JP4521425B2 - トグル式型締装置 - Google Patents

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Description

本発明は、固定側金型が取り付けられる固定盤と、可動側金型が取り付けられる可動盤と、エンドハウジングと、前記可動盤を貫通して前記固定盤と前記エンドハウジングとを連結している複数本のタイバーと、前記可動盤と前記エンドハウジングとの間に設けられているトグル機構とを備え、前記トグル機構のクロスヘッドを駆動すると型開および型締ができるようになっている、射出成形機用あるいはダイカスト成形機用のトグル式型締装置に関するものである。
射出成形機あるいはダイカスト成形機に用いられるトグル式型締装置は、図5にも示されているように、ベット101上に固定されている固定盤102、ベット101上に軸方向に移動自在に設けらているエンドハウジング104、固定盤102とエンドハウジング104との間に設けられている4本のタイバー105、105、…、これらのタイバー105、105、…が挿通されている可動盤103、エンドハウジング104と可動盤103との間に設けられているトグル機構110、トグル機構110を駆動するプーリ116、ボールネジ115等から構成されている。このように構成されている固定盤102には固定側金型106が、そして可動盤103には可動側金型107が取り付けられている。
トグル機構110は、従来周知のように短リンク111、111、長リンク112、112、クロスヘッド114、クロスリンク113、113等から構成されている。短リンク111、111の一方の端は、エンドハウジング104に、そして長リンク112、112の一方の端は、可動盤103に、それぞれのリンクピンにより枢着され、短リンク111、111および長リンク112、112のそれぞれの他方の端部は、中間リンクピン118、118により互いに連結され、そして、クロスヘッド114と短リンク111、111は、クロスリンク113、113によって、リンクピンを介して連結されている。クロスヘッド114にはボールナットが設けられ、このボールナットにボールネジ115が螺合している。ボールナットは回転しないようにクロスヘッド114に固定されているので、プーリ114を介してボールネジ115を回転駆動すると、クロスヘッド114が軸方向に駆動されることになる。
トグル式型締装置は、概略上記のように構成されているので、電動モータ等によりプーリ116を介してボールネジ115を所定の方向に回転駆動すると、すなわちクロスヘッド114を、図5において右方向に駆動すると、クロスリンク113、113を介して短リンク111、111は外側に押し広げられて、可動金型107は固定金型106に対して型締される。このとき、比較的小さな力でクロスヘッド114を駆動しても、トグル機構110によって大きな型締力が得られる。次いで、金型106、107に形成されているキャビティに溶融状態の射出材料を射出充填する。冷却固化を待って、ボールネジ115を逆方向に回転駆動して、図6の(ア)に示されているように、クロスヘッド114を図5において左方向に駆動する。そうすると、短リンク111、111は、クロスリンク113、113を介して内側に折り曲げられて、型開され、成形品が得られる。
ところで、図6は、図5に示されているトグル式型締装置が型開されている状態を模式的に示す図で、その(ア)は側面図、その(イ)は(ア)においてB−B方向に見た断面図であるが、この断面図にも示されているようにトグル機構110は上下対称に、すなわち機械中心面C’−C’を対称面として上側に2本、下側に2本の短リンク111、111が設けられている。上下の短リンク111、111の一方の端部は、短リンク111、111の長さの2倍以上離されて、エンドハウジング104にリンクピン119、119により枢着されている。上下の短リンク111、111は、上記のように離されて取り付けらているので、図6の(ア)に示されているように、型開時に短リンク111、111がリンクピン119、119を中心に回動しても、その先端部が描く軌跡Tは、機械中心面C’−C’すなわち上下の短リンク111、111の回動面と垂直な面であって4本の上下に位置するタイバー105、105、…から等距離な面C’−C’を越えることはない。したがって、上下の短リンク111、111同士が干渉し合ってぶつかることはない。
特開2003−33955号公報
本発明の直接的な文献ではないが、トグル式型締装置の従来文献として特許文献1を挙げることができる。前述した図5に示されているトグル機構110は、上下の短リンク111、111が内側に折り曲げられる、いわゆる内巻きトグル式型締装置であるが、特許文献1には型開時に、短リンクが外側に折り曲げられる、いわゆる外巻きトグル式型締装置が開示されている。外巻きトグル式型締装置は、図7に示されているように構成されているが、前述した内巻きトグル式型締装置の構成部材と同じ部材あるいは同様な部材には同じ参照数字を付して、重複して説明はしない。
