JP2002225100A - 電動式トグル型締装置及び電動式ハーフナット開閉装置 - Google Patents

電動式トグル型締装置及び電動式ハーフナット開閉装置

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JP2002225100A JP2001019981A JP2001019981A JP2002225100A JP 2002225100 A JP2002225100 A JP 2002225100A JP 2001019981 A JP2001019981 A JP 2001019981A JP 2001019981 A JP2001019981 A JP 2001019981A JP 2002225100 A JP2002225100 A JP 2002225100A
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    • B29C45/66Mould opening, closing or clamping devices mechanical
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 射出成形機全体の長さをコンパクトに収め
ても、型開のとき金型の間隔を充分に開けることがで
き、大きい型締力を得られ、コストも安価になるよう
な、電動トグル機構による型締装置を提供することを目
的とする。 【解決手段】 タイバーに張力を加えて型締を行なう型
締手段を、対になったタイバーの先端に設けた軸孔に共
通に突き通るトグルピンと固定ダイプレートの外側面に
取付けられた一対のトグル支台との間に設けたトグルリ
ンク機構、前記トグルリンク機構を伸縮してタイバーの
方向に対して直角の方向に押し引きするように作用する
ボールねじ軸及び固定ダイプレートに固設され前記ボー
ルねじ軸を駆動するサーボモータを以って構成し、4本
のタイバーを同時に型締作用するように、前記型締手段
を2組配置した電動式トグル型締装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は射出成形機の型締装
置に関し、特に型締め、型締め前後の可動ダイプレート
の開閉移動、型締用タイバーの位置固定用ハーフナット
開閉装置、を電動で行う電動型締装置に関する。
【0002】
【従来の技術】射出成形機においては、型締めには強大
な力が必要であるが、金型の開閉のための可動ダイプレ
ートの移動ストロークは、金型交換や成形品の取り出し
のため長くする必要があるが、この工程には大きな力を
持続して使う必要はない。以前は同一の油圧シリンダで
型締めと型盤の移動を行っていたが、この構成では油圧
シリンダは大径で長ストロークとなり、型盤の移動は遅
くなり、油量は多く、不経済であったため、近年はこの
機能を分担し、ダイプレートの移動には小径で長いスト
ロークの油圧シリンダ、又は、電動モータの回転力を直
線方向の力に換えた機械的な移動手段を使用し、型締は
大径で短いストロークの油圧シリンダを使用する等の経
済的な構成が用いられている。
【0003】実公平8−5786号において公示された
型締装置は、可動ダイプレートを固定ダイプレートに向
けて進退動させるボールねじ式送り機構と、固定金型と
可動金型とを結合固定する型締ピストンと直結している
タイバーを備えて、可動ダイプレートが固定ダイプレー
トに近接し、固定金型と可動金型とが型閉じする直前
に、可動ダイプレートに設けられたタイバーとほぼ直角
方向に開閉するハーフナットがタイバーに設けられたリ
ング溝に係合して、タイバーと可動ダイプレートを結合
する手段とを有し、タイバーと可動ダイプレートが結合
後、型締ピストンを油圧で作動してタイバーを介して可
動ダイプレートを引き寄せて型締めする型締装置であ
り、型締め、射出成形後の離型のときには、油圧を逆方
向に作用させて可動ダイプレートを押し出すようにした
ものである。
【0004】近年、特に小型の射出成形機において、電
動モータの駆動回転力を全面的に採用した機種が開発さ
れ、型締装置についてはモータ駆動のトグル機構を用い
たものが種々提案されている。従来のトグル機構による
型締装置は、固定ダイプレートと可動ダイプレートの間
に対称に設けられた一対のトグルの、リンクアームのピ
ンジョイント部が結合されている共通クロスヘッドを、
このクロスヘッドに取付けられたボールねじナットを介
して、モータで駆動されるボールねじ軸により可動ダイ
プレートの移動方向に進退させて、可動ダイプレートを
移動して金型の開閉と型締を行わせる構成で、可動ダイ
プレートを固定ダイプレートに向けて進退動させるとき
はトグル機構の高速移動工程を使用し、型締めと離型は
トグル機構の上死点近辺の低速で高圧が得られる工程部
分が利用されている。(特許第2866314号、特開
平7−100885号等)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記実公平8−578
6号で示された型締装置は、型閉後の型締めに油圧系統
による高圧の作動油を用いており、作業環境をクリーン
にしたい、メンテナンスも清浄な環境で、容易にできる
ものを、というユーザの要望に沿えなくなりつつあり、
射出成形機の全電動化が要望されている。
【0006】従来の電動トグル機構による型締装置は、
トグル機構の性能からストロークを長く採り難く、型開
