JP2001018328A - プラスチック−ゴム複合物品 - Google Patents

プラスチック−ゴム複合物品

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JP2001018328A
JP2001018328A JP11196702A JP19670299A JP2001018328A JP 2001018328 A JP2001018328 A JP 2001018328A JP 11196702 A JP11196702 A JP 11196702A JP 19670299 A JP19670299 A JP 19670299A JP 2001018328 A JP2001018328 A JP 2001018328A
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plastic
thermoplastic resin
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JP11196702A
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Hajime Komada
肇 駒田
Mitsuteru Rokuta
充輝 六田
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Daicel Huels Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラスチック部とゴム部とが接着剤によるこ
となく強固に接合したプラスチック−ゴム複合物品を得
る。 【解決手段】 プラスチック−ゴム複合物品は熱可塑性
樹脂部と加硫ゴム部とが直接接合している。前記物品に
は、動力伝達部品又は部材、防振部品又は部材、シール
材、高圧ホース、タイヤ、絶縁部品又は部材、カップリ
ング、ヒンジ、シューズ等が含まれる。動力伝達物品又
は部材としては、歯車、プーリー、ローラー等の動力伝
達回転体などが挙げられる。上記プラスチック−ゴム複
合物品は、熱可塑性樹脂部と加硫ゴム部とが、回転軸方
向から見てそれぞれ環状に形成され、回転軸を中心とす
る円周上で接合している動力伝達回転体であってもよ
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動力伝達回転体等
の機械部品、電気機器部品などの広範な産業分野で利用
できるプラスチック−ゴム複合物品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、動力伝達部品又は部材、防振部品
又は部材、シール材、高圧ホース、タイヤ、絶縁部品又
は部材、カップリング、ヒンジ、シューズなどの工業
用、家庭用の各種物品は、通常、プラスチック、ゴム、
金属などで形成されている。しかし、このような物品を
単一の材料で形成すると、目的の機能は達成されるもの
の、材料の本来有する特性により、種々の欠点、短所も
同時に現れることが多い。一般に、金属製、プラスチッ
ク製の物品は、機械的強度や硬度は高いが、消音性、防
振性に欠ける。一方、ゴム製の物品は、消音性や防振性
に優れるものの、機械的強度、硬度が小さいという欠点
を有する。
【0003】例えば、歯車やプーリーは駆動体から発せ
られる回転力の方向を変換したり、その大きさを変化さ
せるのに使用されているが、一般にこれらの物品は金属
を材料としている。しかし、金属製の歯車やプーリーで
は、回転速度が大きくなると、歯車同士あるいはプーリ
ーとベルトとの摩擦により、また歯車やプーリー自体の
持つ微少の偏芯により、特に高速回転時や長時間運転時
に、大きな摩擦音や振動が発生する。このような摩擦音
や振動は、機械の使用者だけでなく機械の回りにいる人
に不快感や時には障害を与えることになる。また、音の
発生が重要な意味を持つ音響機器などの装置に使用する
