JP2002220480A - ポリアミド・防振ゴム複合体 - Google Patents

ポリアミド・防振ゴム複合体

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JP2002220480A
JP2002220480A JP2001017535A JP2001017535A JP2002220480A JP 2002220480 A JP2002220480 A JP 2002220480A JP 2001017535 A JP2001017535 A JP 2001017535A JP 2001017535 A JP2001017535 A JP 2001017535A JP 2002220480 A JP2002220480 A JP 2002220480A
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polyamide
vibration
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Jiyunichirou Suzuki
淳一朗 鈴木
Kazutaka Katayama
和孝 片山
Hideto Ikeda
英仁 池田
Ayumi Ikemoto
歩 池本
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Sumitomo Riko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】接着剤を使用することなく(接着剤レス)、か
つ簡易な方法により、ポリアミドと防振ゴムとが良好に
接着したポリアミド・防振ゴム複合体を提供する。 【解決手段】下記の(A)〜(D)を必須成分とするゴ
ム組成物を、ポリアミド上で加硫成形してなるポリアミ
ド・防振ゴム複合体である。 (A)エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体およ
びエチレン−プロピレン共重合体の少なくとも一方から
なる防振ゴム。 (B)過酸化物加硫剤。 (C)レゾルシノール系化合物。 (D)メラミン樹脂。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポリアミド・防振ゴ
ム複合体に関するものであり、詳しくはエンジンマウン
ト等の自動車用防振ゴムの複合構成部材に用いられるポ
リアミド・防振ゴム複合体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のエンジン等を搭載する際に使用
される防振ゴムには、エンジンの振動やそれに伴う騒音
を軽減する防振性能、エンジンの発生熱に対する耐熱
性、エンジンを機械的に支える支持性能(強度)、およ
び防振ゴムの支持材となる金属材料等との接着性が要求
される。
【0003】防振性能の点からは、ゴムは一般的に軟ら
かい程よいが、軟らかすぎると搭載物の重量で撓んでそ
の支持位置が変化し、支持物を含む構成体全体の基本的
な性能に悪影響を及ぼすことになる。具体的には、防振
性能は振動を伝達する振動状態のばね定数(動ばね定
数)が小さいほどよく、一方、支持性能(強度)は支持
剛性を示す静ばね定数が大きいもの程よく、従って、動
ばね定数と静ばね定数との比、すなわち動倍率(動ばね
定数/静ばね定数)の値の小さいゴムほど防振ゴムとし
て優れているといえる。
【0004】一方、防振ゴムの支持材としては、従来よ
り金属材料が用いられており、金属材料からなる支持材
に防振ゴムを加硫接着した金属材料・防振ゴム複合体が
用いられているが、金属材料を樹脂材料に代えることに
より防振ゴム複合体を軽量化し、加工工程を見直して、
さらに製造コストの低減化を図る動きが進んでいる。一
般に、樹脂・防振ゴム複合体は、予め成形された樹脂部
材に接着剤を塗布し、ゴムの成形加硫時に接着を行う方
法、あるいは予め加硫したゴムに接着剤を塗布し、樹脂
