JP5694061B2 - 型締装置及び型締方法 - Google Patents

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Description

本発明は型締装置及び型締方法に係り、特にトグル機構を用いた型締装置及び型締方法に関する。
一般に、射出成形機として電動式の射出成形機が多用されている。これは、電動式射出成形機は、油圧式射出成形機に比べて油圧ポンプや油圧配管、弁が不要であるので構造が簡単になるという理由による。また、動力源としてサーボモータを使用していることにより、制御がしやすいという利点もある。この射出成形機は、樹脂の射出処理を行う射出装置と、金型装置を構成する固定金型を可動金型を型締する型締装置とを有した構成とされている。
型締装置としては、トグル方式が多用されている。トグル方式の型締装置は、モータで発生した力をトグル機構で倍増し、トグルリンクを介して金型に型締力を与える方式である。このトグル方式の型締装置としては、例えば特許文献1に開示されたものがある。
特許文献1に示されるように、トグル方式の型締装置はトグルの腕が伸びきったところでモータを停止させ、前記トグルの腕が伸びきった分だけタイバーを引っ張り、そのタイバーの伸びにより発生した弾性回復力により金型を型締する構成とされている。
特開平05−004264号公報
しかしながら、トグルの腕が伸びきった状態(クニッキングが零の状態)で金型を型締する構成の型締装置では、型締時にトグル機構を構成するトグルアーム及びトグルレバーの連結位置に大きな型締力が直接印加される。このため、トグルの腕が伸びきった状態で型締を行う型締装置では、連結位置の油膜切れ等によりデッドロックが発生し、型開き時にトグル機構が動かなくおそれがあるという問題点があった。
この問題点を解決する方法として、トグル機構にクニッキングを持たせることが考えられる。しかしながら、単にクニッキングを持たせた構成では、モータで受ける型締力が増大し、モータとして出力が大きなものを用いる必要があり、モータの大型化及び消費電力の増大が生じるという問題点があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、モータの出力増大を伴うことなく、トグル機構にデッドロックが発生することを防止しうる型締装置及び型締方法を提供することを目的とする。
上記の課題は、第1の観点からは、
可動プラテンを固定プラテンに対して進退させるトグル機構と、
前記トグル機構と接続されたクロスヘッドを移動させる型締モータと、を含む型締装置において、
前記クロスヘッドを、前記トグル機構がクニッキングを有する所定の型締位置に移動させて前記型締モータを停止させた型締状態で、当該型締位置に保持可能にし、
前記クロスヘッドが前記型締位置に保持された際、前記トグル機構から印加される力の前記クロスヘッドの移動方向に対する角度を80°≦θ≦110°に設定したことを特徴とする射出装置により解決することができる。
また上記の課題は、第2の観点からは、
型締モータでクロスヘッドを移動させることによりトグル機構を駆動し、可動プラテンを固定プラテンに対して進退させて金型を型締する型締方法において、
前記トグル機構がクニッキングを有し、かつ前記クロスヘッドが保持される所定の型締位置で、前記型締モータを停止させ、
前記型締モータが停止された型締状態において、前記トグル機構から印加される力の前記クロスヘッドの移動方向に対する角度を80°≦θ≦110°に設定したことを特徴とする型締方法により解決することができる。
開示の型締装置及び型締方法によれば、トグル機構にデッドロックが発生することを防止することができると共に、型締時にモータに作用する力を低減することができるためモータ出力を低く維持することができる。
図1は、本発明の一実施形態である型締装置の概略構成図である。 図2は、本発明の一実施形態である型締装置の動作を説明するための図である。 図3は、型締を行いうる第2トグルレバー23の角度範囲を説明するための図である。 図4は、トグルサポートに設けられたクロスヘッド固定装置を説明するための部分断面図である。
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。