歯車等については、特に摩擦音等が雑音となるため、音
の発生を最少限度に抑制する必要がある。
【0004】このような摩擦音や振動を小さくするた
め、樹脂製の歯車が開発されている。この樹脂製歯車
は、非常に精密な成形が容易なことから、使用時に発生
する音を低減できるため、小型の音響機器などに多用さ
れている。樹脂製歯車の場合、特に材料となる熱可塑性
又は熱硬化性樹脂の選定が大きな消音効果を得る決め手
となるので、歯車を構成する材料についての改良が多く
試みられている。例えば、歯車の構成材料としてより柔
軟な素材を選ぶことが一般的に行われており、また相対
的に硬い樹脂歯車と比較的柔らかい樹脂歯車とを組み合
わせることで防音効果を出すことも通常行われている。
一般的に言えば、ガラス転移温度が室温付近にある材料
を使用した樹脂製の歯車は防音効果が高く、柔軟で異物
質からなる相手歯車と接触する時に衝撃を吸収するもの
が防音特性に優れている。しかし、極めて高い防音・消
音効果を期待する産業分野においては、これらの材料の
選択や部分的な材料の変性等の改良では、未だ十分な性
能が得られておらず、より抜本的な改良が望まれてい
た。
【0005】一方、上記歯車等の物品をプラスチックと
ゴムとを接着剤で接合して形成した複合物品が知られて
いる。しかし、このような物品は、接着強度が不十分で
あり、容易にプラスチック部とゴム部とが剥離してしま
う。また、接着剤の塗布工程を必要とするため、製造工
程が煩雑となるだけでなく、有機溶剤を用いるので、作
業環境上好ましくない。
【0006】また、金属とゴム又はプラスチックからな
る複合物品も種々用いられている。しかし、金属部とゴ
ム又はプラスチック部とを高い密着力で接合することは
一般に困難である。また、このような複合物品は金属を
含むので、重く、腐蝕しやすいのに加え、多様な形状や
デザインを施しにくい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、プラスチック部とゴム部とが接着剤によることなく
強固に接合したプラスチック−ゴム複合物品を提供する
ことにある。本発明の他の目的は、消音性、防音性に優
れ、しかも機械的特性、耐薬品性、耐磨耗性、摺動性等
にも優れた経済的に有利なプラスチック−ゴム複合物品
を提供することにある。本発明のさらに他の目的は、製
造工程を簡略化できるプラスチック−ゴム複合物品を提
供することにある。本発明の他の目的は、軽量化、コン
パクト化が容易で、耐腐食性に優れるとともに、多様な
形状やデザインが可能なプラスチック−ゴム複合物品を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は前記目的を達
成するため鋭意検討した結果、熱可塑性樹脂部と加硫ゴ
ム部とを直接接合することで、両部が強固に接合したプ
ラスチック−ゴム複合物品が得られることを見出し、本
発明を完成した。
【0009】すなわち、本発明は、熱可塑性樹脂部と加
硫ゴム部とが直接接合したプラスチック−ゴム複合物品
を提供する。物品には、例えば、動力伝達部品又は部
材、防振部品又は部材、シール材、高圧ホース、タイ
ヤ、絶縁部品又は部材、カップリング、ヒンジ、シュー
ズなどが含まれる。前記動力伝達物品又は部材として
は、例えば、歯車、プーリー、ローラー等の動力伝達回
転体などが挙げられる。好ましいプラスチック−ゴム複
合物品には、熱可塑性樹脂部と加硫ゴム部とが、回転軸
方向から見てそれぞれ環状に形成され、回転軸を中心と
する円周上で接合している動力伝達回転体が含まれる。
【0010】熱可塑性樹脂部は、例えば、ポリアミド、
ポリフェニレンエーテル、及びアクリロニトリルの単独
又は共重合体から選択された少なくとも1種の熱可塑性
樹脂で形成できる。また、加硫ゴム部は、例えば、天然
ゴム(NR)、ニトリルゴム(NBR)、スチレン−ブ
タジエンゴム(SBR)、エチレン−プロピレンゴム
(EPR)、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EP