成形時に接着を行う方法により製造されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の方法により得られる樹脂・防振ゴム複合体は、接着剤
の塗布むら等により、樹脂と防振ゴムとの接着力が不充
分であるという問題がある。また、接着剤の塗布工程が
必要であるため、製造工程が複雑でコストも高くなると
ともに、接着剤のポットライフの心配や濃度管理等が必
要になり、安定生産性に劣るという問題もある。さらに
は、接着剤の希釈溶媒としてトルエン等の有機溶媒を使
用するため、環境汚染等の問題もある。
【0006】これらの問題を解決するために、接着剤を
使用しないでゴムと樹脂とを接合する複合化方法が提案
されている。例えば、欧州特許出願公開公報第0196
407号および同第0315749号には、ポリフェニ
レンエーテル(PPE)をベースとする形成材料と、硫
黄あるいは過酸化物で加硫可能なゴムとを接着剤を使用
せずに複合化する方法が開示されている。しかしなが
ら、PPEは耐油性が劣るため自動車部品、特に自動車
用の防振ゴムに用いるのは困難であり、またPPEは溶
融粘度が高く加工性が悪いという問題もある。
【0007】また、欧州特許出願公開公報第03444
27号には、耐油(溶剤)性、耐熱性に優れたポリアミ
ド(PA)ベース熱可塑性樹脂と、カルボキシル基を含
有するゴムとの結合方法が開示されているが、使用する
ゴムがカルボキシル基を含有する特殊なものであり、防
振特性や耐久性にも問題があるため、防振ゴムとしての
使用は困難である。
【0008】さらに、特開平7−11013号公報に
は、ポリアミドを30重量%以上含有する材料と、二重
結合含有シランを含有し過酸化物で加硫されるゴム組成
物とを複合化する方法が開示されている。この方法によ
れば、過酸化物加硫のみで、各種のゴム、すなわちEP
(D)Mゴム、SBゴム、ブタジエンゴム(BR)、天
然ゴム(NR)、イソブテン−イソプレンゴム(II
R)、ニトリルゴム(NBR)、クロロプレンゴム(C
R)、スチレン含有ブロックコポリマー、ポリアルケニ
レン等をベースゴムとする組成物と、ポリアミド材料と
の接着が可能であり、得られる複合体は、パッキン、モ
ータ、電動工具のケーシング、タイヤ、緩衝器、防音・
防振材等に使用できる旨記載されている。しかしなが
ら、そこに具体的に開示されている複合体では、樹脂と
ゴムとの接着性が不充分であり、エンジン支持用の耐熱
性防振ゴム等の用途には使用困難である。
【0009】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、接着剤を使用することなく(接着剤レス)、か
つ簡易な方法により、ポリアミドと防振ゴムとが良好に
接着したポリアミド・防振ゴム複合体の提供をその目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のポリアミド・防振ゴム複合体は、下記の
(A)〜(D)を必須成分とするゴム組成物を、ポリア
ミド上で加硫成形してなるという構成をとる。 (A)エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体およ
びエチレン−プロピレン共重合体の少なくとも一方から
なる防振ゴム。 (B)過酸化物加硫剤。 (C)レゾルシノール系化合物。 (D)メラミン樹脂。
【0011】すなわち、本発明者らは、接着剤を使用す
ることなく(接着剤レス)、かつ簡易な方法により、ポ
リアミドと防振ゴムとが良好に接着したポリアミド・防
振ゴム複合体を得るべく、ゴム組成物を中心に鋭意研究
を重ねた。そして、ゴム組成物中に接着剤成分を練り込
むことを想起し、接着性に優れた防振ゴムと接着剤成分
との組み合わせについて研究開発を続けた結果、ゴム材
料の中でも耐熱防振特性に優れ、比較的コストが安いエ
チレン−プロピレン−ジエン三元共重合体およびエチレ
ン−プロピレン共重合体に着目し、これに特定の接着剤
成分(レゾルシノール系化合物とメラミン樹脂)を練り
込み、これを過酸化物加硫剤を用いて加硫すると、ポリ