外巻きトグル式型締装置によると、エンドハウジング104の中央に、短リンク支持部104aが、図7において右方向に伸びるように設けられている。そして、その先端部に短リンク111、111の一端部がリンクピン119、119により枢着されている。クロスヘッド114は、内巻きトグル式型締装置のそれよりも大きい。クロスリンク113、113の一方の端部は、短リンク111、111の外側にリンクピンを介して取り付けられ、そして他端部はクロスヘッド114に取り付けられている。図7には、型締されている様子が示されている。ボールネジ115を所定の方向に回転駆動して、クロスヘッド114を図7において左方に駆動すると、トグル機構110は外側に向かって折り曲げられ、型開される。
図5に示されている従来の内巻きトグル式型締装置においても、上記のようにして、クロスヘッド114を駆動すると大きな型締力を得ることができ、またリンクが干渉することなく型開することはできるが、色々な欠点がある。例えば、エンドハウジング104が大きくならざるを得ず、型締装置全体が大型化するという欠点がある。すなわち、型締装置において型開閉速度を速めるため、あるいは作業上十分な型開量を得るためには、トグル機構を構成するリンク、特に短リンク111、111の長さは、所定の長さが必要になる。そして、このような短リンク111、111は、すでに説明したように、型開時に互いに干渉しないように、その長さの2倍以上離されて、エンドハウジング104の上下の端部に取り付けなければならない。したがって、エンドハウジング104は高くならざるを得ず、型締装置全体も大きくなる。
また、離して取り付けられているので、図5にも示されているように、機械中心面C’−C’から見ると、短リンク111、111のエンドハウジング104への取り付け位置は、タイバー105、105の外側に位置している。このため、型締時にはエンドハウジング104は力の作用線が一致しない力を受ける。すなわち、タイバー105、105、…からは右向きの力Ft、Ftを、短リンク111、111からは前記力Ftと同じ大きさで左向きの力Fs、Fsを受けて、図面と平行な面内で曲げモーメントが生じてしまう。曲げモーメントに耐える剛性を得るために、エンドハウジング104を厚くすることもできるが、装置重量が増すという別の問題が生じる。さらに、長リンク112、112も、互いに上下に離間して可動盤103に取り付けられているので、型締上の問題が生じる。すなわち、型締時には可動盤103は、金型107、106からは機械中心面C’−C’近傍に左向きの分布荷重wを受けるが、長リンク112、112からは機械中心面C’−C’から上下方向に離れて右向きの力Fu、Fuを受けることになり、可動盤103に強い曲げモーメントが生じてしまう。このため、可動盤103は弾性変形して、金型107、106に一様な型締力が作用しなくなる。その結果、射出充填時のバリ、充填量のバラツキ等の成形不良が発生する。曲げモーメントに耐える剛性を得るためには、可動盤103を厚くする必要があるが、装置重量が増す欠点につながる。
一方、図7に示されている外巻きトグル式型締装置においては、長リンク112、112の可動盤103への取り付け位置は、機械中心面C’−C’に近くなっているので、可動盤103が長リンク112、112から受ける力Fuは、金型107から受ける分布荷重wと同様に、機械中心面C’−C’の近傍となり、可動盤103は曲げモーメントによって変形する恐れがなく、型締力が金型107、106に均一に作用する。この点においては、外巻きトグル式型締装置の方が優れているといえる。しかしながら、別の問題がある。例えば、図7に示されているように、短リンク111、111は、リンクピン119、119を中心に回動するので、その先端の軌跡Tは、タイバー105、105を越えて外側に飛び出す。このため、短リンク111、111が、ベッド101と干渉しないようにトグル機構110を高い位置に設ける必要があり、型締装置の高さは全体的に高くなる。さらには、短リンク111、111がエンドハウジング104に取り付けられる位置が、機械中心面C’−C’の近傍となり、タイバー105、105、…の軸心位置と離れているので、型締時にはエンドハウジング104は、短リンク111、111から左向きの力Fs、Fsを、タイバー105、105、…から右向きの力Ft、Ftをそれぞれ受けて、エンドハウジング104に強い曲げモーメントが発生してしまう。このため、曲げモーメントに耐えるように、エンドハウジング104を厚くする必要があり、型締装置全体が大型化する。また、クロスヘッド114が大きくなるため、装置重量が増すという問題もある。