のとき金型の間隔を充分に開けられないので、深い形状
の成形品の成形ができない。また、トグル機構の設置長
さが長いので、射出成形機全体の長さが長大になる。ま
た、大きい型締力を得るためには大型のトグル装置と高
出力のモータが必要であるが、油圧の型締装置と比べて
コスト上のメリットが少なくなるので、電動トグル型締
装置は小型の射出成形機にしか採用されていないのが実
情である。
【0007】本発明は、型締めにトグル機構を使用した
型締装置において、射出成形機全体の長さをコンパクト
に収めても、型開のとき金型の間隔を充分に開けること
ができ、大きい型締力を得られ、コストも安価になるよ
うな、電動トグル機構による特に中型以上の射出成形機
に利用可能な型締装置と電動式ハーフナット開閉装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の問題点に対して本
発明は、以下の各項の構成を特徴とする手段で解決を図
る。
【0009】1) 固定金型を保持する固定ダイプレー
トと、可動金型を保持する可動ダイプレートと、可動ダ
イプレートと固定ダイプレートを貫通して設置され端部
に複数のリング状溝、またはねじを有する複数のタイバ
ーと、可動ダイプレートを固定ダイプレートに対し進退
動作させる可動ダイプレート移動手段と、可動ダイプレ
ートの外側面に設置されていてタイバーの複数のリング
状溝、またはねじと噛み合い可能なリング状内溝、また
は雌ねじを有してタイバーと結合、解放可能なハーフナ
ット開閉装置と、前記可動ダイプレート移動手段により
可動ダイプレートが固定ダイプレートに接近し固定金型
と可動金型が型閉し、前記ハーフナット開閉装置により
タイバーを可動ダイプレートに固定した後、固定ダイプ
レート側に設けられたタイバーに張力を加えて型締を行
う型締手段とを備えた型締装置において、
【0010】タイバーに張力を加える型締手段は、対に
なったタイバーの先端に設けた軸孔に共通に突き通るト
グルピンと、固定ダイプレートの外側面に取付けられた
一対のトグル支台と、前記トグルピンと前記トグル支台
の間に設けたトグルリンク機構と,前記トグルリンク機
構を伸縮してタイバーの方向に対して直角の方向に押し
引きするように作用するボールねじ軸と、固定ダイプレ
ートに固設され前記ボールねじ軸を駆動するサーボモー
タで構成され、4本のタイバーを同時に型締作用するよ
うにこの型締手段を2組配置したことを特徴とする電動
式トグル型締装置。
【0011】2) 1)に記載する電動式トグル型締装
置において、トグルリンク機構が対になったタイバーの
先端に設けた軸孔に共通に突き通る第1のトグルピン
と、第1のトグルピンのタイバーに近接する両内側に片
端が同トグルピンに回転可能に軸支し他の端部に軸孔が
設けられた一対の第1のリンクアームと、この一対の第
1のリンクアームの軸孔に共通に回転可能に突き通る第
2のトグルピンと、固定ダイプレートの外側面に取付け
られた一対のトグル支台と、同トグル支台に軸支された
一対の第3のトグルピンと、第2のトグルピンと第3の
トグルピンの両方に軸支される一対の第2のリンクアー
ムとから構成され、前記ボールねじ軸が第2のトグルピ
ンを第1のリンクアームと第2のリンクアームが為す角
度が180度になるようにタイバーの方向に直角の方向
に押すように作用するボールねじ軸と、固定ダイプレー
トに固設されたサポートで支持された前記ボールねじ軸
を駆動するサーボモータと、第2のトグルピンに取付け
られたボールねじナットとで構成され、4本のタイバー
を同時に型締作用するようにこの型締手段を平行に2組
配置したことを特徴とする電動式トグル型締装置。
【0012】3)1)〜2)に記載する電動式トグル型
締装置において、前記一対のボールねじ軸を同期回転さ
せる手段は、それぞれのボールねじ軸に直結する一対の
歯車と、この一対の歯車を同一方向に回転するように巻
掛けたチエン又は歯付きベルトによる機械的な回転伝達
機構としたことを特徴とする電動式トグル型締装置。
【0013】4)1)〜2)に記載する電動式トグル型
締装置において、前記一対のボールねじ軸を同期回転さ
せる手段は、それぞれのボールねじ軸の回転数と回転速
度を検出するエンコーダと、同エンコーダの検出値を比
較して両者の回転数を一致するように制御する制御装置
を備えてなることを特徴とする電動式トグル型締装置。
【0014】5)1)〜4)に記載する電動式トグル型
締装置において、前記可動ダイプレートを固定ダイプレ
ートに対し進退動作させる手段として、一対の電動モー
タで駆動される一対のボールねじと、このボールねじに
螺合し可動ダイプレートに取付けられた一対のボールね
じナットを用いたことを特徴とする電動式トグル型締装
置。
【0015】6)固定金型を保持する固定ダイプレート
と、可動金型を保持する可動ダイプレートと、可動ダイ
プレートと固定ダイプレートを貫通して設置され端部に
複数のリング状溝、またはねじを有する複数のタイバー
と、可動ダイプレートを固定ダイプレートに対し進退動
作させる可動ダイプレート移動手段と、可動ダイプレー
トの外側面に設置されていてタイバーの複数のリング状
溝、またはねじと噛み合い可能なリング状内溝、または
雌ねじを有してタイバーと結合、解放可能な電動式ハー
フナット開閉装置と、前記可動ダイプレート移動手段に
より可動ダイプレートが固定ダイプレートに接近し固定
金型と可動金型が型閉し、前記電動式ハーフナット開閉