DM)、クロロプレンゴム(CR)、及びブチルゴム
(IIR)から選択された少なくとも1種のゴムで形成
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、必
要に応じて図面を参照しつつ、詳細に説明する。本発明
における物品の例としては、歯車(ギヤ)、ローラー、
プーリー等の動力伝達回転体やVベルトなどの動力伝達
部品又は部材、防振部品又は部材、シール材、高圧ホー
ス、タイヤ、絶縁部品又は部材、カップリング、ヒン
ジ、シューズなどが挙げられる。前記防振部品又は部材
には、例えば、振動吸収部品、ショックアブソーバー、
マウント類、防舷材、バンパーなどが含まれる。シール
材には、パッキング、各種シール機能付き部品などが含
まれる。高圧ホースには、高圧樹脂ホース(樹脂−ゴム
多層複合ホース)などが含まれる。タイヤとしては、ホ
イールと一体化したタイヤが例示できる。絶縁部品又は
部材としては、電線被覆、電気絶縁部材などが挙げられ
る。カップリングには、ブーツ類、ジョイント類などが
含まれる。また、シューズにはソールなどが含まれる。
【0012】図1は本発明のプラスチック−ゴム複合物
品の一例である歯車を示す正面図である。この歯車10
は、加硫ゴムで形成された歯部11と、熱可塑性樹脂で
形成された軸との接触部12とで構成されている。前記
歯部11と軸との接触部12は、軸方向から見てそれぞ
れ環状に形成されており、両者は直接接合している。な
お、上記とは逆に、歯部11が熱可塑性樹脂で形成さ
れ、軸との接触部12が加硫ゴムで形成されていてもよ
い。
【0013】図2は本発明のプラスチック−ゴム複合物
品の他の例の歯車を示す正面図である。この歯車20
は、歯部21と、軸との接触部22と、前記歯部21と
前記軸との接触部22との間に形成された中間部23
と、前記歯部21と軸との接触部22とを接続するアー
ム部24とで構成されている。これらの部位のうち、歯
部21、軸との接触部22及びアーム部24は熱可塑性
樹脂で形成され、中間部23は加硫ゴムで形成されてい
る。歯部21、軸との接触部22及び中間部23は、そ
れぞれ軸方向から見て環状(非連続の環状も含む)に形
成されている。また、熱可塑性樹脂で形成されている部
位と加硫ゴムで形成されている部位とは直接接合してい
る。なお、この例においても、歯部21、軸との接触部
22及びアーム部24が加硫ゴムで形成され、中間部2
3が熱可塑性樹脂で形成されていてもよい。
【0014】図3は本発明のプラスチック−ゴム複合物
品のさらに他の例の歯車を示す概略図である。この歯車
30は、加硫ゴムで形成された歯部31と、熱可塑性樹
脂で形成された軸との接触部32とで構成されており、
両部位は、軸を中心とする円周上で直接接合している。
なお、歯部31が熱可塑性樹脂で形成され、軸との接触
部32が加硫ゴムで形成されていてもよい。
【0015】上記のようにプラスチックとゴムとが直接
接合した複合体で構成された歯車のうち、歯部が熱可塑
性樹脂で形成されている歯車は、滑りがよく、耐磨耗性
に優れると共に、歯先強度が大で、大きな応力がかかる
場合にも使用可能である。また、内方の加硫ゴムにより
振動が吸収されるため、消音性にも優れる。一方、上記
歯車のうち歯部が加硫ゴムで形成されている歯車は、歯
車同士の抜けが無く、接触性が大きいため、エネルギー
の伝達効率が高い。また、歯先のゴムにより消音性にも
優れる。
【0016】図4は本発明のプラスチック−ゴム複合物
品の他の例であるローラーを示す概略図である。このロ
ーラー40は、熱可塑性樹脂からなる軸部41と加硫ゴ
ムからなる周部42とで構成されており、軸部41と周
部42とは軸を中心とする円周上で直接接合している。
【0017】図5は本発明のプラスチック−ゴム複合物
品のさらに他の例であるローラーを示す概略図である。
このローラー50は、熱可塑性樹脂からなる軸部51と
複層構造を有する周部54からなり、該周部54は内側