アミドとの優れた接着力が得られることを見いだし、本
発明に到達した。なお、特殊なゴム組成物からなるゴム
がポリアミドとの優れた接着力を有する理由は、以下の
ように推測される。上記レゾルシノール系化合物は主に
接着剤として作用するとともに、上記メラミン樹脂は主
に接着助剤として作用し、上記レゾルシノール系化合物
がメラミン樹脂からCH2 Oを供与され、これがポリア
ミドの酸アミド結合(−CONH−)と共有結合するこ
とにより、接着力が向上するものと思われる。例えば、
下記の一般式(C)で表されるレゾルシノール系化合物
が、メラミン樹脂からCH2 Oを供与され、下記の一般
式(C′)で表される構造となり、これが下記の反応式
に示すように、ポリアミドの酸アミド結合(−CONH
−)と共有結合して強固に接着するものと思われる。な
お、上記レゾルシノール系化合物の水酸基の一部は、ポ
リアミドの酸アミド結合と水素結合しており、この水素
結合も接着効果の向上に関与しているものと思われる。
【0012】
【化1】
【0013】
【化2】
【0014】
【化3】
【0015】また、上記レゾルシノール系化合物(C)
とメラミン樹脂(D)との配合比を、所定の範囲に設定
すると、防振ゴムとポリアミドとの接着力が向上する。
【0016】さらに、レゾルシノール系化合物(C)の
防振ゴム(A)に対する配合割合を所定の範囲に設定す
ると、防振ゴムとポリアミドとの接着力が向上する。
【0017】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を詳
しく説明する。
【0018】本発明のポリアミド・防振ゴム複合体は、
特殊なゴム組成物をポリアミド上で加硫成形してなるも
のである。
【0019】上記特殊なゴム組成物は、特定の防振ゴム
(A成分)と、過酸化物加硫剤(B成分)と、レゾルシ
ノール系化合物(C成分)と、メラミン樹脂(D成分)
とを用いて得ることができる。
【0020】上記特定の防振ゴム(A成分)としては、
エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体(以下「E
PDM」と略す)およびエチレン−プロピレン共重合体
(以下「EPM」と略す)の少なくとも一方が用いられ
る。上記EPDMは、ゴム組成物の基材として用いられ
るものであれば特に限定するものではないが、ヨウ素価
が5〜36の範囲、エチレン比率が48〜75重量%の
範囲のものが好ましい。
【0021】上記EPDMに含まれるジエン系モノマー
(第3成分)としては、特に限定はないが、炭素数5〜
20のジエン系モノマーが好ましく、具体的には、1,
4−ペンタジエン、1,4−ヘキサジエン、1,5−ヘ
キサジエン、2,5−ジメチル−1,5−ヘキサジエ
ン、1,4−オクタジエン、1,4−シクロヘキサジエ
ン、シクロオクタジエン、ジシクロペンタジエン(DC
P)、5−エチリデン−2−ノルボルネン(ENB)、
5−ブチリデン−2−ノルボルネン、2−メタリル−5
−ノルボルネン、2−イソプロペニル−5−ノルボルネ
ン等があげられる。これらジエン系モノマー(第3成
分)のなかでも、ジシクロペンタジエン(DCP)、5
−エチリデン−2−ノルボルネン(ENB)が好まし
い。
【0022】上記特定の防振ゴム(A成分)とともに用
いられる過酸化物加硫剤(B成分)としては、例えば、
2,4−ジクロロベンゾイルペルオキシド、ベンゾイル
ペルオキシド、1,1−ジ−t−ブチルペルオキシ−
3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、2,5−ジメ
チル−2,5−ジベンゾイルペルオキシヘキサン、n−
ブチル−4,4′−ジ−t−ブチルペルオキシバレレー
ト、ジクミルパーオキサイド、t−ブチルペルオキシベ
ンゾエート、ジ−t−ブチルペルオキシ−ジイソプロピ
ルベンゼン、t−ブチルクミルパーオキサイド、2,5
−ジメチル−2,5−ジ−t−ブチルペルオキシヘキサ
ン、ジ−t−ブチルパーオキサイド、2,5−ジメチル