したがって、本発明は、型締装置全体が軽量でコンパクトであるにも拘わらず、型開閉速度は早く、型開量も十分にとれ、金型には均一な型締力が作用する、トグル式型締装置を提供することを目的としている。
本発明は、上記目的を達成するために、型開されるとき、すなわちトグル機構が折り曲げられるとき、短リンクと長リンクの先端部の連結点あるいは枢着点が描く軌跡が機械中心面を互いに越えるように構成され、そして越えるときこれらのリンクが干渉しないように構成される。また、短リンクがエンドハウジングに取り付けられる位置は、機械中心面からタイバーまでの距離と実質的に等しい距離に、長リンクが可動盤に取り付けられる位置は、機械中心面からタイバーまでの距離よりもに短い距離になるように配置される。
すなわち、請求項1に記載の発明は、固定側金型が取り付けられる固定盤と、可動側金型が取り付けられる可動盤と、エンドハウジングと、前記可動盤を貫通して前記固定盤と前記エンドハウジングとを連結している複数本のタイバーと、前記可動盤と前記エンドハウジングとの間に設けられているトグル機構とを備え、前記トグル機構のクロスヘッドを駆動すると型開および型締ができるようになっている、射出成形機用あるいはダイカスト成形機用のトグル式型締装置であって、前記トグル機構は、上下側短リンクと、上下側長リンクと、上下側クロスリンクと、クロスヘッドとからなり、前記上下側短リンクは、前記エンドハウジング側に位置する第1の部分と前記可動盤側に位置する第2の部分とから軸方向に所定長さに構成され、前記上下側短リンクの第1の部分の基端部は前記エンドハウジングに、前記上下側長リンクの基端部は前記可動盤に、それぞれのリンクピンにより枢着され、前記上側短リンクの上側自由回動先端部になっている第2の部分は、第1、2の2本のアームに分岐し、分岐した前記2本のアーム間に前記上側長リンクの上側自由回動先端部が差し込まれて、上側中間リンクピンを介して互いに回動自在に連結され、前記下側短リンクの下側自由回動先端部になっている第2の部分は、第1〜4の4本のアームに分岐し、分岐した前記第1、2および第3、4のアーム間に前記下側長リンクの下側自由回動先端部が差し込まれて、下側中間リンクピンを介して互いに回動自在に連結され、前記上下側クロスリンクは、その基端部は前記クロスヘッドに、その先端部は前記上下側短リンクの所定位置に、それぞれリンクピンにより枢着され、前記トグル機構が折り曲げられて型開されるとき、前記下側短リンクの前記第2、4のアームの間に前記上側短リンクの前記第2の部分の上側自由回動先端部が収まり、それによって前記上下側自由回動先端部は、前記複数本のタイバーの上下に位置するタイバーから等距離の機械中心面を互いに越えて回動することができるように構成される。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の型締装置において、前記上下側短リンクの前記基端部は、前記機械中心面から、その上下に位置する前記タイバーまでの距離と実質的に等しい距離に位置するように構成され、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の型締装置において、前記上下側長リンクの前記基端部は、前記機械中心面から、その上下に位置する前記タイバーまでの距離よりも短い距離に位置するように構成される。
以上のように、本発明によると、型開されてトグル機構が折り曲げられるとき、上下側短リンクの上下側自由回動先端部は機械中心面を互いに越えるように構成されているので、上側短リンクと下側短リンクは、水平方向から見て互いに重なり合うように折り曲げられる。このとき、上下側自由回動先端部はその位置が互いにずらされているので、干渉することはない。したがって、上下側短リンクのエンドハウジングへの取り付け位置を、機械中心面からタイバーまでの距離と実質的に同じ位置にして、上下側短リンクを長くすることができる。これにより、エンドハウジングを必要以上に大きくすることなく、型開閉速度を速くすることも、十分な型開量を確保することもできるという本発明に特有の効果が得られる。また、エンドハウジングが必要以上に大きくならないので、型締装置全体がコンパクトになる効果も得られる。
そして、本発明によると、上側短リンクの第2の部分は、第1、2の2本のアームに分岐し、分岐した前記2本のアーム間に前記上側長リンクの上側自由回動先端部が差し込まれ、前記下側短リンクの第2の部分は第1〜4の4本のアームに分岐し、分岐した前記第1、2および第3、4のアーム間に前記下側長リンクの下側自由回動先端部が差し込まれ、型開時には前記下側短リンクの前記第2、4のアームの間に、前記上側短リンクの前記第2の部分の上側自由回動先端部が収まるように構成されているので、すなわち上下側短リンクのアームは偶数本からなり、また型開時には下側短リンクの第2、4のアームの間に、上側短リンクの第2の部分の上側自由回動先端部が収まるように構成されているので、トグル機構は横断面的に見ると左右対称になっている。したがって、上記のような効果に加えて、力のバランスが良いという効果がさらに得られる。