の加硫ゴム層52と外側の熱可塑性樹脂層53とで構成
されている。軸部51と加硫ゴム層52と熱可塑性樹脂
層53は、軸を中心とする円周上で互いに直接接合して
いる。
【0018】図1〜図5に示されるプラスチック−ゴム
複合物品は、熱可塑性樹脂部と加硫ゴム部とで構成され
ているので、機械的強度や硬度を保持しつつ、消音、防
音特性を向上でき、使用時に生じる摩擦音や振動を顕著
に抑制できる。また、熱可塑性樹脂部と加硫ゴム部と
が、接着剤等の第3成分を使用することなく直接に接合
しているため、接着強度が大きく、両部位が使用時に剥
離することがない。また、これらの例では、熱可塑性樹
脂部と加硫ゴム部とが、回転軸方向から見てそれぞれ環
状に形成され、回転軸を中心とする円周上で接合してい
る。そのため、形状が極めて簡単で小型化が可能である
だけでなく、製造も容易である。図4で示されるような
ローラーは、軸部を金属で形成する従来のローラーと比
較して、軽量であるほか、軸部と周部との密着性(それ
に基づく機械的強度)、耐蝕性、工程減による経済性、
不良品化率、廃棄時における分別性、可燃性、環境に対
する低汚染性(有機溶剤不使用)などの点で優れてい
る。また、図5のように、最外層が熱可塑性樹脂で形成
されたローラーは、前記図4のローラーの利点に加え
て、耐磨耗性、耐薬品性、耐蝕性を向上できるという利
点を有する。
【0019】図6は本発明のプラスチック−ゴム複合物
品の他の例である高圧ホースを示す概略図である。この
高圧ホース60は、径の異なる2つの管状の加硫ゴム部
61及び63と、これらの加硫ゴム部61と63の間に
網状に形成された熱可塑性樹脂繊維層62とで構成され
た多層構造を有しており、内層の加硫ゴム部61と中間
層の熱可塑性樹脂繊維層62、及び中間層の熱可塑性樹
脂繊維層62と外層の加硫ゴム部63は、それぞれ直接
接合している。このような高圧ホースは、熱可塑性樹脂
繊維と加硫ゴムとが一体化しているため、層間の密着力
が大きく、強度が著しく高い。
【0020】図7は本発明のプラスチック−ゴム複合物
品の他の例であるカップリングを示す概略図である。こ
のカップリング70は、熱可塑性樹脂からなる基部71
と加硫ゴムからなるO−リング部(シールパッキング
部)72とで構成されており、両部位は直接接合してい
る。このようなカップリングでは、基部71とO−リン
グ部72とを一体成形できるので工程を簡略化できると
共に、複雑な形状のシールが可能である。
【0021】図8は本発明のプラスチック−ゴム複合物
品の他の例であるヒンジを示す概略図である。このヒン
ジ80は、熱可塑性樹脂からなる固定部81と加硫ゴム
からなる軸部82とで構成されており、両部位は直接接
合している。このようなヒンジでは、ヒンジ構造を成形
により容易に構築できると共に、ヒンジ構造をコンパク
ト化できる。
【0022】図9は本発明のプラスチック−ゴム複合物
品の他の例であるブーツを示す概略図である。このブー
ツ90は、熱可塑性樹脂からなる固定部91と加硫ゴム
からなる可動部92とで構成されており、固定部91と
可動部92は直接接合している。このようなブーツで
は、構造をコンパクト化できると共に、接合部の強度が
強く破損しにくい。
【0023】図10は本発明のプラスチック−ゴム複合
物品の他の例であるソールを示す概略図である。このソ
ール100は、熱可塑性樹脂からなる内層部101と加
硫ゴムからなる外層部102との複層構造を有してお
り、両層部は直接接合している。このようなソールで
は、製造工程の簡略化、デザインの多様化を図ることが
できるとともに、強度を著しく向上できる。
【0024】図11は本発明のプラスチック−ゴム複合
物品の他の例であるタイヤを示す概略図である。このタ
イヤ110は、熱可塑性樹脂からなるホイール111と
加硫ゴムからなる輪部112とで構成されており、両部
位は直接接合している。このようなタイヤでは、ホイー
ルを金属で形成した従来のタイヤと比較して、製造工程
を簡略化できると共に、軽量化、耐腐蝕性の向上を図る
