JP7358973B2 - 割ナット開閉装置 - Google Patents

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本発明は、射出成形機、ダイカストマシンなどの型締装置に用いられる割ナット開閉装置に関する。
射出成形機、ダイカストマシンは、固定金型と可動金型に型締力を与える型締装置を備える。型締装置により一対の金型の間に型締力を加えた状態で、射出成形機においては溶融樹脂が射出され、ダイカストマシンにおいては溶融金属が圧入される。型締力は固定金型と可動金型の間に架設されるタイバーを介して加えられるが、この型締力はタイバーの外周面に形成される噛み合いねじと可動型盤に設けられた一対の割ナット片からなる割ナットとを噛み合わせることにより伝達される。割ナットの開閉装置に関して、開閉時間の短縮および低コスト化を目的として、左右または上下で一対の割ナットを同時に開閉動作させる機構が、例えば特許文献1で提案されている。
ここで、特許文献2に開示されているように、型締装置を構成するタイバーは、片持ち構造をなしているので、自重によって撓み下方に垂れることがある。タイバーの自由端は片持ち梁状態の最大撓み量となる位置であり、この自由端はタイバーの支持中心位置に対して下方に偏芯する。ところで型締時には型締力がタイバーに負荷されるため、タイバーの中心軸は固定型盤と可動型盤の最短距離を結ぶ線上に移動するため、タイバーの自由端の中心位置は支持端の中心位置と重なる。このとき割ナットは型締め時にタイバーを把持している必要があるため、一般に割ナットの中心位置は、タイバーの支持中心位置と同芯、つまり垂れのない水平方向に沿って真っ直ぐなタイバーと噛み合うように設けられている。したがって、タイバー支持部の支持強度が経年変化などにより緩みタイバーの撓みが大きくなると、タイバーの自由端の先端下部において、割ナットが閉じる際にタイバーと割ナットが当接する。このとき、タイバーと割ナットの当接点が支点となり、割ナットの閉力によって割ナット片に回転モーメントが発生する。割ナットの閉力はボールねじによる推力に基づくが、割ナット片に発生する回転モーメントによって、ボールねじを構成するねじ軸とナットの間に許容しがたい負荷が生じるとボールねじが破損するおそれがある。
特開2011-11379号公報 特開2018-99717号公報
以上より、本発明は、一対の割ナットを同時に開閉動作させる機構を備える型締装置に適用されると、割ナットに発生する回転モーメントを小さくできる開閉装置を提供することを目的とする。
本発明の割ナット開閉装置は、第1A割ナット片と第1B割ナット片を有し、第1タイバーを把持する第1割ナット、および、第2A割ナット片と第2B割ナット片を有し第2タイバーを把持する第2割ナットを備える。
また、本発明の割ナット開閉装置は、第1割ナットおよび第2割ナットの開閉動作を担う開閉機構を備える。この開閉機構は、第1A割ナット片と第2A割ナット片を連携して移動させるとともに、第1B割ナット片と第2B割ナット片を連携して移動させる。
この開閉機構は、駆動源からの出力を、第1B割ナット片および第2A割ナット片の一方に荷重点を介して印加する。この開閉機構における荷重点は、第1割ナットと第2割ナットの鉛直方向における中心より下方に配置される。
本発明の割ナット開閉装置において、好ましくは、荷重点が、第1割ナットと第2割ナットの水平方向における中心より前方に配置される。この荷重点の規定は、上述の荷重点の規定を置き換えることができる。
本発明の割ナット開閉装置は、好ましくは、第1B割ナット片と第2B割ナット片とを連結する第1連結ロッドと、第1A割ナット片と第2A割ナット片とを連結する第2連結ロッドと、を備える。
本発明の割ナット開閉装置において、好ましくは、第1連結ロッドは、第1Aロッドと、第1Aロッドよりも鉛直方向における下方であって、かつ、第1Aロッドよりも水平方向における後方に配置される第1Bロッドと、を備える。この第2連結ロッドは、第2Aロッドと、第2Aロッドよりも鉛直方向における下方であって、かつ、第2Aロッドよりも水平方向における前方に配置される第2Bロッドと、を備える。