請求項に記載の発明によると、前記上下側短リンクの前記基端部は、前記機械中心面から、その上下に位置する前記タイバーまでの距離と実質的に等しい距離に位置するように構成されているので、型締時にエンドハウジングには、タイバーと上下側短リンクとによる曲げモーメントはほとんど生じない。したがって、エンドハウジングを薄くすることができ、軽量化が図れる効果がさらに得られる。
請求項に記載の発明によると、上下側長リンクが可動盤に取り付けられる位置すなわち基端部は、前記機械中心面から、その上下に位置する前記タイバーまでの距離よりも短い距離に位置するので、可動盤は変形しにくく、型締力を金型の全面に均一に作用させることができ、射出成形時にバリ、充填不足等の成形不良が発生することを抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1は、第1の実施の形態に係るトグル式型締装置の側面図である。図1を参照すると容易に理解されるように、本実施の形態に係るトグル式型締装置も、側面的に見る限り、従来のトグル式型締装置と略同様に構成されている。すなわち、ベット1上に固定的に設けられている固定盤2、ベット1上に軸方向に移動自在に設けらているエンドハウジング4、固定盤2とエンドハウジング4との間に設けられている4本のタイバー5、5、…、これらのタイバー5、5、…が挿通され、軸方向に移動可能な可動盤3、エンドハウジング4と可動盤3との間に設けられているトグル機構10、トグル機構10を駆動する、例えばプーリ33、ボールネジ30などからなる型開閉用アクチュエータ等から概略構成されている。このように構成されている固定盤2には固定金型6が、そして可動盤3には可動金型7がそれぞれ取り付けられるようになっている。
トグル機構10は、短リンク、長リンク等の複数個の部材から構成されているが、これらの構成部材は、図3の(ア)にも示されているように、4本のタイバー5、5、…のうち上下に位置するタイバー5、5までの距離dが等しい機械中心面C−Cを境にして上側に位置する部材と下側に位置する部材とからなっているので、以下構成部材名に「上側」あるいは「下側」を付けて説明する。
トグル機構10は、上下側短リンク11、12、上下側長リンク13、14、上下側クロスリンク16、17、クロスヘッド15等から構成されている。上側短リンク11の基端部は、エンドハウジング側の上側リンクピン20により、そして下側短リンク12の基端部は下側リンクピン21により、エンドハウジング4の上下側クレビス4a、4bにそれぞれ枢着されている。これらの上下側リンクピン20、21の位置、換言すると上下側短リンク11、12の基端部の位置は、機械中心面C−Cから上下に位置するタイバー5、5、…までの距離dと実質的に等距離になっている。
上側長リンク13の基端部は、可動盤3側の上側リンクピン22により、そして下側長リンク14の基端部は、可動盤3側の下側リンクピン23により、可動盤3の上下側クレビス3a、3bにそれぞれ枢着されている。これらの上下側リンクピン22、23の位置換言すると上下側クレビス3a、3bの位置は、タイバー5、5、…の内側寄りに位置している。さらに詳しくは、上下側リンクピン22、23と機械中心面C−Cとの間の距離は、タイバー5、5、…と機械中心面C−Cとの間の距離よりも小さい。このように取り付けられている上側短リンク11の他方の端部すなわち上側自由回動端部と上側長リンク13の上側自由回動端部は、上側中間リンクピン18により、下側短リンク12の下側自由回動端部と下側長リンク14の下側自由回動端部は、下側中間リンクピン19により、それぞれ回動自在に連結されている。
上記した上下側短リンク11、12、上下側長リンク13、14等は、図1の側面図には、幅の狭い肉厚の1枚のボードから構成されているように図示され、そして便宜上そのように説明されているが、これらの上下側短リンク11、12および上下側長リンク13、14の、少なくとも基端部あるいは上下側自由回動端部は、後述する図3、4にも示されているように、本実施の形態ではフォーク状に分岐した複数個より正確には偶数個のアームから構成されている。