−2,5−ジ−t−ブチルペルオキシヘキシン−3等が
あげられる。これらは単独でもしくは2種以上併せて用
いられる。これらのなかでも、防振ゴムとして要求され
るばね特性、耐久性等の各種特性のバランスが良好な点
で、ジクミルパーオキサイドが好適に用いられる。
【0023】上記過酸化物加硫剤(B成分)の配合割合
は、上記特定の防振ゴム(A成分)100重量部(以下
「部」と略す)に対して、1〜10部の範囲が好まし
い。すなわち、B成分が1部未満であると、架橋密度が
低いため圧縮永久歪みが大きくなり、また接着性も低
く、逆にB成分が10部を超えると、架橋密度が高くな
りすぎ、接着性に劣り、耐久性も低下する傾向がみられ
るからである。
【0024】上記A成分およびB成分とともに用いられ
るレゾルシノール系化合物(C成分)としては、主に接
着剤として作用するものであれば特に限定はなく、例え
ば、変性レゾルシン・ホルムアルデヒド樹脂、レゾルシ
ン、レゾルシン・ホルムアルデヒド(RF)樹脂等があ
げられる。これらは単独でもしくは2種以上併せて用い
られる。これらのなかでも、蒸散性、吸湿性、ゴムとの
相溶性の点で、変性レゾルシン・ホルムアルデヒド樹脂
が好適に用いられる。
【0025】上記変性レゾルシン・ホルムアルデヒド樹
脂としては、例えば、下記の一般式(1)〜(3)で表
されるものがあげられる。このなかでも、下記の一般式
(1)で表されるものが特に好ましい。
【0026】
【化4】
【0027】
【化5】
【0028】
【化6】
【0029】上記レゾルシノール系化合物(C成分)の
配合割合は、上記特定の防振ゴム(A成分)100部に
対して、0.1〜10部の範囲が好ましく、特に好まし
くは0.5〜5部である。すなわち、C成分が0.1部
未満であると、ポリアミドとの接着性に劣り、逆にC成
分が10部を超えると、ゴムの物性が低下するおそれが
あるからである。
【0030】上記A〜C成分とともに用いられるメラミ
ン樹脂(D成分)としては、主に接着助剤として作用す
るものであれば特に限定はなく、例えば、ホルムアルデ
ヒド・メラミン重合物のメチル化物、ヘキサメチレンテ
トラミン等があげられる。これらは単独でもしくは2種
以上併せて用いられる。これらのなかでも、蒸散性、吸
湿性、ゴムとの相溶性の点で、ホルムアルデヒド・メラ
ミン重合物のメチル化物が好適に用いられる。
【0031】上記ホルムアルデヒド・メラミン重合物の
メチル化物としては、例えば、下記の一般式(4)で表
されるものが好適に用いられる。
【0032】
【化7】
【0033】そして、上記メラミン樹脂(D成分)のな
かでも、上記一般式(4)で表される化合物の混合物が
好ましく、n=1の化合物が43〜44重量%、n=2
の化合物が27〜30重量%、n=3の化合物が26〜
30重量%の混合物が特に好ましい。
【0034】また、上記レゾルシノール系化合物(C成
分)と、メラミン樹脂(D成分)との配合比は、重量比
で、C成分/D成分=1/0.5〜1/2の範囲が好ま
しく、特に好ましくはC成分/D成分=1/0.77〜
1/1.5である。すなわち、D成分の重量比が0.5
未満であると、ゴムの引張強さ(TB)や伸び(EB)
等が若干悪くなる傾向がみられ、逆にD成分の重量比が
2を超えると、接着性が飽和し接着力が安定するため、
それ以上D成分の重量比を高くしても、コストアップに
つながるのみで、それ以上の効果は期待できないからで
ある。
【0035】なお、上記特殊なゴム組成物には、上記A
〜D成分に加えて、カーボンブラック、プロセスオイル
等を配合することが好ましい。
【0036】上記カーボンブラックの配合量は、上記防
振ゴム(A成分)100部に対して30部以上が好まし
く、特に好ましくは30〜150部の範囲である。
【0037】また、上記特殊なゴム組成物には、上記各
成分に加えて、老化防止剤、加工助剤、架橋促進剤、白
色充填剤、反応性モノマー、発泡剤等を必要に応じて適
宜配合しても差し支えない。
【0038】上記特殊なゴム組成物は、上記A〜D成分
および必要に応じてその他の成分を用いて常法により調
