参照)、RAM15に記録された音声データを再生する
ためのボイスデータ再生処理プログラム(図3・図4参
照)等の各種のサブプログラムデータが予め記憶され
る。
する入力データメモリや表示すべきデータを記憶する表
示データメモリの他、ボイスアラームフラグメモリ15
a、クリアキーフラグメモリ15b、ボイスデータメモ
リ15c、再生キーフラグメモリ15d、再生スピード
設定メモリ15e、再生正/逆フラグメモリ15f、日
時データメモリ15g、アラーム時刻設定メモリ15
h、ワークエリア15i等が備えられる。
ボイスアラームが設定された状態でフラグ“1”がセッ
トされ、ボイスアラームの設定状態が解除されるとフラ
グリセット(“1”→“0”)される。
入力部12の「クリア」キー12cが押下されている状
態でフラグ“1”がセットされ、押下されなくなるとフ
ラグリセット(“1”→“0”)される。
部12の「録音」キー12bの操作に応じて音声入力部
(マイク)16から入力された音声データが単なるメモ
用やボイスアラーム用のメッセージデータとして記録さ
れるもので、この場合、この入力された個々のメッセー
ジに対応する各音声データは、それぞれ記録の古い順に
アドレス管理されて記録され、必要に応じて読み出され
音声出力部(スピーカ)17から再生出力される。
力部12の「再生」キー12aが押下されている状態で
フラグ“1”がセットされ、押下されなくなるとフラグ
リセット(“1”→“0”)される。
キー入力部12の「再生」キー12aの操作に従い前記
ボイスデータメモリ15cの記録されている音声データ
の読み出し再生スピードが、該「再生」キー12aの連
続押下時間に応じて次第に低速に調整されて記憶設定さ
れる。
キー入力部12の「正/逆」キー12dの操作に従い、
音声データの再生順序が古い順(1,2,…)に設定さ
れた状態でフラグ“1”がセットされ、新しい順(…,
2,1)に設定された状態でフラグリセットされる。
PU)11に内蔵される計時回路11aからの計時信号
に基づき逐次更新される現在の日付,時刻のデータが記
憶される。
入力部12の操作により任意に設定されたアラーム時刻
の設定データが記憶される。ワークエリア15iには、
当該時計装置の各種制御プログラムの実行に伴ない制御
部(CPU)11により入出力されるデータが一時的に
記憶される。
備えた電子時計装置の動作について説明する。キー入力
部12の操作により、アラーム時刻を入力すると共に、
そのアラーム方法をボイスアラームとして指定すると、
入力されたアラーム時刻はRAM15内のアラーム時刻
設定メモリ15hに記憶設定され、また、ボイスアラー
ムフラグメモリ15aにフラグ“1”がセットされる。
15gにて逐次更新記憶される現在の日付,時刻データ
が、前記アラーム時刻設定メモリ15hに記憶設定され
ているアラーム時刻に一致すると、前記ボイスアラーム
フラグメモリ15aにおいてフラグ“1”がセットされ
ていると判断されることにより、ボイスデータメモリ1
5cに記憶されている音声データが読み出され、音声出
力部(スピーカ)17によりボイスアラームとして再生
報知される。
声データの再生は、RAM15内の再生正/逆フラグメ
モリ15fにおけるフラグ状態に関係なく、アラーム時
刻に対応する古い音声データから順に読み出されて再生
される。
タクリア処理を示すフローチャートである。RAM15
内のボイスデータメモリ15cに記録されている音声デ
ータを書き替えのため、あるいは単に消去したい場合
に、キー入力部12の「クリア」キー12cが操作さ
れ、RAM15b内のクリアキーフラグメモリ15bに
フラグ“1”がセットされたと判断されると、ボイスア
ラームフラグメモリ15aにボイスアラームの設定状態
(ON)であることを示すフラグ“1”がセットされて
いるか否か判断される(ステップS1,S2)。
aにおいてフラグ“1”がセットされており、ボイスア
ラームの設定状態(ON)であると判断されると、ボイ
スデータメモリ15cにおいてボイスアラーム用として
記録されている音声データが消去されることをユーザに
警告するメッセージデータ(例えば「ボイスアラーム用
メッセージが消去されます!消去中止の場合はクリアキ
ーの操作を直ちに止めて下さい!)が、表示部18にお
いて表示出力されると共に、音声出力部(スピーカ)1
7により音声出力される(ステップS2→S3)。
去警告メッセージの出力により前記ボイスアラーム用と
して記録されている音声データが消去されることを知っ