クロスヘッド15には、例えば2個のボールナットが取り付けられ、これらのボールナットのそれぞれにボールネジ30が螺合している。これらのボールネジ30は、ベアリングケースを介してエンドハウジング4に軸方向の移動が規制されて回転自在に設けられている。2本のボールネジ30は、プーリ33により同期して回転駆動される。さらに、クロスヘッド15には、複数個の透孔、本実施の形態では4角に1個宛の4個の透孔が所定の間隔をおいて明けられている。これらの透孔に、図3の(ア)にも示されているように、クロスヘッドガイドバー31、31、…が摺動可能に挿通されている。クロスヘッドガイドバー31、31、…の端部は、エンドハウジング4に固定されている。したがって、これらのボールネジ30を例えばサーボモータにより同期して回転駆動すると、ボールネジ30と螺合しているボールナット換言するとクロスヘッド15は、クロスヘッドガイドバー31、31、…により回転が規制されているので、クロスヘッド15の方が、図1において左右方向に直線的に駆動されることになる。このように構成されているクロスヘッド15と上下側短リンク11、12は、上下側クロスリンク16、17を介して、上下側クロスリンクピン16’、17’によって回転自在に連結されている。
図4は、本発明の第1の実施の形態に係るトグル式型締装置の、上記した短リンクの具体例を示す斜視図で、その(ア)は上側短リンク11を、その(イ)は下側短リンク12をそれぞれ示す斜視図である。図4の(ア)に示されているように、上側短リンク11は平面形状は略T字形を呈している。すなわち、トグル機構10を、図1に示されているように組み立てたときエンドハウジング4側に位置する第1の部分Fと、上側長リンク13側あるいは可動盤3側に位置する第2の部分Sとから所定長さに構成されている。第1の部分Fは比較的短い第1〜4のアーム11a、11b、11b、11aから、そして第2の部分Sは比較的長い第5、6のアーム11c、11cから全体として概略T字形を呈するように構成されている。第1、2および第3、4のアーム11a、11bの間隔は小さいが、第2、3のアーム11b、11bの間隔は比較的大きく選定され、この部分は上側短リンク11を軽量化するため、くり抜き11d’が明けられている。一方、第5のアーム11cと第6のアーム11cの外側の間隔D1は、第1の部分Fより所定幅だけ狭く選定されている。このように構成されている第1〜4のアーム11a、11b、…の第1の部分Fの基端部には、これらのアーム11a、11b、…を横切る方向に整合するようにして透孔11e、11e、…が明けられている。また、第5、6のアーム11c、11cの上側自由回動先端部には同様に横切る方向に整合した大径の透孔11f、11fが明けられている。さらには、第5、6のアーム11c、11cの長手方向の略中位置には小径の透孔11g、11gが明けられている。
第1〜4のアーム11a、11b、…の透孔11e、11e、…には、前述したエンドハウジング4の上側クレビス4a、4aと上側短リンク11を連結する上側リンクピン20が挿通されるようになっている。第5、6のアーム11c、11cの透孔11f、11fには、上側短リンク11と上側長リンク13とを連結する上側中間リンクピン18が、そして透孔11g、11gには、上側クロスリンク16を連結する上側クロスリンクピン16’が挿通されるようになっている。あるいは、これらの透孔11e、11f、11g、…に前記リンクピン20、18,16’が軸受けされるようになっている。
上記した第1、2および第3、4のアーム11a、11bの間11h、11hが、エンドハウジング4の上側クレビス4a、4aがそれぞれ差し込まれる部分で、上側短リンク11の第5、6のアーム11c、11cの間は上側長リンク13が差し込まれる部分である。この第5、6のアーム11c、11cの間は、上側短リンク11が幅広になることを避けるために狭くなっている。狭くなっているが、第5、6のアーム11c、11cの透孔11f、11fは大きく、したがってこれらの透孔11f、11fに挿入される上側リンクピン18の径は大きく、受圧面圧が上がらないようになっている。
下側短リンク12は、トグル機構10を図1に示されているように組み立てたとき下側長リンク14側に位置する第2の部分S’と、エンドハウジング4側に位置する第1の部分S’とから上側短リンク11と同じ長さに構成されている。第2の部分S’は、第1〜4のアーム12a、12b、…からなっている。第1、2および第3、4のアーム12a、12bの間隔12h、12hは比較的小さいが、第2、4のアーム12b、12bの間隔D2は、上側短リンク11の間隔D1より大きい。この第2、4のアーム12b、12bの間には深い切込部Nが形成されている。このように構成されている第1〜4のアーム12a、12b、…の下側自由回動先端部には、これらのアーム12a、12b、…を横切る方向に整合するようにして比較的大径の透孔12e、12e、…が明けられている。第1、2および第3、4のアーム12a、12bのそれぞれは、根本部分では一体になっているが、一体になっている部分の近傍すなわち下側短リンク12の軸方向の略中間位置に比較的小さな小さな透孔12g、12gが明けられている。
