JP2002221528A - 回転センサ - Google Patents

回転センサ

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JP2002221528A
JP2002221528A JP2001018208A JP2001018208A JP2002221528A JP 2002221528 A JP2002221528 A JP 2002221528A JP 2001018208 A JP2001018208 A JP 2001018208A JP 2001018208 A JP2001018208 A JP 2001018208A JP 2002221528 A JP2002221528 A JP 2002221528A
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JP
Japan
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holder
substrate
rotation sensor
hall
fixed
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Pending
Application number
JP2001018208A
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English (en)
Inventor
Shigeki Iwashita
隆樹 岩下
Tatsuhiko Yamazaki
竜彦 山崎
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】永久磁石と、ホールICと、ホールICを制御
する電子部品を搭載した基板とを、ホルダーに固定し
て、これらをケース内に収容した回転センサに於いて、
部品点数を削減する。 【解決手段】回転センサのケース内に収容したホルダー
7に一体に設けた係合部13を用いて、永久磁石と、ホ
ールICと、ホールICを制御する電子部品を搭載した
基板1をホルダー7に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輪速センサなど
として用いられる回転センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】回転センサとしては、永久磁石または、
着磁タイプのエンコーダーによる磁界が、エンコーダー
の回転によって変化する状況を磁気センサ(以後ホール
ICと称する)によって検知するタイプのものが広く使
用されている。このタイプの回転センサが使用されてい
る状態を模式的に図3に示す。図3に於いて、15は回
転センサ、14は車輪の軸に取り付けられたエンコーダ
ーを示している。
【0003】特開2000-180460号公報に、前記のタイプ
の回転センサの一つの例が開示されている。この開示に
基づき、該回転センサの内部の部品等の断面を模式的
に、図4に示す。図4に於いて、4は永久磁石を示し、
2はホールICを示す。該回転センサがエンコーダーに
向けられたとき、ホールIC2が、エンコーダーと永久
磁石4との間にくるように、ホールIC2、永久磁石4
は配置されている。その結果、エンコーダーの回転によ
る磁界の変化をホールICにより検知することができ
る。但し、エンコーダーの歯の部分に、磁石のN極、S
極を交互に配したタイプのものもあり、その場合は、永
久磁石4は不必要であり、ホールICの検知面がエンコ
ーダーの方を向くように、ホールICが固定されていれ
ば良い。1はガラス繊維入りのエポキシ板からなる基板
で、この基板1に、ホールIC2、該ホールICの制御
用の電子部品3などが搭載されている。該基板1は、ホ
ルダー7に対して図4に於ける下方の位置に配され、カ
バー8により覆われ、ホルダー7に固定されている。カ
バー8は該基板1の外側に配され、ホルダー7との間に
該基板1を挟み込み、カバー8が有している突起部12
をホルダー7に嵌入させることにより、該基板1ととも
に、ホルダー7に固定されている。外部との接続用のリ
ード線10は、あらかじめホルダー7に一体成形された
リード線接続用端子9と接続されている。以上のように
必要部品などが配されたホルダー7は、円筒状のケース
6内に収容される。そして、リード線の接続部を覆い、
ケース内を封止するように、モールド被覆11が施さ
れ、回転センサが構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種のセンサは自動
車の車輪の近傍(足まわり)などに取り付けられるが、
自動車の足まわりはスペースが狭く、センサはできるだ
けコンパクトなことが求められており、また、できるだ
け部品点数を減らすことも求められている。前記の例
で、具体的には、基板1がホルダー7に対して図4に於
ける下方の位置に配され、別部材であるカバー8により
覆われ、ホルダー7に固定されていることが問題視され
ている。別部材であると、部品としての管理上の手間が
増える。また、万一、装着忘れを起こしたりすると、ケ
ースが金属の場合、センサが振動を受けたときに、基板
に搭載された端子などが金属ケースに接触し、ブレーキ
制御システムにトラブルが生じたりするおそれがある。