製することができる。すなわち、過酸化物加硫剤(B成
分)、レゾルシノール系化合物(C成分)およびメラミ
ン樹脂(D成分)を除いた各成分を予備混合した後、8
0〜140℃で数分間混練する。その後、得られた混練
物に、過酸化物加硫剤(B成分)、レゾルシノール系化
合物(C成分)およびメラミン樹脂(D成分)を追加混
合〔なお、レゾルシノール系化合物(C成分)、メラミ
ン樹脂(D成分)は予備混合で添加しても差し支えな
い。〕し、これらをオープンロール等のロール類を用い
て、ロール温度40〜70℃で5〜30分間混練した
後、分出し、シート状またはリボン状のゴムを得ること
ができる。
【0039】本発明のポリアミド・防振ゴム複合体で使
用するポリアミドは、酸アミド結合(−CONH−)を
繰り返し単位にもつ高分子化合物であれば特に限定はな
く、例えば、重合形式により、以下のものがあげられ
る。
【0040】(1)ジアミンと二塩基酸との重縮合によ
るもの、例えば、ヘキサメチレンジアミン、デカメチレ
ンジアミン、ドデカメチレンジアミン、2,2,4−ま
たは2,4,4−トリメチルヘキサメチレンジアミン、
1,3−または1,4−ビス(アミノメチル)シクロヘ
キサン、ビス(p−アミノシクロヘキシルメタン)、m
−またはp−キシリレンジアミンのような脂肪族、脂環
族または芳香族のジアミンと、アジピン酸、スベリン
酸、セバシン酸、シクロヘキサンジカルボン酸、テレフ
タル酸、イソフタル酸のような脂肪族、脂環族または芳
香族のジカルボン酸とから製造されるポリアミド。
【0041】(2)アミノカルボン酸の重縮合によるも
の、例えば、6−アミノカプロン酸、11−アミノウン
デカン酸、12−アミノドデカン酸のようなアミノカル
ボン酸から製造される結晶性または非結晶性のポリアミ
ド。
【0042】(3)ラクタムの開環重合によるもの、例
えば、ε−カプロラクタム、ω−ドデカラクタムのよう
なラクタムから製造されるポリアミド。
【0043】本発明のポリアミドとしては、上記ポリア
ミドの他、共重合ポリアミド、ポリアミドの混合物、あ
るいはこれらポリアミドと他の樹脂とのポリマーブレン
ド等が使用できる。上記ポリアミドの具体例としては、
ナイロン6、ナイロン66、ナイロン610、ナイロン
612、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン46、
ナイロン6とナイロン66との共重合体、芳香族ナイロ
ン、非晶質ナイロン等があげられる。これらのなかで
も、剛性および耐熱性が特に良好な点で、ナイロン6、
ナイロン66、芳香族ナイロンが好ましい。なお、上記
ポリアミドには、従来からポリアミドの添加剤として知
られているガラス繊維等を配合しても差し支えない。
【0044】そして、本発明のポリアミド・防振ゴム複
合体は、例えば、上記特殊なゴム組成物をポリアミド上
で接着剤を塗布することなく加硫成形することにより製
造することができる。具体的には、ポリアミド上に、好
ましくは予備成形したゴム組成物を圧縮成形、押出成
形、トランスファー成形、射出成形等により押し出して
圧接し、その後加熱して架橋させる。架橋温度は150
〜180℃の範囲が好ましく、架橋時間は3〜30分程
度である。
【0045】なお、本発明においては、ポリアミド表面
をアルカリ洗浄液により洗浄処理するか、あるいはアル
カリ洗浄液と研磨材とを用いてポリアミド表面をウェッ
トブラスト処理しても差し支えない。
【0046】このようにして得られた本発明のポリアミ
ド・防振ゴム複合体は、自動車用防振ゴムの複合構成部
材、具体的にはエンジンマウント、ボディマウント、キ
ャブマウント、メンバーマウント、ストラットバークッ
ション、センタベアリングサポート、トーショナルダン
パー、ステアリングラバーカップリング、テンションロ
ッドブッシュ、ブッシュ、バウンドストッパー、FFエ
ンジンロールストッパー、マフラーハンガー等の各種部
材に利用することができる。
【0047】つぎに、実施例について比較例と併せて説
明する。