下側短リンク12の第1の部分F’も4本の第5〜8のアーム12c、12d、…からなり、第5、6および第7、8のアーム12c、12dの間隔12i、12iは狭いが、第6、7のアーム12d、12dの間隔は比較的広くなっている。この広くなっている部分は下側短リンク12を軽量化するため、くり抜き12d’が明けられている。このように構成されている第5〜8のアーム12c、12d、…の第1の部分F’の基端部には、これらのアーム12c、12d、…を横切る方向に整合するようにして透孔12f、12f、…が明けられている。
上記の下側短リンク12の第1〜4のアーム12a、12b、…の透孔12e、12e、…には、前述した下側短リンク12と下側長リンク14とを連結する下側中間リンクピン19が通されるようになっている。下側中間リンクピン19は、上側中間リンクピン18と同様に径は大きく、受圧面圧が上がらないようになっている。また、第5〜8のアーム12c、12d、…の透孔12f、12f、…にはエンドハウジング4の下側クレビス4b、4bと下側短リンク12を連結する下側リンクピン21が、そして透孔12g、12gには下側クロスリンク17を連結する下側クロスリンクピン17’がそれぞれが通されるようになっている。あるいは、これらの透孔12e、12f、12g、…により前記リンクピン19、21,17’がそれぞれ軸受けされるようになっている。
上記した下側短リンク12の第1、2および第3、4のアーム12a、12bの間12h、12hは、例えば先端部が分岐した下側長リンク14が差し込まれる部分であり、第5、6および第7、8のアーム12c、12dの間12i、12iは、エンドハウジング4の下側クレビス4b、4bが差し込まれる部分である。また、下側短リンク12の第2、3のアーム12b、12bの間の深く切り込まれた切込部Nは、トグル機構10が折り曲げられるときに、あるいは型開されるときに、幅D1の上側短リンク11の第5、6のアーム11c、11cが、下側短リンク12にぶつからないための逃げ部となっている。
本発明の第1の実施の形態に係るトグル式型締装置は、次のようにして組み立てられる。すなわち、上側短リンク11の第1〜4のアーム11a、11b、…を上側リンクピン20によりエンドハウジング4の上側クレビス4a、4aに回動自在に取り付ける。同様に、下側短リンク12の第5〜8のアーム12c、12d、…を下側リンクピン21によりエンドハウジング4の下側クレビス4b、4bに取り付ける。また、上側短リンク11の第5、6のアーム11c、11cの上側自由回動先端部と、上側長リンク13の上側自由回動先端部とを上側中間リンクピン18により回動自在に連結する。同様に下側短リンク12の第1〜4のアーム12a、12b、…の下側自由回動先端部と、下側長リンク14の下側自由回動先端部とを下側中間リンクピン19により回動自在に連結する。さらには、上側クロスリンク16の一方の端部を上側クロスリンクピン16’により上側短リンク11の第5、6のアーム11c、11cに取り付ける。同様に下側クロスリンク17の一方の端部を下側クロスリンクピン17’により下側短リンク12に取り付ける。これにより、図1あるいは図2および図3の(ア)に示されているように組み立てられる。
上記のように組み立てられると、図3の(ア)に示されているように、第1の実施の形態に係るトグル機構10は、その上下側短長リンク11、12、13、14が折り曲げられた状態における上下側短リンク11、12部分を断面的に見ると、全体として略長方形を呈するようにコンパクトに構成され、そして4本のタイバー4、5、…の内側に位置している。また、上下側短長リンク11、12、13、14は、機械縦中心線あるいは面V−Vに対称に配置される。さらには、2本のボールネジ30、30は、トグル機構10の外側において上下のタイバー5、5から等距離の機械中心面C−C上に配置され、4本のクロスヘッドガイドバー31、31、…もトグル機構10の外側において機械中心面C−Cに対して対称位置に配置されている。このように、トグル式型締装置の構成部材が対称位置に配置されているので、良好に力学的バランスが保たれる。
電動モータによりプーリ33を介してボールネジ30、30を同期して所定方向に回転駆動すると、クロスヘッド15は直線的に所定方向に駆動され、あるいは油圧ピストンシリンダユニットからなるアクチュエータによりクロスヘッド15を直線的に所定方向に駆動すると、可動盤3は固定盤2に対して従来周知のように型開閉される。トグル機構10を伸ばして型閉した状態が図1に示されている。また、トグル機構10を折り曲げて型開した状態が図2に示されている。上記のように型開閉して、溶融状態の成形材料を金型6、7のキャビティに供給して従来周知のようにして成形品を得る。