本発明の割ナット開閉装置は、好ましくは、第1割ナットおよび第2割ナットの前後方向の寸法をLとすると、第2Aロッドと第1Bロッドは、第1割ナットと第2割ナットの前端から3/4×Lの範囲に配置される。
本発明における開閉機構は、好ましくは、第1割ナットおよび第2割ナットの開閉動作を担うボールねじを備える。
このボールねじは、第1ねじ部と第1ねじ部とは逆向きにねじ切りされた第2ねじ部とが設けられるねじ軸と、第1ねじ部に嵌合される第1ボールナットと、第2ねじ部に嵌合される第2ボールナットと、を備える。
この開閉機構において、駆動源の出力がねじ軸を介して荷重点に印加され、第1ボールナットの進退動作により第1B割ナット片と第2B割ナット片の開閉動作が行われ、かつ、第2ボールナットの進退動作により第1A割ナット片と前記第2A割ナット片の開閉動作が行われる。
本発明によれば、開閉機構における荷重点が、第1割ナットと第2割ナットの鉛直方向における中心より下方に配置される。したがって、本発明によれば、垂れたタイバーと割ナットとが当接することによる支点と、駆動源による荷重点とを近づけることができるので、割ナットに発生する回転モーメントを小さくできる。これにより、本発明によれば、ボールねじ軸の曲げを抑え、ねじ軸の曲げによる破損およびねじ軸とナットの摺動部のかじりを防止することができる。
本発明の第1実施形態に係る型締装置の概略構成を示す部分断面側面図である。 第1実施形態に係る型締装置の概略構成を示す正面図である。 第1実施形態に係る開状態の割ナット開閉装置を示し、(a)は部分断面正面図、(b)部分断面底面図、(c)は側面図である。 第1実施形態に係る閉状態の割ナット開閉装置を示し、(a)は部分断面正面図、(b)部分断面底面図である。 第2実施形態に係る開状態の割ナット開閉装置を示し、(a)は部分断面正面図、(b)は部分断面底面図である。 第3実施形態に係る開状態の割ナット開閉装置を示し、(a)は部分断面正面図、(b)は部分断面底面図である。 本実施形態に係る割ナット開閉装置の効果を説明するための図であり、((a)は部分断面正面図、(b)は部分断面底面図、(c)は側面図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
〔第1実施形態〕
第1実施形態に係る型締装置1は、図1および図2に示すように、基台10と、基台10に固定される固定型盤11と、固定型盤11に対して進退移動可能に基台10に設けられる可動型盤12と、を備えている。また、型締装置1は、固定型盤11と可動型盤12に亘って設けられるタイバー15A,15B,15C,15Dと、可動型盤12を進退移動させる可動型盤移動手段18と、型締めする際にタイバー15A,15B,15C,15Dと係合される割ナット開閉装置20と、を備えている。
型締装置1において、鉛直方向Vおよび水平方向Hが図1、図2などに示すように定義されるものとする。また、型締装置1および割ナット開閉装置20おいて、図示を省略するが、可動型盤12が設けられる側を前、固定型盤11が設けられ側を後と定義する。この前後の定義は相対的なものとする。
[固定型盤11,可動型盤12]
固定型盤11は基台10の水平方向Hの一端側に設けられ、可動型盤12は基台10に対して摺動可能かつ固定型盤11と対向して設けられる。なお、固定型盤11および可動型盤12において、互いに対向する側の面をおもて面11A,12Aといい、おもて面11A,12Aと対向する面をうら面11B,12Bという。
固定型盤11はおもて面11Aに固定金型13が保持可能とされ、可動型盤12はおもて面12Aに可動金型14が保持可能とされている。固定金型13と可動金型14のそれぞれ内部には溶融材が供給されるキャビティが形成される。キャビティは図示が省略されている。型締装置1が射出成形機に用いられる場合には、溶融材は溶融樹脂からなり、型締装置1がダイカスト装置に用いられる場合には、溶融材はアルミニウム合金などの溶湯からなる。