【0048】まず、実施例および比較例に先立ち、下記
に示す材料を調製した。
【0049】〔防振ゴム(A成分)〕EPDM(住友
化学工業社製、エスプレン505)(ヨウ素価:24、
エチレン比率:55重量%)
【0050】〔防振ゴム(A成分)〕EPM(住友化
学工業社製、エスプレン201)
【0051】〔過酸化物加硫剤(B成分)〕ジクミルパ
ーオキサイド(日本油脂社製、パークミルD)
【0052】〔レゾルシノール系化合物(C成分)〕前
記一般式(1)で表される変性レゾルシン・ホルムアル
デヒド樹脂(住友化学工業社製、スミカノール620)
【0053】〔メラミン樹脂(D成分)〕ホルムアルデ
ヒド・メラミン重合物のメチル化物(住友化学工業社
製、スミカノール507A)
【0054】〔カーボンブラック〕東海カーボン社製、
シーストSO
【0055】〔プロセスオイル〕出光興産社製、ダイア
ナプロセスPW−380
【0056】〔加硫促進剤〕テトラメチルチウラムジ
スルフィド(三新化学社製、サンセラーTT)
【0057】〔加硫促進剤〕ジメチルジチオカルバミ
ン酸亜鉛(三新化学社製、サンセラーPZ)
【0058】〔加硫剤〕硫黄
【0059】
【実施例1】後記の表1に示す過酸化物加硫剤(B成
分)、レゾルシノール系化合物(C成分)およびメラミ
ン樹脂(D成分)を除いた各成分を同表に示す割合で配
合し、これをバンバリーミキサーを用いて120℃で5
分間混練した。得られた混練物に、過酸化物加硫剤(B
成分)、レゾルシノール系化合物(C成分)およびメラ
ミン樹脂(D成分)を同表に示す割合で追加混合し、オ
ープンロールを用いて50℃で10分間混練した。その
後、これを分出し、シート状のゴム組成物(大きさ:6
0mm×30mm、厚み:4mm)を調製した。つい
で、ナイロン66からなるポリアミド板(大きさ:60
mm×25mm、厚み:4mm)の両端17.5mmに
テフロン(登録商標)テープを貼り付けマスクした後、
ポリアミド板の被着面に上記ゴム組成物を接触させ、油
圧プレスを用いて170℃で30分間加熱して架橋を行
った。このようにして、上記ポリアミド板(ナイロン6
6)の被着面にゴム組成物を接着させてなる、ポリアミ
ド・防振ゴム複合体を得た。
【0060】
【実施例2〜6、比較例1,2】ゴム組成物の各成分の
種類および配合割合を後記の表1および表2に示すよう
に変更する以外は、実施例1と同様にして、ポリアミド
・防振ゴム複合体を得た。
【0061】
【実施例7】ナイロン66からなるポリアミド板に代え
て、芳香族ナイロン(ナイロン6T)からなるポリアミ
ド板を用い、かつ、ゴム組成物の配合割合を後記の表2
に示すように変更する以外は、実施例1と同様にして、
ポリアミド・防振ゴム複合体を得た。
【0062】
【実施例8】ナイロン66からなるポリアミド板に代え
て、ナイロン6からなるポリアミド板を用い、かつ、ゴ
ム組成物の配合割合を後記の表2に示すように変更する
以外は、実施例1と同様にして、ポリアミド・防振ゴム
複合体を得た。
【0063】このようにして得られた実施例品および比
較例品のポリアミド・防振ゴム複合体を用いて、下記の
基準に従い、各特性の評価を行った。これらの結果を、
後記の表1および表2に併せて示した。
【0064】〔常態特性〕上記シート状のゴム組成物を
170℃で20分間架橋した後、ダンベル型(JIS
K 6250)に成形し、JIS K 6250に記載
の方法に準じて、破断強度(TB)および破断伸び(E
B)を測定した。また、JIS K 6250に記載の
方法に準じて、硬度(HS)を測定した。
【0065】〔接着性〕上記ポリアミド板の両端(テフ
ロンテープによりマスクした部分)を金属板を用いて水
平に固定した後、ポリアミド板の被着面に接着している
ゴムを上方に50mm/分の速度で引っ張り破断させ
た。破断した時の荷重を接着力(N/mm)とし、また
破断面の状態(破壊状態)を測定・評価した。なお、表
中の破壊状態の欄において、「R100」とは、ゴム部
分(R)において100%破断したことを意味し、「P
