JPH0530135Y2 - - Google Patents

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JPH0530135Y2
JPH0530135Y2 JP4573486U JP4573486U JPH0530135Y2 JP H0530135 Y2 JPH0530135 Y2 JP H0530135Y2 JP 4573486 U JP4573486 U JP 4573486U JP 4573486 U JP4573486 U JP 4573486U JP H0530135 Y2 JPH0530135 Y2 JP H0530135Y2
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circuit board
mounting chamber
board
magnetic sensor
board mounting
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は多極化された磁石と磁気センサとによ
つて回転軸の回転速度を検出する回転検出器に関
する。
(従来の技術) 車両たる自動車の速度を検出するためのこの種
の回転検出器においては、トランスミツシヨンの
出力軸に連結された回転軸の一回転当たりの信号
数を増加させるためには磁石を多極化する必要が
あるが、磁石を多極化すると磁界強度が弱くなり
且つ磁極間ピツチも小になるので、磁気センサの
感度を上げる必要があり、磁気センサの感度を上
げるためにはその磁気センサと磁石との距離を小
とする必要がある。
このため、従来では、回転軸が挿入されるケー
スに基板装着室を形成し、前記回転軸に前記基板
装着室の奥壁と所定の空〓を存するようにして多
極化された環状の磁石を取付け、更に、前記基板
装着室に磁気センサたる磁気抵抗素子を半田付け
した回路基板を収納装着してその磁気抵抗素子を
基板装着室の奥壁に当接させる構成としている。
(考案が解決しようとする問題点) 従来の構成では、回路基板及び磁気抵抗素子の
製作精度及び組立精度を高くしないとその磁気抵
抗素子が基板装着室の奥壁に当接しなかつたり或
いは強力に圧接する等の問題が生じ、当接しない
前者の場合には磁気センサと磁石との距離が大と
なり、圧接する後者の場合には磁気抵抗素子の回
路基板に対する取付け部分たる半田付け部分にス
トレスが作用する不具合がある。
従つて、本考案の目的は、回路基板及び磁気セ
ンサの製作精度及び組立精度をそれほど高くしな
くても、磁気センサと磁石との距離を小なる一定
にすることができ、磁気センサの回路基板に対す
る取付け部分にストレスが作用することもない回
転検出器を提供するにある。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案の回転検出器は、基板装着室を有するケ
ースに回転軸を挿通して、この回転軸により回転
される多極化され磁石を前記基板装着室の奥壁と
所定の空〓を存するように配設し、前記基板装着
室内に弾性力を有するリード端子を備えた回路基
板を装着し、この回路基板に磁気センサを取付け
て、この磁気センサを前記基板装着室の奥壁に前
記リード端子の弾性力により密着させる構成に特
徴を有する。
(作用) 本考案の回転検出器においては、回路基板を基
板装着室内に装着することにより磁気センサは該
基板装着室の奥壁にリード端子の弾性力によつて
自動的に密着するもので、そのリード端子の弾性
力により回路基板及び磁気センサの製作精度及び
組立精度のばらつきを吸収するとともに磁気セン
サの回路基板に対する取付け部分に作用するスト
レスも吸収するようになる。
(実施例) 以下本考案の一実施例につき図面を参照しなが
ら説明する。
1は非磁性体例えばアルミダイカスト製のケー
スであり、その内部には軸受2が嵌合固定されて
おり、この軸受2には回転軸3がこれに嵌合固定
されたカラー4を介して回転可能に支承されてい
る。この場合、回転軸3は車両たる自動車のトラ
ンスミツシヨンの出力軸にフレキシブルワイヤ等
の伝達部材を介して連結されている。5は前記カ
ラー4の端部外周に装着された環状の磁石であ
り、これはN極とS極とが交互になるよう多極
(例えば16乃至20極)化されている。6はケース
1に一体に形成された矩形状の装着筒部であり、
内部を基板装着室7としている。そして、この基
板装着室7の奥壁たる底壁8には上方に開放する
凹部8aが形成されており、前記磁石5は底壁8
の凹部8aと対応する部分に所定の空〓Gを存し
て対向するように設定されている。尚、前記装着
筒部6の対向する二側壁内面には上端から下部ま
で延びる係合溝6a(一方のみ図示)が形成され
ている。
さて、9は主の回路基板たる矩形状のプリント
基板であり、これには、導体パターンによつて接
続される多数の電子部品が半田付けにより取付け
られているとともに、電源供給用及び信号出力用
のリード線10乃至12が半田付けにより取付け
られている。13は補助の回路基板たる矩形状の
セラミツク基板であり、これの下面側には磁気セ
ンサたる磁気抵抗素子14が配置されていて、そ
の電源供給用及び信号出力用の三本の端子14a
乃至14cが該セラミツク基板13に半田付けに
より取付けられている。15,16及び17は弾
性力を有する金属例えば燐青銅製の三本のリード
端子であり、これらの中間部は逆U字状に曲成さ
れているとともに、一端部は二又状に形成されて
いる。そして、これらのリード端子15,16及
び17は、その一端部の二又状部がセラミツク基
板13の一辺部にこれを上下から挾持するように
して半田付けにより取付けられ、他端部がプリン
ト基板9に挿通されて半田付けにより取付けら
れ、以て、セラミツク基板13をプリント基板9
に略水平状態に支持するようになつている。尚、
リード端子15,16及び17において、各一端