固定型盤11と可動型盤12は、複数本、特に本実施形態においては4本のタイバー15A,15B,15C,15Dにより接続されている。4本のタイバー15A,15B,15C,15Dは、固定型盤11及び可動型盤12を正面視すると、その四隅に配置されている。タイバー15A,15B,15C,15Dと可動型盤12の間には、両者の間の摩擦を抑えるための摺動材を介在させることができる。
[タイバー15A,15B,15C,15D]
タイバー15A,15B,15C,15Dには、固定型盤11の側の端部に型締力発生用のピストン16が設けられる。また、タイバー15A,15B,15C,15Dには、可動型盤12の側の端部に周方向に連なるリング状の噛み合い歯17が形成されている。噛み合い歯17は、第1割ナット21および第2割ナット22の内周に形成される噛み合い歯と噛み合わされる。これにより、タイバー15A,15B,15C,15Dは可動型盤12に係止される。なお、第1割ナット21(第2割ナット22)の内周に設けられる噛み合い歯は、図示が一部省略されている。
また、基台10には、例えば、電動式又は油圧式の可動型盤移動手段18が設けられ、固定型盤11に対して可動型盤12を往復移動可能とされている。図1は、可動型盤移動手段18によって可動型盤12を固定型盤11の方向に移動させ、可動金型14を固定金型13に接触させた型閉状態を示している。
[割ナット開閉装置20]
次に、割ナット開閉装置20について、図2および図3を参照して説明する。
型締装置1の割ナット開閉装置20は、タイバー15A,15B,15C,15Dと第1割ナット21の当接点(支点)SPと、第1割ナット21の閉力(ボールねじ推力)の荷重点FPとを近くすることで、第1割ナット21に発生する回転モーメントを小さくできる。これにより、割ナット開閉装置20によれば、ねじ軸38の曲げを最小限に抑え、ねじ軸38の曲げによる破損およびねじ軸38と第1割ナット21の摺動部のかじりを防止することができる。
型締装置1は、2つの割ナット開閉装置20を備えている。一方の割ナット開閉装置20は、図2に示すように、鉛直方向Vの上側の2本のタイバー15A,15Bに関わり、他方の割ナット開閉装置20は、鉛直方向Vの下側の2本のタイバー15C,15Dに関わる。
割ナット開閉装置20は、図2および図3に示すように、一例として左右で一対の第1割ナット21および第2割ナット22と、第1連結ロッド25および第2連結ロッド26とを備える。割ナット開閉装置20は、可動型盤12のうら面12Bの側に、4本のタイバー15A,15B,15C,15Dのうち、上側に二本のタイバー15A,15B、および、下側の二本のタイバー15C,15Dと対応して、上下二段に設けられている。以下では、上側に配置される二本のタイバー15A,15Bに関わる割ナット開閉装置20について説明するが、下側に配置される割ナット開閉装置20も同様の構成を備えている。
図3(a),(b)に示すように、第1連結ロッド25は、2本の第1ロッド25A,25Bを備え、第2連結ロッド26は2本の第2ロッド26A,26Bを備える。第1ロッド25A,25Bは、それぞれ割ナット片22Aを摺動可能に貫通して、割ナット片21Bと割ナット片22Bとを連結する。第2ロッド26A,26Bは、それぞれ割ナット片21Bを摺動可能に貫通して、割ナット片21Aと割ナット片22Aを連結する。図3(c)に示すように、第1ロッド25Aと第1ロッド25Bは点対象の位置に配置され、第2ロッド26Aと第2ロッド26Bもまた点対象の位置に配置される。これにより、第1ロッド25A,25Bおよび第2ロッド26A,26Bは、矩形の頂点に配置される。この配置は、本発明における一例に過ぎず、他の配置、例えば第1ロッド25Aと第1ロッド25Bを鉛直方向Vに並べるとともに、第2ロッド26Aと第2ロッド26Bを鉛直方向Vに並べてもよい。
なお、割ナット片21Aと割ナット片22Aを連結する2本の第2ロッド26A,26Bは、割ナット片21Aと割ナット片22Aを連携して進退移動させる。また、割ナット片21Bと割ナット片22Bを連結する2本の第1ロッド25A,25Bは、割ナット片21Bと割ナット片22Bを連携して進退移動させる。