ことができる。
【0025】また、防舷材は、直接接合した熱可塑性樹
脂からなる芯部と加硫ゴムからなる被覆部とで構成でき
る。このような防舷材によれば、芯部を金属で形成する
従来のものと比較して、軽く、芯部と被覆部との密着性
に優れ、しかも錆びることがない。
【0026】さらに、電線被覆は、電線の被覆部を、互
いに直接接合した熱可塑性樹脂からなる内層部と加硫ゴ
ムからなる外層部とで構成できる。このような電線被覆
では、加硫ゴムからなる外層部により絶縁性を確保でき
るとともに、外層部が剥離しにくいという利点がある。
【0027】上記の各種物品の中でも、特に好ましい物
品には、歯車(ギヤ)、プーリー、ローラーなどで代表
される動力伝達回転体などの動力伝達部品又は部材など
が含まれる。動力伝達回転体では、熱可塑性樹脂部と加
硫ゴム部が、軸方向から見てそれぞれ環状(非連続的で
あってもよい)に形成されるのが好ましい。このような
二次元的な構造を有する動力伝達回転体は、強い接着力
のために構造が簡単となり、しかも少ない工程で製造で
きる。また、動力伝達回転体は、熱可塑性樹脂部と加硫
ゴム部とが軸方向に積層した三次元的な構造を有してい
てもよい。
【0028】本発明のプラスチック−ゴム複合物品の熱
可塑性樹脂部を構成する熱可塑性樹脂としては、例え
ば、ポリアミド、ポリフェニレンエーテル、アクリロニ
トリルの単独又は共重合体などが挙げられる。これらの
熱可塑性樹脂は単独で又は2種以上混合して使用でき
る。特に歯車用の材料としては、ポリアミド、アクリロ
ニトリルの単独又は共重合体、あるいはこれらの変性品
又は誘導体が望ましい。
【0029】前記ポリアミドは、主鎖にアミド結合を有
し、熱によって溶融しうるポリアミドであればよく、例
えば、ポリアミド46、ポリアミド6、ポリアミド6
6、ポリアミド610、ポリアミド612、ポリアミド
1010、ポリアミド1012、ポリアミド11、ポリ
アミド12、ポリアミド1212などが例示される。ポ
リアミドには、他のポリマー(例えば、ポリフェニレン
エーテル、熱可塑性ポリエステルなど)とのブレンドも
含まれる。ポリアミドとしては、アミノ末端基を有する
ものが好ましい。
【0030】ポリフェニレンエーテルとしては、フェノ
ール類の重合体であればよく、例えば、2,6−ジメチ
ルフェノールなどのo−アルキル置換フェノール類の重
合体[ポリ(2,6−ジメチル−1,4−フェニレンエ
ーテル)等]などが挙げられる。ポリフェニレンエーテ
ルは、必要に応じて、ポリオクテニレンなどのポリアル
ケニレン、スチレン重合体(ポリスチレン、スチレン共
重合体)などと併用してもよい。
【0031】アクリロニトリルの単独又は共重合体とし
ては、例えば、PAN(ポリアクリロニトリル)、AS
樹脂(アクリロニトリル−スチレン共重合体)、ゴム変
性AS樹脂(ゴム変性アクリロニトリル−スチレン共重
合体)などが挙げられる。ゴム変性AS樹脂には、例え
ば、ポリブタジエンを含有するABS樹脂(アクリロニ
トリル−ブタジエン−スチレン共重合体)、アクリルゴ
ムを含有するAAS樹脂(アクリロニトリル−アクリル
酸エステル−スチレン共重合体)、塩素化ポリエチレン
を含有するACS樹脂(アクリロニトリル−塩素化ポリ
エチレン−スチレン共重合体)、エチレン−プロピレン
ゴム(EPDM)を含有するAES樹脂(アクリロニト
リル−EPDM−スチレン共重合体)、エチレン−酢酸
ビニル共重合体を含有するAXS樹脂(アクリロニトリ
ル−EVA−スチレン共重合体)などが含まれる。アク
リロニトリルの単独又は共重合体は、ポリアミド、ポリ
エステル、ポリカーボネートなどの他のポリマーとのポ
リマーブレンド又はポリマーアロイとして使用すること
もできる。
【0032】本発明のプラスチック−ゴム複合物品にお
ける熱可塑性樹脂部には、前記熱可塑性樹脂に加え、物
品の特性を高めるため、必要に応じて、各種安定剤、可
塑剤、加工助剤、フィラー、着色剤、帯電防止剤、難燃