た上で、前記「クリア」キー12cを操作したままの状
態が一定時間(例えば10秒)以上継続されると、前記
ボイスデータメモリ15cに記憶されている音声データ
は消去される(ステップS3,S5→S6)。
メッセージの出力により前記ボイスアラーム用として記
録されている音声データが消去されることを知ったこと
で、前記一定時間が経過する以前に「クリア」キー12
cの操作が止められクリアキーフラグメモリ15bにお
いてフラグリセット“0”されたと判断されると、前記
ボイスデータメモリ15cに記憶されているボイスアラ
ーム用の音声データは消去されることなく、このボイス
データクリア処理は終了される(ステップS1→EN
D)。
た際に、ボイスアラームフラグメモリ15aはフラグリ
セット“0”されており、ボイスアラームの未設定状態
(OFF)であると判断されると、ボイスデータメモリ
15cにおいて通常メッセージ用として記録されている
音声データが消去されることをユーザに警告するメッセ
ージデータ(例えば「通常メッセージが消去されます!
消去中止の場合はクリアキーの操作を直ちに止めて下さ
い!)が、表示部18において表示出力されると共に、
音声出力部(スピーカ)17により音声出力される(ス
テップS2→S4)。
メッセージの出力により前記通常メッセージ用として記
録されている音声データが消去されることを知った上
で、前記「クリア」キー12cを操作したままの状態が
一定時間(例えば10秒)以上継続されると、前記ボイ
スデータメモリ15cに記憶されている通常メッセージ
の音声データは消去される(ステップS4,S5→S
6)。
リア」キー12cの操作が止められクリアキーフラグメ
モリ15bにおいてフラグリセット“0”されたと判断
されると、前記ボイスデータメモリ15cに記憶されて
いる通常メッセージ用の音声データは消去されず、この
ボイスデータクリア処理は終了される(ステップS1→
END)。
タ再生処理を示すフローチャートである。図4は前記電
子時計装置によるボイスデータ再生処理に伴なう再生処
理を示すフローチャートである。
に記憶されている種々のメッセージデータである音声デ
ータを再生するのに、キー入力部12の「再生」キー1
2aが操作され、RAM15内の再生キーフラグメモリ
15dにフラグ“1”がセットされたと判断されると、
該ボイスデータメモリ15cに記憶されている複数のボ
イスデータが順次読み出され、音声出力部(スピーカ)
17を介して再生出力される(ステップA1→AB)。
12dの操作に従い、RAM15内の再生正/逆フラグ
メモリ15fに古い順の再生設定を示すフラグ“1”が
セットされていると判断されると、ボイスデータメモリ
15dに記録されている音声データは、その記録の古い
順に読み出されて再生される(ステップB1→B2,B
4,B5)。
従い、RAM15内の再生正/逆フラグメモリ15f
が、新しい順の再生設定を示すフラグリセット“0”の
状態にあると判断されると、ボイスデータメモリ15d
に記録されている音声データは、その記録の新しい順に
読み出されて再生される(ステップB1→B3,B4,
B5)。
音声データを、「正/逆」キー12dの操作によって、
必要に応じ古い順、又は新しい順に再生して効率的に確
認することができる。
て操作されることで、再生キーフラグメモリ15dにフ
ラグ“1”がセットされたままの状態では、再生スピー
ド設定メモリ15eに記憶される音声データ再生スピー
ドの設定データが低速になるように変更設定され、再生
処理に伴なう音声データの再生速度が次第にゆっくりと
した再生速度に調整される(ステップA2→A3,A5
→AB「B1〜B5」)。
ーザにとって聞きやすい速度にまで低下した際に、「再
生」キー12aの操作が止められ、再生キーフラグメモ
リ15dがフラグリセット“0”されると、その時点で
再生スピード設定メモリ15eに記憶されている最適な
音声データ再生スピードが保持され、他のキー操作が判
断されない限り、そのままの再生スピードで順次ボイス
データメモリ15cに記録されている音声データが読み
出され再生出力される(ステップA2→A4,A5→A
B「B1〜B5」)。
ボイスデータメモリ15cに記録されている音声データ
の音声出力部(スピーカ)17による再生処理は停止さ
れる(ステップA5→A6,END)。
を備えた電子時計装置によれば、日時データメモリ15
gに記憶される現在の日付,時刻が、アラーム時刻設定
メモリ15hに記憶設定されたアラーム時刻と一致した