[駆動源30]
図2および図3に示すように、割ナット片21Bと割ナット片22Aの間であって、可動型盤12のうら面12Bには、割ナット片21A,21B,22A,22Bの駆動源30が設けられている。割ナット開閉装置20の要素である駆動源30は、正逆回転が可能な回転電動機、例えばサーボモータからなる。駆動源30は、図示を省略する例えばブラケットに固定される。
駆動源30は、図示を省略する出力軸に接続されるねじ軸38を介して、第1割ナット21の割ナット片21Aと第2割ナット22の割ナット片22Aを水平方向Hに往復移動させるのに加えて、第1割ナット21の割ナット片21Bと第2割ナット22の割ナット片22Bを水平方向Hに往復移動させる。往復移動は、第1割ナット21と第2割ナット22の間で行われる。
[割ナット開閉装置20]
割ナット開閉装置20は、図3に示すように、駆動源30の回転駆動力によって第1割ナット21および第2割ナット22の開閉動作を担うボールねじ37を備える。
ボールねじ37は、ねじ軸38と、ねじ軸38に噛み合わされる第1ボールナット39Aと、ねじ軸38に噛み合わされる第2ボールナット39Bと、を備える。ねじ軸38は、第1ボールナット39Aが噛み合わされる領域の周囲にらせん状の第1ねじ部38Aと、第2ボールナット39Bが噛み合わされる領域の周囲にらせん状の第2ねじ部38Bと、を備える。第1ねじ部38Aと第2ねじ部38Bは、ねじ切りの向き、つまり巻方向が逆である。
ボールねじ37は、ねじ軸38の第1ねじ部38Aと第1ボールナット39Aとの間、および、ねじ軸38の第2ねじ部38Bと第2ボールナット39Bとの間のそれぞれに複数の転動体としてのボールが介在する。
割ナット開閉装置20は、第2ロッド26Aと第2ロッド26Bとを繋ぐ連結体34を備える。連結体34は、一端側が第2ロッド26Aに固定され、他端側が第2ロッド26Bに固定される。また、連結体34は、一端側と他端側の間で、第2ボールナット39Bに固定されている。したがって、第2ロッド26Aと第2ロッド26Bは、ボールねじ37の第2ボールナット39Bの往復移動に伴って、水平方向Hに往復移動する。
第1ボールナット39Aは、その先端が割ナット片21Bに固定されている。したがって、ねじ軸38が例えば時計回りに回転すると、割ナット片21Bは第1ボールナット39Aに押されて水平方向Hの一方の側に移動する。そして、割ナット片21Bと割ナット片22Bは第1ロッド25A,25Bで接続されているので、割ナット片22Bは割ナット片21Bの移動に伴って水平方向Hの一方の側に移動する。
第2ボールナット39Bは、連結体34に固定されている。したがって、ねじ軸38が例えば時計回りに回転すると、割ナット片22Aは第2ボールナット39Bに押されて水平方向Hの他方の側に移動する。そして、割ナット片22Aと割ナット片21Aが第2ロッド26A,26Bで接続されているので、割ナット片21Aは割ナット片22Aの移動に伴って水平方向Hの他方の側に移動する。
第1ねじ部38Aと第1ボールナット39Aおよび第2ねじ部38Bと第2ボールナット39Bは、ねじ切りの向きを除いて、ねじのリード、外径などの仕様は同じである。
[割ナット開閉装置20の動作]
次に、図3および図4を参照して、割ナット開閉装置20の動作を説明する。
割ナット開閉装置20は、第1割ナット21および第2割ナット22が対応するタイバー15A,15Bを開放する開位置と、第1割ナット21および第2割ナット22が対応するタイバー15A,15B,15C,15Dを把持する閉位置との間を往復動作する。図3は開位置における割ナット開閉装置20を示し、図4は閉位置における割ナット開閉装置20を示している。開位置から閉位置までの移動は、例えば射出成形の場合、射出成形の前提として行われる可動金型14と固定金型13のピストン16による型締めに先行して行われる。また、閉位置から開位置までの移動は、例えば射出成形の場合、所定量の溶融樹脂を可動金型14と固定金型13の間のキャビティに充填するなどした後に行われる可動金型14と固定金型13の型開きに先行して行われる。