装置によりタイバーを可動ダイプレートに固定した後、
固定ダイプレート側に設けられたタイバーに張力を加え
て型締を行う型締手段とを備えた型締装置を構成する前
記電動式ハーフナット開閉装置であって、
【0016】一対のタイバーのそれぞれのリング状溝又
はねじ部を挟むように設置された2組の左ハーフナット
及び右ハーフナットと、同2組の左ハーフナット及び右
ハーフナットの上下に2本づつ横方向に貫通し、左ハー
フナットとは固定され右ハーフナットとは摺動自在に支
持する対角の2本の連結ロッド、右ハーフナットとは固
定され左ハーフナットとは摺動自在に支持する別の対角
の2本の連結ロッドとの計4本の連結ロッドと、左ハー
フナットに固定された連結ロッドに固着されたプレート
に取付けられたブレーキ付モータと、同ブレーキ付モー
タの出力軸に結合され前記プレートに設けられた軸受に
支えられたボールねじ軸と、同ボールねじ軸に螺合し前
記一方の側の左ハーフナットに固設されたボールねじナ
ットと、前記4本の連結ロッドの内ダイプレート寄りの
2本の連結ロッドが摺動可能に貫通し2組のハーフナッ
トの間に対称の位置に設置された一対のロッドガイド
と、同ロッドガイドを介して2組のハーフナットを支え
前記可動ダイプレートのタイバー貫通孔と同心の円筒部
にダイプレート移動方向を拘束して支えられた支持プレ
ートと、前記ロッドガイドの連結ロッド貫通孔の中間に
立設した軸と、同軸に回転自由に外嵌し180度に開い
て設けられた2本のアームを有するアーム円筒と、同ア
ーム円筒の両先端にピンジョイントで結合されリンクの
他の端部はそれぞれ2本の反対方向へ移動する前記連結
ロッドの固定ブッシュ又は左ハーフナットにピンジョイ
ントで結合された一対のリンクとにより構成され、2組
の左ハーフナットと右ハーフナットを互いに反対方向に
等距離移動するようにしたことを特徴とする電動式ハー
フナット開閉装置。
【0017】7)6)に記載する電動式ハーフナット開
閉装置において、金型の厚さに対応して前述タイバーの
リング状溝又はねじのピッチずれを正しい噛合い位置に
調整する機構は、可動ダイプレートの外側面から各タイ
バー貫通孔の途中まで穴明けされた大径の段付穴の内径
に雌ねじを加工した可動ダイプレートと、この雌ねじに
螺合する雄ねじを備え雄ねじより大径のフランジ部に歯
を加工し円筒内径を有する調整歯車と、同調整歯車の円
筒内径に回転可能に内嵌し軸方向を拘束して上記電動式
ハーフナット開閉装置の支持プレートに取付けてある一
対の摺動筒と、4本のタイバー貫通孔に螺合する4個の
調整歯車に同時に噛み合うように設置されたリング歯車
と、同リング歯車の内周をガイドする可動ダイプレート
に取付けられた複数のガイド車と、可動ダイプレートに
設置した同リング歯車に噛み合ってリング歯車を回転さ
せる手動又は電動ピニオンとで構成され、リング歯車に
より4個の調整歯車を同時に回転させて可動ダイプレー
トからハーフナット開閉装置の距離を調整することによ
り、金型の厚さに対応して2組のハーフナット開閉装置
のリング状溝又はねじに対する前記タイバーのリング状
溝又はねじのピッチずれを正しい噛合い位置に同時に調
整するものであることを特徴とする電動式ハーフナット
開閉装置。
【0018】8)1)〜5)に記載する電動式トグル型
締装置において、6)に記載する電動式ハーフナット開
閉装置を備えたことを特徴とする電動式トグル型締装
置。
【0019】9)8)に記載する電動式トグル型締装置
において、7)に記載する位置調整機構を有する電動式
ハーフナット開閉装置を備えたことを特徴とする電動式
トグル型締装置。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図に基づいて
説明する。図1は電動トグル型締装置を備えた射出成形
機の型締装置を示す側面図(一部断面)、図2は図1の
型締装置をE矢印方向から見た側面図、図3は図2をF
矢印方向から見た下面図、図4は図1の型締装置を後面
から見た電動式ハーフナット開閉装置を示す後面図、図
5は図4に示す電動式ハーフナット開閉装置のタイバー
開放状態を示す作動説明図、図6は図4のG−G断面
図、図7は図4のJ−J断面図、図8は図4のH−H断
面図、図9は図1の型締装置のトグル型締用モータの同
調制御回路を示す制御系統図である。
【0021】
【第1の実施形態】(電動式トグル型締装置)図1は電
動型締装置1の全体を示しており、2は基盤で、基盤2
上に固定金型5を取付けた固定ダイプレート3が固設さ
れている。また、同じ基盤2の上には固定ダイプレート
3に対向して可動金型6を取付けた可動ダイプレート4
が移動可能に載置される。32は基盤2に敷設されたリ
ニアベアリングガイドであり、このリニアベアリングガ
イド32にガイドされるリニアベアリング33が、可動
ダイプレート4の支持台9に取付けられ、可動ダイプレ
ート4を移動可能に支えている。固定ダイプレート3に
はタイバー8が突き通され、タイバー8の突き通った先
端部8aにおいてトグル型締機構10の第1トグルピン
15とピンジョイント結合をしている(図3)。7は射
出シリンダを示す。
【0022】可動ダイプレート4はボールねじ式型開閉
装置20により移動して固定金型5と可動金型6を開閉
させる。ボールねじ式型開閉装置20は、基盤2の上に
設けられた支え台27と支え台28により回転自由に、
軸方向を拘束して支持されている一対のボールねじ軸2