また、ケースが樹脂の場合でも、基板を固定していなけ
れば、振動により、基板と、ホールIC、接続端子間の
半田接続部にクラックを生じ、その結果、導通不良に起
因するトラブルを起こすおそれがある。更に、基板を確
実に固定していなければ、ホールICもケース内で位置
が変化して、磁石との位置関係が変化し、センシング性
能の劣化、ノイズ等の原因になりかねない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、永久磁石とホ
ールICと、ホールICを制御する電子部品を搭載した
基板とを、ホルダーに固定し、これらをケース内に収容
した回転センサであって、前記ホルダーに一体に設けた
係合部を用いて、前記基板を固定したことを特徴とする
回転センサである。
【0006】
【発明の実施の形態】図に基づいて発明の内容を説明す
る。図1は、本発明の回転センサに於いて、ホルダー7
に一体に設けた係合部13で、基板1を固定した様子を
示している。図2は、基板を固定していないときのホル
ダー7を示すもので、(a)はホルダー7を、係合部1
3を設けていない側から見たときの平面図、(b)は平
面図A1−A2の横断面図、(c)は係合部13を設けた
側から見たときの平面図である。
【0007】図2の例では、ホルダーに基板を配備する
側に、ホルダー7と一体に、ホルダーの縁から突出する
ように係合部13が設けられている。そして、この係合
部13は、2つずつが互いに基板1の幅より若干狭い間
隔で、向き合って、4個所に設けられている。係合部1
3は、弾性変形が可能で、爪形状をしていることが好ま
しい。そして、係合部13の弾性変形による応力は、基
板を押し込むことができる程度に小さく、回転センサが
激しい振動を受けても、押し込まれた基板1の位置がず
れたり、はずれたりすることがないように、基板1を確
実に固定できるだけ大きいことが好ましい。そうすれ
ば、向き合っている2つの係合部の間隔を押し広げる方
向に、係合部の先端部分を弾性変形させながら、基板1
を押し込むことにより、図1に示したように、基板1
は、該基板1の縁のところで、係合部13で固定され
る。係合部13は、ホルダー7に一体に設けられている
ので、図4の例に於けるように、従来の回転センサで用
いられてきた、基板を固定するための別部材である固定
部材8は不必要になる。
【0008】係合部13により基板1を固定したホルダ
ー7を、円筒状のケースに収容したときに、基板1の厚
さ方向の中心面が、円筒状のケースの中心を通るよう
に、あらかじめ、係合部の位置決めをしておくと、図4
の場合のように、基板1が、ホルダー7に対して図4に
於ける下方の位置に配され、カバー8により覆われ、ホ
ルダー7に固定されている場合と比べて、幅の大きさが
同じの基板を使用しても、ケースの円筒の外径を小さく
できるという効果もある。
【0009】
【発明の効果】基板を係合して固定する係合部を、ホル
ダーに一体に設けておき、該係合部を用いて、基板をホ
ルダーに固定するので、基板の固定部材を別部材として
準備する必要がなく、部品点数削減による管理工数減を
実現することができ、また、組み付け忘れなどの不安要
素を取り除くことができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転センサに用いるホルダーに、基板
を固定したようすを示す断面図。
【図2】本発明に係わるホルダーを示す。(a)は係合
部を設けていない側から見たときのホルダーの平面図。
(b)は平面図のA1−A2に於ける横断面図。(c)は
係合部を設けた側から見たときのホルダーの平面図。
【図3】回転センサの使用状況を模式的に示す側面図。
【図4】従来の回転センサの断面図。
【符号の説明】
1 基板 2 ホールIC 3 電子部品 4 永久磁石 5 端子 6 ケース 7 ホルダー 8 固定部材 9 リード線接続用端子 10 リード線 11 モールド 12 突起部 13 係止部 14 エンコーダー 15 回転センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホールICと、ホールICを制御する電
    子部品を搭載した基板とを、ホルダーに固定し、これら
    をケース内に収容した回転センサであって、前記ホルダ
    ーに一体に設けた係合部を用いて、前記基板を固定した
    ことを特徴とする回転センサ。
JP2001018208A 2001-01-26 2001-01-26 回転センサ Pending JP2002221528A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011508894A (ja) * 2008-01-07 2011-03-17 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング センサ装置

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JP2011508894A (ja) * 2008-01-07 2011-03-17 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング センサ装置

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