[開位置から閉位置までの移動]
開位置から閉位置まで移動するには、駆動源30に電力を供給してその出力軸を回転駆動させる。なお、開位置から閉位置まで移動するときの出力軸の回転の向きを順方向とする。
駆動源30の出力軸を順方向に回転させると、出力軸に接続されるボールねじ軸38は、順方向に回転する。このとき、第1ボールナット39Aと第2ボールナット39Bは互いにねじ切りの方向が反対方向であるので、共有するボールねじ軸38の回転により第1ボールナット39Aは水平方向Hの一方のL側(図3(a)の左側)に移動し、第2ボールナット39Bは水平方向Hの他方のR側(図3(a)の右側)に移動する。これにより、割ナット片21Aと割ナット片22Aは、水平方向Hの一方のR側に移動するとともに、割ナット片21Bと割ナット片22Bは、水平方向Hの他方のL側に移動する。図4に示すように、割ナット片21Aと割ナット片21Bがタイバー15A,15B,15C,15Dを把持し、また、割ナット片22Aと割ナット片22Bがタイバー15A,15B,15C,15Dを把持する所定位置まで移動すると、駆動源30への電力供給を停止して、出力軸の回転駆動を停止させる。これで、割ナット開閉装置20による割ナット片21A,21B,22A,22Bの開状態から閉状態の動作が終わり、型締めの準備が整う。
[閉位置から開位置までの移動]
閉位置から開位置まで移動するには、図4の状態において、駆動源30に電力を供給して出力軸を逆向きに回転駆動させる。そうすると、出力軸に接続されるボールねじ軸38は、逆向きに回転する。これにより、割ナット片21Aおよび割ナット片22Aは、他方のL側に向けて移動し、割ナット片21Bおよび割ナット片22Bは、一方のR側に向けて移動する。そして、図3に示すように、割ナット片21Aと割ナット片21Bがタイバー15Aから所定距離だけ離れ、また、割ナット片22Aと割ナット片22Bがタイバー15Bから所定距離だけ離れると、駆動源30への電力供給を停止して、出力軸の回転駆動を停止させる。これで、割ナット開閉装置20による割ナット片21A,21B,22A,22Bの閉状態から開状態の動作が終わり、型開きおよび離型の準備が整う。
[割ナット開閉装置20が奏する効果]
次に、割ナット開閉装置20が奏する効果について、当該効果が求められる要因、当該効果を奏するための構成および当該効果の順で説明する。
[効果が求められる要因]
この要因は二つある。割ナット開閉装置20におけるタイバー15A,15Bが片持ち構造であることが一つ目の要因である。水平方向Hに並ぶ第1割ナット21と第2割ナット22を対として開閉する機構を備えることが二つ目の要因である。
一つ目の要因である片持ち構造についていうと、図1に示すように、タイバー15A,15Bは、水平方向Hの一方の側の端部が固定型盤11に固定され支持端をなす一方、第1割ナット21および第2割ナット22に掴まれる側の端部は自由端をなしている。したがって、タイバー15A,15Bは、自由端において、鉛直方向Vの下向きにたわむので支持端に対して下向きに偏心する。
次に、二つ目の要因である水平方向Hに並ぶ第1割ナット21と第2割ナット22を対として開閉する機構についていうと、第1割ナット21を構成する割ナット片21A,21Bおよび第2割ナット22を構成する割ナット片22A,22Bが水平方向Hに開閉動作する。したがって、第1割ナット21および第2割ナット22の開状態において、図7(a)に示すように、下向きに偏心するタイバー15Aは割ナット片21A,21Bに接し、かつ、下向きに偏心するタイバー15Bは割ナット片22A,22Bに接する。これらの接する部位は、当接点SPと称される。なお、図7(a),(b)において、実線および一点鎖線からなる水平方向Hの直線矢印は、各部材に印加される荷重を表している。