5、25と、ボールねじ軸25、25をそれぞれ動力伝
達機構30を介して駆動するサーボモータ29、29
と、ボールねじ軸25、25にそれぞれ螺合し、可動ダ
イプレート4の支持台9の両側面に対称に取付けられた
ボールねじナット26、26とで構成され、ボールねじ
軸25、25の回転数、回転速度は同調制御される。3
1、31はボールねじ軸25、25の回転を検出する回
転数検出センサで、回転数検出センサ31、31の検出
値により可動ダイプレート4の位置を示すことができ、
単位時間当たりの回転数を移動距離に換算して可動ダイ
プレート4の移動速度を示すことができる。図1の2点
鎖線は、金型開の時の可動ダイプレート4の位置を示し
たものである。
【0023】タイバー8は対向する可動ダイプレート4
が型閉のため近づいてきたとき、可動ダイプレート4の
挿通孔4bに挿通する。タイバー8の一部は、それぞれ
等ピッチの複数のリング溝部8bを形成している。可動
ダイプレート4の金型取付面と反対側側面には、タイバ
ー8のリング溝部8bと噛合するように電動式ハーフナ
ット開閉装置40が上下に2組設置されている。
【0024】可動ダイプレート4が固定ダイプレート3
に近接して殆ど可動金型6が固定金型5と当接する位置
に達したとき、可動ダイプレート4は一旦停止し、電動
式ハーフナット開閉装置40が作動してハーフナット4
1A、41B、41C、41Dがタイバー8のリング溝
部8bと噛合って型締方向への動きを固定する。その
後、トグル型締機構10が作動して型締工程が行われ
る。
【0025】図1〜3によりトグル型締機構10の構成
と作用を説明する。タイバー8に張力を加えるトグル型
締機構10は、対になった同じ高さのタイバー8の先端
8aに設けた横軸孔に共通に突き通る第1トグルピン1
5と、第1トグルピン15のタイバー8に近接する両内
側に片端が第1トグルピン15に回転可能に軸支し他の
端部に軸孔が設けられた一対の第1リンクアーム12
と、この一対の第1リンクアーム12の軸孔に共通に回
転可能に突き通る第2トグルピン16と、固定ダイプレ
ート3の外側面に第1トグルピン15の第1リンクアー
ム12取付け位置から垂直の位置に取付けられた一対の
トグル支台13と、トグル支台13に軸支された一対の
第3トグルピン17と、第2トグルピン16と第3トグ
ルピン17の両方に軸支される一対の第2リンクアーム
14とでトグルを形成している。
【0026】上記トグルを作動する駆動機構は、第2ト
グルピン16の中央を第1リンクアーム12と第2リン
クアーム14が為す角度が180度近くになるようにタ
イバー8の方向に直角の方向に押すように作用するボー
ルねじ軸19Aと、固定ダイプレート3に固設されたサ
ポート23(、22)で支持されてボールねじ軸19A
を駆動する型締トグル駆動モータとしてサーボモータ2
1A(21B)と、第2トグルピン16の中央に取付け
られたボールねじナット18とで構成されている。この
ように構成されたトグル型締機構10は、4本のタイバ
ー8を同時に型締めするように、平行に上下2組配置さ
れている。
【0027】可動ダイプレート4が移動し可動金型6が
固定金型5と当接する位置に達し、電動式ハーフナット
開閉装置40が作動してタイバー8と結合した後、トグ
ル型締機構10のサーボモータ21A、21Bがボール
ねじ軸19A、19Bを駆動してボールねじナット1
8、18を介して第2トグルピン16、16の中央を押
すと、第1リンクアーム12と第2リンクアーム14が
為す角度が180度近くになり、トグル力がタイバー8
の先端8aを型締めの方向に強力に作用し、型締工程が
行われる。
【0028】
【第2の実施形態】(電動トグル型締装置の同調制御装
置)ボールねじ軸19A,19Bにはボールねじ軸19
A,19Bの回転角度位置、回転数、回転速度が検出で
きるように等分角の歯車36A,36Bが設けられてい
る。この歯車36A,36Bの歯先を感知する回転数検
出センサ37A,37B(図9)が固定ダイプレート3
に設けられている。また、上下のボールねじ軸19A,
19Bの機械的な回転同調のための歯付ベルト35用の
歯車(図示せず)がボールねじ軸19A,19Bに取り
付けられている。同歯付ベルト35の他端は固定ダイプ
レート3に固定されたブラッケト81に取付けられた歯
車82に噛み合っている。歯車82と同軸に取付けられ
た歯車83と噛み合う逆転歯車38はブラッケト81に
支持された回転伝達軸34にとりつけられ、逆転歯車3
8で回転方向を逆にして回転伝達軸34から前述と同じ
歯付ベルト35と歯車を介して下方のトグル型締機構1
0のボールねじ軸19へ回転を伝える。歯付ベルト35
に噛み合う歯車は全て同一歯数・同径で2組のボールね
じ軸19は同回転速度、逆方向の回転をするように回転
を連動している。
【0029】上下2組のトグル型締機構を同調制御する
とき、強度上の、或いは、レイアウト上の理由、設備取
扱い上の理由等で、上述の機械的な同調が困難なときに
利用できる電気制御による同調制御について図9を参考
にして説明する。ボールねじ軸19Aとボールねじ軸1
9Bには、それぞれの軸の回転角度位置、回転数、回転
速度が検出できるように等分角の歯車36A,36B
と、この歯車36A,36Bの歯先を感知する回転数検
出センサ37A、37Bが設けられ、検出値は制御装置
61に送られる。制御装置61には、回転数検出センサ
37Aと、回転数検出センサ37Bの回転数差を算出す
る回転数差算出回路65と、サーボモータ21A、21