成形品を取り出すため、あるいは金型6、7を他の金型と交換するため、可動盤3を開くと、図2に示されているように、側面的に見ると、上下側短リンク11、12の先端部すなわち上下側自由回動端部、換言すると上下側中間リンクピン18、19は機械中心面C−Cを越えて互いに重なる。しかしながら、本実施の形態によると、上側短リンク11の上側中間リンクピン18は、図3の(ア)に示されているように、下側短リンク12の切込部すなわち逃げ空間部N内に収まるので、上下側短リンク11、12が互いに干渉するようなことはない。したがって、本実施の形態によると、長い上下側短リンク11、12によりトグル機構10を構成してもトグル機構10が大型化することはない。
また、本実施の形態によると、図3の(ア)に示されているように、上下側短リンク11、12は、機械縦中心面V−Vに対して面あるいは線対称となっているので、型締時にクロスヘッド15が、クロスリンク16、17を介して、上下側短リンク11、12から受ける図面と平行な面内の力F1、F2、F3は、線Vに対して常に線対称となるので、図3の(ア)において水平方向で釣り合う。また、上下側クロスリンク16、17の枢着位置は、通常、機械中心面C−Cから等距離になっているので、クロスヘッド15が受ける力F1、F2、F3は、図面において上下方向でも釣り合う。このように、クロスヘッド15が図面と平行な面内で受ける力は、ほぼ釣り合い状態となるので、クロスヘッドガイドバー31、31、…には、ほとんど荷重がかからない。したがって、断面積の小さいクロスヘッドガイドバー31、31、…で実施することができる。
なお、すでに説明したように本実施の形態によると、可動盤3への上下側長リンク13、14の基端部の取り付け位置、換言すると上下側クレビス3a、3bの位置は、機械中心面C−Cの近傍になっている。これは、図5に示されている、従来周知の内巻きトグル式型締装置の、可動盤103への上下側長リンク112、112の取り付け位置が、機械中心面C−Cから離間しているのと、対照をなしており、図7に示されている、外巻きトグル式型締装置の取り付け位置に近い。
このため、本実施の形態に係る型締装置では、図1に示されているように、型締時に上下側長リンク13、14から可動盤3が受ける右向きの力Fu、Fuは、機械中心面C−Cの近傍に作用する。可動金型7から可動盤3が受ける左向きの分布荷重wも同様に、機械中心面C−Cの近傍に作用するので、曲げモーメントは小さく可動盤3が変形しない。従って型締力が直接的にかつ均一に金型に作用して、成形品のバリ、質量バラツキが発生しにくい、という外巻きトグル式型締装置と同様の効果が得られる。
次に、本発明の第2の実施の形態に係るトグル式型締装置を、図3の(イ)により説明する。図3の(イ)は、図2においてA−Aで切断した第1の実施の形態に相当する断面図である。当業者には、図2および図3の(イ)から上下側短リンクの形状、構造は容易に理解されるので、同じ構成部材あるいは同じような構成部材には同じ参照文字あるいは同じ参照文字にダッシュ「’」を付けて重複説明はしないが、上下側短リンク11’、12’は同じリンク幅に構成され、上側短リンク11’は、上側リンクピン20’により、エンドハウジング4の上側クレビス4a、4aに取り付けられ、下側短リンク12’は横方向に位置をずらして、下側リンクピン21’により、エンドハウジング4の下側クレビス4b、4bにそれぞれ取り付けられている。すなわち、第1の実施の形態によると、下側短リンク12の第2、3のアーム12b、12bの間に、トグル機構10が折り曲げられるときに上下側短リンク11、12が互いに干渉しないように逃げ用の空間部Nが形成されているが、第2の実施の形態では横方向にずらして逃げ部が構成されている。第2の実施の形態においても、トグル機構10’の上下側中間リンクピン18’、19’が機械中心線C−Cを越えて折り曲げられても、互いに干渉することがないことは明らかである。第2の実施の形態によると、1本の比較的大きなボールネジ30’が、水平方向に互いにずらされている上下側短リンクの11’、12’の中間位置に配置されている。また、上下側短リンクの11’、12’が非対称に配置されているので、クロスヘッドガイドバー31’、31’、…は剛性の大きい部材例えば大径のバーから構成されている。
第1の実施の形態によると、トグル機構10は、図3の(ア)に示されているように、4本のタイバー5、5、…に関して左右対称になっているので、前述したように型締め時にクロスヘッド15を回転させようとする偶力は生じないが、第2の実施の形態によると、このような偶力は生じる。しかしながら、シンプルな形状の上下側短リンク11’、12’の位置を水平方向にずらして配置するだけで、長い上下側短リンクを実施することができるので、トグル式型締装置を安価に提供できる効果がある。