部は磁気抵抗素子14を含み、電子部品が実装さ
れた検出制御回路によつて構成されるセラミツク
基板13に接続され、各他端部はプリント基板9
の導体パターンを介してリード線10,11及び
12に夫々接続されている。このように形成され
たプリント基板9はその垂直な二側縁部9a,9
aを装着筒部6の二つの係合溝6a(一方のみ図
示)に係合させながら基板装着室7内に収納装着
されるものであり、このプリント基板9の装着に
よつて、磁気抵抗素子14の下面が凹部8aの底
面にリード端子15,16及び17の弾性力によ
り密着する。尚、基板装着室7内へのプリント基
板9及びセラミツク基板13の装着後はその基板
装着室7には合成樹脂製の充填材が注入重点さ
れ、装着筒部6の上面開口部にはこれを閉塞すべ
くカバー18がねじ止め固定される。
而して、回転軸3がトランスミツシヨンの出力
軸により回転されると、磁石5もこれと一体に回
転されるようになり、磁気抵抗素子14は磁石5
の磁束の作用によりその磁石5の磁極数に応じた
周波数の回転速度検出信号を出力するようにな
る。
このような本実施例によれば、次のような効果
を得ることができる。即ち、磁気抵抗素子14を
取付けたセラミツク基板13をプリント基板9に
弾性力を有するリード端子15乃至17によつて
支持するようにしたので、プリント基板9を基板
装着室7内に収納装着することにより磁気抵抗素
子14を底壁8の凹部8aの底面に自動的に密着
させることができるものである。従つて、プリン
ト基板9、セラミツク基板13及び磁気抵抗素子
14の製作精度及び組立精度をそれほど高くしな
くてもその製作精度及び組立精度のばらつきはリ
ード端子15乃至17の弾性力によつて吸収され
るようになり、磁気抵抗素子14が底壁8の凹部
8aの底面に当接しなくなることはなくて磁気抵
抗素子14と磁石5との距離を常に小なる一定に
なし得るとともに、磁気抵抗素子14の端子14
a乃至14cのセラミツク基板13に対する取付
け部分たる半田付け部分に作用するストレスもリ
ード端子15乃至17によつて吸収し得る。
尚、上記実施例では磁気センサとして磁気抵抗
素子14を用いるようにしたが、代りにホール素
子若しくはホールICを用いてもよい。
その他、本考案は上記し且つ図面に示す実施例
にのみ限定されるものではなく、例えば自動車用
の回転検出器に限らず回転検出器全般に適用し得
る等、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変形して実
施し得ることは勿論である。
[考案の効果] 本考案の回転検出器は以上説明したように、回
路基板が備えたリード端子の弾性力により磁気セ
ンサを基板装着室の磁石と対向する奥壁に密着さ
せるようにしたので、回路基板及び磁気センサの
製作精度及び組立精度をそれほど高くしなくて
も、磁気センサと磁石との距離を小なる一定にす
ることができ、磁気センサの回路基板に対する取
付け部分にストレスが作用することもないという
優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は要部
の縦断面図、第2図は全体の縦断面図、第3図は
プリント基板及びセラミツク基板の斜視図であ
る。 図面中、1はケース、3は回転軸、5は磁石、
7は基板装着室、8は底壁(奥壁)、9はプリン
ト基板(主の回路基板)、13はセラミツク基板
(補助の回路基板)、14は磁気抵抗素子(磁気セ
ンサ)、15乃至17はリード端子を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基板装着室を有するケースと、このケース内に
    前記基板装着室の奥壁と所定の空〓を存するよう
    に配設され回転軸によつて回転される多極化され
    た磁石と、前記ケースの基板装着室内に装着され
    弾性力を有するリード端子を備えた回路基板と、
    この回路基板に取付けられ前記リード端子の弾性
    力により前記基板装着室の奥壁に密着される磁気
    センサとを具備してなる回転検出器。
JP4573486U 1986-03-27 1986-03-27 Expired - Lifetime JPH0530135Y2 (ja)

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JP4573486U JPH0530135Y2 (ja) 1986-03-27 1986-03-27

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JP4573486U JPH0530135Y2 (ja) 1986-03-27 1986-03-27

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JPS62156880U JPS62156880U (ja) 1987-10-05
JPH0530135Y2 true JPH0530135Y2 (ja) 1993-08-02

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JP4573486U Expired - Lifetime JPH0530135Y2 (ja) 1986-03-27 1986-03-27

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JP7155803B2 (ja) * 2018-09-21 2022-10-19 株式会社デンソー 回転角センサおよび回転角センサの製造方法

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JPS62156880U (ja) 1987-10-05

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