Bの速度とトルクを制御する型締トグル制御回路63
と、同制御回路63からの出力に回転数差算出回路65
の算出値を加算する加算器67と、サーボモータ21A
を駆動する出力回路69Aと、サーボモータ21Bを駆
動する出力回路69Bとが内蔵されている。
【0030】ボールねじ軸19Aとボールねじ軸19B
の回転数、回転速度はそれぞれに付属する回転数検出セ
ンサ37A、37Bによって検出され、その検出値を制
御装置61の回転数差算出回路65で比較して回転数差
を算出し、その回転数差の信号をサーボモータ21Aを
駆動する出力回路69Aへ加えて両ボールねじ軸の回転
数差を無くし、両者の回転数が一致するように制御して
いるので、トグル型締機構10の動作中に完全にボール
ねじ軸19Aとボールねじ軸19Bの回転と、ボールね
じナット18、18の位置を同調させることができる。
このボールねじナット18、18の位置同調方式を使用
すれば、固定ダイプレート3の回りに長いベルト、長い
伝動軸等が不要となり、外観が良好になる。
【0031】〔第3の実施形態〕(電動式ハーフナット
開閉装置) 図4〜8により電動式ハーフナット開閉装置の構成と作
用を説明する。一対のタイバー8それぞれのリング状溝
8b又はねじを挟むように設置されたそれぞれのハーフ
ナットの対をなす2組の左ハーフナット41A、41C
及び右ハーフナット41B、41Dと、同2組の左ハー
フナット41A、41C及び右ハーフナット41B、4
1Dの上下を横に貫通する4本の連結ロッド42A、4
2B、42C、42Dにより支持される。連結ロッド4
2B、42Cは左ハーフナット41A、41Cとは固定
され、右ハーフナット41B、41Dとは摺動自在に支
持し、連結ロッド42A、42Dは右ハーフナット41
B、41Dと固定され、左ハーフナット41A、41C
は摺動自在に支持する。電動式ハーフナット開閉装置4
0を支える支持プレート53には一対のロッドガイド5
4A、54Bが取付けられている。4本の連結ロッド4
2A、42B、42C、42Dの内、可動ダイプレート
4寄りの2本の連結ロッド42C、42Dが、このロッ
ドガイド54A、54Bに摺動可能に貫通して左ハーフ
ナット41A、41Cと右ハーフナット41B、41D
を支えている。
【0032】電動式ハーフナット開閉装置40を作動す
るブレーキ付モータ51は、プレート43に取付けられ
同プレート43は連結ロッド42B、42Cと固定し、
連結ロッド42A、42Dには摺動自在となっている。
ブレーキ付モータ51の出力軸にはボールねじ軸46が
結合されている。ボールねじ軸46はプレート43に設
けられたボールねじのスラストにも対応できる軸受52
に支えられ、ボールねじ軸46の他端は右ハーフナット
41Bに固設されたボールねじナット45に螺合してい
る。また、モータ51の出力軸に等角度に分割した多数
の突起を有する歯車48が取付けられ、モータ台44に
この歯車48の突起を感知してボールねじ軸46の回転
を検出する回転数検出センサ49が設置されている。こ
の回転数検出センサ49の検出値により電動式ハーフナ
ット開閉装置40の開閉の位置を検出してブレーキ付モ
ータ51を停止する。
【0033】支持プレート53のモータ51と左ハーフ
ナット41Cの間に設けられたロッドガイド54Bに立
設した軸55に、180度に開いて設けられた2本のア
ームを有するアーム円筒56を回転自由に外嵌し、この
アーム円筒56の両アーム先端に一対のリンク57、5
7がピン58でピンジョイント結合している。リンク5
7の一つは連結ロッド42Aと固着している固定ブッシ
ュ71とピン59でピンジョイント結合され、もう一つ
のリンク57はハーフナット41Cにピン59でピンジ
ョイント結合される。このアーム円筒56と一対のリン
ク57で構成するリンク機構は、連結ロッド42Aと連
結ロッド42Bを介して、左ハーフナット41A、41
Cと右ハーフナット41B、41Dを互いに反対方向に
等距離移動させる役割を有する。
【0034】可動ダイプレート4が型閉のため移動して
タイバー8が可動ダイプレート4の挿通孔4bに挿通
し、固定金型5と可動金型6が殆ど当接したとき、電動
式ハーフナット開閉装置40のブレーキ付モータ51の
出力軸に直結しているボールねじ軸46が回転し、左ハ
ーフナット41A、41Cと右ハーフナット41B、4
1Dは互いに反対方向に等距離移動して、ハーフナット
の内リング溝部又は雌ねじがタイバーのリング溝部8b
に係合して、タイバー8を型締方向に対して固定する。
電動式ハーフナット開閉装置40はブレーキ付モータ5
1で駆動されているので、ハーフナットがタイバー8と
係合しているとき、また、ハーフナットが開いた位置に
あるときも、その位置が固定され、タイバー8との係合
が型締め中に緩んだり、開いたハーフナットがずれてタ
イバー8と干渉したりすることを防止している。可動ダ
イプレート4の側面には、タイバー8固定用の電動式ハ
ーフナット開閉装置40が上下2組設置されている。
【0035】
【第4の実施形態】(型厚調整機構)図4〜6により型
厚調整機構の構成と作用を説明する。金型の厚さに対応
して前述タイバー8のリング状溝8bのピッチずれを正
しい噛合い位置に調整する機構を取付けるために、可動
ダイプレート4の外側面から各タイバー貫通孔4bの途
中まで大径の段付穴を穴明けし、この大径の段付穴に、
雌ねじ4aを加工する。調整歯車73は、雌ねじ4aに螺