なお、本発明による型締装置及び型締方法は、押出成形装置、ラミネータ、トランスファー成形装置、ダイキャストマシーン、IJ封止プレス等の各種の成形機に適用することができる。以下説明する本実施形態では、型締装置及び型締方法を射出成形機に適用した例にあげて説明するものとする。
図1は、本発明の一実施形態である型締装置10の概略図である。型締装置10は、フレーム17と、フレーム17に固定された固定プラテン12と、固定プラテン12との間に所定の距離を置いてフレーム17に対して移動可能に配設されたトグルサポート15とを具備する。また、固定プラテン12とトグルサポート15との間には、複数(例えば、四本)のタイバー16が延在している。
可動プラテン13は、固定プラテン12に対向して配設され。この可動プラテン13はタイバー16に支持されており、このタイバー16に沿って進退可能(図におけるX1,X2方向に移動可能)に配設された構成とされている。
金型装置11は、固定金型11aと可動金型11bとから成る。固定金型11aは、固定プラテン12における可動プラテン13と対向する金型取り付け面に取り付けられる。一方、可動金型11bは、可動プラテン13における固定プラテン12と対向する金型取り付け面に取り付けられる。
なお、可動プラテン13の後端 (図における左端) には、エジェクタピン(図示せず)を移動させるための駆動装置が取り付けられてもよい。また、可動金型11bは、フレーム17上に設けられたガイドで案内されるよう構成してもよい。
可動プラテン13とトグルサポート15との間には、トグル式型締装置としてのトグル機構20が取り付けられる。トグルサポート15の後端には、トグル機構20を作動させる型締モータ26が配設される。
型締モータ26は、回転運動を往復運動に変換するボールねじ機構等から成る運動方向変換装置(図示せず)を備え、駆動軸25を進退(図におけるX1,X2方向に移動)させることによって、トグル機構20を作動させることができる。なお、型締モータ26は、サーボモータであることが好ましく、回転数を検出するエンコーダとしての型開閉位置センサ27を備える。
上述のトグル機構20は、駆動軸25に取り付けられたクロスヘッド24、クロスヘッド24に揺動可能に取り付けられた第2トグルレバー23、トグルサポート15に揺動可能に取り付けられた第1トグルレバー21、及び、可動プラテン13に揺動可能に取り付けられたトグルアーム22を有する。第1トグルレバー21と第2トグルレバー23との間、及び、第1トグルレバー21とトグルアーム22との間は、それぞれ、リンク結合される。
このトグル機構20は、いわゆる、内巻五節点ダブルトグル機構であり、上下が対称の構成を有し、上下対称の動作を行う。また以下の説明では、可動プラテン13、トグルサポート15、各レバー21,23、トグルアーム22、及びクロスヘッド24が接合する接合点(節)P1〜P5を次のように定義する。
P1:第2トグルレバー23とクロスヘッド24が接合する第1接合点
P2:第1トグルレバー21と第2トグルレバー23が接合する第2接合点
P3:トグルサポート15と第1トグルレバー21が接合する第3接合点
P4:第1トグルレバー21とトグルアーム22が接合する第4接合点
P5:可動プラテン13とトグルアーム22が接合する第5接合点
上記構成とされたトグル機構20は、型締モータ26を駆動してクロスヘッド24を進退させることによって作動する。この場合、クロスヘッド24を前進(図におけるX1方向に移動)させると、可動プラテン13が前進させられて型閉が行われる。そして、型締モータ26による推進力にトグル倍率を乗じた型締力が発生させられ、その型締力によって型締が行われる。
また、トグルサポート15の後端(図における左端)には、固定プラテン12に対するトグルサポート15の位置を調整するために、型締位置調整装置35が配設される。トグルサポート15には、タイバー挿通孔(図示せず)が複数、例えば、四つ形成され、タイバー16の図における左端(X2方向端)が、それぞれのタイバー挿通孔に挿入される。なお、タイバー16の右端は、固定ナット16aによって固定プラテン12に固定されている。
タイバー16は、図における左端の外周にねじが形成されたねじ部36を有し、調整ナット37がそれぞれのタイバー16のねじ部36に螺合される。なお、調整ナット37は、トグルサポート15の後端に回転可能に、かつ、タイバー16の軸方向に移動不能に取り付けられる。また、調整ナット37の外周には被駆動用歯車37aが取り付けられている。