図7(a)に示すように、タイバー15Aと割ナット片21A,21Bの当接点SPとボールねじ37の推力が印加される荷重点FPとの間に鉛直方向Vの距離LV2があるので、割ナット片21A,21Bには当接点SPを支点(SP)とする鉛直方向Vの回転モーメントMVが生じる。回転モーメントMVに従って、ねじ軸38には曲げが生ずる。つまり、回転モーメントMVが生じると割ナット片21A,21Bが傾くが、割ナット片21Bに固定されている第1ボールナット39Aも割ナット片21Bに従って傾く。ねじ軸38と第1ボールナット39Aとは精緻な嵌装がなされており、第1ボールナット39Aに生じた傾きはねじ軸38との間に吸収する隙間が不足するためにねじ軸38に伝えられてしまう。これにより、ねじ軸38に曲げ応力が生ずるが、この曲げ応力が大きいとねじ軸38の破損、または、ねじ軸38と第1ボールナット39Aおよび第2ボールナット39Bとの間にかじりが生じうる。
図7(b)に示すように、水平方向Hについても、割ナット片21A,21Bには当接点SPを支点(SP)とする水平方向Hの回転モーメントMHが生じるので、ねじ軸38には曲げが生じてしまう。
以上のように、鉛直方向Vおよび水平方向Hの双方において回転モーメントMV,MHが生じ得るが、第1実施形態が鉛直方向Vの回転モーメントMVに対応する手段を提案し、第2実施形態が水平方向Hの回転モーメントMHに対応する手段を提案する。
[ボールねじ37の鉛直方向Vにおける配置]
鉛直方向Vの回転モーメントMVに対応し、割ナット開閉装置20はボールねじ37の鉛直方向Vにおける配置位置を特定する。つまり、図3および図4に示すように、第1割ナット21および第2割ナット22の鉛直方向Vにおける中心CVよりも、第1ボールナット39Aを介するボールねじ37からの荷重点FPが鉛直方向Vの下方に配置される。ねじ軸38の軸線C38Vは、荷重点FPを通る。荷重点FPをこのように配置することにより、当接点(支点)SPと荷重点FPの間の距離LV1を、図7の距離LV2よりも短くできる。
[効果]
以上のように、割ナット開閉装置20は、支点SPから荷重点FPまでの距離LV1を短くできるので、回転モーメントMVを小さく抑えることができる。これに対して、図7(a)に示すように、第1割ナット21および第2割ナット22の鉛直方向Vの中心CVと荷重点FPとが一致すると、支点SPから荷重点FPまでの距離LV2は距離LV1よりも大きい。したがって、本実施形態によれば、鉛直方向Vの回転モーメントMVを抑えることができるので、ボールねじ37に生ずる曲げ応力も小さく抑えることができる。しかも、本実施形態によれば、新たな部材を追加しなくても、ボールねじ37の位置を特定することで、曲げ応力の低減を図れるのでコストの上昇を招くことがない。
〔第2実施形態〕
次に、本発明に係る第2実施形態について、図5を参照して説明する。なお、第2実施形態については、第1実施形態との相違点を中心にして説明するとともに、第1実施形態と同じ要素については第1実施形態と同じ符号を図面に付してその説明を省略する。
第2実施形態に係る割ナット開閉装置120は、特に図5(b)に示すように、水平方向Hにおいて、ボールねじ37の配置位置をタイバー15A,15Bの自由端FEに近づけている。つまり、割ナット開閉装置120は、水平方向Hにおいて、第1割ナット21および第2割ナット22の鉛直方向Vにおける中心CHよりも、第1ボールナット39Aを介するボールねじ37からの荷重点FPが水平方向Hの前方に配置される。ねじ軸38の軸線C38Hは、荷重点FPを通る。荷重点FPをこのように配置することにより、当接点(支点)SPと荷重点FPの間の距離LH1を、図7の距離LH2よりも短くできる。
以上のように構成される第2実施形態の割ナット開閉装置120によれば、水平方向Hの回転モーメントMHを抑えることができるので、ボールねじ37に生ずる曲げ応力も小さく抑えることができる。
〔第3実施形態〕
次に、本発明に係る第3実施形態について、図6を参照して説明する。なお、第3実施形態については、第1実施形態および第2実施形態との相違点を中心にして説明するとともに、第1実施形態および第2実施形態と同じ要素については同じ符号を図面に付してその説明を省略する。