100」とは、ポリアミドとゴムの界面部分(P)にお
いて100%破断したこと(界面剥離)を意味する。
【0066】
【表1】
【0067】
【表2】
【0068】上記表の結果から、全実施例品は、ゴムの
常態特性に優れ、接着力も非常に高いことがわかる。
【0069】これに対して、比較例1品は、接着剤成分
となるレゾルシノール系化合物およびメラミン樹脂をい
ずれも配合していないため、防振ゴムとポリアミドとが
接着していないことがわかる。また、比較例2品は、過
酸化物加硫ではなく硫黄加硫であるため、防振ゴムとポ
リアミドとが接着していないことがわかる。
【0070】
【発明の効果】以上のように、本発明のポリアミド・防
振ゴム複合体は、特殊なゴム組成物からなる防振ゴム自
身が接着性を備えるため、接着剤を使用することなく
(接着剤レス)、かつ簡易な方法により、ポリアミドと
防振ゴムとが良好を接着することができる。また、接着
剤の塗布工程が不要であるため、接着剤のポットライフ
の心配や濃度管理等も不要で、安定生産性に優れるとと
もに、接着剤の希釈溶媒である有機溶媒を使用すること
もないため、環境汚染等の問題もない。さらに、従来の
硫黄加硫系ではなく、過酸化物加硫剤を用いて加硫する
ものであるため、酸化亜鉛の配合を不要化(亜鉛フリー
化)することができる。
【0071】そして、上記レゾルシノール系化合物(C
成分)とメラミン樹脂(D成分)との配合比を、所定の
範囲に設定すると、防振ゴムとポリアミドとの接着力が
向上する。
【0072】さらに、レゾルシノール系化合物(C成
分)の防振ゴム(A成分)に対する配合割合を所定の範
囲に設定すると、防振ゴムとポリアミドとの接着力が向
上する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16F 1/36 F16F 1/36 C 15/08 15/08 D //(C08L 23/16 (C08L 23/16 61:28 61:28 61:12) 61:12) (72)発明者 池田 英仁 愛知県小牧市東三丁目1番地 東海ゴム工 業株式会社内 (72)発明者 池本 歩 愛知県小牧市東三丁目1番地 東海ゴム工 業株式会社内 Fターム(参考) 3J048 BA01 BD04 DA01 EA36 3J059 BA41 GA09 4F071 AA15B AA15X AA20X AA21X AA41A AA54B AC08A AH07 AH17 AH19 CA01 CA07 CB02 CD03 CD07 4F100 AH02A AK28A AK36A AK46B AK64A AL01A BA02 BA07 CA03A EJ06A EJ062 GB32 JH02 JH02A YY00A 4J002 BB151 CC062 CC072 CC183 EJ016 EK037 EK047 EK057 FD147 FD206 GM00 GN00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の(A)〜(D)を必須成分とする
    ゴム組成物を、ポリアミド上で加硫成形してなることを
    特徴とするポリアミド・防振ゴム複合体。 (A)エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体およ
    びエチレン−プロピレン共重合体の少なくとも一方から
    なる防振ゴム。 (B)過酸化物加硫剤。 (C)レゾルシノール系化合物。 (D)メラミン樹脂。
  2. 【請求項2】 上記(C)と(D)との重量混合比が、
    (C)/(D)=1/0.5〜1/2の範囲に設定され
    ている請求項1記載のポリアミド・防振ゴム複合体。
  3. 【請求項3】 上記(C)の配合割合が、上記(A)1
    00重量部に対して、0.1〜10重量部の範囲に設定
    されている請求項1または2記載のポリアミド・防振ゴ
    ム複合体。
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