トグルサポート15の後端における上方部には、型締位置調整用駆動源としての型厚モータ31が配設される。型厚モータ31の回転軸には、駆動用歯車33が取り付けられている。
調整ナット37の被駆動用歯車37a及び駆動用歯車33の周囲には、チェーン、歯付きベルト等の駆動用線状体34が架け回されている。そのため、型厚モータ31を駆動して、駆動用歯車33を回転させると、それぞれのタイバー16のねじ部36に螺合された調整ナット37が同期して回転させられる。
これにより、型厚モータ31を所定の方向に所定の回転数だけ回転させて、トグルサポート15を所定の距離だけ進退させることができる。なお、型厚モータ31は、サーボモータであることが好ましく、回転数を検出するエンコーダとしての型締位置センサ32を備える。
型厚モータ31の回転を調整ナット37に伝達する手段は、タイバー16のねじ部36に螺合された調整ナット37を同期して回転させられるものであれば、いかなるものであってもよい。例えば、駆動用線状体34に代えて、駆動用歯車33及び駆動用歯車33のすべてに係合する大径の歯車をトグルサポート15の後端に回転可能に配設することとしてもよい。
次に、図1及び図2を参照し、上記構成とされた型締装置10の動作について説明する。なお図2では、図示及び説明の便宜上、第1トグルレバー21,トグルアーム22,第2トグルレバー23、及びクロスヘッド24については、第1接合点P1〜第5接合点P5のみを図示して説明するものとする。
図2(A)は、クロスヘッド24及び可動プラテン13は図中X2方向に移動した駆動前状態を示している。この駆動前状態では、金型装置11を構成する固定金型11aと可動金型11bは離間した状態となっている。また、第1トグルレバー21とトグルアーム22は、略く字状に折り曲がった状態となっている。
型締モータ26が駆動して駆動軸25が回転すると、図2(B)に示すように、クロスヘッド24はX1方向に移動を開始する。これにより、トグル機構20は作動し、可動プラテン13を矢印X1方向に移動させる。
このように、クロスヘッド24がX1方向に移動することにより、第2トグルレバー23とクロスヘッド24の接合位置である第1接合点P1もX1方向に移動する。また、この移動に伴い第1トグルレバー21とトグルアーム22も移動し、第1トグルレバー21とトグルアーム22のなす角度α(図1に矢印で示す)も漸次増大する。またトグル機構20の動作により、可動プラテン13もX1方向に移動し、図2(B)に示すように、固定金型11aと可動金型11bが型閉された状態となる。
この型閉状態から更に型締モータ26が回転し、クロスヘッド24が固定金型11aと可動金型11bとを所定の型締力で型締する型締位置まで移動すると、型締モータ26は停止される。図2(C)は、型締モータ26が停止され、これによりクロスヘッド24及び可動プラテン13が停止した状態(型締状態)を示している。
なお、以下の説明において、第1接合点P1を通る水平線(第1接合点P1を通る、図中矢印X1,X2方向に延在する線分)と、第2トグルレバー23とのなす角度を型締力角度θとする。また、第2トグルレバー23及びクロスヘッド24を介して駆動軸25に印加される型締力を軸印加型締力Fとする。
ここで、図2(C)に示される型締状態における、トグルサポート15と第1トグルレバー21が接合する第3接合点P3、第1トグルレバー21とトグルアーム22が接合する第4接合点P4、及びトグルアーム22と可動プラテン13が接合する第5接合点P5に注目すると、各接合点P3,P4,P5は一直線上に位置しない構成となっている。
具体的には、型締時において、第1トグルレバー21とトグルアーム22のなす角度αは、180°未満(α<180°)となっている。よって、本実施形態に係る型締装置10は、型締時においてトグル機構20のクニッキングが0(零)ではない構成となっている。
ここで、クニッキングについて説明する。クニッキングとは、トグル機構20において、トグルサポート15と第1トグルレバー21との接合点である第3接合点P3と、可動プラテン13とトグルアーム22の接合点である第5接合点P5とを結ぶ線分を想定し(図1参照)、また第1トグルレバー21とトグルアーム22の第4接合点P4を通って上記の線分に平行な線分を引いた時、この2本の線分間の距離Kがクニッキングである。従って、クニッキングKが小さいほど、トグル機構の死点に近付くことになる。