剤など、通常樹脂への添加剤として使用される物質が添
加される。
【0033】一方、本発明のプラスチック−ゴム複合物
品の加硫ゴム部を構成するゴムとしては、広範囲の天然
及び合成ゴムが使用でき、その代表的な例として、例え
ば、天然ゴム(NR)、ニトリルゴム(NBR;アクリ
ロニトリル−ブタジエンゴム)、スチレン−ブタジエン
ゴム(SBR)、エチレン−プロピレンゴム(EP
R)、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPD
M)、クロロプレンゴム(CR)、ブチルゴム(II
R)、水素添加NBR、アクリロニトリル−イソプレン
ゴム(NIR)、アクリロニトリル−イソプレン−ブタ
ジエンゴム(NBIR)などが挙げられる。これらのゴ
ムには、例えば、(メタ)アクリル酸、マレイン酸、無
水マレイン酸などの不飽和カルボン酸などの酸をコモノ
マーとして含有させたカルボキシル化ゴム等の酸変性ゴ
ム、その他の変性ゴムも含まれる。これらのゴムは、単
独で又は2種以上混合して使用できる。
【0034】なお、熱可塑性樹脂部を構成する熱可塑性
樹脂がポリアミドである場合には、加硫ゴム部を構成す
るゴムとして、例えば、カルボキシル化EPR、カルボ
キシル化EPDM、カルボキシル化NBR等のカルボキ
シル化ゴム(カルボキシル基含有ゴム)などの酸変性ゴ
ムを用いるのが好ましい。また、熱可塑性樹脂部を構成
する熱可塑性樹脂がポリフェニレンエーテルである場合
には、加硫ゴムを構成するゴムは、好ましくは、SB
R、BR、IR、IIR、これらの混合物、又はこれら
と他のゴムとの混合物などである。熱可塑性樹脂とゴム
とをこれらの組み合わせで用いると、熱可塑性樹脂部と
加硫ゴム部との界面で化学的な結合が生じるため、極め
て強固な接合が可能となる。
【0035】また、熱可塑性樹脂部を構成する熱可塑性
樹脂としてアクリロニトリルの単独又は共重合体を用い
る場合には、加硫ゴムを構成するゴムとしてアクリロニ
トリルをコモノマーとするゴム、例えば、NBR、水素
添加NBR、NIR、NBIR、アクリルゴム、カルボ
キシル化NBRなどを用いるのが好ましい。この場合に
も、熱可塑性樹脂部と加硫ゴム部との間の接着強度は極
めて大きい。
【0036】本発明のプラスチック−ゴム複合物品にお
ける加硫ゴム部には、例えば硬度や耐久性等の特性を向
上させるため、ゴム製品に通常使用される添加剤、例え
ば、加硫剤のほか、加硫促進剤、軟化剤、可塑剤、充填
剤、加硫促進助剤、老化防止剤、補強剤、シラン化合物
などが添加されていてもよい。
【0037】加硫剤としては、慣用の加硫剤、例えば、
硫黄、硫黄含有化合物、有機過酸化物、金属酸化物など
が使用される。加硫剤の配合量は、例えば、ゴム100
重量部に対して1〜10重量部程度である。
【0038】また、加硫促進剤としては、加硫剤の種類
に応じて選択できる。硫黄又は硫黄含有化合物を加硫剤
として用いる場合は、加硫促進剤として、例えば、ベン
ゾチアゾール類、ベンゾチアゾールスルフェンアミド
類、ジチオカーバメート塩類、キサントゲン類、チオウ
レア類、ジチオカルバミルスルフェンアミド類、グアニ
ジン類、チウラム類などが使用される。また、有機過酸
化物を加硫剤として用いる場合は、加硫促進剤として、
1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレートやトリ
メチロールプロパントリ(メタ)アクリレートなどの
(メタ)アクリレート類、トリアリルシアヌレートなど
のトリアリレート類、メタフェニレンジマレイミド類な
どが用いられる。加硫促進剤の配合量は、要求されるゴ
ムの物性、加硫速度、加硫剤との組み合わせなどによっ
て選択でき、例えば、ゴム100重量部に対して0.5
〜5重量部程度である。
【0039】軟化剤としては、一般の石油系プロセス油
などが用いられる。具体的には、パラフィン油、ナフテ
ン油、芳香族油などである。また、可塑剤として、例え
ば、フタル酸エステル、セバシン酸エステル、アジピン