際に、ボイスデータメモリ15cに録音記録されている
任意のメッセージからなる音声データを音声出力部(ス
ピーカ)17により再生してアラーム動作するボイスア
ラームの設定状態にあっては、ボイスアラームフラグメ
モリ15aにフラグ“1”がセットされ、キー入力部1
2の「クリア」キー12cが操作された際に、前記ボイ
スアラームフラグがセットされている場合には、前記ボ
イスデータメモリ15cに録音記録されているボイスア
ラーム用の音声データが消去されることを示す警告メッ
セージが表示及び音声により出力され、一定時間が経過
する以前に前記「クリア」キー12cの操作が解除され
ると、音声データの消去は行なわれず、また、前記警告
メッセージの出力に関係なく、「クリア」キー12cの
操作が一定時間以上継続された場合には、音声データは
消去されるので、音声データがボイスアラーム用として
利用されている場合に、必要なボイスアラーム用の音声
データを通常メモ等のメッセージと誤って消去してしま
うことがなく、設定されているボイスアラームを確実に
動作させることができる。
た電子時計装置によれば、キー入力部12の「再生」キ
ー12aの操作によるRAM15内のボイスデータメモ
リ15cに記憶されている音声データの再生出力に際
し、当該「再生」キー12aを連続的に操作すると、そ
の連続操作時間に応じて再生スピード設定メモリ15e
に記憶されている再生スピード設定データが次第に低速
方向に変更されて音声データ出力部(スピーカ)17に
より再生される音声データの再生速度が遅くなり、「再
生」キー12aの操作を止めた時点での前記再生スピー
ド設定データが保持されて適切な再生スピードで音声デ
ータの再生が行なわれるので、ボイスデータメモリ15
cに記録された如何なる音声データであっても、ユーザ
に聞きやすい最適な速度で再生することができる。
えた電子時計装置によれば、前記RAM15内のボイス
データメモリ15cに記録されている各音声データの再
生に際しては、キー入力部12の「正/逆」キー12d
を操作して、再生正/逆フラグメモリ14fにおける音
声データの再生順を示すフラグをセット/リセットさ
せ、ボイスデータメモリ15cに記録されている各音声
データの再生順序を、必要に応じて記録の古い順又は新
しい順の何れかに設定できるので、再生対象となる音声
データの内容に応じて効率的な再生を行なうことができ
る。
法、すなわち、図2のフローチャートに示すボイスデー
タクリア処理,図3・図4のフローチャートに示すボイ
スデータ再生処理等の各手法は、コンピュータに実行さ
せることができるプログラムとして、メモリカード(R
OMカード、RAMカード等)、磁気ディスク(フロッ
ピーディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD
−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の外部記憶媒体
に格納して配布することができる。そして、この外部記
憶媒体に記録されたプログラムを記憶媒体読み取り部に
より読み取らせた後、通信部14を介してコンピュータ
に読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が
制御されることにより、前記実施形態において説明した
音声データの記録再生処理機能を実現し、前述した手法
による同様の処理を実行することができる。
ッセージで報知するボイスアラーム装置についての実施
形態を説明したが、セットしてから一定時間後にメッセ
ージで報知するタイマのボイスアラームにあっても、前
記同様に実施することができる。
る音声記録再生装置によれば、音声記憶手段に記憶され
ている音声データに対応付けてその音声データを報知用
の音声データとして利用することを示す設定データとし
て音声報知設定手段に設定しておけば、時間計時手段に
より計時される現在の時間が報知時間設定手段により設
定された任意の報知時間に一致した際に、前記音声報知
設定手段にて前記音声記憶手段に記憶されている音声デ
ータを報知用の音声データとして報知出力させることが
できる。
段に記憶されている音声データの消去が指示された際
に、前記音声報知設定手段にて前記音声記憶手段に記憶
されている音声データを報知用の音声データとして利用
することを示す設定データが設定されている場合には、
その消去の指示にかかわらずそのことが警告されるの