ところで、周知のようにトグルレバー21とトグルアーム22とが伸びきった状態(α=180°)で、換言するとクニッキングがK=0の状態で型締を行うと、型締モータ26の駆動軸25は型締力の反力を受けない構成となる。その結果、型締モータ26の出力を小さくでき、装置の小型化及び消費電力の低減を図ることができる。しかしながら、このような型締方法では、第3乃至第5連結位置P3〜P5の油膜切れ等によりデッドロックが発生し、型開き時にトグル機構20が動かなくおそれがあることは前述した通りである。
これに対して本実施形態に係る型締装置10は、トグルレバー21とトグルアーム22とのなす角度αが180°となる手前の状態、すなわちクニッキングKが0になる前の状態において型締を行う構成としている。
しかしながら、型締時においてトグル機構20にクニッキングを持たせる構成にすると、型締力の一部(軸印加型締力F)が第2トグルレバー23及び第2トグルレバー23を介して駆動軸25に印加される。
そこで、本実施形態に係る型締装置10では、図3(A)に示すように、金型装置11が型締された型締時において、第2トグルレバー23が駆動軸25の軸方向に対して垂直方向を向くよう構成した。即ち、型締時において、軸印加型締力Fの型締力角度θは、90°(θ=90°)となっている。
また、トグル機構20の上側(Z2方向側)に位置する各リンク(第1トグルレバー21,トグルアーム22,第2トグルレバー23)を介して駆動軸25に印加される軸印加型締力Fは、鉛直下方(Z1方向)に作用する。また、トグル機構20の下側(Z1方向側)に位置する各リンク(第1トグルレバー21,トグルアーム22,第2トグルレバー23)を介して駆動軸25に印加される軸印加型締力Fは、鉛直上方(Z2方向)に作用する。
このように本実施形態に係る型締装置10では、金型装置11の可動金型11bを所定の型締力で型締する型締位置で型締モータ26を停止し、クロスヘッド24を停止させている。本実施形態では、この型締位置における軸印加型締力Fの型締力角度θが、90°となるよう設定している。
これにより、軸印加型締力Fの水平成分がなくなり、クロスヘッド24に対して水平成分が作用しない構成となる。よって、トグル機構20にクニッキングを持たせる構成としても、軸印加型締力Fは機械的に保持され、モータトルクでクロスヘッド位置を保持する必要がなくなる。従って、型締モータ26の出力を小さくでき、型締モータ26の小型化及び消費電力の低減を図ることができる。
ところで、上記のように本実施形態では型締時における型締力角度θが90°となるよう設定したが、型締時における型締力角度θは必ずしも90°に設定する必要はない。具体的には、型締時における型締力角度θが80°≦θ≦110°の範囲に設定しても、上記と同様の効果を得ることができる。以下、その理由について、主に図3を参照して説明する。
図3(B)は、型締力角度が90°よりも小さい角度θ1(θ1<90°)である状態を示している。また、図3(C)は、型締力角度が90°よりも大きい角度θ2(θ2>90°)である状態を示している。
図3(B)に示す型締力角度θ1が90°よりも小さい場合、同図に示すように軸印加型締力FはX1,X2方向とZ1,Z2方向に分力される。即ち、駆動軸25には、図中矢印Fx1で示す分力が軸線方向(X2方向)に作用する。また、図3(C)に示す型締力角度θ2が90°よりも大きい場合も、軸印加型締力FはX1,X2方向とZ1,Z2方向に分力され、駆動軸25には図中矢印Fx2で示す分力が軸線方向(X2方向)に作用する。この場合、トグル機構20のモータトルクで、クロスヘッド位置を保持する必要が生じてしまう。
しかしながら、トグル機構20には、クロスヘッド24をガイドするクロスヘッドガイド(図示せず)が設けられている。よって、このクロスヘッドガイドとクロスヘッド24との間で発生する摩擦力により、軸印加型締力Fの水平分力Fx1,Fx2は抑えることができる。