本発明は、上記実施の形態に限定されることなく色々な形で実施できる。例えば、図4に示されている上下側短リンクを、逆にして下上側短リンクとして実施できることもできる。また、下側短リンク12に連結される下側長リンク14は、連結される部分は2本のリンクからなっているので、可動盤3に取り付けられる部分も2本のリンクで構成できることは明らかである。さらには、上下側短リンク11、12が、図4に示されている形態に限定されることなく、例えばアームの数を増減して実施できることも明らかである。
軽量かつ小型なトグル式型締装置でありながら、型開閉速度は速く型開量も十分確保されているので、射出成形機やダイカスト成形機のトグル式型締装置として適用可能である。さらに、型締装置を竪型で利用して、竪型射出成形機等に適用することもできる。
本発明の第1の実施の形態に係るトグル式型締装置を模式的に示す側面図である。 図1に示されている本発明の実施の形態に係るトグル式型締装置を型開されている状態で模式的に示す側面図である。 本発明の実施の形態に係るトグル式型締装置の、図2においてA−A方向に見た図に相当する断面図で、その(ア)は第1の実施の形態を、その(イ)は第2の実施をそれぞれ示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るトグル式型締装置の短リンクを示す斜視図で、その(ア)は上側短リンクを、その(イ)は下側短リンクをそれぞれ模式的に示す斜視図である。 従来のトグル式型締装置を模式的に示す側面図である。 図5に示されているトグル式型締装置を型開されている状態で模式的に示す図で、その(ア)は側面図、その(イ)はその(ア)においてB−B方向に見た断面図である。 特許文献1に記載の外巻きトグル式型締装置を模式的に示す側面図である。
符号の説明
2 固定盤 3 可動盤
4 エンドハウジング 5 タイバー
10 トグル機構 11 上側短リンク
12 下側短リンク 13 上側長リンク
14 下側長リンク 15 クロスヘッド
16 上側クロスリンク 17 下側クロスリンク
18 上側中間リンクピン 19 下側中間リンクピン
31 クロスヘッドガイドバー 30 ボールネジ
C 機械中心面 V 機械縦中心面

Claims (3)

  1. 固定側金型が取り付けられる固定盤と、可動側金型が取り付けられる可動盤と、エンドハウジングと、前記可動盤を貫通して前記固定盤と前記エンドハウジングとを連結している複数本のタイバーと、前記可動盤と前記エンドハウジングとの間に設けられているトグル機構とを備え、前記トグル機構のクロスヘッドを駆動すると型開および型締ができるようになっている、射出成形機用あるいはダイカスト成形機用のトグル式型締装置であって、
    前記トグル機構は、上下側短リンクと、上下側長リンクと、上下側クロスリンクと、クロスヘッドとからなり、
    前記上下側短リンクは、前記エンドハウジング側に位置する第1の部分と前記可動盤側に位置する第2の部分とから軸方向に所定長さに構成され、
    前記上下側短リンクの第1の部分の基端部は前記エンドハウジングに、前記上下側長リンクの基端部は前記可動盤に、それぞれのリンクピンにより枢着され、
    前記上側短リンクの上側自由回動先端部になっている第2の部分は、第1、2の2本のアームに分岐し、分岐した前記2本のアーム間に前記上側長リンクの上側自由回動先端部が差し込まれて、上側中間リンクピンを介して互いに回動自在に連結され、
    前記下側短リンクの下側自由回動先端部になっている第2の部分は、第1〜4の4本のアームに分岐し、分岐した前記第1、2および第3、4のアーム間に前記下側長リンクの下側自由回動先端部が差し込まれて、下側中間リンクピンを介して互いに回動自在に連結され、
    前記上下側クロスリンクは、その基端部は前記クロスヘッドに、その先端部は前記上下側短リンクの所定位置に、それぞれリンクピンにより枢着され、
    前記トグル機構が折り曲げられて型開されるとき、前記下側短リンクの前記第2、4のアームの間に前記上側短リンクの前記第2の部分の上側自由回動先端部が収まり、それによって前記上下側自由回動先端部は、前記複数本のタイバーの上下に位置するタイバーから等距離の機械中心面を互いに越えて回動することができることを特徴とするトグル式型締装置。
  2. 請求項1に記載の型締装置において、前記上下側短リンクの前記基端部は、前記機械中心面から、その上下に位置する前記タイバーまでの距離と実質的に等しい距離に位置していることを特徴とするトグル式型締装置。
  3. 請求項1または2に記載の型締装置において、前記上下側長リンクの前記基端部は、前記機械中心面から、その上下に位置する前記タイバーまでの距離よりも短い距離に位置していることを特徴とするトグル式型締装置。
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