で、音声報知用として音声記憶手段に記憶された音声デ
ータが誤って消去されるのを防止できるようになる。
再生装置によれば、時間経過判断手段により、音声デー
タの消去が指示されたままの一定時間の経過が判断され
た場合には、音声記憶手段に記憶されている音声データ
の消去が実行され、前記一定時間の経過が判断される前
に前記音声データの消去の指示が解除された場合には、
前記音声記憶手段に記憶されている音声データの消去は
実行されないので、報知用の音声データが消去の対象と
なっていることを警告で知った上で、消去の実行か取り
止めを選択できるようになる。
が設定されている場合には、音声データが簡単に消去さ
れること無く、アラーム内容に不具合が生じるのを未然
に防止することが可能になる。
備えた電子時計装置の構成を示すブロック図。
理を示すフローチャート。
を示すフローチャート。
に伴なう再生処理を示すフローチャート。
Claims (4)
- 【請求項1】 報知用音声データとしてもそれ以外の他
の目的の音声データとしても用いることのできる音声デ
ータを記憶する音声記憶手段と、 任意の報知時間または報知時刻を設定する報知時間設定
手段と、 時間を計時する時間計時手段と、 前記音声記憶手段に記憶されている音声データを報知用
の音声データとして利用することを示す設定データをそ
の音声データに対応付けて設定する音声報知設定手段
と、 前記時間計時手段により計時される時間または時刻が前
記報知時間設定手段により設定された任意の報知時間ま
たは報知時刻に一致した際に、前記音声報知設定手段に
より前記音声記憶手段に記憶されている音声データに対
して設定データが記憶されている場合には、前記音声記
憶手段に記憶されている音声データを報知用の音声デー
タとして出力する音声報知出力手段と、 前記音声記憶手段に記憶されている音声データの消去を
指示する消去指示手段と、 この消去指示手段により前記音声記憶手段に記憶されて
いる音声データの消去が指示された際に、その消去の指
示にかかわらず前記音声報知設定手段にて前記音声記憶
手段に記憶されている音声データに対して設定データが
記憶されている場合には、そのことを警告する音声報知
設定状態警告手段と、を具備したことを特徴とする音声
記録再生装置。 - 【請求項2】 さらに、 前記消去指示手段により前記音声記憶手段に記憶されて
いる音声データの消去が指示されたままの一定時間の経
過を判断する時間経過判断手段と、 この時間経過判断手段により前記音声データの消去が指
示されたままの一定時間の経過が判断された場合には、
前記音声記憶手段に記憶されている音声データの消去を
実行し、前記一定時間の経過が判断される前に前記消去
指示手段による音声データの消去の指示が解除された場
合には、前記音声記憶手段に記憶されている音声データ
の消去を実行しない消去制御手段と、を備えたことを特
徴とする請求項1に記載の音声記録再生装置。 - 【請求項3】 任意の報知時間を設定する報知時間設定
ステップと、 現在の時間を計時する時間計時ステップと、 音声記憶手段に記憶されている音声データを報知用の音
声データとして利用することを示す設定データを記憶す
る音声報知設定記憶ステップと、 前記時間計時ステップにて計時される現在の時間が前記
報知時間設定ステップにて設定された任意の報知時間に
一致した際に、前記音声報知設定記憶ステップにおいて
前記音声記憶手段に記憶されている音声データを報知用
の音声データとして利用することを示す設定データが記
憶されている場合には、前記音声記憶手段に記憶されて
いる音声データを出力する音声報知出力ステップと、 前記音声記憶手段に記憶されている音声データの消去を
指示する消去指示ステップと、 この消去指示ステップにて前記音声記憶手段に記憶され
ている音声データの消去が指示された際に、前記音声報
知設定記憶ステップにて前記音声記憶手段に記憶されて
いる音声データを報知用の音声データとして利用するこ
とを示す設定データが記憶されている場合には、そのこ
とを警告する音声報知設定状態警告ステップと、を備え
たことを特徴とする音声記録再生方法。 - 【請求項4】 音声記録再生装置のコンピュータを制御
するためのコンピュータ読み込み可能な音声記録再生処
理プログラムを記録した記録媒体であって、 前記コンピュータを、 音声データを記憶する音声記憶手段、 任意の報知時間を設定する報知時間設定手段、 現在の時間を計時する時間計時手段、 前記音声記憶手段に記憶されている音声データを報知用