本発明者の実験では、クロスヘッド24とクロスヘッドガイドとの間に発生する摩擦力と、水平分力Fx1とが均衡する型締力角度θは80°であった。また、クロスヘッド24とクロスヘッドガイドとの間に発生する摩擦力と、水平分力Fx2とが均衡する型締力角度θは110°であった。よって、型締力角度θを80°以上110°以下(80°≦θ≦110°)とすることによっても、軸印加型締力Fが型締モータ26の駆動軸25の軸方向に印加されることを防止でき、型締モータ26の小型化及び消費電力の低減を図ることができる。
また、クロスヘッド24に作用する軸印加型締力Fの水平分力でクロスヘッド24が動かないようにするため、クロスヘッド24を固定するクロスヘッド固定装置をトグルサポート15に設ける構成としてもよい。
図4は、クロスヘッド固定装置の一例を示す図である。同図に示すクロスヘッド固定装置40は、トグルサポート15に配設されている。
このクロスヘッド固定装置40は、クロスヘッド24に配設された一対のロッド41と、トグルサポート15に形成されこの各ロッド41を挿通する挿入孔42と、ロック用ピストン43に圧接されることによりクロスヘッド24をロックするロック用ピストン43を有している。
ロック用ピストン43は、トグルサポート15に形成されたロック用シリンダ44に移動可能に設けられている。また、ロック用シリンダ44には、バルブ46から配管45を介して空圧(又は油圧)が供給される構成とされている。よって、空圧(又は油圧)をロック用シリンダ44に供給することより、ロック用ピストン43はロッド41に圧接され、これによりクロスヘッド24はロックされる。
なお、クロスヘッド固定装置は図4に示すものに限定されるものではなく、他の構成とすることも可能である。具体的には、トグルサポート15の一部をクロスヘッド24の進行方向に延出させると共に、その先端にトグルサポート15と係合するロック爪を設けておき、クロスヘッド24が所定の型締位置に進行した際にロック爪がクロスヘッド24と係合し、その移動をロックする構成としてもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は上記した特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能なものである。
10 型締装置
11 金型装置
12 固定プラテン
13 可動プラテン
15 トグルサポート
16 タイバー
17 フレーム
20 トグル機構
21 第1トグルレバー
22 トグルアーム
23 第2トグルレバー
24 クロスヘッド
25 駆動軸
26 型締モータ
27 型開閉位置センサ
31 型厚モータ
32 型締位置センサ
33 駆動用歯車
34 駆動用線状体
35 型締位置調整装置
40 クロスヘッド固定装置
41 ロッド
42 挿入孔
43 ロック用ピストン

Claims (6)

  1. 可動プラテンを固定プラテンに対して進退させるトグル機構と、
    前記トグル機構と接続されたクロスヘッドを移動させる型締モータと、を含む型締装置において、
    前記クロスヘッドを、前記トグル機構がクニッキングを有する所定の型締位置に移動させて前記型締モータを停止させた型締状態で、当該型締位置に保持可能にし、
    前記クロスヘッドが前記型締位置に保持された際、前記トグル機構から印加される力の前記クロスヘッドの移動方向に対する角度を80°≦θ≦110°に設定したことを特徴とする型締装置。
  2. 前記角度θを90°としたことを特徴とする請求項1記載の型締装置。
  3. グルサポートで前記クロスヘッドを前記型締位置にロックする構成としたことを特徴とする請求項1又は2記載の型締装置。
  4. 型締モータでクロスヘッドを移動させることによりトグル機構を駆動し、可動プラテンを固定プラテンに対して進退させて金型を型締する型締方法において、
    前記トグル機構がクニッキングを有し、かつ前記クロスヘッドが保持される所定の型締位置で、前記型締モータを停止させ、
    前記型締モータが停止された型締状態において、前記トグル機構から印加される力の前記クロスヘッドの移動方向に対する角度を80°≦θ≦110°に設定したことを特徴とする型締方法。
  5. 前記角度θを90°としたことを特徴とする請求項4記載の型締方法。
  6. 前記型締モータが停止された型締状態において、前記クロスヘッドをトグルサポートでロックすることを特徴とする請求項4又は5記載の型締方法。
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