合する雄ねじ73aを加工し、この雄ねじ73aより大
径のフランジ部に歯を加工した歯車で、円筒内径を有し
ている。支持プレート53に螺合して取付けてある一対
の摺動筒74は、調整歯車73の円筒内径に調整歯車7
3が回転可能であるように内嵌し、調整歯車73の軸方
向に移動することを拘束している。
【0036】リング歯車75は、可動ダイプレート4の
4個の雌ねじ4aに螺合する4個の調整歯車73に同時
に噛み合うように設置され、リング歯車75は、可動ダ
イプレート4に取付けられた複数の車輪軸77に外嵌し
て回転可能な、複数のガイド車76に内周をガイドされ
ている。可動ダイプレート4に設けられたピニオン軸7
9に外嵌し、リング歯車75に噛み合って、リング歯車
75を回転させる手動(ハンドルは図示せず)又は電動
ピニオン78(モータは図示せず)が備えられている。
【0037】リング歯車75により4個の調整歯車73
を同時に回転させて可動ダイプレート4から電動式ハー
フナット開閉装置40の距離を調整することにより、金
型の厚さに対応して、2組の電動式ハーフナット開閉装
置40、40のハーフナット41A、41B、41C、
41Dのリング状内溝に対するタイバー8のリング状溝
8bのピッチずれを、正しい噛合い位置に同時に調整す
ることができる。
【0038】上記のように、この電動型締装置1はすべ
ての作動部が電動駆動で行われる。この電動型締装置1
の各工程の作用を順に説明する。 (型閉)金型が開いた状態、即ち、可動ダイプレート4
が図1に示す2点鎖線の如く充分に固定ダイプレート3
から離れた状態から固定金型5と可動金型6が閉となる
まで、可動ダイプレート4は、ボールねじ式型開閉装置
20のサーボモータ29、29で駆動されるボールねじ
軸25、25の回転によって移動し、可動金型6が固定
金型5に接触する寸前に停止する。
【0039】(ハーフナットとタイバーの結合)この可
動ダイプレート4の停止位置で電動式ハーフナット開閉
装置40が作動して左右のハーフナット41A、41
B、41C、41Dの内側リング溝がタイバー8のリン
グ溝8bと係合してタイバー8と結合する。 (型締め・射出・冷却)次に、トグル型締機構10のサ
ーボモータ21A、21Bが作動し、ボールねじ軸19
A、19Bがボールねじナット18、18を介してトグ
ルを作動し、金型の型締めが行われ、溶融樹脂が金型の
キャビティに射出され、キャビティ内の溶融樹脂は冷却
固化して成形品となる。
【0040】(離型・型開)成形品が冷却固化後、サー
ボモータ21A、21Bが逆作動し、トグルが弛めら
れ、タイバー8が押し出されて金型が小寸法だけ離型す
る。この段階で電動式ハーフナット開閉装置40が逆作
動して左右のハーフナット41A、41B、41C、4
1Dがタイバー8との結合を外し、次いでボールねじ式
型開閉装置20のサーボモータ29、29が逆回転し
て、ボールねじ軸25、25の送出し方向を逆にし、金
型と可動ダイプレート4を移動し、元の位置に停止す
る。成形品が取り出された後、次の型閉が始まる。
【0041】
【発明の効果】従来の型締めに電動トグル機構を使用し
たものは、型締力が200トン以下の小形の射出成形機
に多く使われるが、それ以上の型締力を出すにはサーボ
モータ及び駆動部品等が大きくなり,制作費も多く費や
し無理があったが、本発明の型締装置では型締力を複数
のトグル機構へ分散しているので、300トン以上の中
型の射出成形機でも電動の型締方式を採用することがで
きる。また、複数のトグル機構へ分散したため、トグル
機構が小型になり、サーボモータも小さな枠番の標準モ
ータで間に合い、コスト低減の効果がある。(請求項
1、2)
【0042】複数のトグル機構の作動をボールねじ軸の
回転数、回転速度を同調駆動しているので、型締のタイ
ミングのずれが無くなり、金型を傷めることが無くな
る。(請求項3、4)
【0043】複数のトグル機構をストロークが短い型締
工程だけに使用し、ストロークの長い型開閉はサーボモ
ータで駆動される一対のボールねじ軸とボールねじナッ
トの組合わせにより行わせるので、深い形状の成形品の
成形用でも射出成形機全体の長さをコンパクトに収める
ことができる。(請求項5)
【0044】上記の電動トグル型締装置に対応してハー
フナット開閉装置を電動式とし、型厚の調整機構を油圧
を使わぬようにして、電動型締装置、電動型開閉装置、
電動ハーフナット開閉装置、電動又は手動型厚調整装置
と揃うことにより、高圧の油圧系統を使わない、作業環
境がクリーンな、メンテナンスも清浄な環境で、容易に
できるという、ユーザの要望に沿えるような完全な電動
による型締装置が得られる。(請求項1〜9)
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る電動トグル型締装置
を備えた射出成形機の型締装置を示す側面図(一部断
面)である。
【図2】図1の型締装置をE矢印方向から見た側面図で
ある。
【図3】図2をF矢印方向から見た下面図である。
【図4】図1の型締装置を後面から見た電動式ハーフナ
ット開閉装置を示す後面図である。
【図5】図4に示す電動式ハーフナット開閉装置のタイ
バー開放状態を示す作動説明図である。
【図6】図4のG−G断面図である。
【図7】図4のJ−J断面図である。
【図8】図4のH−H断面図である。
【図9】図1の電動トグル型締装置のトグル型締用モー
タの同調制御回路を示す制御系統図である。
【符号の説明】