第3実施形態に係る割ナット開閉装置220は、以下説明するように、第1実施形態と第2実施形態を組み合わせた構成を備えるのに加えて、さらに水平方向Hの回転モーメントMHを抑える構成を備える。
はじめに、ボールねじ37は、図6(a)に示すように、第1割ナット21および第2割ナット22の鉛直方向Vの中心CVよりも、第1ボールナット39Aを介するボールねじ37からの荷重点FPが鉛直方向Vの下方に配置される。この構成が第1実施形態に対応する。
また、割ナット開閉装置220は、図6(b)に示すように、水平方向Hにおいて、第1割ナット21および第2割ナット22の鉛直方向Vにおける中心CHよりも、第1ボールナット39Aを介するボールねじ37からの荷重点FPが水平方向Hの前方に配置される。この構成が第2実施形態に対応する。
また、割ナット開閉装置220は、図6(b)に示すように、水平方向Hにおいて、第2ロッド26Aと第1ロッド25Bを、第1割ナット21および第2割ナット22の中心CHを基準にして第2ロッド26Aおよび第1ロッド25Bと対称の位置よりも前方に偏移させる。こうすることにより、第2ロッド26Aと第1ロッド25Bが中心CHに近づくので、第1連結ロッド26Aと第1ロッド25Bによる荷重点FPと支点SPとの距離LH1Bを短くできる。
ここで、図6(b)に示すように、第1割ナット21および第2割ナット22の前後方向の寸法をLNとする。そうすると、第2Aロッド26Aと第1Bロッド25Bは、第1割ナット21と第2割ナット22の前端FFから3/4×LNの範囲に配置されるのが好ましい。より好ましくは、第2Aロッド26Aと第1Bロッド25Bは、第1割ナット21と第2割ナット22の前端FFから1/2×LNの範囲に配置されるのが好ましい。
以上の通りであるから、割ナット開閉装置220によれば、鉛直方向Vの回転モーメントMVおよび水平方向Hの回転モーメントMHを小さくできる。したがって、第3実施形態によれば、ねじ軸38に生じる曲げ応力を第1実施形態および第2実施形態よりも小さくできるので、ねじ軸38の破損およびねじ軸38と第1ボールナット39A,第2ボールナット39Bとのかじりの発生をより効果的に抑えることができる。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明はこれら実施形態に限定されない。
例えば、以上で説明した実施形態は、逆向きにねじが切られた第1ねじ部38Aと第2ねじ部38Bとを備えるボールねじ37を用いることで、割ナット片21Aおよび割ナット片21Bと割ナット片21Bおよび割ナット片22Bとを水平方向Hに逆向きに移動させる割ナットの開閉機構にて例示している。しかし、本発明は、逆向きにねじが切られた第1ねじ部38Aと第2ねじ部38Bとを備えるボールねじ37を用いる割ナットの開閉に限定されない。例えば、特許文献2に開示される1組のボールナットとボールねじ軸およびリンク機構によって、第1割ナット21および第2割ナット22を開閉する割ナットの開閉構造においても適用できる。また、ボールねじ37に限らずこの割ナットの開閉を実現できる。例えば、特許文献2に開示される機構が該当する。この特許文献2に開示される機構の駆動源は、回転電動機の他に油圧シリンダを適用することができる。したがって、本発明に適用される駆動源もまた回転電動機に限るものではない。以上の通り、本発明は公知の割ナットの開閉機構に適用できる。
1 型締装置
10 基台
11 固定型盤
12 可動型盤
13 固定金型
14 可動金型
15A,15B,15C,15D タイバー
20,120,220 割ナット開閉装置
21,22 割ナット
21A,21B,22A,22B 割ナット片
25 第1連結ロッド
25A,25B 第1ロッド
26 連結ロッド
26A,26B 第2ロッド
30 駆動源
34 連結体
38 ねじ軸
38A 第1ねじ部
38B 第2ねじ部
39A 第1ボールナット
39B 第2ボールナット
V 鉛直方向