酸エステル、リン酸エステルなどの低分子可塑剤のほ
か、種々のポリエステル系可塑剤、塩素化ポリプロピレ
ン等も用途に応じて使用できる。軟化剤及び可塑剤の配
合量は、要求されるゴムの物性に応じて、例えば、ゴム
100重量部に対し0〜150重量部程度の範囲で任意
に選択できる。
【0040】充填剤としては、ゴム組成物に用いられる
一般的なもの、例えば、カーボンブラック、ケイ酸、ケ
イ酸塩、炭酸カルシウム、酸化亜鉛、硫酸バリウム、硫
酸マグネシウム、タルク、カオリンなどを用いることが
できる。充填剤の配合量は、要求されるゴムの物性に応
じて、ゴム100重量部に対して10〜300重量部程
度の範囲で選択できる。
【0041】本発明のプラスチック−ゴム複合物品は、
熱可塑性樹脂を含む組成物と、ゴムを含む組成物とを加
熱下に接触させることにより製造できる。より具体的に
は、例えば、1つの金型の熱可塑性樹脂部に相当する部
位で熱可塑性樹脂を溶融成形し、次に加硫ゴム部に相当
する部位でゴムを加硫条件下に成形することにより、プ
ラスチック−ゴム複合物品を得ることができる。また、
予め成形した熱可塑性樹脂部をゴム用成形金型の相当部
位に挿入し、ゴム部分を加硫条件下に成形することによ
り上記複合物品を製造することもできる。熱可塑性樹脂
部の成形は、慣用の射出成形法、押出し成形法、ブロー
成形法等の何れの方法で行うこともできる。また、ゴム
部の成形法についても、射出成形法、圧縮成形法などの
慣用の方法を採用できる。加硫温度は、一般に110〜
220℃程度であるが、加硫時間の短縮化等の観点から
160〜180℃程度が好ましい。また、ゴム部を成形
する際の圧力は、例えば50〜2000kgf/cm2
程度である。なお、先にゴム部を成形した後、熱可塑性
樹脂部を成形することもできる。
【0042】
【発明の効果】本発明のプラスチック−ゴム複合物品
は、プラスチック部とゴム部とが接着剤によることなく
強固に接合している。そのため、製造工程を簡略化でき
ると共に、有機溶媒を用いる必要がない。また、機械的
特性を保持しつつ、消音性、防音性に優れる。さらに、
金属を用いる従来の複合物品と比較して、軽量化や耐腐
蝕性の向上が可能となるだけでなく、構造のコンパクト
化、形状やデザインの多様化を図ることができる。
【0043】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明をより詳細に
説明するが、本発明はこれらの実施例により限定される
ものではない。
【0044】実施例1 図2に示す歯車を次のようにして製造した。すなわち、
歯車の歯先の部分(歯部)2と軸との接触部3とアーム
部5とを、ポリアミド612(クリアノバ社製、Ves
tamidX7094)を用いて射出成形により成形し
た。次に、XNBR(日本ゼオン(株)製、Nipol
1472)100重量部、ケイ酸アルミニウム30重
量部、ステアリン酸10重量部、可塑剤20重量部、カ
ーボンブラック2重量部及びパークミルオキサイド5重
量部からなるゴム組成物を樹脂間(中間部4)に射出成
形し、完全な歯車となるように加硫接着した。得られた
歯車は騒音が極めて低く、かつ機械強度の点でも優れて
いた。
【0045】実施例2 図4に示すローラーを次のようにして製造した。すなわ
ち、フィラーで強化したポリアミド樹脂(クリアノバ社
製、VestamidX7099)で形成した丸棒を芯
材(軸部6)として用い、この芯材の外側に射出成形に
よりXNBR(日本ゼオン(株)製、1072)からな
るゴム部(周部7)を形成した。加硫と同時にポリアミ
ド樹脂部とゴム部とが接着し一体化した。得られたロー
ラーは、軸と周部とが完全に一体化しており、不良品は
発生しなかった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプラスチック−ゴム複合物品の一例で
ある歯車を示す正面図である。
【図2】本発明のプラスチック−ゴム複合物品の他の例
の歯車を示す正面図である。