1・・・電動型締装置 2・・・基盤 3・・・固定ダイプレート 4・・・可動ダイプレート 5・・・固定金型 6・・・可動金型 8・・・タイバー 10・・・トグル型締機構 12・・・第1リンクアーム 14・・・第2リンクアーム 15・・・第1トグルピン 16・・・第2トグルピン 17・・・第3トグルピン 18・・・ボールねじナット 19・・・ボールねじ軸 20・・・ボールねじ式型開閉装置 25・・・ボールねじ軸 26・・・ボールねじナット 29・・・サーボモータ 40・・・電動式ハーフナット装置 41A、41C・・・左ハーフナット 41B、41D・・・右ハーフナット 41A、42B、42C、42D・・・連結ロッド 43・・・プレート 45・・・ボールねじナット 46・・・ボールねじ軸 51・・・ブレーキ付モータ 53・・・支持プレート 56・・・アーム円筒 57・・・リンク 61・・・制御装置 63・・・型締トグル制御回路 65・・・回転数差算出回路 67・・・加算器 69A・・・出力回路A 69B・・・出力回路B 73・・・調整歯車 74・・・摺動筒 75・・・リング歯車 78・・・ピニオン

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定金型を保持する固定ダイプレート
    と、可動金型を保持する可動ダイプレートと、可動ダイ
    プレートと固定ダイプレートを貫通して設置され端部に
    複数のリング状溝、またはねじを有する複数のタイバー
    と、可動ダイプレートを固定ダイプレートに対し進退動
    作させる可動ダイプレート移動手段と、可動ダイプレー
    トの外側面に設置されていてタイバーの複数のリング状
    溝、またはねじと噛み合い可能なリング状内溝、または
    雌ねじを有してタイバーと結合、解放可能なハーフナッ
    ト開閉装置と、前記可動ダイプレート移動手段により可
    動ダイプレートが固定ダイプレートに接近し固定金型と
    可動金型が型閉し、前記ハーフナット開閉装置によりタ
    イバーを可動ダイプレートに固定した後、固定ダイプレ
    ート側に設けられたタイバーに張力を加えて型締を行う
    型締手段とを備えた型締装置において、 タイバーに張力を加える型締手段は、対になったタイバ
    ーの先端に設けた軸孔に共通に突き通るトグルピンと、
    固定ダイプレートの外側面に取付けられた一対のトグル
    支台と、前記トグルピンと前記トグル支台の間に設けた
    トグルリンク機構と、前記トグルリンク機構を伸縮して
    タイバーの方向に対して直角の方向に押し引きするよう
    に作用するボールねじ軸と、固定ダイプレートに固設さ
    れ前記ボールねじ軸を駆動するサーボモータで構成さ
    れ、4本のタイバーを同時に型締作用するようにこの型
    締手段を2組配置したことを特徴とする電動式トグル型
    締装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する電動式トグル型締装
    置において、トグルリンク機構が対になったタイバーの
    先端に設けた軸孔に共通に突き通る第1のトグルピン
    と、第1のトグルピンのタイバーに近接する両内側に片
    端が同トグルピンに回転可能に軸支し他の端部に軸孔が
    設けられた一対の第1のリンクアームと、この一対の第
    1のリンクアームの軸孔に共通に回転可能に突き通る第
    2のトグルピンと、固定ダイプレートの外側面に取付け
    られた一対のトグル支台と、同トグル支台に軸支された
    一対の第3のトグルピンと、第2のトグルピンと第3の
    トグルピンの両方に軸支される一対の第2のリンクアー
    ムとから構成され、前記ボールねじ軸が第2のトグルピ
    ンを第1のリンクアームと第2のリンクアームが為す角
    度が180度になるようにタイバーの方向に直角の方向
    に押すように作用するボールねじ軸と、固定ダイプレー
    トに固設されたサポートで支持された前記ボールねじ軸
    を駆動するサーボモータと、第2のトグルピンに取付け
    られたボールねじナットとで構成され、4本のタイバー
    を同時に型締作用するようにこの型締手段を平行に2組
    配置したことを特徴とする電動式トグル型締装置。
  3. 【請求項3】 請求項1〜2に記載する電動式トグル型
    締装置において、前記一対のボールねじ軸を同期回転さ
    せる手段は、それぞれのボールねじ軸に直結する一対の
    歯車と、この一対の歯車を同一方向に回転するように巻
    掛けたチエン又は歯付きベルトによる機械的な回転伝達
    機構としたことを特徴とする電動式トグル型締装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜2に記載する電動式トグル型
    締装置において、前記一対のボールねじ軸を同期回転さ
    せる手段は、それぞれのボールねじ軸の回転数と回転速
    度を検出するエンコーダと、同エンコーダの検出値を比
    較して両者の回転数を一致するように制御する制御装置
    を備えてなることを特徴とする電動式トグル型締装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4に記載する電動式トグル型