H 水平方向
CH 水平方向の中心
CV 鉛直方向の中心
FE 自由端
SP 支点,当接点
FP 荷重点
MH 回転モーメント
MV 回転モーメント

Claims (7)

  1. 第1A割ナット片と第1B割ナット片を有し、第1タイバーを把持する第1割ナット、および、第2A割ナット片と第2B割ナット片を有し第2タイバーを把持する第2割ナットと、
    前記第1割ナットおよび前記第2割ナットの開閉動作を担い、前記第1A割ナット片と前記第2A割ナット片を連携して水平方向に往復移動させるとともに、前記第1B割ナット片と前記第2B割ナット片を連携して水平方向に往復移動させる開閉機構と、を備え、
    前記開閉機構は、
    駆動源からの水平方向の出力を、前記第1B割ナット片および前記第2A割ナット片の一方に荷重点を介して印加し、かつ、
    前記荷重点は、前記第1割ナットと前記第2割ナットの鉛直方向における中心より下方に配置される、
    ことを特徴とする割ナット開閉装置。
  2. 前記荷重点は、前記第1割ナットと前記第2割ナットの水平方向における中心より前方に配置される、
    請求項1に記載の割ナット開閉装置。
  3. 前記第1B割ナット片と前記第2B割ナット片とを連結する第1連結ロッドと、
    前記第1A割ナット片と前記第2A割ナット片とを連結する第2連結ロッドと、を備える、
    請求項1または請求項2に記載の割ナット開閉装置。
  4. 前記第1連結ロッドは、
    第1Aロッドと、前記第1Aロッドよりも鉛直方向における下方であって、かつ、前記第1Aロッドよりも水平方向における後方に配置される第1Bロッドと、を備え、
    前記第2連結ロッドは、
    第2Aロッドと、前記第2Aロッドよりも鉛直方向における下方であって、かつ、前記第2Aロッドよりも水平方向における前方に配置される第2Bロッドと、を備える、
    請求項3に記載の割ナット開閉装置。
  5. 前記第1割ナットおよび前記第2割ナットの前後方向の寸法をLNとすると、
    前記第2Aロッドと前記第1Bロッドは、
    前記第1割ナットと前記第2割ナットの前端から3/4×LNの範囲に配置される、
    請求項4に記載の割ナット開閉装置。
  6. 前記開閉機構は、
    前記第1割ナットおよび前記第2割ナットの開閉動作を担うボールねじを備え、
    前記ボールねじは、
    第1ねじ部と前記第1ねじ部とは逆向きにねじ切りされた第2ねじ部とが設けられるねじ軸と、
    前記第1ねじ部に嵌合される第1ボールナットと、前記第2ねじ部に嵌合される第2ボールナットと、を備え、
    前記駆動源からの出力が前記ねじ軸を介して前記荷重点に印加され、前記第1ボールナットの進退動作により前記第1B割ナット片と前記第2B割ナット片の開閉動作が行われ、かつ、前記第2ボールナットの進退動作により前記第1A割ナット片と前記第2A割ナット片の開閉動作が行われる、
    請求項3~請求項5のいずれか一項に記載の割ナット開閉装置。
  7. 第1A割ナット片と第1B割ナット片を有し、第1タイバーを把持する第1割ナット、および、第2A割ナット片と第2B割ナット片を有し第2タイバーを把持する第2割ナットと、
    前記第1割ナットおよび前記第2割ナットの開閉動作を担い、前記第1A割ナット片と前記第2A割ナット片を連携して移動させるとともに、前記第1B割ナット片と前記第2B割ナット片を連携して移動させる開閉機構と、を備え、
    前記開閉機構は、
    駆動源の出力軸の方向に前記第1割ナットおよび前記第2割ナットを開閉移動させるものであって、
    前記駆動源からの出力を、前記第1B割ナット片および前記第2A割ナット片の一方に荷重点を介して印加し、かつ、
    前記荷重点は、前記第1割ナットと前記第2割ナットの水平方向における中心より前方に配置される、
    ことを特徴とする割ナット開閉装置。
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