【図3】本発明のプラスチック−ゴム複合物品のさらに
他の例の歯車を示す概略図である。
【図4】本発明のプラスチック−ゴム複合物品の他の例
であるローラーを示す概略図である。
【図5】本発明のプラスチック−ゴム複合物品のさらに
他の例のローラーを示す概略図である。
【図6】本発明のプラスチック−ゴム複合物品の他の例
である高圧ホースを示す概略図である。
【図7】本発明のプラスチック−ゴム複合物品の他の例
であるカップリングを示す概略図である。
【図8】本発明のプラスチック−ゴム複合物品の他の例
であるヒンジを示す概略図である。
【図9】本発明のプラスチック−ゴム複合物品の他の例
であるブーツを示す概略図である。
【図10】本発明のプラスチック−ゴム複合物品の他の
例であるソールを示す概略図である。
【図11】本発明のプラスチック−ゴム複合物品の他の
例であるタイヤを示す概略図である。
【符号の説明】
10,20,30 歯車 11,21,31 歯部 12,22,32 軸との接触部 24 中間部 24 アーム部 40,50 ローラー 41,51 軸部 42,54 周部 60 高圧ホース 70 カップリング 80 ヒンジ 90 ブーツ 100 ソール 110 タイヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C08J 5/12 C08L 101/00 Fターム(参考) 4F071 AA12 AA12B AA13 AA13B AA34 AA34B AA51 AA51B AA54 AA54B AH12 AH17 CA01 CA02 CD04 CD07 4F100 AK01A AK27A AK27B AK28B AK46A AK54A AK64B AK73B AK75B AN00B AN02B EJ05B GB41 GB51 JB01 JB16A JH10 JK09 4J002 AC07X AC08X AC09X AC11X BB15X BB18X BC06W BG10W BN06W BN10W BN12W BN15W CH07W CL01W CL03W GM00

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂部と加硫ゴム部とが直接接
    合したプラスチック−ゴム複合物品。
  2. 【請求項2】 物品が、防振部品又は部材、動力伝達部
    品又は部材、シール材、高圧ホース、タイヤ、絶縁部品
    又は部材、カップリング、ヒンジ、又はシューズである
    請求項1記載のプラスチック−ゴム複合物品。
  3. 【請求項3】 動力伝達物品又は部材が動力伝達回転体
    である請求項2記載のプラスチック−ゴム複合物品。
  4. 【請求項4】 動力伝達回転体が歯車、プーリー又はロ
    ーラーである請求項3記載のプラスチック−ゴム複合物
    品。
  5. 【請求項5】 熱可塑性樹脂部と加硫ゴム部とが、回転
    軸方向から見てそれぞれ環状に形成され、回転軸を中心
    とする円周上で接合している動力伝達回転体である請求
    項1記載のプラスチック−ゴム複合物品。
  6. 【請求項6】 熱可塑性樹脂部が、ポリアミド、ポリフ
    ェニレンエーテル、及びアクリロニトリルの単独又は共
    重合体から選択された少なくとも1種の熱可塑性樹脂で
    形成されている請求項1記載のプラスチック−ゴム複合
    物品。
  7. 【請求項7】 加硫ゴム部が、天然ゴム(NR)、ニト
    リルゴム(NBR)、スチレン−ブタジエンゴム(SB
    R)、エチレン−プロピレンゴム(EPR)、エチレン
    −プロピレン−ジエンゴム(EPDM)、クロロプレン
    ゴム(CR)、及びブチルゴム(IIR)から選択され
    た少なくとも1種のゴムで形成されている請求項1記載
    のプラスチック−ゴム複合物品。
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