    締装置において、 前記可動ダイプレートを固定ダイプレートに対し進退動
    作させる手段として、一対の電動モータで駆動される一
    対のボールねじと、このボールねじに螺合し可動ダイプ
    レートに取付けられた一対のボールねじナットを用いた
    ことを特徴とする電動式トグル型締装置。
  6. 【請求項6】 固定金型を保持する固定ダイプレート
    と,可動金型を保持する可動ダイプレートと、可動ダイ
    プレートと固定ダイプレートを貫通して設置され端部に
    複数のリング状溝、またはねじを有する複数のタイバー
    と、可動ダイプレートを固定ダイプレートに対し進退動
    作させる可動ダイプレート移動手段と、可動ダイプレー
    トの外側面に設置されていてタイバーの複数のリング状
    溝、またはねじと噛み合い可能なリング状内溝、または
    雌ねじを有してタイバーと結合、解放可能な電動式ハー
    フナット開閉装置と、前記可動ダイプレート移動手段に
    より可動ダイプレートが固定ダイプレートに接近し固定
    金型と可動金型が型閉し、前記電動式ハーフナット開閉
    装置によりタイバーを可動ダイプレートに固定した後、
    固定ダイプレート側に設けられたタイバーに張力を加え
    て型締を行う型締手段とを備えた型締装置を構成する前
    記電動式ハーフナット開閉装置であって、一対のタイバ
    ーのそれぞれのリング状溝又はねじ部を挟むように設置
    された2組の左ハーフナット及び右ハーフナットと、同
    2組の左ハーフナット及び右ハーフナットの上下に2本
    づつ横方向に貫通し、左ハーフナットとは固定され右ハ
    ーフナットとは摺動自在に支持する対角の2本の連結ロ
    ッド、右ハーフナットとは固定され左ハーフナットとは
    摺動自在に支持する別の対角の2本の連結ロッドとの計
    4本の連結ロッドと、左ハーフナットに固定された連結
    ロッドに固着されたプレートに取付けられたブレーキ付
    モータと、同ブレーキ付モータの出力軸に結合され前記
    プレートに設けられた軸受に支えられたボールねじ軸
    と、同ボールねじ軸に螺合し前記一方の側の左ハーフナ
    ットに固設されたボールねじナットと、前記4本の連結
    ロッドの内ダイプレート寄りの2本の連結ロッドが摺動
    可能に貫通し2組のハーフナットの間に対称の位置に設
    置された一対のロッドガイドと、同ロッドガイドを介し
    て2組のハーフナットを支え前記可動ダイプレートのタ
    イバー貫通孔と同心の円筒部にダイプレート移動方向を
    拘束して支えられた支持プレートと、前記ロッドガイド
    の連結ロッド貫通孔の中間に立設した軸と、同軸に回転
    自由に外嵌し180度に開いて設けられた2本のアーム
    を有するアーム円筒と、同アーム円筒の両先端にピンジ
    ョイントで結合されリンクの他の端部はそれぞれ2本の
    反対方向へ移動する前記連結ロッドの固定ブッシュ又は
    左ハーフナットにピンジョイントで結合された一対のリ
    ンクとにより構成され、2組の左ハーフナットと右ハー
    フナットを互いに反対方向に等距離移動するようにした
    ことを特徴とする電動式ハーフナット開閉装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載する電動式ハーフナット
    開閉装置において、金型の厚さに対応して前述タイバー
    のリング状溝又はねじのピッチずれを正しい噛合い位置
    に調整する機構は、可動ダイプレートの外側面から各タ
    イバー貫通孔の途中まで穴明けされた大径の段付穴の内
    径に雌ねじを加工した可動ダイプレートと、この雌ねじ
    に螺合する雄ねじを備え雄ねじより大径のフランジ部に
    歯を加工し円筒内径を有する調整歯車と、同調整歯車の
    円筒内径に回転可能に内嵌し軸方向を拘束して上記電動
    式ハーフナット開閉装置の支持プレートに取付けてある
    一対の摺動筒と、4本のタイバー貫通孔に螺合する4個
    の調整歯車に同時に噛み合うように設置されたリング歯
    車と、同リング歯車の内周をガイドする可動ダイプレー
    トに取付けられた複数のガイド車と、可動ダイプレート
    に設置した同リング歯車に噛み合ってリング歯車を回転
    させる手動又は電動ピニオンとで構成され、リング歯車
    により4個の調整歯車を同時に回転させて可動ダイプレ
    ートからハーフナット開閉装置の距離を調整するもので
    あることを特徴とする電動式ハーフナット開閉装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜5に記載する電動式トグル型
    締装置において、請求項6に記載する電動式ハーフナッ
    ト開閉装置を備えたことを特徴とする電動式トグル型締
    装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載する電動式トグル型締装
    置において、請求項7に記載する位置調整機構を有する
    電動式ハーフナット開閉装置を備えたことを特徴とする
    電動式トグル型締装置。
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