の音声データとして利用することを示す設定データを記
憶する音声報知設定記憶手段、 前記時間計時手段により計時される現在の時間が前記報
知時間設定手段により設定された任意の報知時間に一致
した際に、前記音声報知設定記憶手段にて前記音声記憶
手段に記憶されている音声データを報知用の音声データ
として利用することを示す設定データが記憶されている
場合には、前記音声記憶手段に記憶されている音声デー
タを出力する音声報知出力手段、 前記音声記憶手段に記憶されている音声データの消去を
指示する消去指示手段、 この消去指示手段により前記音声記憶手段に記憶されて
いる音声データの消去が指示された際に、前記音声報知
設定記憶手段にて前記音声記憶手段に記憶されている音
声データを報知用の音声データとして利用することを示
す設定データが記憶されている場合には、そのことを警
告する音声報知設定状態警告手段、として機能させるた
めの音声記録再生処理プログラムを記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08142998A JP3764940B2 (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 音声記録再生装置、音声記録再生方法、及び音声記録再生処理プログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08142998A JP3764940B2 (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 音声記録再生装置、音声記録再生方法、及び音声記録再生処理プログラムを記録した記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11281774A true JPH11281774A (ja) | 1999-10-15 |
JP3764940B2 JP3764940B2 (ja) | 2006-04-12 |
Family
ID=13746140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08142998A Expired - Fee Related JP3764940B2 (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 音声記録再生装置、音声記録再生方法、及び音声記録再生処理プログラムを記録した記録媒体 |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010038215A (ko) * | 1999-10-22 | 2001-05-15 | 김건영 | 음성 및 신호의 녹음/재생 및 소거기능을 갖는 디지털/아날로그 알람시계 |
JP2008267964A (ja) * | 2007-04-19 | 2008-11-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 目覚まし時計 |
JP2012083067A (ja) * | 2010-10-14 | 2012-04-26 | Panasonic Corp | 加熱調理器 |
KR101194539B1 (ko) | 2006-04-12 | 2012-10-26 | 삼성전자주식회사 | 미디어 파일 빠른 검색 방법 및 장치 |
JP2019185329A (ja) * | 2018-04-07 | 2019-10-24 | ナレルシステム株式会社 | グループ音声通信と過去音声確認のためのコンピュータプログラム、方法及び装置 |
-
1998
- 1998-03-27 JP JP08142998A patent/JP3764940B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR20010038215A (ko) * | 1999-10-22 | 2001-05-15 | 김건영 | 음성 및 신호의 녹음/재생 및 소거기능을 갖는 디지털/아날로그 알람시계 |
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JP3764940B2 (ja) | 2006-04-12 |
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